JP5448790B2 - 製本装置及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents
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Description
以下本発明に係わる画像形成システムおよび製本装置の実施形態について説明する。図3に示す画像形成装置Aについて説明すると、この画像形成装置Aはコンピュータ、ワードプロセッサ、ネットワークなどに連結され、一連の文書をシート上に印刷して排紙口9から搬出する。この印刷手段としてはレーザ、インクジェット、オフセット印刷などの手段が採用可能である。
製本装置Bは、図3に示すように前述の画像形成装置Aの排紙口9に搬出されたシートを部揃え集積してそのシート束(中紙シート)を表紙シートでくるみ製本する。このため画像形成装置Aからのシートをページ順に上下に積重ねて束状に部揃いするシート集積部(後述する集積トレイ)22と、このシート集積部からシート束を製本処理経路P5に沿って移送するシート束搬送手段30と、製本処理経路P5の塗布位置Yに配置され上記シート束の背綴じ端面に接着剤を塗布する接着剤塗布ユニットEと、塗布位置Yの下流側に配置された綴じ位置Xに表紙シートを給送セットする表紙給送経路P4と、綴じ位置Xに配置され表紙シートとシート束とを綴じ処理する背折プレス手段65と、背当て部材64と、製本仕上げされたシート束を収納する収納スタッカ71とから構成されている。各構成について以下説明する。
製本装置Bには装置ハウジング13にシート搬入経路P1が設けられ、この搬入経路P1に順次送られるシートを部揃え集積する集積トレイ22が配置されている。図4に示すように上記集積トレイ22はシート搬入経路P1の排紙口20に段差を形成してその下流側に配置されている。
上述の集積トレイ22には積載されたシート束の厚さを検出するシート束厚さ検出手段Ssが配置されている。この検出手段は図示しないが例えばスライダックセンサで、集積トレイ上のシートを把持するグリッパの位置を検出し、その抵抗値からシート束の厚さを検出する。このようにシート束厚さ検出手段Ssは前記集積トレイ22で集積されたシート束の厚さを検出して、後述する(1)塗布ロール51とシート束との塗布ギャップをシート束の厚さに応じて設定する。また(2)表紙シートShのセット位置とその送り量をシート束の厚さに応じて調整してシート束が表紙シートのセンタと一致するようにする。また(3)後述する背折プレス手段65の待機位置Wpをシート束の厚さに応じて調節する。など後続する処理制御に使用する。
上述の集積トレイ22の下流側には部揃え集積したシート束を製本処理する製本処理経路P5が配置されている。図示のものは前述のシート搬入経路P1が装置ハウジング13を水平方向に横断する方向に配置されている関係で、製本処理経路P5は、装置ハウジング13を鉛直方向に縦断する方向に配置されている。従ってシート搬入経路P1とこれに連なる表紙給送経路P4は水平方向に、製本処理経路P5は鉛直方向に互いに直交するように交差している。この交差部に綴じ位置Xと、その上流側に塗布位置Yが設定されている。
上記製本処理経路P5には、中紙シート束Snを塗布位置Y、綴じ位置Xに向けて搬送するシート束搬送手段30が設けられている。このシート束搬送手段30は図5に示すユニットで構成されている。このシート束搬送手段30は図3に示すように製本処理経路P5に配置され、集積トレイ22から略々水平姿勢で受取ったシート束を90度旋廻させて鉛直姿勢に偏向し、次いで下流側の塗布位置Yに移送する。
接着剤塗布手段Eは、図6(a)に示すように糊などの接着剤を収容する糊容器50と、この容器内に回転自在に取り付けられた塗布ロール51と、容器内の接着剤を加熱する加熱手段50hと、塗布ロール51を回転駆動する駆動モータM8と、上記糊容器50をシート束に沿って往復駆動する駆動モータM9とから構成される。
次に上記接着剤塗布手段Eで糊付けされたシート束は表紙シートShと綴合わせることとなるが、この表紙シートの給送について説明する。図3に示すように画像形成装置Aの排紙口9には順次画像形成済みのシートが搬出され、通常はこの排紙口9に収納スタッカ71が準備される。この排紙口9に後述する製本装置Bとしてのシート搬入経路P1が連結され、このシート搬入経路P1にインサータ装置Jが取り付けられる。
図3に示す画像形成システムにおいて、シート搬入経路P1にはインサータ装置Jの給紙経路P2が連結され、この給紙経路P2からの表紙シートは経路切換フラッパ15を介して表紙給送経路P4に導かれるようになっている。この表紙給送経路P4は前述の製本処理経路P5と直交するように交わり、交差部(以下綴じ位置Xという)で製本処理経路P5からの中紙シート束Snと表紙シートShとを逆T状に接合して綴じ合わせるようになっている。
上記綴じ位置Xには、表紙綴じ手段Gが設けられ、製本処理経路P5からのシート束と表紙給送経路P4からの表紙シートとが逆T字状に接合され背折り処理される。まず製本処理経路P5ではシート束搬送手段30に把持されたシート束に接着剤塗布手段Eでシート束の下端縁Stに糊付けが施され、糊容器50は経路外のホームポジションHPに退避する。そしてシート束搬送手段30はシート束を塗布位置Yから綴じ位置Xに製本処理経路P5に沿って移送する。これと同時に表紙給送経路P4では綴じ位置Xに表紙シートが給送され静止セットされている。
次に上述の制御手段80の全体構成について図12のブロック図に従って説明する。図3に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aの制御部79にコントロールパネル83と、モード設定手段82を設ける。そして画像形成装置Aの制御CPU79はコントロールパネル83で設定された例えば「印刷処理モード」「製本処理モード」に従って製本装置Bの製本動作を実行する。
Sh 表紙シート
Lt 待機間隔(第1の方法)
Lv 待機間隔(第2の方法)
MS1 シフトモータ(シフト手段)
MS2 シフトモータ(シフト手段)
Wp 待機位置
Pp 背折り位置
X 綴じ位置
P4 表紙給送経路
P5 製本処理経路
30 グリップ搬送手段(シート束搬送手段)
33a グリップ部材(可動側)
33b グリップ部材(固定側)
50 糊容器
51 塗布ロール
64 背当て部材
65 背折プレス手段
65a 右プレス部材
65b 左プレス部材
65g 下部搬送ガイド(ガイド面)
65r 駆動ローラ(ピンチローラ)
65p プレス片
66a ラック歯車
66b ピニオン
66 シフト手段
67 作動レバー
68 バネ
69 突き当てストッパ
70 折ロール
71 収納スタッカ
80 制御手段(制御CPU)
81 入力手段
82 モード設定手段
83 コントロールパネル
84 ROM
85 RAM
86 シート性状認識手段
Claims (11)
- 束状の中紙シートを表紙シートでくるみ製本する装置であって、
束状の中紙シートを移送する製本処理経路と、
前記製本処理経路に配置された綴じ位置と、
前記綴じ位置に中紙シートを移送するシート束搬送手段と、
前記製本処理経路と交差する方向から前記綴じ位置に表紙シートを給送する表紙給送経路と、
前記綴じ位置に配置され、前記表紙給送経路から送られた表紙シートをバックアップ支持する背当て部材と、
前記綴じ位置で前記背当て部材の上方に配置され、表紙シートの背部を折合わせる一対のプレス部材と、
この一対のプレス部材の少なくとも一方を、他方に対して所定の待機間隔を有する待機位置から互いに接近した背折り位置に移動するシフト手段と、
前記シート束搬送手段とシフト手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記綴じ位置の背折プレス手段と背当て部材に表紙シートを給送セットした後に、この表紙シートに前記シート束搬送手段で中紙シート束を突き当てて前記一対のプレス部材を待機位置から背折り位置に移動して背折り成形するように構成され、
この制御手段には、
前記中紙シート束の腰の強さ及び/又は前記表紙シートの腰の強さに関するシート性状認識手段が設けられていると共に、
前記プレス部材の待機間隔を、このシート性状認識手段で認識した中紙シート及び/又は表紙シートの腰の強さに応じて異なる間隔に設定することを特徴とする製本装置。 - 前記シート性状認識手段は、
中紙シート束の束厚さ、枚数、坪量、紙材質のいずれか1つを含む入力手段又は検出手段と、表紙シートの厚さ、坪量、紙材質のいずれか1つを含む入力手段又は検出手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 前記制御手段は、前記シート性状認識手段で中紙シート束の束厚さ、枚数、坪量、紙材質の少なくとも1つが所定値未満のときには、前記プレス部材の待機位置を待機間隔が広くなるように設定し、所定値以上のときには狭くなるように設定することを特徴とする請求項2に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、前記表紙シートの厚さ、坪量、紙材質の少なくとも1つが所定値以上のときには、前記プレス部材の待機位置を待機間隔が広くなるように設定し、所定値未満のときには狭くなるように設定することを特徴とする請求項2に記載の製本装置。
- 前記シート性状認識手段は、中紙シート束の束厚さを検出する束厚さ検出手段で構成され、この束厚さ検出手段は、前記製本処理経路の前記綴じ位置の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- 前記シート束搬送手段は、中紙シート束を把持して前記綴じ位置に移送するグリップ搬送手段で構成され、
前記束厚さ検出手段はこのグリップ搬送手段に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の製本装置。 - 前記プレス部材と前記背当て部材とは、前記表紙給送経路からプレス部材の上に送られた表紙シートと背当て部材との間に所定の段差が形成されるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、前記プレス部材を待機位置から背折り位置に移動する際に、前記中紙シート束が前記表紙シートを加圧するように前記シート束搬送手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- 前記背当て部材は、前記綴じ位置に前記中紙シート束に対して位置移動可能に構成され、
前記制御手段は、前記プレス部材を待機位置から背折り位置に移動する際に、前記背当て部材を前記表紙シートが前記中紙シート束を加圧するように位置移動することを特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 前記製本処理経路には前記綴じ位置の上流側に前記中紙シート束の背部に接着剤を塗布する接着剤塗布手段が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- シート上に画像形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置で画像形成されたシートを部揃え集積して表紙シートにくるみ製本する製本装置と、
から構成され、
前記製本装置は請求項1乃至10のいずれか1項に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
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