JP5441609B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、自動販売機の管理等に関する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−124585号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、自動販売機における商品の販売の促進や自動販売機における商品の販売以外での収入の確保等、自動販売機を介したビジネスを適切に支援できていない問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、自動販売機を介したビジネスを適切に支援することを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、記憶装置を有する情報処理装置であって、携帯端末装置から、自動販売機を識別する識別情報と、制御コマンドと、を含む制御要求を受信する制御要求受信手段と、前記制御要求受信手段で受信された制御要求に含まれる前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている自動販売機と電子決済端末装置とを対応付ける対応付けデータと、に基づいて、前記識別情報で識別される自動販売機に対応する電子決済端末装置を特定する特定手段と、自動販売機通信用プログラムを起動する起動手段と、前記起動手段で起動された前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記特定手段で特定された電子決済端末装置を介して前記自動販売機に対して前記制御コマンドを送信するコマンド送信手段と、前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記コマンド送信手段で送信された制御コマンドに対応する制御結果を、前記電子決済端末装置を介して前記自動販売機より受信する制御結果受信手段と、前記制御結果受信手段で受信された前記制御結果を、前記制御結果に対応する前記制御要求を送信してきた携帯端末装置と関連付けて前記記憶装置に記憶する記憶手段と、前記携帯端末装置から、制御結果の取得要求を受け取ると、前記記憶装置に記憶されている前記携帯端末装置と関連付けられた制御結果を前記携帯端末装置に送信する制御結果送信手段と、を有する。
かかる構成とすることによって、例えば自動販売機の商品を補充する補充者等が、携帯端末装置を操作することで自動販売機を制御し、制御した結果の情報(例えば商品補充に
関する情報等)を自動販売機から取得することができ、効率的に自動販売機に商品を補充等することができるので、自動販売機を介したビジネスを適切に支援することができる。
なお、制御コマンドとは、例えば、後述する検量コマンド、又は精算コマンド等に対応する。また、携帯端末装置とは、例えば、後述するハンディターミナル等に対応する。また、対応付けデータとは、例えば、後述する自販機−端末装置対応付けデータ等に対応する。
なお、本発明の情報処理装置は、後述する実施形態1の自動販売機後方支援装置等に対応する。
本発明によれば、自動販売機を介したビジネスを適切に支援することができる。
実施形態1のシステム構成の一例を示す図である。 後方支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 コマンド中継処理の一例を示すシーケンス図である。 自販機−端末装置対応付けデータの一例を示す図である。 自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号と対応付けられた制御結果の一例を示す図である。 実施形態2のシステム構成の一例を示す図である。 売上明細中継処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態3のシステム構成の一例を示す図である。 実施形態3のコンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。 コンテンツ決定、配信処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態5のシステム構成の一例を示す図である。 実施形態5のコンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態6のコンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態7のシステム構成の一例を示す図である。 キャンペーン応募処理の一例を示すシーケンス図である。 キャンペーン応募条件データの一例を示す図である。 各個人がキャンペーン対象の商品を幾つ買ったかを示すデータの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
以下、実施形態1を説明する。
図1は、実施形態1のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、自動販売機1には、電子決済端末装置2が設置(又は接続)されている。そして、自動販売機1は、電子決済端末装置2、ネットワーク3を介して自動販売機後方支援装置(以下、後方支援装置という)6と通信可能に接続されている。
ここで、電子決済端末装置2は、ICカード等を識別するカードID等の情報を記憶する電子マネー機能を有するICチップと無線通信を行う。なお、ICチップは、Suica(登録商標)のようなカード(記憶担体)に含まれたものであってもよいし、例えば携帯電話装置(記憶担体)等に搭載されているものでもよい。なお、本実施形態1及び後述する各実施形態では説明の簡略化のため、ICチップは、カードに含まれたもの(ICカード)として説明を行う。電子決済端末装置2は、無線通信を介してICカード内のデータの読み取り及び/又は書き込みを行う。つまり、電子決済端末装置2は、ICカードが電子決済端末装置2にタッチされると、ICカードのユーザが自動販売機を操作して購入した自動販売機の商品に応じて、ICカード内に記録されている(チャージされている)電子マネーから商品の金額を差し引く。
また、電子決済端末装置2は、上述したような電子決済の機能を有すると共に、当該装置(つまり電子決済端末装置2)が設置(又は接続)されている自動販売機1をネットワーク3に通信可能に接続する接続機能(通信機能)を有する。
ハンディターミナル(Handy Terminal)(以下、HTという)7は、ネットワーク3を介して後方支援装置6と通信可能に接続されている。
本実施形態の後方支援装置6は、HT7から発行されたコマンドを、ネットワークを介して受信し、宛先の電子決済端末装置2を特定し、前記コマンドを中継し、コマンドを送信した送信先の電子決済端末装置2(電子決済端末装置2と1対1で関連付けられている自動販売機1)から受け取ったレスポンス(コマンドの実行結果)を、記憶し、HT7からの要求に応じて、HT7に返す。
図2は、後方支援装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、後方支援装置6は、ハードウェア構成として、CPU11と、入力装置12と、記憶装置13と、表示装置14と、ネットワーク装置15と、を有する。
CPU11は、RAM、ROM、HD等で構成される記憶装置13に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後方支援装置6が提供する機能等が実現される。入力装置12は、例えばマウスやキーボード等であり、管理者等の操作に応じて、後方支援装置6に情報を入力する。表示装置14は、例えばディスプレイ等であり、後方支援装置6における処理の結果等を表示する。記憶装置13は、プログラムやCPU11の処理に必要なデータ等を記憶する。ネットワーク装置15は、後方支援装置6をネットワーク3等のネットワークに接続するための装置である。
なお、入力装置12及び表示装置14は、後方支援装置の必須のハードウェア構成ではない。
自動販売機1、電子決済端末装置2、HT7、もそれぞれ少なくともハードウェア構成としてCPUと、記憶装置と、ネットワーク装置と、を有し、各装置のCPUが各装置の記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって各装置の機能が実現される。
以下、本実施形態における処理を、図3を用いて説明する。図3は、コマンド中継処理の一例を示すシーケンス図である。
HT7は、HT7のユーザである自動販売機の商品を補充する補充者等の操作に応じて、検量コマンドと、前記検量コマンドを送信する送信先の自動販売機1を識別する自動販売機識別番号と、を含む制御要求を、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ1)。後方支援装置6は、前記制御要求を、ネットワークを介してHT7より受信する。
後方支援装置6は、前記制御要求に含まれる自動販売機識別番号に基づいて、図4に示されるような自動販売機1を識別する自動販売機識別番号と前記自動販売機に設置されている電子決済端末装置2を識別する電子決済端末装置識別番号とが対応付けられた自販機−端末装置対応付けデータを検索し、前記制御要求に含まれる自動販売機識別番号に対応する電子決済端末装置識別番号から前記検量コマンドを送信する送信先の電子決済端末装置2を特定する(SQ2)。なお、電子決済端末装置識別番号の一例としては、例えば、電子決済端末装置2のIPアドレス又は電話番号等である。自販機−端末装置対応付けデータは、例えば、記憶装置13に記憶されているものとする。図4は、自販機−端末装置対応付けデータの一例を示す図である。
なお、HT7は、HT7のユーザである自動販売機の商品を補充する補充者等の操作に応じて、検量コマンドと、前記検量コマンドを送信する送信先の自動販売機1に設置されている電子決済端末装置2を識別する電子決済端末装置識別番号と、を含む制御要求を、ネットワークを介して後方支援装置6に送信するように構成してもよい。このように構成した場合、後方支援装置6は、前記制御要求に含まれる電子決済端末装置識別番号から前記検量コマンドを送信する送信先の電子決済端末装置2を特定する。
次に、後方支援装置6は、記憶装置13に記憶されている自動販売機通信用プログラム5を起動する(SQ3)。
後方支援装置6は、前記検量コマンドを起動した自動販売機通信用プログラム5、ネットワーク及び前記特定した電子決済端末装置2を介して補充者等によって指定された自動販売機1に送信する(SQ4)。
自動販売機1は、後方支援装置6から前記検量コマンドを受信すると、当該自動販売機1で販売している各商品の在庫情報を取得する(SQ5)。なお、自動販売機1は、当該自動販売機1の記憶装置に各商品の在庫情報を保持しているものとする。
次に、自動販売機1は、取得した各商品の在庫情報を制御結果として電子決済端末装置2、ネットワーク及び自動販売機通信用プログラム5を介して後方支援装置6に送信する(SQ6)。後方支援装置6は、前記各商品の在庫情報を自動販売機1より受信する。
後方支援装置6は、受信した前記各商品の在庫情報(制御結果)を、図5に示されるように、前記自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号と対応付けて記憶装置13に記憶する(SQ7)。図5は、自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号と対応付けられた制御結果の一例を示す図である。
次に、後方支援装置6は、制御要求を送信してきた送信先のHT7に対して、前記自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号を含む、SQ1で受信した制御要求に応じた制御結果を保持している旨の通知を、ネットワークを介して送信する(SQ8)。HT7は、前記通知を受け取ると、例えば、HT7の表示装置等に前記通知を受け取った旨を表示する。
HT7は、HT7のユーザである自動販売機の商品を補充する補充者等の操作に応じて、前記自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号を含む、前記制御結果の取得要求を、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ9)。後方支援装置6は、前記取得要求を、ネットワークを介してHT7より受信する。
後方支援装置6は、前記取得要求に含まれる前記自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号に基づいて記憶装置13から前記自動販売機識別番号又は電子決済端末装置識別番号に対応する前記各商品の在庫情報(制御結果)を取得する(SQ10)。
後方支援装置6は、取得した前記各商品の在庫情報(制御結果)を前記取得要求元のHT7に送信する(SQ11)。HT7は、前記各商品の在庫情報を取得する。
以上の処理により、自動販売機の商品を補充する補充者等は、自動販売機が設置されている場所まで出向かなくても検量を行うことができるため、自動販売機が設置されている場所までの出向く回数を(検量+補充)の2回から(補充)の1回へと減らすことができる。
なお、本実施形態では、自動販売機を制御する制御コマンドの一例として検量コマンドを用いて説明を行ったが、制御コマンドとしては、例えば、自動販売機に締処理を行わせる精算コマンド等であってもよい。つまり、HT7から後方支援装置6等を介して自動販売機1に精算コマンドを送信し、自動販売機1に精算を行わせる。そして、後方支援装置6が、精算の結果を制御結果として自動販売機1より取得し、保持しておくことにより、HT7からの要求に応じて、精算の結果を制御結果としてHT7に送信することができる。このようにすることによっても、自動販売機の商品を補充する補充者等は、自動販売機が設置されている場所まで出向かなくても自動販売機に締め処理を行わせ、締め処理の結果を取得することができる。
<実施形態2>
以下、実施形態2を説明する。なお、実施形態2では実施形態1と同一の点は説明を省略する。
図6は、実施形態2のシステム構成の一例を示す図である。
図6に示されるように、自動販売機1は、電子決済端末装置2、ネットワーク3を介して後方支援装置6と通信可能に接続されている。
基幹システム9は、VPN8を介して後方支援装置6と接続されている。
本実施形態の後方支援装置6は、電子決済端末装置2より電子決済端末装置2が設置されている自動販売機1の売上明細データを取得し、売上明細データから基幹システム9に転送すべく売上明細ファイルを作成し、基幹システム9からの要求に応じて、作成した売上明細ファイルを送信する。
なお、後方支援装置6のハードウェア構成等は実施形態1と同様であるため説明を省略する。基幹システム9も少なくともCPUと、記憶装置と、ネットワーク装置と、をハードウェア構成として有し、CPUが記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって基幹システム9の機能が実現される。
以下、本実施形態における処理を、図7を用いて説明する。図7は、売上明細中継処理の一例を示すシーケンス図である。
自動販売機1は、商品の販売の都度、売上明細データを電子決済端末装置2に送信する(SQ20)。このSQ20の処理は、自動販売機1で商品が販売される度に実行される。電子決済端末装置2は、自動販売機1より受信した売上明細データ(販売の都度毎の売上明細データ)を電子決済端末装置2の記憶装置に記憶する。
ここで、売上明細データには、
(1)販売順番号(商品の販売順に応じて自動販売機1において採番される番号)
(2)自動販売機の商品が電子マネーで決済されたか、又は現金で決済されたかを識別するマネー種別情報
(3)電子マネーで決済された場合は、ICカードを識別するカードID
(4)販売商品情報(販売商品コード、販売金額、商品のコラム番号等)
(5)販売日時情報
(6)自動販売機を識別する自動販売機識別番号
(7)自動販売機が設置されている場所を識別するロケーション番号
等が含まれているものとする。
電子決済端末装置2は、電子決済端末装置2の電源ON時、又は後方支援装置6より設定されたタイミングで、売上明細データを送信する時刻を定めた送信時刻データの取得要求を後方支援装置6に対して送信する(SQ21)。後方支援装置6は、電子決済端末装置2より送信時刻データの取得要求を受け取ると、記憶装置13等より送信時刻データを取得し、要求元の電子決済端末装置2に送信する(SQ22)。
電子決済端末装置2は、後方支援装置6より送信時刻データを取得すると、電子決済端末装置2の記憶装置等に送信時刻データを記憶し、送信時刻データで定められている時刻に基づいて(例えば、送信時刻データで定められている時刻になると)、記憶装置に記憶されている売上明細データをまとめて、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ23)。
ここで、電子決済端末装置2は、前記売上明細データに自動販売機識別番号が含まれていない場合、自動販売機識別番号に変えて当該装置(つまり電子決済端末装置2)を識別する電子決済端末装置識別番号を前記売上明細データに付加するものとする。なお、電子決済端末装置2は、前記売上明細データに自動販売機識別番号が含まれている場合であっても、当該装置(つまり電子決済端末装置2)を識別する電子決済端末装置識別番号を前記売上明細データに付加してもよい。
電子決済端末装置2は、例えば、記憶装置に記憶されている売上明細データをまとめて、後方支援装置6に送信した後、前記記憶装置から売上明細データを削除するようにしてもよい。なお、電子決済端末装置2は、後方支援装置6に送信した売上明細データは全て削除してもよいし、予め定められた一定数の売上明細データは記憶装置に保持して置くようにしてもよい。
後方支援装置6は、電子決済端末装置2より売上明細データを受信すると、前記売上明細データを受信した旨を、電子決済端末装置2に送信する(SQ24)。また、後方支援装置6は、受信した売上明細データを、売上明細データに含まれる自動販売機識別番号及び/又は電子決済端末装置識別番号と関連付けて記憶装置13に記憶する(SQ25)。
次に、後方支援装置6は、記憶装置13に記憶した売上明細データから、記憶装置13等に記憶されている設定ファイルに基づき、基幹システム9に送信するデータ(例えば、上述した(1)〜(7)のデータ)を取得し、売上明細ファイルを作成する(SQ26)。ここで、後方支援装置6は、例えば前回受信し、記憶装置13に記憶した売上明細データに含まれる販売順番号に基づき、販売順番号の抜け等があった場合、設定されている管理者のメールアドレス等にデータの抜けがある旨のエラー通知等を行うようにしてもよい。
後方支援装置6は、作成した売上明細ファイルを記憶装置13の所定の記憶領域に記憶する(SQ27)。
後方支援装置6は、基幹システム9から売上明細ファイルの取得要求を受信すると(SQ28)、前記所定の記憶領域から売上明細ファイルを取得し(SQ29)、取得要求元の基幹システム9に売上明細ファイルを転送する(SQ30)。
基幹システム9は、売上明細ファイルを受け取ると、例えば、売上明細ファイルに基づきデータ分析を行う。基幹システム9の利用者は、基幹システム9のデータ分析に基づき、自動販売機におけるマーケティング戦略等の立案を行うことができる。
<実施形態3>
以下、実施形態3を説明する。なお、実施形態3では上述した実施形態と同一の点は説明を省略する。
図8は、実施形態3のシステム構成の一例を示す図である。
図8に示されるように、自動販売機1は、電子決済端末装置2、ネットワーク3を介して後方支援装置6と通信可能に接続されている。また、本実施形態の自動販売機1にはカメラ21がハードウェア構成として含まれる。なお、自動販売機1で商品を購入しようとしている自動販売機1の利用者の画像データを取得することができれば、自動販売機1とカメラ21とはネットワークを介して接続されていてもよい。つまり、自動販売機1のハードウェア構成としてカメラ21を含んでいなくてもよい。但し、本実施形態では説明の簡略化のため、カメラ21は自動販売機1のハードウェア構成として自動販売機1に実装されているものとして説明を行う。
コンテンツ登録装置10は、ネットワーク3を介して後方支援装置6と接続されている。
本実施形態の後方支援装置6は、コンテンツ登録装置10によって登録された、コンテンツと属性情報とを対応付けた対応付けデータを記憶装置13に保持する。そして、後方支援装置6は、自動販売機1より送られてきた自動販売機1で商品を購入しようとしている自動販売機1の利用者の画像データから属性情報を抽出し、抽出した属性情報に基づき、前記対応付けデータより前記属性情報に対応するコンテンツを選択し、選択したコンテンツを、画像を送信してきた送信元の自動販売機1に送信する。自動販売機1は、コンテンツを受信すると、受信したコンテンツを自動販売機1のディスプレイ等に表示する。
以下、本実施形態における処理を、図9を用いて説明する。図9は、コンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。
コンテンツ登録装置10は、操作者の操作に応じて、属性情報と属性情報に応じたコンテンツとを対応付ける対応付けデータを含むコンテンツの登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ40)。ここで、コンテンツとは、広告等の音声及び/又は映像データである。
後方支援装置6は、前記コンテンツの登録要求を受信すると、前記コンテンツの登録要求に含まれる対応付けデータを記憶装置13等に記憶することによって、コンテンツを登録する(SQ41)。
なお、SQ40、SQ41の処理は、基本的には1回だけ行われればよく、後は、前記対応付けデータの更新又は修正時等に行われる。
自動販売機1は、カメラ21で自動販売機1から所定範囲内に居る人物、又は自動販売機1に対して所定の位置に居る人物を自動販売機1の利用者として撮影すると、前記利用者の画像データを、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6に送信する(SQ42)。
後方支援装置6は、画像データを受け取ると、画像データより自動販売機1の利用者の属性情報を抽出する。より具体的に説明すると、後方支援装置6は、画像データに含まれる利用者の顔画像より、利用者の性別、年齢層等を属性情報として抽出する(SQ43)。なお、顔画像より属性情報を抽出する技術は、既存の技術を用いるものとする。
後方支援装置6は、画像データより属性情報を抽出すると、抽出した属性情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている対応付けデータを検索し、前記抽出した属性情報に該当する属性情報と対応付けられているコンテンツを選択する(SQ44)。
後方支援装置6は、選択したコンテンツを、電子決済端末装置2を介して画像データを送信してきた送信元の自動販売機1に送信する(SQ45)。なお、後方支援装置6は、コンテンツを送信した後は、自動販売機1より受信した画像データを破棄する。
自動販売機1は、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6よりコンテンツを受信すると、受信したコンテンツをディスプレイ等に表示する(SQ46)。
本実施形態の処理によれば、例えば、自動販売機1で販売されている商品と、この商品の購買層の自動販売機1の利用者の属性情報と、を対応付けた対応付けデータを後方支援装置6に登録しておくことによって、自動販売機1の利用者が購入する確率の高い商品の広告を自動販売機1に送信することができる。なお、このような構成とするため、後方支援装置6は、コンテンツ登録装置10からの要求に応じて、自動販売機1で販売されている商品に関する対応付けデータを、自動販売機1における前記商品の入れ替え等に応じて、更新等するようにすればよい。
また、本実施形態の処理によれば、例えば、自動販売機1で販売されていない商品と、この商品の購買層の自動販売機1の利用者の属性情報と、を対応付けた対応付けデータを後方支援装置6に登録しておくことによって、自動販売機1の利用者の属性に応じた広告を自動販売機1に送信することができる。つまり、後方支援装置6は、自動販売機1の利用者が10代の男性であると画像データより属性情報を抽出した場合は、ゲーム等に関するコンテンツを選択し、自動販売機1の利用者が20代の女性であると画像データより属性情報を抽出した場合は、化粧品等に関するコンテンツを選択し、自動販売機1に送信することができる。このような構成とする場合、後方支援装置6は、該当するコンテンツの送信回数等を、コンテンツを送信する度にカウントし、記憶装置13等に保持しておく。このようにすることによって、後方支援装置6は、記憶装置13に保持しているカウント数に応じて、コンテンツを提供している会社等に対する課金情報を計数し、例えば予め定められた日時等に、コンテンツ毎の課金情報をコンテンツ登録装置10に送信することができる。
つまり、このような構成とすることによって、自動販売機1を表示媒体としてコンテンツの配信を行うことで飲料売上以外の収入を確保することができる。
なお、本実施形態では、後方支援装置6は、自動販売機の利用者の属性情報に基づき、コンテンツを選択するよう説明を行った。しかしながら、例えば、商品と、この商品の購買層の自動販売機1の利用者の属性情報と、時間情報等を対応付けた対応付けデータを後方支援装置6に登録しておくことによって、自動販売機1の利用者の属性及び画像データが送られてきた時間に応じた広告を自動販売機1に送信することができる。また、時間情報を季節情報とすることによって、自動販売機1の利用者の属性及び画像データが送られてきた季節に応じた広告を自動販売機1に送信することができる。
<実施形態4>
以下、実施形態4を説明する。なお、実施形態4では上述した実施形態と同一の点は説明を省略する。
上述した実施形態3では、自動販売機1の利用者が自動販売機1を利用する度に、後方支援装置6が、利用者の属性情報を画像データより抽出し、例えば、前記利用者の属性情報にあったコンテンツ(例えば、ゲーム等に関するコンテンツや化粧品等に関するコンテンツ等)を選択し、自動販売機1に送信する例を説明した。
本実施形態では、後方支援装置6が、自動販売機1で商品を購入した複数の購入者の属性情報及び前記商品の販売日時情報に基づき、自動販売機1毎(又は自動販売機が設置されている場所(ロケーション)毎)に、各時間帯における最も多い購入者の属性情報を解析の結果、決定し、決定した属性情報に基づき、配信するコンテンツを決定し、決定したコンテンツを自動販売機1(又は対象とするロケーションに設置されている複数の自動販売機)に送信する。なお、以下では説明の簡略化のため、後方支援装置6は、自動販売機が設置されているロケーション毎に、各時間帯における最も多い購入者の属性情報を解析の結果、決定するものとする。
つまり、本実施形態の後方支援装置6は、対象とするロケーション毎の自動販売機で商品を購入した複数の購入者の属性情報及び前記商品の販売日時情報に基づき、自動販売機が設置されているロケーション毎に、
・・・
7時台:10代男性
8時台:30代男性
9時台:40代男性
10時台:30代女性
・・・
等と、各時間帯における最も多い購入者の属性情報を解析の結果、決定し、決定した属性情報に基づき、配信するコンテンツを決定し、決定したコンテンツを対象とするロケーションに設置されている複数の自動販売機に配信する。
以下、本実施形態における処理を、図10を用いて説明する。図10は、コンテンツ決定、配信処理の一例を示すシーケンス図である。
コンテンツ登録装置10は、操作者の操作に応じて、属性情報と属性情報に応じたコンテンツとを対応付ける対応付けデータを含むコンテンツの登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ50)。
後方支援装置6は、前記コンテンツの登録要求を受信すると、前記コンテンツの登録要求に含まれる対応付けデータを記憶装置13等に記憶することによって、コンテンツを登録する(SQ51)。
なお、SQ50、SQ51の処理は、基本的には1回だけ行われればよく、後は、前記対応付けデータを更新又は修正時等に行われる。
自動販売機1は、商品の販売の都度、売上明細データを電子決済端末装置2に送信する(SQ52)。このSQ52の処理は、自動販売機1で商品が販売される度に実行される。電子決済端末装置2は、自動販売機1より受信した売上明細データ(販売の都度毎の売上明細データ)を電子決済端末装置2の記憶装置に記憶する。
ここで、本実施形態の売上明細データには、
(1)販売順番号(商品の販売順に応じて自動販売機1において採番される番号)
(2)自動販売機の商品が電子マネーで決済されたか、又は現金で決済されたかを識別するマネー種別情報
(3)電子マネーで決済された場合は、ICカードを識別するカードID
(4)販売商品情報(販売商品コード、販売金額、商品のコラム番号等)
(5)販売日時情報
(6)自動販売機を識別する自動販売機識別番号
(7)自動販売機が設置されている場所を識別するロケーション番号
(8)画像データ(購入者の画像データ)
等が含まれているものとする。
電子決済端末装置2は、電子決済端末装置2の電源ON時、又は後方支援装置6より設定されたタイミングで、売上明細データを送信する時刻を定めた送信時刻データの取得要求を後方支援装置6に対して送信する(SQ53)。後方支援装置6は、電子決済端末装置2より送信時刻データの取得要求を受け取ると、記憶装置13等より送信時刻データを取得し、要求元の電子決済端末装置2に送信する(SQ54)。
電子決済端末装置2は、後方支援装置6より送信時刻データを取得すると、電子決済端末装置2の記憶装置等に送信時刻データを記憶し、送信時刻データで定められている時刻に基づいて(例えば、送信時刻データで定められている時刻になると)、記憶装置に記憶されている売上明細データをまとめて、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ56)。
後方支援装置6は、電子決済端末装置2より売上明細データを受信すると、前記売上明細データを受信した旨を、電子決済端末装置2に送信する(SQ57)。また、後方支援装置6は、受信した売上明細データを、売上明細データに含まれる自動販売機識別番号及び/又は電子決済端末装置識別番号と関連付けて記憶装置13に記憶する(SQ58)。
後方支援装置6は、予め定められた時間になると(又は一定間隔で)、記憶装置13に記憶されている売上明細データに含まれる画像データより自動販売機の利用者の属性情報を抽出する。より具体的に説明すると、後方支援装置6は、画像データに含まれる利用者の顔画像より、利用者の性別、年齢層等を属性情報として抽出する(SQ59)。なお、顔画像より属性情報を抽出する技術は、既存の技術を用いるものとする。
後方支援装置6は、抽出した属性情報を、属性情報を抽出した画像データが含まれていた売上明細データに含まれる販売日時情報及びロケーション番号と関連付けて抽出結果として記憶装置13に登録する(SQ60)。
後方支援装置6は、同一のロケーション番号を有する抽出結果を記憶装置13より取得し、取得した複数の抽出結果に含まれる販売日時情報に基づいて、時間帯毎の属性情報の割合を求め、上述したように、
・・・
7時台:10代男性
8時台:30代男性
9時台:40代男性
10時台:30代女性
・・・
等と、各時間帯における属性情報のうち、最も割合の多い属性情報を決定する(SQ61)。
後方支援装置6は、各時間帯における属性情報のうち、最も割合の多い属性情報を決定すると、属性情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている対応付けデータを検索し、前記属性情報に該当する属性情報と対応付けられているコンテンツを配信するコンテンツとして選択する(SQ62)。つまり、後方支援装置6は、例えば、7時台として、10代男性と対応付けられているコンテンツを配信するコンテンツとして選択する。同様に、後方支援装置6は、8時台として、30代男性と対応付けられているコンテンツを配信するコンテンツとして選択する。
後方支援装置6は、選択した各時間帯のコンテンツを、時間帯毎に、電子決済端末装置2を介して前記ロケーション番号で識別されるロケーションに設置されている自動販売機1に送信する(SQ63)。なお、後方支援装置6は、一定期間経過後、売上明細データに含まれる画像データを破棄するようにしてもよい。
自動販売機1は、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6よりコンテンツを受信すると、次にコンテンツを受信するまで前記受信したコンテンツをディスプレイ等に表示する(SQ64)。
本実施形態の処理によれば、後方支援装置6は、1日における全ての時間帯において、自動販売機1を利用する頻度が最も高い利用者の性別及び年齢層を特定し、性別及び年齢層を対象とするコンテンツを自動販売機1に配信することができる。この構成によれば、広告の対象となる性別及び年齢層に属する者が占める割合が高い時間帯にその広告が自動販売機1で表示されるので、例えば、不特定の利用者が見ることを期待して駅構内、電車内等に設置されるポスターによる広告に比べて、ターゲットとする利用者に広告を効率よく提供することができる。
<実施形態5>
以下、実施形態5を説明する。なお、実施形態5では上述した実施形態と同一の点は説明を省略する。
上述した実施形態3及び4では、後方支援装置6が画像データより属性情報を抽出する例を説明した。本実施形態では、後方支援装置6が画像データより自動販売機1の利用者を特定し、特定した利用者に応じたコンテンツを送信する一例を説明する。
図11は、実施形態5のシステム構成の一例を示す図である。
図11に示されるように、本実施形態のシステム構成は、図8に示される実施形態3のシステム構成に比べて、ユーザ端末装置20が新たにシステムに含まれている。図11において、ネットワーク3に接続されているユーザ端末装置201は、例えば、カメラ機能付きの携帯電話装置であって、ネットワーク3に接続されているユーザ端末装置202は、例えば、PC等である。
本実施形態の後方支援装置6は、カメラ機能付きの携帯電話装置であるユーザ端末装置201で撮影されたユーザ端末装置201のユーザの顔画像を含む画像データと、ユーザの年齢、性別等の属性情報と、を含むユーザ登録要求をユーザ端末装置201より受信すると、登録ユーザを識別する識別情報を採番し、前記識別情報と共に、前記画像データと、前記属性情報と、を登録データとして記憶装置13等に登録する。なお、本実施形態及び実施形態6等におけるユーザとは、後方支援装置6に予め登録データを登録することでユーザ登録を行ったユーザのことをいう。同様に、本実施形態の後方支援装置6は、デジタルカメラ等で撮影されたユーザの顔画像を含む画像データを取り込んだPCであるユーザ端末装置202より前記画像データと、ユーザの年齢、性別等の属性情報と、を含むユーザ登録要求を受信すると、ユーザを識別する識別情報を採番し、前記識別情報と共に、前記画像データと、前記属性情報と、を登録データとして記憶装置13等に登録する。
なお、上述したユーザの登録処理は、専門のサーバ等にまかせ、後方支援装置6は、前記専門のサーバ等より登録された登録データを取得し、取得した登録データを記憶装置13等に記憶するようにしてもよいが、本実施形態では、後方支援装置6が直接、ユーザ端末装置20よりユーザ登録要求を受信し、登録データを記憶装置13等に記憶する(登録する)ものとして説明を行う。
本実施形態の後方支援装置6は、コンテンツ登録装置10によって登録された、コンテンツと属性情報とを対応付けた対応付けデータを記憶装置13に保持する。そして、後方支援装置6は、自動販売機1より送られてきた自動販売機1で商品を購入しようとしている自動販売機1の利用者の画像データに含まれる顔画像と、前記登録データに含まれる画像データの顔画像と、を比較し、自動販売機1で商品を購入しようとしている自動販売機1の利用者を特定し、前記画像データに対応する属性情報を取得する。そして、本実施形態の後方支援装置6は、取得した属性情報に基づき、前記対応付けデータより前記属性情報に対応するコンテンツを選択し、選択したコンテンツを、画像を送信してきた送信元の自動販売機1に送信する。自動販売機1は、コンテンツを受信すると、受信したコンテンツを自動販売機1のディスプレイ等に表示する。
以下、本実施形態における処理を、図12を用いて説明する。図12は、コンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。
コンテンツ登録装置10は、操作者の操作に応じて、属性情報と属性情報に応じたコンテンツとを対応付ける対応付けデータを含むコンテンツの登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ70)。
後方支援装置6は、前記コンテンツの登録要求を受信すると、前記コンテンツの登録要求に含まれる対応付けデータを記憶装置13等に記憶することによって、コンテンツを登録する(SQ71)。
なお、SQ70、SQ71の処理は、基本的には1回だけ行われればよく、後は、前記対応付けデータを更新又は修正時等に行われる。
ユーザ端末装置20は、ユーザの画像データと、ユーザの年齢、性別等の属性情報と、を含むユーザ登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ72)。
後方支援装置6は、前記ユーザ登録要求を受信すると、ユーザを識別する識別情報を採番し、前記識別情報と共に、前記画像データと、前記属性情報と、を登録データとして記憶装置13等に登録する(SQ73)。
なお、SQ72、SQ73の処理は、複数のユーザ端末装置20からユーザ登録要求を受ける毎に実行される。
自動販売機1は、カメラ21で自動販売機1から所定範囲内に居る人物、又は自動販売機1に対して所定の位置に居る人物を自動販売機1の利用者として撮影すると、前記利用者の画像データを、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6に送信する(SQ74)。
後方支援装置6は、画像データを受け取ると、画像データに含まれる利用者の顔画像を抽出し、抽出した顔画像と同一の顔画像を含む画像データを含む登録データを記憶装置13から検索し、該当する登録データを特定し、前記登録データに含まれる属性情報を取得する(SQ75)。画像データに含まれる利用者の顔画像を抽出する技術、及び同一の顔画像を探す技術は、既存の技術を用いるものとする。
後方支援装置6は、取得した属性情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている対応付けデータを検索し、前記取得した属性情報に該当する属性情報と対応付けられているコンテンツを選択する(SQ76)。
後方支援装置6は、選択したコンテンツを、電子決済端末装置2を介して画像データを送信してきた送信元の自動販売機1に送信する(SQ77)。なお、後方支援装置6は、コンテンツを送信した後は、自動販売機1より受信した画像データを破棄する。
自動販売機1は、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6よりコンテンツを受信すると、受信したコンテンツをディスプレイ等に表示する(SQ78)。
本実施形態の処理によれば、例えば、自動販売機1で販売されている商品と、この商品の購買層の自動販売機1の利用者の属性情報と、を対応付けた対応付けデータを後方支援装置6に登録しておくことによって、自動販売機1の利用者が購入確率の高い商品の広告を自動販売機1に送信することができる。なお、このような構成とするため、後方支援装置6は、コンテンツ登録装置10からの要求に応じて、自動販売機1で販売されている商品に関する対応付けデータを、自動販売機1における前記商品の入れ替え等に応じて、更新等するようにすればよい。
また、本実施形態の処理によれば、例えば、自動販売機1で販売されていない商品と、この商品の購買層の自動販売機1の利用者の属性情報と、を対応付けた対応付けデータを後方支援装置6に登録しておくことによって、自動販売機1の利用者の属性に応じた広告を自動販売機1に送信することができる。つまり、後方支援装置6は、自動販売機1の利用者を特定し、利用者が10代の男性である場合は、ゲーム等に関するコンテンツを選択し、利用者が20代の女性である場合は、化粧品等に関するコンテンツを選択し、自動販売機1に送信することができる。このような構成とする場合、後方支援装置6は、該当するコンテンツの送信回数等を、コンテンツを送信する度にカウントし、記憶装置13等に保持しておく。このようにすることによって、後方支援装置6は、記憶装置13に保持しているカウント数に応じて、コンテンツを提供している会社等に対する課金情報を計数し、例えば予め定められた日時等に、コンテンツ毎の課金情報をコンテンツ登録装置10に送信することができる。
つまり、このような構成とすることによって、自動販売機1を表示媒体としてコンテンツの配信を行うことで飲料売上以外の収入を確保することができる。
なお、本実施形態の処理によれば、上述したようにユーザの画像データ等を登録しておく必要はあるが、上述した実施形態3に比べて、ユーザを特定し、そのユーザの年齢、性別等を取得するため、ユーザ(自動販売機の利用者)の確実な年齢、性別等を取得することができる。つまり、本実施形態に寄れば、後方支援装置6は、ユーザの確実な年齢、性別等に応じたコンテンツを選択し、自動販売機1に送信することができる。
なお、後方支援装置6は、本実施形態と、上述した実施形態3とを組み合わせて処理を実行してもよい。つまり、後方支援装置6は、画像データに含まれる利用者の顔画像を抽出し、抽出した顔画像と同一の顔画像を含む画像データを含む登録データを記憶装置13から検索し、該当する登録データを特定することができた場合は、特定した登録データに含まれる属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている対応付けデータを検索し、前記取得した属性情報に該当する属性情報と対応付けられているコンテンツを選択する。一方、後方支援装置6は、前記抽出した顔画像と同一の顔画像を含む画像データを含む登録データを記憶装置13から検索し、該当する登録データを特定することができなかった場合は、実施形態3で説明したように、利用者の顔画像より、利用者の性別、年齢層等を属性情報として抽出し、抽出した属性情報に基づいて、記憶装置13に記憶されている対応付けデータを検索し、前記抽出した属性情報に該当する属性情報と対応付けられているコンテンツを選択するようにしてもよい。
<実施形態6>
以下、実施形態6を説明する。なお、実施形態6では上述した実施形態と同一の点は説明を省略する。
本実施形態の後方支援装置6は、売上明細データに含まれる画像データと、登録データと、に基づいてユーザを特定し、ユーザの商品の購入履歴を記録する。そして、本実施形態の後方支援装置6は、自動販売機1等より画像データが送られてくると、前記画像データと、登録データと、に基づいてユーザを特定すると共に、ユーザの商品の購入履歴を特定し、購入履歴に関する商品のコンテンツを選択し、自動販売機1等に送信する。
以下、本実施形態における処理を、図13を用いて説明する。図13は、コンテンツ選択、送信処理の一例を示すシーケンス図である。
コンテンツ登録装置10は、操作者の操作に応じて、商品を識別する商品情報と商品情報に応じたコンテンツとを対応付ける対応付けデータを含むコンテンツの登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ80)。
後方支援装置6は、前記コンテンツの登録要求を受信すると、前記コンテンツの登録要求に含まれる対応付けデータを記憶装置13等に記憶することによって、コンテンツを登録する(SQ81)。
なお、SQ80、SQ81の処理は、基本的には1回だけ行われればよく、後は、前記対応付けデータを更新又は修正時等に行われる。
ユーザ端末装置20は、ユーザの顔画像を含む画像データを含むユーザ登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ82)。
後方支援装置6は、前記ユーザ登録要求を受信すると、ユーザを識別する識別情報を採番し、前記識別情報と共に、前記画像データを登録データとして記憶装置13等に登録する(SQ83)。
なお、SQ82、SQ83の処理は、複数のユーザ端末装置20からユーザ登録要求を受ける毎に実行される。
自動販売機1は、商品の販売の都度、売上明細データを電子決済端末装置2に送信する(SQ84)。このSQ84の処理は、自動販売機1で商品が販売される度に実行される。電子決済端末装置2は、自動販売機1より受信した売上明細データ(販売の都度毎の売上明細データ)を電子決済端末装置2の記憶装置に記憶する。
電子決済端末装置2は、電子決済端末装置2の電源ON時、又は後方支援装置6より設定されたタイミングで、売上明細データを送信する時刻を定めた送信時刻データの取得要求を後方支援装置6に対して送信する(SQ85)。後方支援装置6は、電子決済端末装置2より送信時刻データの取得要求を受け取ると、記憶装置13等より送信時刻データを取得し、要求元の電子決済端末装置2に送信する(SQ86)。
電子決済端末装置2は、後方支援装置6より送信時刻データを取得すると、電子決済端末装置2の記憶装置等に送信時刻データを記憶し、送信時刻データで定められている時刻に基づいて(例えば、送信時刻データで定められている時刻になると)、記憶装置に記憶されている売上明細データをまとめて、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ87)。
ここで、本実施形態の売上明細データに含まれるデータ(情報)は、上述した実施形態4の売上明細データに含まれるデータ(情報)と同様である。
後方支援装置6は、電子決済端末装置2より売上明細データを受信すると、前記売上明細データを受信した旨を、電子決済端末装置2に送信する(SQ88)。また、後方支援装置6は、受信した売上明細データを、例えば、売上明細データに含まれる自動販売機識別番号及び/又は電子決済端末装置識別番号と関連付けて記憶装置13に記憶する(SQ89)。
後方支援装置6は、売上明細データを記憶装置13に記憶すると、売上明細データに含まれる画像データから自動販売機1の利用者の顔画像を抽出し、抽出した顔画像と同一の顔画像を含む画像データを含む登録データを記憶装置13から検索し、該当する登録データを特定し、特定した登録データに含まるユーザを識別する識別情報を取得する(SQ90)。後方支援装置6は、取得したユーザの識別情報と共に、前記売上明細データに含まれる販売商品情報を、ユーザの商品の購入履歴として記憶装置13等に記憶する(SQ91)。
SQ90やSQ91の処理は、自動販売機1等より売上明細データが送られてくる度に実行されるので、同一のユーザが自動販売機で商品を購入することによって、ユーザの識別情報と関連付けられて、複数の販売商品情報が商品の購入履歴として記憶装置13等に記憶されていることになる。
自動販売機1は、カメラ21で自動販売機1から所定範囲内に居る人物、又は自動販売機1に対して所定の位置に居る人物を自動販売機1の利用者として撮影すると、前記利用者の画像データを、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6に送信する(SQ92)。
後方支援装置6は、画像データを受け取ると、画像データに含まれる利用者の顔画像を抽出し、抽出した顔画像と同一の顔画像を含む画像データを含む登録データを記憶装置13から検索し、該当する登録データを特定し、特定した登録データに含まるユーザを識別する識別情報を取得する(SQ93)。
後方支援装置6は、取得したユーザの識別情報を含む購入履歴を検索し、該当する購入履歴を特定する(SQ94)。後方支援装置6は、特定した購入履歴に含まれる、例えば複数の販売商品情報に基づいて、自動販売機1に送信するコンテンツを選択する(SQ95)。より具体的に説明すると、後方支援装置6は、特定した購入履歴に含まれる、例えば複数の販売商品情報に基づいて、過去にユーザが購入した商品の中で最も購入量の多い商品を特定し、前記商品の商品情報と対応付けられたコンテンツを前記対応付けデータより選択する。
後方支援装置6は、選択したコンテンツを、電子決済端末装置2を介して画像データを送信してきた送信元の自動販売機1に送信する(SQ96)。なお、後方支援装置6は、コンテンツを送信した後は、自動販売機1より受信した画像データは破棄する。
自動販売機1は、電子決済端末装置2を介して後方支援装置6よりコンテンツを受信すると、受信したコンテンツをディスプレイ等に表示する(SQ97)。
本実施形態の処理によれば、自動販売機1の利用者がいつも購入している商品の購入を促すようなコンテンツを表示(又は出力)することができる。
<実施形態7>
以下、実施形態7を説明する。なお、実施形態7では上述した実施形態と同一の点は説明を省略する。
図14は、実施形態7のシステム構成の一例を示す図である。
図14に示されるように、自動販売機1には、電子決済端末装置2が設置(又は接続)されている。そして、自動販売機1は、電子決済端末装置2、ネットワーク3を介して後方支援装置6と通信可能に接続されている。
また、本実施形態のシステム構成は、実施形態5と同様、システムにユーザ端末装置20が含まれている。図14において、ネットワーク3に接続されているユーザ端末装置201は、例えば、カメラ機能付きの携帯電話装置であって、ネットワーク3に接続されているユーザ端末装置202は、例えば、PC等である。
本実施形態の後方支援装置6は、売上明細データに含まれる自動販売機の販売商品情報及び販売日時情報が記憶装置13等に記憶されているキャンペーン応募条件を満たしているか否かに基づいて、キャンペーン応募を実行するか否かを判定する。本実施形態の後方支援装置6は、キャンペーン応募を実行すると判定すると、売上明細データに含まれる決済方法情報に応じて自動販売機1にて商品を購入した購入者の個人情報を取得し、取得した個人情報に対応付け、前記販売商品情報の種類に応じて値をカウントする。本実施形態の後方支援装置6は、前記値がキャンペーン応募条件を満たしているか否かを判断し、前記値がキャンペーン応募条件を満たしていると判断した場合、前記取得した個人情報に基づいてキャンペーンの応募情報を作成し、作成した応募情報を、ネットワークを介してキャンペーンに応じた応募先に送信する。
以下、本実施形態における処理を、図15を用いて説明する。図15は、キャンペーン応募処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末装置20は、例えば、ユーザの顔画像を含む画像データや、名前、性別、年齢、電話番号、住所等の個人情報を含むユーザ登録要求を後方支援装置6に送信する(SQ100)。
後方支援装置6は、前記ユーザ登録要求を受信すると、ユーザを識別する識別情報を採番し、前記識別情報と共に、前記画像データや個人情報を登録データとして記憶装置13等に登録する(SQ101)。
なお、SQ100、SQ101の処理は、複数のユーザ端末装置20からユーザ登録要求を受ける毎に実行される。
自動販売機1は、商品の販売の都度、売上明細データを電子決済端末装置2に送信する(SQ102)。このSQ102の処理は、自動販売機1で商品が販売される度に実行される。電子決済端末装置2は、自動販売機1より受信した売上明細データ(販売の都度毎の売上明細データ)を電子決済端末装置2の記憶装置に記憶する。
電子決済端末装置2は、電子決済端末装置2の電源ON時、又は後方支援装置6より設定されたタイミングで、売上明細データを送信する時刻を定めた送信時刻データの取得要求を後方支援装置6に対して送信する(SQ103)。後方支援装置6は、電子決済端末装置2より送信時刻データの取得要求を受け取ると、記憶装置13等より送信時刻データを取得し、要求元の電子決済端末装置2に送信する(SQ104)。
電子決済端末装置2は、後方支援装置6より送信時刻データを取得すると、電子決済端末装置2の記憶装置等に送信時刻データを記憶し、送信時刻データで定められている時刻に基づいて(例えば、送信時刻データで定められている時刻になると)、記憶装置に記憶されている売上明細データをまとめて、ネットワークを介して後方支援装置6に送信する(SQ105)。
ここで、本実施形態の売上明細データに含まれるデータ(情報)は、上述した実施形態4の売上明細データに含まれるデータ(情報)と同様である。
後方支援装置6は、電子決済端末装置2より売上明細データを受信すると、前記売上明細データを受信した旨を、電子決済端末装置2に送信する(SQ106)。また、後方支援装置6は、受信した売上明細データを、例えば、売上明細データに含まれる自動販売機識別番号及び/又は電子決済端末装置識別番号と関連付けて記憶装置13に記憶する(SQ107)。
後方支援装置6は、売上明細データを記憶装置13に記憶すると、売上明細データに含まれる自動販売機の販売商品情報及び販売日時情報が記憶装置13等に記憶されているキャンペーン応募条件データの所定の項目の条件を満たしているか否かを判定する(SQ108)。ここで、図16は、キャンペーン応募条件データの一例を示す図である。図16に示されるように、キャンペーン応募条件データは、項目として、キャンペーン対象の商品を識別する商品コードと、各キャンペーン期間、キャンペーンの応募条件となる商品の購入個数、キャンペーンの応募先アドレス(IPアドレス又はメールアドレス等)を含む。後方支援装置6は、売上明細データに含まれる自動販売機の販売商品情報及び販売日時情報がキャンペーン応募条件データの商品コード及びキャンペーン期間の条件を満たしているか否かを判定する。
後方支援装置6は、売上明細データに含まれる販売商品情報に商品コードがキャンペーン応募条件データの商品コードであり、かつ、売上明細データに含まれる販売日時情報がキャンペーン応募条件の該当するキャンペーン期間内であった場合、前記売上明細データの商品を購入した購入者の個人情報を取得する(SQ109)。
例えば、後方支援装置6は、前記売上明細データにカードIDが含まれているか否かを判定し、含まれている場合は、カードIDを取得する。後方支援装置6は、カードIDを取得すると、カードIDを所定のサーバ(装置)等に渡し、カードIDに対応するユーザの個人情報を取得する。なお、所定のサーバ等において、カードIDと個人情報とが対応付けられて保存されているものとする。一方、後方支援装置6は、前記売上明細データにカードIDが含まれていないと判定すると(つまり、前記売上明細データに含まれるマネー種別情報が現金で決済されたことを示していたと判定すると)、前記売上明細データに含まれる画像データに含まれる顔画像と、前記登録データに含まれる画像データの顔画像と、を比較し、自動販売機1で商品を購入した購入者を特定し、前記画像データに対応する個人情報を取得する。
ここで、カードの一例としてSuicaを考えると、Suicaの中でも定期券機能を有するSuicaの場合は、所定のサーバにおいてSuicaのカードIDと、Suicaを保有するユーザの個人情報(住所、氏名、年齢等)と、を対応付けて保存しているが、それ以外のSuicaの場合、サーバにおいてカードIDと個人情報とを対応付けて保持していない。したがって、後方支援装置は、単に、前記売上明細データにカードIDが含まれているか否かを判定するだけでなく、そのカードIDが所定の種類のICカードのカードIDであるか否かを判定するようにしてもよい。このような構成とした場合、後方支援装置6は、前記売上明細データにカードIDが含まれ、かつ、カードIDが所定の種類のICカードのカードIDであると判定した場合、前記カードIDを所定のサーバ(装置)等に渡し、カードIDに対応するユーザの個人情報を取得する。一方、後方支援装置6は、前記売上明細データに所定の種類のカードを識別するカードIDが含まれていないと判定した場合(及び前記売上明細データに含まれるマネー種別情報が現金で決済されたことを示していたと判定した場合)、前記売上明細データに含まれる画像データに含まれる顔画像と、前記登録データに含まれる画像データの顔画像と、を比較し、自動販売機1で商品を購入した購入者を特定し、前記画像データに対応する個人情報を取得する。
後方支援装置6は、個人情報を取得すると、取得した個人情報に対応付け(個人情報を識別する個人情報識別情報と対応付け)、前記販売商品情報の種類(前記販売商品情報に含まれる商品コード)に応じて、該当する商品を購入した回数を示す値をカウントアップし、図17に示されるように、購入個数として記憶装置13等に記憶する(SQ110)。図17は、各個人がキャンペーン対象の商品を幾つ買ったかを示すデータの一例を示す図である。
後方支援装置6は、図17に示される購入個数が図16に示される該当するキャンペーン応募条件の個数の条件を満たしているか否かを判断する(SQ111)。後方支援装置6は、図17に示される購入個数が図16に示される該当するキャンペーン応募条件の個数の条件を満たしていると判断した場合、前記取得した個人情報に基づいてキャンペーンの応募情報(所定のフォーマットで作成される、氏名、年齢、性別、電場番号、住所等を含む応募書類データ)を作成し、作成した応募情報を、該当するするキャンペーン応募条件の応募先アドレスに送信する(SQ112)。
以上、本実施形態によれば、自動販売機でキャンペーン対象の商品を購入した購入者は、商品についているシール等を葉書に張ってキャンペーンに応募する等しなくても、購入するだけで自動的にキャンペーンに応募することができるため、キャンペーンの販売促進効果を得やすくなる。
以上、上述した各実施形態によれば、自動販売機を介したビジネスを適切に支援することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 自動販売機
6 自動販売機後方支援装置
11 CPU

Claims (3)

  1. 記憶装置を有する情報処理装置であって、
    携帯端末装置から、自動販売機を識別する識別情報と、制御コマンドと、を含む制御要求を受信する制御要求受信手段と、
    前記制御要求受信手段で受信された制御要求に含まれる前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている自動販売機と電子決済端末装置とを対応付ける対応付けデータと、に基づいて、前記識別情報で識別される自動販売機に対応する電子決済端末装置を特定する特定手段と、
    自動販売機通信用プログラムを起動する起動手段と、
    前記起動手段で起動された前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記特定手段で特定された電子決済端末装置を介して前記自動販売機に対して前記制御コマンドを送信するコマンド送信手段と、
    前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記コマンド送信手段で送信された制御コマンドに対応する制御結果を、前記電子決済端末装置を介して前記自動販売機より受信する制御結果受信手段と、
    前記制御結果受信手段で受信された前記制御結果を、前記制御結果に対応する前記制御要求を送信してきた携帯端末装置と関連付けて前記記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記携帯端末装置から、制御結果の取得要求を受け取ると、前記記憶装置に記憶されている前記携帯端末装置と関連付けられた制御結果を前記携帯端末装置に送信する制御結果送信手段と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 記憶装置を有する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    携帯端末装置から、自動販売機を識別する識別情報と、制御コマンドと、を含む制御要求を受信する制御要求受信ステップと、
    前記制御要求受信ステップで受信された制御要求に含まれる前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている自動販売機と電子決済端末装置とを対応付ける対応付けデータと、に基づいて、前記識別情報で識別される自動販売機に対応する電子決済端末装置を特定する特定ステップと、
    自動販売機通信用プログラムを起動する起動ステップと、
    前記起動ステップで起動された前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記特定ステップで特定された電子決済端末装置を介して前記自動販売機に対して前記制御コマンドを送信するコマンド送信ステップと、
    前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記コマンド送信ステップで送信された制御コマンドに対応する制御結果を、前記電子決済端末装置を介して前記自動販売機より受信する制御結果受信ステップと、
    前記制御結果受信ステップで受信された前記制御結果を、前記制御結果に対応する前記制御要求を送信してきた携帯端末装置と関連付けて前記記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    前記携帯端末装置から、制御結果の取得要求を受け取ると、前記記憶装置に記憶されている前記携帯端末装置と関連付けられた制御結果を前記携帯端末装置に送信する制御結果送信ステップと、
    を含む、情報処理方法
  3. 記憶装置を有するコンピュータに、
    携帯端末装置から、自動販売機を識別する識別情報と、制御コマンドと、を含む制御要求を受信する制御要求受信ステップと、
    前記制御要求受信ステップで受信された制御要求に含まれる前記識別情報と、前記記憶装置に記憶されている自動販売機と電子決済端末装置とを対応付ける対応付けデータと、に基づいて、前記識別情報で識別される自動販売機に対応する電子決済端末装置を特定する特定ステップと、
    自動販売機通信用プログラムを起動する起動ステップと、
    前記起動ステップで起動された前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記特定ステップで特定された電子決済端末装置を介して前記自動販売機に対して前記制御コマンドを送信するコマンド送信ステップと、
    前記自動販売機通信用プログラムを介して、前記コマンド送信ステップで送信された制御コマンドに対応する制御結果を、前記電子決済端末装置を介して前記自動販売機より受信する制御結果受信ステップと、
    前記制御結果受信ステップで受信された前記制御結果を、前記制御結果に対応する前記制御要求を送信してきた携帯端末装置と関連付けて前記記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    前記携帯端末装置から、制御結果の取得要求を受け取ると、前記記憶装置に記憶されている前記携帯端末装置と関連付けられた制御結果を前記携帯端末装置に送信する制御結果送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム
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