JP5450044B2 - 単一指向性コンデンサマイクロホンユニットおよび接話型コンデンサマイクロホン - Google Patents

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本発明は、接話型コンデンサマイクロホンへの使用に好適な単一指向性コンデンサマイクロホンユニットおよびそれを用いた接話型コンデンサマイクロホンに関するものである。
スポーツ実況や、音楽演奏時のいわゆるボーカルマイクとして、図7に示すようなマイクロホン及び左右一対のスピーカーを備えたヘッドセットがある。図7に示す従来のヘッドセット19は、使用者の両耳に当接されるイヤースピーカー17と、ヘッドバンド18と、フレキシブルパイプ2と、フレキシブルパイプ2(グースネック)の先端に取り付けられた接話型コンデンサマイクロホン16を備えている。また、ヘッドセット19は、イヤースピーカー17と、ヘッドバンド18からなる一般的なヘッドホンの一方のイヤースピーカー17からフレキシブルパイプ2を使用者の口元の位置まで伸ばしている。このようなヘッドセット19に使用される接話型コンデンサマイクロホン16には、主に特許文献1に記載されているような単一指向性コンデンサマイクロホンユニットが組みこまれている。
図8に従来のヘッドセットに使用される接話型コンデンサマイクロホン16の例を示す。接話型コンデンサマイクロホン16は、主に単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15と、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15を収納するマイクロホンケース12と、音声信号などをマイクロホン外部と導通するためのシールド線14と、このシールド線14を保護するフレキシブルパイプ2で構成されている。
図8において、マイクロホンケース12に収納された単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15は、振動板11と、振動板保持体5と、固定極6と、振動板11と固定極6の間に介在する図示しないスペーサと、プリント基板10と、固定極8の背面側(図8の下側)に設けられた絶縁座7と、正面側(図8の上側)に音波の導入孔を有し、背面側(図8の下側)にプリント基板10を配置しているユニットケース3を有している。固定極6と絶縁素材で作られている絶縁座7によってユニットケース3内部の各構成部材が位置決めされている。絶縁座7には、固定極6の背面側(図8の下側)からユニットケース3の外部に通ずる音響端子孔8が形成されている。
絶縁座7の背面側(図8の下側)にプリント基板10が配置され、ユニットケース3の開放端縁の折り曲げ部がプリント基板10の後面を押すことにより、ユニットケース3内の内蔵部品がユニットケース3内に位置決めされて固定されている。プリント基板10の正面側(図8の上側)には、インピーダンス変換器を構成するFET9が配置されている。FET9と固定極6とを電気的に接続させるため、FET9の端子を固定極6から伸びた接続部4に接触させている。
シールド線14は、フレキシブルパイプ2に囲まれ、フレキシブルパイプ2は、マイクロホンケース12に連通している。シールド線14は、図8においてユニットケース3の外周面に沿い下方に向かって引き回されプリント基板10の下面の所定の配線パターンに接続されている。シールド線14は、シールド被覆線からなり、その配線は、信号線、電源線と、シールド線の3本で構成される。マイクロホンケース12は、正面側(図8の上側)と背面側(図8の下側)が開放した円筒形になっていて、その正面側と背面側に保護部材13が被せられている。これらの保護部材13は、例えば網状の部材からなり、音波の導入孔を有している。
プリント基板10には、複数の孔10Aが設けられ、音響端子孔8とともに後部音響端子を形成している。プリント基板10の正面側(図8の上側)には、インピーダンス変換器を構成するFET9が配置されている。FET9と固定極6とを電気的に接続させるため、FET9の端子を固定極6から伸びた接続部4に接触させている。上記後部音響端子に不用な電界が加わるとユニット部品(例えば固定極6)に電界が静電結合して雑音が生じる。そのためプリント基板10の複数の孔10Aを静電遮蔽する必要がある。一般的には、その対策として複数の孔10Aの開口面積を小さくする方法がとられるが、そうした場合FET9が内蔵される空間の音響容量とプリント基板10の複数の孔10Aの音響質量が共振し、指向周波数応答を劣化させる。
一般的に接話型コンデンサマイクロホン16において、単一指向性コンデンサマイクロホン15は、使用時に口元に接話型コンデンサマイクロホン16の収音軸を向ける必要がある。そのため接話型コンデンサマイクロホン16に使用される単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15は、通常その背面が水平面に対して角度がついた(傾いた)姿勢で使用され、後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされやすくなる。振動板11側の前部音響端子は、ユニットケース3と振動板11によって雑音源を静電遮蔽することができるが、後部音響端子であるプリント基板10の複数の孔10Aは、十分に遮蔽されない。また、近年携帯電話などの普及によって雑音源が身近に存在することになり、この雑音源からの電磁波が上記孔10Aから進入して大きな雑音が生じる。
特開2008−72583号公報
本発明は、後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされにくく、十分に遮蔽され、携帯電話などから発せられる電磁波を原因とする雑音を防ぐことができ、FETが内蔵される空間の音響容量とプリント基板の孔との音響質量の共振を防ぎ、指向周波数応答が良好であって、どのような姿勢であっても後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされにくい単一指向性コンデンサマイクロホンユニットおよびそれを用いた接話型コンデンサマイクロホンの提供を目的とする。
本発明は、単一指向性コンデンサマイクロホンユニットに関するものであって、振動板と、上記振動板が固着された振動板保持体と、上記振動板に隙間をおいて対向配置され上記振動板との間でコンデンサを構成する固定極と、インピーダンス変換器が配置されるプリント基板と、上記固定極の背面側に設けられた絶縁体と、これらの部材が組み込まれ正面側に音波の導入孔が形成され、背面側に上記プリント基板が配置されるユニットケースと、を有し、上記プリント基板および上記絶縁体は、少なくとも1つの孔からなる後部音響端子を形成している単一指向性コンデンサマイクロホンユニット、であって、上記後部音響端子を形成している上記プリント基板の上記正面側と上記背面側の各面と、上記孔には両面スルーホールめっきが施されていて、上記プリント基板両面のめっきと上記プリント基板の孔の周壁のめっきとは導通していて、上記プリント基板の孔には、この孔を塞ぐように導電布が嵌め込まれている、ことを最も主要な特徴とする。
本発明によると、プリント基板の孔に両面スルーホールめっきが施され、導電布が取り付けられることで、後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされにくくなり、後部音響端子が十分に静電遮蔽され、携帯電話などから発せられる電磁波により生じる大きな雑音を防ぐことができる単一指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。さらに、導電布は音響抵抗としても作用し、FETが内蔵される空間の音響容量とプリント基板の開口の音響質量の共振を制動することができるため、指向周波数応答が良好で、いかなる姿勢であっても後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされにくい単一指向性コンデンサマイクロホンおよび接話型コンデンサマイクロホンを提供することができる。
本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンの実施例を示す断面図である。 上記実施例の正面図である。 本発明にかかる接話型コンデンサマイクロホンを示す断面図である。 本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの実施例を示す背面図である。 上記実施例の側面図である。 本発明にかかる単一指向性マイクロホンおよび接話型コンデンサマイクロホンの他の態様を示す断面図である。 従来のヘッドセットの一例を示す正面図である。 従来の接話型コンデンサマイクロホンの一例を示す断面図である。
以下、本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンユニットの実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンユニットおよび接話型コンデンサマイクロホンは、特にこの実施例の構成に限定されるものではない。また、図7、図8と同様の構成部品には、同じ符号を付した。
図1において、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15は、円板状の薄膜からなる振動板11と、この振動板11の周縁部が固着されたリング状の振動板保持体5と、スペーサを介在させることにより振動板11に隙間をおいて対向配置され振動板11との間でコンデンサを構成する円盤状の固定極6と、インピーダンス変換器が配置される円盤状のプリント基板10と、固定極6の背面側(図1の下側)に設けられた絶縁体からなる絶縁座7と、これらの部材が組み込まれ正面側(図1の上側)に音波の導入孔を有し背面側(図1の下側)にプリント基板10が配置されるユニットケース3を有している。使用するユニットケース3の形状は、適宜のものが選択でき、図1の実施例で想定しているような円筒形であってもよく、他の形状、例えば多角形状であってもよい。
ユニットケース3の開放端側に形成された折り曲げ部3Bがプリント基板10の背面(図1の下側)を押すことにより、プリント基板10、絶縁座7、固定極6、図示しないスペーサ、振動板11がユニットケース3の内底面に向かってこの順に押圧され、これらの部材がユニットケース3内に位置決めされて固定されている。絶縁座7は、FET9を設けることができる高さまで周壁を残してくりぬかれ、絶縁座7の上記周壁とプリント基板10によって空間20Aが設けられている。絶縁座7は、固定極6と接している正面(図1の上面)と、その反対側の背面(図1の下面)に凹陥部7Aが設けられている。また、これら前後の凹陥部7Aは、さらに絶縁座7の上記周壁とプリント基板10によって作られている上述のユニットケース3内の空間20Aと連通している。プリント基板10の背面が押されることによって、絶縁座7の周面部分の端部とプリント基板10によって作られる空間20Aと、ユニットケース3外部との空間21が仕分けられている。絶縁座7は、固定極6の背面側(図1の下側)からユニットケース3の外部に通ずる音響端子孔8が形成されている。音響端子孔8は円筒形状に形成されている。ユニットケース3は、図2で示すようにその正面側に円形の中心孔と、この中心孔よりも半径方向外側に形成された4つの孔からなる音波の導入孔を有している。なお、ユニットケース3の音波の導入孔は上述のものに限らず適宜の形状及び数に設計できる。
図4において、プリント基板10には、プリント基板10の中心を囲むように配置された円形の複数の孔10Aが形成されている。複数の孔10Aは、音響端子孔8とともに後部音響端子を構成している。複数の孔10Aの数はマイクロホンの設計思想に応じて適宜の数を設定することができる。プリント基板10の正面側には、インピーダンス変換器を構成するFET9が配置されている。固定極6の下面には接続部4があり、接続部4は、FET9と固定極6とを電気的に接続させるため、FET9の端子を固定極6から伸びた接続部4に接触させている。
図1において、絶縁座7の背面側(図1の下側)にプリント基板10が配置されている。プリント基板10のシールド線14との接続部を除く背面(図1の下側)全面からプリント基板10の複数の孔10Aの正面側(図1の上側)周辺までは、両面スルーホールめっきが施されている。なお、両面スルーホールめっきは、フォトレジストなどを使用するなどの適宜の方法によって施すことができる。これによって、プリント基板10の背面のほぼ全面にめっき22が施されるとともに、正面にも所定のパターンのめっきが施され、複数の孔10Aの周壁にもめっき23が施されている。このめっき23によってプリント基板10の背面のめっき22と正面のめっきが導通している。また、複数の孔10Aには、これらの孔10Aを塞ぐように導電布21が嵌め込まれている。このようにすることにより、プリント基板10の複数の孔10Aを確実に静電遮蔽することができ、外部電界や電磁波の浸入を防止することにより雑音を防止することができる。さらに導電布21は音響抵抗としても作用し、FET9が内蔵される空間の音響容量とプリント基板10の開口部である複数の孔10Aの音響質量の共振を制動することができるため、指向周波数応答の良好な単一指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。なお、複数の孔10Aの数としては適宜のものが選択でき、1つであってもよい。
図3は、本発明にかかる接話型コンデンサマイクロホンの実施例を示す。図3において、接話型コンデンサマイクロホン1は、図8の従来例と同様に、主に単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15と、単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15を収納するコンデンサマイクロホンケース12と、音声信号などをマイクロホン外部と導通するためのシールド線14と、このシールド線14を保護するフレキシブルパイプ2を備えている。単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15は、その中心軸線方向を円筒形状のマイクロホンケース12の中心軸線方向に合わせてマイクロホンケース12内に配置されている。マイクロホンケース12の中心軸線方向両端(図3の上下方向)は開放していて、この中心軸線方向両端の開放面には、保護部材13が被せられている。保護部材13は、例えば網状の部材からなり、音波の導入孔を有していて、皿状に成形されている。
マイクロホンケース12には、その外周壁にフレキシブルパイプ2が連結されるとともに、マイクロホンケース12の外周壁を貫通した孔12Bとフレキシブルパイプ2の中心孔2Aが連通し、この連通孔にシールド線14が引き通されている。マイクロホンケース12の中心軸線方向両端部は、内周側が肉厚方向に切削された形になっていて、中心軸線方向の中間部に内周側に突出した突部12Aが形成されている。両端の保護部材13は、マイクロホンケース12の中心軸線方向両端部内周側に嵌め込まれるとともに、突部12Aに当接して相互に固着されている。なお、マイクロホンケース12の形状及び構成としては上述のものに限らず適宜の構造を選択することができる。シールド線14は、プリント基板10に図3における下側から適宜の方法で接続することができる。例えば、図4に示すようにプリント基板10とシールド線14は、プリント基板10のスルーホールめっきが施されていな部分に形成されている接続部22Aに接続することができる。
図5、図6は、本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンユニットおよび接話型コンデンサマイクロホンの他の態様を示す。ユニットケース3は、その周面側部に開口部3Aを有している。図8の従来例あるいは図1、図3の実施例と比較すると、図6における単一指向性コンデンサマイクロホンユニット15は、開口部3Aからプリント基板10まで連通する空間が設けられ、開口部3Aからシールド線14が挿入されている点が異なっている。そしてシールド線14の3本の配線がプリント基板10に接続されている。絶縁座7は、開口部3Aにあわせた高さまで周壁を残してくりぬかれ、絶縁座7の周壁の端部とプリント基板10によって空間が設けられている。開口部3Aは、ユニットケース3のその高さ方向(図6における上下方向)において、プリント基板10の正面(図6の上側)と固定極6の背面(図6の下側)の間に設けられている。
図6で示すように、ユニットケース3の開放端側に形成された折り曲げ部3Bがプリント基板10の背面(図6の下側)を押すことにより、プリント基板10、絶縁座7、固定極6、図示しないスペーサ、振動板11などの内蔵部品がユニットケース3の内底面に向かってこの順に押圧され、これらの部材がユニットケース3内に位置決めされて固定されている。また、プリント基板10の背面が押されることによって、絶縁座7の周面部分の端部とプリント基板10によって作られる空間20と、ユニットケース3外部との空間21が仕分けられている。絶縁座7の周面部分は、開口部3Aに接する面がその円周方向において切り抜かれて形成されている。そして、ユニットケース3内に開口部3Aの位置からプリント基板10まで連通する空間20が設けられていることで、フレキシブルパイプ2の中心孔とこの中心孔に連通するユニットケース3の開口部3Aにシールド線14が挿入され、シールド線14の3本の配線がプリント基板10の正面側に形成されている所定の配線パターンに接続されている。絶縁座7には、固定極6の背面(図6の下側)からユニットケース3の外部に通ずる音響端子孔8が形成されている。音響端子孔8は円筒形状に、また、ユニットケース3の外部に向かって形成されている。絶縁座7は、固定極6と接している正面と、その反対側の背面に凹陥部7Aが設けられている。また、この各凹陥部7Aは、音響端子孔8で連通し、さらに絶縁座7の背面部の周壁とプリント基板10によって作られている上述のユニットケース3内の空間20と連通している。
図1、図3の実施例と同様に、図6においてプリント基板の複数10の孔10Aにはめっき23がフォトレジストなどを使用するなどの適宜の方法によって施されている。また、複数の孔10Aには、それを塞ぐように導電布21が取り付けられている。その他の部分は、図1乃至図3の実施例と同様であって、以下、説明は省略する。このようにすることにより、プリント基板10の複数の孔10Aを確実に静電遮蔽することができ、外部電界や電磁波の侵入による雑音を防止することができる。さらに導電布21は音響抵抗としても作用し、FET9が内蔵される空間の音響容量とプリント基板10の孔の音響質量との共振を制動することができるため、指向周波数応答の良好な単一指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。また、マイクロホンユニットの姿勢が傾いても後部音響端子が雑音源になる外部電界にさらされにくいため、接話型コンデンサマイクロホンに好適な単一指向性コンデンサマイクロホンを提供することができる。その上、コンデンサマイクロホンユニット15とシールド線14の接続部は、ユニットケース3の内方においてプリント基板10に接続されているため、外部からの電磁波の侵入による雑音の発生を防止することができる。また、シールド線14の折れ曲がり箇所が少なく、折れ曲がり角度が小さくなるため、マイクロホン部分が組み立てやすく、シールド線14が折れて断線することを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明はこの例に限るものではない。例えば、本発明にかかる単一指向性コンデンサマイクロホンをオートバイ乗車時の通信用のヘッドセット用の接話型コンデンサマイクロホンに利用してもよい。
1 接話型コンデンサマイクロホン
2 フレキシブルパイプ
3 ユニットケース
4 接続部
5 振動板保持体
6 固定極
7 絶縁座
8 音響端子孔
9 FET
10 プリント基板
11 振動板
12 マイクロホンケース
13 マイクロホンケースのアミ
14 シールド線
15 単一指向性コンデンサマイクロホンユニット
21 導電布
22 めっき
23 めっき

Claims (6)

  1. 振動板と、
    上記振動板が固着された振動板保持体と、
    上記振動板に隙間をおいて対向配置され上記振動板との間でコンデンサを構成する固定極と、
    インピーダンス変換器が配置されるプリント基板と、
    上記固定極の背面側に設けられた絶縁体と、
    これらの部材が組み込まれ正面側に音波の導入孔が形成され、背面側に上記プリント基板が配置されるユニットケースと、を有し、
    上記プリント基板および上記絶縁体は、少なくとも1つの孔からなる後部音響端子を形成している単一指向性コンデンサマイクロホンユニット、であって、
    上記後部音響端子を形成している上記プリント基板の上記正面側と上記背面側の各面と、上記孔には両面スルーホールめっきが施されていて、
    上記プリント基板両面のめっきと上記プリント基板の孔の周壁のめっきとは導通していて
    上記プリント基板の孔には、この孔を塞ぐように導電布が嵌め込まれている、
    ことを特徴とする単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  2. プリント基板の背面側は、上記プリント基板の孔を除いては、略全面に渡ってめっきが施されている
    請求項1に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  3. ユニットケースは、周面側部に、その高さ方向におけるプリント基板の正面と固定極の背面の間に開口部を有し、この開口部から上記プリント基板の正面まで連通する空間が設けられている
    請求項1または2に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  4. ユニットケースの開口部から挿入されたシールド線が上記プリント基板の正面側に接続されている
    請求項3に記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の単一指向性コンデンサマイクロホンユニットを内部に固定し、ユニットケースの正面側と背面側に音波の導入孔を有しているマイクロホンケースを有する
    ことを特徴とする接話型コンデンサマイクロホン。
  6. 上記マイクロホンケースには、フレキシブルパイプが連結されるとともに、上記マイクロホンケースの周壁と貫通した孔と上記フレキシブルパイプの中心孔が連通し、これらを連結した孔にシールド線が引き通されている
    請求項5に記載の接話型コンデンサマイクロホン。
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