JP5456015B2 - 2次元コードを用いて出力を制御可能な装置、その制御方法、プログラム。 - Google Patents
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Description
本発明は、原稿に付加された2次元コードを用いて当該原稿を読み取って得られた画像データの出力を制御可能な装置、その制御方法、プログラムに関するものである。
近年、MFP(Multi Function Printer)の普及に伴い、原稿の不正複写問題が増大している。また、MFPでは、複写以外にもBOX保存や、E−mailやFAX送信など様々な出力機能が備わっている。そのため、このような様々な形の出力を制御する情報を含んだ2次元コードを原稿に付加することによって原稿の不正出力に対応する方法が提案されている。なお、原稿の出力を制御する情報(以下、「出力制御情報」と呼ぶ。)は、複写等の出力が禁止されていることを示す「出力禁止情報」の他、複写等の出力が許可されていることを示す「出力許可情報」である場合もある。本明細書では、2次元コードのうち、QRコードのように用紙の縁部分など原稿内の記載内容と重ならないように用紙の一部分に付加される2次元コードを「部分コード」と呼ぶ。また、LVBCのように、用紙の全面に付加され、原稿内の記載内容と一部重なる形で付加される2次元コード(ただし、用紙の縁部分まで付加される必要はない)を「全体コード」と呼ぶ。なお、LVBCとは、Low Visibility Bar Codeの略であり、低可視バーコードとも呼ばれる。
上記のような2次元コードを利用して不正複写問題に対応可能なMFPの動作モードには、通常モードとセキュアモードとが用意されている。ここで、通常モードとは、出力禁止情報を含む2次元コードが原稿に付加されている場合にのみ、当該原稿の複写等を禁止する動作モードである。セキュアモードとは、出力禁止情報を含む2次元コードが原稿に付加されている場合だけでなく、2次元コードが原稿に付加されていない場合にも、当該原稿の複写等を禁止する動作モードである。
上述のセキュアモードでは、出力許可情報を含む2次元コードが原稿に付加されている場合にのみ当該原稿の複写を許可するので、ほとんどの原稿の複写ができなくなってしまうという問題がある。このようなセキュアモードの設定をいつなんどきも可能としてしまうと、いたずらや人為的なミスで不適切にセキュアモードが設定されてしまい、その結果、必要な原稿の複写等が制限され、オフィス内が機能不全に陥りかねない。利便性を大きく損なうという負の側面があるセキュアモードの設定は、限られた状況でのみ可能とすべきといえる。
一方で、上述の部分コードでは、隠したり切り取ったりされやすいという問題がある。部分コードを検出する設定がなされている場合において、出力禁止情報を含む部分コードの存在する箇所を隠したり切り取ったりすることで、複写等が禁止されている原稿を複写してしまおうと考える不心得者の行為を防止するにはセキュアモードは有効である。
本発明に係る装置は、原稿を読み取って得られた原稿画像データの出力を当該原稿に付加された2次元コードを用いて制御する装置であって、前記制御に利用する2次元コードを設定する出力制御設定において、出力制御情報を符号化した画像が原稿の一部分に付加される部分コードを検出する部分コード検出設定と、出力制御情報を符号化した画像が原稿の略全面に付加される全体コードを検出する全体コード検出設定の、いずれが設定されているかを判定する判定手段と、部分コード検出設定がなされていると判定された場合には、前記出力制御情報が出力を許可する情報である場合にのみ前記原稿画像データを出力するセキュアモードの設定を可能とし、全体コード検出設定がなされていると判定した場合には、当該セキュアモードの設定を不可能とする制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、原稿の複写等の制御に2次元コードを利用する場合であっても、利便性を確保しつつMFP等を運用することが可能となる。
[実施例1]
実施例1では、部分コードと全体コードの両方が利用可能な、原稿を読み取って画像データを出力する装置において、部分コードの場合のみセキュアモードを対応させる態様について説明する。
実施例1では、部分コードと全体コードの両方が利用可能な、原稿を読み取って画像データを出力する装置において、部分コードの場合のみセキュアモードを対応させる態様について説明する。
図1の(a)及び(b)は、2次元コードが付加された原稿の一例を示す図であり、(a)はQRコード、(b)はLVBCを付加した場合の原稿を示している。
上述のとおり、LVBCのような全体コードでは紙等の記録媒体の略全面に所定の符号化された画像(大小のドットで構成されるドットパターン)が付加される(図1の(b)参照)。そのため、所定の符号化された画像が記録媒体の一部分にのみ付加されるQRコードの場合のように、指隠しや切り取りによる不正複写を行うことは困難である。そのため、本実施例では利便性を優先し、LVBCのような全体コードについてはセキュアモードの設定をできないようにする。
なお、本明細書において「原稿」は、紙等の記録媒体に文字や写真の他、上記2次元コードを含む図形等が印刷された印刷物を指すものとする。
まず、本実施例の基本となる技術事項について説明する。
(2次元コードについて)
2次元コードは、部分コードと全体コードに大別される。本実施例では、部分コードとしてQRコード、全体コードとしてLVBCを用いた場合について説明するが、このことは本発明の適用範囲をQRコードとLVBCに限定する主旨でないことは言うまでもない。
2次元コードは、部分コードと全体コードに大別される。本実施例では、部分コードとしてQRコード、全体コードとしてLVBCを用いた場合について説明するが、このことは本発明の適用範囲をQRコードとLVBCに限定する主旨でないことは言うまでもない。
(MFPの動作モードについて)
MFPにおける出力制御のための動作モードとしては、上述のとおり通常モードとセキュアモードの2種類の動作モードがある。
MFPにおける出力制御のための動作モードとしては、上述のとおり通常モードとセキュアモードの2種類の動作モードがある。
通常モードでは、原稿に出力禁止情報を含む2次元コードが付加されている場合にのみ複写等の出力が禁止される。つまり、通常モードは、原稿に出力許可の2次元コードが付加されている場合や、原稿に2次元コード自体が付加されていない場合に、当該原稿の複写等が実行される動作モードである。
一方、セキュアモードでは、原稿に出力禁止情報を含む2次元コードが付加されている場合だけでなく、原稿に2次元コード自体が付加されていない場合にも当該原稿の複写等が禁止される。つまり、セキュアモードは、原稿に出力許可の2次元コードが付加されている場合にのみ原稿の複写等の出力が実行される動作モードである。
いずれの動作モードにおいても、原稿に2次元コードが付加されている場合には出力制御情報に従って出力が制御される。つまり、出力許可情報を含む2次元コードが付加されている場合は複写等が実行され、出力禁止情報を含む2次元コードが付加されている場合は複写等が実行されずに例えばエラー画面が表示されることになる。
(2次元コード付き原稿の作成について)
出力制御情報を含む2次元コードが付加された原稿は、以下のようにして作成される。
1)出力制御情報を符号化して、埋め込み情報を得る。
2)埋め込み情報を画像化して、2次元コード(画像データ)を生成する。
3)2次元コードと原稿画像(画像データ)とを合成する。
4)2次元コードの合成された原稿画像データを用いて印刷する。
出力制御情報を含む2次元コードが付加された原稿は、以下のようにして作成される。
1)出力制御情報を符号化して、埋め込み情報を得る。
2)埋め込み情報を画像化して、2次元コード(画像データ)を生成する。
3)2次元コードと原稿画像(画像データ)とを合成する。
4)2次元コードの合成された原稿画像データを用いて印刷する。
(2次元コード付き原稿からの出力制御情報の抽出について)
2次元コードが付加された原稿からの出力制御情報の抽出は、以下のようにしてなされる。
1)原稿台の上、または、ADF(Auto Document Feeder)に置かれた原稿を読み取り、原稿画像データを生成する。
2)生成された原稿画像データ内に2次元コードが存在するかどうかを確認する(この確認を、以下、「検出」と呼ぶ。)。なお、MFPで原稿を読み込んだ際に、得られた原稿画像データからQRコードを検出する設定をQR検出モード、LVBCを検出する設定をLVBC検出モードと呼ぶ。なお、QRコードやLVBCの検出処理の詳細については、本発明の要旨ではないため説明は省略する。
3)検出処理によって見つけ出された2次元コードをデコードして、出力制御情報を得る(このデコードによって2次元コードから出力制御情報を取り出すことを、以下、「抽出」と呼ぶ。)。
2次元コードが付加された原稿からの出力制御情報の抽出は、以下のようにしてなされる。
1)原稿台の上、または、ADF(Auto Document Feeder)に置かれた原稿を読み取り、原稿画像データを生成する。
2)生成された原稿画像データ内に2次元コードが存在するかどうかを確認する(この確認を、以下、「検出」と呼ぶ。)。なお、MFPで原稿を読み込んだ際に、得られた原稿画像データからQRコードを検出する設定をQR検出モード、LVBCを検出する設定をLVBC検出モードと呼ぶ。なお、QRコードやLVBCの検出処理の詳細については、本発明の要旨ではないため説明は省略する。
3)検出処理によって見つけ出された2次元コードをデコードして、出力制御情報を得る(このデコードによって2次元コードから出力制御情報を取り出すことを、以下、「抽出」と呼ぶ。)。
(2次元コードの付加設定について)
複写等の出力原稿に出力制御情報を含む2次元コードを付加する際の条件設定には、1)強制[許可]、2)強制[禁止]、3)強制[ユーザセレクト]、4)ユーザセレクトの4種類がある。
複写等の出力原稿に出力制御情報を含む2次元コードを付加する際の条件設定には、1)強制[許可]、2)強制[禁止]、3)強制[ユーザセレクト]、4)ユーザセレクトの4種類がある。
強制[許可]は、出力される原稿画像データに対して2次元コードが必ず付加されるモードであって、かつ、その出力制御情報の内容が出力許可に限定されるモードである。
強制[禁止]は、出力される原稿画像データに対して2次元コードが必ず付加されるモードであって、かつ、その出力制御情報の内容が出力禁止に限定されるモードである。
強制[ユーザセレクト]は、出力される原稿画像データに対して2次元コードが必ず付加されるモードであるが、その出力制御情報の内容はユーザが選択可能なモードである。
ユーザセレクトは、出力される原稿画像データに対して2次元コードを付加するかどうか、付加する場合にその出力制御情報の内容を出力許可にするのか出力禁止にするのかについて、ユーザが選択可能なモードである。
(各種モードの設定について)
2次元コードに関する各種の設定、変更、解除は、一般ユーザやゲストユーザには認められず、管理者のみがすることができる。このように、管理者のみに設定等が許されている設定項目を、以下、「管理者設定」と呼ぶ。
2次元コードに関する各種の設定、変更、解除は、一般ユーザやゲストユーザには認められず、管理者のみがすることができる。このように、管理者のみに設定等が許されている設定項目を、以下、「管理者設定」と呼ぶ。
図2は、本実施例に係る装置としてのMFP200の構成を示すブロック図である。
CPU201は、MFP200を統括的に制御するプロセッサであって、内部バス208を介して接続された各部を制御するものである。また、CPU201は2次元コードのエンコード、デコードなども行う。
CPU201は、MFP200を統括的に制御するプロセッサであって、内部バス208を介して接続された各部を制御するものである。また、CPU201は2次元コードのエンコード、デコードなども行う。
表示部202は、タッチパネルなどの画像表示装置で構成され、画面上に各種情報の表示を行うと共に、複写指示などのユーザからの各種操作を受け付ける。管理者による各種の設定操作も表示部202のタッチパネルを介して行われる。
スキャナ部203は、不図示の原稿台などに置かれた原稿を読み取って(スキャンして)当該原稿の画像データを取得する機能を有する。
プリンタ部204は、原稿画像データに基づいて紙等の記録媒体上に画像を印刷出力する機能を有する。
メモリ205は、CPU201がMFP200を制御するために実行する各種命令(アプリケーションプログラム含む)を記憶するROMと、その各種命令の展開やその他データの一時記憶を行うRAMで構成される。
HDD206は、スキャナ部203でスキャンされた原稿画像データや各種設定値等のデータを保存する大容量記憶部である。
ネットワークインターフェース207は、CPU201に従いネットワークを介して各種データ等の送受信を行う。
その他、図2では特に図示していないが、MFP200は、複写以外の出力機能(例えば、BOX保存、FAX、メール等の機能)も有している。
図3は、本実施例に係るMFP200の電源ON時に実行される管理者設定に関する初期設定処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、HDD206からRAMに読み込まれたプログラムをCPU201が実行することによって実現される。
ステップ301において、CPU201は、所定の起動処理を実行しMFP200のシステムを正常に起動させる。
ステップ302において、CPU201は、2次元コードを利用する設定になっているかどうかを判定する。具体的には、HDD206に記憶されている「2次元コード利用設定」の内容を読み出し、利用する(ON)に設定されているのか、利用しない(OFF)に設定されているのかを判定する。図4の(a)及び(b)は、2次元コードの利用/非利用を指定するための設定画面の一例である。このような設定画面を介して以前に指定された内容(直近のMFP使用時に用いられた設定内容)がHDD206に記憶されており、ここではその記憶されている情報に基づいて判定処理がなされる。なお、図4の(a)は、“OFF”が選択された状態(“OFF”の部分がハイライト表示)を示しており、同(b)は、“ON”が選択された状態(“ON”の部分がハイライト表示され、かつ、詳細設定を行うための“次へ”ボタンが表示)を示している。そして、判定の結果、2次元コード利用設定の内容がOFFであれば本処理を抜ける。この場合、原稿の読み取り時に2次元コードの検出・抽出は行われず、出力原稿に対する2次元コードの付加も行われない。一方、2次元コード利用設定がONであれば、ステップ303に進む。
ステップ303において、CPU201は、利用する2次元コードとして、QRコードが設定されているのか、LVBCが設定されているのかを判定する。具体的には、HDD206に記憶されている「2次元コード利用時の詳細設定」における「検出コード設定」の内容を読み出し、設定内容がQRコードの検出(部分コード検出設定)なのか、それともLVBCの検出(全体コード検出設定)なのかを判定する。図4の(c)及び(d)は、いずれも2次元コード利用時の詳細設定を行うための設定画面の一例である。これらの設定画面で以前に指定された内容(直近のMFP使用時に用いられた設定内容)がHDD206に記憶されており、ここではその記憶された情報に基づいて判定処理がなされる。なお、図4の(c)では検出コード設定の“QR”の部分がハイライト表示されており、図4の(d)では検出コード設定の“LVBC”の部分がハイライト表示されている。これは、図4の(c)ではQRコードが選択されており、図4の(d)ではLVBCが選択されていることを示している。判定の結果、検出対象の2次元コードとしてQRコードが設定されていればステップ304に進み、LVBCが設定されていればステップ306に進む。
ステップ304において、CPU201は、「2次元コード利用時の詳細設定」における「出力制御設定」を、通常モードとセキュアモードのいずれも指定できる状態にする。出力制御設定について、図4の(c)では通常モードとセキュアモードの両方のボタンが実線で表示されているが、図4の(d)では通常モードのボタンのみが実線で表示されセキュアモードのボタンは破線で表示されている。前者が通常モードとセキュアモードのいずれも指定できる状態であり、後者がセキュアモードを選択不可能な状態である。なお、セキュアモードの選択不可能な状態を示すものとして、破線表示に代えて当該ボタン自体の表示を消してしまってもよい。
ステップ305において、CPU201は、「出力制御設定」に適用するモードを、所定のモードに設定する。例えば、直近のMFP使用時に用いられていたモードや、デフォルトのモードとして予め指定されたモード等に設定する。なお、デフォルトの指定は、例えば出力制御設定の各項目にチェックボックスを設けてチェックを入れるようにするなどすればよい。
ステップ306において、CPU201は、「2次元コード利用時の詳細設定」の「出力制御設定」において、通常モードのみを選択可能な状態(セキュアモードを選択不可能な状態)に設定する。
ステップ307において、CPU201は、「出力制御設定」に適用するモードを通常モードに設定する。
ステップ308において、CPU201は、「2次元コード付加設定」における選択候補を、出力制御設定で設定されたモードに応じて決定する。図5の(a)〜(c)は、いずれも2次元コード付加設定画面の一例を示している。
例えば、ステップ305で出力制御設定が通常モードに設定された場合には、図5の(a)に示すように上述の1)強制[許可]、2)強制[禁止]、3)強制[ユーザセレクト]、4)ユーザセレクトの4種類すべての条件を選択可能な状態に設定する。また、ステップ305で出力制御設定がセキュアモードに設定された場合には、図5の(b)に示すように4)のユーザセレクトを選択できない状態に設定する。このように設定する理由は、セキュアモードでは原稿にQRコードが付加されていないと複写等の出力が一切できなくってしまうため、QRコードの付け忘れが生じないようにするためである。
一方、ステップ307で出力制御設定が通常モードに設定された場合には、図5の(c)に示すように3)の強制[ユーザセレクト]を選択できない状態に設定する。
なお、出力制御設定の場合同様、選択不可能な状態を示すものとして、破線表示に代えて当該ボタン自体の表示を消してしまってもよい。
ステップ309において、CPU201は、「2次元コード付加設定」に適用する内容を、所定の内容に設定する。例えば、直近のMFP使用時に用いられていた設定内容や、デフォルトの設定内容として予め指定された内容等に設定する。なお、デフォルトの指定は、例えば2次元コード付加設定の各項目にチェックボックスを設けてチェックを入れるようにするなどすればよい。
以上のようにして、管理者設定の初期設定処理がMFP200の電源ON時に毎回なされる。
その後、管理者は必要に応じて、2次元コードの利用/非利用の変更や2次元コード利用時の詳細設定の変更などを行い得る。例えば、2次元コード利用設定をONからOFFに変更したいとき、管理者は、上述の初期設定処理の終了後に表示部202に図4の設定画面を呼び出して、当該設定画面にて“OFF”のボタンを押下し、続けて“OK”のボタンを押下する。その際、管理者であることを確認するためのパスワード等による認証処理も必要に応じ実行される。
上述のとおり初期設定処理がなされ、たとえ管理者であっても、利用する2次元コードとしてLVBCを選択している限りは、「出力制御設定」において“セキュアモード”を選択することはできない。例えば、上述の初期設定処理後に管理者が、2次元コード利用時の詳細設定画面において検出コード設定の内容をQRコードからLVBCに変更した場合には、それに応じて出力制御設定における選択候補も図4の(d)のように切り替わる。同様に、たとえ管理者であっても、利用する2次元コードとしてQRコードを選択し、かつセキュアモードを選択している限りは、「2次元コード付加設定」において“ユーザセレクト”を選択することはできないようになる。
図6は、本実施例に係るMFP200で原稿を複写する場合の流れを示すフローチャートである。本処理は、HDD206からRAMに読み込まれたプログラムをCPU201が実行することによって実現される。なお、以下では複写の場合の説明を行うが、BOX保存等のその他の出力形態にも同様に当て嵌まることは言うまでもない。
ユーザからの複写要求操作を受け付けると、スキャナ部203によって複写対象の原稿がスキャンされ、原稿画像データが生成される(ステップ601)。
続いて、2次元コードを利用する設定になっているかどうかが、HDD内に記憶された情報を参照して判定される(ステップ602)。2次元コードを利用する設定である場合には、検出コード設定の設定内容に応じてQRコード或いはLVBCの検出処理が実行される(ステップ602でYes、ステップ603〜ステップ605)。一方、2次元コードを利用しない設定である場合には、スキャンによって得られた原稿画像データを用いて直ちに印刷処理が実行される(ステップ602でNo、ステップ617)。
<部分コード検出設定の場合>
検出コード設定でQRコードが指定されている場合、検出処理によってQRコードの存在が確認されれば埋め込み情報の抽出処理に移行する(ステップ606でYes、ステップ607)。一方、QRコードの存在が確認できなければ出力制御設定で設定されたモードの確認に移行する(ステップ606でNo、ステップ609)。ステップ609にて、通常モードであれば2次元コード付加処理に移行し(ステップ616)、セキュアモードであれば出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ615)。なお、2次元コード付加処理の詳細については後述する。
検出コード設定でQRコードが指定されている場合、検出処理によってQRコードの存在が確認されれば埋め込み情報の抽出処理に移行する(ステップ606でYes、ステップ607)。一方、QRコードの存在が確認できなければ出力制御設定で設定されたモードの確認に移行する(ステップ606でNo、ステップ609)。ステップ609にて、通常モードであれば2次元コード付加処理に移行し(ステップ616)、セキュアモードであれば出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ615)。なお、2次元コード付加処理の詳細については後述する。
ステップ607の埋め込み情報抽出処理で抽出に成功した場合(ステップ608でYes)、当該抽出された埋め込み情報が出力許可情報であれば2次元コード付加処理に移行する(ステップ610、ステップ616)。QRコードの場合は、後述のLVBCの場合と異なり、QRコードの周囲領域を含む矩形領域ごと更新する等の方法により新規のQRコードを問題なく付加することが可能なため、2次元コード付加処理が実行される。一方、抽出された埋め込み情報が出力禁止情報であれば出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ610、ステップ615)。
ステップ607の埋め込み情報抽出処理において抽出に失敗した場合は、結果的にQRコードが付加されていないものと判断し、出力制御設定のモード確認に移行する(ステップ608でNo、ステップ609)。ステップ609にて、通常モードであれば2次元コード付加処理に移行し(ステップ616)、セキュアモードであれば出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ615)。
<全体コード検出設定の場合>
他方、検出コード設定でLVBCが指定されている場合は、LVBCの検出処理を行い(ステップ605)、LVBCの存在が確認されれば埋め込み情報の抽出処理に移行する(ステップ611でYes、ステップ612)。一方、LVBCの存在が確認できない場合、出力制御設定のモードの判定を行うことなく、2次元コード付加処理に移行する(ステップ611でNo、ステップ616)。
他方、検出コード設定でLVBCが指定されている場合は、LVBCの検出処理を行い(ステップ605)、LVBCの存在が確認されれば埋め込み情報の抽出処理に移行する(ステップ611でYes、ステップ612)。一方、LVBCの存在が確認できない場合、出力制御設定のモードの判定を行うことなく、2次元コード付加処理に移行する(ステップ611でNo、ステップ616)。
ステップ612の埋め込み情報抽出処理において抽出に成功した場合は(ステップ613でYes)、当該抽出された埋め込み情報が出力許可情報であれば出力処理が実行される(ステップ614、ステップ617)。ここで、2次元コード付加処理を行うことなく出力処理を実行するのは、既存のLVBCの上に新たなLVBCが重畳され符合画像としての機能が損なわれてしまうのを防ぐためである。一方、出力禁止情報であれば印刷できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ614、ステップ615)。
ステップ612の埋め込み情報抽出処理において抽出に失敗した場合は、結果的にLVBCが付加されていないものと判断し、2次元コード付加処理に移行する(ステップ613でNo、ステップ616)。
図7は、上述のステップ616における2次元コード付加処理の詳細を示すフローチャートである。
<検出コード設定でQRコードが指定されている場合>
検出コードがQRコードの場合、すなわち利用するコードとしてQRコードが指定されている場合には、まず、2次元コード付加設定の内容が、3)強制[ユーザセレクト]であるかどうかが判定される(ステップ701、ステップ702)。3)強制[ユーザセレクト]が設定されていると判定された場合は、表示部202に出力制御情報選択画面(不図示)を表示し、ユーザに対して出力制御情報の内容(出力禁止或いは出力許可)の選択を促す(ステップ703)。そして、ユーザの選択に従い、出力制御情報の内容が決定される(ステップ704)。
検出コードがQRコードの場合、すなわち利用するコードとしてQRコードが指定されている場合には、まず、2次元コード付加設定の内容が、3)強制[ユーザセレクト]であるかどうかが判定される(ステップ701、ステップ702)。3)強制[ユーザセレクト]が設定されていると判定された場合は、表示部202に出力制御情報選択画面(不図示)を表示し、ユーザに対して出力制御情報の内容(出力禁止或いは出力許可)の選択を促す(ステップ703)。そして、ユーザの選択に従い、出力制御情報の内容が決定される(ステップ704)。
ステップ702で2次元コード付加設定の内容が、3)強制[ユーザセレクト]ではないと判定された場合は、次に、1)強制[許可]であるかどうかが判定される(ステップ705)。判定の結果、1)強制[許可]であれば、出力制御情報の内容が出力許可情報に決定される(ステップ706)。
ステップ705で2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]ではないと判定された場合は、次に、2)強制[禁止]であるかどうかが判定される(ステップ707)。判定の結果、2)強制[禁止]であれば出力制御情報の内容が出力禁止情報に決定される(ステップ708)。ちなみに、セキュアモードに設定されている場合には、この段階で2)強制[禁止]であることが判明するので、セキュアモードの下では必ずステップ708に進むことになる。
ステップ707で2次元コード付加設定の内容が、2)強制[禁止]ではないと判定された場合(通常モードの下で4)ユーザセレクトが選択されていた場合)は、表示部202に不図示の2次元コード付加選択画面を表示する(ステップ709)。これにより、ユーザに対して出力原稿に2次元コードを付加するかどうかの選択を促す。ユーザが2次元コードを付加しないことを選択すれば(ステップ710でNo)そのまま本処理を抜ける。一方、ユーザが2次元コードの付加を選択すれば(ステップ710でYes)、次に、表示部202に出力制御情報選択画面(不図示)を表示し、ユーザに対して出力制御情報の内容(出力禁止或いは出力許可)の選択を促す(ステップ703)。そして、ユーザの選択に従い、出力制御情報の内容が決定される(ステップ704)。
出力制御情報の内容が決定すると、その内容で符号化されて2次元コードが生成され(ステップ711)、生成された2次元コードが原稿画像データに合成される(ステップ712)。
<検出コード設定でLVBCが指定されている場合>
検出コードがLVBCの場合、すなわち利用するコードとしてLVBCが指定されている場合には、まず、2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]であるかどうかが判定される(ステップ705)。判定の結果、2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]であれば出力制御情報の内容が出力許可情報に決定される(ステップ706)。
検出コードがLVBCの場合、すなわち利用するコードとしてLVBCが指定されている場合には、まず、2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]であるかどうかが判定される(ステップ705)。判定の結果、2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]であれば出力制御情報の内容が出力許可情報に決定される(ステップ706)。
ステップ705で2次元コード付加設定の内容が、1)強制[許可]ではないと判定された場合は、次に、2)強制[禁止]であるかどうかが判定される(ステップ707)。判定の結果、2)強制[禁止]であれば出力制御情報の内容が出力禁止情報に決定される(ステップ708)。
ステップ707で2次元コード付加設定の内容が、2)強制[禁止]ではない、すなわち、4)ユーザセレクトであると判定された場合は、表示部202に2次元コード付加選択画面(不図示)を表示する(ステップ709)。これにより、ユーザに対して出力原稿に2次元コードを付加するかどうかの選択を促す。ユーザが2次元コードを付加しないことを選択すれば(ステップ710でNo)、そのまま本処理を抜ける。一方、ユーザが2次元コードの付加を選択すれば(ステップ710でYes)、次に、表示部202に出力制御情報選択画面(不図示)を表示し、ユーザに対して出力制御情報の内容(出力禁止或いは出力許可)の選択を促す(ステップ703)。そして、ユーザの選択に従い、出力制御情報の内容が決定される(ステップ704)。
出力制御情報の内容が決定すると、その内容で符号化されて2次元コードが生成され(ステップ711)、生成された2次元コードが原稿画像データに合成される(ステップ712)。
以上のとおり、本実施例に係る装置によれば、原稿の複写等の制御に用いる2次元コードとして、QRコードのような部分コードを利用する場合のみセキュアモードを使用可能にする。そして、LVBCのような全体コードを利用する場合には、セキュアモードでの使用ができないようにする。これにより、原稿の複写等の制御に2次元コードを利用する場合であっても、利便性をそこなわずにMFP等を運用することが可能となる。
[実施例2]
実施例1では原稿の複写等の出力を制御する2次元コードとしてQRコードのような部分コードを利用する場合のみセキュアモードを使用可能にする態様について説明した。そして、実施例1ではセキュアモードの下でQRコードの付け忘れが生じないように、セキュアモードでは2次元コード付加設定においてQRコードの付加が強制されるモードしか選択できないようにしていた。
実施例1では原稿の複写等の出力を制御する2次元コードとしてQRコードのような部分コードを利用する場合のみセキュアモードを使用可能にする態様について説明した。そして、実施例1ではセキュアモードの下でQRコードの付け忘れが生じないように、セキュアモードでは2次元コード付加設定においてQRコードの付加が強制されるモードしか選択できないようにしていた。
次に、部分コードかつ通常モードの下で4)ユーザセレクトが設定されていた状況で、通常モードからセキュアモードに変更された場合に、2次元コード付加設定の内容を部分コードの付加が強制される内容に自動変更する態様について実施例2として説明する。
このように2次元コード付加設定の内容を上記のように自動で変更する理由は、ユーザセレクトのままにした場合、ユーザが“付加する”を選択しない限りはセキュアモードでは複写等ができないことから、QRコード等の付け忘れを未然に防ぐためである。
図8は、本実施例に係る2次元コード付加設定の自動変更処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、HDD206からRAMに読み込まれたプログラムをCPU201が実行することによって実現される。
管理者による設定変更の操作が完了すると、ステップ801において、CPU201は、HDD206の各種設定値が格納されている領域を参照し、検出コード設定の内容を確認する。QRモードが選択されていればステップ802に進む。一方、LVBCモードが選択されていれば本処理を抜ける。
ステップ802において、CPU201は、2次元コード付加設定の内容を確認する。4)ユーザセレクトが選択されていれば、ステップ803に進む。一方、付加が強制されるいずれかの内容が選択されていれば本処理を抜ける。
ステップ803において、CPU201は、出力制御設定の内容を確認する。通常モードからセキュアモードに変更されていればステップ804に進む。一方、通常モードのままであれば、本処理を抜ける。
ステップ804において、CPU201は、2次元コード付加設定の内容を、4)ユーザセレクトから、3)強制[ユーザセレクト]へ変更する。なお、本実施例では、3)強制[ユーザセレクト]に変更しているが、QRコードの付け忘れを防ぐことが目的なので、1)強制[許可]や2)強制[禁止]に変更してもよい。
ステップ805において、CPU201は、出力制御設定の内容が、3)強制[ユーザセレクト]に変更された事実を示すメッセージを表示部202に表示して、ユーザに通知する。図9は、表示部202に表示されるメッセージの一例を示している。なお、表示部202へのメッセージ表示に代えて、予め登録してある管理者のメールアドレスに上記メッセージを自動送信する等により、ユーザへの通知を行ってもよい。
以上のように本実施例によれば、管理者が通常モードからセキュアモードに設定変更した場合には2次元コードの付加が強制される内容に自動で設定変更されるので、ユーザによる2次元コードの付け忘れを防止することができる。
[実施例3]
実施例1及び2では、出力の制御に利用する2次元コードが部分コードか全体コードかのいずれかであることを前提としていた。次に、部分コードと全体コードのいずれも対応可能な態様について、実施例3として説明する。
実施例1及び2では、出力の制御に利用する2次元コードが部分コードか全体コードかのいずれかであることを前提としていた。次に、部分コードと全体コードのいずれも対応可能な態様について、実施例3として説明する。
本実施例においては、検出コード設定において、QRコード、LVBCの他に第三の選択肢として、QRコードとLVBCの双方を検出コードとして選択することを可能にする。図10は、本実施例に係る2次元コード利用時の詳細設定画面の一例であり、同画面の検出コード設定における「QR・LVBC」ボタンが、QRコードとLVBCの双方を検出コードとして選択する際のボタンを示している。
本実施例では、ユーザが上記第三の選択肢を選んだ場合においてより柔軟な運用を可能にするべく、セキュアモードをさらに細かく設定できるようにしている。具体的には、検出コードとしてQRコードとLVBCの双方が指定された場合には、セキュアモードに種類を持たせ、「QR&LVBCモード」と「QR or LVBCモード」のいずれかを選択可能にする。ここで、「QR&LVBCモード」は、スキャンで得られた原稿画像データからQRコードとLVBCの両方が検出できれば出力制御情報にしたがって出力を実行するが、両方が検出できなければ出力を禁止するモードである。「QR or LVBCモード」は、スキャンされた原稿画像データからQRコードとLVBCの何れか一方が検出できれば出力制御情報にしたがって出力を実行するが、どちらも検出できなければ出力を禁止するモードである。なお、本実施例では、QRコードとLVBCとで付加された出力制御情報の内容が矛盾する場合、LVBCの出力制御情報が優先するものとしているが、いずれを優先するかは使用環境に応じて任意に決定すればよい。
図11は、図10で「QR・LVBC」ボタンが押下された場合に表示部202に表示される「セキュアモード詳細設定画面」の一例である。
ユーザは、図10の「2次元コード利用時の詳細設定画面」で「QR・LVBC」ボタンを押下した場合に、続けて、図11の「セキュアモード詳細設定画面」を介してセキュアモードの内容を設定することになる。
電源ON時に実行される管理者設定に関する初期設定処理については、実施例1に準じるので詳しい説明は省略し、以下、本実施例に係るMFP200において原稿を複写する場合の流れを説明することとする。
図12は、本実施例に係るMFP200において原稿を複写する場合の流れを示すフローチャートである。本処理は、HDD206からRAMに読み込まれたプログラムをCPU201が実行することによって実現される。ここでは複写についての説明を行うが、BOX保存等のその他の出力形態にも同様に当て嵌まることは言うまでもない。なお、既に述べた実施例1と共通する部分については説明を簡略化ないしは省略し、差異点を中心に説明することとする。
ユーザからの複写要求操作を受け付けると、スキャナ部203によって複写対象の原稿がスキャンされ、原稿画像データが生成される(ステップ1201)。
続いて、2次元コードを利用する設定になっているかどうかが、HDD内に記憶された情報を参照して判定される(ステップ1202)。2次元コードを利用する設定である場合には、検出コード設定の設定内容に応じてQRコード及び/又はLVBCの検出処理が実行される(ステップ1202でYes、ステップ1203〜ステップ1205等)。一方、2次元コードを利用しない設定である場合には、スキャンによって得られた原稿画像データを用いて直ちに印刷処理が実行される(ステップ1202でNo、ステップ1224)。
<検出コード設定でQRコードが指定されている場合>
実施例1に係る図6のフローチャートのステップ604に進む。ステップ604以降の各処理については実施例1で説明したとおりである。
実施例1に係る図6のフローチャートのステップ604に進む。ステップ604以降の各処理については実施例1で説明したとおりである。
<検出コード設定でLVBCが指定されている場合>
実施例1に係る図6のフローチャートのステップ605に進む。ステップ605以降の各処理については実施例1で説明したとおりである。
実施例1に係る図6のフローチャートのステップ605に進む。ステップ605以降の各処理については実施例1で説明したとおりである。
<検出コード設定でQRコードとLVBCの双方が指定されている場合>
まず、出力制御設定がセキュアモードであるのか通常モードであるのかが判定される(ステップ1204)。セキュアモードであればステップ1205に進み、通常モードであれば処理Aに進む。なお、通常モードの場合の処理Aについては、別フローチャートを用いて説明する。
まず、出力制御設定がセキュアモードであるのか通常モードであるのかが判定される(ステップ1204)。セキュアモードであればステップ1205に進み、通常モードであれば処理Aに進む。なお、通常モードの場合の処理Aについては、別フローチャートを用いて説明する。
まず、セキュアモードの場合について説明する。
(QR&LVBCモードに設定されている場合:ステップ1205でYes)
この場合、QRコードとLVBCの両方についての検出処理及び抽出処理が実行された後(ステップ1206)、QRコードから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1207)。QRコードから埋め込み情報が抽出できなかった場合には、出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ1210)。
この場合、QRコードとLVBCの両方についての検出処理及び抽出処理が実行された後(ステップ1206)、QRコードから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1207)。QRコードから埋め込み情報が抽出できなかった場合には、出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ1210)。
一方、QRコードから埋め込み情報が抽出でき場合には、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1208)。LVBCからの埋め込み情報の抽出に成功した場合(ステップ1208でYes)、当該抽出された埋め込み情報が出力許可情報であれば2次元コード付加処理に移行し(ステップ1211)、その後出力処理がなされる(ステップ1212)。一方、抽出された埋め込み情報が出力禁止情報であれば出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ1210)。
(QR or LVBCモードに設定されている場合:ステップ1205でNo)
この場合、QRコードとLVBCの両方についての検出処理及び抽出処理が実行された後(ステップ1214)、QRコードから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1215)。QRコードから埋め込み情報が抽出できた場合は、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定され(ステップ1216)、LVBCから埋め込み情報が抽出できた場合はLVBCの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1218〜ステップ1221)。一方、LVBCから埋め込み情報が抽出できなかった場合はQRコードの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1217、ステップ1219〜ステップ1221)。
この場合、QRコードとLVBCの両方についての検出処理及び抽出処理が実行された後(ステップ1214)、QRコードから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1215)。QRコードから埋め込み情報が抽出できた場合は、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定され(ステップ1216)、LVBCから埋め込み情報が抽出できた場合はLVBCの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1218〜ステップ1221)。一方、LVBCから埋め込み情報が抽出できなかった場合はQRコードの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1217、ステップ1219〜ステップ1221)。
一方、ステップ1215でQRコードから埋め込み情報が抽出できなかったと判定された場合は、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1222)。そして、LVBCから埋め込み情報が抽出できた場合は(ステップ1222でYes)、LVBCの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1223、ステップ1219〜ステップ1221)。一方、LVBCからも埋め込み情報が抽出できなかった場合には(ステップ1222でNo)、出力できない旨のメッセージが表示部202に表示される(ステップ1220)。
次に、通常モードの場合について説明する。
図13は、通常モードの場合の処理Aの流れを示すフローチャートである。
この場合、QRコードとLVBCの両方についての検出処理及び抽出処理が実行された後(ステップ1301)、QRコードから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1302)。QRコードから埋め込み情報が抽出できた場合は、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定され(ステップ1303)、LVBCから埋め込み情報が抽出できた場合はLVBCの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1304〜ステップ1307)。一方、LVBCから埋め込み情報が抽出できなかった場合はQRコードの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1308、ステップ1305〜ステップ1307)。
一方、ステップ1302でQRコードから埋め込み情報が抽出できなかったと判定された場合は、次に、LVBCから埋め込み情報が抽出できたかどうか判定される(ステップ1309)。そして、LVBCから埋め込み情報が抽出できた場合は(ステップ1309でYes)、LVBCの埋め込み情報に従って処理される(ステップ1310、ステップ1305〜ステップ1307)。一方、LVBCからも埋め込み情報が抽出できなかった場合には(ステップ1309でNo)、2次元コード付加処理に移行し(ステップ1306)、その後出力処理がなされる(ステップ1307)。
以上のとおり、本実施例によれば、QR・LVBC検出モードに関してはセキュアモードに更に「QR&LVBCモード」と「QR or LVBCモード」という選択肢を持たせることによってMFPの運用形態にあわせたより柔軟な運用が可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (8)
- 原稿を読み取って得られた原稿画像データの出力を当該原稿に付加された2次元コードを用いて制御する装置であって、
前記制御に利用する2次元コードを設定する出力制御設定において、出力制御情報を符号化した画像が原稿の一部分に付加される部分コードを検出する部分コード検出設定と、出力制御情報を符号化した画像が原稿の略全面に付加される全体コードを検出する全体コード検出設定の、いずれが設定されているかを判定する判定手段と、
部分コード検出設定がなされていると判定された場合には、前記出力制御情報が出力を許可する情報である場合にのみ前記原稿画像データを出力するセキュアモードの設定を可能とし、全体コード検出設定がなされていると判定した場合には、当該セキュアモードの設定を不可能とする制御手段と
を有することを特徴とする装置。 - 前記出力される原稿画像データに2次元コードを付加する手段と、
前記付加する手段によって付加される2次元コードに関する設定を行う付加設定手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記判定手段で、部分コード検出設定がなされていると判定された場合に、
部分コードの付加が強制され、かつ当該部分コードに含まれる出力制御情報の内容をユーザが選択可能なモードが、前記付加設定手段で設定できる
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記判定手段で、全体コード検出設定がなされていると判定された場合に、
部分コードの付加が強制され、かつ当該部分コードに含まれる出力制御情報の内容をユーザが選択可能なモードが、前記付加設定手段で設定できない
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記制御に利用する2次元コードを設定する出力制御設定において、前記全体コードと前記部分コードとの両方を検出する検出設定がなされた場合に、
原稿に部分コードと全体コードの両方が付加されていることを原稿画像データの出力のための条件とするか、原稿に部分コードと全体コードのどちらか一方が付加されていることを原稿画像データの出力ための条件とするか、いずれかを選択することが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記全体コードに含まれる出力制御情報と前記部分コードに含まれる出力制御情報とが異なる場合には、前記全体コードに含まれる出力制御情報が優先することを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 原稿を読み取って得られた原稿画像データの出力を当該原稿に付加された2次元コードを用いて制御する装置における制御方法であって、
前記制御に利用する2次元コードを設定する出力制御設定において、出力制御情報を符号化した画像が原稿の一部分に付加される部分コードを検出する部分コード検出設定と、出力制御情報を符号化した画像が原稿の略全面に付加される全体コードを検出する全体コード検出設定の、いずれが設定されているかを判定する判定ステップと、
部分コード検出設定がなされていると判定された場合には、前記出力制御情報が出力を許可する情報である場合にのみ前記原稿画像データを出力するセキュアモードの設定を可能とし、全体コード検出設定がなされていると判定した場合には、当該セキュアモードの設定を不可能とする制御ステップと
を含むことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至6の何れか1項に記載の装置として機能させるためのプログラム。
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