JP4939921B2 - コンデンサマイクロホン用前置減衰器およびコンデンサマイクロホン - Google Patents

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本発明は、マイクロホンユニットの指向性を選択できるコンデンサマイクロホンに用いられる前置減衰器に関し、さらに詳しく言えば、きわめて薄い平板状に形成され既存のマイクロホンユニット内に容易に組み込むことが可能な前置減衰器および同前置減衰器を備えたコンデンサマイクロホンに関するものである。
コンデンサマイクロホンのうち、主として会議施設に用いられるグースネック型マイクロホンや話者の胸元に取り付けて用いられる例えば聖歌隊用などのタイピン型マイクロホン、それに楽器演奏時の収音用のマイクロホンなどにおいては、マイクロホンが目立たないようにするため、マイクロホンを、振動板と固定極とを対向的に配置してなる音響電気変換器とそのインピーダンス変換器などが内蔵されるマイクロホンユニットと、電源回路や音声出力回路などが内蔵されるパワーモジュール部とを分離し、それらを専用のマイクケーブルで接続するようにしている。
また、マイクロホンユニットについて言えば、収音の目的に応じて指向性を選択できるようにしたものがある。この場合には、マイクロホンユニットが、上記インピーダンス変換器を含むユニット本体と、上記音響電気変換器を含むマイクロホンカプセルとに分離され、ユニット本体に対して、カージオイド,ハイパーカージオイド,無指向性,双指向性,狭指向性など指向性の異なるマイクロホンカプセルが着脱可能に連結される。
ところで、コンデンサマイクロホンでは、大きな音が入力されると、音声出力回路で音声信号に歪みが発生する。これを防止するため、コンデンサマイクロホンユニットに並列にコンデンサ(減衰用コンデンサ)を接続して、インピーダンス変換器に入力される音声信号を減衰させる。
この音声信号を減衰させる減衰器を、インピーダンス変換器の入力段に接続されることから前置減衰器(PAD(パッド))と称し、特に楽器などにマイクロホンを近接させて収音する場合に、それに応じた適正な減衰量を有する前置減衰器が用いられる。
その減衰量は、上記音響電気変換器(マイクロホンカプセル)の有効静電容量に対して並列に接続されるコンデンサの静電容量に依存し、静電容量を大きくすることにより大きな減衰量が得られるが、指向性が異なることによって設計上静電容量も異なった値となる。これは、それぞれの指向性での制御方式が異なることに起因している。
例えば、オムニは弾性制御であり、双方向性は抵抗制御である。また、カージオイドは弾性制御と抵抗制御の両方の性質を有し、ハイパーカージオイドはカージオイドより抵抗制御的性質を有する。
そのため、指向周波数応答を良好とし、マイクロホンカプセルを交換しても感度が同じになるように設計すると、それぞれの指向性で静電容量が異なることになる。前置減衰器(パッド用コンデンサ)による適正な減衰率は、マイクロホンカプセルの有効静電容量との関係で決められるため、各マイクロホンカプセルごとにパッド用コンデンサも変える必要がある。
そのため、従来では、マイクロホンカプセルを交換する際には、そのカプセルに合った減衰率を有するパッドリングと呼ばれる減衰器を選択し、そのパッドリングを介してマイクロホンカプセルをグリップ部内の音声信号出力回路など接続するようにしている。
しかしながら、パッドリングはマイクロホンのアクセサリー部品で、別途に購入しなくてはならないし、また、比較的小さな部品であるため紛失しやすい。そればかりでなく、例えば−10dB用と−20dB用とがある場合、いずれが最適かを知るには、実際にパッドリングを取り替えてみる必要があるため、その操作が煩わしい。
この点を解決するため、本出願人は、特許文献1で、振動板と固定極とを対向的に配置してなる音響電気変換器などを含むコンデンサマイクロホンユニットと、インピーダンス変換器,音声出力回路などを含むマイクロホン本体とを有するスティック型コンデンサマイクロホンにおいて、コンデンサマイクロホンユニットとマイクロホン本体との間に、回路基板に減衰用のコンデンサ(チップ型コンデンサ)を実装してなる前置減衰器を交換可能に配置することを提案している。
特開2006−287347号公報
上記特許文献1に記載の発明によれば、前置減衰器(減衰コンデンサ)を部品点数が少なくて安価に作製することができ、マイクロホンの外形にほとんど影響を与えることがなく、しかも容易に前置減衰器を付け替えることができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、比較的大口径のスティック型コンデンサマイクロホンについてなされたもので、回路基板にチップ型コンデンサを実装した構成であるため、上記したユニット本体に対して指向性の異なるマイクロホンカプセルを交換可能としたタイプのマイクロホンユニットの場合、小口径であり他の電気部品と接触しないようにする必要があることから、回路基板にチップ型コンデンサを実装した構成をそのまま適用することができない。
したがって、本発明の課題は、きわめて薄い平板状に形成され、小口径でしかも既存のマイクロホンユニット内にも容易に組み込むことが可能な前置減衰器および同前置減衰器を備えたコンデンサマイクロホンを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されているように、振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなるコンデンサ型の音響電気変換器とインピーダンス変換器との間で、上記音響電気変換器の有効静電容量に対して並列的に接続される所定の静電容量を有するコンデンサマイクロホン用前置減衰器において、
当該前置減衰器が、上記固定極から引き出されている信号引出電極に接触する接触端子と、上記インピーダンス変換器が実装されている変換器用回路基板との間に配置され、一方の面に形成された電極パターンと他方の面に形成された電極パターンとにより上記所定の静電容量を発現する両面回路基板からなり、上記両面回路基板の一方の基板面には、その中央部分に第1信号電極が島状に形成されているとともに、上記第1信号電極の周りの残余の部分には第1グランド電極がベタパターンとして形成され、上記両面回路基板の他方の基板面には、スルーホール配線を介して上記第1信号電極と電気的に接続され上記第1グランド電極との間で上記静電容量を発現する第2信号電極が形成されており、上記第1信号電極もしくは上記第2信号電極のいずれか一方が上記接触端子側と接触し、いずれか他方が上記変換器用回路基板に形成されている上記インピーダンス変換器の制御電極リード端子と接触することを特徴としている。
また、本発明の好ましい態様を記載した請求項では、上記両面回路基板の他方の基板面の周縁部には、スルーホール配線を介して上記第1グランド電極と電気的に接続され、上記変換器用回路基板の周縁に形成されているグランド電極と接触する第2グランド電極が環状に形成されていることを特徴としている。
また、本発明には、請求項に記載のコンデンサマイクロホンも含まれる。すなわち、請求項では、カプセル筐体内に振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなる音響電気変換器が収納され、上記固定極に接続された信号引出電極が上記カプセル筐体の後端部側に引き出されているマイクロホンカプセルと、上記マイクロホンカプセルが着脱自在に連結される支持筐体内に、下面側にインピーダンス変換器が実装され上面側にその制御電極リード端子が形成されている変換器用回路基板と、上記信号引出電極と接触するように上記変換器用回路基板の上面側に配置され上記マイクロホンカプセルの連結に伴って上記信号引出電極を上記制御電極リード端子に電気的に接続する接触端子とが設けられているユニット本体とを含むマイクロホンユニットを備えているコンデンサマイクロホンにおいて、上記ユニット本体内の上記変換器用回路基板と上記接触端子との間に、請求項1または2のいずれか1項に記載のコンデンサマイクロホン用前置減衰器を有することを特徴としている。
本発明によれば、振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなるコンデンサ型の音響電気変換器とインピーダンス変換器との間で、音響電気変換器の有効静電容量に対して並列的に接続される所定の静電容量を有するコンデンサマイクロホン用前置減衰器を、一方の面に形成された電極パターンと他方の面に形成された電極パターンとにより所定の静電容量を発現する両面回路基板としたことにより、全体の厚みを例えば0.1mm程度にきわめて薄くできるため、小口径でしかも既存のマイクロホンユニット内にも容易に組み込むことができる。
そればかりでなく、両面回路基板を例えば2枚重ねて用いることにより2倍の静電容量が得られるため、収音目的に応じた減衰量の調整をも両面回路基板の枚数を選択することにより、容易に行うことができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、このコンデンサマイクロホンユニット1は、基本的な構成として、マイクロホンカプセル10と、そのベース(カプセル支持部材)としてのユニット本体20とを備え、専用のマイクコード30を介して図示しないパワーモジュール部(出力モジュール部)に接続される。
マイクロホンカプセル10は、例えば真鍮材からなる円筒状のカプセルケース11を備え、筐体11内には、振動板と固定極とをスペーサリングを介して対向的に配置してなるコンデンサ型の音響電気変換器12が収納されている。音響電気変換器12は公知の構成であってよいため、詳しくは図示しない。
筐体11の背面側は裏蓋13により閉じられており、上記固定極に接続されているコンタクトピン(信号引出電極)14が裏蓋13から突出している。また、カプセルケース11の後端側にはユニット本体20と連結するための雌ネジ151を有する連結筒15がカプセルケース11と電気的に導通するように固定されている。
ユニット本体20は、例えば真鍮材よりなる円筒状の筐体21を備え、この筐体21に外周に雄ネジ221が形成されているリングカプラー22を介してマイクロホンカプセル10が着脱可能に連結される。
すなわち、筐体21の一端側(図1において上端側)には雌ネジ211が形成されており、この雌ネジ211にリングカプラー22の雄ネジ221の下半分が螺合され、この状態で連結筒15の雌ネジ151をリングカプラー22の雄ネジ221の上半分に螺合することにより、マイクロホンカプセル10とユニット本体20とが連結される。
また、筐体21内には円筒状のシールドカップ23が収納されており、このシールドカップ23の上端を受けとして、筐体21の一端側に変換器用回路基板24が筐体21の内部を塞ぐように配置される。
変換器用回路基板24の下面側には、インピーダンス変換器としてのFET25が実装されている。変換器用回路基板24は両面回路基板で、図2aにその上面側の配線パターンを示し、図2bにFET25が実装される下面側の配線パターンを示す。
FET25が実装される下面側の配線パターンには、FET25のゲートG,ドレインDおよびソースSの各電極に対するリード配線が含まれており、その内のゲート用リード配線はスルーホール内配線を介して変換器用回路基板24の上面側の中央に形成されているゲート電極端子241に接続されている。
変換器用回路基板24の外周縁部における上面側と下面側とには、FET25のドレインもしくはソースに接続されるグランドパターン242a,242bがスルーホール内配線を介して互いに導通するように形成されている。
変換器用回路基板24の上面には、コンタクトピン14と接触する板バネ材からなる接触端子26がゴム弾性体からなる保形用のブロック27を抱えた状態で載置されている。
図3に示すように、この例での接触端子26は、変換器用回路基板24の上面と平行な底板261と、底板261の一方の端部から上方に向けてほぼ直角に折り曲げられた起立板262と、起立板262の上端から斜め上方に向けて折り曲げられコンタクトピン14と接触する接触片263とを有し、底板261の底面のほぼ中央には半球状の突起からなる接点264が形成されている。
接触端子26は、ゴム弾性体からなるキャップ部材28により、変換器用回路基板24の上面中央部分に保持される。キャップ部材28は傘型であって、中央部分に接触端子26の保持孔281を有し、その裾部282がリングカプラー22と変換器用回路基板24との間に挟まれ、これにより接触端子26の底板261がFET25のゲート用リード配線に連なる上記ゲート電極端子241と接触するように固定される。
したがって、マイクロホンカプセル10をリングカプラー22を介してユニット本体20に連結すると、音響電気変換器12に含まれている図示しない固定極がコンタクトピン14,接触端子26およびゲート電極端子241を介してFET25のゲートに接続されることになる。
また、変換器用回路基板24の外周縁部がリングカプラー22の下端部とシールドカップ23の上端との間に挟持され、これにより、変換器用回路基板24の外周縁部の上面側に形成されているグランドパターン242aとリングカプラー22とがきつく接触するとともに、変換器用回路基板24の外周縁部の下面側に形成されているグランドパターン242bとシールドカップ23とがきつく接触する。
ユニット本体20の他端側(図1において下端側)にはコードブッシュ291を有するコード導入孔29が設けられており、このコード導入孔29より図示しないパワーモジュール部側から延びる専用のマイクコード30がユニット本体20内に引き込まれる。
マイクコード30には、電源をマイクロホンカプセル10に供給する電源線31と、FET25から出力される音声信号を図示しないパワーモジュール部に送信する信号線32と、これら電源線1および信号線32を静電遮蔽し接地に落とされる網状のシールド被覆線33とを含む2芯シールド被覆線が用いられる。
この実施形態において、マイクコード30にはユニット本体20内に引き込まれる部分にシールド被覆線33を剥き出しとしたシールド被覆線露出部33が設けられ、後述するように、このシールド被覆線露出部33にシールドカップ23の小径円筒部231がかしめにより固定される。
シールド被覆線露出部33は、例えばマイクコード30の変換器用回路基板24と接続される先端側の外皮を取り除いてシールド被覆線33を剥き出し、その剥き出したシールド被覆線33を折り返すことにより形成できる。
シールドカップ23には、小径円筒部231と大径円筒部232とが含まれており、その全体がアルミニウムなどの金属材よりなる。小径円筒部231内にはシールド被覆線露出部33が挿通され、かしめにより小径円筒部231がシールド被覆線露出部33に固定される。
大径円筒部232は、小径円筒部231の一端側(図1において上端側)から拡径されて変換器用回路基板24の底面(この例ではFET25の実装面)に至る長さを有し、その外径は変換器用回路基板24の外径およびユニット本体20の収納空間の内径と実質的に同一径である。なお、筐体21の内面には大径円筒部232の受けとして作用する凹状の段部212が形成されている。
本発明によると、接触端子26の底板261と変換器用回路基板24との間に前置減衰器(PAD)40が配置される。この前置減衰器40は、厚さが例えば0.1mm程度の両面回路基板41からなり、図4aにその一方の基板面410の電極パターンを示し、図4bに他方の基板面420の電極パターンを示す。図4cは図4aのA−A線に沿った拡大断面図である。
図4aに示すように、両面回路基板41の一方の基板面410には、その中央部分に第1信号電極411が島状に形成されているとともに、第1信号電極411の周りの残余の部分には第1グランド電極412がベタパターンとして形成されている。
図4bに示すように、両面回路基板41の他方の基板面420には、スルーホール配線を介して第1信号電極411と電気的に接続され、第1グランド電極412との間で静電容量を発現する第2信号電極421が形成されているとともに、好ましい態様として、他方の基板面420の周縁部には、スルーホール配線を介して第1グランド電極412と電気的に接続される第2グランド電極422が環状に形成される。
ここで、一方の基板面410側の第1信号電極411の直径が2.0mm,他方の基板面420側の第2信号電極421の直径が6.6mmで、両面回路基板41の基材(厚さ0.1mm)の比誘電率が約4.7であるとして、第1グランド電極412と第2信号電極421の重なり合う部分は、外径6.6mm,内径2.0mmのリング状の部分となり、真空誘電率は8.854×10−12であるから、静電容量は約12.9pFとなる。
マイクロホンカプセル10の有効静電容量が8pFの場合、静電容量が約12.9pFの両面回路基板41を接触端子26の底板261と変換器用回路基板24との間に挟み込むことにより、約4.8dBの減衰量が得られる。
この場合、一方の基板面410側を接触端子26の底板261と対向させて、底板261の接点264を第1信号電極411と接触させ、他方の基板面420側の第2信号電極421を変換器用回路基板24に形成されているゲート電極端子241と接触させることが好ましい。
また、図4dに示すように、2枚の両面回路基板41,41をそれらの一方の基板面410,410同士を向かい合わせにして重ね合わせることにより、静電容量は12.9pF×2=25.8pFとなるため、この場合には約12.5dBの減衰量が得られる。
このように、本発明によれば、前置減衰器を両面回路基板にて構成したことにより、安価であり、マイクロホンカプセル交換式のマイクロホンユニットのユニット本体20内に容易に組み込むことができる。
また、一方の基板面410側の第1グランド電極412と他方の基板面420側の第2グランド電極422がともに、変換器用回路基板24のグランドパターン(242a,242b)に電気的に接続されるため、安定した静電容量が得られる。
本発明の実施形態に係るコンデンサマイクロホンユニットに含まれるマイクロホンカプセルとユニット本体を分離して示す断面図。 上記ユニット本体に組み込まれる変換器用回路基板の上面側の回路パターンを示す平面図。 上記変換器用回路基板の上面側の回路パターンを示す底面図。 上記ユニット本体に組み込まれる接触端子を示す側面図。 上記ユニット本体に組み込まれる前置減衰器の一方の基板面の電極パターンを示す平面図。 上記前置減衰器の他方の基板面の電極パターンを示す底面図。 図4aのA−A線に沿った拡大断面図。 2枚の両面回路基板を重ねた場合を示す拡大断面図。
符号の説明
1 コンデンサマイクロホンユニット
10 マイクロホンカプセル
12 音響電気変換器
14 コンタクトピン
20 ユニット本体
21 筐体
22 リングカプラー
23 シールドカップ
24 変換器用回路基板
25 FET(インピーダンス変換器)
26 接触端子
30 マイクコード
40 前置減衰器
41 両面回路基板

Claims (3)

  1. 振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなるコンデンサ型の音響電気変換器とインピーダンス変換器との間で、上記音響電気変換器の有効静電容量に対して並列的に接続される所定の静電容量を有するコンデンサマイクロホン用前置減衰器において、
    当該前置減衰器が、上記固定極から引き出されている信号引出電極に接触する接触端子と、上記インピーダンス変換器が実装されている変換器用回路基板との間に配置され、一方の面に形成された電極パターンと他方の面に形成された電極パターンとにより上記所定の静電容量を発現する両面回路基板からなり、
    上記両面回路基板の一方の基板面には、その中央部分に第1信号電極が島状に形成されているとともに、上記第1信号電極の周りの残余の部分には第1グランド電極がベタパターンとして形成され、上記両面回路基板の他方の基板面には、スルーホール配線を介して上記第1信号電極と電気的に接続され上記第1グランド電極との間で上記静電容量を発現する第2信号電極が形成されており、上記第1信号電極もしくは上記第2信号電極のいずれか一方が上記接触端子側と接触し、いずれか他方が上記変換器用回路基板に形成されている上記インピーダンス変換器の制御電極リード端子と接触することを特徴とするコンデンサマイクロホン用前置減衰器。
  2. 上記両面回路基板の他方の基板面の周縁部には、スルーホール配線を介して上記第1グランド電極と電気的に接続され、上記変換器用回路基板の周縁に形成されているグランド電極と接触する第2グランド電極が環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン用前置減衰器。
  3. カプセル筐体内に振動板と固定極とをスペーサを介して対向的に配置してなる音響電気変換器が収納され、上記固定極に接続された信号引出電極が上記カプセル筐体の後端部側に引き出されているマイクロホンカプセルと、
    上記マイクロホンカプセルが着脱自在に連結される支持筐体内に、下面側にインピーダンス変換器が実装され上面側にその制御電極リード端子が形成されている変換器用回路基板と、上記信号引出電極と接触するように上記変換器用回路基板の上面側に配置され上記マイクロホンカプセルの連結に伴って上記信号引出電極を上記制御電極リード端子に電気的に接続する接触端子とが設けられているユニット本体とを含むマイクロホンユニットを備えているコンデンサマイクロホンにおいて、
    上記ユニット本体内の上記変換器用回路基板と上記接触端子との間に、請求項1または2のいずれか1項に記載のコンデンサマイクロホン用前置減衰器を有することを特徴とするコンデンサマイクロホン。
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