JP5455819B2 - 光記録装置及び方法 - Google Patents
光記録装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5455819B2 JP5455819B2 JP2010151605A JP2010151605A JP5455819B2 JP 5455819 B2 JP5455819 B2 JP 5455819B2 JP 2010151605 A JP2010151605 A JP 2010151605A JP 2010151605 A JP2010151605 A JP 2010151605A JP 5455819 B2 JP5455819 B2 JP 5455819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- target value
- layers
- recorded
- optical recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
- G11B7/1267—Power calibration
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B2007/0003—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
- G11B2007/0009—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage
- G11B2007/0013—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
- G11B7/00736—Auxiliary data, e.g. lead-in, lead-out, Power Calibration Area [PCA], Burst Cutting Area [BCA], control information
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
また、特許文献3の従来の光記録装置では、スペース部の反射光量により、記録状態と未記録状態を判定する様にしているが、光ディスクの記録膜等の形成状態の不均一による反射率変動があった場合に、誤判定がおこり、最適記録パワーで記録できない可能性がある。
複数の記録層を有する光記録媒体にレーザー光を照射することにより情報を記録する光記録装置であって、
光記録媒体毎に予め求められた、記録パワーを調整する為の標準的目標値を、光記録媒体または光記録装置から読み出す、目標値読み出し手段と、
情報記録領域を有する記録層に配置された記録パワー調整領域に試し書きをすることで、記録パワーを調整する記録パワー調整手段と、
前記記録パワー調整手段で調整された前記記録パワーを用いて、前記情報記録領域を有する記録層に情報を記録する情報記録手段と、
前記記録パワー調整領域に対応する位置の、前記情報記録手段で記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層の記録状態を判断し、当該手前の記録層のうちの記録済層の層と未記録である層の数を求める記録状態判断手段と、
テストパターンを記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層のうちの記録済層の数が第1の値である第1の記録状態で記録したときと、前記手前の記録層のうち記録済層の数が、前記第1の値とは異なる第2の値である第2の記録状態で記録したときとの再生信号パラメータ差の半分と、前記手前の記録層の数の、前記第1の記録状態での前記記録済層の数から前記第2の記録状態での前記記録済層の数を引いた値に対する比とを乗算することで求めた基準目標値オフセット量と、前記記録状態判断手段で求めた記録済層の数から前記未記録である層の数を引いて前記手前の記録層の数で割った値をオフセット量補正係数として求め、前記基準目標値オフセット量に、前記オフセット量補正係数を掛けた値を、前記標準的目標値に加算することで、前記標準的目標値を補正して補正目標値を生成する目標値補正手段とを有し、
前記記録パワー調整手段は、前記補正目標値を用いて前記記録パワーを調整する
ことを特徴とする。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る光記録再生装置100の基本的な構成例を示す図である。ここで、図1の光記録再生装置100は、例えば光ディスク500がBDの場合を示している。
再生信号処理部120は、プリアンプ110からの電気信号をイコライズ処理(波形整形)し、記録品質測定部130と、データデコーダー140とに入力する。また、再生信号処理部120は、イコライズ処理する前の信号を再生特性測定部150に入力する。
データデコーダー140は、入力された再生信号を2値化し、復調やエラー訂正などの処理を行うことにより、光ディスク500に記録されたデータを生成(再生)する。光記録再生装置100は上位コントローラー400と接続されており、中央制御部200は、生成されたデータを、バッファメモリ190に格納した後、上位コントローラー400へ送る。
図2(a)〜(c)に、上記のACカップリングされた電気信号の例が示されている。再生特性測定部150は、図2(a)〜(c)に例示される信号のピークレベルA1とボトムレベルA2を検出する。検出したピークレベルA1とボトムレベルA2から、以下の式(1)を用いて、アシンメトリ値βを算出する。
β=(A1+A2)/(A1−A2) …(1)
ここで、ピークレベルA1、ボトムレベルA2は、最長スペースと最長マークが交互に現れる部分で発生するものであり、それらの値は、最短スペースと最短マークが交互に現れる部分のピークレベルとボトムレベルの平均値をゼロレベルとして表したものである。
変調度=(PK−BM)/PK …(2)
図4に、本発明の実施の形態における多層記録型光ディスクの一例として、3層の記録層を持つ場合を示した図である。図示の光ディスク500は、基板510と、第1の記録層521と、第2の記録層522と、第3の記録層523と、カバー層530と、保護層540とを有する。図1に示される光ピックアップ300の対物レンズ350からの光は、保護層540の側から入射される。
リードイン領域LIAには、第1の記録層用OPC領域OA1、第2の記録層用OPC領域OA2、第3の記録層用OPC領域OA3、及び制御情報領域CAが含まれる。OPC領域OA1、OA2及びOA3は、記録パワー調整領域とも呼ばれる。
図に示す様に、各記録層のOPC領域OA1、OA2及びOA3は半径方向に対し、互いに重ならない様に、かつ一定の間隔GS12、GS23を開けて配置される。
尚、これらの情報が記録されるか否か、どの様に記録されるかは、光ディスクの仕様によって異なる。
一般に、記録パワーを大きくすればアシンメトリ値は大きくなり、記録パワーを小さくすればアシンメトリ値は小さくなる。ここで、アシンメトリ値は、追記型の光記録媒体において記録パワーを最適化する場合に用いられる場合が多い。
最初に光ディスク500が光記録再生装置100に挿入されると、図示しないセンサによりそのことが検出されて(ステップS10)、中央制御部200に伝えられ、中央制御部200は、サーボ制御部180を介して光ヘッド300を駆動して、光記録再生装置100に挿入された光ディスク500の種別(CD、DVD、BD等の種別)や、光ディスク500が何層ディスクか等を判別する(ステップS11)。
ステップS20において、OPCを行う領域を含む記録層に対し、記録光が入射される側から見て手前側の記録層の、OPCを行う領域に対応する領域の状態を調べる。
BT2=BT1+BO×(R−U)/Nr …(3)
ここで、BT2は補正後のOPCパラメータ(補正目標値)、
BOは光ディスク個々に設定したOPC目標値オフセット係数(「基準目標値オフセット量」とも言う)、
BT1は補正前のOPCパラメータで、記録性能が総合的に最良となるOPC標準的目標値である。ここで、「記録性能が総合的に最良となる」とは、種々の異なる条件下で得られる記録性能を総合したときに最良となることを意味し、例えば平均的乃至中間的な記録条件で記録性能が最良となる場合に、記録性能が総合的に最良となる場合が多い。
BO=(BR−BU)/2 …(4)
このようにROM220は、固有情報別OPC目標値オフセット係数、即ち基準目標値オフセット量(BO)と、固有情報別標準的目標値(BT1)とを記憶する手段としても用いられている。
図9、図10、及び図11に、多層光ディスクにおいて記録再生した場合の特性の一例を示す。
同様に、手前の記録層が全て未記録の領域に記録パワーPO2を用いて記録が行われた場合に、Qb点で示す記録特性値まで急激に悪化してしまうことになる。
従って、手前の記録層が全て未記録の場合、及び手前の記録層が全て記録済の場合のどちらにおいても良好な記録を行うことができる記録パワー、即ち、中間的な記録条件下で最良の記録性能が得られ、当該中間的な記録条件からの変化に対して、記録性能の低下が少ない記録パワーPOで記録を行う様にするのが望ましいことがわかる。
OPCを行う領域を有する記録層の手前の記録層が全て未記録の場合、アシンメトリ値をBT1に維持するには、図10に示すように、記録パワーPO1に増加させる必要があり、一方、記録パワーをPO(≦PO1)としたときのOPCの目標値(目標アシンメトリ値)は、図10に示されるようにBT1よりも小さい値であるBUとする必要がある。逆に、OPCを行う領域を有する記録層の手前の記録層が全て記録済の場合、アシンメトリ値をBT1に維持するには、図10に示すように、記録パワーPO2に減少させる必要があり、一方、
記録パワーをPO(≧PO2)としたときのOPCの目標値(目標アシンメトリ値)は、図10に示されるようにBT1よりも大きい値であるBRとする必要がある。
ここで、BT1はBUとBRの丁度中間に位置する為、BUとBRは、BT1に対して、(BR−BU)/2であるオフセット量BOを加算又は減算した値として求められる。
BT2=BT1+BO×(0−3)/3=BT1−BO …(3A)
となる。また、図10よりBR>BUであるため、式(4)から求められるBOは、この例の場合は、正の値となる為、この結果がBUに相当する事が分かる。
逆に、OPCを行う領域の手前の記録層が全て記録済の場合は、Nr=3、R=3、U=0となり、式(3)より、
BT2=BT1+BO×(3−0)/3=BT1+BO …(3B)
となる。また、BOは正の値となる為、この結果がBRに相当する事が分かる。
その為、OPCを行う領域の手前の記録層のうちの記録済層の数Rと、未記録層の数Uに応じて、式(3)により各々の層の数に応じたオフセット量が加算される様にしている。
記録パワーと記録性能の関係では、図9からもその傾向が分かるように、最適記録パワーに対して、高パワー側と、低パワー側の変動幅に差が生じることがある。これは、図10に示す特性において、記録パワーとアシンメトリ値の関係が線形ではなく、低パワー側の傾きが急になることが原因である。逆に図11からも分かる様に、アシンメトリ値に対する記録性能は、高パワー側と低パワー側で変動幅がほぼ同等となる。
一方、アシンメトリ値と記録性能の関係は、温度等による影響を受けにくい為、OPCの目標値を用いることで、適正な補正を行うことが可能となる。
また、この為に追加のOPC領域を必要とせず、またOPCに要する処理時間も増えることがない。
BO={(Ba−Bb)/2}×{Nt/(a−b)} …(5)
式(5)のうち、
Ntは、第1の記録状態及び第2の記録状態における、手前の記録層の数であり、
(Nt/(a−b))は、第1の記録状態における手前の記録済層の数aと、第2の記録状態における手前の記録済層の数bの差に対する、手前の記録層の数Ntの比を表す。
基準目標値オフセット量BOは、予め個々の光ディスク、例えば固有情報毎に調べ、ROM220などに格納しておく。
BO={(BR−Bb)/2}×{Nt/(Nt−b)}
…(6)
また、a=0(、従ってBa=BU)の場合には、式(5)は、以下のように変形される。
BO={(BU−Bb)/2}×{Nt/(0−b)} …(7A)
={(Bb−BU)/2}×{Nt/b} …(7B)
また、予め求めておくアシンメトリ値の変動量は、記録対象の層毎に求めておくのが望ましいが、同一の光ディスク内で差がない場合は同一のアシンメトリ値の変動量を用いる様にしても良い。
Claims (18)
- 複数の記録層を有する光記録媒体にレーザー光を照射することにより情報を記録する光記録装置であって、
光記録媒体毎に予め求められた、記録パワーを調整する為の標準的目標値を、光記録媒体または光記録装置から読み出す、目標値読み出し手段と、
情報記録領域を有する記録層に配置された記録パワー調整領域に試し書きをすることで、記録パワーを調整する記録パワー調整手段と、
前記記録パワー調整手段で調整された前記記録パワーを用いて、前記情報記録領域を有する記録層に情報を記録する情報記録手段と、
前記記録パワー調整領域に対応する位置の、前記情報記録手段で記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層の記録状態を判断し、当該手前の記録層のうちの記録済層の層と未記録である層の数を求める記録状態判断手段と、
テストパターンを記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層のうちの記録済層の数が第1の値である第1の記録状態で記録したときと、前記手前の記録層のうち記録済層の数が、前記第1の値とは異なる第2の値である第2の記録状態で記録したときとの再生信号パラメータ差の半分と、前記手前の記録層の数の、前記第1の記録状態での前記記録済層の数から前記第2の記録状態での前記記録済層の数を引いた値に対する比とを乗算することで求めた基準目標値オフセット量と、前記記録状態判断手段で求めた前記記録済層の数から前記未記録である層の数を引いて前記手前の記録層の数で割った値をオフセット量補正係数として求め、前記基準目標値オフセット量に、前記オフセット量補正係数を掛けた値を、前記標準的目標値に加算することで、前記標準的目標値を補正して補正目標値を生成する目標値補正手段とを有し、
前記記録パワー調整手段は、前記補正目標値を用いて前記記録パワーを調整する
ことを特徴とする光記録装置。 - 前記第1の記録状態は、前記手前の記録層の全てが未記録あるいは記録済となる場合であり、
前記第2の記録状態は、前記第1の記録状態とは記録済層の数が異なる記録状態である
ことを特徴とする請求項1に記載の光記録装置。 - 前記再生信号パラメータ差が、前記情報記録手段で記録する光記録媒体と同じ種類の1又は2以上の光記録媒体を用いて予め求められたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光記録装置。
- 前記テストパターンを記録する記録層よりも手前の記録層が、前記第1の記録状態にある場合の前記テストパターンの記録と、前記第2の記録状態にある場合の前記テストパターンの記録が、同一の記録パワーで行われる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光記録装置。 - 前記第1の記録状態は、前記手前の記録層の全てが記録済である状態であり、
前記第2の記録状態は、前記手前の記録層の全てが未記録である状態であり、
前記第1の記録状態で記録した場合に得られる第1の再生信号パラメータがBR、
前記第2の記録状態で記録した場合に得られる第2の再生信号パラメータがBUである場合に、
前記基準目標値オフセット量BOは、
BO=(BR−BU)/2
で求められ、
前記記録状態判断手段で求めた、記録済である層の数がR、未記録である層の数がU、前記情報記録手段で記録する記録層よりも手前の全ての記録層の数がNrで表される場合に、
前記目標値補正手段は、標準的目標値をBT1とした時に、前記補正目標値BT2を
BT2=BT1+BO×(R−U)/Nr
で求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光記録装置。 - 前記再生信号パラメータは、再生信号のアシンメトリ値であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光記録装置。
- 前記再生信号パラメータは、再生信号の変調度であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光記録装置。
- 光記録媒体の種類を示す情報と共に前記基準目標値オフセット量を記憶しておく基準目標値オフセット量記憶手段を有し、
前記基準目標値オフセット量を、光記録媒体の種類毎に、予め実験により求めておき、光記録媒体の種類を示す情報と共に前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶しておき、
光記録媒体の種類に応じて、前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶した基準目標値オフセット量を読み出し、前記目標値補正手段で前記標準的目標値を補正して、前記補正目標値を生成する
ことを特徴とした請求項1乃至7のいずれかに記載の光記録装置。 - 光記録媒体の固有情報と共に前記基準目標値オフセット量を記憶しておく基準目標値オフセット量記憶手段を有し、
前記基準目標値オフセット量を、光記録媒体の固有情報毎に、予め実験により求めておき、光記録媒体の固有情報と共に前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶しておき、
光記録媒体の固有情報に応じて、前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶した基準目標値オフセット量を読み出し、前記目標値補正手段で標準的目標値を補正して前記補正目標値を生成する
ことを特徴とした請求項1乃至7のいずれかに記載の光記録装置。 - 複数の記録層を有する光記録媒体にレーザー光を照射することにより情報を記録する光記録方法であって、
光記録媒体毎に予め求められた、記録パワーを調整する為の標準的目標値を、光記録媒体または光記録方法の実施に用いられる光記録装置から読み出す、目標値読み出し工程と、
情報記録領域を有する記録層に配置された記録パワー調整領域に試し書きをすることで、記録パワーを調整する記録パワー調整工程と、
前記記録パワー調整工程で調整された前記記録パワーを用いて、前記情報記録領域を有する記録層に情報を記録する情報記録工程と、
前記記録パワー調整領域に対応する位置の、前記情報記録工程で記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層の記録状態を判断し、当該手前の記録層のうちの記録済層の層と未記録である層の数を求める記録状態判断工程と、
テストパターンを記録する記録層よりも、レーザー光を照射する側に位置する、手前の記録層のうちの記録済層の数が第1の値である第1の記録状態で記録したときと、前記手前の記録層のうち記録済層の数が、前記第1の値とは異なる第2の値である第2の記録状態で記録したときとの再生信号パラメータ差の半分と、前記手前の記録層の数の、前記第1の記録状態での前記記録済層の数から前記第2の記録状態での前記記録済層の数を引いた値に対する比とを乗算することで求めた基準目標値オフセット量と、前記記録状態判断工程で求めた前記記録済層の数から前記未記録である層の数を引いて前記手前の記録層の数で割った値をオフセット量補正係数として求め、前記基準目標値オフセット量に、前記オフセット量補正係数を掛けた値を、前記標準的目標値に加算することで、前記標準的目標値を補正して補正目標値を生成する目標値補正工程とを有し、
前記記録パワー調整工程は、前記補正目標値を用いて前記記録パワーを調整する
ことを特徴とする光記録方法。 - 前記第1の記録状態は、前記手前の記録層の全てが未記録あるいは記録済となる場合であり、
前記第2の記録状態は、前記第1の記録状態とは記録済層の数が異なる記録状態である
ことを特徴とする請求項10に記載の光記録方法。 - 前記再生信号パラメータ差が、前記情報記録工程で記録する光記録媒体と同じ種類の1又は2以上の光記録媒体を用いて予め求められたものであることを特徴とする請求項10又は11に記載の光記録方法。
- 前記テストパターンを記録する記録層よりも手前の記録層が、前記第1の記録状態にある場合の前記テストパターンの記録と、前記第2の記録状態にある場合の前記テストパターンの記録が、同一の記録パワーで行われる
ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の光記録方法。 - 前記第1の記録状態は、前記手前の記録層の全てが記録済である状態であり、
前記第2の記録状態は、前記手前の記録層の全てが未記録である状態であり、
前記第1の記録状態で記録した場合に得られる第1の再生信号パラメータがBR、
前記第2の記録状態で記録した場合に得られる第2の再生信号パラメータがBUである場合に、
前記基準目標値オフセット量BOは、
BO=(BR−BU)/2
で求められ、
前記記録状態判断工程で求めた、記録済である層の数がR、未記録である層の数がU、前記情報記録工程で記録する記録層よりも手前の全ての記録層の数がNrで表される場合に、
前記目標値補正工程は、標準的目標値をBT1とした時に、前記補正目標値BT2を
BT2=BT1+BO×(R−U)/Nr
で求めることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の光記録方法。 - 前記再生信号パラメータは、再生信号のアシンメトリ値であることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の光記録方法。
- 前記再生信号パラメータは、再生信号の変調度であることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の光記録方法。
- 前記基準目標値オフセット量を、光記録媒体の種類毎に、予め実験により求めておき、光記録媒体の種類を示す情報と共に基準目標値オフセット量記憶手段で記憶しておき、
光記録媒体の種類に応じて、前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶した基準目標値オフセット量を読み出し、前記目標値補正工程で前記標準的目標値を補正して、前記補正目標値を生成する
ことを特徴とした請求項10乃至16のいずれかに記載の光記録方法。 - 前記基準目標値オフセット量を、光記録媒体の固有情報毎に、予め実験により求めておき、光記録媒体の固有情報と共に基準目標値オフセット量記憶手段で記憶しておき、
光記録媒体の固有情報に応じて、前記基準目標値オフセット量記憶手段で記憶した基準目標値オフセット量を読み出し、前記目標値補正工程で標準的目標値を補正して前記補正目標値を生成する
ことを特徴とした請求項10乃至16のいずれかに記載の光記録方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010151605A JP5455819B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 光記録装置及び方法 |
CN201110181433.8A CN102314902B (zh) | 2010-07-02 | 2011-06-30 | 光记录装置和方法 |
US13/174,990 US8295136B2 (en) | 2010-07-02 | 2011-07-01 | Optical recording device and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010151605A JP5455819B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 光記録装置及び方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012014806A JP2012014806A (ja) | 2012-01-19 |
JP2012014806A5 JP2012014806A5 (ja) | 2013-05-16 |
JP5455819B2 true JP5455819B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=45399648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010151605A Active JP5455819B2 (ja) | 2010-07-02 | 2010-07-02 | 光記録装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8295136B2 (ja) |
JP (1) | JP5455819B2 (ja) |
CN (1) | CN102314902B (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003109217A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Tdk Corp | 光記録媒体および光記録方法 |
CN101587716B (zh) * | 2002-12-20 | 2011-04-13 | 三菱化学媒体股份有限公司 | 用于光学记录介质的记录方法和记录装置 |
JP4043490B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2008-02-06 | パイオニア株式会社 | 情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム |
JP4263165B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2009-05-13 | 三洋電機株式会社 | 光記録再生装置 |
JP4107290B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2008-06-25 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
JP2008108388A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Hitachi Ltd | 多層記録型光ディスク、多層記録型光ディスクの記録方法、および、多層記録型光ディスクの記録装置 |
JP5028099B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2012-09-19 | 株式会社日立製作所 | 多層記録型光ディスク、多層記録型光ディスクの記録方法、および、多層記録型光ディスクの記録装置 |
JP4998123B2 (ja) | 2007-07-13 | 2012-08-15 | Tdk株式会社 | 記録パワー設定方法、多層光記録媒体、情報記録方法 |
MY152449A (en) * | 2008-09-29 | 2014-09-30 | Panasonic Corp | Information recording medium, recording method, and reproducing method |
-
2010
- 2010-07-02 JP JP2010151605A patent/JP5455819B2/ja active Active
-
2011
- 2011-06-30 CN CN201110181433.8A patent/CN102314902B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-07-01 US US13/174,990 patent/US8295136B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20120002523A1 (en) | 2012-01-05 |
US8295136B2 (en) | 2012-10-23 |
JP2012014806A (ja) | 2012-01-19 |
CN102314902A (zh) | 2012-01-11 |
CN102314902B (zh) | 2015-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6470445B2 (ja) | 再生装置 | |
JP4826438B2 (ja) | 光ディスク記録装置、および、光ディスク記録方法。 | |
JPWO2005029479A1 (ja) | 記録再生方法および記録再生装置 | |
JPWO2006112277A1 (ja) | 光学的情報記録媒体へのデータ記録における記録パルス条件の最適化方法 | |
US20080298181A1 (en) | Optical disc apparatus and optical disc apparatus control method | |
JP2011018388A (ja) | 記録再生装置、レーザ駆動パルス調整方法 | |
JP4460569B2 (ja) | 光ディスク装置及びその記録パワー設定方法 | |
JP5455819B2 (ja) | 光記録装置及び方法 | |
US8391114B2 (en) | Optical disk drive | |
JP4363322B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JP2005251258A (ja) | 光記録方法及び光記録装置 | |
JP5328904B2 (ja) | 光記録方法及び光記録装置 | |
JP5002573B2 (ja) | 情報記録再生装置及び光ディスクの再生耐久性評価方法 | |
JP2012014818A (ja) | 光ディスク装置及び光ディスク再生方法 | |
JP2011210371A (ja) | 光ディスク記録装置、および、光ディスク記録方法。 | |
JP2007179656A (ja) | 情報記録再生装置及び記録条件調整方法 | |
JP2011134407A (ja) | 光ディスク装置及びディスク判別方法 | |
US20080205216A1 (en) | Information recording apparatus capable of recording information in information recording medium, information recording method, and target value determining method | |
JP2014203496A (ja) | 光記録装置、光記録方法、及びプログラム | |
JP2009157980A (ja) | 光ディスク記録装置及び光ディスク記録方法 | |
JP2013008413A (ja) | 光記録方法、光記録装置、光記録装置の制御方法、および光記録装置の制御装置 | |
JP2009015883A (ja) | 光ディスク装置及びその制御方法 | |
JP2007164919A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2011134366A (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2009271971A (ja) | 記録再生装置及び記録再生方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130403 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5455819 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |