JP5442728B2 - コイル型変換器モーター構造のボイスコイル支持装置 - Google Patents

コイル型変換器モーター構造のボイスコイル支持装置 Download PDF

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Description

本発明は、コイル型変換器モーター構造のボイスコイル支持装置に関し、詳しくは、ボイスコイル支持装置が変位軸に沿って往復移動するように、磁場内に配置されたボイスコイル支持装置に関する。
本発明は、スピーカーの可動式ボイスコイル型変換器モーター組立体に関するものとして開示されているが、マイクロフォンや受信機、撹拌機にも有用であると考えられる。
一般に、伝統的なダイナミック型スピーカーに用いられているようなボイスコイル変換型モーターの組立体は、別名をマンドレルともいう可動部分、すなわちボイスコイル支持装置上に固定されたコイルが、音を発生させるためにボイスコイル支持装置に接続された振動板を振動させるため、駆動電流によって駆動されるように磁場を生成する磁場生成手段を備える。その良品率を向上させるとともに、スピーカーの慣性を低下させるため、可動部分としてのボイスコイル支持装置や、ボイスコイル支持装置に取り付けられた振動板は、できるだけ軽量に設計される。
これらの要求を満たすため、ボイスコイル支持装置は、通常、中空シリンダーであり、振動板は円錐状の物体であり、両者は共に、紙、アルミニウム、Kapton(登録商標)等のポリイミドフィルム、ガラスファイバーや、他の軽量複合材からできている。
ボイスコイル支持装置を軽くすると、その剛性は脆弱となり、結果的に、共振周波数の衝突が生ずる。そして、ボイスコイル型変換器モーター組立体の周波数応答は、非線形的な影響を受ける。
これらの非線形性は、機械モードと音響モードとの間のモードカップリングにより生じ、その結果、機械的な波と音波との間でのエネルギー変換が生ずる。
この問題によって、ボイスコイル型変換器モーター組立体を一体化したスピーカーによって生じた音響にいくつかの高調波が含まれることとなり、それにより、特に高周波数域においては、ほとんど聞き取ることが困難となり、大半が消えてしまう。また、低周波域においては、組立体の励振時にエネルギーが多少吸収され、励振が止まるとエネルギーが回復する。これにより、長いトレーリングエッジが生じ、スピーカーにより発生した音響は、幾分不鮮明なものとなる。
本発明は、コイル型変換器モーターの組立体の構成要素としてのボイスコイル支持装置の改良品を提供すること、特に、モードカップリングやその結果生ずる欠陥を低く抑えたり、そのような欠陥をなくした組立体を提供することを目的とする。
それに加え、本発明は、請求項1に記載のコイル型変換器モーターの組立体を提供する。
イスコイル支持装置は、一つの固体片からなるモノブロック構造を備え、それらは、対象周波数域、好ましくは可聴周波数域の外側の固有振動数で振動する機械モードを有する。可聴周波数域外の固有振動数で振動する機械モードを有するモノブロック構造のボイスコイル支持装置を提供することにより、機械モードと音響モード間のモードカップリング(それによって力学的エネルギーが機械モードと音響モードとの間で変換される)が、可聴周波数の上限を超えた場合においてのみ(通常は、対象周波数域外である約20kHzで)生ずる。仮に相当量の力学的エネルギーが変換されたとしても、このエネルギーは、ボイスコイル支持装置の外表面へは搬送されない。
前記ボイスコイル支持装置のモノブロック構造は、無限又は準無限気流抵抗を有する物質で構成することもできる。
前記ボイスコイル支持装置のモノブロック構造は、カーボンムース複合物やポリスチレン合成物等の閉気孔性物質からなるものでもよい。この場合、可動部分は、剛性と軽さを備えることになる。
前記ボイスコイル支持装置のモノブロック構造は、エラストマームース等の開気孔性物質からなる場合でもよい。
前記ボイスコイル支持装置のモノブロック構造は、磁場に対して透過性のある物質、好ましくは、電気的な絶縁物質からなる場合でもよい。
一実施の形態では、少なくとも第1表面及び第2表面、好ましくは第1表面、第2表面及び外表面が、アクリルやセルロースワニス等の樹脂やワニスからなる防水材により、少なくとも部分的にコーティング加工される。
ボイスコイル支持装置の外表面は、磁性流体シールと接触した場合でも耐水性を維持することのできる物質(例えば、渦電流の影響を制限する非金属物質)でコーティング加工されていることが有利である。
巻きコイルを受けるリッジは、ボイスコイル支持装置の周囲の外表面内に形成されることが好ましい。
前記第2表面は、平面や凹凸面から選択することが有利である。
ボイスコイル支持装置は、回転体形状であることが好ましい。
ボイスコイル支持装置の形状は、下記から選択することが好ましい。
・円筒形状
・2つの円錐台からなる部分を有する形状であり、これらの円錐台が相互に、表面積の小さい底面側で結合しているもの
・2つの円錐台からなる部分を有する形状であり、これらの円錐台が相互に、小さい表面の底面側が他方の円筒部に結合したもの
・回転放物面体。
本発明は、ボイスコイル支持装置の製造方法に関するものでもあり、以下の工程を含む。
・望ましい形状の鋳造金型へ、望ましい物質の液体又は粉体を供給し、
・前記ボイスコイル支持装置を成形するために前記物質をセットし、
・得られたボイスコイル支持装置を鋳造金型から取り出す。
本発明にかかるボイスコイル支持装置の製造方法のさらに有利な特徴が、従属請求項の発明の要旨を形成している。すなわち、
・前記方法は、ボイスコイル支持装置の外表面内でリッジを切断する工程を含んでもよく
・前記方法は、前記物質を前記鋳造金型へ供給する前に、巻きコイルを鋳造金型へ供給し、前記物質が固定されるまで、前記巻きコイルをその位置へ留めておく工程を含むこともできる。
本発明は、また、少なくとも一つのコイルの両端間に磁束が通るように配置された少なくとも一つの磁性部材が組み込まれたコイル型変換器モーター構造に関するものであり、本発明によれば、このコイルは、往復運動しているボイスコイル支持装置の周りに巻かれている。
本発明は、また、キャビネットの上部に固定され、リターンストローク手段を提供する本発明にかかるコイル型変換器モーター構造が組み込まれたスピーカーに関するものである。
このスピーカーは、キャビネット内にサスペンションワイヤーを内包するものでもよく、そのサスペンションワイヤーの一端は、ボイスコイル支持装置の第1表面に接続され、その他端はキャビネットに結合され、好ましくは、変位軸Zに沿って延設される。
第1の実施形態による、モノブロック構造のボイスコイル支持装置からなるボイスコイル型変換器モーター組立体の概略断面図である。 第2の実施形態による、モノブロック構造のボイスコイル支持装置からなるボイスコイル型変換器モーター組立体の概略断面図である。 第3の実施形態よる、モノブロック構造のボイスコイル支持装置からなるボイスコイル型変換器モーター組立体の概略断面図である。 第4の実施形態による、モノブロック構造のボイスコイル支持装置からなるボイスコイル型変換器モーター組立体の概略断面図である。 図5(a)及び図5(b)は、各々、凹状及び凸状の放射面を有するボイスコイル支持装置の斜視図である。
これらの図、差しあたって、図1を特に参照すると、スピーカー10の断面が描かれている。
このスピーカー10は、変位軸Zに沿って動くボイスコイル支持装置21、すなわち可動部からなるボイスコイル型変換器モーター構造20を上面に備えるキャビネット11を必須の構成要素とする。放射面22は、ボイスコイル支持装置21の上面に位置し、反対側のボイスコイル支持装置21の下面26で、キャビネット11の上面が部分的に閉じている。この放射面22は、ボイスコイル型変換モーター構造20により生じる励振を空気中へ伝播させるために設けられている。
ボイスコイルの上部22H及び下部22Lは、ボイスコイル支持装置21の側面27の周りに巻きつけられ、少なくとも一つの磁性部材23が、ボイスコイルの上部22H及び下部22Lの周辺に、発生した磁場が集中するように配置されている。図示されるように、磁性部材23は、ボイスコイル支持装置21からある程度距離を置いた状態でボイスコイル支持装置21を囲繞する。
図1において、ボイスコイルの上部22H及び下部22Lは、ボイスコイル支持装置21の周面としての側面27内に形成されたリッジ24の内部に収容されている。
ボイスコイルの上部22H及び下部22L内に循環電流を流すことにより、ボイスコイル支持装置21を変位軸Zに沿って移動させることができる。
ボイスコイル支持装置21は、案内部材として機能する磁性流体シール25により、変位軸Zに沿って案内される。磁性流体シールとしては、ここでそっくり引用する特許文献FR2892887に開示されたタイプのものを用いることができる。
図1に示すように、磁性流体シール25は、可動部分21と磁性部材23との間に位置している。その磁性流体シール25は、磁束勾配が最も大きくなる地点あたりに位置し、そこは、ボイスコイル上部22Hと下部22Lから等距離にある。
磁性流体シール25を使用すると、通常エラストマーから作られるようなよく知られたサスペンション部材を使用する場合に比較して、コイル可動部21がコイル型変換器モーター構造20内で非線形的な動作を行うことを防ぐのに役立つ。
さらに、磁性流体シール25は、熱橋としても機能し、コイル内の循環電流により生じる熱を伝搬させ、磁性部材23及びキャビネット11内へ散逸させる。
磁性流体シール25がボイスコイル支持装置21を変位軸Zに沿って案内すると、リターンストローク手段が与えられ、ボイスコイル支持装置21はZ軸に沿って往復運動できる。
これらの手段は、ボイスコイル支持装置21が変位軸Zに沿って移動したとき、キャビネット11内での体積変化を利用する。キャビネット11内の容量は、上部において、コイル型変換器モーター構造20や、ボイスコイル支持装置21の下面26によって少なくとも部分的に定められる。
孔12は、少しの漏れを生じさせるため、キャビネット11に設けられ、その孔の大きさは、コイル型変換器モーター構造20の動作時における周波数と比較して、長時間一定となる。この孔12によって、ボイスコイル支持装置21の準静的又は長期の動作期間にわたってキャビネット11内の圧力が均一となり、気圧変化が補償される。
例えば、孔12の直径は、約10立方センチリットルの体積を有するキャビネット11に対して、0.1〜1mmとされる。
ボイスコイル支持装置21が上方へ移動すると、キャビネット11内の圧力は減少し、降下力が発生し、リターンストローク力が生じ、ボイスコイル支持装置21はその下面26付近に保持される。キャビネット11内の圧力をゆっくりと増加させるため、少量の空気が、孔12からキャビネット11内へ取り込まれる。
ボイスコイル支持装置21が下方へ移動すると、キャビネット11内の圧力が増加し、少量の空気が、孔12を通じてキャビネット11外へ排出される。
通常の動作周波数域では、交換される空気量はごく少量である。
従って、ボイスコイル支持装置21は、空気の取り込みの影響により、その下面26付近に留まる。エラストマーサスペンション手段とは異なり、上記のリターンストローク手段は、ボイスコイル型変換器モーター構造20に非直線性を生じさせないという利点を有する。
サスペンションワイヤー13を、その一端をボイスコイル支持装置21の下部面26へ接続し、他端をキャビネット11へ接続することもでき、サスペンションワイヤー13は、好ましくは変位軸Zに沿って張設される。
このサスペンションワイヤー13は、リターンストローク手段が上手く作動しない場合、例えば強い衝撃が変位軸Zに沿って生じた場合に、ボイスコイル支持装置21がボイスコイル型変換器モーター構造20の上端の外へ押し出されることを防止する。
従って、サスペンションワイヤー13の長さは、リターンストローク手段が動作しないか、又は、その動作範囲を超えた場合にのみ、作動するよう設計される。
ボイスコイル支持装置21はモノブロック構造であることが有利であり、回転体の形状で製造されることが好ましい。モノブロック構造は、一つの固体片で製造されたものであり、即ち、ボイスコイル支持装置21は、中空部分のない塊状材料によって作られ、好ましくは鋳造によるものである。このモノブロック構造は、20Hzから20kHz内に制限される可聴周波数域の外側に固有振動モードを有するように適合される。従って、スピーカーの可聴振動域である対象周波数域内において、機械的モードと音響振動モードとの間で、モードカップリングが妨げられる。ボイスコイル支持装置21の固体モノブロック構造によって、機械的モードが対象周波数範囲の上限、又は、例えば、スピーカーの可聴音の上限を超えて生ずる。
このモノブロック構造は、対象周波数域内において、ボイスコイル型変換器モーター構造20の励振時の、機械的モードと音響振動モードとの間のカップリングを制限することを可能とする。従って、スピーカー10により生成される音声は、より鮮明で高音質となり、音響信号のライジングエッジ及びトレーリングエッジが、よりシャープとなる。
このモノブロック構造は、少なくとも下面26と放射面22との間における音波の伝達も抑制すべきである。従って、ボイスコイル支持装置21は、準無限又は無限気流抵抗を有する物質で構成されることが好ましい。
従って、このような物質は、少なくとも下面26と放射面22との間での気流の吹き抜け、より一般的に言えば、少なくとも下面26と放射面22との間での流体的な連通を防止するように適用される。その物質は、ボイスコイル支持装置21の表面22、26、27のうちのいずれか一つと、その他のいずれか一つとの間における流体的な連通を防止することが好ましい。
従って、前記材料の気流抵抗の最小絶対値は、ボイスコイル支持装置21の内部での気流速度を1/2〜1/4の範囲で減少させるようなものである。
ボイスコイル型変換器モーター構造20の良品率及び効率を改善するため、ボイスコイル支持装置は、できるだけ軽く、また、可聴域でのモードカップリングを避けるのに十分な剛性を備えるように設計されている。これらの理由により、出願人は、閉気孔性物質又は開気孔性物質、好ましくは、ボイスコイル支持装置21の外表面27に適切な耐水性コーティングを施した前記物質が、ボイスコイル支持装置21を製造する上で最適な物質であることに気付いた。
ボイスコイル支持装置21の外表面27は、磁性流体シール25により濡れないような物質でカバーされており、磁性流体シール25が外表面27上でよく摺動し、磁性流体シール25がボイスコイル支持装置物質21内へ吸収されて消えてしまわないようにされていることが好ましい。
例えば、外表面27に適した材料は、アクリルやセルロースワニスといった非金属材料である。これらのコーティング材は、ボイスコイル支持装置21上へ吹きつけることができ、ボイスコイル支持装置21の周辺に渦電流が発生することを防ぐのに役立つ。これらのコーティング材は、例えば、化学蒸着方法によって、外表面27へ塗りつけることも可能である。
前記閉気孔性物質は、音波がボイスコイル支持装置21の下面26から放射面22へ伝播することを防ぐという効果もあり、それにより、スピーカー10内で音響信号が生成されることを妨げるようにもなる。
前記物質は、巻きコイル22H、22Lが磁場の影響を受けるように磁性部材23により生ずる磁場を透過させる物質とすべきであり、電気的な絶縁物質であることが好ましい。
例えば、閉気孔性物質には、カーボンムース複合物やポリスチレン合成物等からなる物
が適している。
また、無限又は準無限の気流抵抗を有する開気孔性物質についても、ボイスコイル支持装置21の構成物質として適している。
例えば、開気孔性物質には、エラストマーのムースや泡等からなる物が適している。
ボイスコイル支持装置21が開気孔性物質からできている場合には、少なくとも部分的に耐水性を備えるように、少なくとも第1表面26及び第2表面22、又は、好ましくは第1表面26、第2表面22及び外表面27が、アクリルやセルロースワニス等の樹脂やワニスからなる物質によってコーティング加工される。
本発明によると、ボイスコイル支持装置21は、幾通りかの方法で製造することができる。
第1改変例では、ボイスコイル支持装置21は、上記望ましい固体物質の塊を供給し、固体物質の塊を望ましい形状に切断し、好ましくは、ボイスコイル支持装置の外表面27を、樹脂又はワニスから選択した磁性流体シール25によって濡れないような物質によりコーティングすることで得られる。
そして、リッジ24は、ボイスコイル支持装置21の外表面27上に切り込まれ、それらの大きさや位置は、巻きコイル22H、22Lを受けるように設定される。
第2改良例では、ボイスコイル支持装置21は、望ましい物質の液体又は粉末を供給し、その物質を望ましい形状の鋳造金型へ注ぐか吹き込み、物質が凝固するのを待ち、物質が固体となった時点で、得られたボイスコイル支持装置を鋳造金型から取り出すことにより、得ることができる。
第2改良例は、ボイスコイル支持装置21の外表面27を、磁性流体シール25によって濡れないような、樹脂又はワニスから選択した物質によってコーティング加工する工程を含むことが好ましい。
リッジ24は、第1改良例と同様の方法で提供される。
第3改良例では、ボイスコイル支持装置21は、吹き込み工程によって得られる。その場合、ボイスコイル支持装置21は、内部に中空部分を有するが、閉じた容積構造の固体片からなるモノブロック構造となる。つまり、ボイスコイル支持装置21は、上面22と下面26を有する。
リッジ24は、第1及び第2改良例と同様の方法により提供される。
巻きコイル22H、22Lは、物質の導入の前に鋳造金型に投入、好ましくは吹き込まれ、それが凝固するまでその位置に維持しておくことも可能である。この方法によって、ボイスコイル支持装置21を迅速かつ効率よく製造することができ、成形工程時に巻きコイルを組み込むことができる。
図1と共に開示されたような本発明の第1実施例によれば、ボイスコイル支持装置21は、円筒形状である。前記ボイスコイル支持装置21は、磁性流体シール25が外表面27上を摺動する状態で、変位軸Zに沿って往復運動することができる。リターンストローク力は、主に下面26とキャビネット11との間の相互作用によってもたらされる。
図2に示された本発明の第2実施例によれば、ボイスコイル支持装置21は、2つ円錐台を合わせもった形状のモノブロック構造をしており、これらの円錐台部分は、表面積の小さい底面側で互いに連結されている。
2つの円錐台部分の結合位置は、ボイスコイルの上部22H及び下部22Lの中間地点となるように設計されている。従って、ボイスコイル支持装置21の静止位置で、磁性流体シール25は、2つの円錐台部分の結合部分に位置する。外表面27に設けられたスロープは、ボイスコイル支持装置21が上方又は下方へ移動すると、ボイスコイル支持装置21を静止位置へ連れ戻そうとするリターンストローク力をさらに強めることになる。
図3に示された本発明の第3実施例によれば、ボイスコイル支持装置21は、2つ円錐台を合わせもった形状のモノブロック構造をしており、円筒部分に対して表面積の小さい底面側で互いに連結されている。円筒部分は、ボイスコイルの上部22H及び下部22Lの中間地点に位置する。従って、ボイスコイル支持装置21の静止位置で、磁性流体シール25は円筒部分に当接する。この円筒部分の高さは、キャビネット11によって生じるリターンストロークによってのみ動作するボイスコイル支持装置21の往復運動の行程を設定する。この円筒部分によって、より広い磁性流体シール25を得ることができ、この磁性流体シール25は円筒部分に沿って延設される。
図4に示された本発明の第4実施例によれば、ボイスコイル支持装置21は、回転放物面体の形状を有するモノブロック構造をしている。この実施例は、磁性流体シール25が、ボイスコイル支持装置21が静止地点から遠ざかるにつれて徐々に増加するリターンストローク力を与える点で有利であり、特に、その変位軸Zに沿ってボイスコイル支持装置21を位置決めするのに適合される。
本発明に係るボイスコイル支持装置21は、ボイスコイル支持装置21の一端に向かって放射するような、スピーカー10から外向きに拡がるように設置された放射面22からなる。
この平面は、非線形的な現象を回避するため、最新技術で製造されたスピーカー内に存在している振動板に代わるものである。
スピーカー10に求められる放射フィールドの特性に応じて、放射面22は、図1乃至図4に図示されるような平面状から、図5(a)及び図5(b)に表されるような凹型、凸型といった幾通りかの形状をとることができる。これにより、スピーカー10によって作られる音の指向性が調整される。
図5(a)は、凹状の放射面22を図示したものである。
図5(b)は、凸状の放射面22を図示したものである。

Claims (17)

  1. コイル変換型モーター構造(10)のボイスコイル支持装置(21)であって、該ボイスコイル支持装置は、変位軸Zに沿って一端に第1表面(26)及び他端に第2表面を有し、該ボイスコイル支持装置は、その外表面(27)の周囲に巻回された少なくとも1つのコイル(22H、22L)を受け、それらのコイルは、ボイスコイル支持装置(21)が磁場内にあるときに電流がコイル(22H、22L)を通って流れると、ボイスコイル支持装置が変位軸Zに沿って移動するように配置され、該ボイスコイル支持装置(21)が、少なくとも第1表面(26)と第2表面(22)との間に、気流の吹き抜けが生じないような物質から構成され、該ボイスコイル支持装置(21)は、一つの固体片からなるモノブロック構造を備え、該固体片は、対象周波数域外、好ましくは可聴周波数域外の固有振動数で振動する機械的モードを有することを特徴とするボイスコイル支持装置(21)。
  2. 該ボイスコイル支持装置(21)のモノブロック構造は、無限又は準無限気流抵抗を有する物質から構成されることを特徴とする請求項に記載のボイスコイル支持装置(21)。
  3. 前記モノブロック構造は、カーボンムース複合物又はポリスチレン合成物を含む閉気孔性物質からなる一つの固体片で構成されることを特徴とする請求項又はに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  4. 該ボイスコイル支持装置(21)の前記モノブロック構造は、エラストマームースを含む開気孔性物質で構成されることを特徴とする請求項又はに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  5. 前記モノブロック構造は、磁場を透過し、好ましくは電気的な絶縁性を有する物質からなる一つの固体片で構成されることを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  6. 少なくとも前記第1表面(26)及び第2表面(22)、好ましくは、前記第1表面(26)、第2表面(22)及び外表面(27)が少なくとも部分的に、アクリルやセルロースワニスを含む樹脂又はワニスからなる防水材によってコーティング加工されていることを特徴とする請求項1に記載のボイスコイル支持装置(21)。
  7. 前記外表面(27)は、渦電流の影響を制限する非金属物質を含む、磁性流体シール(25)との接触による濡れに強い物質でコーティングされることを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  8. 巻きコイル(22H、22L)を受け入れるリッジ(24)は、該ボイスコイル支持装置(21)の周囲の外表面内に形成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  9. 該ボイスコイル支持装置(21)の前記第2表面は、平面、凹面又は凸面から選択されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  10. 該ボイスコイル支持装置(21)は、回転体形状を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  11. 該ボイスコイル支持装置(21)の形状は、円筒形状;2つの円錐台部分を備え、該2つの円錐台部分が、表面積のより小さな底面で互いに結合された形状;2つの円錐台部分を備え、表面積のより小さい底面と円筒部分とが結合された形状;及び回転放物面体形状から選択されるいずれか1つの形状を備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載のボイスコイル支持装置の製造方法であって、
    望ましい形状の鋳造金型へ望ましい原料の液体又は粉体を供給し、
    該ボイスコイル支持装置を成形するために前記材料をセットし、
    鋳造金型から得られたボイスコイル支持装置を取り外すことを特徴とするボイスコイル支持装置の製造方法。
  13. 該ボイスコイル支持装置(21)の外表面(27)にリッジ(24)を切り込むことを特徴とする請求項12に記載のボイスコイル支持装置の製造方法。
  14. 前記鋳造金型へ原料を供給する前に、巻きコイル(22H、22L)を供給し、前記原料がセットされるまで前記巻きコイルを所定位置に保持する工程を含むことを特徴とする請求項12に記載のボイスコイル支持装置の製造方法。
  15. 少なくとも一つの巻きコイル(22H、22L)の端部間に磁束が通過するように配置された少なくとも一つの磁性部材(23)で構成されたコイル変換型モーター構造(20)であって、該巻きコイル(22H、22L)が、往復運動する請求項1乃至のいずれかに記載のボイスコイル支持装置(21)の周囲に巻回されることを特徴とするコイル変換型モーター構造(20)。
  16. 請求項15に記載のコイル変換型モーター構造(20)を、リターンストローク手段を提供するキャビネット(11)の上端に固定し、該キャビネット(11)を組み込んだことを特徴とするスピーカー(10)。
  17. サスペンションワイヤー(13)が前記キャビネット(11)内に組み込まれ、該サスペンションワイヤー(13)の一端がボイスコイル支持装置(21)の第1表面(26)に接続され、他端がキャビネット(11)に結合され、好ましくは変位軸Zに沿って延設されることを特徴とする請求項16に記載のスピーカー(10)。
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