JP5447020B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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本発明は、ナビゲーション装置に関する。
ナビゲーション装置では、ユーザ(運転者等)によって目的地が設定され、経路案内を行う場合、時間優先等の推奨経路を演算し、目的地までの推奨経路を地図上に表示する。さらに、ナビゲーション装置には、過去の走行履歴からその目的地まで過去に走行した経路を検索し、その過去に走行した経路を推奨経路とともに表示するものがある(特許文献1参照)。目的地までの経路を地図上に表示する場合、一般に、経路として選択されている道路が塗り潰されて表示される。
特開平8−82527号公報 特開2005−181020号公報 特開2006−53132号公報
ナビゲーション装置では、情報提供として、道路区間毎に渋滞度で色分けした矢印等を地図上に表示している。経路案内を行っていない場合、運転者は、このような渋滞情報を参照しながら、目的地までの経路を選択する。さらに、経路案内を行っていない場合の情報提供として、自車両のそのときの進行方向から推定される経由地点までの経路を地図上に表示することが考えられる。このような情報提供において、経由地点までの推奨経路と過去に走行した経路等を同時に地図上に表示した場合、複数の経路が同時に表示されるので(例えば、複数の各経路の道路がそれぞれ塗り潰されて表示される)、視認性が低下する虞がある。さらに、経由地点として複数推定される可能性が高いので、視認性が更に低下する。このように視認性が低下すると、提供した情報を運転者が判断し難く、情報提供としては適切でない。
そこで、本発明は、経路案内を行っていない場合に視認性に優れた有用な情報提供を行うナビゲーション装置を提供することを課題とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、経路案内を行っていない場合に経路に関する情報提供を行うナビゲーション装置であって、自車両の経由候補地点を推定する経由候補地点推定手段と、経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、現在位置から経由候補地点までの運転者が走行する可能性の高い経路を特定する運転者経路特定手段と、経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、現在位置から経由候補地点までの推奨経路を特定する推奨経路特定手段と、経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、運転者経路特定手段で特定した運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路特定手段で特定した推奨経路を比較する比較手段と、比較手段での比較結果に基づいて運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なる場合に通常とは異なる態様で経由候補地点を表示し、通常とは異なる態様で表示されている経由候補地点が選択された場合に当該経由候補地点までの推奨経路を表示する表示制御手段を備えることを特徴とする。
このナビゲーション装置では、経路案内を行っていない場合、経由候補地点推定手段で自車両が走行する可能性のある経由候補地点を推定する。この経由候補地点は、目的地点までの通過地点の候補であるが、最終的な目的地点の候補の場合もある。ナビゲーション装置では、この推定した経由候補地点毎に、運転者経路特定手段で現在位置から経由候補地点までの運転者が走行する可能性の高い経路を特定するとともに、推奨経路特定手段で現在位置から経由候補地点までの推奨経路(例えば、時間最短の経路、距離最短の経路)を特定する。そして、ナビゲーション装置では、推定した経由候補地点毎に、比較手段で運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路を比較する。運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なっている場合、経由地点まで運転者が通常走行する可能性の高い経路を走行するよりも推奨経路を走行するほうが時間を短縮あるいは距離を短縮等でき、運転者にとってはメリットがある。そこで、ナビゲーション装置では、その経由候補地点毎の比較結果を用いて、表示制御手段で運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なる場合にその経由候補地点を通常とは異なる態様(例えば、強調表示)で表示する。ここでは、経路に関する情報提供としては、地図上に経由候補地点を示す表示だけであり、ユーザにとっては視認し易く、通常とは異なる態様で表示されることによって有用な経路情報が有ることが容易に判る。ユーザが通常とは異なる態様で表示されている経由候補地点を選択した場合、ナビゲーション装置では、表示制御手段でその経由候補地点までの推奨経路を地図上に表示する。ここでは、経路に関する情報提供としては、選択された経由候補地点までの経路を1本表示するだけであり、ユーザにとっては視認し易い。このように、ナビゲーション装置では、経路案内を行っていないときに、経由候補地点までの運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なる場合にその経由候補地点を通常とは異なる態様で表示することにより、経路に関する情報提供表示としての視認性に優れ、運転者が通常走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なっていることを容易に把握できる。さらに、ナビゲーション装置では、通常とは異なる態様で表示されている経由候補地点が選択された場合にはその経由候補地点までの推奨経路を地図上に表示することにより、簡単な操作によってユーザにとって有用な経由地点までの経路情報を得ることができる。
本発明によれば、経路に関する情報提供表示としての視認性に優れ、運転者が通常走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なっていることを容易に把握でき、簡単な操作によってユーザにとって有用な経由地点までの経路情報を得ることができる。
本実施の形態に係るナビゲーション装置の構成図である。 自車両の現在位置において進行方向から推定される経由地点の一例である。 図2の各経由地点までの時間最短の経路(推奨経路)であり、(a)が第1経由地点の場合であり、(b)が第2経由地点の場合であり、(c)が第3経由地点の場合である。 図2の各経由地点までの運転者が走行すると推定される経路であり、(a)が第1経由地点の場合であり、(b)が第2経由地点の場合であり、(c)が第3経由地点の場合である。 図2の各経由地点の地図上への表示例である。 図2の各経由地点から選択された第2経由地点までの推奨経路の地図上への表示例である。 図1のECUにおける情報提供機能の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施の形態に係るナビゲーション装置は、従来のナビゲーション装置と同様に、自車両の現在位置及び進行方向を演算する機能、現在位置及び進行方向を表示する機能、ユーザ(運転者等)によって目的地が設定された場合に目的地までの経路を探索する機能、経路に沿って案内する機能等を有している。さらに、本実施の形態に係るナビゲーション装置は、ユーザによって目的地が設定されておらず、経路案内を行っていない場合に自車両の進行方向に応じた経路に関する情報を提供する機能を有している。本実施の形態では、ナビゲーション装置におけるこの情報提供機能について詳細に説明する。
図1〜図6を参照して、本実施の形態に係るナビゲーション装置1について説明する。図1は、本実施の形態に係るナビゲーション装置の構成図である。図2は、自車両の現在位置において進行方向から推定される経由地点の一例である。図3は、図2の各経由地点までの時間最短の経路である。図4は、図2の各経由地点までの運転者が走行すると推定される経路である。図5は、図2の各経由地点の地図上への表示例である。図6は、図2の各経由地点から選択された第2経由地点までの推奨経路の地図上への表示例である。
ナビゲーション装置1では、経路案内を行っていない場合、自車両の現在位置と進行方向から経由地点(経由候補地点)を推定し、経由地点毎に推奨経路と運転者が走行すると推定される経路(運転者が走行する可能性の高い経路)を演算する。そして、ナビゲーション装置1では、推奨経路と運転者が走行すると推定される経路とが異なる経由地点を地図上に強調表示するとともにそれ以外の経由地点を通常表示し、ユーザによって強調表示された経由地点が選択された場合には推奨経路を表示する。なお、経路案内を行っていない場合とは、ユーザによって目的地が設定されていない場合である。
ナビゲーション装置1は、センサ類10、GPS受信装置11、入力装置12、データベース13、ディスプレイ20、スピーカ21及びECU[Electronic Control Unit]30を備えている。なお、本実施の形態では、ECU30における各処理が特許請求の範囲に記載する経由候補地点推定手段、運転者経路特定手段、推奨経路特定手段、比較手段及び表示制御手段に相当する。
センサ類10は、ナビゲーション装置1で必要となる自車両の走行情報を検出するための各種センサである。センサ類10としては、例えば、車速センサ、ジャイロセンサがある。各センサでは、検出した情報をECU30に送信する。
GPS受信装置11は、GPSアンテナや処理装置等を備えており、自車両の現在位置等を検出する。GPS受信装置11では、GPSアンテナでGPS衛星からのGPS信号を受信する。そして、GPS受信装置11では、処理装置でそのGPS信号を復調し、その復調された各GPS衛星からの情報に基づいて自車両の現在位置(緯度、経度)等を演算する。GPS受信装置11では、自車両の現在位置等の情報をECU30に送信する。
入力装置12は、ユーザがナビゲーション装置1に対しての各種設定や各種選択等を行うための入力装置である。入力装置12としては、例えば、ディスプレイ20を利用したタッチディスプレイ式の入力装置、ジョイスティック式の入力装置がある。入力装置12では、ユーザによって入力された情報をECU30に送信する。
データベース13は、ナビゲーション装置1で用いられる各種データを格納するデータベースである。格納されるデータとしては、例えば、表示地図用のデータ、経路探索用のデータ、経路案内用のデータ、目的地設定用のデータ、各道路(高速道路、有料道路、国道、市町村道等)に関するデータ、交差点に関するデータ、各種施設に関するデータがある。
ディスプレイ20は、他のシステムと共用される車載ディスプレイである。ディスプレイ20では、ECU30からの画像表示するための表示信号を受信すると、その表示信号に応じて画像を表示する。
スピーカ21は、他のシステムと共用される車載スピーカである。スピーカ21では、ECU30から音声出力するための音声信号を受信すると、その音声信号に応じて音声を出力する。
ECU30は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなり、ナビゲーション装置1を統括制御する電子制御ユニットである。ECU30は、現在位置演算機能、地図表示機能、目的地設定機能、経路探索機能、経路案内機能等の従来からある機能の他に情報提供機能を有している。ここでは、ECU30における情報提供機能について詳細に説明する。
ECU30では、現在位置演算機能で演算された自車両の現在位置と進行方向に基づいて、経由地点を推定するための範囲を設定する。この範囲の設定方法としては、例えば、現在位置を中心とし、進行方向から左右にそれぞれ90度程度の半円のエリアを設定する。この範囲の大きさとしては、例えば、幹線道路が2本程度入る大きさとする。
ECU30では、設定した範囲内から自車両が経由(通過)する可能性のある経由地点を推定する。経由する可能性のある地点としては、例えば、主要道路の交差点、高速道路のインタチェンジ入口、公共施設、ランドマーク的な建築物、駅がある。さらに、経由する可能性のある地点としては、自車両の過去の通過した地点を保存しておき、自車両が過去に通過した地点でもよい。この経由地点は、通常を複数の地点が推定されるが、1つの地点しか推定されない場合もある。図2には、自車両の現在位置MPから進行方向を元に推定された経由地点として、主要道路の3つの交差点P1,P2,P3を推定している。なお、符号J1,J2で示す各矢印は、渋滞区間又は混雑区間を示している。
ECU30では、推定した経由地点毎に、自車両の現在位置から経由地点までの時間が最短となる経路(推奨経路)を探索する。この経路探索方法は、従来の方法を適用する。この経路探索では、各道路に対して提供される交通情報(VICS[Vehicle Information andCommunication System]情報、テレマティクスで収集された情報等)を取得できた場合、その交通情報に含まれる渋滞度や旅行時間情報等を考慮して時間最短の経路を探索する。
図3には、図2の3つの経由地点P1,P2,P3までの時間最短の経路を示している。図3(a)に示す第1経由地点P1の経路SR1は、経路上に渋滞区間J1があるが、主要道路をそのまま直進する経路である。図3(b)に示す第2経由地点P2の経路SR2は、渋滞区間J2の影響をできるだけ回避するために、主要道路から外れた脇道を通る経路である。図3(c)に示す第3経由地点P3の経路SR3は、右折して、右折先の主要道路をそのまま直進する経路である。
ECU30では、推定した経由地点毎に、自車両の現在位置から経由地点までの運転者が走行すると推定される経路を探索する。運転者が走行すると推定される経路としては、例えば、道なりで行ける経路、右左折をあまり行わない経路、最短距離の経路、走行中の道路と同格あるいはそれ以上の道路格の道路を通る経路がある。さらに、運転者が走行すると推定される経路としては、自車両の過去の走行履歴を保存しておき、運転者が過去に走行したことがある経路でもよい。この経路探索方法は、どのような方法を適用してもよい。
図4には、図2の3つの経由地点P1,P2,P3までの運転者が走行すると推定される経路を示している。図4(a)に示す第1経由地点P1の経路DR1は、主要道路をそのまま道なりに行く経路である。図4(b)に示す第2経由地点P2の経路DR2は、右左折が最も少なくかつ同じ道路格の道路を通る経路である。図4(c)に示す第3経由地点P3の経路R3は、右折先の主要道路をそのまま道なりに行く経路である。
ECU30では、推定した経由地点毎に、時間最短の経路と運転者が走行すると推定される経路とを比較し、この2つの経路が異なるか否かを判定する。図2〜図4に示す例の場合、第1経由地点P1については経路SR1と経路DR1とは同じ経路であり、第2経由地点P2については経路SR2と経路DR2とは異なる経路であり、第3経由地点P3については経路SR3と経路DR3とは同じ経路である。
ECU30では、各経由地点についての2つの経路の比較の結果、経路が同じ経由地点については通常表示用の地点表示アイコンで表示すると決定し、経路が異なる経由地点については強調表示用の地点表示アイコンで表示すると決定する。そして、ECU30では、各経由地点を通常表示用の地点表示アイコン又は強調表示用の地点表示アイコンで表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する。強調表示用のアイコンは、通常表示用のアイコンと識別可能でありかつ通常表示用のアイコンよりも目立つアイコンであり、例えば、通常表示用のアイコンが点滅するアイコン、通常表示用のアイコンが拡大/縮小を繰り返すアイコン、通常表示用アイコンとは異なる形状のアイコンがある。このように強調表示用のアイコンで表示することによって、ユーザに対してその経由地点を選択することを促し、その経由地点まで運転者が通常走行する経路よりも短い時間で走行することができる有用な経路情報を極力提供できるようにする。
なお、この経由地点の表示では、地点を示すアイコンを表示するだけでなく、その経由地点までに要する目安時間等の情報を表示してもよい。また、この表示される経由地点のアイコンは、タッチディスプレイ、ジョイスティック等の入力によって選択可能なアイコンとする。
図5には、図2の3つの経由地点P1,P2,P3を地図上に表示している。第1経由地点P1は、2つの経路が同じなので、通常表示用のピン状のアイコンA1が表示されている。第2経由地点P2は、2つの経路が異なるので、強調表示用のアイコンA2としてピン状のアイコンが点滅表示される。第3経由地点P3は、2つの経路が同じなので、通常表示用のピン状のアイコンA3が表示されている。
ECU30では、入力装置12からの情報によって強調表示用のアイコンで示された経由地点が選択されたと判断した場合、その経由地点までの時間最短の経路で選択されている各道路を塗り潰して表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する。また、ECU30では、入力装置12からの情報によって通常表示用のアイコンで示された経由地点が選択されたと判断した場合、その経由地点までの経路(時間最短の経路=運転者が走行すると推定される経路)で選択されている各道路を塗り潰して表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する。また、ECU30では、入力装置12からの情報がなく、全ての経由地点が選択されなかった場合、経由地点までの経路を表示する制御を行わない。なお、経由地点までの経路を表示した場合、経路を表示するだけでもよいが、経路に沿った案内を行ってもよい。
図6には、図5に示す3つのアイコンA1,A2,A3の中からユーザによって強調表示用のアイコンA2が選択された場合の経路表示を示している。この場合、強調表示用のアイコンA2の第2経由地点P2までの経路として、時間最短の経路SR2で選択されている各道路が塗り潰されて表示されている。
図1を参照して、ユーザによって目的地が設定されておらず、経路案内を行っていない場合のナビゲーション装置1における情報提供の動作を説明する。特に、ECU30における処理については図7のフローチャートに沿って説明する。図7は、図1のECUにおける情報提供機能の処理の流れを示すフローチャートである。
ECU30では、自車両の現在位置と進行方向に基づいて経由地点を推定する(S1)。そして、ECU30では、推定した経由地点毎に、現在位置から経由地点までの時間が最短となる経路(推奨経路)を特定する(S2)。また、ECU30では、推定した経由地点毎に、現在位置から経由地点までの運転者が走行すると推定される経路を特定する(S3)。
ECU30では、推定した経由地点毎に、時間最短経路と運転者が走行すると推定される経路とを比較し、時間最短経路と運転者が走行すると推定される経路とが異なる経路か否かを判定する(S4)。そして、ECU30では、2つの経路が異なる場合にはその経由地点を強調表示するとともに2つの経路が同じ場合にはその経由地点を通常表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する(S5)。この表示信号を受信すると、ディスプレイ20では、その表示信号に応じて、地図上に各経由地点を強調表示用アイコン又は通常表示用アイコンでそれぞれ表示する。
この地図上に表示された各経由地点のアイコンをユーザ(運転者等)が見て、経路を表示してほしい経由地点がある場合、ユーザは入力装置12によってその経由地点のアイコンを選択するための操作を行う。ユーザによって経由地点のアイコンが選択された場合、入力装置12では、その選択された情報をECU30に送信する。
ECU30では、入力装置12から経由地点のアイコンの選択情報が送信されたか否かによって、ユーザによって経由地点が選択されたか否かを判定する(S6)。S6にてユーザによって経由地点が選択されていないと判定した場合、ECU30では、今回の処理を終了する。
S6にてユーザによって経由地点が選択されたと判定した場合、ECU30では、入力装置12からの経由地点のアイコンの選択情報に基づいて、強調表示した経由地点が選択されたか否かを判定する(S7)。S7にて強調表示した経由地点が選択されたと判定した場合、ECU30では、その経由地点までの時間最短経路を地図上に表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する(S8)。この表示信号を受信すると、ディスプレイ20では、その表示信号に応じて、地図上に経由地点までの時間最短経路を表示する。一方、S7にて通常表示した経由地点が選択されたと判定した場合、ECU30では、その経由地点までの経路を地図上に表示するための表示信号をディスプレイ20に送信する(S9)。この表示信号を受信すると、ディスプレイ20では、その表示信号に応じて、地図上に経由地点までの時間最短経路でありかつ運転者が走行すると推定される経路を表示する。
ナビゲーション装置1では、経路案内を行っていない場合、上記の動作を、ユーザによって選択された経由地点を自車両が通過する毎あるいはユーザによって経由地点が選択されていない場合に繰り返し行う。
このナビゲーション装置1によれば、経由地点までの時間最短経路(推奨経路)と運転者が走行すると推定される経路とが異なる場合にその経由地点を強調表示するとともに経路が同じ場合にはその経由地点を通常表示することにより、経路案内を行っていない場合の経路に関する情報提供表示として最初に経由地点しか表示しないので視認性に優れ、強調表示によって運転者が時間最短経路と通常走行する可能性の高い経路とが異なっていることを簡単に把握できる。このように、経路案内を行っていない場合でも、ユーザに経路に関する情報を提供することができる。特に、経由地点まで運転者が通常走行する可能性の高い経路よりも短い時間で走行できる経路が存在する場合のみ強調表示することにより、ユーザにとって有用な情報を確実に提供することができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、ユーザによって強調表示されている経由地点が選択された場合にはその経由地点までの時間最短経路を地図上に表示することにより、簡単な操作によって、ユーザにとって有用な経由地点までの経路情報を得ることができる。さらに、経由地点までの経路としては1本の経路しか表示しないので、ユーザにとっては視認し易い。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では経由地点までの推奨経路を時間最短の経路としたが、最短距離の経路等の他の経路としてもよい。推奨経路については、ユーザの好みの条件の経路とするとよい。
また、本実施の形態では推奨経路と運転者が走行すると推定される経路とが異なる場合にはその経由地点を強調表示するとともに経路が同じ場合にはその経由地点を通常表示する構成としたが、推奨経路と運転者が走行すると推定される経路とが同じ場合にはその経由地点については表示しないようにしてもよい。このような経由地点については、運転者が通常走行すると推定される経路の情報しか提供できないので、そのような経路情報を提供しなくても運転者はその経路で走行すると考えられる。
1…ナビゲーション装置、10…センサ類、11…GPS受信装置、12…入力装置、13…データベース、20…ディスプレイ、21…スピーカ、30…ECU。

Claims (1)

  1. 経路案内を行っていない場合に経路に関する情報提供を行うナビゲーション装置であって、
    自車両の経由候補地点を推定する経由候補地点推定手段と、
    前記経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、現在位置から経由候補地点までの運転者が走行する可能性の高い経路を特定する運転者経路特定手段と、
    前記経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、現在位置から経由候補地点までの推奨経路を特定する推奨経路特定手段と、
    前記経由候補地点推定手段で推定した経由候補地点毎に、前記運転者経路特定手段で特定した運転者が走行する可能性の高い経路と前記推奨経路特定手段で特定した推奨経路を比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較結果に基づいて運転者が走行する可能性の高い経路と推奨経路とが異なる場合に通常とは異なる態様で経由候補地点を表示し、前記通常とは異なる態様で表示されている経由候補地点が選択された場合に当該経由候補地点までの推奨経路を表示する表示制御手段
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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