JP5447547B2 - マクロ遅延解析装置、マクロ境界パスの遅延解析方法、マクロ境界パスの遅延解析プログラム - Google Patents

マクロ遅延解析装置、マクロ境界パスの遅延解析方法、マクロ境界パスの遅延解析プログラム Download PDF

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Description

本発明は、マクロの遅延解析技術に関し、特に、マクロ境界パスを高精度に遅延解析するマクロ遅延解析装置、マクロ境界パスの遅延解析方法、マクロ境界パスの遅延解析プログラムに関する。
LSIの大規模化に伴い、EDA(electronic design automation)ツール実行に必要なマシン性能、使用メモリ量が大きくなってきており、LSI(Large Scale Integration)チップ全体を一度に処理することが難しくなってきている。この大規模化に伴い、1つのLSIを、階層的に分割された一部分の回路(以下、マクロと称す)毎に設計することが主流になってきている。
また一方で、LSIの高速化も進んでいる。LSIを高速に動作させるためには、同期化回路の場合、フリップフロップ(FF)等の同時動作が重要な課題となっている。そのためには各FFに入力されるクロック信号の遅延時間のばらつき(クロックスキュー)を小さく抑えることが重要である。
階層設計のクロック分配の手法は、図11のように、トップ処理でマクロ毎に1箇所の切り口端子までの分配を行い、マクロ処理でその先を分配し、チップ処理時にトップのクロック分配とマクロのクロック分配をマージさせる手法が一般的である。
この一般的なクロック分配手法では、チップ全体で同期を取る場合に、段数が多くなりクロックスキューが大きくなってしまうという問題があった。図11を参照して具体的に説明すると、クロックパスc1、c2は、マクロm1を迂回してマクロm2、m3へ分配されるため迂回する分、段数が多くなってしまい、クロックスキューが大きくなってしまう、という問題である。
このため近年では、図12に示すように、クロック分配をトップ処理の時点でチップ全面に対して行い、マクロ処理ではチップ全面に分配されたクロックパスからマクロ内にある部分のクロックパスを切り出して処理を行うクロック分配手法を採用する必要性がでてきた。
ここで、関連技術として、特許文献1に、トップネットリストと下位下層ネットリスト(マクロネットリスト)をマージし、マクロ境界の配線RC情報がマージされたLSI全体を含むチップ全体ネットリストを生成する発明が開示されている。
特開2003−296392号公報 特開2001−273338号公報 特開2006−039621号公報 特開2007−188517号公報 特開2000−243846号公報 特開2000−223578号公報 特開2000−172738号公報 特開2000−100948号公報 特開2001−273338号公報 特開2000−259686号公報 特開2000−305966号公報 特開2000−250950号公報 特開2008−9787号公報 特開2005−23534号公報 特開2000−243846公報 特開2000−223578号公報 特開2000−172738号公報 特開2000−100948号公報 特開2001−273338号公報 特開2000−259686号公報 特開2000−305966号公報 特開2000−250950号公報
マクロを処理する場合、チップ全面に分配されたクロックパスからマクロ内にある部分のクロックパスを切り出して処理を行うクロック分配手法では、図13に示すように、マクロの外の回路(クロックパスを含む)を遅延解析ツール内では認識できないため、マクロ境界パス(UNIT境界パス)を遅延解析することができなかった(マクロ境界パスはチップ処理に行くまで解析できない)。
この結果、チップ処理時にマクロ境界のパスが遅延エラーすることを避けるために、マクロ処理では必要以上に大きな設計マージンを考慮することになる、という課題があった。また、図14に示すように、マクロ境界のパスが遅延エラーした場合の後戻りが大きいことも課題だった。
また、特許文献1に開示の発明は、トップネットリストと下位下層ネットリスト(マクロネットリスト)をマージする旨の記載はあるものの、マクロ境界パスを含むチップ全体のネットリストを生成するものであり、本発明とは目的が異なる。さらに、特許文献1に開示の発明は、下位階層については概略配線処理を施しただけであり、実遅延値とは異なる遅延値を得ることしかできない。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決し、マクロ遅延解析においてマクロ境界パスの高精度な遅延解析を可能にするマクロ遅延解析装置、マクロ境界パスの遅延解析方法、マクロ境界パスの遅延解析プログラムを提供することである。
本発明の第1のマクロ遅延解析装置は、下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウト後マクロネットリストとをマージして、マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ手段と、マージ後マクロネットリストを用いて、マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析手段とを備える。
本発明の第1のマクロ境界パスの遅延解析方法は、マクロ遅延解析装置によるマクロ境界パスの遅延解析方法であって、ネットリストマージ手段が、下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウト後マクロネットリストとをマージして、マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージステップを実行し、遅延解析手段が、マージ後マクロネットリストを用いて、マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析ステップを実行する。
本発明の第1のマクロ境界パスの遅延解析プログラムは、マクロ遅延解析装置を構成するコンピュータ上で動作するマクロ境界パスの遅延解析プログラムであって、ネットリストマージ手段に、下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウト後マクロネットリストとをマージして、マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ処理を実行させ、遅延解析手段に、マージ後マクロネットリストを用いて、マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析処理を実行させる。
本発明によれば、マクロ遅延解析においてマクロ境界パスの遅延解析を可能にすることができ、これにより、設計の後戻りを小さくするとともに過剰な設計マージンを省き、最適なLSI設計に寄与することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るマクロ遅延解析装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るブローバルクロック分配後トップネットリストの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマクロ遅延解析装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト後マクロネットリストの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除したレイアウト後マクロネットリストの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、マクロに関わるクロックパスの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマクロ境界パスの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマージ後マクロネットリストの構成例を示す図である。 本発明のマクロ遅延解析装置の最小限の構成を示すブロック図である。 本発明のマクロ遅延解析装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 背景技術に係る階層設計のクロック分配の手法の例を示す図である。 背景技術に係る階層設計のクロック分配の手法の例を示す図である。 背景技術に係る階層設計のクロック分配の手法の課題を示す図である。 背景技術に係る階層設計のクロック分配の手法の課題を示す図である。
本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を以下に詳述する。なお、上述の本願発明の目的のほか、他の技術的課題、その技術的課題を解決する手段及びその作用効果についても、以下の実施形態による開示によって明らかとなるものである。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本説明で使用しているクロック分配手法[H−Tree]は一例である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマクロ遅延解析装置100の構成を示すブロック図である。マクロ遅延解析装置100が、本発明の半導体集積回路の遅延解析方法の実行主体となる。
図1を参照すると、マクロ遅延解析装置100は、ハードディスク等の記憶装置10と、プログラム制御により動作するデータ処理装置20とを備える。記憶装置10は、マクロ遅延解析装置100の外部に備える構成としても良い。
記憶装置10は、トップネットリスト11と、セルライブラリ18と、遅延制約情報1aとを予め格納する。また、記憶装置10は、データ処理装置20からの出力情報として、グローバルクロック分配後ネットリスト12と、レイアウト後トップネットリスト13と、トップ遅延時間情報14と、マクロネットリスト15と、レイアウト後マクロネットリスト16と、マージ後マクロネットリスト17と、マクロ内回路遅延時間情報19と、遅延解析情報1bとを格納するためのエリアを含む。
トップネットリスト11は、下位階層をマクロとして、マクロ、IP配置(フロアプラン)、及び、プリミティブセルの配置完了後、レイアウトツールから出力されたネットリストであり、記憶装置10が予め記憶している。
セルライブラリ18は、フリップフロップ(FF)やクロックドライバの各セルにおける、入力端子から出力端子への遅延時間や、入力端子に入力されるデータ信号に対するクロック信号のセットアップ時間やホールド時間などを予め記憶している。セルライブラリの詳細については、特許文献2でセルライブラリ、特許文献3でタイミング制約ライブラリとして説明されている。
遅延制約情報1aは、半導体集積回路を動作させるための制約情報となる基本クロック周期(或いは基本クロック周波数)、入力ピン外部の遅延時間、出力ピン外部の要求遅延時間、遅延制約例外パス(フォールス・パス,マルチサイクル・パス)などの情報であり、記憶装置10が予め記憶している。
グローバルクロック分配後トップネットリスト12には、トップネットリスト11のチップ全面にクロックパスが分配されたネットリストが出力される(図2)。
レイアウト後トップネットリスト13には、グローバルクロック分配後トップネットリスト12にレイアウト処理を行ったネットリストが出力される。
トップ遅延時間情報14には、グローバルクロックパスを含むトップ回路の、ネットワーク毎の配線遅延やゲート遅延が出力される。
マクロネットリスト15には、レイアウト後トップネットリスト13から、マクロ内部の回路を切り出したネットリストが出力される。
レイアウト後マクロネットリスト16には、マクロネットリスト15にレイアウト処理を行ったネットリストが出力される。
マージ後マクロネットリスト17には、レイアウト後トップネットリスト13から抜き出された、対象マクロに関係するクロックパス記述とマクロ境界パス記述を、レイアウト後マクロネットリスト16にマージした、マクロ外クロックパスとマクロ境界パス込みのネットリストが出力される。
マクロ内回路遅延時間情報19には、マクロ内回路のネットワーク毎の配線遅延やゲート遅延が出力される。
遅延解析情報1bには、遅延制約を満たしているかのチェックを行うことにより得られた、遅延制約経路違反や違反値毎の度数分布統計情報が出力される。
データ処理装置20は、グローバルクロック分配手段21と、レイアウト手段22と、遅延時間算出手段23と、マクロ切り出し手段24と、レイアウト手段25と、ネットリストマージ手段26と、遅延時間算出手段27と、遅延解析手段28と、を備える。
グローバルクロック分配手段21は、トップネットリスト11を入力し、チップ前面にクロックパスを分配して、グローバルクロック分配後トップネットリスト12を出力する。このとき、クロックパスの遅延が後続レイアウトで大きく変化しないように、シールド配線や隣接禁止配線を行うのが一般的である。
レイアウト手段22は、グローバルクロック分配後トップネットリスト12を入力し、レイアウト処理を行って、レイアウト後トップネットリスト13を出力する。該レイアウト処理は、グローバルクロック分配の先のクロックツリー末端ドライバとトップ直下のFFやIPを接続する処理を含む。
遅延時間算出手段23は、レイアウト後トップネットリスト13を入力し、セルライブラリ18を参照してRCシミュレーションによる遅延計算を行い、トップ遅延時間情報14を出力する。
マクロ切り出し手段24は、レイアウト後トップネットリスト13を入力し、マクロ内部の回路を切り出したマクロネットリスト15を出力する。
レイアウト手段25は、マクロネットリスト15を入力し、レイアウト処理を行って、レイアウト後マクロネットリスト16を出力する。該レイアウト処理は、グローバルクロック分配の先のクロックツリー末端ドライバとマクロ内のFFを接続する処理を含む。
ネットリストマージ手段26は、レイアウト後トップネットリスト13及びレイアウト後マクロネットリスト16を入力し、レイアウト後トップネットリスト13から対象マクロに関係するクロックパス記述とマクロ境界パス記述を抜き出し、該抜き出した記述をレイアウト後マクロネットリスト16にマージして、マージ後マクロネットリスト17を出力する。
遅延時間算出手段27は、マージ後マクロネットリスト17を入力し、セルライブラリ18を参照してRCシミュレーションによる遅延計算を行い、マクロ内回路遅延時間情報19を出力する。
遅延解析手段28は、トップ遅延時間情報14と、マクロ内回路遅延時間情報19と、遅延制約情報1aとを参照して、マージ後マクロネットリスト17に遅延時間情報を割り当てる。遅延解析手段28は、マクロ外クロックパスとマクロ境界パスのマクロ外の回路部分については、トップ遅延時間情報14から必要な遅延時間情報を割り当て、マクロ内の回路については、マクロ内遅延時間情報19からマクロ内回路の遅延時間情報を割り当てる。
また、遅延解析手段28は、これらの遅延時間情報を元に、信号パスの遅延時間の算出、クロックスパスの遅延時間の算出、クロックスキューの算出、クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックを行い、遅延解析情報1bを出力する。
前記のクロックスキューの算出では、マージ後マクロネットリスト17から各パスの始終点のクロックパス共通部分の情報を得て、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューが算出される。
前記のクロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックでは、この高精度なクロックスキューを使用して、クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックが行われる。
CRPRについては、特許文献4で、共通部分のばらつきの除去として説明されている。
(第1の実施の形態の動作の説明)
次に、本実施の形態によるマクロ遅延解析装置100の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、マクロ境界パスを含むマクロの遅延解析が行われる過程を、図3のステップS11からステップS19に区分して説明する。
ステップS11:グローバルクロック分配手段21に、トップネットリスト11が入力される。グローバルクロック分配手段21は、一般的なトップ処理のクロック分配で行われるようなマクロ境界までのクロック分配ではなく、マクロ内部の領域も含めたチップ全面へクロックを分配し(図2)、グローバルクロック分配後トップネットリスト12を出力する。
ステップS12:レイアウト手段22に、グローバルクロック分配後トップネットリスト12が入力される。レイアウト手段22は、レイアウト処理を行い、レイアウト後トップネットリスト13を出力する。この処理の中で、クロックツリー末端ドライバからトップ直下の各FF、IPのクロック入力端子までのクロックパスを接続する処理が行われる。クロックツリー末端ドライバから各FF、IPのクロック入力端子までのクロックパスを接続する処理は、特許文献5などを参照することで実現できる。その他のレイアウト処理の詳細については、特許文献6、特許文献7、特許文献8などを参照することで実現できる。
ステップS13:遅延時間算出手段23に、レイアウト後トップネットリスト13が入力される。遅延時間算出手段23は、セルライブラリ18を参照してRCシミュレーションによる遅延計算を行い、トップ遅延時間情報14を出力する。遅延時間算出手段23を含むステップS13の詳細については、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12などを参照することで実現できる。
ステップS14:マクロ切り出し手段24に、レイアウト後トップネットリスト13が入力される。マクロ切り出し手段24は、マクロ内部の回路を切り出したマクロネットリスト15を出力する(図12)。ステップS11でチップ全面へのクロック分配が行われ、物理的にクロックパスが分配されているので、そのクロックパスとマクロ境界の交差点にマクロの外部クロック端子を発生させて、そのマクロの外部クロック端子を含むマクロが切り出される。クロック端子の切り出し処理以外の処理については、特許文献13、特許文献14などを参照することで実現できる。
ステップS15:レイアウト手段25に、マクロネットリスト15が入力される。レイアウト手段25は、レイアウト処理を行い、レイアウト後マクロネットリスト16を出力する。この処理の中で、クロックツリー末端ドライバからマクロ内の各FFのクロック入力端子までのクロックパスを接続する処理が行われる。この処理で、クロックソースからのクロックがFFまで完全に分配されたことになる。クロックツリー末端ドライバから各FFのクロック入力端子までのクロックパスを接続する処理は、特許文献15などを参照することで実現できる。その他のレイアウト処理の詳細については、特許文献16、特許文献17、特許文献18などを参照することで実現できる。
ステップS16:ネットリストマージ手段26に、レイアウト後マクロネットリスト16、レイアウト後トップネットリスト13が入力され、ネットリストマージ手段26は、ネットリストマージ処理を行う。ステップS16については、ステップS16−1〜S16−4に区分して、図4〜図8を参照しながら具体的な処理を説明する。
図4に、遅延解析対象マクロbのレイアウト後マクロネットリスト16を示す。マクロbは、図4に記載されているように、セル51a〜51h、52a〜52g、53a〜53f、外部クロック端子54a〜54c、外部端子54d〜54f、クロック配線分岐点55a、一般信号配線56aを含む。
セル51a〜セル51hは、グローバルクロックドライバである。セル52a〜セル52gはローカルクロックドライバである。セル53a〜セル53dはフリップフロップ(FF)である。マクロbはこれらの要素が図4のように組み合わされた回路である。
ステップS16−1:マクロbのレイアウト後マクロネットリスト16から、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述(セル・ネット・入力端子)を削除する。つまり、マクロbのセル51a〜51h、52a〜52c、外部クロック端子54a〜54cと、それに繋がっているクロックツリー末端ドライバ52d〜52gより前のクロックネット、外部端子54d〜54fを削除して、図5の右図のような状態のネットリストにする。
ステップS16−2:レイアウト後トップネットリスト13から、マクロbに関わる、PLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述をコピーしてくる。具体的な処理としては、レイアウト後マクロネットリスト16に含まれるクロックツリー末端ドライバの名前を起点として、グローバルクロック分配後トップネットリスト12をPLLに向かってトレースしていく。クロックツリー末端ドライバからその手前の入力ネットをトレースし、入力ネットからその手前のドライバをトレースし、ドライバからその手前の入力ネットをトレースし、とトレースを繰り返していき、PLLまでたどり着いたところでPLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述を確定させてコピーする。これをクロックツリー末端ドライバの数分繰り返す。こうして、マクロbに関わるクロックパスが得られる(図6)。
ステップS16−3:レイアウト後トップネットリスト13から、マクロbに関係するマクロ境界パスの記述をコピーしてくる。具体的な処理としては、レイアウト後マクロネットリスト16に含まれる外部端子名を起点として、レイアウト後トップネットリスト13をマクロの外側に向かってトレースしていく。マクロの外部端子からその先のネットをトレースし、そのネットからその先のセルをトレースし、そのセルからその先のネットをトレースし、とトレースを繰り返していき、タイミングパスの始点(FFまたはIPのクロックピン)、または終点(FFまたはIPのデータピン)までたどり着いたところで始点/終点からマクロ外部端子までのマクロ境界パスの記述を確定させてコピーする。これをマクロの外部端子の数分繰り返す。こうして、マクロbに関わるマクロ境界パスが得られる(図7)。
ステップS16−4:ステップS16−1で作成した、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除したネットリストに、ステップS16−2で作成したマクロbに関係するクロックパスの記述と、ステップS16−3で作成したマクロbに関係するマクロ境界パスの記述をマージして、図8に示すマージ後マクロネットリスト17を作成する。
ステップS17:遅延時間算出手段27に、マージ後マクロネットリスト17が入力される。遅延時間算出手段27は、セルライブラリ18を参照してRCシミュレーションによる遅延計算を行い、マクロ内回路遅延時間情報19を出力する。遅延時間算出手段27を含むステップS16の詳細については、特許文献19、特許文献20、特許文献21、特許文献22などを参照することで実現できる。
ステップS18:遅延解析手段28に、マージ後マクロネットリスト17と、トップ遅延時間情報14が入力される。遅延解析手段28は、マージ後マクロネットリスト17に、マクロ外クロックパスとマクロ境界パスの遅延時間情報を割り当てる。さらに、遅延解析手段28には、ステップS17で得られたマクロbのマクロ内回路遅延時間情報が入力され、遅延解析手段28は、マージ後マクロネットリスト17に、マクロb内のネットワーク毎の配線遅延時間情報やゲート遅延時間情報を割り当てる。
ステップS19:ステップS19では、遅延解析手段28に、遅延制約情報1aが入力され、遅延解析手段28は、ステップS18で得られた、遅延時間情報が割り当てられた該マージ後マクロネットリスト17と、遅延制約情報1aを元に、マクロ境界パスを含む遅延解析を行い、遅延解析情報10を出力する。遅延時間情報が割り当てられた該マージ後マクロネットリスト17を用いることで、マクロ境界パスの遅延解析を行うことができる。また、マクロ外のクロックパスも認識できるので、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューの算出が可能になり、このクロックスキューを使用して遅延解析を行うことができる。マクロbの遅延解析は終了する。
(第1の実施の形態による効果)
続いて、本発明の効果について述べる。
背景技術によるマクロの遅延解析方法では、マクロの回路が図12の右図のようにマクロ境界の外側(点線部)は見えなかったため、マクロ内部のFFからマクロ外部のFFやIPへのパスを認識できず、遅延解析することができなかった。このため、図14の左のように、チップ処理時にマクロ境界のパスが遅延エラーすることを避けるために、マクロ処理では必要以上に大きな設計マージンを考慮することになる、という課題があった。また、マクロ境界のパスが遅延エラーした場合の後戻りが大きいことも課題だった。
マクロ遅延解析時に、レイアウト後トップネットリストからマクロ外クロックパスとマクロ境界パスの記述をコピーしてきて、マクロ遅延解析に使用していたネットリストとマージし、そのマージしたネットリストとトップ遅延時間情報を遅延解析ツールに入力し、図8のようにマクロ外のクロックパスとマクロ境界パスを遅延解析ツールに認識させることで、背景技術のマクロ遅延解析では考慮できなかったマクロ境界パスを、過剰マージンの無い高精度なクロックスキューで遅延解析することが可能になる。これにより、過剰な設計マージンを省き、最適なLSI設計に寄与する。また、マクロ境界パスの遅延エラーを早期に発見し、設計の後戻りを小さくして設計期間を短縮できる(図14の右)。
また、クロック分配をトップ処理の時点でチップ全面に対して行い、マクロ処理ではチップ全面に分配されたクロックパスからマクロ内に存在する部分のクロックパスを切り出して処理を行い、マクロ処理でのクロック分配はクロックツリー末端ドライバとマクロ内のFFを繋げるのみにする、というクロック分配手法を使用することにより、チップ全体のクロックツリーの段数が最適化され、クロックスキューを小さくすることができる。
なお、本発明の課題を解決できる最小限の構成を図9に示す。マクロ遅延解析装置100が、下位階層をマクロとしたトップネットリスト11にクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリスト13と、レイアウト後トップネットリスト13からマクロ内部の回路を切り出したレイアウ後トマクロネットリスト16とをマージして、マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリスト17を生成するネットリストマージ手段26と、マージ後マクロネットリスト17を用いて、マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析手段28とを備えることで、上述した本発明の課題を解決することができる。
次に、本発明のマクロ遅延解析装置100のハードウェア構成例について、図10を参照して説明する。図10は、本発明のマクロ遅延解析装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図10を参照すると、本発明のマクロ遅延解析装置100は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成であり、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部32、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部33、入力装置35や出力装置36及び記憶装置37と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部34、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス38を備えている。記憶装置37は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本発明のマクロ遅延解析装置100の各機能は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、その機能を提供するプログラムを、記憶装置37に格納し、そのプログラムを主記憶部32にロードしてCPU31で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上、好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施する時には、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
さらに、上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウ後トマクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ手段と、
前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析手段と
を備えることを特徴とするマクロ遅延解析装置。
(付記2)
前記ネットリストマージ手段は、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウ後トマクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記1に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記3)
前記ネットリストマージ手段は、
前記レイアウト後マクロネットリストから、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除し、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する、PLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースし、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する前記マクロ境界パスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記1又は付記2に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記4)
前記遅延解析手段は、
グローバルクロックパスを含むトップ回路の遅延時間情報に含まれる前記マクロ外クロックパス及び前記マクロ境界パスの遅延時間情報と、マクロ内回路の遅延時間情報とを、前記マージ後マクロネットリストに割り当て、
前記遅延時間情報が割り当てられた前記マージ後マクロネットリストと、半導体集積回路を動作させるための制約情報である遅延制約情報とに基づいて、前記マクロ境界パスの遅延解析を行う
ことを特徴とする付記1から付記3の何れか1項に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記5)
セルライブラリを参照し、前記マージ後マクロネットリストについてRCシミュレーションによる遅延計算を行い、前記マクロ内回路の遅延時間情報を生成する遅延時間算出手段を備える
ことを特徴とする付記4に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記6)
前記遅延解析手段は、
信号パスの遅延時間の算出、
クロックスパスの遅延時間の算出、
CRPRを考慮したクロックスキューの算出、
クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェック
の少なくとも何れか1つを行うことを特徴とする付記1から付記5の何れか1項に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記7)
前記CRPRを考慮したクロックスキューの算出は、
前記マージ後マクロネットリストから各パスの始終点のクロックパス共通部分の情報を得て、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューを算出する
ことを特徴とする付記6に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記8)
前記のクロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックは、
前記CRPRを考慮したクロックスキューを使用して行う
ことを特徴とする付記6又は付記7に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記9)
前記レイアウト後トップネットリストのクロックパスとマクロ境界の交差点にマクロの外部クロック端子を発生させて、そのマクロの外部クロック端子を含むマクロを前記マクロネットリストとして切り出すマクロ切り出し手段と、
前記マクロネットリストにレイアウト処理を行って前記レイアウト後マクロネットリストを生成するレイアウト手段と
を備えることを特徴とする付記1から付記8の何れか1項に記載のマクロ遅延解析装置。
(付記10)
マクロ遅延解析装置によるマクロ境界パスの遅延解析方法であって、
ネットリストマージ手段が、
下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウ後トマクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージステップを実行し、
遅延解析手段が、
前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析ステップを実行する
ことを特徴とするマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記11)
前記ネットリストマージステップで、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウ後トマクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記10に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記12)
前記ネットリストマージステップで、
前記レイアウト後マクロネットリストから、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除し、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する、PLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースし、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する前記マクロ境界パスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記10又は付記11に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記13)
前記遅延解析ステップで、
グローバルクロックパスを含むトップ回路の遅延時間情報に含まれる前記マクロ外クロックパス及び前記マクロ境界パスの遅延時間情報と、マクロ内回路の遅延時間情報とを、前記マージ後マクロネットリストに割り当て、
前記遅延時間情報が割り当てられた前記マージ後マクロネットリストと、半導体集積回路を動作させるための制約情報である遅延制約情報とに基づいて、前記マクロ境界パスの遅延解析を行う
ことを特徴とする付記10から付記12の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記14)
遅延時間算出手段が、
セルライブラリを参照し、前記マージ後マクロネットリストについてRCシミュレーションによる遅延計算を行い、前記マクロ内回路の遅延時間情報を生成する遅延時間算出ステップを実行する
ことを特徴とする付記13に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記15)
前記遅延解析ステップで、
信号パスの遅延時間の算出、
クロックスパスの遅延時間の算出、
CRPRを考慮したクロックスキューの算出、
クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェック
の少なくとも何れか1つを行うことを特徴とする付記10から付記14の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記16)
前記CRPRを考慮したクロックスキューの算出は、
前記マージ後マクロネットリストから各パスの始終点のクロックパス共通部分の情報を得て、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューを算出する
ことを特徴とする付記15に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記17)
前記のクロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックは、
前記CRPRを考慮したクロックスキューを使用して行う
ことを特徴とする付記15又は付記16に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記18)
マクロ切り出し手段が、
前記レイアウト後トップネットリストのクロックパスとマクロ境界の交差点にマクロの外部クロック端子を発生させて、そのマクロの外部クロック端子を含むマクロを前記マクロネットリストとして切り出すマクロ切り出しステップを実行し、
レイアウト手段が、
前記マクロネットリストにレイアウト処理を行って前記レイアウト後マクロネットリストを生成するレイアウトステップを実行する
ことを特徴とする付記10から付記17の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析方法。
(付記19)
マクロ遅延解析装置を構成するコンピュータ上で動作するマクロ境界パスの遅延解析プログラムであって、
ネットリストマージ手段に、
下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したレイアウ後トマクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ処理を実行させ、
遅延解析手段に、
前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析処理を実行させる
ことを特徴とするマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記20)
前記ネットリストマージ処理で、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウ後トマクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記19に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記21)
前記ネットリストマージ処理で、
前記レイアウト後マクロネットリストから、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除し、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する、PLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースし、
前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する前記マクロ境界パスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにトレースすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
ことを特徴とする付記19又は付記20に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記22)
前記遅延解析処理で、
グローバルクロックパスを含むトップ回路の遅延時間情報に含まれる前記マクロ外クロックパス及び前記マクロ境界パスの遅延時間情報と、マクロ内回路の遅延時間情報とを、前記マージ後マクロネットリストに割り当て、
前記遅延時間情報が割り当てられた前記マージ後マクロネットリストと、半導体集積回路を動作させるための制約情報である遅延制約情報とに基づいて、前記マクロ境界パスの遅延解析を行う
ことを特徴とする付記19から付記21の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記23)
遅延時間算出手段に、
セルライブラリを参照し、前記マージ後マクロネットリストについてRCシミュレーションによる遅延計算を行い、前記マクロ内回路の遅延時間情報を生成する遅延時間算出処理を実行させる
ことを特徴とする付記22に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記24)
前記遅延解析処理で、
信号パスの遅延時間の算出、
クロックスパスの遅延時間の算出、
CRPRを考慮したクロックスキューの算出、
クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェック
の少なくとも何れか1つを行うことを特徴とする付記19から付記23の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記25)
前記CRPRを考慮したクロックスキューの算出は、
前記マージ後マクロネットリストから各パスの始終点のクロックパス共通部分の情報を得て、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューを算出する
ことを特徴とする付記24に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記26)
前記のクロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェックは、
前記CRPRを考慮したクロックスキューを使用して行う
ことを特徴とする付記24又は付記25に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
(付記27)
マクロ切り出し手段に、
前記レイアウト後トップネットリストのクロックパスとマクロ境界の交差点にマクロの外部クロック端子を発生させて、そのマクロの外部クロック端子を含むマクロを前記マクロネットリストとして切り出すマクロ切り出し処理を実行させ、
レイアウト手段に、
前記マクロネットリストにレイアウト処理を行って前記レイアウト後マクロネットリストを生成するレイアウト処理を実行させる
ことを特徴とする付記19から付記26の何れか1項に記載のマクロ境界パスの遅延解析プログラム。
100:マクロ遅延解析装置
1a:遅延成約情報
1b:遅延解析情報
10:記憶装置
11:トップネットリスト
12:グローバルクロック分配後トップネットリスト
13:レイアウト後トップネットリスト
14:トップ遅延時間情報
15:マクロネットリスト
16:レイアウト後マクロネットリスト
17:マージ後マクロネットリスト
18:セルライブラリ
19:マクロ内回路遅延時間情報
20:データ処理装置
21:グローバルクロック分配手段
22:レイアウト手段
23:遅延時間算出手段
24:マクロ切り出し手段
25:レイアウト手段
26:ネットリストマージ手段
27:遅延時間算出手段
28:遅延解析手段
31:CPU
32:主記憶部
33:通信部
34:入出力インタフェース部
35:入力装置
36:出力装置
37:記憶装置
38:システムバス

Claims (9)

  1. 下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したマクロネットリストにレイアウト処理を行ったレイアウト後マクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ手段と、
    前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析手段とを備え
    前記ネットリストマージ手段は、
    前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウト後マクロネットリストにコピーすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
    ことを特徴とするマクロ遅延解析装置。
  2. 前記ネットリストマージ手段は、
    前記レイアウト後マクロネットリストから、クロックツリー末端ドライバより前のクロックパスの記述を削除し、
    前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する、PLLからクロックツリー末端ドライバ手前までのクロックパスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにコピーし、
    前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関する前記マクロ境界パスの記述を抜き出して、前記レイアウト後マクロネットリストにコピーすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマクロ遅延解析装置
  3. 前記遅延解析手段は、
    グローバルクロックパスを含むトップ回路の遅延時間情報に含まれる前記マクロ外クロックパス及び前記マクロ境界パスの遅延時間情報と、マクロ内回路の遅延時間情報とを、前記マージ後マクロネットリストに割り当て、
    前記遅延時間情報が割り当てられた前記マージ後マクロネットリストと、半導体集積回路を動作させるための制約情報である遅延制約情報とに基づいて、前記マクロ境界パスの遅延解析を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマクロ遅延解析装置
  4. セルライブラリを参照し、前記マージ後マクロネットリストについてRCシミュレーションによる遅延計算を行い、前記マクロ内回路の遅延時間情報を生成する遅延時間算出手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のマクロ遅延解析装置
  5. 前記遅延解析手段は、
    信号パスの遅延時間の算出、
    クロックスパスの遅延時間の算出、
    CRPRを考慮したクロックスキューの算出、
    クロックパス遅延時間と信号パス遅延時間が遅延制約を満たしているかのチェック
    の少なくとも何れか1つを行うことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のマクロ遅延解析装置
  6. 前記CRPRを考慮したクロックスキューの算出は、
    前記マージ後マクロネットリストから各パスの始終点のクロックパス共通部分の情報を得て、CRPRを考慮した過剰マージンの無い高精度なクロックスキューを算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載のマクロ遅延解析装置
  7. 前記レイアウト後トップネットリストのクロックパスとマクロ境界の交差点にマクロの外部クロック端子を発生させて、そのマクロの外部クロック端子を含むマクロを前記マクロネットリストとして切り出すマクロ切り出し手段と、
    前記マクロネットリストにレイアウト処理を行って前記レイアウト後マクロネットリストを生成するレイアウト手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のマクロ遅延解析装置
  8. クロ遅延解析装置によるマクロ境界パスの遅延解析方法であって、
    ネットリストマージ手段が、
    下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したマクロネットリストにレイアウト処理を行ったレイアウト後マクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージステップを実行し、
    遅延解析手段が、
    前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析ステップを実行し、
    前記ネットリストマージステップで、
    前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウト後マクロネットリストにコピーすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
    ことを特徴とするマクロ境界パスの遅延解析方法
  9. マクロ遅延解析装置を構成するコンピュータ上で動作するマクロ境界パスの遅延解析プログラムであって、
    ネットリストマージ手段に、
    下位階層をマクロとしたトップネットリストにクロックパスの分配とレイアウト処理を行ったレイアウト後トップネットリストと、前記レイアウト後トップネットリストからマクロ内部の回路を切り出したマクロネットリストにレイアウト処理を行ったレイアウト後マクロネットリストとをマージして、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを含むマージ後マクロネットリストを生成するネットリストマージ処理を実行させ、
    遅延解析手段に、
    前記マージ後マクロネットリストを用いて、前記マクロ境界パスの遅延を解析する遅延解析処理を実行させ、
    前記ネットリストマージ処理で、
    前記レイアウト後トップネットリストから、前記マクロに関するクロックパスであるマクロ外クロックパスの記述と、マクロ境界パスの記述とを抜き出し、当該抜き出した記述を、前記レイアウト後マクロネットリストにコピーすることで、前記マージ後マクロネットリストを生成する
    ことを特徴とするマクロ境界パスの遅延解析プログラム
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