JP5445352B2 - 非水電解質二次電池、車両及び電池使用機器 - Google Patents

非水電解質二次電池、車両及び電池使用機器 Download PDF

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Description

本発明は、長尺状の正電極板と、長尺状の負電極板と、これらの間に介在して電気的に絶縁する長尺状のセパレータとを互いに重ねて捲回してなる捲回型電極体を備える非水電解質二次電池に関する。また、この非水電解質二次電池を搭載する車両、及び、この非水電解質二次電池を搭載する電池使用機器に関する。
従来より、長尺状の正電極板と、長尺状の負電極板と、これらの間に介在して電気的に絶縁する長尺状のセパレータとを互いに重ねて捲回してなる捲回型電極体を備える非水電解質二次電池が知られている。捲回型電極体におけるセパレータの部位としては、正電極板と負電極板との間に介在しつつ捲回される部位、この部位から延びて、正電極板及び負電極板よりも外周(径方向外側)に配置される部位などがある。捲回型電極体の外周部分にセパレータを配置するのは、正電極板及び負電極板と電池ケースとが接触して短絡することを、セパレータの介在により確実に防止するためである。このような形態の非水電解質二次電池に関連する従来技術として、例えば下記の特許文献が挙げられる。
特開平8−306366号公報
しかしながら、上述した形態の非水電解質二次電池では、捲回型電極体の外周部分がセパレータで覆われており、セパレータ自体は熱伝導性が低いため、捲回型電極体の放熱性が低いという問題がある。捲回型電極体の放熱性は、非水電解質二次電池の耐久性や、過充電時など捲回型電極体の発熱が大きくなったときの安全性を考慮する上で重要な事項である。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、外周部分がセパレータで覆われた捲回型電極体を備える非水電解質二次電池において、捲回型電極体の放熱性を向上させた非水電解質二次電池、この非水電解質二次電池を搭載する車両、及び、この非水電解質二次電池を搭載する電池使用機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、長尺状の正電極板、長尺状の負電極板、及び、これら正電極板と負電極板との間に介在して電気的に絶縁する長尺状のセパレータを互いに重ねて捲回してなる捲回型電極体と、前記捲回型電極体を収容する電池ケースと、を備える非水電解質二次電池であって、前記セパレータは、前記正電極板と前記負電極板との間に介在しつつ捲回されてなるセパレータ電極間部、及び、このセパレータ電極間部から延び、前記正電極板及び前記負電極板よりも外周に位置して、前記正電極板及び前記負電極板と前記電池ケースとの間を電気的に絶縁するセパレータ外周部を含むセパレータ本体と、前記セパレータ本体上に層状に形成され、前記セパレータ本体よりも高い熱伝導性を有する熱伝導層であって、前記セパレータ外周部上に形成された熱伝導層外周部、及び、この熱伝導層外周部から延び、前記セパレータ電極間部上に形成された熱伝導層電極間部を含む熱伝導層と、を有し、前記熱伝導層外周部の厚みを、前記熱伝導層電極間部の厚みよりも大きくしてなる非水電解質二次電池である。
この非水電解質二次電池では、捲回型電極体を構成するセパレータが、セパレータ本体と、このセパレータ本体上に層状に形成され、このセパレータ本体よりも高い熱伝導性を有する熱伝導層とを有する。この熱伝導層は、少なくとも、セパレータ外周部上に形成された熱伝導層外周部を含んでいる。このため、捲回型電極体の内部で発生した熱が、この熱伝導層外周部及びセパレータが接する電池ケースを通じて、電池外部に放熱されるので、捲回型電極体の放熱性を、熱伝導層を設けない場合よりも向上させることができる。
更に、この非水電解質二次電池では、熱伝導層は、前述の熱伝導層外周部から延び、セパレータ電極間部に形成された熱伝導層電極間部を含んでいる。このため、捲回型電極体の内部で発生した熱が、この熱伝導層電極間部を通じて、これに繋がる熱伝導層外周部に伝わり、更にセパレータが接する電池ケースを通じて、電池外部に放熱されるので、捲回型電極体の放熱性が更に良好となる。
ところで、熱伝導層のうち熱伝導層電極間部の厚みを厚くすると、放熱性が向上し、非水電解質二次電池の耐久性が向上する。しかし、熱伝導層電極間部の存在によりセパレータを介したイオンの移動が阻害され易く、電池出力が低下しがちになる。一方、熱伝導層のうち熱伝導層外周部の厚みを厚くするのは、このような問題が生じず、むしろ熱が径方向外側(セパレータの長手方向)に向けて伝わり易くなる。
これに対し、この非水電解質二次電池では、熱伝導層外周部の厚みを熱伝導層電極間部の厚みよりも大きくしているので、電池出力の低下を抑制しつつ、熱が径方向外側(セパレータの長手方向)に向けて伝わり易くして、捲回型電極体の放熱性を良くすることができる。従って、非水電解質二次電池の耐久性を向上させることができる。
なお、熱伝導層外周部の厚みを、熱伝導層電極間部の厚みの1.5倍〜3.5倍とするのが特に好ましい。
なお、「セパレータ外周部」は、前述のように、セパレータ本体のうち、正電極板及び負電極板よりも外周(径方向外側)に位置する部位であり、捲回された正電極板及び負電極板の周りに、一回だけ捲回したものでもよいし、複数回捲回したものでもよい。
また、「セパレータ外周部」は、前述のように、セパレータ本体のうち、正電極板及び負電極板と電池ケースとの間を電気的に絶縁する部位である。但し、捲回型電極体を袋状の樹脂フィルム内に収容するなどして、捲回型電極体と電池ケースとの間に、更に樹脂フィルムなどの電気絶縁体を介在させることもできる。このようにすることで、捲回型電極体と電池ケースとの間の電気的絶縁を、より確実にすることができる。
「熱伝導層」は、上述のように、セパレータ本体上に形成された層であり、セパレータのなす2つの主面のうち、少なくとも一方の主面に形成されていればよい。「熱伝導層」に含まれる「熱伝導外周部」も同様に、セパレータ外周部をなす2つの主面のうち、少なくとも一方の主面に形成されていればよい。また、「熱伝導層」は、電気絶縁性を有する層でもよいし、導電性を有する層でもよい。
更に、上記の非水電解質二次電池であって、前記熱伝導層は、電気絶縁性を有すると共に、前記セパレータ本体よりも高い耐熱性を有する非水電解質二次電池とすると良い。
この非水電解質二次電池では、熱伝導層が電気絶縁性を有すると共にセパレータ本体よりも高い耐熱性を有するので、電池の異常発熱などによりセパレータ本体が収縮軟化した場合でも、この熱伝導層の存在により、セパレータの形態を保ち易くなり、捲回型電極体と電池ケースとの短絡や、正電極板と負電極板との短絡を防止できる。
なお、熱伝導層には、電気絶縁性と300℃以上の耐熱性を有する材料、更には500℃以上の耐熱性を有する材料を含有させるのが好ましい。このような材料としては、例えば、絶縁性の無機粒子を用いることができる。このような無機粒子としては、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、窒化ケイ素や窒化アルミニウム等の窒化物、炭化ケイ素や炭化チタン等のカーバイド、ホウ化チタン等のホウ化物などの粒子が挙げられる。
また、他の態様は、上記のいずれかに記載の非水電解質二次電池を搭載し、この非水電解質二次電池による電気エネルギーを動力源の全部または一部に使用する車両である。
前述の非水電解質二次電池は、前述したように、捲回型電極体の放熱性が良好で、非水電解質二次電池の耐久性が高いので、この非水電解質二次電池を搭載する車両の耐久性を良好にすることができる。
なお、「車両」としては、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、フォークリフト、電気車いす、電動アシスト自転車、電動スクータなどが挙げられる。
また、他の態様は、上記のいずれかに記載の非水電解質二次電池を搭載し、この非水電解質二次電池をエネルギー源の少なくとも1つとして使用する電池使用機器である。
前述の非水電解質二次電池は、前述したように、捲回型電極体の放熱性が良好で、非水電解質二次電池の耐久性が高いので、この非水電解質二次電池を搭載する電池使用機器の耐久性を良好にすることができる。
なお、「電池搭載機器」としては、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、電池駆動の電動工具、無停電電源装置など、電池で駆動される各種の家電製品、オフィス機器、産業機器などが挙げられる。
実施形態1に係るリチウム二次電池の縦断面図である。 実施形態1に係り、捲回型電極体を示す斜視図である。 実施形態1に係り、正電極板を示す平面図である。 実施形態1に係り、負電極板を示す平面図である。 実施形態1に係り、セパレータを示す平面図である。 実施形態1に係り、捲回型電極体を作製するに当たり、正電極板及び負電極板をセパレータを介して重ねた状態を示す平面図である。 実施形態1に係り、セパレータを示す断面図であり、(a)は図5及び図6のA−A断面、(b)は図5及び図6のB−B断面、(c)は図5及び図6のC−C断面におけるセパレータの断面図である。 実施形態1に係り、ケース蓋部材、正極電極端子部材及び負極電極端子部材等を示す分解斜視図である。 実施形態1に係り、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)と、耐久試験後の抵抗増加率及び初期出力低下率との関係を示すグラフである。 実施形態1に係り、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)と、シャットダウンまでの到達時間増加率との関係を示すグラフである。 実施形態2に係る車両を示す説明図である。 実施形態3に係るハンマードリルを示す説明図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態1に係るリチウム二次電池(非水電解質二次電池)100を示す。また、図2に、このリチウム二次電池100を構成する捲回型電極体120を示す。更に、捲回型電極体120を構成する正電極板121を図3に示し、負電極板131を図4に示し、セパレータ140を図5に示す。また、図6に、正電極板121と負電極板131とをセパレータ140を介して重ねた状態(捲回前の状態)を示す。また、図7に、セパレータ140の断面を示す。また、図8に、ケース蓋部材113、正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160等の詳細を示す。
このリチウム二次電池100は、ハイブリッドカーや電気自動車等の車両や、ハンマードリル等の電池使用機器に搭載される角型電池である。このリチウム二次電池100は、角型の電池ケース110、この電池ケース110内に収容された捲回型電極体120、電池ケース110に支持された正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160等から構成されている(図1参照)。また、電池ケース110内には、図示しない電解液が注入されている。本実施形態1では、電解液として、エチレンカーボネート(EC):ジエチルカーボネート(DEC)=3:7の重量比からなる溶剤に、Li塩として1M−LiPF6 を溶解したものを用いている。
このうち、電池ケース110は、金属(具体的には純アルミニウム)からなり、直方体状に形成されている。この電池ケース110は、上側のみが開口した箱状をなし、後述する捲回型電極体120を収容するケース本体部材111と、このケース本体部材111の開口111hを閉塞する形態で溶接された矩形板状のケース蓋部材113とから構成されている。
ケース蓋部材113の所定位置には、正極電極端子部材150と負極電極端子部材160とが、それぞれ3つの絶縁部材181,183,185を介して固設されている(図1及び図8参照)。これら正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160は、それぞれ3つの端子金具151,153,155により構成されている。正極電極端子部材150は、電池ケース110内において捲回型電極体120の正電極板121(正極集電部121m)に接続され、また、負極電極端子部材160は、電池ケース110内において捲回型電極体120の負電極板131(負極集電部131m)に接続されている。
また、ケース蓋部材113の長手方向中央には、電池ケース110の内圧が所定圧力に達した際に破断する安全弁部113jが設けられている。また、ケース蓋部材113の長手方向中央よりも負極電極端子部材160側の所定位置には、電解液を電池ケース110内に注入する為の電解液注入口部113dが設けられている。
次に、捲回型電極体120について説明する。この捲回型電極体120は、絶縁フィルムを上側のみが開口した袋状に形成した絶縁フィルム包囲体170内に収容され、横倒しにした状態で、電池ケース110内に収容されている(図1参照)。
この捲回型電極体120は、長尺状の正電極板121(図3参照)と長尺状の負電極板131(図4参照)とを、通気性を有する長尺状のセパレータ140(図5参照)を介して互いに重ねて軸線AX周りに捲回し、扁平状に圧縮したものである(図1及び図2参照)。捲回型電極体120の軸線AX方向の一端側(図1中、左側、図2中、上方)には、正電極板121のうち、後述する正極集電部121mが渦巻き状をなして、セパレータ140から突出している。一方、捲回型電極体120の軸線AX方向の他端側(図1中、右側、図2中、下方)には、負電極板131のうち、後述する負極集電部131mが渦巻き状をなして、セパレータ140から突出している。
このうち、正電極板121は、図3に示すように、芯材として、アルミニウム箔からなる正極集電箔122を有する。この正極集電箔122の表面(両面)には、正極活物質、導電剤及び結着剤を含む正極活物質層123が、長手方向(図3中、左右方向)に帯状に設けられ、正極部121wを形成している。本実施形態1では、正極活物質としてLiNiCoMnO2(NCM)を、導電剤としてアセチレンブラックを、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を、正極活物質:導電剤:結着剤=87:10:3の重量比で用いている。
またこれに伴い、正極集電箔122のうち、幅方向の一端側(図3中、上方)は、正極活物質層123が存在しないでこの正極集電箔122が露出し、長手方向に帯状に延びる正極集電部121mが形成されている。
負電極板131は、図4に示すように、芯材として、銅箔からなる負極集電箔132を有する。この負極集電箔132の表面(両面)には、負極活物質、結着剤及び増粘剤を含む負極活物質層133が、長手方向(図4中、左右方向)に帯状に設けられ、負極部131wを形成している。本実施形態1では、負極活物質としてアモルファスコートグラファイトを、結着剤としてスチレンブタジエンゴム(SBR)を、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を、負極活物質:結着剤:増粘剤=98:1:1の重量比で用いている。
またこれに伴い、負極集電箔132のうち、幅方向の一端側(図4中、下方)は、負極活物質層133が存在しないでこの負極集電箔132が露出し、長手方向に帯状に延びる負極集電部131mが形成されている。
セパレータ140(図5参照)は、セパレータ本体141と、このセパレータ本体141上に層状に形成された熱伝導層145とからなる。
このうち、セパレータ本体141は、ポリオレフィン系樹脂(本実施形態1では、PP/PE/PPの3層の樹脂)からなり、厚みは20μmである。このセパレータ本体141は、図6に示すように、長手方向(図中、左右方向)の中央に位置するセパレータ電極間部141qと、このセパレータ電極間部141qから長手方向の一方(図中、左側)に延びるセパレータ外周部141pと、セパレータ電極間部141qから長手方向の他方(図中、右側)に延びるセパレータ内周部141rとからなる。
このうち、セパレータ電極間部141qは、正電極板121及び負電極板131を位置合わせをして重ねたときに、これらの間に介在する部位であり、捲回型電極体120においても、正電極板121と負電極板131との間に介在しつつ捲回される。
また、セパレータ外周部141pは、正電極板121及び負電極板131を位置合わせをして重ねたときに、いずれにも重ならない部位であり、捲回型電極体120においては、正電極板121及び負電極板131よりも外周(径方向外側)に位置する。また、リチウム二次電池100内において、セパレータ外周部141pは、正電極板121及び負電極板131と電池ケース110との間に位置して、これらを電気的に絶縁する。
また、セパレータ内周部141rは、正電極板121及び負電極板131を位置合わせをして重ねたときに、いずれにも重ならない部位であり、捲回型電極体120においては、正電極板121及び負電極板131よりも内周(径方向内側)に位置する。
熱伝導層145は、セパレータ本体141の2つの主面141a,141bのうち、負電極板131側に位置する主面141aの全面に形成されている。具体的には、この熱伝導層145は、セパレータ電極間部141qに形成された熱伝導層電極間部145qと、この熱伝導層電極間部145qから延び、セパレータ外周部141pに形成された熱伝導層外周部145pと、熱伝導層電極間部145qから延び、セパレータ内周部141rに形成された熱伝導層内周部145rとからなる。
熱伝導層電極間部145qは、この熱伝導層電極間部145q内で場所によらず一様な厚みTqを有し、熱伝導層外周部145pは、この熱伝導層外周部145p内で場所によらず一様な厚みTpを有し、また、熱伝導層内周部145rは、この熱伝導層内周部145r内で場所によらず一様な厚みTrを有する。熱伝導層電極間部145qの厚みTqと熱伝導層内周部145rの厚みTrは等しい(本実施形態1では、Tq=Tr=4μm)。一方、熱伝導層外周部145pの厚みTpは、これらの厚みTq,Trよりも厚くされている(本実施形態1では、Tp=10μm)。熱伝導層電極間部145qの厚みTqに対する熱伝導層外周部145pの厚みTpの厚み比(Tp/Tq)は、2.5である。
また、この熱伝導層145は、セパレータ141よりも高い熱伝導性を有するだけでなく、電気絶縁性と、セパレータ141よりも高い耐熱性をも有する。本実施形態1では、熱伝導層145は、電気絶縁性と300℃以上の耐熱性を有し、更には500℃以上の耐熱性を有する材料(具体的には、アルミナ粒子)から形成されて多孔質をなす。なお、アルミナ粒子としては、Al純度が99%以上、平均粒径D50が0.3〜1.0μm、BET比表面積が3〜10m2/g、かさ密度が0.3〜0.9g/ccの物性を有するものを用いるのが好ましい。
以上で説明したように、本実施形態1のリチウム二次電池100は、セパレータ本体141に層状に形成され、セパレータ本体141よりも高い熱伝導性を有する熱伝導層145を有する。この熱伝導層145は、セパレータ外周部141pに形成された熱伝導層外周部145pを含んでいる。このため、捲回型電極体121の内部で発生した熱が、この熱伝導層外周部145p及びセパレータ140が接する電池ケース110を通じて、電池外部に放熱されるので、捲回型電極体120の放熱性を、熱伝導層145を設けない場合よりも向上させることができる。
更に、本実施形態1では、熱伝導層145は、熱伝導層外周部145pから延び、セパレータ電極間部141qに形成された熱伝導層電極間部145qを有している。このため、捲回型電極体120の内部で発生した熱が、この熱伝導層電極間部145qを通じて、これに繋がる熱伝導層外周部145pに伝わり、更にセパレータ140が接する電池ケース110を通じて、電池外部に放熱されるので、捲回型電極体120の放熱性が更に良好となる。
また、本実施形態1では、熱伝導層外周部145pの厚みTpを熱伝導層電極間部145qの厚みTqよりも大きくしているので、電池出力の低下を抑制しつつ、熱が径方向外側(セパレータ140の長手方向)に向けて伝わり易くして、捲回型電極体140の放熱性を良くすることができる。従って、非水電解質二次電池100の耐久性を更に向上させることができる。
また、本実施形態1では、熱伝導層145が電気絶縁性を有すると共にセパレータ141よりも高い耐熱性を有するので、リチウム二次電池100の異常発熱などによりセパレータ本体141が収縮軟化した場合でも、この熱伝導層145の存在により、セパレータ140の形態を保ち易くなり、捲回型電極体120と電池ケース110との短絡や、正電極板121と負電極板131との短絡を防止できる。
次いで、上記リチウム二次電池100の製造方法について説明する。
まず、正電極板121を製造する。長尺状のアルミニウム箔からなる正極集電箔122を用意する。そして、この正極集電箔122の幅方向の一端側に長手方向に延びる帯状の正極集電部121mを形成しつつ、正極活物質、導電材及び結着剤を含む正極活物質ペーストを塗布して、帯状の正極部121wを形成する。その後、熱風を吹きかけて、正極集電箔122に塗布された正極活物質ペーストを乾燥させ、正極活物質層123を形成する。その後、電極密度を向上させるために、加圧ロールにより、正極活物質層123を圧縮する。かくして、正電極板121が形成される(図3参照)。
併せて、負電極板131を製造する。長尺状の銅箔からなる負極集電箔132を用意する。そして、この負極集電箔132の幅方向の一端側に長手方向に延びる帯状の負極集電部131mを形成しつつ、負極活物質、結着剤及び増粘剤を含む負極活物質ペーストを塗布して、帯状の負極部131wを形成する。その後、熱風を吹きかけて、負極集電箔132に塗布された負極活物質ペーストを乾燥させ、負極活物質層133を形成する。その後、電極密度を向上させるために、加圧ロールにより、負極活物質層133を圧縮する。かくして、負電極板131が形成される(図4参照)。
また、長尺状のセパレータ本体141を用意し、これに熱伝導層145を形成して、セパレータ140を作成する。具体的には、アルミナ粒子(平均粒径0.3μm)をアクリル系バインダ(本実施形態1では、NMP溶媒系)に分散させたペーストを作成する。本実施形態1では、アルミナ粒子とアクリル系バインダの配合比(重量比)を、96:4とした。そして、このペーストを、セパレータ本体141の一方の主面141aの全体に塗布する。その際、セパレータ外周部141pと、セパレータ電極間部141q及びセパレータ内周部141rとでは、異なる厚さに塗布する。その後、これに熱風を吹きかけて、セパレータ本体141に塗布されたペーストを乾燥させ、熱伝導層145を形成すれば、前述のセパレータ140ができる。
なお、ペーストの塗布方法としては、例えば、スプレー法やリップダイ塗工法、コンマコート法、グラビア塗工法などが挙げられる。
また、塗膜の厚み(膜厚)を変更する方法としては、例えば、スプレー法やリップダイ塗工法の場合には、ペーストの吐出量を変更すればよく、また、コンマコート法では、搬送速度や塗膜−コンマ間のギャップ量を調整すればよく、また、グラビア塗工法では、グラビアロールの速比(グラビアロールと搬送ロールの速比)を変更すればよい。
次に、正電極板121と負電極板131とを熱伝導層145を形成したセパレータ140を介して互いに重ね、軸線AX周りに捲回して、前述の捲回電極体120を形成する(図6及び図2参照)。その後、この捲回型電極体120を用いて電池を組み立てる。その後、電解液注入口部113dから電池ケース110内に電解液を注入し、この電解液注液口部113dを封止する。かくして、リチウム二次電池100が完成する。
(実施例)
次いで、本発明の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。
熱伝導層145のうち、熱伝導層外周部145pの厚みTpを変更することにより、熱伝導層電極間部145qの厚みTqに対する熱伝導層外周部145pの厚みTpの厚み比(Tp/Tq)を、1.0〜4.0まで変化させたリチウム二次電池(ここでは18650型電池)を作製した。
そして、これらのリチウム二次電池について、初期出力の低下率と、耐久試験後の抵抗増加率をそれぞれ求めた。
具体的には、出力の測定方法は、次のようにして行った。なお、初期出力の低下率は、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=1.0を基準として算出した。環境温度を25℃とし、リチウム二次電池をSOC50%に調整して、所定の出力値にて出力測定(W設定)を行い、下限電圧(3.0V)に到達するまでの時間を測定した。そして、出力値を任意に変化させ、10秒後に下限電圧に到達する出力値をセル出力特性とした。
また、耐久試験は、次のようにして行った。即ち、環境温度60℃の試験槽内にリチウム二次電池に配置し、SOC0%からSOC100%にする充電と、SOC100%からSOC0%にする放電とを、電流レート2Cで行った。そして、この充放電サイクルを500サイクル繰り返した。
また、抵抗の測定方法は、次のようにして行った。なお、抵抗増加率は、熱伝導層の各厚み比における初期抵抗に対する増加率として算出した。環境温度を25℃として、リチウム二次電池をSOC50%の状態とし、1/3Cレートで10秒間通電(充電側10秒間、放電側10秒間)を行った。そして、通電10秒後の電圧と電流との関係から、抵抗を求めた。また、電流を1Cレート、3Cレート、5Cレートに変えて、同様に、10秒間の通電を行ってそれぞれ抵抗を求めた。その後、各抵抗値の平均を求めて、これをリチウム二次電池の抵抗値とした。
これらの結果を図9のグラフにに示す。
図9のグラフから明らかなように、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=3.5を超えると、初期出力の低下率が著しく大きくなるので、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=3.5を上限とするのが好ましいことが判る。一方、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=1.5を下回ると、耐久試験後の抵抗増加率が特に大きくなるので、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=1.5を下限とするのが好ましいことが判る。
次に、前述のように熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)を変化させたリチウム二次電池を作製し、過充電試験を行って、シャットダウンまでの到達時間の増加率を求めた。この過充電試験では、環境温度を25℃とし、リチウム二次電池をSOC50%に調整後、電流値55Aで充電し、セル電圧が10Vに達した後は、10V電圧で充電した。なお、到達時間の増加率は、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)=1.0を基準として算出した。
その結果を図10のグラフに示す。
過充電時のシャットダウンは、セパレータ本体が加熱されて溶解し、細孔が閉塞することにより生じると考えられる。図10のグラフから明らかなように、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)を大きくするほど、シャットダウンまでの到達時間が長くなることが判る。これは、熱伝導層の厚み比(Tp/Tq)を大きくするほど、捲回型電極体の放熱性が向上し、セパレータへの時間当たりの加熱率が低下するためであると考えられる。
(実施形態2)
次いで、第2の実施の形態について説明する。本実施形態2に係る車両700は、上記実施形態1のリチウム二次電池(非水電解質二次電池)100を複数搭載したものである。具体的には、図11に示すように、この車両700は、エンジン740、フロントモータ720及びリアモータ730を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両700は、車体790、エンジン740、これに取り付けられたフロントモータ720、リアモータ730、ケーブル750、インバータ760を備える。更に、この車両700は、複数のリチウム二次電池100を自身の内部に有する組電池710を備え、この組電池710による電気エネルギーを、フロントモータ720及びリアモータ730の駆動に利用している。
前述したように、リチウム二次電池100は、捲回型電極体120の放熱性が良好で、電池の耐久性が良好である。従って、このリチウム二次電池100を搭載する車両700を、耐久性が良好なものとすることができる。
(実施形態3)
次いで、第3の実施の形態について説明する。本実施形態3のハンマードリル800は、上記実施形態1のリチウム二次電池(非水電解質二次電池)100を含むバッテリパック810を搭載した電池使用機器である。図12に示すように、このハンマードリル800は、本体820の底部821に、バッテリパック810が収容されており、このバッテリパック810を、ドリルを駆動するためのエネルギー源として利用している。
前述したように、リチウム二次電池100は、捲回型電極体120の放熱性が良好で、電池の耐久性が良好である。従って、このリチウム二次電池100を搭載するハンマードリル800を、耐久性が良好なものとすることができる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1〜3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態1〜3では、熱伝導層145をセパレータ本体141の一方の主面141aにのみ形成しているが、熱伝導層145を両方の主面141a,141bに形成してもよい。
また、上記実施形態1〜3では、熱伝導層145をセパレータ本体141の全体に形成しているが、熱伝導層145は、セパレータ本体141のうち、少なくともセパレータ外周部141pに形成すれば、捲回型電極体120の放熱性を良好にすることができる。
また、上記実施形態1〜3では、熱伝導層145を、熱伝導層外周部145p、熱伝導層電極間部145q及び熱伝導層内周部145rの各部において、場所によらず一様な厚みTp,Tq,Trとしているが、各厚みTp,Tq,Trは、場所により異なるものとすることができる。例えば、各厚みTp,Tq,Trを、捲回型電極体120の状態において、内周側ほど薄く、外周側ほど厚くすることができる。このように変化させた場合、各厚みTp,Tq,Trは、それぞれ平均の厚みとする。
100 リチウム二次電池(非水電解質二次電池)
110 電池ケース
120 捲回型電極体
121 正電極板
131 負電極板
140 セパレータ
141 セパレータ本体
141a,141b 主面
141p セパレータ外周部
141q セパレータ電極間部
141r セパレータ内周部
145 熱伝導層
145p 熱伝導層外周部
145q 熱伝導層電極間部
145r 熱伝導層内周部
150 正極電極端子部材
160 負極電極端子部材
700 車両
710 組電池
800 ハンマードリル
810 バッテリパック

Claims (4)

  1. 長尺状の正電極板、長尺状の負電極板、及び、これら正電極板と負電極板との間に介在して電気的に絶縁する長尺状のセパレータを互いに重ねて捲回してなる捲回型電極体と、
    前記捲回型電極体を収容する電池ケースと、を備える
    非水電解質二次電池であって、
    前記セパレータは、
    前記正電極板と前記負電極板との間に介在しつつ捲回されてなるセパレータ電極間部、及び、
    このセパレータ電極間部から延び、前記正電極板及び前記負電極板よりも外周に位置して、前記正電極板及び前記負電極板と前記電池ケースとの間を電気的に絶縁するセパレータ外周部を含む
    セパレータ本体と、
    前記セパレータ本体上に層状に形成され、前記セパレータ本体よりも高い熱伝導性を有する熱伝導層であって、前記セパレータ外周部上に形成された熱伝導層外周部、及び、この熱伝導層外周部から延び、前記セパレータ電極間部上に形成された熱伝導層電極間部を含む熱伝導層と、を有し、
    前記熱伝導層外周部の厚みを、前記熱伝導層電極間部の厚みよりも大きくしてなる
    非水電解質二次電池。
  2. 請求項1に記載の非水電解質二次電池であって、
    前記熱伝導層は、
    電気絶縁性を有すると共に、前記セパレータ本体よりも高い耐熱性を有する
    非水電解質二次電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の非水電解質二次電池を搭載し、この非水電解質二次電池による電気エネルギーを動力源の全部または一部に使用する車両。
  4. 請求項1または請求項2に記載の非水電解質二次電池を搭載し、この非水電解質二次電池をエネルギー源の少なくとも1つとして使用する電池使用機器。
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