JP5450646B2 - 排気ガス・ターボチャージャの軸受ハウジングをシールするための装置 - Google Patents

排気ガス・ターボチャージャの軸受ハウジングをシールするための装置 Download PDF

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Description

本発明は、排気ガス・ターボチャージャの分野に関する。
本発明は、請求項1の前提部分に記載の、潤滑油を保持する軸受ハウジングをシールするための装置、及び、この装置を有する請求項9に記載の排気ガス・ターボチャージャに関する。
排気ガス・ターボチャージャの場合、内燃機関の排気ガスは、エンジンに供給される燃焼空気を圧縮するために用いられる。かくして過給された、即ち事前に圧縮された燃焼空気によって、エンジンのシリンダ内の充填量従ってまた燃料混合物が、増大され、このことから、エンジンのための顕著な出力増加が得られる。この場合に用いられる排気ガス・ターボチャージャは、標準では、コンプレッサ・ホイール、タービン・ホイール及び連結シャフトを有するロータと、軸受と、固定されて且つ質量流量で負荷されるハウジング部分(例えば、コンプレッサ・ハウジングまたはタービン・ハウジング)と、軸受を収容する軸受ハウジングと、から構成されている。
タービン側及びコンプレッサ側の流れ領域において処理圧力が通常高い故に、ターボチャージャシャフトは、軸受ハウジングの内側プレナムに対し、適切なシーリング・コンセプトでシールされる。軸受ハウジングのプレナムにおける内圧は、通常は、1barの大気圧に対応する。これに対し、コンプレッサ側及びタービン側の流れ領域におけるガス圧力は、ターボチャージャの実際の動作点に依存していて、通常、軸受ハウジングのプレナム圧力を上回っている。圧力バランスに対処するために、従って、ロータの、軸受ハウジングに支持されている部分が、二つのシールを介して、軸受ハウジングから延びている。これらのシールのうち、一方のシールは、軸受ハウジングをコンプレッサの方向にシールし、他方のシールは、タービン方向にシールする。しかし、幾つかの場合には、例えば部分負荷運転中の、または運転停止中の、コンプレッサ・ハウジングまたはタービン・ハウジング内の負圧が考慮されねばならない。それ故に、そのとき、必要な場合には。潤滑油は、軸受ハウジングからタービン・ハウジングまたはホイール・ハウジングに達することが可能である。コンプレッサ・ハウジングでは、侵入する潤滑油は、過給されたコンプレッサ空気を汚染し、続いて、エンジン内の燃焼によって、望ましくない放出をもたらすだろう。
特許文献1及び特許文献2には、夫々、明細書の最初の部分に記載のタイプのシーリング装置を有する排気ガス・ターボチャージャが記載されている。これらの装置は、夫々、潤滑油を保持する軸受ハウジングをシールするために使用される。この軸受ハウジングからは、排気ガス・ターボチャージャの、ハウジング内部に支持されたロータが、チャージャの、質量流量で負荷可能なコンプレッサ・ハウジングへ延びている。夫々の装置は、ターボチャージャの軸受ハウジングによって囲まれた油収集チャンバ及びコンプレッサ・ハウジングのホイール後方空間を互いに分離する隔壁を有している。更に、夫々の装置は、ターボチャージャ・エンジンのシャフトに固定されたシール・ディスクと、潤滑油用の収集チャネルとを有している。潤滑油は、ロータの軸受から油収集チャンバに流出する。流出する潤滑油は、回転するシール・ディスクによって、外側へ飛ばされ、軸受ハウジングの壁にぶつかり、壁に沿って油収集チャネルに流れ込み、チャネルを介して、オイル・ドレインに流れ落ち、そこから、軸受潤滑システムの油回路に再度戻る。ロータと隔壁との間に設けられたシールは、コンプレッサ・ハウジング及び軸受ハウジングによって取り囲まれた複数の空間における種々の圧力が、望ましくない平衡流をもたらさないことを保証する。このシールは、特許文献1に示すように、シールリングとして設計されていて、回転するシール・ディスクと隔壁との間の分離ギャップに設けられていてもよいが、特許文献2に示すように、コンプレッサ・ホイールと隔壁との間のホイール後方空間に設けられることも可能である。
明細書の最初の部分に記載のタイプのシーリング装置の他の実施の形態は、特許文献3にも記載されている。これらのシーリング装置は、夫々、固定の隔壁に形成され且つ油収集チャンバに設けられた油収集チャネルを有している。排気ガス・ターボチャージャの軸受からアキシャル軸受ギャップを通って油収集チャンバに流れる潤滑油は、油収集チャンバの壁へ飛ばされ、壁に沿ってチャネルへ流れ、チャネルを通ってオイル・ドレインへ流れ落ちる。チャネルの下部では、油は、左右のチャネル壁に沿って流れ出る。ロータと隔壁との間に設けられた分離ギャップは、これらの二つのチャネル壁のうちの一つに通じているので、コンプレッサ側において負圧を有する複数の動作点では、シールが分離ギャップとコンプレッサ側との間に位置しているにもかかわらず、分離ギャップが、吸気され、油が、これらのシールを通ってターボチャージャのコンプレッサに従ってまた内燃機関の吸入空気に達することが回避されない。
特許文献4は、潤滑油が排気ガス・ターボチャージャの軸受からコンプレッサに侵入することを阻止することを意図する他のシーリング装置を記載する。このシーリング装置は、遮蔽板15によって二つの部分チャンバに区分されている油収集チャンバを有している。ターボチャージャのアキシャル軸受から径方向に流出する潤滑油が、外側へ飛ばされ、第一の部分チャンバの遮蔽板15にぶつかり、板15に形成されているチャネル45に集められ、開口部57,59及び舌片17Aを介してオイル・ドレイン27に運ばれる。流出する潤滑剤は、油収集チャンバの第二の部分チャンバ16に達することも可能である。油は、次に、部分チャンバ16をコンプレッサのホイール後方空間1dから分離する隔壁10に沿って、オイル・ドレイン27へ下方に運ばれる。しかしながら、この場合、油は、ターボチャージャのロータ7に固定されていて従って回転するシール・ディスク14と、固定して取り付けられた隔壁10との間に設けられている分離ギャップに達することが可能である。分離ギャップにはシール11がある。このシールは、ホイール後方空間1dを、油収集チャンバの部分空間16に対しシールする。しかし、油収集チャンバは、ターボチャージャの作動中に、部分空間16から分離ギャップに侵入する潤滑油によって、許されていないほどに強く負荷されることがある。
特許文献5にも、潤滑油が排気ガス・ターボチャージャの軸受からコンプレッサに侵入することを回避することが意図されるために用いる装置が開示されている。このシール装置は、遮蔽板によって二つの部分チャンバに区分されている油収集チャンバを有している。ターボチャージャのアキシャル軸受から径方向に流出する潤滑油が、外側へ飛ばされ、第一の部分チャンバの遮蔽板41にぶつかり、板に沿って、部分41eのところで、軸受ハウジングプレナムに流れ落ち、軸受潤滑システムの油回路に再度戻る。油は、部分41dにおけるギャップを通って、遠心ディスク42に沿って第二のチャンバ40に達することが可能である。油は、隔壁30に沿って、チャネルへ、更に、部分30bのところで、軸受ハウジングプレナムへ流れ落ちる。この場合、チャネルは、隔壁の壁延長部30dと、フランク42(図7)の回転部分とから形成されている。壁延長部30dの下方の扇形部分には、油のための滴下装置の二つの滴下エッジ30eが形成されている。しかしながら、これらの滴下エッジの間では、上方の扇形部分に、ターボチャージャのロータを固定式の隔壁から分離する、軸方向に延びているギャップが位置している。このギャップには、油が充填されることが可能である。コンプレッサ側において負圧を有する複数の動作点では、シール35の分離ギャップへの組み込みにもかかわらず、分離ギャップが吸気され、且つ、油が、シール35を通ってコンプレッサに達することが、回避され得ないのである。
スイス国特許出願公開第 CH 673 052 A5 号明細書 欧州特許出願公開第 EP 0 834 645 A1 号明細書 国際公開第 WO 2008/042698 A1 号明細書 米国特許第 US 4,664,605 号明細書 特開平07−217441号公報
請求項1から8に規定されている本発明の課題は、潤滑油を保持する軸受ハウジングをシールするための装置であって、排気ガス・ターボチャージャの、ハウジング内部に支持されているロータが、軸受ハウジングから、チャージャのコンプレッサ・ハウジングの中へ延びていて、油収集チャンバ内の潤滑油の排出挙動(Ablaufverhalten)が、従ってまたターボチャージャのシール装置の密閉性が、改善されたシール装置を提供することである。本発明は、このシール装置を有し、請求項10に定義されている排気ガス・ターボチャージャに係る。
本発明に係るシール装置では、滴下装置が、分離ギャップを区画する、壁延長部の端面の中の、ロータの回転軸線より下側にある下方の扇形部分に形成されている。滴下装置は、潤滑油のための流出面を有し、この流出面は、ロータの回転軸線に対し主に垂直方向に向けられていて、且つ、端面の残り部分に対し、ホイール後方空間の方へ軸方向にずれている。
滴下装置は、潤滑油のための流出面を有し、この流出面は、分離ギャップを区画する回転形のシール・ディスクから大きな軸方向の間隔を有している。場合によっては分離ギャップに侵入する潤滑油を、今や、シール・ディスクとの相互作用無しに、軸受ハウジングのオイル・ドレインへ運ぶことが可能である。例えばターボチャージャの停止運転または部分負荷運転中に生じる、負圧による分離ギャップ7の吸気の場合でも、かくして、分離ギャップを介するコンプレッサへの許されない油量の吸引が、効率的に防止される。
本発明の更なる利点は、従属請求項から生じる。
以下、図面を参照して、本発明に係わる滴下装置の実施の形態を示し、且つ詳述する。全ての図面において、同一の作用を有する要素には、同一の参照符号が付されている。
略示されただけの排気ガス・ターボチャージャの平面図を示し、排気ガス・ターボチャージャのハウジングが、ロータの軸に沿って断面で示され、排気ガス・ターボチャージャは、本発明に係る、円で囲んで示されたシール装置を有している。 図1の中で円により囲まれて示されたシール装置の詳細図を示す。 図2に示すシール装置の隔壁の壁延長部の端面を右から見た図を示す。 図3に示す等角投影した壁延長部を右下から見た図を示す。
図1は、固定して設けられたハウジング1と、軸線Aを中心として回転可能であり且つシャフト20を備えたロータ2と、を有する排気ガス・ターボチャージャの部分図を略示する。シャフト20の左側には、排気ガス・ターボチャージャのコンプレッサ・ホイール21が取り付けられている。シャフト20の右側には、排気ガス・ターボチャージャのタービン・ホイール22が取り付けられている。タービン・ホイール22は、図示しない複数のブレードを有している。これらのブレードを介して、タービン・ホイールは、内燃機関の中で発生される排気ガス流によって、駆動される。コンプレッサ・ホイールは、同様に図示しない複数のブレードを有している。
二つのホイールの間の領域には、略示されただけのアキシャル及びラジアル軸受3が設けられている。これらのアキシャル及びラジアル軸受は、ロータ2の案内中に生じる軸方向及び径方向力を吸収する。
ハウジング1は、ロータ2を囲み、固定式の軸受ハウジング10を有している。軸受ハウジングは、アキシャル及びラジアル軸受3並びにロータ2の部分を収容し、ハウジング1の二つの残りの部分に対し遮蔽する。これら残りの部分には、排気ガス・ターボチャージャの、高温の排気ガスによって負荷されたタービン・ホイール22と、空気を圧縮するために設けられたコンプレッサ・ホイール21と、が設けられている。アキシャル及びラジアル軸受3は、かくして、排気ガスまたは圧縮空気を含み、且つ夫々高圧と、高温と、高速とを有する複数の質量流量(Massenstroemen)に対し保護される。これら質量流量が、軸受ハウジング10の中で作用を及ぼさないように、また逆に、潤滑油が、軸受ハウジング10からコンプレッサ及び排気ガスタービンに逃げることがないように、二つのシャフトシールDが設けられている。これらのシャフトシールのうちの一方は、ロータ2がコンプレッサに延びる軸受ハウジングの部分にあり、他方は、ローラ2が排気ガスタービンに延びる軸受ハウジングの部分にある。
コンプレッサ側に設けられたシャフトシールDの実施の形態は、図2から4に略示されている。この実施の形態は、軸受ハウジング10によって囲まれた油収集チャンバ11を、コンプレッサのホイール後方空間12から分離する隔壁4を有している。隔壁4は、軸方向に延びていて且つロータ2の周りに環状に延びる壁延長部40を有している。シール・ディスク5は、このシール・ディスクが軸受3とコンプレッサ・ホイール211との間にあるように、シャフト2に取り付けられている。シール・ディスク5と、隔壁4及びコンプレッサ・ホイール21によって区画された、コンプレッサのホイール後方空間12との間には、少なくとも一つのシール6がある。シール6は、一つのまたは複数のピストンリングを有してもよく、そのとき、一般的には、分離ギャップ7の、滴下装置8とホイール後方空間12との間に設けられた部分に組み入れられている。しかし、シールは、ラビリンスシールとしても設計されていてもよく、そのとき、コンプレッサ・ホイール2と隔壁4との間で、ホイール後方空間12に水平方向に組み入れられている。いずれにせよ、シールは、シール・ディスク5と、ロータ2の周りに環状に延びている壁延長部40との間に設けられている分離ギャップ7をシールする。壁延長部40の、径方向外側に向いている表面には、二つの油収集チャネル41,42が形成されている。これらの油収集チャネルは、環状のリブ43によって、互いに分離されている。他の油収集チャネル44が、壁延長部40の端面に形成されている。この端面は、分離ギャップ7の、主に径方向に向けられた部分を区画する。
油収集チャネル42及び分離ギャップ7、並びに二つの油収集チャネル42及び44は、壁延長部40に形成された壁突出部45によって、互いに分離されている。壁突出部45は、開放リングとして形成されている。この開放リングは、シール装置Dの製造の最中に、まず閉リングとして形成された壁突出部45が切削加工によって中ぐりされることによって、得られる。かくして、図3及び4から見て取れる二つの端部81及び81’を有する滴下装置8が生じる。二つの端部は、壁延長部40の、分離ギャップ7を区画する端面の中の、回転軸線Aより下側にある下方の扇形部分に設けられている。二つの端部81及び81’には、壁突出部45から滴下装置8の流出面80へ延びている面F1及びF1’(図4)が、夫々形成されている。図3では、この面のうち、只一つのエッジが認められる。このエッジには、端部81のみにおいて、参照符号82が付されている。
油収集チャネル44は、開放リングとして形成されたチャネルエッジ46によって、分離ギャップ7に対し区画される。油収集チャネルは、更に、チャネルエッジを囲む面47を有している。この面は、流入する潤滑油を、チャネルエッジによって区画される、油収集チャネル44のベース48へ、排出するために用いられる。壁延長部40の端面の下方の扇形部分に延びていて且つ滴下装置8に組み込まれている、チャネルエッジ46の二つの端部83及び83’は、夫々、チャネルエッジ46から流出面80に延びている面F2及びF2’(図4)を有している。図3では、この面のうち、端部83においてのみ参照符号84が付されているエッジが認められる。
壁突出部45の、及び壁延長部40の端面の下方の扇形部分に設けられたチャネルエッジ46の前述の設計によって、回転軸線Aに対し主に垂直に向けられている流出面80が形成されている。この流出面は、複数の面F1,F’1またはF2,F’2を介して油収集チャネル42,44に接続されていて、且つ、端面の、上方の扇形部分に位置している部分に対し、図2から認められる間隔aだけ、ホイール後方空間12に向かって軸方向にずれている。同時に、かくして、軸方向における流出面80とシール・ディスク5との間の大きな間隔bが得られる。
ターボチャージャの作動中に、軸受3がアキシャル軸受またはラジアル軸受として設計されているか、あるいはすべり軸受または転がり軸受として設計されているかにかかわらず、潤滑油が、シール・ディスク5と軸受3との間にあるギャップを通って、油収集チャンバ11に達する。油収集チャンバ11の、回転軸線Aより上側にある部分では、油が、軸受ハウジング10の壁にぶつかり、大部分、油収集チャネル41に流れる。この場合、径方向において分離ギャップ7よりも長く延びているリブ43は、分離ギャップ7の、主に軸方向に延びている流入区域70を、及び、滴下装置8の領域では、シール・ディスク5を、油はねに対し効果的に軸方向から遮蔽する。シール・ディスク5の遮蔽作用によって、更に、ほんの僅かな油しか、分離ギャップ7に到達しない。しかしながら、分離ギャップ7に達する油は、大部分、油収集チャネル42を介して流出する。場合によっては分離ギャップ7に達する油は、回転軸線Aの周りに環状に延び且つ分離ギャップへ突入している、シール・ディスク5の排出エッジ50によって、油収集チャネル42へ飛ばされ、そこから、重力の作用下で、滴下装置8を介して、軸受ハウジング10のオイル・ドレイン13に流れる。排出エッジ50が、分離ギャップ7を越えて、油収集チャネル44に突き出ているので、油は、分離ギャップ7から特に効果的に除去され、次に、径方向内側に湾曲した面47を介して、油収集チャネル44の、チャネルエッジ46によって区画されたベース48に達することが可能である。
滴下装置8に統合された端部83及び83’に沿って、油が、チャネル44から滴下装置8に達する。この場合、チャネル44から出る油が、面F2またはF’2上で、エッジ84に沿って、このエッジの最下点84aへ導かれる。この点は、既に、流出面80上にあるので、油は、この面に沿って、更に下方へ流れる。その目的は、最終的に、面80の下方エッジで、オイル・ドレイン13へ滴下するためである。この場合、シールディクス5と、向かい側の流出面80との間の軸方向の間隔bは、滴下するおよび/または流下する油が、回転するシール・ディスク5の作用に晒されていて、且つ、遠心分離作用によっては、もはや、油収集チャンバ11の上部に従ってまた分離ギャップ7に再度達しないように、大きく選択されている。
同一の有利な効果は、チャネル42の滴下領域の及び壁突出部45の適切な形状によっても、達成される。油収集チャネル42の場合に、壁突出部45の端部81,81’に沿って、油が、チャネル42から滴下装置8へ流れる。かようにして、チャネル42から出る油は、面F1またはF’1上で、エッジ82に沿って、このエッジの最下点82aへ導かれる。この点も、既に、流出面80上にあるので、油は、この面に沿って、更に下方へ流れる。その目的は、最終的に、面80の下方エッジで、オイル・ドレイン13へ滴下するためである。
分離ギャップ7に侵入する油は、従って、オイル・ドレイン13の方向に効果的に運ばれる。ホイール後方空間12内の負圧による分離ギャップ7の吸気の場合でも、適切に設計されたシール装置Dは、分離ギャップを介するコンプレッサへの許されない油量の吸引を効率的に防止する。
停止運転中に、即ち、シール・ディスク5が回転せず、且つ油の供給が継続している最中には、排出エッジ50は作動しない。しかしながら、本発明に係わるシール装置の、他の全ての前述の利点、例えば、油収集チャネル41及び42の有効性、壁突出部45による分離ギャップ7の遮蔽の有効性、シール・ディスク5の遮蔽効果、及び滴下装置8の有利な流れ挙動及び滴下挙動は、維持されている。
A…回転軸線、D…シール、F1…面、F’1…面、F2…面、F’2…面、a…間隔、b…間隔、1…ハウジング、10…軸受ハウジング、11…油収集チャンバ、12…ホイール後方空間、13…オイル・ドレイン、2…ロータ、20…シャフト、21…コンプレッサ・ホイール、22…タービン・ホイール、3…軸受、4…隔壁、40…壁延長部、41…油収集チャネル、42…油収集チャネル、44…油収集チャネル、43…リブ、45…壁突出部、46…チャネルエッジ、47…面、48…チャネルベース、5…シール・ディスク、50…排出エッジ、6…シール、7…分離ギャップ、70…流入区域、8…滴下装置、80…流出面、81…壁突出部45の端部、81’…壁突出部45の端部、82…エッジ、82a…エッジ82の最下点、83…チャネルエッジ46の端部、83’…チャネルエッジ46の端部、84…エッジ、84a…エッジ84の最下点

Claims (10)

  1. 潤滑油を保持する軸受ハウジング(10)をシールするための装置(D)であって、
    排気ガス・ターボチャージャの、ハウジング内部に支持されているロータ(2)が、前記軸受ハウジングから、前記チャージャの、質量流量によって負荷可能なコンプレッサ・ハウジングの中へ延び、
    前記軸受ハウジングによって取り囲まれた油収集チャンバ(11)と、前記コンプレッサ・ハウジングのホイール後方空間(12)とを互いに分離し、且つ、軸方向に延びていて及び前記ロータ(2)の周りで環状に延びている壁延長部(40)を有する隔壁(4)と、
    前記ロータ(2)のシャフト(20)に固定され、且つ、前記油収集チャンバ(11)の中へ突出している環状のシール・ディスク(5)と、
    前記シール・ディスク(5)と前記壁延長部(40)との間に設けられた分離ギャップ(7)と、
    前記ロータ(2)と前記隔壁(4)との間に設けられたシール(6)と、
    前記壁延長部(40)の表面に形成され、且つ、前記油収集チャンバに設けられた第一の油収集チャネル(42)と、
    この第一の油収集チャネル(42)に接続され、且つ、前記油収集チャネル(42)の中に集められた潤滑油を、重力の作用によりオイル・ドレイン(13)に送る滴下装置(8)と、
    を備えた装置において、
    この滴下装置(8)は、前記分離ギャップ(7)の一方の対向面を構成する前記壁延長部(40)の端面の中の、前記ロータ(2)の回転軸(A)より下側にある下方の扇形部分に形成されていること、
    この滴下装置(8)は、潤滑油のための流出面(80)を有し、この流出面は、前記ロータの回転軸線に対し主に垂直方向に向けられていて、且つ、前記端面の残り部分に対し、前記ホイール後方空間(12)の方へ軸方向にずれていること、
    を特徴とする装置。
  2. 前記壁延長部(40)には、リング状にデザインされた壁突出部(45)が形成され、
    この壁突出部は、前記第一の油収集チャネル(42)及び前記分離ギャップ(7)を互いに分離し、且つ、前記端面の前記下方の扇形部分で切削されていて、前記滴下装置(8)を形成していること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記壁延長部(40)の前記端面に第二の油収集チャネル(44)が形成されていること、
    第二の油収集チャネル(44)は、前記滴下装置(8)に接続されていること、
    第二の油収集チャネル(44)は、チャネルエッジ(46)により、前記分離ギャップ(との間の境界が定められていること、
    このチャネルエッジ(46)は、開放リングとしてデザインされていること、
    第二の油収集チャネル(44)は、前記チャネルエッジ(46)を取り囲む面(47)を有していること、
    この取り囲む面(47)は、流入する潤滑油を第二の油収集チャネル(44)のベース(48)へ排出するために使用されること、
    第二の油収集チャネル(44)のベース(48)は、前記チャネルエッジ(46)により、前記分離ギャップ(7)との間の境界が定められていること、
    を特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記第一の油収集チャネル(42)及び前記第二の油収集チャネル(42)は、前記壁突出部(45)によって、互いに分離されていること、
    前記壁突出部(45)は、前記滴下装置(8)に組み込まれた二つの端部(81,81’)を有すること、及び、
    この二つの端部には、前記壁突出部(45)から前記流出面(80)に延びている各々の面(F1,F’1)が形成され、この面は、前記第一の油収集チャネル(42)から流出する潤滑油を前記流出面(80)に運ぶために使用されること、
    を特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記チャネルエッジ(46)の、前記滴下装置(8)に組み込まれた二つの端部(83,83’)が、夫々、前記チャネルエッジ(46)から前記流出面(80)へ延びた面(F2,F’2)を有し、
    この面は、前記第二の油収集チャネル(44)から流出する潤滑油を前記流出面(80)に運ぶために使用されること、
    を特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記シール・ディスク(5)は、前記回転軸線(A)の周りに環状に延び且つ前記分離ギャップ(7)に突出する少なくとも一つの排出エッジ(50)を有することを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の装置
  7. 前記排出エッジ(50)は、前記分離ギャップ(7)を越えて、前記第二の油収集チャネル(44)の中に突入していることを特徴とする請求項6に記載の装置
  8. 前記分離ギャップ(7)は、前記上方の扇形部分に、主に軸方向に向けられた流入区域(70)を有すること、及び、
    前記壁延長部(40)の表面には、第三の油収集チャネル(41)が形成されて、
    この第三の収集チャネルは、前記第一の油収集チャネル(42)から、前記回転軸線(A)の周りに延びている環状のリブ(43)によって分離されて、
    このリブは、前記分離ギャップ(7)の前記流入区域(70)を、及び前記滴下装置(8)の領域では前記シール・ディスク(5)を、油はねに対し遮蔽すること、
    を特徴とする請求項3に記載の装置
  9. 前記シール(6)は、ピストンリングとして設計され、且つ、前記分離ギャップ(7)の、前記滴下装置(8)と前記ホイール後方空間(12)との間に設けられている部分に、組み入れられていること、および/または、
    前記シール(6)は、ラビリンスシールとして設計され、且つ、前記コンプレッサ・ホイール(21)と前記隔壁(4)との間で、水平方向に、前記ホイール後方空間(12)に組み入れられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載のシール装置(D)を有する排気ガス・ターボチャージャ。
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