JP5449820B2 - 機能性分子用担体 - Google Patents
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Description
<糖鎖として一般式(A)で表わされるものを用いた場合>
胆嚢、腸管、腎臓および膀胱を標的組織とすることができ、生体内へ投与すると、これらの標的組織へ選択的に移動して送達される。
脾臓、肺、膵臓および胆嚢を標的組織とすることができ、生体内へ投与すると、これらの標的組織へ選択的に移動して送達される。
肝臓、血液および心臓を標的組織とすることができ、生体内へ投与すると、これらの標的組織へ選択的に移動して送達される。
リンパ節、脾臓、肝臓および腸管を標的組織とすることができ、生体内へ投与すると、これらの標的組織へ選択的に移動して送達される。
脾臓および肝臓を標的組織とすることができ、生体内へ投与すると、これらの標的組織へ選択的に移動して送達される。
製造例1(アルキン含有ペプチドデンドリマーの製造)
Fmoc-Lys(Boc)-OH(39 mg, 84 μmol)とMSNT(1-(メシチレン-2-スルフォニル)-3-ニトロ-1,2,4-トリアゾール)(25 mg, 84 μmol)を無水ジクロロメタン(500 μL)に懸濁し、さらにメチルイミダゾール(6.7μL, 84 μmol)を加え、室温で1時間攪拌した。これを、ジクロロメタン(3分間x5回)で洗浄したWang樹脂 (1)(水酸基担持量: 0.93 mmol / g, 30 mg, 28 μmol)に作用させ、室温で1晩振盪してリジンを導入した。反応溶液を濾過により除去し、樹脂をジクロロメタン(5分間x5回)、およびN,N-ジメチルホルムアミド(5分間x5回)で洗浄した。
Fmoc-Lys(Fmoc)-OH (82 mg, 0.14 mmol)
Fmoc-Lys(Fmoc)-OH (263 mg, 0.45 mmol)
Fmoc-Lys(Fmoc)-OH (49 mg, 0.084 mmol)
Fmoc-His(Bn)-OH (391 mg, 0.84 mmol)
Fmoc-Pra-OH (281 mg, 0.84 mmol)
asialo N-結合型糖タンパク質糖鎖 (11) (1.1 mg, 0.63 μmol) をN,N-ジメチルホルムアミド(100 μL) に溶解し、7-アジドヘプタン酸 スクシンイミジルエステル(12) (0.50 mg, 1.88 μmol)、およびトリエチルアミン (0.26 μL, 0.19 mg, 1.88 μmol) を加え、アルゴン雰囲気下、1晩攪拌した。反応溶液をHPLCにより精製し、目的のアジド化asialo N-結合型糖タンパク質糖鎖(13)を1.15mg、収率96%で得た。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nmで検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、アジド化糖鎖の保持時間は8.7分である。
α2-6,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖(14) (3.9 mg, 1.66 μmol) をN,N-ジメチルホルムアミ ド(100 μL) に溶解し、7-アジドヘプタン酸 スクシンイミジルエステル(12) (1.35 mg, 5.00 μmol)、およびトリエチルアミン (0.6 μL, 0.51 mg, 5.00 μmol) を加え、アルゴン雰囲気下、1晩攪拌した。反応溶液をHPLCにより精製し、目的のアジド化α2-6,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖(15)を3.9 mg、収率94%で得た。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、アジド化糖鎖の保持時間は9.4分である。
α2-3,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(16) (0.9 mg, 0.39 μmol) をN,N-ジメチルホルムアミド(100 μL) に溶解し、7-アジドヘプタン酸 スクシンイミジルエステル(12) (0.31 mg, 1.15 μmol)、およびトリエチルアミン (0.16 μL, 0.12 mg, 1.15 μmol) を加え、アルゴン雰囲気下、1晩攪拌した。反応溶液をHPLCにより精製し、目的のアジド化α2-3,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(17)を0.82mg、収率85%で得た。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、アジド化糖鎖の保持時間は11.2分である。
α2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(18) (1.0 mg, 0.43 μmol) をN,N-ジメチルホルムアミド(100 μL) に溶解し、7-アジドヘプタン酸 スクシンイミジルエステル(12) (0.34 mg, 1.28 μmol)、およびトリエチルアミン (0.18 μL, 0.13 mg, 1.28 μmol) を加え、アルゴン雰囲気下、1晩攪拌した。反応溶液をHPLCにより精製し、目的のアジド化α2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(19)を0.94 mg、収率88%で得た。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、アジド化糖鎖の保持時間は8.5分である。
α2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(20) (1.0 mg, 0.43 μmol) をN,N-ジメチルホルムアミド(100 μL) に溶解し、7-アジドヘプタン酸 スクシンイミジルエステル(12) (0.34 mg, 1.28 μmol)、およびトリエチルアミン (0.18 μL, 0.13 mg, 1.28 μmol) を加え、アルゴン雰囲気下、1晩攪拌した。反応溶液をHPLCにより精製し、目的のアジド化α2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(21)を0.90 mg、収率84%で得た。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、アジド化糖鎖の保持時間は10.4分である。
製造例2で得られたアジド化asialoN-結合型糖タンパク質糖鎖(13) (1.6 mg, 0.84 μmol) に製造例1で得られたアルキン含有ペプチドデンドリマー(10) (0.33 mg, 42 nmol)、 CuSO4 (0.12 mg, 0.67 μmol)、 Na-L-アスコルベート (0.13 mg, 0.67 μmol を加え、N,N-ジメチルホルムアミド (50 μL) と水 (50 μL) の混合溶媒に溶解させ、さらにジイソプロピルエチルアミン (0.12 μL, 86 μmol) を加えた。この反応混合物をアルゴン雰囲気下、室温で20分間攪拌し、シャープレスのクリック反応を行うことで、デンドリマーのアルキン部分にアジド化糖鎖を導入した。
製造例3で得られたアジド化α2-6,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖(15) (0.80 mg, 0.32 μmol) に製造例1で得られたアルキン含有ペプチドデンドリマー(10) (0.13 mg, 16 nmol)、 CuSO4 (41 μg, 0.26 μmol)、 Na-L-アスコルベート (0.15 mg, 0.77 μmol)を加え、N,N-ジメチルホルムアミド (50 μL) と水 (50 μL) の混合溶媒に溶解させ、さらにジイソプロピルエチルアミン (45 nL, 33 μg, 0.26 μmol) を加えた。この反応混合物をアルゴン雰囲気下、室温で20分間攪拌し、シャープレスのクリック反応を行うことで、デンドリマーのアルキン部分にアジド化糖鎖を導入した。
製造例4で得られたアジド化α2-3,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(17) (0.82 mg, 0.33 μmol) に製造例1で得られたアルキン含有ペプチドデンドリマー(10) (0.13 mg, 16 nmol)、 CuSO4 (42 μg, 0.26 μmol)、 Na-L-アスコルベート (0.16 mg, 0.79 μmol)を加え、N,N-ジメチルホルムアミド (50 μL) と水 (50 μL) の混合溶媒に溶解させ、さらにジイソプロピルエチルアミン (45 nL, 33 μg, 0.26 μmol) を加えた。この反応混合物をアルゴン雰囲気下、室温で20分間攪拌し、シャープレスのクリック反応を行うことで、デンドリマーのアルキン部分にアジド化糖鎖を導入した。
製造例5で得られたアジド化α2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖(19) (0.94 mg, 0.38 μmol) に製造例1で得られたアルキン含有ペプチドデンドリマー(10) (0.15 mg, 19 nmol)、 CuSO4 (48 μg, 0.30 μmol)、 Na-L-アスコルベート (0.18 mg, 0.91 μmol)を加え、N,N-ジメチルホルムアミド (50 μL) と水 (50 μL) の混合溶媒に溶解させ、さらにジイソプロピルエチルアミン (52 nL, 39 μg, 0.30 μmol) を加えた。この反応混合物をアルゴン雰囲気下、室温で20分間攪拌し、シャープレスのクリック反応を行うことで、デンドリマーのアルキン部分にアジド化糖鎖を導入した。
製造例6で得られたアジド化α2-3,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖(21) (0.94 mg, 0.38 μmol) に製造例1で得られたアルキン含有ペプチドデンドリマー(10) (0.15 mg, 19 nmol)、 CuSO4 (48 μg, 0.30 μmol)、 Na-L-アスコルベート (0.18 mg, 0.91 μmol)を加え、N,N-ジメチルホルムアミド (50 μL) と水 (50 μL) の混合溶媒に溶解させ、さらにジイソプロピルエチルアミン (52 nL, 39 μg, 0.30 μmol) を加えた。この反応混合物をアルゴン雰囲気下、室温で20分間攪拌し、シャープレスのクリック反応を行うことで、デンドリマーのアルキン部分にアジド化糖鎖を導入した。
蒸留水 (17μL) に溶解させた、実施例1で得られたasialo N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(22) (0.17 mg, 4.5 nmol)に対し、蒸留水 (100 μL) に溶解させた下記の構造式で示されるCy5-アルデヒド(27) (0.45 mg, 0.46 μmol) を、19.6 μL (90 nmol) 加えた。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例2で得られたα2-6,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(23) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水 (100 μL) に溶解させた、実施例6で用いたものと同じCy5-アルデヒド(27) (0.45 mg, 0.46 μmol) を、19.6 μL (90 nmol) 加えた。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例3で得られたα2-3,α2-3 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(24) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水 (100 μL) に溶解させた、実施例6で用いたものと同じCy5-アルデヒド(27) (0.45 mg, 0.46 μmol) を、19.6 μL (90 nmol) 加えた。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例4で得られたα2-6,α2-3 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(25) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水 (100 μL) に溶解させた、実施例6で用いたものと同じCy5-アルデヒド(27) (0.45 mg, 0.46 μmol) を、19.6 μL (90 nmol) 加えた。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例5で得られたα2-3,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(26) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水 (100 μL) に溶解させた、実施例6で用いたものと同じCy5-アルデヒド(27) (0.45 mg, 0.46 μmol) を、19.6 μL (90 nmol) 加えた。
蒸留水 (5.7 μL) に溶解させた、実施例1で得られたasialo N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(22) (57.3 μg, 1.5 nmol) に対し、蒸留水 (110 μL) に溶解させた下記の構造式で示されるNBD-アルデヒド(28) (64.7 μg, 111.8 nmol) を、30 μL (30 nmol) 加えた。
蒸留水 (10.7 μL) に溶解させた、実施例2で得られたα2-6,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(23) (107.0 μg, 2.25 nmol) に対し、蒸留水 (110 μL) に溶解させた、実施例11で用いたものと同じNBD-アルデヒド(28) (64.7 μg, 111.8 nmol) を、44.3 μL (45 nmol) 加えた。
蒸留水 (7.1 μL) に溶解させた、実施例3で得られたα2-3,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(24) (71.3 μg, 1.5 nmol) に対し、蒸留水 (110 μL) に溶解させた、実施例11で用いたものと同じNBD-アルデヒド(28) (64.7 μg, 111.8 nmol) を、30 μL (30 nmol) 加えた。
蒸留水 (7.1 μL) に溶解させた、実施例4で得られたα2-6,α2-3N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(25) (71.3 μg, 1.5 nmol) に対し、蒸留水 (110 μL) に溶解させた、実施例11で用いたものと同じNBD-アルデヒド(28) (64.7 μg, 111.8 nmol) を、30 μL (30 nmol) 加えた。
蒸留水 (7.1 μL) に溶解させた、実施例5で得られたα2-3,α2-6N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(26) (71.3 μg, 1.5 nmol) に対し、蒸留水 (110 μL) に溶解させた、実施例11で用いたものと同じNBD-アルデヒド(28) (64.7 μg, 111.8 nmol) を、30 μL (30 nmol) 加えた。
蒸留水 (17μL) に溶解させた、実施例1で得られたasialo N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(22) (0.17 mg, 4.5 nmol)に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた下記の構造式で示されるDOTA-アルデヒド(29) (61.9 μg, 90 nmol) 加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、68Ga-DOTA-グライコクラスター1の保持時間は7.5 -8.5分である。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例2で得られたα2-6,α2-6 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(23) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた、実施例16で用いたものと同じDOTA-アルデヒド (29) (61.9 μg, 90 nmol) 加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、68Ga-DOTA-グライコクラスター2の保持時間は7.5 -8.5分である。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例3で得られたα2-3,α2-3 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(24) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた、実施例16で用いたものと同じDOTA-アルデヒド (29) (61.9 μg, 90 nmol) を加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、68Ga-DOTA-グライコクラスター3の保持時間は7.5 -8.5分である。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例4で得られたα2-6,α2-3 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(25) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた、実施例16で用いたものと同じDOTA-アルデヒド (29) (61.9 μg, 90 nmol) を加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、68Ga-DOTA-グライコクラスター4の保持時間は7.5 -8.5分である。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、実施例5で得られたα2-3,α2-6 N-結合型糖タンパク質糖鎖グライコクラスター(26) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた、実施例16で用いたものと同じDOTA-アルデヒド (29) (61.9 μg, 90 nmol) を加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
本条件下で、68Ga-DOTA-グライコクラスター5の保持時間は7.5 -8.5分である。
蒸留水 (21 μL) に溶解させた、下記の構造のα2-6,α2-6 N-結合型糖タンパク質糖鎖テトラグライコクラスター(30) (0.21 mg, 4.5 nmol) に対し、蒸留水とメタノールの混合溶媒 (1:1, 100 μL) に溶解させた、実施例16で用いたものと同じDOTA-アルデヒド (29) (61.9 μg, 90 nmol) 加えた。
カラム:4.6x250 mm COSMOSIL 5C18-AR-300 Waters
検出装置:SIMADZU SPD-M20A (215nm で検出)
温度:室温
溶媒:0.1%TFAアセトニトリル/0.1%TFA水
グラジエント:10分間でアセトニトリルを10%から100%にし、その後100%で15分間
流速:1mL/min
Claims (5)
- 前記リンカーが下記の一般式(F)から(O)で表わされる原子団からなる群から選ばれたものである、請求項1に記載の機能性分子用担体。
nは、1から10の整数、
R3は、水素原子、炭素数が1から10のアルキル基、−(OCH2CH2)n−OHで表わされる基(nは1から10の整数を示す)、アミノ酸残基若しくはペプチド残基、
R4は、−(CH2)n−で表わされる基(nは1から10の整数を示す)、−(OCH2CH2)n−で表わされる基(nは1から10の整数を示す)、アミノ酸残基若しくはペプチド残基、
を示し、
カルボニル基側が前記ヒスチジン残基の主鎖アミノ基とアミド結合を形成しており、トリアゾール環側に前記糖鎖が結合している。) - 前記標的組織が肝臓、血液および心臓であり、前記糖鎖が一般式(C)で表わされるものである、請求項1または2に記載の機能性分子用担体。
- 前記標的組織がリンパ節、脾臓、肝臓および腸管であり、前記糖鎖が一般式(D)で表わされるものである、請求項1または2に記載の機能性分子用担体。
- 前記標的組織が脾臓および肝臓であり、前記糖鎖が一般式(E)で表わされるものである、請求項1または2に記載の機能性分子用担体。
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