JP2021136233A - 二次電池、電子機器及び電動工具 - Google Patents

二次電池、電子機器及び電動工具 Download PDF

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Kunio Sodeyama
国雄 袖山
雅文 梅川
Masafumi Umekawa
雅文 梅川
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Abstract

【課題】海水のような水溶液に曝されたときでも、電池蓋と電池缶との間の電気絶縁性を保つことができる電池を提供する。【解決手段】セパレータを介して帯状の正極と帯状の負極とが積層されて巻回された構造を有する電極巻回体と、電極巻回体が収容され、かつ、クリンプ部を有する電池缶と、フランジ部を有する電池蓋と、電池缶のクリンプ部の内側と電池蓋のフランジ部の間に配置されるガスケットとを有し、ガスケットは、クリンプ部の先端部から外部に露出したガスケット面を有し、クリンプ部の頂部からガスケット面の少なくとも一部にかけて絶縁層で被覆されている二次電池である。【選択図】図3

Description

本発明は、二次電池、電子機器及び電動工具に関する。
リチウムイオン電池を始めとする二次電池は機械や工具などへの使用が拡大されてきている。例えば、海辺や船舶などで電動リールの電池などとして使用されることがある。この際、海水が飛び跳ねたり、海水中に落としたりして、電動リールに海水がかかり、リチウムイオン電池が海水に曝されることがある。
特許文献1は、電池蓋の一部からガスケットまでをフッ素樹脂系シーラントで被覆することで、電池が海水に曝されたときでも、電池内への海水の侵入を防止できることを開示している。
特開2002−008602号公報
しかしながら、特許文献1では、海水に水没したときに電池蓋から鉄が海水に溶解し、溶解した鉄が電池缶から電池蓋までに析出することで、電池蓋と電池缶が電気的に接続され短絡するという問題があった。
従って、本発明は、海水のような水溶液に曝されたときでも、電池蓋と電池缶との間の電気絶縁性を保つことができる二次電池を提供することを目的の一つとする。
上述した課題を解決するために、本発明は、セパレータを介して帯状の正極と帯状の負極とが積層されて巻回された構造を有する電極巻回体と、
電極巻回体が収容され、かつ、クリンプ部を有する電池缶と、
フランジ部を有する電池蓋と、
電池缶のクリンプ部の内側と電池蓋のフランジ部の間に配置されるガスケットと
を有し、
ガスケットは、クリンプ部の先端部から外部に露出したガスケット面を有し、
クリンプ部の頂部からガスケット面の少なくとも一部にかけて絶縁層で被覆されている二次電池である。
本発明の少なくとも実施の形態によれば、二次電池が塩水に曝されたときでも、電池蓋と電池缶との間の電気絶縁性を保つことができる。なお、本明細書で例示された効果により本発明の内容が限定して解釈されるものではない。
図1は、一実施の形態に係る電池の断面図である。 図2は、実施例1、実施例6、比較例2と比較例4を説明するための断面図である。 図3は、実施例2を説明するための断面図である。 図4は、実施例3を説明するための断面図である。 図5は、実施例4と比較例5を説明するための断面図である。 図6は、実施例5を説明するための断面図である。 図7は、比較例1を説明するための断面図である。 図8は、比較例3を説明するための断面図である。 図9は、本発明の応用例としての電池パックの説明に使用する接続図である。 図10は、本発明の応用例としての電動工具の説明に使用する接続図である。 図11は、本発明の応用例としての電動車両の説明に使用する接続図である。
以下、本発明の実施の形態等について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.一実施の形態>
<2.変形例>
<3.応用例>
以下に説明する実施の形態等は本発明の好適な具体例であり、本発明の内容がこれらの実施の形態等に限定されるものではない。
本発明の実施の形態では、二次電池として、円筒形状のリチウムイオン電池を例にして説明する。勿論、リチウムイオン電池以外の他の電池や円筒形状以外の電池が用いられても良い。
<1.一実施の形態>
まず、リチウムイオン電池の全体構成に関して説明する。図1は、リチウムイオン電池1の概略断面図である。図2は、図1の上側の部分拡大図である。リチウムイオン電池1は、例えば、図1に示すように、電池缶11の内部に電極巻回体20が収納されている円筒型のリチウムイオン電池1である。
具体的には、リチウムイオン電池1は、円筒状の電池缶11の内部に、一対の絶縁板12,13と、電極巻回体20とを備えている。
[絶縁板]
絶縁板12,13は、電極巻回体20の巻回軸方向(図1の鉛直方向)に対して略垂直な面を有するシート状の部材である。絶縁板12,13は、互いに電極巻回体20を挟むように配置されている。絶縁板12,13の材質としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ベークライトなどが用いられる。ベークライトには、フェノール樹脂を紙又は布に塗布した後に加熱して作製される、紙ベークライトや布ベークライトがある。
[かしめ構造]
電池缶11の開放端部11Nには、折り曲げ部11Pで、電池蓋14及び安全弁機構30がガスケット15を介してかしめられており、かしめ構造11Rが形成されている。これにより、電池缶11の内部に電極巻回体20などが収納された状態において、その電池缶11は密閉されている。
[電池蓋]
電池蓋14は、電池缶11の内部に電極巻回体20などが収納された状態において、その電池缶11の開放端部11Nを閉塞する部材である。この電池蓋14は、電池缶11の形成材料と同様の材料を含んでいる。電池蓋14のうち中央領域は、図1の鉛直方向に突出している。一方、電池蓋14のうち中央領域以外の周辺領域(以下「フランジ部」と称する。)は、安全弁機構30に接触している。電池蓋14は電池1の正極(+極,第2の極性)である。なお、図示しないが、電池蓋14のフランジ部と安全弁機構30の間には、サーミスタ等のPTC素子が設けられていてもよい。
[ガスケット]
ガスケット15は、電池缶11の折り曲げ部11P(以下、クリンプ部11Pと称する。)の内側と電池蓋14の端部の間に介在することにより、そのクリンプ部11Pと電池蓋14との間の隙間を封止する部材である。ガスケット15の表面には、例えば、アスファルトなどが塗布されていてもよい。なお、本発明においては、図1、図2に示すように、ガスケット15の上端部は、クリンプ部11Pの先端部(電池缶11の先端部55)から外部に露出した面(以下、ガスケット面15Aと称する。)を有している。また、ガスケット15の下部は電極巻回体20に向かって延在していることが望ましい。
ガスケット15は、絶縁性材料を含んでいる。絶縁性材料の種類は特に限定されないが、ポリブチレンテレフタレート(PBT)及びポリプ口ピレン(PP)などの高分子材料である。電池缶11と電池蓋14とを互いに電気的に分離しながら、クリンプ部11Pと電池蓋14との間の隙間が十分に封止されるからである。
[電池缶]
電池缶11は、電極巻回体20を収納する部材である。この電池缶11は、一端部が開放されると共に他端部が閉塞された円筒状の容器である。すなわち、電池缶11は、開放された一端部(開放端部11N)を有している。この電池缶11は、鉄、アルミニウム及びそれらの合金などの金属材料のうちのいずれか1種類又は2種類以上を含んでいる。ただし、電池缶11の表面において、ニッケルなどの金属材料のうちのいずれか1種類又は2種類以上が鍍金されていてもよい。電池缶11の缶底は電池1の負極(−極,第1の極性)である。電池缶11の全体が電池缶11の缶底と電気的に接続されているため、電池缶11の全体が電池1の負極(−極,第1の極性)である。
[絶縁層]
図2に示されるように、電池缶11、ガスケット15や電池蓋14は絶縁層41で部分的に被覆されている。絶縁層41は、電池1が塩水(以下、海水のモデルとして塩水を例にする。)に曝されたとき、電池缶11と電池蓋14との間に鉄が析出してショートを起こすことを防ぐ目的で被覆されている。後述する実施例及び比較例で示される絶縁層41は、フッ素樹脂であり、野田スクリーン社製WOPを塗布し、乾燥させたものである。絶縁層41は電気絶縁性と防水性とを有していて、紫外光に反応する蛍光剤を含んでいる。したがって、紫外光を照射して、着色が確認された部分については、蛍光剤が発光した部分であるから、絶縁層41で被覆されている場所であることを確認することができる。これにより、電池1の出荷前検査が可能であり、絶縁層41で適切に被覆されていない不良品を発見することができる。
[安全弁機構]
安全弁機構30は、電池缶11の内部の圧力(内圧)が上昇した際に、必要に応じて電池缶11の密閉状態を解除することにより、その内圧を開放する。電池缶11の内圧が上昇する原因は、充放電時において電解液の分解反応に起因して発生するガスなどである。
[電極巻回体]
円筒形状のリチウムイオン電池では、帯状の正極21と帯状の負極22がセパレータ23を挟んで渦巻き状に巻回されて、電解液に含浸された状態で、電池缶11に収納されている。図示しないが、正極21、負極22はそれぞれ、正極箔、負極箔の片面又は両面に正極活物質層、負極活物質層を形成したものである。正極箔の材料は、アルミニウムやアルミニウム合金を含む金属箔である。負極箔の材料は、ニッケル、ニッケル合金、銅や銅合金を含む金属箔である。セパレータ23は多孔質で絶縁性のあるフィルムであり、正極21と負極22とを電気的に絶縁しながら、リチウムイオンの移動を可能にしている。
電極巻回体20の中心には、正極21、負極22及びセパレータ23を巻回させる際に生じた空間(中心空間20C)が設けられており、中心空間20Cには、センターピン24が挿入されている(図1参照)。ただし、センターピン24は省略可能である。
正極21には、正極リード25が接続されていると共に、負極22には、負極リード26が接続されている(図1参照)。正極リード25は、アルミニウムなどの導電性材料を含んでいる。正極リード25は、安全弁機構30に接続されており、電池蓋14と電気的に接続されている。負極リード26は、ニッケルなどの導電性材料を含んでいる。負極リード26は、電池缶11と電気的に接続されている。正極21、負極22、セパレータ23及び電解液のそれぞれの詳細な構成、材質に関しては、後述する。
[正極]
正極活物質層は、リチウムを吸蔵及び放出することが可能である正極材料(正極活物質)を少なくとも含み、さらに、正極結着剤及び正極導電剤などを含んでいてもよい。正極材料は、リチウム含有化合物(例えば、リチウム含有複合酸化物及びリチウム含有リン酸化合物)が好ましい。
リチウム含有複合酸化物は、例えば、層状岩塩型又はスピネル型の結晶構造を有している。リチウム含有リン酸化合物は、例えば、オリビン型の結晶構造を有している。
正極結着剤は、合成ゴム又は高分子化合物を含んでいる。合成ゴムは、スチレンブタジエン系ゴム、フッ素系ゴム及びエチレンプロピレンジエンなどである。高分子化合物は、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)及びポリイミドなどである。
正極導電剤は、黒鉛、カーボンブラック、アセチレンブラック又はケッチェンブラックなどの炭素材料である。ただし、正極導電剤は、金属材料及び導電性高分子でもよい。
[負極]
負極箔の表面は、粗面化されていることが好ましい。いわゆるアンカー効果により、負極箔に対する負極活物質層の密着性が向上するからである。粗面化の方法は、例えば、電解法を利用して微粒子を形成し、負極箔の表面に凹凸を設ける手法がある。電解法により作製された銅箔は、一般的に電解銅箔と呼ばれている。
負極活物質層は、リチウムを吸蔵及び放出することが可能である負極材料(負極活物質)を少なくとも含み、さらに、負極結着剤及び負極導電剤などを含んでいてもよい。
負極材料は、例えば、炭素材料を含む。リチウムの吸蔵放出時における結晶構造の変化が非常に少ないため、高いエネルギー密度が安定して得られるからである。また、炭素材料は負極導電剤としても機能するため、負極活物質層の導電性が向上する。
炭素材料は、易黒鉛化性炭素、難黒鉛化性炭素、黒鉛、低結晶性炭素、又は非晶質炭素である。炭素材料の形状は、繊維状、球状、粒状又は鱗片状を有している。
また、負極材料は、例えば金属系材料を含む。金属系材料の例としては、Li(リチウム)、Si(ケイ素)、Sn(スズ)、Al(アルミニウム)、Zr(亜鉛)、Ti(チタン)が挙げられる。金属系元素は、他の元素と化合物、混合物又は合金を形成しており、その例としては、酸化ケイ素(SiOx(0<x≦2))、炭化ケイ素(SiC)又は炭素とケイ素の合金、チタン酸リチウム(LTO)が挙げられる。
リチウムイオン電池1では、完全充電時の開回路電圧(すなわち電池電圧)が4.25V以上であると、その完全充電時の開回路電圧が低い場合と比較して、同じ正極活物質を用いても単位質量当たりのリチウムの放出量が多くなる。これにより、高いエネルギー密度が得られる。
[セパレータ]
セパレータ23は、樹脂を含む多孔質膜であり、2種類以上の多孔質膜の積層膜でもよい。樹脂は、ポリプロピレン及びポリエチレンなどである。
セパレータ23は、多孔質膜を基材層として、その片面又は両面に樹脂層を含んでいてもよい。正極21及び負極22のそれぞれに対するセパレータ23の密着性が向上するため、電極巻回体20の歪みが抑制されるからである。
樹脂層は、PVdFなどの樹脂を含んでいる。この樹脂層を形成する場合には、有機溶剤に樹脂が溶解された溶液を基材層に塗布したのち、その基材層を乾燥させる。なお、溶液中に基材層を浸漬させたのち、その基材層を乾燥させてもよい。樹脂層には、無機粒子又は有機粒子を含んでいることが、耐熱性、電池の安全性向上の観点で好ましい。無機粒子の種類は、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ベーマイト、タルク、シリカ、雲母などである。また、樹脂層に代えて、スパッタ法、ALD(原子層堆積)法などで形成された、無機粒子を主成分とする表面層を用いてもよい。
[電解液]
電解液は、溶媒及び電解質塩を含み、必要に応じてさらに添加剤などを含んでいてもよい。溶媒は、有機溶媒などの非水溶媒、又は水である。非水溶媒を含む電解液を非水電解液という。非水溶媒は、環状炭酸エステル、鎖状炭酸エステル、ラクトン、鎖状カルボン酸エステル又はニトリル(モノニトリル)などである。
電解質塩の代表例はリチウム塩であるが、リチウム塩以外の塩を含んでいてもよい。リチウム塩は、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF4)、過塩素酸リチウム(LiClO4)、メタンスルホン酸リチウム(LiCH3SO3)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、六フッ化ケイ酸二リチウム(Li2SF6)などである。これらの塩を混合して用いることもでき、中でも、LiPF6、LiBF4を混合して用いることが、電池特性向上の観点で好ましい。電解質塩の含有量は特に限定されないが、溶媒に対して0.3mol/kgから3mol/kgであることが好ましい。
[リチウムイオン電池の作製方法]
続いて、二次電池の製造方法に関して説明する。まず、正極21を作製する場合には、正極活物質、正極結着剤及び正極導電剤を混合することにより正極合剤を作製する。続いて、有機溶剤に正極合剤を分散させることにより、ペース卜状の正極合剤スラリーを作製する。続いて、正極箔の両面に正極合剤スラリーを塗布したのち、乾燥させることにより、正極活物質層を形成する。続いて、正極活物質層を加熱しながら、ロールプレス機を用いて正極活物質層を圧縮成型し、正極21が得られる。
負極22を作製する場合にも、上記した正極21と同様の手順により行う。
次に、溶接法を用いて正極箔、負極箔に、それぞれ正極リード25、負極リード26を接続する。続いて、セパレータ23を介して正極21及び負極22を積層したのち、それらを巻回し、セパレータ23の最外周面に固定テープを貼付することにより、電極巻回体20を形成する。
続いて、電極巻回体20の負極リード26が露出している側に絶縁体が接した状態で、電極巻回体20を電池缶11の内部に収納し、缶底と負極リード26とを溶接法を用いて接続する。次に、電極巻回体20の正極リード25が露出している側にも絶縁体を置き、溶接法を用いて正極リード25の一端を安全弁機構30に接続する。
続いて、ビーディング加工機(溝付け加工機)を用いて電池缶11を加工することにより、電池缶11に窪みを形成する。続いて、電池缶11の内部に電解液を注入し、電極巻回体20に含浸させる。続いて、電池缶11の内部にガスケット15と共に電池蓋14及び安全弁機構30を収納する。
最後に、図1に示したように、電池缶11の開放端部11Nにおいてガスケット15を介して電池蓋14及び安全弁機構30をかしめることにより、かしめ構造11Rを形成する。
以下、上記のようにして作製した電池1を用いて、塩水耐久試験前後の電圧降下率についての実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではない。
図2〜図8は電池1の上部(電池蓋付近)の断面図である。
実施例及び比較例の電池1のサイズは18650(直径18mm、高さ65mm)である。
電池1の正極活物質層には、オリビン型の結晶構造をもつ物質が含まれている。
以下では、電池缶11の側面部54とは、図2から図8までに示される、電池缶のクリンプ部の頂部(以下、クリンプ頂部51と称する。)の端からくびれ部56の手前までの部分のことを示す。なお、クリンプ頂部とは、クリンプ部の頂点のみならず、頂点の付近の領域を含むものである。図1における折り曲げ部11Pの表面を表す曲線の最も高い(図1に向かって上方にある)部位がクリンプ部の頂点である。
[実施例1]
図2に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11のクリンプ頂部51から、ガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ部の外部に露出した面(以下、フランジ面52と称する。)の一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを20μmとした。
[実施例2]
図3に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11のクリンプ頂部51からガスケット面15Aの一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを20μmとした。
[実施例3]
図4に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11の側面部54からクリンプ頂部51、ガスケット面15A、電池蓋14のフランジ面52及び端子部53にかけてとし、絶縁層41の厚さを20μmとした。なお、電池1の+極としての端子機能を持たせるために、端子部53の中央付近(図示しないが、円筒形の電池蓋の中心部)は絶縁層41の被覆範囲から除かれている。
[実施例4]
図5に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11の側面部54からクリンプ頂部51、ガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ面52のほぼ全ての領域にかけてとし、絶縁層41の厚さを20μmとした。
[実施例5]
図6に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11の側面部54からガスケット面15Aの一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを20μmとした。
[実施例6]
図2に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11のクリンプ頂部51からガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ面52の一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを49μmとした。
[比較例1]
図7に示されるように、絶縁層41で被覆しなかった。
[比較例2]
図2に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11のクリンプ頂部51からガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ面52の一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを15μmとした。
[比較例3]
図8に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11の側面部54から先端部55にかけてとし、絶縁層の厚さを25μmとした。
[比較例4]
図2に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11のクリンプ頂部51からガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ面52の一部にかけてとし、絶縁層41の厚さを50μmとした。
[比較例5]
図5に示されるように、絶縁層41で被覆された範囲を、電池缶11の側面部54からガスケット面15A及び電池蓋14のフランジ面52のほぼ全ての領域とし、絶縁層41の厚さを50μmとした。
[評価]
上記の例の電池1について、塩水耐久試験を行い、電圧降下率を測定した。塩水耐久試験とは、電池缶11の側面部54にセロハンテープを筒状に巻き付けて、電池缶11と電池蓋14の上部にセロハンテープの筒を作製し、その筒の中に水面が高さ10mmとなるように、塩水(1wt%塩化ナトリウム水溶液)を入れ、室温(約23℃)の環境下で2時間放置する試験である。電圧降下率は塩水耐久試験前の電圧に対する試験後の電池1の電圧降下の割合であり、試験数を各例5本ずつとした。
[表1]
Figure 2021136233
実施例1から6の電圧降下率は2%以下と比較的低かったのに対し、比較例1から比較例3の電圧降下率は5%以上と比較的高かった。比較例4と比較例5の電圧降下率は比較的低かったが、比較例4と比較例5では、絶縁層41が厚いため、絶縁層41の乾燥に時間がかかるという問題点があった。特に、比較例5では、電池1の外径に対する絶縁層41の厚さが無視できないくらい大きいという問題があった。表1より、絶縁層41により、電池缶11のクリンプ頂部51からガスケット面15Aの少なくとも一部までが被覆されていて、絶縁層41の厚さは20μm〜49μmであるときに、電池1が、海水(塩水)に曝されたときでも、電池蓋14と電池缶11との間の電気絶縁性を保つことができる。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施の形態について具体的に説明したが、本発明の内容は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
一実施の形態では、電池1のサイズを18650としていたが、21700(直径21mm、高さ70mm)やその他のサイズであってもよい。
一実施の形態では、絶縁層41をフッ素樹脂としていたが、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂でもよく、電気絶縁性と防水性があれば、その他の材料であってもよい。
一実施の形態や実施例1〜6では、絶縁層41を一層構造のように説明したが、絶縁層は所望の箇所を覆うように複数に分かれて点在していてもよい。
一実施の形態では、第1の極性を負極とし、第2の極性を正極としていたが、第1の極性が正極で、第2の極性が負極であってもよい。
<3.応用例>
(1)電池パック
図9は、本発明の実施形態又は実施例にかかる二次電池を電池パック300に適用した場合の回路構成例を示すブロック図である。電池パック300は、組電池301、充電制御スイッチ302aと、放電制御スイッチ303a、を備えるスイッチ部304、電流検出抵抗307、温度検出素子308、制御部310を備えている。制御部310は各デバイスの制御を行い、さらに異常発熱時に充放電制御を行ったり、電池パック300の残容量の算出や補正を行ったりすることが可能である。組電池301を構成する電池に、本発明のリチウムイオン電池1を適用できる。
電池パック300の充電時には正極端子321及び負極端子322がそれぞれ充電器の正極端子、負極端子に接続され、充電が行われる。また、電池パック300に接続された電子機器の使用時には、正極端子321及び負極端子322がそれぞれ電子機器の正極端子、負極端子に接続され、放電が行われる。
組電池301は、複数の二次電池301aを直列及び/又は並列に接続してなる。図9では、6つの二次電池301aが、2並列3直列(2P3S)に接続された場合が例として示されているが、どのような接続方法でもよい。
温度検出部318は、温度検出素子308(例えばサーミスタ)と接続されており、組電池301又は電池パック300の温度を測定して、測定温度を制御部310に供給する。電圧検出部311は、組電池301及びそれを構成する各二次電池301aの電圧を測定し、この測定電圧をA/D変換して、制御部310に供給する。電流測定部313は、電流検出抵抗307を用いて電流を測定し、この測定電流を制御部310に供給する。
スイッチ制御部314は、電圧検出部311及び電流測定部313から入力された電圧及び電流をもとに、スイッチ部304の充電制御スイッチ302a及び放電制御スイッチ303aを制御する。スイッチ制御部314は、二次電池301aのいずれかの電圧が過充電検出電圧若しくは過放電検出電圧以下になったとき、また、大電流が急激に流れたときに、スイッチ部304にOFFの制御信号を送ることにより、過充電及び過放電、過電流充放電を防止する。ここで、二次電池がリチウムイオン二次電池の場合、過充電検出電圧は例えば4.20V±0.05Vと定められ、過放電検出電圧は例えば2.4V±0.1Vと定められる。
充電制御スイッチ302a又は放電制御スイッチ303aがOFFした後は、ダイオード302b又はダイオード303bを介することによってのみ、充電又は放電が可能となる。これらの充放電スイッチは、MOSFETなどの半導体スイッチを使用することができる。この場合、MOSFETの寄生ダイオードがダイオード302b及び303bとして機能する。なお、図9では+側にスイッチ部304を設けているが、−側に設けても良い。
メモリ317には、制御部310で演算された数値や、製造工程の段階で測定された各二次電池301aの初期状態における電池特性やなどが予め記憶され、また適宜、書き換えも可能である。また、二次電池301aの満充電容量を記憶させておくことで、制御部310と協働して残容量を算出することができる。
(2)電子機器
上述した本発明の実施形態又は実施例に係る二次電池は、電子機器や電動輸送機器、蓄電装置などの機器に搭載され、電力を供給するために使用することができる。
電子機器としては、例えばノート型パソコン、スマートフォン、タブレット端末、PDA(携帯情報端末)、携帯電話、ウェアラブル端末、ビデオムービー、デジタルスチルカメラ、電子書籍、音楽プレイヤー、ヘッドホン、ゲーム機、ペースメーカー、補聴器、電動工具、テレビ、照明機器、玩具、医療機器、ロボットが挙げられる。また、後述する電動輸送機器、蓄電装置、電動工具、電動式無人航空機も、広義では電子機器に含まれ得る。
電動輸送機器としては電気自動車(ハイブリッド自動車を含む。)、電動バイク、電動アシスト自転車、電動バス、電動カート、無人搬送車(AGV)、鉄道車両などが挙げられる。また、電動旅客航空機や輸送用の電動式無人航空機も含まれる。本発明に係る二次電池は、これらの駆動用電源のみならず、補助用電源、エネルギー回生用電源などとしても用いられる。
蓄電装置としては、商業用又は家庭用の蓄電モジュールや、住宅、ビル、オフィスなどの建築物用又は発電設備用の電力貯蔵用電源などが挙げられる。
(3)電動工具
図10を参照して、本発明が適用可能な電動工具として電動ドライバの例について概略的に説明する。電動ドライバ431には、シャフト434に回転動力を伝達するモータ433と、ユーザが操作するトリガースイッチ432が設けられている。トリガースイッチ432の操作により、シャフト434によって被対象物にねじなどが打ち込まれる。
電動ドライバ431の把手の下部筐体内に、電池パック430及びモータ制御部435が収納されている。電池パック430としては、上述した電池パック300を使用することができる。電池パック430は、電動ドライバ431に対して内蔵されているか、又は着脱自在とされている。電池パック430は、電動ドライバ431に内蔵された状態、又は外された状態で、充電装置に装着可能である。電池パック430に含まれる電池に本発明のリチウムイオン電池1を適用できる。
電池パック430及びモータ制御部435のそれぞれには、マイクロコンピュータが備えられている。電池パック430からモータ制御部435に対して電源が供給されると共に、両者のマイクロコンピュータ間で電池パック430の充放電情報が通信される。モータ制御部435は、モータ433の回転/停止、並びに回転方向を制御し、さらに、過放電時に負荷(モータ433など)への電源供給を遮断することができる。
(4)電動車両用蓄電システム
本発明を電動車両用の蓄電システムに適用した例として、図11に、シリーズハイブリッドシステムを採用したハイブリッド車両(HV)の構成例を概略的に示す。シリーズハイブリッドシステムはエンジンを動力とする発電機で発電された電力、あるいはそれをバッテリに一旦貯めておいた電力を用いて、電力駆動力変換装置で走行する車である。
このハイブリッド車両600には、エンジン601、発電機602、電力駆動力変換装置603(直流モータ又は交流モータ。以下単に「モータ603」という。)、駆動輪604a、駆動輪604b、車輪605a、車輪605b、バッテリ608、車両制御装置609、各種センサ610、充電口611が搭載されている。バッテリ608に対して、上述した本発明の電池1、又は本発明の電池1を複数搭載した蓄電モジュールが適用され得る。二次電池の形状としては、円筒型、角型又はラミネート型である。バッテリ608に含まれる電池に、本発明のリチウムイオン電池1を適用できる。
バッテリ608の電力によってモータ603が作動し、モータ603の回転力が駆動輪604a、604bに伝達される。エンジン601の回転力は発電機602に伝えられ、その回転力によって発電機602により生成された電力をバッテリ608に蓄積することが可能である。各種センサ610は、車両制御装置609を介してエンジン回転数を制御したり、図示しないスロットルバルブの開度を制御したりする。各種センサ610には、速度センサ、加速度センサ、エンジン回転数センサなどが含まれる。
図示しない制動機構によりハイブリッド車両600が減速すると、その減速時の抵抗力がモータ603に回転力として加わり、この回転力によって生成された回生電力がバッテリ608に蓄積される。また、図示しないが、二次電池に関する情報に基づいて車両制御に関する情報処理を行なう情報処理装置(例えば、電池の残量表示装置)を備えていても良い。バッテリ608は、ハイブリッド車両600の充電口611を介して外部の電源に接続されることで電力供給を受け、蓄電することが可能である。このようなHV車両を、プラグインハイブリッド車(PHV又はPHEV)という。
以上では、シリーズハイブリッド車を例として説明したが、エンジンとモータを併用するパラレル方式、又は、シリーズ方式とパラレル方式を組み合わせたハイブリッド車に対しても本発明は適用可能である。さらに、エンジンを用いない駆動モータのみで走行する電気自動車(EV又はBEV)や、燃料電池車(FCV)に対しても本発明は適用可能である。
1・・・リチウムイオン電池,12,13・・・絶縁板,21・・・正極,22・・・負極,23・・・セパレータ,24・・・センターピン,25・・・正極リード,26・・・負極リード,41・・・絶縁層,51・・・クリンプ頂部,52・・・フランジ面,53・・・端子部,54・・・電池缶の側面部,55・・・電池缶の先端部,56・・・くびれ部

Claims (11)

  1. セパレータを介して帯状の正極と帯状の負極とが積層されて巻回された構造を有する電極巻回体と、
    前記電極巻回体が収容され、かつ、クリンプ部を有する電池缶と、
    フランジ部を有する電池蓋と、
    前記電池缶の前記クリンプ部の内側と前記電池蓋のフランジ部の間に配置されるガスケットと
    を有し、
    前記ガスケットは、前記クリンプ部の先端部から外部に露出したガスケット面を有し、
    前記クリンプ部の頂部から前記ガスケット面の少なくとも一部にかけて絶縁層で被覆されている二次電池。
  2. さらに、前記ガスケット面から前記フランジ部の露出面の少なくとも一部にかけて絶縁層で被覆されている請求項1に記載の二次電池。
  3. さらに、前記クリンプ部の頂部から前記電池缶の側面部にかけて絶縁層で被覆されている請求項1または2に記載の二次電池。
  4. さらに、前記ガスケット面から前記フランジ部の露出面の全部にかけて絶縁層で被覆されている請求項1から3のいずれかに記載の二次電池。
  5. 前記電池蓋は端子部を有し、
    さらに、前記フランジ部の露出面から前記端子部にかけて絶縁層で被覆されている請求項1から4のいずれかに記載の二次電池。
  6. 前記絶縁層はフッ素樹脂であり、前記絶縁層の厚さは20μm以上49μm以下である請求項1から5のいずれかに記載の二次電池。
  7. 前記絶縁層は蛍光剤を含有している請求項1から6のいずれかに記載の二次電池。
  8. 前記正極は、帯状の正極箔の両面に正極活物質層を有し、
    前記正極活物質層がオリビン型の結晶構造を有する物質を含む請求項1から7のいずれかに記載の二次電池。
  9. 前記電池缶は第1の極性を有し、
    前記電池蓋は第2の極性を有し、
    前記第1の極性は負極であり、前記第2の極性は正極である請求項1から8のいずれかに記載の二次電池。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の二次電池を有する電子機器。
  11. 請求項1から9のいずれかに記載の二次電池を有する電動工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022075019A1 (ja) * 2020-10-08 2022-04-14 株式会社村田製作所 二次電池、電子機器及び電動工具

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