JP5446166B2 - 燃料電池システム、及び、その制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
燃料電池を備える燃料電池システムでは、燃料電池のアノードに燃料ガスを、カソードに酸化ガスを供給する。この燃料電池システムにおいて、燃料電池の通常発電終了時に、燃料ガスおよび酸化ガスの供給を停止させる。
特開2004−146084号公報
しかしながら、上記燃料電池システムにおいて、燃料ガスおよび酸化ガスの供給を停止後には、例えば、アノードとカソード間でクロスリークが生じるなどして、アノードおよびカソードで、ガスの濃度分布が生じ、その結果、カソードにおいて、部分的に酸化反応がおこり、燃料電池が劣化するおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、燃料電池システムにおいて、燃料電池の劣化を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。例えば、本発明は、燃料電池システムであって、アノード、カソード、および、電解質膜を含む燃料電池セルを1つ以上備える燃料電池と、前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の短絡を行う短絡部と、前記短絡部によって短絡された前記燃料電池の電圧を測定する電圧測定部と、前記電圧測定部によって測定された燃料電池電圧の増加量に基づき、前記短絡部により前記燃料電池が正常に短絡されているか否かを検知する短絡検知部と、を備えることを特徴とする燃料電池システムとして実現することが可能である。その他、本発明は、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池システムであって、アノード、カソード、および、電解質膜を含む燃料電池セルを1つ以上備える燃料電池と、前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の短絡を行う短絡部と、前記短絡部によって短絡された前記燃料電池の電圧を測定する電圧測定部と、前記電圧測定部によって測定された燃料電池電圧に応じて、前記短絡部による前記燃料電池の短絡が正常であるか、異常であるかを検知する短絡検知部と、を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、燃料電池が劣化することを抑制することができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記短絡検知部は、前記短絡部が前記燃料電池の短絡を行ってから、単位時間あたりの前記燃料電池電圧の変化量が第1閾値より高くなった場合に、前記短絡部による前記燃料電池の短絡が異常であると検知することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の短絡異常を正確に検知することができる。
[適用例3]
適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記短絡検知部は、前記短絡部が前記燃料電池の短絡を行ってから、前記燃料電池電圧が、第2閾値より高くなった場合に、前記短絡部による前記燃料電池の短絡が異常であると検知することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の短絡異常を正確に検知することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記短絡検知部が、前記燃料電池の短絡が異常であると検知した場合に、前記燃料電池の短絡異常を報知する報知部を備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池システムの管理者は、燃料電池の短絡異常を素早く認知することができ、燃料電池の短絡異常を迅速に解決することができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池は、複数の燃料電池セルを備え、前記短絡部は、前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、各燃料電池セルの短絡を行い、前記電圧測定部は、前記短絡部によって短絡された各燃料電池セルのうち、所定の燃料電池セルの電圧を測定し、前記短絡検知部は、前記電圧測定部によって測定された燃料電池セル電圧に応じて、前記短絡部による前記燃料電池の短絡が正常であるか、異常であるかを検知することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、簡易的に、燃料電池の短絡が正常であるか、異常であるかを検知することができる。
[適用例6]
燃料電池を備える燃料電池システムの制御方法であって、前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の短絡を行う短絡工程と、短絡された前記燃料電池の電圧を測定する測定工程と、測定された燃料電池電圧に応じて、前記燃料電池の短絡が正常であるか、異常であるかを検知する検知工程と、を備えることを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
上記構成の短絡検知方法によれば、燃料電池が劣化することを抑制することができる。
[適用例7]
適用例6に記載の燃料電池システムの制御方法において、前記検知工程は、前記燃料電池の短絡を行ってから、単位時間あたりの前記燃料電池電圧の変化量が第3閾値より高くなった場合に、前記燃料電池の短絡が異常であると検知する工程を含むことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
このようにすれば、燃料電池の短絡異常を正確に検知することができる。
[適用例8]
適用例6または適用例7に記載の燃料電池システムの制御方法において、前記検知工程は、前記燃料電池の短絡を行ってから、前記燃料電池電圧が、第4閾値より高くなった場合に、前記燃料電池の短絡が異常であると検知する工程を含むことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
このようにすれば、燃料電池の短絡異常を正確に検知することができる。
[適用例9]
適用例6ないし適用例8のいずれかに記載の燃料電池システムの制御方法において、前記燃料電池の短絡が異常であると検知した場合に、前記燃料電池の短絡異常を報知する工程を備えることを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
このようにすれば、燃料電池システムの管理者は、燃料電池の短絡異常を素早く認知することができ、燃料電池の短絡異常を迅速に解決することができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムに限られず、例えば、短絡検知装置など、他の装置発明の態様で実現することも可能である。また、上記した燃料電池システムの制御方法に限られず、例えば、短絡検知方法など、他の方法発明の態様で実現することも可能である。また、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池システム1000の構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。本実施例の燃料電池システム1000は、主に、水素タンク20と、コンプレッサ30と、水素遮断弁40と、可変調圧弁50と、短絡接続部60と、電圧センサ90と、表示装置99と、燃料電池100と、制御回路400と、電気的負荷500と、を備えている。
水素タンク20は、燃料ガスとしての高圧水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、水素供給流路22を介して燃料電池100(後述の水素供給マニホールド)に接続されている。水素供給流路22上において、水素タンク20から近い順番に、水素遮断弁40と、可変調圧弁50とが設けられている。可変調圧弁50は、水素タンク20から燃料電池100へ供給される水素圧(水素量)を調整可能な調圧弁である。
また、燃料電池100(後述の水素排出マニホールド)は、水素排出流路24と接続される。水素タンク20から水素供給流路22を介して供給される水素は、燃料電池100で電気的化学反応に供され、水素排出流路24を介して燃料電池システム1000の外部に排出される。
コンプレッサ30は、酸化ガスとして、空気を燃料電池100に供給するための装置であり、空気供給流路32を介して燃料電池100(後述の空気供給マニホールド)に接続される。また、燃料電池100(後述の空気排出マニホールド)は、空気排出流路34と接続される。コンプレッサ30から空気供給流路32を介して供給される空気は、燃料電池100で電気的化学反応に供され、空気排出流路34を介して燃料電池100の外部に排出される。
燃料電池100は、固体高分子型の燃料電池であり、複数の燃料電池セル10と、エンドプレート300と、インシュレータ330と、ターミナル340と、を備えている。燃料電池セル10は、インシュレータ330およびターミナル340を挟んで、2枚のエンドプレート300によって挟持される。すなわち、燃料電池100は、燃料電池セル10が、複数個積層された層状構造を有している。また、燃料電池100は、テンションプレート(図示せず)がボルト(図示せず)によって各エンドプレート300に結合されることによって、各燃料電池セル10を、積層方向に所定の力で締結する構造となっている。
図2は、燃料電池セル10の概略構成を表わす断面模式図である。この燃料電池セル10は、電解質膜11と、電解質膜11の両面に形成されるカソード12およびアノード13とから成る膜電極接合体5(以下では、MEA(Membrane Electrode Assembly)5と呼ぶ)を備える。燃料電池セル10は、MEA5の外側に第1ガス拡散層14,15を備え、さらに、その外側に第2ガス拡散層16,17を備えている。電解質膜11は、固体高分子材料、例えば、フッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す。カソード12、および、アノード13は、触媒金属である白金(Pt)を担持したカーボン(以下では、白金担持カーボンとも呼ぶ)と、電解質とから構成される。第1ガス拡散層14,15は、導電性を有するカーボン製の多孔質部材であり、例えば、カーボンクロスやカーボンペーパによって形成される。また、第2ガス拡散層16,17は、導電性を有し、第1ガス拡散層14,15よりも比較的大きな細孔からなる多孔質部材であり、例えば、カーボンペーパ等のカーボン多孔質体や、金属メッシュや発泡金属などの金属多孔質体によって形成することができる。
セパレータ6,7は、ガス不透過の導電性部材、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした緻密質カーボンや、プレス成形した金属板によって形成することができる。セパレータ6,7の表面には、燃料電池セル10に供給された空気(酸化ガス)あるいは水素(燃料ガス)の流路を形成するための凹凸形状が形成されている。すなわち、カソード側の第2ガス拡散層16とセパレータ6との間には、通常運転時において、カソード12で電気化学反応に供される酸化ガスが通過するセル内空気流路18が形成されている。また、アノード側の第2ガス拡散層17とセパレータ7との間には、通常運転時において、アノード13で電気化学反応に供される燃料ガスが通過するセル内水素流路19が形成されている。
燃料電池セル10の外周部には、セル内空気流路18およびセル内水素流路19におけるガスシール性を確保するための図示しないシール部材が配設されている。また、本実施例の燃料電池100は、燃料電池セル10を複数積層したスタック構造を有しているが、このスタック構造の外周部には、燃料電池セル10の積層方向と平行であって水素あるいは空気が流通する複数のガスマニホールド(図示せず)が設けられている。
このマニホールドのうち、空気供給流路32、および、各燃料電池セル10のセル内空気流路18と接続されるマニホールドを空気供給マニホールドとも呼び、水素供給流路22、および、各燃料電池セル10のセル内水素流路19とそれぞれ接続されるマニホールドを、水素供給マニホールドとも呼び、空気排出流路34、および、セル内空気流路18とそれぞれ接続されるマニホールドを空気排出マニホールドとも呼び、水素排出流路24、および、セル内水素流路19とそれぞれ接続されるマニホールドを水素排出マニホールドとも呼ぶ。
燃料電池100において、発電中に水素が流通する流路、すなわち、各燃料電池セル10における第2ガス拡散層17、第1ガス拡散層15、セル内水素流路19、水素供給マニホールド、および、水素排出マニホールドを、合わせてアノード流路26とも呼ぶ。また、燃料電池100において、発電中に空気が流通する流路、すなわち、各燃料電池セル10における第2ガス拡散層16、第1ガス拡散層14、セル内空気流路18、空気供給マニホールド、および、空気排出マニホールドを、合わせてカソード流路36とも呼ぶ。
電気的負荷500は、例えば、二次電池や、電力消費装置(モータなど)などである。
短絡接続部60は、各ターミナル340と接続されている。また、短絡接続部60は、短絡回路60aを備え、電気的負荷500と、短絡回路60aとの接続を切り換え可能な装置である。短絡接続部60は、通常発電中において、燃料電池100と電気的負荷500とを接続する。短絡接続部60は、後述の燃料電池短絡処理において、短絡回路60aと接続する。この場合、燃料電池100(各燃料電池セル10)は、アノード側とカソード側が短絡した状態となる。なお、短絡回路60aは、電気的負荷500と比較して低抵抗な回路であり、その抵抗値は、燃料電池システム1000の具体的な設計等により適宜決定される。「通常発電」についての詳細は、後述する。
電圧センサ90は、燃料電池100の燃料電池電圧Vfを検出するためのセンサである。
表示装置99は、後述する燃料電池短絡処理において、燃料電池100の短絡が異常な場合に、燃料電池100が短絡異常である旨を表示により報知するための装置である。
また、本実施例の燃料電池システム1000では、ラジエータ(図示せず)などからなる冷却系装置(図示せず)を備えており、その冷却系装置から、燃料電池100において各燃料電池セル10間に設けられる冷媒流路(図示せず)に冷媒が流され、燃料電池100の内部温度を調節するようになっている。
制御回路400は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ポート(図示せず)等を備え、燃料電池100の発電に伴い、コンプレッサ30、水素遮断弁40、短絡接続部60、表示装置99等に対して種々の制御を行う。なお、制御回路400のRAMには、後述の燃料電池短絡処理で用いられる異常検知フラグが記憶されている。
制御回路400は、燃料電池システム1000の外部から電力要求を受信した場合には、燃料電池システム1000において、燃料電池100の通常発電運転を行う。具体的には、制御回路400は、燃料電池システム1000の外部から電力要求を受信すると、短絡接続部60を制御して電気的負荷500に接続する。そして、制御回路400は、電力要求量に応じて、水素遮断弁40を開弁させると共に可変調圧弁50を調整し、コンプレッサ30を駆動制御する。なお、制御回路400は、通常発電運転開始時には、所定期間、燃料電池100の暖機運転を行う。
一方、制御回路400は、燃料電池システム1000において、運転停止要求(燃料電池100の通常発電停止要求)を受信すると、通常発電を終了する通常発電終了処理を行う。具体的には、制御回路400は、運転停止要求を受信すると、水素遮断弁40を閉弁させ、コンプレッサ30を駆動停止させることで、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させる。
そして、本実施例の燃料電池システム1000において、制御回路400は、通常発電終了後、すなわち、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させた後、後述する燃料電池短絡処理を実行する。
A2.燃料電池短絡処理:
図3は、本実施例の燃料電池システム1000が行う燃料電池短絡処理を示すフローチャートである。この燃料電池短絡処理は、再度、燃料電池システム1000の外部から電力要求を受信するまで、言い換えれば、次回の燃料電池100の通常発電運転開始まで継続して行われる。なお、燃料電池システム1000において、通常発電終了後、すなわち、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させた後、この燃料電池短絡処理を開始するまでの間において、燃料電池100と電気的負荷500とが電気的に接続された状態では、その間、燃料電池100では、アノード流路26に残存している水素およびカソード流路36に残存している空気により発電が行われ、電圧がある程度降下した状態となっている。また、燃料電池短絡処理を開始するまでの間において、燃料電池100と電気的負荷500とが電気的に接続されていない状態では、その間、燃料電池100のアノード13からカソード12に水素がリークすることにより、カソード12が水素で満たされ、電圧がある程度降下した状態となっている。RAMに記憶されている異常検知フラグは、OFFの状態となっている。
燃料電池短絡処理において、制御回路400は、まず、短絡接続部60を制御し、燃料電池100と電気的負荷500との電気的接続を遮断させると共に、燃料電池100と短絡回路60aとを電気的に接続させ、すなわち、燃料電池100を短絡させる(ステップS10)。燃料電池100と短絡回路60aとを接続した場合において、燃料電池100のMEA5で、水素(アノード側)、または、空気(酸素)(カソード側)が存在している場合には、電気的化学反応が生じ、すなわち、発電(短絡発電)が行われる。それに伴い、燃料電池100において、アノード流路26内の水素濃度、および、カソード流路36内の酸素濃度が減少し、電気化学反応が低下して、燃料電池100(各燃料電池セル10)の電圧は、低下する。MEA5において、カソード側に空気が存在している場合とは、通常発電終了後に空気が残留している場合、または、空気排出流路34から空気が逆流してくる場合が含まれる。また、燃料電池100と短絡回路60aとを電気的に接続した場合において、燃料電池100のMEA5で、水素(アノード側)、または、空気(酸素)(カソード側)が存在していない場合には、電気的化学反応や水素のリークによって、既にある程度電圧が低下した状態であり、短絡により、その状態が保たれるか、若しくは、その状態から若干の電圧低下が生じる。なお、短絡により、燃料電池100(各燃料電池セル10)内部の内部抵抗で電力が消費されることによっても、燃料電池100の電圧は、低下する。この燃料電池短絡処理において、燃料電池100の短絡は、継続して行われる。
次に、制御回路400は、電圧センサ90から燃料電池電圧Vfを検出する(ステップS20)。制御回路400は、燃料電池電圧Vfを検出度にRAMに記憶する。
続いて、制御回路400は、単位時間あたりの燃料電池電圧の変化量を示す電圧変化量ΔXfを検出(算出)する(ステップS30)。具体的には、制御回路400は、今回検出した燃料電池電圧Vfから前回検出した燃料電池電圧Vfを引いた微少区間電圧変化ΔVfを算出する。そして、制御回路400は、微少区間電圧変化ΔVfを、前回の燃料電池電圧Vfの検出時から今回の燃料電池電圧Vfの検出時までの間の時間ΔTで除することにより、電圧変化量ΔXfを算出する。
制御回路400は、電圧変化量ΔXfが、閾値Xthより小さいか否かを判断する(ステップS40)。制御回路400は、電圧変化量ΔXfが、閾値Xthより小さい場合(ステップS40:Yes)には、燃料電池の電圧が正常に推移していると判断し、すなわち、燃料電池100の短絡が正常であると判断(検知)する(ステップS50)。制御回路400は、燃料電池100の短絡が正常であると判断(検知)した後には、ステップS20の処理にリターンする。閾値Xthは、燃料電池システム1000の具体的な設計等により適宜決定される。例えば、燃料電池短絡処理において、一番最初にステップS30の処理で検出した電圧変化量ΔXfを、閾値Xthとしてもよい。この場合、燃料電池短絡処理において、一番最初のステップS40の処理は、飛ばして、ステップS20の処理にリターンする。
一方、制御回路400は、電圧変化量ΔXfが、閾値Xth以上の場合(ステップS40:No)には、燃料電池の電圧が大きく単調増加の傾向にあると判断し、燃料電池100の短絡が異常であると判断(検知)する(ステップS60)。
制御回路400は、燃料電池100の短絡が異常であると判断(検知)すると、RAMに記憶された異常検知フラグをONにする(ステップS70)。
そして、制御回路400は、表示装置99に燃料電池100の短絡が異常である旨を表示(報知)する(ステップS80)。
制御回路400が、ステップS20の処理で燃料電池電圧Vfを検出してから、ステップS50の処理後、再び、ステップS20の処理に戻り燃料電池電圧Vfを検出するまで時間ΔTは、本実施例の燃料電池システム1000の具体的な設計等に基づいて適宜決定される。
以上のように、本実施例の燃料電池システム1000は、燃料電池短絡処理において、燃料電池電圧Vfを検出し、燃料電池電圧Vfに応じて、燃料電池100の短絡が正常であるか、異常であるかを検知する制御回路400を備えている。このようにすれば、燃料電池100の短絡が異常であった場合に、そのまま放置されることを抑制することができ、燃料電池100のカソード12において、部分酸化反応が生じることを抑制することができる。その結果、燃料電池100の劣化を抑制することができる。
また、本実施例の燃料電池システム1000では、通常発電終了後に行う燃料電池短絡処理において、燃料電池100の短絡を開始してから、定期的に燃料電池電圧Vfを検出し、電圧変化量ΔXfが、閾値Xth以上の場合に、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしている。このようにすれば、電圧変化量ΔXfの上昇に伴い、正確に燃料電池100の短絡の異常を検知することができる。それに伴い、燃料電池100の短絡が異常のまま放置されることを抑制することができ、燃料電池100のカソード12において、部分酸化反応が生じることを抑制することができる。その結果、燃料電池100の劣化を抑制することができる。
また、本実施例の燃料電池システム1000では、制御回路400は、燃料電池100の短絡が異常であると判断した場合、すなわち、異常検知フラグがONである場合には、表示装置99に燃料電池100の短絡が異常である旨を表示するようにしている。このようにすれば、燃料電池システム1000の管理者は、燃料電池100の短絡異常を素早く認知することができ、燃料電池100の短絡異常を迅速に解決することができる。
本実施例において、短絡接続部60および制御回路400は、特許請求の範囲における短絡部に該当し、電圧センサ90および制御回路400は、特許請求の範囲における電圧測定部に該当し、制御回路400は、特許請求の範囲における短絡検知部に該当し、表示装置99は、特許請求の範囲における報知部に該当し、電圧変化量ΔXfは、特許請求の範囲における燃料電池電圧の変化量に該当し、閾値Xthは、特許請求の範囲における第1閾値または第3閾値に該当する。
B.第2実施例:
B1.燃料電池システムの構成:
第2実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000と同様の構成であり、同様の符号を付し、その説明を省略する。本実施例の燃料電池システムは、燃料電池システム1000とは、処理の一部が若干異なる燃料電池短絡処理を行う。本実施例の燃料電池短絡処理は、第1実施例の燃料電池短絡処理と同様、燃料電池システムにおいて、通常発電終了後、すなわち、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させた後に実行される。本実施例の燃料電池短絡処理において、第1実施例の燃料電池短絡処理と同様の処理については、同様のステップ番号を付して、処理の説明を一部省略している。
B2.燃料電池短絡処理:
図4は、本実施例の燃料電池システム1000が行う燃料電池短絡処理を示すフローチャートである。この燃料電池短絡処理は、燃料電池システムの外部から電力要求を受信するまで、言い換えれば、次回の燃料電池100の通常発電運転開始まで継続して行われる。
制御回路400は、ステップS20の処理で、電圧センサ90から燃料電池電圧Vfを検出後、検出した燃料電池電圧Vfが、閾値Vthより小さいか否かを判断する(ステップS40a)。閾値Vthは、燃料電池システム1000の具体的な設計等により適宜決定される。例えば、燃料電池短絡処理において、一番最初にステップS20の処理で検出した燃料電池電圧Vfを、閾値Vthとしてもよい。この場合、燃料電池短絡処理において、一番最初のステップS40aの処理は、飛ばして、ステップS20の処理にリターンする。
制御回路400は、検出した燃料電池電圧Vfが、閾値Vthより小さい場合(ステップS40a:Yes)には、燃料電池の電圧が正常に推移していると判断し、すなわち、燃料電池100の短絡が正常であると判断(検知)する(ステップS50)。制御回路400は、燃料電池100の短絡が正常であると判断後には、ステップS20の処理にリターンする。
一方、制御回路400は、検出した燃料電池電圧Vfが、閾値Vth以上の場合(ステップS40a:No)には、燃料電池の電圧が大きく増加し、燃料電池100の短絡が異常であると判断(検知)する(ステップS60)。
以上のように、本実施例の燃料電池システムでは、通常発電終了後に行う燃料電池短絡処理において、燃料電池100の短絡を開始してから、定期的に燃料電池電圧Vfを検出し、燃料電池電圧Vfが、閾値Vth以上の場合に、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしている。このようにすれば、燃料電池電圧Vfの上昇に伴い、正確に燃料電池100の短絡の異常を検知することができる。それに伴い、燃料電池100の短絡が異常のまま放置されることを抑制することができ、燃料電池100のカソード12において、部分酸化反応が生じることを抑制することができる。その結果、燃料電池100の劣化を抑制することができる。
本実施例において、短絡接続部60および制御回路400は、特許請求の範囲における短絡部に該当し、電圧センサ90および制御回路400は、特許請求の範囲における電圧測定部に該当し、制御回路400は、特許請求の範囲における短絡検知部に該当し、表示装置99は、特許請求の範囲における報知部に該当し、閾値Vthは、特許請求の範囲における第2閾値または第4閾値に該当する。
C.変形例:
なお、本発明では、上記した実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
C1.変形例1:
上記実施例では、燃料電池100の各ターミナル340を接続して、燃料電池100(各燃料電池セル10)を短絡するようにしているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、各燃料電池セル10において、カソード側のセパレータ6とアノード側のセパレータ7とを短絡回路60aを介して接続することで短絡し、燃料電池100(各燃料電池セル10)を短絡するようにしてもよい。この場合、燃料電池短絡処理において、制御回路400は、所定の燃料電池セル10のセル電圧を検出し、単位時間あたりのセル電圧の変化量を示すセル電圧変化量を算出し、そのセル電圧変化量が、所定の閾値Aより小さい場合には、燃料電池100の短絡が正常であると判断し、セル電圧変化量が、上記閾値A以上の場合には、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしてもよい。また、燃料電池短絡処理において、制御回路400は、所定の燃料電池セル10のセル電圧を検出し、そのセル電圧が、所定の閾値Bより小さい場合には、燃料電池100の短絡が正常であると判断し、セル電圧が、上記閾値B以上の場合には、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしてもよい。以上のようにしても、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
また、複数の燃料電池セル10を1組(以下では、セル群とも呼ぶ)として、そのセル群における一端の燃料電池セルにおけるセパレータと、他端の燃料電池セルにおけるセパレータとを短絡回路60aを介して接続し、燃料電池100を短絡するようにしてもよい。この場合、燃料電池短絡処理において、制御回路400は、所定のセル群のセル群電圧を検出し、単位時間あたりのセル群電圧の変化量を示すセル群電圧変化量を算出し、そのセル群電圧変化量が、所定の閾値Cより小さい場合には、燃料電池100の短絡が正常であると判断し、セル群電圧変化量が、上記閾値C以上の場合には、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしてもよい。また、燃料電池短絡処理において、制御回路400は、所定のセル群のセル群電圧を検出し、そのセル群電圧が、所定の閾値Dより小さい場合には、燃料電池100の短絡が正常であると判断し、セル群電圧が、上記閾値D以上の場合には、燃料電池100の短絡が異常であると判断するようにしてもよい。以上のようにしても、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
C2.変形例2:
上記実施例では、燃料電池100として、固体高分子型燃料電池を用いているが、本発明は、これに限られるものではなく、固体酸化物型燃料電池電解質型や溶融炭酸塩電解質型等、種々のタイプの燃料電池を用いることができる。
C3.変形例3:
上記実施例のアノード側において、水素供給流路22と水素排出流路24とを循環流路で接続し、その循環流路上に循環ポンプを設けて、燃料電池100から排出される水素を、循環させる構成としてもよい。
C4.変形例4:
燃料ガスとして、水素を、酸化ガスとして、空気を用いているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、燃料ガスとして、改質ガスを用いてもよい。また、酸化ガスとして、空気を含んだガスであればよく、例えば、空気と酸素との混合ガスを用いても良い。
C5.変形例5:
上記実施例の燃料電池システムでは、通常発電終了後、すなわち、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させた後、燃料電池短絡処理開始までの間は、燃料電池100と電気的負荷500とが接続された状態としているが、本発明は、これに限られるものではない。燃料電池システム1000において、通常発電終了時、すなわち、燃料電池100への水素(燃料ガス)および空気(酸化ガス)の供給を停止させる際に、燃料電池100と電気的負荷500との接続を遮断するようにしてもよい。この場合、短絡接続部60の短絡回路60aは、ある程度抵抗値が高い回路を用いる。
C6.変形例6:
上記実施例の燃料電池100は、複数の燃料電池セル10を備えているが、本発明はこれに限られるものではなく、1つの燃料電池セル10から構成されていてもよい。
本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。 燃料電池セル10の概略構成を表わす断面模式図である。 第1実施例の燃料電池システム1000が行う燃料電池短絡処理を示すフローチャートである。 第2実施例の燃料電池システム1000が行う燃料電池短絡処理を示すフローチャートである。
符号の説明
5…MEA
6,7…セパレータ
10…燃料電池セル
11…電解質膜
12…カソード
13…アノード
14,15…第1ガス拡散層
16,17…第2ガス拡散層
18…セル内空気流路
19…セル内水素流路
20…水素タンク
22…水素供給流路
24…水素排出流路
26…アノード流路
30…コンプレッサ
32…空気供給流路
34…空気排出流路
36…カソード流路
40…水素遮断弁
50…可変調圧弁
60…短絡接続部
60a…短絡回路
90…電圧センサ
99…表示装置
100…燃料電池
300…エンドプレート
330…インシュレータ
340…ターミナル
400…制御回路
500…電気的負荷
1000…燃料電池システム
Vf…燃料電池電圧
ΔXf…電圧変化量

Claims (9)

  1. 燃料電池システムであって、
    アノード、カソード、および、電解質膜を含む燃料電池セルを1つ以上備える燃料電池と、
    前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の短絡を行う短絡部と、
    前記短絡部によって短絡された前記燃料電池の電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電圧測定部によって測定された燃料電池電圧の増加量に基づき、前記短絡部によ前記燃料電池が正常に短絡されているか否かを検知する短絡検知部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記短絡検知部は、
    前記短絡部が前記燃料電池の短絡を行ってから、単位時間あたりの前記燃料電池電圧の増加量が第1閾値より高くなった場合に、前記短絡部によ前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記短絡検知部は、
    前記短絡部が前記燃料電池の短絡を行ってから、前記燃料電池電圧が、第2閾値より高くなった場合に、前記短絡部によ前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知することを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記短絡検知部が、前記短絡部により前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知した場合に、前記燃料電池の短絡異常を報知する報知部を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池は、
    複数の燃料電池セルを備え、
    前記短絡部は、
    前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、各燃料電池セルの短絡を行い、
    前記電圧測定部は、
    前記短絡部によって短絡された各燃料電池セルのうち、所定の燃料電池セルの電圧を測定し、
    前記短絡検知部は、
    前記電圧測定部によって測定された燃料電池セル電圧に応じて、前記短絡部によ前記燃料電池が正常に短絡されているか否かを検知することを特徴とする燃料電池システム。
  6. 燃料電池を備える燃料電池システムの制御方法であって、
    前記燃料電池の通常発電終了時において、前記燃料電池へ反応ガスの供給を停止した後、前記燃料電池の短絡を行う短絡工程と、
    短絡された前記燃料電池の電圧を測定する測定工程と、
    測定された燃料電池電圧の増加量に基づき前記短絡工程により前記燃料電池が正常に短絡されているか否かを検知する検知工程と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
  7. 請求項6に記載の燃料電池システムの制御方法において、
    前記検知工程は、
    前記燃料電池の短絡を行ってから、単位時間あたりの前記燃料電池電圧の増加量が第3閾値より高くなった場合に、前記短絡工程により前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知する工程を含むことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の燃料電池システムの制御方法において、
    前記検知工程は、
    前記燃料電池の短絡を行ってから、前記燃料電池電圧が、第4閾値より高くなった場合に、前記短絡工程により前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知する工程を含むことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
  9. 請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の燃料電池システムの制御方法において、
    前記短絡工程により前記燃料電池が正常に短絡されていないと検知した場合に、前記燃料電池の短絡異常を報知する工程を備えることを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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