JP5443220B2 - 電鋳用の型および電鋳用の型を製造する方法 - Google Patents

電鋳用の型および電鋳用の型を製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、電鋳(galvanoplasty)を利用して微小機械部品を製造するための型、および前記型を製造する方法に関する。
電鋳は、長い間にわたり利用され、知られている。LIGAタイプ方法(「roentgenLIthographie、Galvanoformung & Abformung」というドイツ語のよく知られている略語)は、より最近のものである。これらは、感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィにより、さらに、ニッケルなどの金属析出物をその感光性樹脂内にて成長させる電鋳により、型を形成することからなる。LIGA技術の精度は、例えば機械加工から得られる従来の型の精度に比べてはるかに優れている。したがって、この精度によって、以前には想像することもできなかった、微小機械部品、とりわけ計時器のムーブメント用の微小機械部品の製造が可能である。
しかし、これらの方法は、例えば12%のリンを含有するニッケル−リンから作製される同軸がんぎ車などの、高い細長比を有する微小機械部品には適していない。このタイプの部品の電解析出物は、めっきの際に、めっきされたニッケル−リン内の内部応力によりこの電解析出物が基板との接合面で分離されることによって、薄層剥離する。
本発明の1つの目的は、少なくとも同一の製造精度を実現し、複数の高さ部分および/または高い細長比を有する部品の製造を可能にする、代替的な型を提供することにより、前述の欠点の全てまたは一部を克服することである。
したがって、本発明は、型を製造する方法であって、以下のステップ、すなわち、
a)導電性の微小機械材料から作製され、電気絶縁性の中間層によって互いに固着される、上部層および下部層を有する、基板を用意するステップと、
b)前記型中に少なくとも1つの空洞部を形成するために、上部層中に中間層に達するまで少なくとも1つのパターンをエッチングするステップと、
c)電気絶縁被覆材により前記基板の上部を被覆するステップと、
d)前記上部層中に形成された各垂直方向壁部にのみ前記被覆材および前記中間層の存在を限定するために、前記被覆材および前記中間層に指向性エッチングを施すステップと
を含む、方法に関する。
本発明の他の有利な特徴によれば、
− 第2のパターンが、ステップb)において、前記少なくとも1つの空洞部と連絡し、前記上部層に第2の高さ部分を形成する、少なくとも1つの凹部を形成するためにエッチングされ、
− ステップd)の後に、前記少なくとも1つの空洞部と連絡し、前記型に第2の高さ部分を形成する、少なくとも1つの凹部を形成するために、部分が設けられ、
− この方法は、e)前記型内において作製される後の部品中に穴を形成するために、前記少なくとも1つの空洞部内にロッドを設置する最終ステップを含み、
− ステップb)は、f)導電性の上部層の上に少なくとも1つの保護マスクを構築する段階と、g)前記少なくとも1つの保護マスクにより被覆されていない部分に対して前記上部層の異方性エッチングを実施する段階と、h)保護マスクを除去する段階とを含み、
− 前述のステップの後に、この方法は、a’)前記少なくとも1つの空洞部の底部中に導電性材料を堆積するステップと、b’)前記型内において少なくとも1つの空洞部を形成するために、前記導電性材料からなる堆積物に達するまで下部層中にパターンをエッチングするステップと、c’)第2の電気絶縁被覆材によりアセンブリ全体を被覆するステップとを含み、
− ステップc’)の後に、この方法は、d’)前記下部層中に形成された各垂直方向壁部のみに前記第2の被覆材の存在を限定するために、前記第2の被覆材に指向性エッチングを施すステップを含み、
− 第2のパターンが、ステップb’)の際に、前記少なくとも1つの空洞部に連絡し、第2の高さ部分を前記下部層に形成する、前記少なくとも1つの凹部を形成するためにエッチングされ、
− 部分が、ステップd’)の後に、前記少なくとも1つの空洞部に連絡し、第2の高さ部分を前記型に形成する、少なくとも1つの凹部を形成するために設けられ、
− この方法は、e’)前記型内において作製された後の部品中に穴を形成するために、下部層中の前記少なくとも1つの空洞部内にロッドを設置する最終ステップを含み、
− ステップb’)は、f’)導電性の上部層の上に少なくとも1つの保護マスクを構築する段階と、g’)前記少なくとも1つの保護マスクにより覆われていない部分に対して前記上部層の異方性エッチングを実施する段階と、h’)保護マスクを除去する段階とを含み、
− 複数のマスクが、同一の基板の上で製造され、
− 導電性の層は、ドープされたケイ素ベース基板を含む。
さらに、本発明は、電鋳を利用して微小機械部品を製造する方法において、以下のステップ、すなわち、
i)前述の変形形態の中の1つの方法により型を製造するステップと、
j)前記型内において前記部品を形成するために、基板の導電性の下部層に電極を接続することによって、電着を実施するステップと、
k)前記型から部品を放出するステップと
を含むことを特徴とする、方法に関する。
最後に、本発明は、電鋳を利用して微小機械部品を製造するための型において、導電性であり、電気絶縁性の中間層によって互いに固着される、上部層および下部層を有する、基板を含み、上部層は、前記基板の下部層の部分が露出された少なくとも1つの空洞部を有し、この少なくとも1つの空洞部は、電気絶縁性の壁部を有し、それにより、前記少なくとも1つの空洞部内において電解析出物を成長させることが可能となることを特徴とする、型に関する。
本発明の他の有利な特徴によれば、
− 上部層は、前記少なくとも1つの空洞部に連絡する少なくとも1つの凹部をさらに有し、この少なくとも1つの凹部は、前記少なくとも1つの空洞部が充填された後に、前記少なくとも1つの凹部内における電解析出を継続するために、電気絶縁性の壁部を有し、
− 下部層は、前記基板の導電性層の部分が露出された少なくとも1つの空洞部を有し、この少なくとも1つの空洞部は、電気絶縁性の壁部を有し、それにより、下部層中の前記少なくとも1つの空洞部内において電解析出物を成長させることが可能となり、
− 下部層は、下部層中の前記少なくとも1つの空洞部に連絡する少なくとも1つの凹部をさらに有し、この少なくとも1つの凹部は、下部層中の前記少なくとも1つの空洞部が充填された後に、前記少なくとも1つの凹部内における電解析出を継続するために、電気絶縁性の壁部を有する。
添付の図面を参照として、非限定的な例として与えられる以下の説明によって、他の特徴および利点がより明らかに提示されよう。
本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第1の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第2の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第2の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第2の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第2の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の第2の実施形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明による、微小機械部品を製造する方法の流れ図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。 本発明の変形形態による、微小機械部品を製造する方法の一連のステップの中の1つのステップの図である。
図13により図示されるように、本発明は、電鋳を利用して微小機械部品41、41’、41’’を製造する方法1に関する。この方法1は、好ましくは、型39、39’、39’’を製造する方法3と、その後の、電鋳ステップ5および前記型から部品41、41’、41’’を放出するステップ7とを含む。
型製造方法3は、好ましくはケイ素ベース材料を含む型39、39’、39’’を製造するための一連のステップを含む。
方法3の第1のステップ10は、図1から図8に図示されるように、導電性の微小機械材料から作製され、導電性の中間層22、22’により互いに固着される、上部層21、21’および下部層23、23’を備える、基板9、9’を用意することからなる。
好ましくは、基板9、9’は、S.O.I.(シリコン・オン・インシュレータ)である。さらに、上部層21、21’および下部層23、23’は、導電性になるように十分にドープされた結晶シリコンから作製され、中間層は、二酸化ケイ素より作製される。
本発明によれば、方法3は、ステップ11の後の2つの別個の実施形態を含み、これらはそれぞれ、図13において三重線および単線によって表される。
第1の実施形態によれば、ステップ11において、保護マスク15、次いで24が、図2に図示されるように、導電性の上部層21の上に構築される。やはり図2に図示されるように、マスク15は、上部層21を覆わない少なくとも1つのパターン27を有する。さらに、好ましくはマスク15を完全に覆うマスク24が、上部層21を覆わない少なくとも1つのパターン26を有する。
例えば、マスク15は、所定の高さまで前記マスクを形成するように酸化ケイ素層を堆積することによって、作製され得る。次に、マスク24は、例えば、マスク15を覆うために感光性樹脂を使用して、フォトリソグラフィによって得ることができる。
図13において三重線中に示される第1の実施形態によれば、第3のステップ2において、上部層21がエッチングされて、中間層22が露出される。本発明によれば、エッチング・ステップ2は、好ましくは、深堀り反応性イオン・エッチング・タイプ(DRIE)の異方性乾式腐食を含む。
初めにステップ2において、異方性エッチングが、マスク24のパターン26内の上部層21中において実施される。このエッチングは、上部層21の厚さの一部分にわたる、上部層21中の少なくとも1つの空洞部25のエッチングの始まりとなる。第2に、マスク24が、除去され、次いで、第2の異方性エッチングが、上部層21の上に依然として存在するマスク15のパターン27中において実施される。第2のエッチングは、前記少なくとも1つの空洞部25のエッチングを継続するだけでなく、さらに、前記少なくとも1つの空洞部25と連絡するがより大きな断面を有する、少なくとも1つの凹部28のエッチングを開始する。
第4のステップ4において、マスク15が、除去される。さらに、図3に図示されるように、第4のステップの最後に、上部層21の厚さ全体がエッチングされて、前記少なくとも1つの空洞部25が形成され、上部層21の厚さの一部がエッチングされて、前記少なくとも1つの凹部28が形成される。
第5のステップ6において、電気絶縁被覆材30が、堆積されて、図4に図示されるように、基板9の上部全体を覆う。好ましくは、被覆材30は、エッチングされた上部層21および中間層22の上部を酸化することによって得られる。
第6のステップ8において、被覆材30および中間層22の指向性エッチングが、実施される。ステップ8は、上部層21中に形成された各垂直方向壁部にのみ、すなわち前記少なくとも1つの空洞部25および前記少なくとも1つの凹部28の各壁部31および32にのみ、絶縁層の存在を限定するためのものである。本発明によれば、指向性エッチングまたは異方性エッチングの際に、例えばRIE反応器内のチャンバ圧力(非常に低い作動圧力)などを調整することによって、水平方向成分に比して垂直方向成分のエッチング現象が助長される。このエッチングは、例えば、イオン・ミリングまたはスパッタ・エッチングであってよい。
ステップ8を実施することにより、図5に図示されるように、空洞部25の底部において導電性の下部層23が露出され、凹部28の底部においてやはり導電性である上部層21が露出されることが、明らかである。
後の電鋳の接着性を向上させるために、接着層が、各空洞部25の底部の上に、および/または各凹部28の底部の上に設けられてよい。さらに、この接着層は、合金CrAuなどの金属からなるものであってよい。
好ましくは、第6のステップ8の際に、図5に図示されるように、ロッド29が、電鋳ステップ5の際にその場で微小機械部品41用の軸穴42を形成するために設置される。これは、電鋳の終了時に部品41を機械加工する必要性が回避されるという利点を有するのみならず、さらにこれにより、均一であるか否かにかかわらず任意の形状の内方断面が、穴42の高さ全体にわたって形成され得ることになる。好ましくは、ロッド29は、例えば、感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィ法などによって得られる。
第1の実施形態においては、ステップ8の後に、型39を製造する方法3は、終了し、微小機械部品を製造する方法1が、電鋳ステップ5と、型39から部品41を放出するステップ7により継続する。
電鋳ステップ5は、型39の下部層23に析出電極を接続して、図6に図示されるように、初めに、前記型の空洞部25内において電解析出物を成長させ、次いで、もっぱら第2の段階において凹部28内に電解析出物を成長させることによって、遂行される。
実は、有利には、本発明によれば、電解析出物が、空洞部25の上部と同一平面内にある場合に、この電解析出物は、場合によっては上部層21の接着層によって上部層21に電気的に接続し、それにより、この析出物が、凹部28の全体にわたって成長を継続することが可能となる。本発明により、高い細長比を有する部品41を作製することが可能となり、すなわち、空洞部25の断面が、凹部28の断面よりもはるかに小さなものとなり、有利である。これにより、例えば12%のリンを含有するニッケル−リン材料に関しても、薄層剥離の問題が回避される。
導電性層21、23について、および場合によってはそれらの接着層について、ケイ素を使用することにより、接合部における薄層剥離現象が軽減され、これにより、電着された材料内における内部応力により引き起こされる分離が回避される。
第1の実施形態によれば、製造方法1が、ステップ7で終了し、ステップ7において、空洞部25内で、次いで凹部28内で形成された部品41が、型39から放出される。放出ステップ7は、例えば、層23および21をエッチングすることなどによって達成され得る。この第1の実施形態によれば、図7に図示されるように、得られた微小機械部品41は、それぞれが異なる形状および完全に別個の厚さからなり、単一の軸穴42を備える、2つの高さ部分43、45を有することが、明らかである。
この微小機械部品41は、例えば、マイクロメートルのオーダの幾何学的形状精度を有するだけでなく、さらに理想的な相互基準性を有する、すなわち前記高さ部分同士の完全な位置決めがなされる、同軸がんぎ車またはがんぎ車43/ピニオン45アセンブリなどであることが可能である。
本発明の第2の実施形態によれば、方法3は、図8に図示されるように、導電性の上部層21’の上に少なくとも1つの保護マスク24’を構築することからなる、第2のステップ11を含む。やはり図8に図示されるように、マスク24’は、少なくとも1つのパターン26’を備え、このパターン26’は、上部部分21’を覆わない。このマスク24’は、例えば、感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィにより得ることが可能である。
第3のステップ12において、上部層21’は、中間層22’が露出されるまでエッチングされる。本発明によれば、エッチング・ステップ12は、好ましくは、深堀り反応性イオン・エッチング・タイプ(DRIE)の乾式異方性腐食を含む。この異方性エッチングは、マスク24’のパターン26’内の上部層21’に対して実施される。
第4のステップ14において、マスク24’が除去される。このようにして、図9に図示されるように、第4のステップ14の最後に、上部層21’の厚さ全体がエッチングされて、少なくとも1つの空洞部25’が形成される。
第5のステップ16において、電気絶縁被覆材30’が、堆積されて、図10に図示されるように、基板9’の上部全体を覆う。被覆材30’は、好ましくは、エッチングされた上部層21’および中間層22’の上部を酸化することによって得られる。
第6のステップ18によれば、被覆材30’および中間層22’が、指向性エッチングを施される。ステップ18は、上部層21’中に形成された各垂直方向壁部にのみ、すなわち前記少なくとも1つの空洞部25’の壁部31’にのみ、絶縁層の存在を限定するためのものである。このステップ18を実施することにより、図11に図示されるように、空洞部25’の底部において、導電性の下部層23’、およびやはり導電性の上部層21’の上部が露出されることが明らかである。
第1の実施形態におけるように、後の電鋳の接着性を向上させるために、接着層が、各空洞部25’の底部の上に、および/または上部層21’の上部の上に設けられてよい。さらに、この接着層は、合金CrAuなどの金属からなるものであってよい。
第6のステップ18の際に、図1から図7の第1の実施形態に関して説明したように、電鋳ステップ5においてその場で微小機械部品用の軸穴を形成するために、ロッドを設置して、上述と同一の利点を得ることが可能である。
第2の実施形態においては、ステップ18の後に、型39’を製造する方法3は、終了し、微小機械部品を製造する方法1が、電鋳ステップ5および型39’から部品を放出するステップ7により継続する。
電鋳ステップ5は、型39’の下部層23’に析出電極を接続して、型39’の空洞部25’内に電解析出物を成長させることによって、実施される。
第2の実施形態によれば、製造方法1は、ステップ7により終了するが、このステップ7は、第1の実施形態において説明されたものと同様のものであり、空洞部25’内に形成された部品が型39’から放出される。この第2の実施形態によれば、得られた微小機械部品は、その厚さ全体にわたり同一形状の単一の高さ部分を有し、軸穴を有し得ることが明らかである。
この微小機械部品は、例えば、マイクロメータオーダの幾何学的形状精度を有する、がんぎ車、脱進機アンクル、さらにはピニオンなどであることが可能である。
図13において二重線により図示されるこの第2の実施形態の代替形態によれば、ステップ18の後に、型39’を製造する方法3が、図12に図示されるように型39’において少なくとも第2の高さ部分を形成するための追加のステップ20を含む。したがって、第2の高さ部分は、部分27’を設けることによって作製され、この部分27’は、ステップ12の際に除去されなかった上部層21’の上に、電気絶縁壁部32’を備える。
好ましくは、追加部分27’は、例えば感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィ法などにより除去された部分25’よりも大きな断面の少なくとも1つの凹部28’を形成する。しかし、さらに、部分27’は、予めエッチングされて導電性層21’に固着された、絶縁性のケイ素ベース材料を含むことも可能である。
結果的に、第2の実施形態の代替形態によれば、ステップ20の後に、型39’を製造する方法3は、終了し、微小機械部品を製造する方法1が、電鋳ステップ5および型39’から部品41’を放出するステップ7により継続する。
電鋳ステップ5は、型39’の下部層23’に析出電極を接続して、図12に図示されるように、初めに、前記型の空洞部25’内において電解析出物を成長させ、次いで、もっぱら第2の段階において凹部28’内において電解析出物を成長させることによって、実施される。
実は、有利には、本発明によれば、電解析出物が、空洞部25’の上部と同一平面内にある場合に、この電解析出物は、場合によってはその接着層によって、上部層21’に電気的に接続し、それにより、この析出物は、凹部28’の全体にわたって成長を継続することが可能となる。本発明により、高い細長比を有する部品41’を作製することが可能となり、すなわち、空洞部25’の断面が、凹部28’の断面よりもはるかに小さなものとなり、有利である。これにより、例えば12%のリンを含有するニッケル−リン材料に関しても、薄層剥離の問題が回避される。
導電性層21’、23’について、および場合によってはそれらの接着層について、ケイ素を使用することにより、接合部における薄層剥離現象が軽減され、これにより、電着された材料内の内部応力により引き起こされる分離が、回避される。
第2の実施形態の代替形態によれば、製造方法1は、第1の実施形態において説明されたように、ステップ7で終了し、このステップ7では、型39’内で形成された部品41’が、放出される。図12において図示されるように、得られた微小機械部品41’は、それぞれが異なる形状および完全に別個の厚さからなり、単一の軸穴を備え得る、2つの高さ部分を有することが明らかである。その結果、この微小機械部品41’は、第1の実施形態により得られる部品41と同一形状を有することが可能となり、したがって、マイクロメートルのオーダの幾何学的形状精度を有するだけでなく、さらに理想的な相互基準性を有することが、すなわち前記高さ部分同士の完全な位置決めが、可能となる。
図14から図19に見られる方法1の2つの実施形態の(図13に二重破線において図示される)変形形態によれば、さらに、型39、39’に1つまたは2つの他の高さ部分を追加するために下部層23、23’に方法3を適用することが可能となる。これらの図を過剰に用いることを回避するために、以下においては1つの例を詳述するが、上述の(変形形態を含むまたは含まない)第1および第2の実施形態によって、下部層23、23’を変形させることもまた可能であることが、明らかである。
この変形形態は、利用される実施形態に応じて、ステップ8、18、20までは上述の方法1と同一のままである。図14から図19に図示される例においては、方法1の開始点として、図13に三重線において図示される第1の実施形態の例が採用される。
好ましくは、この変形形態によれば、下部層23がエッチングされて、型39’’中に少なくとも第2の空洞部35が形成される。好ましくは図5から図14の間において見られるように、堆積物33が、電鋳開始層を形成するために第1の空洞部25の一部に堆積されている。好ましくは、この堆積物33の堆積は、ステップ5にて開始され、所定の厚さにまで達する。しかし、この堆積物の堆積は、他の方法により実施されてもよい。
図13に二重破線において、および図14から図19において図示されるように、方法1の変形形態は、下部層23に対して、方法3の第2の実施形態のステップ11、12、14、16、および18を適用する。
したがって、この変形形態によれば、方法3は、図15において図示されるように、導電性の下部層23の上に少なくとも1つのマスク34を構築することからなる新規のステップ11を含む。やはり図15において図示されるように、マスク34は、少なくとも1つのパターン36を備え、このパターン36は、下部層23を覆わない。このマスク34は、例えば、感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィによって得ることが可能である。
次いで、新規のステップ12において、層23は、パターン36中において、導電性の堆積物33が露出されるまでエッチングされる。次いで、保護マスク34が、新規のステップ14において除去される。このようにして、図16に図示されるように、ステップ14の最後に、下部層23の厚さ全体がエッチングされて、少なくとも1つの空洞部35が形成される。
新規のステップ16において、電気絶縁被覆材38が、堆積されて、図17において図示されるように基板9’’の底部全体を覆う。被覆材38は、好ましくは、例えば気相堆積法などを利用して、下部層23の上部の上に酸化ケイ素を堆積することにより得られる。
新規のステップ18は、好ましくは、単一の高さ部分が型39’’に追加される場合には、不要である。あるいは、被覆材38の指向性エッチングが実施される。新規のステップ18は、下部層23中に形成された各垂直方向壁部39にのみ、すなわち前記少なくとも1つの空洞部35の壁部にのみ、絶縁層の存在を限定するためのものとなる。図14から図19の本発明者らによる例においては、新規のステップ18は、前記少なくとも1つの空洞部35の底部中に存在する酸化物層を除去するためにのみ、実施される。
新規のステップ18においては、先に説明されたように、電鋳ステップ5においてその場で微小機械部品41’’中に軸穴42’’を形成するために、ロッド37を設置して、上述と同一の利点を得ることが可能である。
方法1の変形形態においては、ステップ18の後に、型39’’を製造する方法3は、終了し、微小機械部品を製造する方法1が、電鋳ステップ5および型39’’から部品41’’を放出するためのステップ7により継続する。ロッド29および37が空洞部25および35内にそれぞれ形成される場合に、それらのロッドが整列されると好ましい。ロッド37は、好ましくは、例えば感光性樹脂を使用するフォトリソグラフィ方法などによって、得られる。
新規のステップ8、18、または20の後に、電鋳ステップ5が、下部層23に析出電極を接続して、図18に図示されるように、空洞部35内において電解析出物を成長させるだけでなく、さらに、空洞部25内における析出物の成長と、それに次ぐ、もっぱら第2の段階における凹部28内での析出物の成長とを継続させることによって、実施される。製造方法1は、ステップ7で終了し、このステップ7において、部品41’’は、上述のように型39’’から放出される。
この変形形態によれば、図19において図示されるように、得られた微小機械部品41’’は、単一の軸穴42’’を有する、それぞれ異なる形状および完全に別個の厚さからなる、少なくとも3つの高さ部分43’’、45’’、および47’’を有することが、明らかである。
この微小機械部品は、例えば、マイクロメートルのオーダの幾何学的形状精度を有し、さらに理想的な相互基準性を有する、すなわち前記高さ部分同士の完全な位置決めがなされる、ピニオン47’’を有する同軸がんぎ車43’’、45’’、または、3つの高さ部分からなる歯43’’、45’’、47’’などであることが可能である。
当然ながら、本発明は、示された例に限定されず、当業者には明らかであろう種々の代替形態および変形形態に対しても開かれている。したがって、複数の型39、39’、39’’が、微小機械部品41、41’、41’’の一連の製造を達成するために、同一の基板9、9’、9’’の上で製造されるが、微小機械部品41、41’、41’’は、必ずしも互いに同一ではない。同様に、ケイ素ベース材料を、結晶アルミナまたは結晶シリカまたは炭化ケイ素に変更することを予期することが可能である。
9、9’、9’’ 基板; 21、21’、21’’ 上部層;
22、22’、22’’ 中間層; 23、23’、23’’ 下部層;
24、24’ 保護マスク; 25、25’ 空洞部; 26、26’ パターン;
27、27’ パターン; 28、28’ 凹部; 29 ロッド;
30、30’ 電気絶縁被覆材; 31、31’ 壁部; 32、32’ 壁部;
33 堆積物; 34 マスク; 35 空洞部; 36 パターン;
37 ロッド; 38 電気絶縁被覆材; 39、39’、39’’ 型;
40 電気絶縁二酸化ケイ素壁部; 41、41’、41’’ 微小機械部品;
42、42’’ 軸穴; 43、43’’、45、45’’、47’’ 高さ部分。

Claims (18)

  1. 型(39、39’、39’’)を製造する方法(3)であって、
    a)導電性のケイ素ベース材料から作製され、電気絶縁性の中間層(22、22’)によって互いに固着される、上部層(21、21’)および下部層(23、23’)を有する、基板(9、9’)を用意するステップ(10)と、
    b)前記型中に少なくとも1つの第1の空洞部(25、25’)を形成するために、前記上部層(21、21’)中に前記中間層(22、22’)に達するまで少なくとも1つのパターン(26、26’、27)をエッチングするステップ(11、12、14、2、4)と、
    c)電気絶縁被覆材(30、30’)により前記基板の上部を被覆するステップ(6,16)と、
    d)前記上部層中に形成された各垂直方向壁部(31、31’、3)にのみ前記被覆材および前記中間層の存在を限定するために、前記被覆材および前記中間層に指向性エッチングを施すステップ(8、18)とを含む、型を製造する方法。
  2. 第2のパターン(27)が、ステップb)において、前記少なくとも1つの第1の空洞部と連絡し、前記上部層に第2の高さ部分(43)を形成する、少なくとも1つの凹部(28)を形成するためにエッチングされることを特徴とする、請求項1に記載の方法(3)。
  3. 部分(27’)が、ステップd)の後に、前記少なくとも1つの第1の空洞部と連絡し、前記型に第2の高さ部分を形成する、少なくとも1つの第2の凹部(28’)を形成するために設けられることを特徴とする、請求項1に記載の方法(3)。
  4. 以下の最終ステップ、すなわち、
    e)前記型内において作製される後の部品(41、41’)に軸穴(42)を形成するために、フォトリソグラフィによって前記少なくとも1つの第1の空洞部内にロッド(2)を形成するステップ(8、18)を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の方法(3)。
  5. 前述のステップの後に、以下のステップ、すなわち、
    a’)前記少なくとも1つの第1の空洞部の底部中に導電性材料を堆積するステップと、
    b’)前記型内において少なくとも1つの第2の空洞部(35)を形成するために、前記導電性材料からなる堆積物(33)に達するまで前記下部層(23、23’)中にパターン(26、26’)をエッチングするステップ(11、12、14、2、4)と、
    c’)第2の電気絶縁被覆材(38、40)により前記下層部(23)を被覆するステップ(6、16)とを含むことを特徴とする、請求項1から4までのいずれかに記載の方法(3)。
  6. ステップc’)の後に、以下のステップ、すなわち、
    d’)前記下部層中に形成された各垂直方向壁部(40)のみに前記第2の被覆材の存在を限定するために、前記第2の電気絶縁被覆材に指向性エッチングを施すステップ(8、18)を含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法(3)。
  7. 第2のパターンが、ステップb’)において、前記少なくとも1つの第2の空洞部に連絡し、第2の高さ部分を前記下部層に形成する、少なくとも1つの第2の凹部を形成するためにエッチングされることを特徴とする、請求項6に記載の方法(3)。
  8. 部分(27’)が、ステップd’)の後に、前記少なくとも1つの第1の空洞部に連絡し、第2の高さ部分を前記型に形成する、少なくとも1つの第2の凹部(28’)を形成するために設けられることを特徴とする、請求項6に記載の方法(3)。
  9. 以下の最終ステップ、すなわち、
    e’)前記型内において作製される後の部品(41’’)に軸穴(42’’)を形成するために、フォトリソグラフィによって前記下部層(23、23’)の前記少なくとも1つの第2の空洞部内にロッド(37)を形成するステップを含むことを特徴とする、請求項5から8のいずれかに記載の方法(3)。
  10. 複数の型(39、39’、39’’)が、同一の基板(9、9’、9’’)の上で製造されることを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載の方法(3)。
  11. 前記上層部および下層部(21、21’、23、23’)は、ドープされた結晶シリコンから形成されることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の方法(3)。
  12. ステップc)は、前記基板の上部を酸化することによって得られることを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載の方法(3)。
  13. 前記電気絶縁被覆材(30、30’)は、二酸化ケイ素から形成されることを特徴とする、請求項12に記載の方法(3)。
  14. 電鋳により微小機械部品(41、41’、41’’)を製造する方法(1)において、以下のステップ、すなわち、
    i)請求項1から13のいずれかに記載の前記方法(3)により型(39、39’、39’’)を製造するステップと、
    j)前記型内において前記部品を形成するために、前記基板(9、9’、9’’)の前記導電性の下部層(23、23’)に電極を接続することによって、電着を実施するステップ(5)と、
    k)前記型から前記部品(41、41’、41’’)を放出するステップとを含むことを特徴とする、微小機械部品を製造する方法(1)。
  15. 電鋳により微小機械部品(41、41’、41’’)を製造するための型(39、39’、39’’)において、ドープされた結晶シリコンから作製され、導電性であり、電気絶縁性の中間層(22、22’)によって互いに固着される、上部層(21、21’)および下部層(23、23’)を有する、基板(9、9’、9’’)を含み、前記上部層(21、21’)は、前記基板の前記下部層(23、23’)の部分が露出された少なくとも1つの第1の空洞部(25、25’)を有し、前記少なくとも1つの第1の空洞部(25、25’)は、電気絶縁性の二酸化ケイ素からなる壁部(31、31’)を備え、それにより、前記少なくとも1つの第1の空洞部内において電解析出物を成長させることが可能となることを特徴とする、微小機械部品を製造するための型。
  16. 前記上部層(21、21’)は、前記少なくとも1つの第1の空洞部に連絡する少なくとも1つの凹部(28、28’)をさらに有し、前記少なくとも1つの凹部(28、28’)は、前記少なくとも1つの第1の空洞部が充填された後に、前記少なくとも1つの第1の凹部内における電解析出を継続するために、電気絶縁性の壁部(32、32’)を有することを特徴とする、請求項15に記載の型。
  17. 前記下部層(23、23’)は、前記基板の電気絶縁層(33)の部分が露出された少なくとも1つの第2の空洞部(35)を有し、前記少なくとも1つの第2の空洞部(35)は、電気絶縁性の二酸化ケイ素壁部(40)を有し、それにより、前記下部層(23、23’)の前記少なくとも1つの第2の空洞部内において電解析出物を成長させることが可能となることを特徴とする、請求項15または16に記載の型(39’’)。
  18. 前記下部層(23、23’)は、前記下部層(23,23’)の前記少なくとも1つの第2の空洞部に連絡する少なくとも1つの第2の凹部をさらに備え、前記少なくとも1つの凹部は、前記下部層(23、23’)中の前記少なくとも1つの第2の空洞部が充填された後に、前記少なくとも1つの凹部内における電解析出を継続するために、電気絶縁性の壁部(32、32’)を有することを特徴とする、請求項17に記載の型。
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