JP5444307B2 - 温度検出回路及び温度検出装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1に係る温度検出回路の回路構成を示す図である。図において、検温素子である温度検出用ダイオード素子7〜9の各々は、モータ制御を行なうスイッチ素子(図示省略)のチップ上に構成されている。温度検出用ダイオード素子7〜9の各々は、抵抗25〜27を介して定電流源1〜3に接続されている。温度検出用ダイオード素子7〜9と抵抗25〜27の直列回路の一端はそれぞれ理想ダイオード101〜103に接続されている。理想ダイオード101〜103はそれぞれ、オペアンプ13〜15とダイオード16〜18で構成されている。温度検出用ダイオード素子7〜9側からの信号はオペアンプ13〜15の非反転端子に入力されている。オペアンプ13〜15の反転端子は相互に接続された出力端子となって後段のAD変換器へ接続されるが、この出力端子には、抵抗40を介して電圧Vc2が印加されている。
VR25=R25×I1
で表され、R25及びI1が温度に対して変化しなければ、VR25も温度に対して変化しない。ところで、図1では検温素子として負の温度特性を持つ温度検出用ダイオード素子7を用いており、被温度検出部のスイッチ素子が高温になるほど温度検出用ダイオード素子7による電圧降下VF7は小さくなる。これより、抵抗25と温度検出用ダイオード素子7との直列回路で発生する電圧降下Vi1は
Vi1=VR25+VF7
となるため、Vi1は高温になるほど低電位となる負の温度特性を呈す。
以上は抵抗25及び温度検出用ダイオード素子7についてのみ述べたが、抵抗26及び温度検出用ダイオード素子8、抵抗27及び温度検出用ダイオード素子9についても同様のことが当てはまる。
なお、検温素子はNCTサーミスタのように負の温度特性を持つものでもよい。
ア)Vi1>Vmin のとき
Vo1・・・H(High)出力
従って、Vi1からの信号はダイオード16で遮断されるためVminへと伝わらない。
イ)Vi1≦Vmin のとき
Vo1=Vi1−Vf16
(ただし、Vf16はダイオード16の電圧降下)
従って、
Vmin=Vi1
となり、Vi1信号はVminへと伝達される。
この関係は、抵抗26と温度検出用ダイオード素子8の電圧Vi2と理想ダイオード102及び抵抗27と温度検出用ダイオード素子9の電圧Vi3と理想ダイオード103の関係にも当てはまる。
図2は、この発明の実施の形態2に係る温度検出回路の回路構成を示す図である。図2では測温部に設置された検温素子に正の温度特性を持つ金属抵抗22〜24を用いている。図2において、図1の要素と同等の要素には同一符号をつけて、説明を省略する。
Vi4=VR22=R22×I1
となるため、Vi4は高温になるほど高電位となる正の温度特性を呈する。なお、検温素子は金属抵抗の代わりにPCTサーミスタのように正の温度特性を持つものでもよい。
ウ)Vi4<Vmax のとき
Vo4・・・L(Low)出力
従って、Vi4からの信号はダイオード19で遮断されるためVmaxへと伝わらない。
エ)Vi4≧Vmax のとき
Vo4=Vi4+Vf19
(ただし、Vf19はダイオード19の電圧降下)
従って、
Vmin=Vi4
となり、Vi4信号はVmaxへと伝達される。
この関係は、金属抵抗23の信号Vi2と理想ダイオード105及び金属抵抗24の信号Vi3と理想ダイオード106の関係にも当てはまる。なお、20、21はダイオード、41は一端が接地された抵抗である。
図3は実施の形態1の理想ダイオード構成に増幅機能を追加したもので、図1の要素と同等の要素には同一符号を付して説明を省略する。すなわち、図1のオペアンプ13〜15とダイオード16〜18でそれぞれ構成される理想ダイオードの前記オペアンプ13〜15の反転入力側に抵抗28〜30及び抵抗34〜36を付加し、抵抗28と34、抵抗29と35、及び抵抗30と36のそれぞれの接続点がオペアンプ13、14、15の反転入力端子に接続されている。
オ)Vi1>Vi1m=Vmin×Rs/(Rs+Rf)
のとき、
Vo1・・・H(High)出力
従って、Vi1からの信号はダイオード16で遮断されるためVminへと伝わらない。
カ)Vi1≦Vi1m=Vmin×Rs/(Rs+Rf)
のとき、
Vo1=Vi1×(Rs+Rf)/Rs−Vf16
(ただし、Vf16はダイオード(16)の電圧降下)
従って、
Vmin=Vi1×(Rs+Rf)/Rs
となり、Vi1信号はVminへと伝達される。
この関係は、抵抗29、35とオペアンプ14及び抵抗30、36とオペアンプ15の関係にも当てはまる。
図4はこの発明の実施の形態4に係る温度検出回路を示すもので、図1〜図3の要素と同等の要素には同一符号を付している。検温素子である温度検出用ダイオード素子7〜9及び抵抗25〜27は直列に接続され、一個の定電流源1から電流が供給される。抵抗25〜27の一端はバッファ42〜44を通して理想ダイオードに接続される。各理想ダイオードは、オペアンプ13〜15とダイオード19〜21で構成され、差動増幅機能をもたせるため抵抗28〜33、抵抗34〜39が接続されている。抵抗31と37の接続点、抵抗32と38の接続点、及び抵抗33と39の接続点はそれぞれオペアンプ13〜15の非反転入力端子に接続されている。
キ)Vi2p=(Rs×Vr+Rf×V2)/(Rs+Rf)
<Vi1m=(Rs×Vmin+Rf×V1)/(Rs+Rf)
のとき、
Vo1・・・L(Low)出力
従って、Vi1、Vi2からの信号はダイオード19で遮断されるためVmaxへと伝わらない。
ク)Vi2p=(Rs×Vr+Rf×V2)/(Rs+Rf)
≧Vi1m=(Rs×Vmin+Rf×V1)/(Rs+Rf)
のとき、
Vo1=−(Vi1−Vi2)×Rf/Rs+Vr+Vf19
ただし、Vf19はダイオード(19)の電圧降下
従って、
Vmax=−(Vi1−Vi2)×Rf/Rs+Vr
となり、Vi1、Vi2の差動信号はVmaxへと伝達される。この関係は、オペアンプ14及びオペアンプ15の関係にも当てはまる。
図5は実施の形態1〜4に示したような温度検出回路を用いた温度検出装置の回路構成を示すものである。5図において、パワーブロックを形成する第1のモジュール202に搭載された、モータ201駆動用スイッチ素子107〜112の各々のチップ上には、検温素子である温度検出用ダイオード素子7〜12が構成されている。温度検出用ダイオード素子7〜12は直列に接続され、一つの定電流源1から定電流が供給される。温度検出用ダイオード素子7〜9の各々の出力信号は、図1あるいは図3に示した理想ダイオードを用いた最小電圧選択回路113に入力される。もちろん、最小電圧選択回路113の代わりに、図2あるいは図4に示す最大電圧選択回路を用いてもよい。
7〜12 温度検出用ダイオード素子(検温素子)、
13〜15 オペアンプ、
16〜21 ダイオード、
22〜24 金属抵抗(検温素子)、
25〜27 抵抗、
28〜33 抵抗(Rs)、
34〜39 抵抗(Rf)、
40、41 抵抗、
42〜44 バッファ、
101〜106 理想ダイオード、
107〜112 スイッチ素子、
113 最小電圧選択回路、
114 温度推定ブロック、
115 過熱判定ブロック、
116 ブリッジ制御ブロック、
117 プリドライバ回路、
201 モータ、
202 第1のモジュール、
203 第2のモジュール。
Claims (6)
- 複数のスイッチ素子により構成されるブリッジ回路の前記スイッチ素子の温度を、前記複数のスイッチ素子のそれぞれに近接して設置された検温素子により検出する温度検出回路であって、前記検温素子が検出する最高温度に対応する最大電圧または最小電圧を選択して出力する理想ダイオードを備え、前記複数の検温素子を直列接続して一つの定電流源から電流を供給すると共に、前記理想ダイオードに差動増幅機能をもたせ、前記各検温素子の端子電圧信号を前記理想ダイオードに入力信号として加えるようにしたことを特徴とする温度検出回路。
- 前記検温素子は、温度検出用ダイオード素子であることを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
- 前記検温素子は、金属抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
- 前記検温素子は、サーミスタであることを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
- 前記検温素子は、温度検出用ダイオード素子、金属抵抗、またはサーミスタと抵抗が直列接続されたものであることを特徴とする請求項1に記載の温度検出回路。
- モータを制御する複数のスイッチ素子により構成されるブリッジ回路を搭載したパワーブロックと、前記スイッチ素子のゲートを制御するプリドライバ回路及びマイコンを搭載した制御ブロックとを別々に備え、前記パワーブロックには前記スイッチ素子の温度を検出する請求項1に記載の温度検出回路を搭載し、前記温度検出回路の出力信号を前記制御ブロックの前記マイコンに供給し、前記マイコンは前記出力信号に基づいて温度推定、過熱判定を行い、その結果を前記プリドライバ回路に与えるようにしたことを特徴とする温度検出装置。
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