JP3143849U - 接話型マイクロホン - Google Patents

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恭平 小川
可雄 田子
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三協特殊無線株式会社
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Abstract

【課題】強風下で使用しても風騒音がマイクエレメントに入り難く、また雨水がマイクハウジング内に入るおそれのない接話型マイクロホンを提供する。
【解決手段】フレキシブルパイプ1の先端にマイクユニット2を取り付けてなる接話型マイクロホンにおいて、前記マイクユニット2は、送話者の口元と対向する面にマイクグリル5を有するマイクハウジング3と、このマイクハウジング3内にゴム製アダプタ7を介して開口を前記マイクグリル5側に向けて組み込まれた遮音用金属製ポット8と、この遮音用金属製ポット8内にクッション材9を介して組み込まれたマイクエレメント4とを備えている。前記マイクグリル5とマイクエレメント4の間は、周縁をマイクハウジング3に水密に接合された撥水性シート13で仕切られて、防滴型になっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ヘルメット等に取り付けて屋外で使用される接話型マイクロホンに関するものである。
鉄塔工事、橋梁工事、架空送電線工事などの高所作業では、作業者間の連絡のため、ヘルメットにマイクロホン及びスピーカーを備えた無線通信装置が取り付けられている。またバイク用のヘルメットにも運転者間の会話等のために同様の無線通信装置が取り付けられることが多い。高所作業用又はバイク用のヘルメット等に取り付けて使用されるマイクロホン装置は、フレキシブルパイプ(グースネック)の先端にマイクユニットを取り付けた接話型のものが一般的である(特許文献1参照)。
特開平5−132809号公報
ヘルメット等に取り付けて使用される接話型マイクロホンは、強風にさらされることが多い。強風がマイクハウジングに当たると、風騒音が発生し、この風騒音がマイクエレメントに伝わり、送話者の音声に混じるため、受話者側で送話者の音声が聞き取り難くなるという問題がある。
また、ヘルメット等に取り付けて使用される接話型マイクロホンは、雨に当たることもあるため、雨対策も必要である。マイクユニットの雨対策としては、マイクエレメントをプラスチックフィルムで水が入らないように覆った状態で、マイクハウジング内に収容することが公知である(実用新案登録第3104044号公報)。しかし、このような構造でも、マイクハウジング内に水が浸入することがあり、いったんマイクハウジング内に浸入した水は外部に排出し難いという問題がある。
本考案の第一の目的は、風騒音がマイクエレメントに入り難い接話型マイクロホンを提供することにある。
本考案の第二の目的は、雨水がマイクハウジング内に入るおそれのない接話型マイクロホンを提供することにある。
上記第一の目的を達成するため、本考案は、フレキシブルパイプの先端にマイクユニットを取り付けてなる接話型マイクロホンにおいて、前記マイクユニットは、送話者の口元と対向する面にマイクグリルを有するマイクハウジングと、このマイクハウジング内にゴム製アダプタを介して開口を前記マイクグリル側に向けて組み込まれた遮音用金属製ポットと、この遮音用金属製ポット内にクッション材を介して組み込まれたマイクエレメントとを備えていることを特徴とするものである。
本考案に係る接話型マイクロホンは、前記遮音用金属製ポットの背面壁とマイクハウジングの背面壁との間にクッション材を介在させることが好ましい。
また、本考案に係る接話型マイクロホンは、前記遮音用金属製ポットがアルミ製であることが好ましい。
さらに、本考案に係る接話型マイクロホンは、前記マイクグリルとマイクエレメントの間を、周縁をマイクハウジングに水密に接合された撥水性シートで仕切って、防滴型にすることが好ましい。
本考案によれば、マイクハウジング内にゴム製アダプタを介して遮音用金属製ポットが組み込まれ、この遮音用金属製ポット内にクッション材を介してマイクエレメントが組み込まれているため、マイクハウジングに強風が当たって発生する風騒音は、マイクハウジングからゴム製アダプタ、遮音用金属製ポット、クッション材を介してマイクエレメントに伝わる過程で大きく減衰するため、マイクエレメントに入る風騒音を大幅に低減することができる。このため強風下でも、受話者が送話者の音声を明瞭に聞き取ることができる。
また、マイクハウジングに風が当たるのは主にマイクハウジングの背面(マイクグリルと反対側)であるため、遮音用金属製ポットの背面壁とマイクハウジングの背面壁との間にクッション材を介在させておけば、マイクハウジングから金属製ポットに伝わる風騒音をさらに効率よく減衰させることができる。
また、遮音用金属製ポットをアルミ製にすると、マイクユニットの重量増大を抑制でき、軽量化を図ることができる。
また、マイクグリルとマイクエレメントの間を、周縁をマイクハウジングに水密に接合された撥水性シートで仕切ることにより、雨滴がマイクハウジングに浸入するのを防止することができる。また、マイクグリルを通過して撥水性シートに達した雨滴は、マイクグリルの穴を通って簡単に外部に排出されるので、マイクハウジング内に水が溜まるおそれがない。
図1及び図2は本考案に係る接話型マイクロホンの一実施形態を示す。図において、1はフレキシブルパイプ(グースネック)、2はフレキシブルパイプ1の先端に取り付けられたマイクユニットである。
マイクユニット2は、図1に示すように、マイクハウジング3内にマイクエレメント4等を組み込んだものである。マイクハウジング3は、前面(送話者の口元と対向する面)にマイクグリル5を有している。また、マイクハウジング3は、マイクエレメント4等を組み込むために、前面側ハウジング3aと背面側ハウジング3bとに分割できるようになっており、この両者は留めネジ6により一体に組み合わされている。
マイクハウジング3内には、円筒状のゴム製アダプタ7を介して遮音用金属製ポット8が、その開口をマイクグリル5側に向けて、組み込まれている。遮音用金属製ポット8内には、クッション材9を介してマイクエレメント4が組み込まれている。
マイクエレメント4としては、140オーム程度の低インピーダンス単一指向型ダイナミックマイクエレメントを使用することが好ましい。その理由は、接話型にすることで、音声入力に対する風騒音入力の比率を低くするためである。
遮音用金属製ポット8は、周壁と背面壁(底壁)が一体に形成されているもので、マイクハウジング3からマイクエレメント4に伝わる風騒音を遮断するためのものである。この遮音用金属製ポット8は、重量軽減のためアルミ製とすることが好ましい。また、この遮音用金属製ポット8は、マイクハウジング3の背面側から伝わる風騒音をより効果的に遮断するため、周壁の厚さより背面壁の厚さを厚くしてある。
遮音用金属製ポット8とマイクエレメント4の間に介在するクッション材9は、マイクエレメント4を保護しつつ、金属製ポット8からマイクエレメント4に伝わる風騒音を吸収すると共に、金属製ポット8内での共振をダンピングする働きをする。クッション材9は、マイクエレメント4の周囲に配置される円筒状のクッション材9aと、マイクエレメント4の背面に配置される円板状のクッション材9bとから構成される。クッション材9としては、ウールクッション(フェルト)を使用することが好ましい。
ゴム製アダプタ7は、遮音用金属製ポット8をマイクハウジング3内の所定位置に保持するためのもので、シリコーンゴムで形成することが好ましい。ゴム製アダプタ7は、ゴム弾性を有しているため、マイクハウジング3から金属製ポット8に伝わる風騒音を低減する働きもある。
この実施形態ではさらに、遮音用金属製ポット8の背面とマイクハウジング3の背面壁3cとの間にもクッション材10を介在させてある。このクッション材10は、金属製ポット8がマイクハウジング3の中で完全に浮いた状態にし、風騒音の主な発生源であるマイクハウジング3の背面壁3cの振動を、遮音用金属製ポット8に伝わり難くするためのものである。クッション材10としては、ウレタンクッション(ウレタン発泡体)を使用することが好ましい。
マイクエレメント4の端子11に接続されたリード線12は、遮音用金属製ポット8に形成された穴を通り、マイクハウジング3内、フレキシブルパイプ1内を通って外部に引き出されている。
以上のように構成された接話型マイクロホンは、マイクハウジング3に強風が当たって発生する風騒音が、マイクハウジング3からゴム製アダプタ7、遮音用金属製ポット8、クッション材9を介してマイクエレメント4に伝わる過程で大きく減衰するため、マイクエレメント4に入る風騒音を大幅に低減することができる。また、遮音用金属製ポット8の背面にクッション材10を設けたことにより、風騒音の主な発生源であるマイクハウジング3の背面壁3cの振動が、遮音用金属製ポット8に、より伝わり難くなる。このため、マイクエレメント4の音声入力に対する風騒音入力の比率が大幅に低くなり、受話者は、強風が吹いているときでも送話者の音声を明瞭に聞き取ることができるようになる。
さらに、この実施形態では、マイクグリル5とマイクエレメント4の間が、周縁をマイクハウジング3に水密に接合された撥水性シート13により仕切られている。撥水性シート13としては、雨具などに使用される撥水性布地、例えばゴアテックス(ジャパンゴアテックス株式会社の登録商標)を使用することが好ましい。このようにすると、マイクグリル5の網目を通過した雨滴は撥水性シート13によりはじかれ、マイクハウジング3内に浸入することがなくなる。また、接話型マイクロホンはマイクグリル5が送話者の口元に対向する状態で使用されるものであるため、撥水性シート13にはじかれた雨滴は下方に流下し、マイクグリル5の網目を通って外部に排出される。このため、雨滴が撥水性シート13上に溜まるおそれがない。なお、撥水性シート13上の雨滴が速やかに排出されるようにするため、マイクグリル5としては、比較的網目の大きい、12番メッシュ程度のステンレスネットを使用することが好ましい。
本考案に係る接話型マイクロホンの一実施形態を示す断面図。 図1の接話型マイクロホンの、(A)は背面図、(B)は正面(前面)図、(C)は側面図。
符号の説明
1:フレキシブルパイプ
2:マイクユニット
3:マイクハウジング
4:マイクエレメント
5:マイクグリル
6:留めネジ
7:ゴム製アダプタ
8:遮音用金属製ポット
9:クッション材
10:クッション材
11:端子
12:リード線
13:撥水性シート

Claims (4)

  1. フレキシブルパイプの先端にマイクユニットを取り付けてなる接話型マイクロホンであって、
    前記マイクユニットは、送話者の口元と対向する面にマイクグリルを有するマイクハウジングと、このマイクハウジング内にゴム製アダプタを介して開口を前記マイクグリル側に向けて組み込まれた遮音用金属製ポットと、この遮音用金属製ポット内にクッション材を介して組み込まれたマイクエレメントとを備えていることを特徴とする接話型マイクロホン。
  2. 遮音用金属製ポットの背面壁とマイクハウジングの背面壁との間にクッション材を介在させたことを特徴とする請求項1記載の接話型マイクロホン。
  3. 遮音用金属製ポットはアルミ製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接話型マイクロホン。
  4. マイクグリルとマイクエレメントの間を、周縁をマイクハウジングに水密に接合された撥水性シートで仕切って、防滴型にしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の接話型マイクロホン。
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