JP5443546B2 - 真空インタラプタの電極組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、真空回路遮断器に適用される真空インタラプタの電極組立体に関する。
一般に、真空インタラプタは、電力系統で負荷電流又は事故電流を遮断するための真空回路遮断器、真空開閉器、真空コンタクタなどに適用される中核消弧装置である。電力輸送の制御及び電力系統の保護の役割を果たす真空回路遮断器は、遮断容量が大きく、信頼性と安全性が高く、狭い空間に設置できるなど、多くの利点があり、中間電圧から高電圧までその適用範囲が拡大している。また、産業設備の大型化につれて、遮断器の遮断容量もそれに比例して大容量化する傾向にある。
真空回路遮断器の真空インタラプタは、事故電流を遮断する際に、その内部の電極構造に流れる電流により発生する磁界を用いて動作する。真空インタラプタは、磁界を発生する方式によって、大きく縦磁界(Axial Magnetic Field; AMF)方式と横磁界(Radial Magnetic Field; RMF)方式に分けられる。
特別高圧真空インタラプタは、低高圧真空インタラプタに比べて、トリップ状態(開路状態)において固定子電極と可動子電極との間隔が非常に大きく、投入速度も非常に速いため、投入時に電極に加わる衝撃量が非常に大きい。従って、電極の支持構造が十分でない場合、その衝撃は接触電極板、コイル導体、及び支持電極板の変形を招き、その変形は真空インタラプタの性能を低下させる。
図6は従来の真空インタラプタを示す縦断面図である。
図6に示すように、従来の真空インタラプタは、絶縁容器1が固定側フランジ2と可動側フランジ3とにより密封され、絶縁容器1の内部には内部シールド6が固定され、内部シールド6の内部には固定電極組立体4と可動電極組立体5とが接離可能に対向するように収容され、固定電極組立体4の固定軸4aは固定側フランジ2に固定結合されて外部と接続され、可動電極組立体5の可動軸5aは可動側フランジ3に摺動可能に結合されて外部と接続されている。
そして、可動電極組立体5の可動軸5aにはベローズシールド7が固定結合され、ベローズシールド7と可動側フランジ3との間にはベローズ8が備えられており、可動電極組立体5及び可動軸5aが絶縁容器1の内部に密封された状態で移動可能に設けられている。
ここで、固定電極組立体4と可動電極組立体5とが対称に形成されるので、以下、固定電極組立体4と可動電極組立体5をまとめて電極組立体という。図7は図6の真空インタラプタの電極組立体を示す分解斜視図である。
図7に示すように、電極組立体10は、接触電極板11と支持電極板12との間に複数のコイル導体131、135が設けられ、接触電極板11とコイル導体131、135との間、又は支持電極板12とコイル導体131、135との間には導体接続ピン14a〜14dが設けられている。接触電極板11、コイル導体131、135、及び支持電極板12は、導体接続ピン14a〜14dで接続されて通電経路を形成する。
また、接触電極板11及び支持電極板12には、渦電流の発生を抑制するために、スリット11a、12a(以下、接触電極板11に形成されるスリットを接触側スリット11aといい、支持電極板12に形成されるスリットを支持側スリット12aという)がそれぞれ放射状に形成されている。縦磁界方式の真空インタラプタにおいては、軸方向の磁束を形成するために、接触側スリット11aと支持側スリット12aとが互い違いに設けられている。
導体接続ピン14a〜14d間にはそれぞれ支持ピン15a〜15dが設けられており、投入時に発生する電極間の衝撃により電極板11、12又はコイル導体131、135が変形することを防止する。支持ピン15a〜15dは、接触側スリット11a又は支持側スリット12aの側方に隣接して設けられ、衝撃による変形を防止する。
なお、符号16は中央の支持台であり、接触電極板11と支持電極板12との間に設けられて中央部を支持する役割を果たす。
ところが、このような従来の真空インタラプタの電極組立体においては、支持ピン15a〜15dが接触側スリット11a及び支持側スリット12aの近傍に設けられて電極間の衝撃による電極板11、12の変形を抑制するが、接触側スリット11aと支持側スリット12aとが互い違いに形成されるため、軸方向を基準にコイル導体131、135の両側に位置する支持ピン15a〜15dが互い違いに設けられる。これにより、固定電極組立体4と可動電極組立体5との接触時に発生する衝撃が加わる位置が異なるため、電極組立体10のコイル導体131、135だけでなく、接触電極板11及び支持電極板12の変形を招くという問題があった。
また、前記変形を防止するために支持ピン15a〜15dの数を増加させる場合は、部品点数が増加し、製造工程が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、真空インタラプタの投入動作時に電極に加わる強い衝撃力によりコイル導体、接触電極板、又は支持電極板が変形することを防止することのできる真空インタラプタの電極組立体を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、前記変形を防止するために部品点数が増加したり製造工程が増加することを未然に防止することのできる真空インタラプタの電極組立体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、スリットがそれぞれ形成される複数の電極板と、前記複数の電極板間に配置されるコイル導体と、前記電極板と前記コイル導体との間に設けられて通電経路を形成する複数の導体接続ピンと、前記電極板と前記コイル導体との間に設けられて前記電極板を支持する支持部材とを含み、前記コイル導体を中心に両側に設けられる両側支持部材は、軸方向投影において少なくとも一部が互いに重なるように設けられる、真空インタラプタの電極組立体を提供する。
前記支持部材の少なくとも1つは、前記電極板のスリットを横切って位置するように設けられてもよい。
また、前記各電極板のスリットは、円周方向に沿って等間隔で放射状にそれぞれ形成され、前記両側支持部材は、軸方向投影において両端の位置が異なるように設けられてもよい。
また、前記支持部材の少なくとも1つは、円周方向に隣接する2つのスリット間の円弧長より長く形成されてもよい。
また、前記支持部材は、1つの前記電極板と前記コイル導体との間にそれぞれ複数ずつ形成され、前記複数ずつの支持部材は、互いに対称となるように円弧状に形成されてもよい。
また、前記電極板と前記コイル導体の少なくとも一方に固定溝が形成され、前記固定溝に前記支持部材が挿入されて固定されてもよい。
また、前記固定溝の深さは、前記支持部材の厚さより浅く形成されてもよい。
また、前記固定溝は、同一平面上に対称となるように複数形成され、前記複数の固定溝間には、前記導体接続ピンを結合するためのピン孔がそれぞれ形成されてもよい。
また、前記ピン孔は、前記コイル導体を中心に軸方向両側に形成され、前記コイル導体の両側に形成されるピン孔は、軸方向において異なる線上に形成されてもよい。
また、前記電極板と前記コイル導体の少なくとも一方に前記支持部材が嵌合する方式で結合されてもよい。
また、前記コイル導体の両側に備えられる両側電極板のスリットは、軸方向において異なる線上に形成されてもよい。
本発明の一実施形態による真空インタラプタの電極組立体においては、第1支持部材と第2支持部材がコイル導体を介して接触電極板と支持電極板のほとんどを軸方向に支持するため、真空インタラプタの投入動作時に発生する電極組立体間での衝撃力が前記第1支持部材と前記第2支持部材により分散されて緩和され、従って、前記電極組立体同士が速い速度で接触しても、前記接触電極板、前記コイル導体、及び前記支持電極板が衝撃により変形することを効果的に防止することができる。
また、本発明の一実施形態による真空インタラプタの電極組立体において、前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、ろう付けにより前記接触電極板及び前記支持電極板にそれぞれ完全に接触させるのではなく、前記接触電極板、前記コイル導体、及び前記支持電極板にそれぞれ溝を形成して嵌合する方式で結合するため、前記第1支持部材及び前記第2支持部材を介して電流が流れることを効果的に防止し、信頼性を向上させることができる。
さらに、本発明の一実施形態による真空インタラプタの電極組立体においては、広い前記第1支持部材及び前記第2支持部材を使用することにより、従来のように小さい支持ピンを使用した場合に比べて、組立の簡易化と時間の短縮を図ることができる。
本発明の他の実施形態による真空インタラプタの電極組立体においては、支持部材がスリットを横切るのではなく、前記スリット間に位置するように設けられることにより、渦電流通電経路として作用することを未然に防止し、遮断器性能をさらに向上させることができる。
本発明による電極組立体を示す分解斜視図である。 図1の電極組立体の組み立て状態を示す断面図である。 図2のI−I線断面図である。 図2のII−II線断面図である。 本発明による電極組立体の他の実施形態を示す平面図である。 従来の真空インタラプタを示す縦断面図である。 図6の真空インタラプタの電極組立体を示す分解斜視図である。
以下、本発明による真空インタラプタの電極組立体を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による電極組立体を示す分解斜視図であり、図2は図1の電極組立体の組み立て状態を示す断面図であり、図3及び図4は図2のI−I及びII−II線断面図である。
図6を参照すると、本発明による電極組立体を有する真空インタラプタは、絶縁容器1、固定側フランジ2、可動側フランジ3、固定電極組立体4、可動電極組立体5、内部シールド6、ベローズシールド7、ベローズ8などを含む。
固定電極組立体4と可動電極組立体5とは、軸方向に対向するように位置し、事故電流発生時に可動電極組立体5が軸方向に移動して固定電極組立体4から分離されることにより事故電流を遮断する。
従来のように固定電極組立体4と可動電極組立体5とが対称に形成されるので、以下、固定電極組立体4と可動電極組立体5をまとめて電極組立体という。
図1及び図2に示すように、本発明による電極組立体は、支持台16(図7を参照)の上部に接触し、他方の電極組立体に対向する接触電極板110と、接触電極板110と所定の間隔をおいて配置され、支持台16に接触する支持電極板120と、接触電極板110と支持電極板120との間に左右一対に備えられる複数のコイル導体131、135と、接触電極板110とコイル導体131、135との間に備えられて通電経路を形成する複数の接触側導体接続ピン(以下、第1接続ピンという)141、143と、支持電極板120とコイル導体131、135との間に備えられて通電経路を形成する複数の支持側導体接続ピン(以下、第2接続ピンという)142、144とを含む。
接触電極板110は、円盤状に形成され、渦電流を防止するために、接触側スリット(以下、第1スリットという)111が円周方向に沿って90゜間隔で放射状に形成される。また、接触電極板110の一面、すなわち、コイル導体131、135に対向する面には、第1接続ピン141、143を結合するための複数の接触側ピン孔112が180゜の間隔をおいて形成される。そして、接触側ピン孔(以下、第1ピン孔という)112間には、後述する接触側支持部材151、152の一面を挿入できるように、複数の接触側固定溝(以下、第1固定溝という)113が形成されてもよい。
第1固定溝113は、それぞれ円弧状に形成されてもよい。また、第1固定溝113は、図3に示すように、第1スリット111を横切って位置するように設けられてもよい。第1固定溝113が第1スリット111を横切って位置するように設けられた場合は、2つの接触側支持部材151、152が左右対称構造に形成される。
ここで、接触側支持部材(以下、第1支持部材という)151、152は、第1固定溝113の形状と同じ形状に形成され、接触電極板110から第1接続ピン141、143への電流が後述する支持側支持部材155、156を介して他方の通電経路に伝達されないように、不導体、又は電気抵抗が非常に大きい金属で形成されることが好ましい。
また、第1支持部材151、152は、対向側電極組立体が接触電極板110に接触したときにその衝撃力に耐えて接触電極板110の第1スリット111周辺が変形しないように、所定の剛性を有する材質で形成されることが好ましい。そして、第1支持部材151、152は、円周方向に隣接する2つの第1スリット111間の円弧長より長く形成されてもよい。
一方、支持電極板120は、図4に示すように、接触電極板110と類似した形状に形成される。すなわち、支持電極板120には、接触電極板110の第1スリット111に対応するように、支持側スリット(以下、第2スリットという)121が形成され、支持電極板120の一面、すなわち、コイル導体131、135に対向する面には、接触電極板110の第1ピン孔112及び第1固定溝113に対応するように、支持側ピン孔(以下、第2ピン孔という)122及び支持側固定溝(以下、第2固定溝という)123が形成される。ただし、第2スリット121、第2ピン孔122、及び第2固定溝123は、それぞれ第1スリット111、第1ピン孔112、及び第1固定溝113と軸方向に一直線上に位置せず、異なる通電経路を形成して縦磁界を形成できるように、所定角度ずれて形成される。
コイル導体131、135は、図3に示すように、左右一対の円弧状に形成されてもよい。また、コイル導体131、135の両端は、接触電極板110の第1スリット111と支持電極板120の第2スリット121との間に位置するように結合される。コイル導体131、135の一面、すなわち、接触電極板110の第1固定溝113に対向する面には、接触電極板110の第1ピン孔(接触側ピン孔)112に対応するように、第1接続ピン141、143を結合するための複数の第1コイル側ピン孔132が形成され、接触電極板110の第1固定溝113に対応するように、第1支持部材151、152の他面を挿入して固定するための第1コイル側固定溝133が形成される。
コイル導体131、135の他面、すなわち、支持電極板120に対向する面には、第2ピン孔122に対応する第2コイル側ピン孔136が形成され、第2コイル側ピン孔136の間には、それぞれ第2コイル側固定溝137が円周方向に沿って形成される。第2コイル側固定溝137は、支持電極板120の第2固定溝(支持側固定溝)123に対応するように形成される。しかしながら、第2コイル側ピン孔136は、第1コイル側ピン孔132と軸方向に一直線上に位置せず、異なる通電経路を形成して縦磁界を形成できるように、所定角度ずれて形成される。同様に、第2コイル側固定溝137は、第1コイル側固定溝133から所定角度ずれて形成される。
支持電極板120とコイル導体131、135との間には、支持側支持部材(以下、第2支持部材という)155、156が備えられる。第2支持部材155、156は、第1支持部材151、152の形状と同じ形状に形成されてもよい。ただし、第2支持部材155、156は、前記固定溝やピン孔などと同様に、その中心が第1支持部材151、152の中心から軸方向に所定角度ずれるように設けられる。
ここで、接触電極板110とコイル導体131、135とが、又は支持電極板120とコイル導体131、135とが接触せずに所定の間隔を維持できるように、第1支持部材151、152及び第2支持部材155、156の厚さは、第1固定溝113と第1コイル側固定溝133の深さの合計、又は第2固定溝123と第2コイル側固定溝137の深さの合計より厚く形成されることが好ましい。
このような本実施形態による真空インタラプタの電極組立体においては、第1支持部材151、152及び第2支持部材155、156が円弧状に形成され、第1支持部材151、152は、両面がそれぞれ接触電極板110とコイル導体131、135の一面(図の上方)に接触し、接触電極板110の第1スリット111の一部を横切って支持できるように設けられ、第2支持部材155、156は、両面がそれぞれ支持電極板120とコイル導体131、135の他面(図の下方)に接触し、支持電極板120の第2スリット121の一部を横切って支持できるように設けられる。
このように、本実施形態による電極組立体においては、第1支持部材151、152と第2支持部材155、156がコイル導体131、135を介して接触電極板110と支持電極板120のほとんどを軸方向に支持するため、真空インタラプタの投入動作時に発生する電極組立体間での衝撃力が第1支持部材151、152と第2支持部材155、156により分散されて緩和され、従って、前記電極組立体同士が速い速度で接触しても、接触電極板110、コイル導体131、135、及び支持電極板120が衝撃により変形することを効果的に防止することができる。
また、本実施形態による電極組立体において、第1支持部材151、152及び第2支持部材155、156は、ろう付けにより接触電極板110及び支持電極板120にそれぞれ完全に接触させるのではなく、接触電極板110、コイル導体131、135、及び支持電極板120にそれぞれ溝を形成して嵌合する方式で結合するため、第1支持部材151、152及び第2支持部材155、156を介して電流が流れることを効果的に防止し、信頼性を向上させることができる。
さらに、本実施形態による電極組立体においては、広い第1支持部材151、152及び第2支持部材155、156を使用することにより、従来のように小さい支持ピンを使用した場合に比べて、組立の簡易化と時間の短縮を図ることができる。
次に、本発明による真空インタラプタの電極組立体の他の実施形態を説明する。
すなわち、前述した実施形態においては、前記支持部材がそれぞれ一対に形成されてスリットの一部を横切るように設けられるが、本実施形態においては、図5に示すように、第1支持部材151、152、153、154がそれぞれ第1スリット111間に位置し、同様に、第2支持部材(図示せず)がそれぞれ第2スリット(図示せず)間に位置するように設けられる。
この場合は、4つの第1支持部材151〜154が対角線方向に対称となる構造に形成される。
このような本実施形態による真空インタラプタの電極組立体においては、渦電流通電経路を未然に防止することにより、前述した実施形態に比べて遮断器性能をさらに向上させることができる。
すなわち、前述した実施形態のように、支持部材151、152(155、156)がスリット111(121)を横切るように設けられた場合、投入時にスリット111(121)周辺に変形が生じることを効果的に防止することができる。ところが、接触電極板110又は支持電極板120に渦電流が発生すると支持部材151、152(155、156)が渦電流通電経路として作用することがある。
それに対して、本実施形態のように、支持部材151〜154がスリット111を横切るのではなく、スリット111間に位置するように設けられた場合は、スリット111周辺の変形に関して前述した実施形態より支持力が低下する恐れはあるが、渦電流通電経路として作用することを防止することができる。
110 接触電極板
111 第1スリット
112 第1ピン孔
113 第1固定溝
120 支持電極板
121 第2スリット
122 第2ピン孔
123 第2固定溝
131、135 コイル導体
132 第1コイル側ピン孔
136 第2コイル側ピン孔
133 第1コイル側固定溝
137 第2コイル側固定溝
141、143 第1接続ピン
142、144 第2接続ピン
151〜154 第1支持部材
155、156 第2支持部材

Claims (10)

  1. スリットがそれぞれ形成される複数の電極板と、
    前記複数の電極板間に配置されるコイル導体と、
    前記電極板と前記コイル導体との間に設けられて通電経路を形成する複数の導体接続ピンと、
    前記電極板と前記コイル導体との間に設けられて前記電極板を支持する支持部材とを含み、
    前記コイル導体を中心に両側に設けられる両側支持部材は、軸方向投影において少なくとも一部が互いに重なるように設けられ
    前記電極板と前記コイル導体の少なくとも一方に固定溝が形成され、前記固定溝に前記支持部材が挿入されて固定される、真空インタラプタの電極組立体。
  2. 前記支持部材の少なくとも1つが、前記電極板のスリットを横切って位置するように設けられる、請求項1に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  3. 前記各電極板のスリットが、円周方向に沿って等間隔で放射状にそれぞれ形成され、
    前記両側支持部材が、軸方向投影において両端の位置が異なるように設けられる、請求項2に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  4. 前記支持部材の少なくとも1つが、円周方向に隣接する2つのスリット間の円弧長より長く形成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  5. 前記支持部材が、1つの前記電極板と前記コイル導体との間にそれぞれ複数ずつ形成され、
    前記複数ずつの支持部材が、互いに対称となるように円弧状に形成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  6. 前記固定溝の深さが、前記支持部材の厚さより浅く形成される、請求項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  7. 前記固定溝が、同一平面上に対称となるように複数形成され、
    前記複数の固定溝間に、前記導体接続ピンを結合するためのピン孔がそれぞれ形成される、請求項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  8. 前記ピン孔が、前記コイル導体を中心に軸方向両側に形成され、
    前記コイル導体の両側に形成されるピン孔が、軸方向において異なる線上に形成される、請求項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  9. 前記電極板と前記コイル導体の少なくとも一方に前記支持部材が嵌合する方式で結合される、請求項1〜のいずれか一項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
  10. 前記コイル導体の両側に備えられる両側電極板のスリットが、軸方向において異なる線上に形成される、請求項1〜のいずれか一項に記載の真空インタラプタの電極組立体。
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