JP5452465B2 - 缶巻締め装置 - Google Patents

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本発明は、缶胴に缶蓋を巻締める装置に関する。
缶胴に缶蓋を巻締める場合、内容物を充填した缶胴をリフター上に載せるとともに、その缶胴のフランジ部に被せた缶蓋内にチャック部材を嵌合することにより、これら缶胴と缶蓋とをリフターとチャック部材との間に挟持した状態とし、チャック部材と缶蓋を外側から押圧するシーミングロールとにより、缶胴のフランジと缶蓋外周部のカール部とを挟み込みながら巻締めるようにしている。この場合、円周方向に均一に巻締めるために、缶胴と缶蓋とをリフターとチャック部材との軸心に正確に芯合わせする必要がある。このため、チャック部材の軸心上にノックアウトパッドが軸心に沿って移動可能に設けられており、チャック部材が缶蓋に嵌合する前に、まずノックアウトパッドが缶蓋のパネル部の外周部を押さえて缶蓋をチャック部材の軸心に合わせるようにしている。
このようなノックアウトパッドを備えた缶巻締め装置として、例えば特許文献1では、缶蓋のパネル部の上面に、複数の円弧状ビードが円周方向に沿って形成されるとともに、これら円弧状ビードが内接する円周上にタブの外側部も内接するように配設されており、ノックアウトパッドが缶蓋に当接すると、ノックアウトパッドの内壁と缶蓋のタブ外側及び各円弧状ビードとが接触係合することにより、缶蓋がノックアウトパッドに芯合わせされるようになっている。
特公平2−47300号公報
ところで、材料の節約、耐圧強度の向上等の要請から、蓋材が薄肉化するとともに缶蓋のパネル部が小径化してきており、そのパネル部に設けられるビードやタブの設置面積が小さくなってきている。特許文献1記載の技術では、パネル部の直径が大きくタブの外側に寸法的な余裕がある場合は適応が容易であるが、パネル部の直径が小さくなると、ノックアウトパッドがタブに当って押圧することにより、タブに圧痕がつき易い。また、圧痕とならないまでも、タブが回転して、開缶不良の原因となり易い。この場合、タブを小さくして、パネル部の外周部にノックアウトパッドを配置するためのスペースをあけることも考えられるが、タブが小さいと開缶性が悪くなるという不具合が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、パネル部を小径化した缶蓋においても、タブの圧痕や回転等の不良が生じることなく、缶蓋を正確に芯合わせして、円周方向に均一な巻締めを行うことができる缶巻締め装置を提供することを目的とする。
本発明の缶巻き締め装置は、カウンターシンク部内側に45.0mm〜47.5mmの直径のパネル部が形成された缶蓋を缶胴のフランジ部に巻締める装置であって、前記缶胴のフランジ部に被せた缶蓋内に嵌合するチャック部材と、缶蓋の半径方向外方位置から半径方向内方に移動して前記チャック部材との間で缶胴のフランジ部と缶蓋とを巻締めるシーミングロールとが備えられるとともに、前記チャック部材の軸心上に、缶蓋の前記パネル部の外周部を押さえるためのノックアウトパッドが前記軸心に沿って移動可能かつ前記チャック部材から突出可能に設けられ、前記ノックアウトパッドは、その外周部に、前記チャック部材から突出する方向に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状筒部が設けられ、該テーパ状筒部の傾斜角度が前記軸心に直交する平面に対して50°〜60°に設定され、前記テーパ状筒部の先端面の内周側及び外周側のコーナー部は、凸状円弧面に形成され、前記凸状円弧面どうしの間に前記軸心に直交する方向の平面部が形成され、前記平面部が前記パネル部への接触面とされていることを特徴とする。
この缶巻締め装置においては、缶蓋のパネル部の外周部に接触するノックアウトパッドのテーパ状筒部が軸心に直交する平面に対して50°〜60°の傾斜角度に設定されていることから、その先端面がパネル部に接触する際に、タブに圧痕や回転等を生じさせることなく、缶蓋を正確に芯合わせすることができる。テーパ状筒部の傾斜角度が50°未満では、テーパ状筒部の内周面がタブの端部(タブテール部)に斜めに接触し、その接触部分の法線方向分力が増し、タブを回転させてしまう。一方、傾斜角度が60°を超えると、タブの先端部を垂直方向(パネル部の表面に対する法線方向)に押す力が大きくなり、タブに圧痕を生じさせるので、好ましくない。
また、テーパ状筒部の先端面の凸状円弧面どうしの間に軸心に直交する方向の平面部が形成され、その平面部がパネル部への接触面とされているので、缶蓋を押さえたときの圧痕の発生をより確実に防止することができる。
本発明の缶巻締め装置によれば、缶蓋のパネル部の外周部に接触するノックアウトパッドのテーパ状筒部が軸心に直交する平面に対して50°〜60°の傾斜角度に設定されていることから、タブに圧痕や回転等を生じさせることなく、缶蓋を正確に芯合わせすることができ、円周方向に均一な巻締めを行うことができる。
本発明に係る缶巻締め装置の実施形態におけるノックアウトパッドのテーパ状筒部を示す部分断面図である。 缶蓋に実施形態のノックアウトパッドが接触し、チャック部材が嵌合した状態を示し、図3(c)に示す状態の部分断面図である。 実施形態の缶巻締め装置により缶蓋を缶胴に巻締めている状態を(a)〜(d)に工程順に示す断面図である。 実施形態の缶巻締め装置における一組の巻締めユニットを概略的に示した正面図である。 缶蓋の例を示す(a)が正面図、(b)が(a)のA−A線に沿う端面図である。
以下、本発明に係る缶巻締め装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。
まず、缶巻締め装置により巻締められる缶蓋について説明しておくと、この缶蓋1は、図5に示すように、その中央部分に配置される円板状をなすパネル部2と、パネル部2の外周部のコーナー部3を介して連続し下方に向けた環状凹部4を形成するカウンターシンク部5と、カウンターシンク部5の外周縁から上方に向けてほぼ拡径しながら延在するチャックウォール6と、チャックウォール6の外周縁から連なり上方に湾曲しながら拡径するショルダー部7と、ショルダー部7から半径方向外方に延在しその外周縁部を下方かつ半径方向内方に向けて折り返してなるカール部8とから構成されている。
パネル部2には、内容物の飲料を飲む際の開口部となるスコア9が形成されるとともに、このスコア9を破断するためのタブ10が取り付けられている。このタブ10は、パネル部2の中心部に形成されるリベット11によりパネル部2に固定され、このリベット2から半径方向に沿ってパネル部2の外周部付近まで延在し、その端部(タブテール部)10aが配置される位置には、パネル部2の一部を窪ませてなる指掛け凹部12が形成されている。
また、パネル部2とカウンターシンク部5の内側壁部5aとの間のコーナー部3は、円弧面によって形成されている。
この缶蓋1は、板厚が0.230mm以下の蓋材、たとえば0.210mm〜0.230mmのアルミニウム合金製蓋材を用いて形成され、公称204径(缶胴に巻締めた後の巻締め部の外径が62.0mm〜62.4mm)で、パネル部2の外径(カウンターシンク部5の内側壁部5aの外径)Dが45.0mm〜47.5mm、パネル部2からカウンターシンク部5に至るコーナー部3の円弧面の曲率半径が0.35mm〜0.80mmに形成される。
一方、この缶蓋1が巻締められる缶胴21は、アルミニウム合金製板材を絞りしごき加工(DI加工)することにより形成した有底筒状の胴部22に、その開口端部から縮径したネック部23が形成され、このネック部23の上端に外向きのフランジ部24が連続して形成された形状とされている。
そして、この缶胴21と缶蓋1とを巻締めるための缶巻締め装置は図4に示すように構成される。
この缶巻締め装置31は、図示略の巻締め機本体のターレットに、缶胴21を載置して上下移動及び回転駆動されるリフター32と、缶胴21に被せた缶蓋1を上方から押さえながら缶蓋1の内側に配置される缶蓋支持具33と、この缶蓋支持具33とリフター32との間に挟持された状態で回転させられる缶胴21及び缶蓋1に半径方向外方位置から接近して巻締め加工を行う複数のシーミングロール34,35との組み合わせからなる巻締めユニットが周方向に間隔を開けて複数組設けられている。そして、これらリフター32、缶蓋支持具33及びシーミングロール34,35は、巻締め機本体のターレットの旋回により、周方向に移動しつつリフター32と缶蓋支持具33との間に缶胴21及び缶蓋1を受け入れてこれらを挟持した状態とし、シーミングロール34,35で巻締めるようになっている。図4にはリフター32、缶蓋支持具33及びシーミングロール34,35からなる巻締めユニットを一組のみ示している。
リフター32は、缶胴21が載置されるリフタープレート36、及びこのリフタープレート36を上方に付勢するスプリング等を保持したホルダー部37が備えられており、巻締め機本体のターレットとともに旋回することにより、巻締め機本体に固定状態のリング状カム(図示略)に沿って移動しながら矢印Aで示すように上下移動し、矢印B1で示すように自身の軸心X回りに回転駆動させられる構成である。
缶蓋支持具33は、缶蓋1を上方から押さえるノックアウトパッド41と、このノックアウトパッド41の周囲にノックアウトパッド41と同一の軸心上に配置され缶蓋1のチャックウォール6の内周面側を支持するチャック部材42とが備えられており、リフター32と同一の軸心上に配置される。したがって、リフター32、缶蓋支持具33のノックアウトパッド41、チャック部材42は同一の軸心X上に配置されている。
チャック部材42は、図2に拡大して一部を示したように、その外周面に、巻締め時にシーミングロール34,35から加えられる半径方向内方に向けた押圧力を缶蓋1のチャックウォール6の内側で支持するウォール支持面43が、チャック部材42の軸心Xに対して上方に向かうにしたがって漸次拡径する方向に例えば4°の傾斜角度で形成され、そのウォール支持面43の下方に、缶蓋1のカウンターシンク部5内に嵌合する環状突出部44が形成され、この環状突出部44の内側にノックアウトパッド41を収容するための凹部45が形成されている。なお、このチャック部材42は、その上部が巻締め機本体のターレットに回転自在に支持されているとともに、ターレットの旋回に伴い、巻締め機本体のラックにピニオンギヤが係合して図4の矢印B2で示すように回転駆動されるようになっている。
ノックアウトパッド41は、チャック部材42の軸心X上に上下移動可能に配置される支持軸46(図3参照)と、この支持軸46の先端に固定された水平な円板部47と、その円板部47の外周部に一体に形成されたテーパ状筒部48とから構成されている。支持軸46は、軸心Xを中心に回転自在に支持されているとともに、前述したターレットの旋回に伴い図示略のロッドを介して巻締め機本体のカムによって上下動され、その上下動により、ノックアウトパッド41の円板部47がチャック部材42の凹部45内に収容された位置(図3(a)参照)と、環状突出部44の先端よりも下方に突出する位置(図3(b)参照)との間を往復移動させられるようになっている。
テーパ状筒部48は、円板部47の外周部に、チャック部材42から突出する方向に向かうにしたがって漸次拡径する形状に形成され、図1に示すように、このテーパ状筒部48の板厚の中心Zと軸心Xに直交する平面Lとのなす傾斜角度θが50°〜60°に設定されている。また、テーパ状筒部48の先端部には、軸心Xに直交する平面部49が形成され、この平面部49が缶蓋1のパネル部2への接触面とされ、その内周部側に曲率半径R1の凸状円弧面50、外周部側に曲率半径R2の凸状円弧面51がそれぞれ形成されている。例えば、平面部49の幅Wは0.2mm〜0.4mm、内周部側の凸状円弧面50の曲率半径R1は0.2mm〜0.7mm、外周部側の凸状円弧面51の曲率半径R2は0.2mm〜0.7mmに設定される。
シーミングロール34,35は、外周面に成形凹部55,56が周方向に沿って形成され、缶蓋支持具33に対して図4の矢印E,Fで示すように半径方向に離間接近するとともに、自身の軸心Y1,Y2の回りに回転自在に支持されており、リフター32と缶蓋支持具33との間に挟持されて回転している缶胴21のフランジ部24上の缶蓋1のカール部8に半径方向外方位置から順番に接近して成形しながら巻締めるようになっている。
このように構成された缶巻締め装置31によって缶胴21に缶蓋1を巻締める場合、ターレットによって旋回される各リフター32に順次缶胴21が供給されるとともに、そのリフター32に載置された状態の缶胴21のフランジ部24の上に図3(a)に示すように缶蓋1が1枚ずつ供給され、缶胴21内のヘッドスペース部分に窒素ガスが供給されて、内部の空気を窒素ガスにより置換した後、ノックアウトパッド41が下降して図3(b)に示すように缶蓋1のパネル部2を上方から押さえる。
このノックアウトパッド41は、前述したように、テーパ状筒部48が軸心Xと直交する平面Lに対して50°〜60°の範囲で傾斜しているので、缶蓋1とノックアウトパッド41との若干の芯ずれ等により、缶蓋1のタブ10のテール部10aにテーパ状筒部48の先端面が接触したとしても、接触部分の法線方向分力が比較的小さいので、タブ10に圧痕や回転を生じさせることがない。テーパ状筒部48の傾斜角度θが50°未満であると、テーパ状筒部48の内周面がタブ10の端部(タブテール部10a)に斜めに接触し、その接触部分の法線方向分力が増し、タブ10を回転させてしまう。一方、傾斜角度θが60°を超えると、タブ10の端部を垂直方向(パネル部2の表面に対する法線方向)に押す力が大きくなり、タブ10に圧痕を生じさせる。
このテーパ状筒部48の傾斜角度θを50°〜60°に設定したことにより、チャック部材42を嵌合させる前に、ノックアウトパッド41によって、タブ10の回転や圧痕を生じさせることなく缶蓋1を正確に芯合わせすることができる。
そして、図3(b)に示すように缶蓋1がノックアウトパッド41で押さえられた状態から、リフター32及びノックアウトパッド41が上昇して缶胴21及び缶蓋1を押し上げ、図3(c)及び図2に示すようにチャック部材42の環状突出部44に缶蓋1のカウンターシンク部5を嵌合して缶蓋1を把持させる。このチャック部材42の嵌合時は、缶蓋1とノックアウトパッド41とが芯合わせされているので、チャック部材42の環状突出部44は缶蓋1のカウンターシンク部5の環状凹部4に円滑かつ正確に案内され、片当たり等が生じることがない。
次いで、シーミングロール34,35が缶胴21のフランジ24と缶蓋1とを巻締めて、巻締め部57を形成した後、リフター32が下降することにより、図3(d)に示すようにチャック部材42が缶蓋1から離間する。このとき、ノックアウトパッド41は缶蓋1を押さえた状態とされ、その後、さらにリフター32が下降するとともに、ノックアウトパッド41もチャック部材42の凹部45内に戻される。
この一連の巻締め加工において、ノックアウトパッド41が缶蓋1を正確に芯合わせするので、周方向に均一な巻締め加工を行うことができ、巻締め寸法のばらつきの発生を防止することができる。
次に、実施例について比較例と対比して説明する。
缶胴としては,元板厚が0.270mmのアルミニウム合金を成形し、缶蓋としては、元板厚が0.220mmのアルミニウム合金を成形した。缶蓋のパネル部の直径は45.0mm〜47.5mmの範囲とした。
そして、ノックアウトパッドについて、そのテーパ状筒部の傾斜角度θが48°、50°、60°、62°の四種類作製し、缶胴にガスボリューム3.0の内容液を充填して缶蓋を巻締めた。各ノックアウトパッドについて100缶ずつ巻締め、タブが正規の位置から回転しているものを選択して開缶性を評価した。
この開缶性の評価は、タブを上方、スコアを下方に配置した姿勢でスコアを時計に見立てた場合に、何時の位置までスコアが破断されるかを調査し、8時の位置までスコアが破断した場合を○、その手前でスコアが破断しなくなり開缶が終了した場合を×とした。
また、タブテール部への圧痕の有無を同じく100缶ずつ調査し、100缶すべてに圧痕が付いていなかった場合は○、1缶でも圧痕が付いていたものは×とした。
その結果を表1に示す。
Figure 0005452465
この表1の結果からわかるように、ノックアウトパッドのテーパ状筒部の傾斜角度が50°〜60°の範囲であると、開缶性が良好で、タブの圧痕の発生もなかった。
このように、本発明のノックアウトパッドを用いることにより、薄肉の蓋材でパネル径を小さくしても、タブの回転や圧痕の発生を防止できることがわかる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
ノックアウトパッドのテーパ状筒部は、その板厚の中心Zの傾斜角度θが50°〜60°であればよく、その内周面及び外周面は、同じ傾斜角度でもよいし、異なる傾斜角度であってもよい。
また、実施形態では本発明の缶巻締め装置により巻締められる缶蓋として、パネル部からカウンターシンク部に至るコーナー部を円弧面に形成したものを用いたが、円弧面に代えてテーパ面に形成したものも用いることができる。
1 缶蓋
2 パネル部
3 コーナー部
4 環状凹部
5 カウンターシンク部
6 チャックウォール
7 ショルダー部
8 カール部
9 スコア
10 タブ
10a タブテール部
11 リベット
21 缶胴
24 フランジ部
31 缶巻締め装置
32 リフター
33 缶蓋支持具
34,35 シーミングロール
41 ノックアウトパッド
42 チャック部材
47 円板部
48 テーパ状筒部
49 平面部(接触面)
50,51 凸状円弧面

Claims (1)

  1. カウンターシンク部内側に45.0mm〜47.5mmの直径のパネル部が形成された缶蓋を缶胴のフランジ部に巻締める装置であって、前記缶胴のフランジ部に被せた缶蓋内に嵌合するチャック部材と、缶蓋の半径方向外方位置から半径方向内方に移動して前記チャック部材との間で缶胴のフランジ部と缶蓋とを巻締めるシーミングロールとが備えられるとともに、前記チャック部材の軸心上に、缶蓋の前記パネル部の外周部を押さえるためのノックアウトパッドが前記軸心に沿って移動可能かつ前記チャック部材から突出可能に設けられ、前記ノックアウトパッドは、その外周部に、前記チャック部材から突出する方向に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状筒部が設けられ、該テーパ状筒部の傾斜角度が前記軸心に直交する平面に対して50°〜60°に設定され、前記テーパ状筒部の先端面の内周側及び外周側のコーナー部は、凸状円弧面に形成され、前記凸状円弧面どうしの間に前記軸心に直交する方向の平面部が形成され、前記平面部が前記パネル部への接触面とされていることを特徴とする缶巻締め装置。
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