JP5441175B2 - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子メールを送信する通信端末装置及びプログラムに関する。
近年、イラスト風の記号文字、装飾文字、括弧などの記号を組み合わせることにより多彩な表情や感情を表現したり、装飾したりする顔文字などのメール素材を簡単に入力可能な携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの文字入力装置が製品化されている。そして、従来では、絵文字を入力する際における操作者の負担を軽減するための絵文字入力支援装置として、コンテキスト情報(日時、季節、天気、気温、場所、入力中文章など)と、各絵文字の特性を示す情報とに基づいて、入力候補として表示する各絵文字の表示順位を決定するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開特開2009−157660号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、絵文字を入力する際の操作者の負担を軽減することが可能であるとしても、入力候補の中から表示順位にしたがって絵文字を選択した場合に、同じ絵文字を多用することがあり、また、どのような絵文字を選択するかを入力候補の中からユーザ自身が決める必要があった。
ところで、電子メールを送信する際に、知らず知らずのうちに同じ絵文字を同じ通信相手に対して多用してしまうと、せっかく絵文字を使用した電子メールを作成したとしも、その受け手にとっては、見慣れた絵文字を見ることになり、新鮮みに欠け、インパクトの少ないものとなる。
本発明の課題は、メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、同じ相手に対する同じメール素材の送信を適切に制限できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
電子メールを送信する通信端末装置であって、
電子メールを送信する場合に使用されたメール素材の使用状況を送信先毎に送信履歴として記憶する送信履歴記憶手段と、
前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する制限手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記送信履歴記憶手段にメール素材の使用状況として、使用回数、使用頻度、最近使用の有無のうち、少なくともそのいずれかが記憶されている状態において、電子メールの送信に使用されたメール素材に応じて、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況を更新する更新手段をさらに備える、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項2に従属する発明として、
前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を使用した電子メールの送信を中止することによりその送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項2に従属する発明として、
前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を変更することにより変更前のメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項2に従属する発明として、
前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を削除することによりそのメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、電子メールの作成時に前記メール素材をユーザ操作により選択させる場合に、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を選択させる際の選択表示画面を変更する表示制御手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記表示制御手段によって前記選択表示画面を変更させることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記メール素材に関係付けられた前記送信履歴を通知する通知手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記メール素材を使用した電子メールの作成後に、その電子メールの送信先が決定された段階で、前記通知手段による通知が行われることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、前記所定状況に達したメール素材を削除することを促す通知、あるいは前記所定状況に達したメール素材を変更すべきことを促す通知を行うことによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項9記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
電子メールの送信先に関する情報として、送信先の通信アドレスと共に送信先の属性を記憶するアドレス記憶手段と、
電子メールを送信した場合に、その送信先に対応して前記アドレス記憶手段に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別する判別手段と、
をさらに備え、
前記制限手段は、前記判別手段により判別された電子メールの転送又は閲覧の可能性に基づいて、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段による制限の対象外となるメール素材を指定する指定手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記指定手段により制限対象外として指定されたメール素材にいては、そのメール素材を使用した電子メールの送信の制限を解除する、
ようにしたことを特徴とする、請求項11記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記送信履歴記憶手段は、電子メールの送信先として、本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して送信履歴を記憶し、
前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されている送信履歴としての送信先が本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項12記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段による制限の仕方をユーザ操作により任意に設定する設定手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記設定手段により設定された制限の仕方に基づいた制限を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項13記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記メール素材は、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかである、
ことを特徴とする、請求項14記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項15記載の発明は、
コンピュータに対して、
電子メールを送信する機能と、
電子メールを送信する場合に使用されたメール素材の使用状況を送信先毎に送信履歴として記憶管理する機能と、
前記記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、同じ相手に対する同じメール素材の送信を適切に制限することができ、通信相手にとって効果的なメール素材を送信することが可能となる。
通信端末装置として適用した携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 メール素材記憶部M3を説明するための図。 送信履歴データ記憶部M4を説明するための図。 アドレス帳記憶部M5を説明するための図。 ユーザ設定記憶部M6説明するための図。 電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示された際に実行開始される電子メールの作成・送信処理を示したフローチャート。 図6に続く電子メールの作成・送信処理を示したフローチャート。 メール素材選択支援画面Aを表示させる表示処理(図6のステップA5)を詳述するためのフローチャート。 メール素材選択支援画面Bを表示させる表示処理(図6のステップA6)を詳述するためのフローチャート。 通知処理(図7ステップA14)を詳述するためのフローチャート。 表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Aを含むメール作成画面を示した図。 表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Bを含むメール作成画面を示した図。 メール作成画面内において送信履歴情報をユーザに通知している状態を示した図。
以下、図1〜図13を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、通信端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、放送受信機能などが備え、図示しない最寄りの基地局を介して無線通信網(移動体通信網)に接続されると、他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機は、無線通信網を介してインターネットに接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となる。また、テレビ局(図示省略)から発信された地上波デジタル放送を受信可能となるが、インターネットラジオのように無線通信網、インターネットを介してデジタル放送をダウンロード受信することもできる。
中央制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。この記憶部3には、図6〜図10に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているROM領域(フラッシュ領域)M1と、携帯電話機が動作するために必要な各種の情報(フラグ情報、画面情報など)を一時的に記憶する一時記憶領域(バッファ)M2のほか、後述するメール素材記憶部M3、送信履歴データ記憶部M4、アドレス帳記憶部M5、ユーザ設定記憶部M6などが設けられている。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。
無線通信部4は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して中央制御部1に対して出力すると、中央制御部1は、音声信号処理部5を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部5から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAN1から発信出力させる。
放送受信部6は、例えば、通信端末装置向けの地上波デジタルテレビ放送をアンテナAN2から受信するもので、放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。撮像部7は、カメラ機能を構成する構成要素で、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)を有し、静止画撮影のほかに動画撮影も可能となっている。そして、撮像部7は、撮影レンズ、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。
表示部8は、高精細液晶を使用し、例えば、文字情報、待受画像、テレビ映像などを表示させるもので、カメラ機能の使用時にはプレビュー画像(モニタ画像)を表示するファインダ画面となる。表示部8は、タッチスクリーン(タッチ画面)を構成するもので、表示部8の表面に対応する指の接触を検出する接触操作部(透明なタッチパネル)を積層配設することによってタッチ画面が構成されている。なお、タッチパネルは、静電容量方式でも抵抗膜方式でもよく、また、接触の他に操作器具や指の押し込み(押圧)を検出可能とする圧電方式であってもよい。操作部9は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力する押しボタン式の各種キーを備えたもので、中央制御部1は、この操作部9からの入力操作信号に応じた処理を実行する。その他アプリ処理関係部10は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのアプリケーション処理に関する情報として電子メール情報、Web情報などを記憶する。
図2は、メール素材記憶部M3を説明するための図である。
メール素材記憶部M3は、メール素材として各種の絵文字を記憶するもので、メール素材を識別する「素材ID」と、実際の絵文字データの「実データ」と、この「素材ID」の代替え候補となる他の素材IDを示す「代替え候補」を有する構成となっている。なお、「代替え候補」は、ユーザ操作により任意に設定可能としてもよい。また、図示のように、メール素材として各種の絵文字(実データ)は、例えば、特集A、B、C、D、…などのように分類別に記憶されている。なお、メール素材記憶部M3には、予め固定的に用意された絵文字が記憶されているほか、電子メールの受信時にその受信メールに含まれている絵文字をメール素材として抽出して記憶(登録)されている。中央制御部1は、メール素材記憶部M3の内容を読み出して表示部8に一覧表示させたり、この一覧画面からユーザ操作により任意に選択されたメール素材をメール本文などに貼り付けたりする処理を行う。
図3は、送信履歴データ記憶部M4を説明するための図である。
送信履歴データ記憶部M4は、電子メールに使用されたメール素材の使用状況(使用回数)を電子メールの送信先毎に送信履歴として記憶するもので、「素材ID」、「送信制限対象」、「送信先」、「送信履歴(使用回数)」の各項目を有する構成となっている。「素材ID」は、メール素材を識別する情報である。「送信制限対象」は、メール素材の使用状況(使用回数)に基づいて、そのメール素材を使用した電子メールの送信を制限するか否かを示す情報であり、ユーザ操作に応じて任意に指定された送信制限の可否に応じて“対象”、“対象外”が記憶される。つまり、「送信制限対象」の内容は、ユーザ操作により任意に設定されたもので、例えば、ユーザにあっては送信制限の“対象外”から“対象”に変更したり、“対象”から“対象外”に変更したりすることもできる。
「送信先」は、電子メールの送信先(宛先を示すメールアドレス)を示したもので、「素材ID」と「送信先」との対応に基づいて何のメール素材を誰に送信したのかが示される。「送信履歴(使用回数)」は、電子メールに使用されたメール素材の使用状況(使用回数)を示したもので、送信先毎に送信履歴として記憶される。中央制御部1は、「送信履歴(使用回数)」が所定状況か、つまり、所定回数(例えば、2回)以上かに基づいて、メール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしている。
なお、「送信制限対象」が“対象外”となっているメール素材であっても、途中から“対象”に変更されることもあるので、「送信履歴(使用回数)」は、「送信制限対象」が“対象”となっているメール素材の使用状況としてその使用回数をカウントする場合に限らず、“対象外”となっているメール素材の使用状況としてその使用回数をカウントするようにしている。また、「送信履歴(使用回数)」は、製品(携帯電話機)購入後からの累計値であってもよいが、所定期間内(例えば、過去1年間)の使用回数であってもよい。この場合、使用回数が“1”に更新されたときの更新日時、使用回数が“2”
に更新されたときの更新日時、“3” に更新されたときの更新日時、…のように、使用回数と更新日時とを対応付けて送信履歴として記憶しておけば、1年間以上経過したものから使用回数を減算すれば、過去1年間の使用回数を得ることができる。
図4は、アドレス帳記憶部M5を説明するための図である。
アドレス帳記憶部M5は、通信相手に関する情報を記憶するもので、「ID」、「名前」、「電話番号(1)」、「電話番号(2)」、「メールアドレス」、「属性(備考)」の各項目を有する構成となっている。なお、アドレス帳記憶部M5の内容は、ユーザ操作により任意に設定されたものである。「ID」は、アドレス帳データを識別する一連番号である。「名前」は、通信相手を識別する情報である。「電話番号(1)」、「電話番号(2)」、「メールアドレス」は、通信識別情報である。「属性(備考)」は、ユーザとの間柄(例えば、サークル仲間、職場関係)などの属性や備考である。
図5は、ユーザ設定記憶部M6説明するための図である。
ユーザ設定記憶部M6は、ユーザ操作に応じて制御対象となる各種の動作を任意に設定するもので、「動作設定」、「有無フラグ」を有する構成となっている。「動作設定」は、制御対象の動作を示し、図示の例では、“送信中止設定”、“制限対象変更設定”、“制限対象削除設定”、“変更/削除推奨設定”、“転送閲覧可能性判別設定”、“メール素材選択支援画面A表示設定”を制御対象の動作として設定した場合を示している。「設定フラグ」は、制御対象とする否かのオン/オフ、つまり、設定の“有り/無し”を示している。
“送信中止設定”は、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、その送信自身を中止すべきことを示す設定内容である。“制限対象変更設定”は、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材の代替えとして他のメール素材を使用すべきことを示す設定内容である。“制限対象削除設定”は、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材を削除すべきことを示す設定内容である。“変更/削除推奨設定”は、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する場合に、上述の変更/削除を推奨するメッセージを通知(表示)すべきことを示す設定内容である。
“転送閲覧可能性判別設定”は、メール素材を使用した電子メールの送信を制限しない場合でもその電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことを示す設定内容である。なお、この場合の判別は、その送信先に対応するアドレス帳記憶部M5内の「属性」を参照することによりサークル仲間、職場関係などの間柄にある他の相手の有無に応じて行うようにしている。“メール素材選択支援画面A表示設定”は、電子メールで使用するメール素材を選択するための選択支援画面A(図11参照)及び選択支援画面B(図12参照)の中から選択支援画面Aを表示すべきことを示す設定内容である。なお、選択支援画面A、選択支援画面Bの説明については、後述するものとする。
次に、本実施形態における携帯電話機の動作概念を図6〜図10に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図6及び図7は、携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図6、図7のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図6及び図7は、電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示された際に実行開始される電子メールの作成・送信処理を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示されると、その指示に応じて、草稿フォルダを含む対応フォルダから必要なデータを読み出すなど、電子メールの新規作成/返信/転送に対応する処理を実行する(図6のステップA1)。そして、電子メールの宛先(送信先)への入力有無を調べ(ステップA2)、送信先への入力が無ければ(ステップA2でNO)、電子メール本文などを入力したり、編集したりする通常の入力/編集処理を行った後(ステップA9)、ユーザ操作により入力/編集の終了が指示されるまで(ステップA10でNO)、上述のステップA2に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
電子メールの宛先(送信先)が入力された(されている)ときには(ステップA2でYES)、メール素材の選択指示の有無を調べる(ステップA3)。すなわち、電子メールの本文などに使用するメール素材を選択することを指示する指示操作の有無を調べ、その選択指示操作が行われなければ(ステップA3でNO)、上述の入力/編集処理(ステップA9)に移るが、選択指示操作が行われたときには(ステップA3でYES)、ユーザ設定記憶部M6内の“メール素材選択支援画面A表示設定”を参照し、対応する「設定フラグ」は、選択支援画面Aの“設定有り”であるかを調べる(ステップA4)。いま、“設定有り”であれば(ステップA4でYES)、電子メールで使用するメール素材の選択に対する支援として、選択支援画面Aを表示させる表示処理に移るが(ステップA5)、“設定無し”であれば(ステップA4でNO)、選択支援画面Bを表示させる表示処理に移る(ステップA6)。
図8は、メール素材選択支援画面A(図11参照)を表示させる表示処理(図6のステップA5)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール素材記憶部M3内の各メール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタj(図示省略)に初期値“1”をセットした後(ステップB1)、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値に対応するメール素材を読み出すと共に(ステップB2)、この素材レジスタjの値と、入力された送信先に基づいて送信履歴データ記憶部M4を検索し、該当する「送信履歴(使用回数)」を読み出す(ステップB3)。ここで、図3の例において、素材レジスタjの値が“1”であり、送信先が“Aさん”であれば、「送信履歴」として使用回数“1回”が読み出される。
このようにして読み出したメール素材を一時記憶領域M2内に一時記憶(配置)すると共に(ステップB4)、その配置位置に使用回数を示す図形を付加する(ステップB5)。この場合、メール素材の一部に使用回数を示す図形を重ね合わせる。そして、送信履歴データ記憶部M4を参照し、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「送信制限対象」が“対象外”であるかを調べ(ステップB6)、“対象外”であれば(ステップB6でYES)、さらにメール素材に送信制限の対象外を示す図形を付加する(ステップB7)。
このようにして1つのメール素材を配置する処理が終わると、次のメール素材を指定するために素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップB8)、素材レジスタjの値は、j>Nか、つまり、素材レジスタjの値はメール素材記憶部M3内の末尾のメール素材を指定する“N”を超えたかを調べ(ステップB9)、j>Nが成立しなければ(ステップB9でNO、)上述のステップB2に戻り、j>Nが成立するまで上述の動作を繰り返す。その結果、一時記憶領域M2内にはN個分のメール素材が配置されることになる。この状態においてj>Nが成立したときには(ステップB9でYES)、一時記憶領域M2の内容、つまり、上述のようにして順次配置した各メール素材を選択支援画面Aとして一覧表示させる(ステップB10)。
図11は、表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Aを含むメール作成画面を示した図である。
このメール作成画面の上半分には、テキスト入力されたメール本文が表示され、その下半分には、上述のメール素材選択支援画面Aが表示される。この選択支援画面A内には、送信先として、“**さん宛”が表示されるほか、メール素材記憶部M3内の先頭から各メール素材が順次表示されると共に、各メール素材の配置位置の一部(右下隅部)に重ね合わせて使用回数を示す図形が付加表示される。さらに、「送信制限対象」が“対象外”のメール素材には、対象外を示す図形が付加表示される。
なお、図示の例では、選択支援画面A内には1ページ分(8個)のメール素材(絵文字)が並列表示された状態を示しているが、選択支援画面Aの下側に配列されているページ送り(前ページ選択用や次ページ選択用の三角マークを含む)を操作することにより、所望するページを選択支援画面Aに切り替え表示させることができるようになっている。なお、選択支援画面Aの下側にはタッチキー(後述する変更キー、確定キー、削除キー)などが配設されている。
図9は、メール素材選択支援画面B(図12参照)を表示させる表示処理(図6のステップA6)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール素材記憶部M3内の各メール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットした後(ステップC1)、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値に対応するメール素材を読み出すと共に(ステップC2)、素材レジスタjの値と、入力された送信先に基づいて送信履歴データ記憶部M4を検索し、該当する「送信履歴(使用回数)」を読み出す(ステップC3)。そして、読み出したメール素材を一時記憶領域M2内に一時記憶(配置)する(ステップC4)。
次に、送信履歴データ記憶部M4を参照し、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「送信制限対象」が、“対象外”ではないかを調べ(ステップC5)、“対象外”でなければ(ステップC6でYES)、送信制限の対象となっているので、「送信履歴」としての使用回数は、所定回数(例えば、2回)以上かを調べる(ステップC6)。なお、この所定回数は、ユーザ操作により任意に設定可能であり、2回から1回に変更したり、2回から5回に変更したりするなど任意に設定することができる。いま、同じメール素材を同じ送信先に所定回数以上送信しているときには(ステップC6でYES)、その旨をユーザに報知する(喚起させる)ために素材レジスタjの値に対応するメール素材の全体をグレー表示に着色する処理を行う(ステップC7)。
一方、素材レジスタjの値で指定されたメール素材が送信制限の対象外であれば(ステップC5でNO)、上述の場合と同様に、メール素材の配置位置に対象外を示す図形を付加した後(ステップC8)、素材レジスタjの値に対応するメール素材を通常どおりに表示(非グレー表示)にさせる処理を行う(ステップC9)。また、素材レジスタjの値で指定されたメール素材が送信制限の対象外ではなく(ステップC5でNO)、かつ、「送信履歴(使用回数)」が所定回数未満の場合には(ステップC6でNO)、素材レジスタjの値に対応するメール素材を通常どおりに表示させる処理を行う(ステップC9)。
このようにして1つのメール素材を配置する処理が終わると、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップC10)、素材レジスタjの値は“N”を超えたかを調べ(ステップC11)、j>Nが成立しなければ(ステップC11でNO、)上述のステップC2に戻り、j>Nが成立するまで上述の動作を繰り返す。この状態においてj>Nが成立したときには(ステップC11でYES)、一時記憶領域M2の内容、つまり、上述のようにして配置した各メール素材を選択支援画面Bとして一覧表示させる(ステップC12)。
図12は、表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Bを含むメール作成画面を示した図で、このメール作成画面の上半分には、テキスト入力されたメール本文が表示され、その下半分にはメール素材選択支援画面Bが表示される。この選択支援画面B内には、送信先として、“**さん宛”が表示されるほか、メール素材記憶部M3内の先頭から各メール素材が順次表示されるが、上述のように使用回数が所定回数以上のメール素材には、その旨をユーザに知らせるために(ユーザの注意を喚起させたり、選択をし難くさせたりするために)、そのメール素材の全体がグレー表示される。さらに、「送信制限対象」が“対象外”のメール素材には、対象外を示す図形が付加表示される。その他は、選択支援画面Bにおいても、上述した選択支援画面Aの場合と同様である。
このようにしてメール素材選択支援画面A又はメール素材選択支援画面Bを表示させる表示処理が終わると(図6のステップA5又はステップA6)、この選択支援画面A又は選択支援画面Bの中から所望するメール素材を選択するためのユーザ操作が行われたかを調べ(図6のステップA7)、メール素材を選択する操作か行われたときには(ステップA7でYES)、メール素材記憶部M3内からユーザ選択されたメール素材を読み出し取得する選択処理を実行すると共に、今回のメール作成送信時において、どのようなメール素材が何回選択されたかを示すために、ユーザ操作により選択されたメール素材の使用回数を「素材ID」別にカウントアップして一時記憶領域M2内に一時記憶させる処理を行う(ステップA8)。その後、通常の入力/編集処理に移る(ステップA9)。この場合、ユーザ操作により選択されたメール素材をメール作成画面内の指定位置(カーソル位置)に配置表示させる。なお、メール素材の挿入位置(配置位置)は、メール本文に限らず、例えば、タイトル内であってもよい。
以下、入力/編集の終了が指示されるまで(ステップA10でNO)、上述のステップA2に戻り、選択支援画面A又は選択支援画面Bの中からメール素材が選択される毎に(ステップA7でYES)、上述の動作(ステップA8、A9)を実行する。いま、入力/編集の終了が指示されたときには(ステップA10でYES)、図7のステップA11に移り、上述の場合と同様に、送信先への入力有無を調べる。また、入力/編集が終了した時点でも送信先への入力が無ければ(ステップA11でNO)、ステップA19に移り、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後、図6及び図7のフローから抜ける。
また、送信先が入力された(されている)ときには(ステップA11でYES)、メール本文などにメール素材が含まれているかを調べる(ステップA12)。ここで、メール素材が一つも含まれていなければ(ステップA12でNO)、ユーザ操作による送信指示の有無を調べ(ステップA13)、送信指示操作がなければ(ステップA13でNO)、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後(ステップA19)、図6及び図7のフローから抜ける。また、送信指示操作が行われたときには(ステップA13でYES)、ステップA36に移り、入力/編集したメールをその送信先宛に送信する。そして、送信済みフォルダ(図示省略)に保存する処理を実行した後(ステップA37)、図6及び図7のフローから抜ける。一方、メール素材が一つでも含まれていれば(ステップA12でYES)、その旨をユーザに通知(報知)するための通知処理に移る(ステップA14)。
図10は、通知処理(図7のステップA14)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール本文などに含まれているメール素材の数をカウントすることにより今回のメール作成送信時にユーザ選択されたメール素材の数(M)を求める(ステップD1)。そして、ユーザ設定記憶部M6の“転送閲覧可能性判別設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことが設定されているかを調べ(ステップD2)、“設定無し”であれば(ステップD2でNO)、後述するステップD5に移る。また、“転送閲覧可能性判別設定”が“設定有り”であれば(ステップD2でYES)、入力済みの送信先に対応するアドレス帳記憶部M5内の「属性」を参照することにより(ステップD3)、送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手(関連相手)を特定しておくほか(ステップD4)、メール本文などに含まれているメール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットしておく(ステップD5)。
この状態において、素材レジスタjの値で指定されたメール素材に基づいて送信履歴データ記憶部M4内の「送信制限対象」を参照して、“対象”であるかを調べる(ステップD6)。ここで、“対象”でなければ(ステップD6でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップD12に移るが、送信制限の“対象”であれば(ステップD6でYES)、素材レジスタjの値で指定されたメール素材と、入力済みの送信先に基づいて送信履歴データ記憶部M4を検索して、該当する「送信履歴(使用回数)」を読み出し(ステップD7)、「送信履歴(使用回数)」は所定回数(例えば、2回)以上であるかを調べる(ステップD8)。なお、この所定回数は、ユーザ操作により任意に設定可能であり、2回から1回に変更したり、2回から5回に変更したりするなど任意に設定することができる。
いま、同じメール素材を同じ送信先に所定回数以上送信しているときには(ステップD8YES)、その旨をユーザに報知するためにメール作成画面内に送信履歴情報を表示させることにより送信履歴情報を通知する処理を行う(ステップD9)。なお、後述するが、図13に示すようにメール作成画面内に送信履歴情報をポップアップ表示させるようにしている。そして、ユーザ設定記憶部M6内の“変更/削除推奨設定”を参照し、所定回数以上送信したメール素材の変更/削除を推奨する設定が行われているかを調べ(ステップD10)、“設定無し”であれば(ステップD10でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップD12に移るが、“設定有り”であれば(ステップD10でYES)、メール作成画面内に変更/削除推奨情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップD11)。この場合も、後述するが、図13に示すようにメール作成画面内に変更/削除推奨情報をポップアップ表示させるようにしている。
図13は、メール作成画面内において送信履歴情報をユーザに通知している状態を示した図である。
いま、素材レジスタjの値が“1”であるから、最初のメール素材に対して送信履歴情報や変更/削除推奨情報をそのメール素材の近傍にポップアップ表示させる。ここで、図示の例においては、最初のメール素材の近傍に、送信履歴情報として“送信先に2回送信済み”であることを示すメッセージがポップアップ表示され、さらに変更/削除推奨情報として“変更or削除”がポップアップ表示された場合である。
そして、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップD12)、素材レジスタjの値は、j>Mであるか、つまり、素材レジスタjの値は“M”を超えたかを調べる(ステップD13)。ここで、j>Mが成立しなければ(ステップD13でNO、)上述のステップD6に戻り、素材レジスタjの値で指定された「素材ID」は、「送信制限対象」の“対象”であるかを調べる。いま、送信制限の対象ではあるが(ステップD6でYES)、その使用回数が所定回数未満の場合には(ステップD8でNO)、ユーザ設定記憶部M6の“転送閲覧可能性判別設定”を参照して、その“設定有り”か、つまり、電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことが設定されているかを調べ(ステップD14)、“設定無し”であれば(ステップD14でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップD12に移る。
また、“転送閲覧可能性判別設定”が“設定有り”であれば(ステップD14でYES)、素材レジスタjの値で指定されたメール素材と、上述のステップD4で特定した関連相手(送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手)に基づいて送信履歴データ記憶部M4を参照し、該当する「送信履歴(使用回数)」を読み出し(ステップD15)、使用回数は、所定回数以上かを調べる(ステップD16)。ここで、使用回数が所定回数未満であれば(ステップD16でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップD12に移る。
使用回数が所定回数以上であれば、つまり、転送閲覧の可能性がある関連相手に同じメール素材を所定回数以上送信しているときには(ステップD16でYES)、メール作成画面内に関連相手の送信履歴情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップD17)。この場合、メール作成画面内に関連相手の送信履歴情報をポップアップ表示させるようにしている。さらに、“変更/削除推奨設定”が有れば(ステップD10でYES)、メール作成画面内に変更/削除推奨情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップD11)。以下、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新する処理に移る(ステップD12)。
このように素材レジスタjの値を更新しながら上述の動作が繰り返される結果、メール作成画面内には、図13に示すような表示が行われる。すなわち、図13の表示例において、2番目、4番目、5番目のメール素材には、送信先の送信履歴情報、変更/削除推奨情報、関連相手の送信履歴情報のいずれも表示されない場合を例示しているが、3番目のメール素材には、その近傍に関連相手の送信履歴情報として、“関連相手先(職場関係者)として4回送信済みの人(Bさん)有!”がポップアップ表示された状態を示している。
なお、素材レジスタjの値が“M”を超えたときには(図10のステップD13でYES)、図10のフローから抜ける。
このようにして通知処理(図7のステップA14)が終了すると、メール作成画面内の通知内容(送信先の送信履歴情報、変更/削除推奨情報、関連相手の送信履歴情報)に応答して、メール素材の編集開始を指示する編集操作が行われたかを調べ(ステップA15)、その編集開始を指示する編集操作が行われなければ(ステップA15でNO)、送信指示の有無を調べるステップA18に移るが、その編集開始を指示する編集操作が行われたときには(ステップA15でYES)、メール素材の編集処理に移る(ステップA16)。この場合、ユーザにあっては、メール作成画面内の通知内容を確認し、通知されたメール素材を削除したり、他のメール素材に代替えしたりする。そして、編集終了操作が行われたかを調べ(ステップA17)、編集終了操作が行われるまで(ステップA17でNO)、編集処理(ステップA16)に戻るが、編集終了操作が行われたときには(ステップA17でYES)、送信指示の有無を調べるステップA18に移る。
ここで、送信指示がなければ(ステップA18でNO)、ステップA19に移り、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後、図6及び図7のフローから抜けるが、送信指示操作が行われたときには(ステップA18でYES)、メール本文などに含まれているメール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットしておく(ステップA20)。この状態において、素材レジスタjの値で指定された「素材ID」に基づいて送信履歴データ記憶部M4内の「送信制限対象」を参照し、“対象”であるかを調べる(ステップA21)。
ここで、送信制限の“対象”でなければ(ステップA21でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップA33に移るが、“対象”であれば(ステップA21でYES)、素材レジスタjの値で指定されたメール素材と、入力済みの送信先に基づいて送信履歴データ記憶部M4を検索して、該当する「送信履歴(使用回数)」を読み出し(ステップA22)、「送信履歴(使用回数)」は、所定回数(例えば、2回)以上であるかを調べる(ステップA23)。
いま、同じメール素材を同じ送信先に所定回数以上送信している場合には(ステップA23でYES)、ユーザ設定記憶部M6の“送信中止設定”を参照し、その“設定無し”か、つまり、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、その送信自身を中止すべきことが設定されているかを調べ(ステップA24)、“設定有り”であれば(ステップA24でNO)、他のメール素材に関わらず、この時点で電子メールの送信を中止することを表示部8に通知(表示)させた後(ステップA25)、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理に移る(ステップA19)。
“送信中止設定”が“設定無し”であれば(ステップA24でYES)、ユーザ設定記憶部M6の“制限対象変更設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材の代替えとして他のメール素材を使用すべきことが設定されているかを調べ(ステップA26)、“設定有り”であれば(ステップA26でYES)、メール素材記憶部M3を参照し、代替え候補有りか、つまり、素材レジスタjの値で指定されたメール素材には「代替え候補」が対応付けて記憶されているかを調べる(ステップA27)。
ここで、代替え候補が有れば(ステップA27でYES)、メール素材記憶部M3から代替え候補のメール素材を読み出し、元のメール素材に代えてメール本文などに挿入する代替え処理を行う(ステップA28)。そして、一時記憶領域M2内のメール素材別のカウントアップデータ(今回のメール素材別の使用回数)のうち、素材レジスタjの値で指定されるメール素材に代わって代替え候補の「素材ID」のカウントアップデータを一時記憶領域M2内に記憶させる(ステップA29)。
“制限対象変更設定”が無しの場合(ステップA26でNO)又は代替え候補無しの場合には(ステップA27でNO)、ユーザ設定記憶部M6の“制限対象削除設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材を削除すべきことが設定されているかを調べる(ステップA30)。ここで、“設定無し”であれば(ステップA30でNO)、後述するステップA33に移るが、“設定有り”であれば(ステップA30でYES)、素材レジスタjの値で指定されるメール素材をメール本文などから削除する処理を行う(ステップA31)。そして、一時記憶領域M2内のメール素材別のカウントアップデータ(今回のメール素材別の使用回数)のうち、素材レジスタjの値で指定されるメール素材のカウントアップデータを減算するデクリメント処理を行う(ステップA32)。
このような代替え処理や削除処理の実行後は、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップA33)、素材レジスタjの値は、j>Mか、つまり、素材レジスタjの値は“M”を超えたかを調べ(ステップA34)、j>Mでなければ(ステップA34でNO、)上述のステップA21に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。ここで、j>Mが成立すれば(ステップA34でYES)、今回の送信先に基づいて送信履歴データ記憶部M4を検索して、該当する「送信履歴(使用回数)」を一時記憶領域M2内のメール素材別にカウントアップした今回の使用回数に基づいて更新する処理を行う(ステップA35)。つまり、今回の使用回数を該当する送信履歴データ記憶部M4の「送信履歴(使用回数)」に反映記録させる。そして、入力/編集したメールをその送信先宛に送信して(ステップA37)、送信済みフォルダ(図示省略)に保存する処理を実行した後(ステップA38)、図6及び図7のフローから抜ける。
以上のように、本実施形態において中央制御部1は、無線通信部4から電子メールを送信する場合に使用されたメール素材が送信履歴データ記憶部M4に送信先毎に送信履歴として記憶されている状態において、この送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴に基づいて、メール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、同じ相手に対する同じメール素材の送信を適切に制限することができ、通信相手にとって効果的なメール素材(例えば、新鮮でインパクトの強いメール素材)を送信することが可能となる。
メール素材の使用に応じて、送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴(使用回数)を更新するようにしたので、どの送信先にどのようなメール素材を送信したかを適切に管理することができ、そのメール素材を使用した電子メールの送信を適切に制限することができる。
送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴(使用回数)が所定状況に達した場合に、このメール素材を使用した電子メールの送信を中止するようにしたので、同じメール素材を同じ相手に何回も送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴(使用回数)が所定状況に達した場合に、このメール素材を変更(他のメール素材に代替え)することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、同じメール素材を同じ相手に何回も送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴(使用回数)が所定状況に達した場合に、このメール素材を削除することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、同じメール素材を同じ相手に何回も送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
電子メールの作成時にメール素材をユーザ操作により選択させる場合に、送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴に基づいて、メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、電子メールの作成時のメール素材選択時において同じ相手に何回も送信したメール素材を使用した電子メールの送信を制限することができる。
メール素材を選択させる際の選択表示画面を送信履歴に基づいて変更することにより同じ相手に何回も送信したメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、例えば、図11で示したメール素材選択支援画面A内にメール素材毎にその送信履歴(使用回数)を表示させたり、図12に示すように使用回数が所定回数以上のメール素材の場合に、ユーザの注意を喚起するためにそのメール素材に対してグレー表示させたりすることができる。
メール素材を使用した電子メールの作成後に、この電子メールの送信先が決定された段階で、メール素材の送信履歴を通知することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、同じ相手に何回も送信していたメール素材が使用されていることをユーザに知らせることができる。
メール素材を削除することを促す通知、あるいは他のメール素材に代替えすべきことを促す通知を行うことにより、同じ相手に何回も送信したメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、ユーザに対して具体的な対処方法を知らせることができる。
電子メールを送信した場合に、その送信先に対応してアドレス帳記憶部M5に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別するようにしたので、電子メールの転送又は閲覧の可能性をも考慮に入れて、その可能性のある関連相手(例えば、送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手)に対して同じメール素材を何回も送信してしまうことを防ぐことができる。
制限対象外として指定されたメール素材にいては、このメール素材を使用した電子メールの送信を許可するようにしたので、メール素材として、制限を受けないものを設定することができ、自由なメールを作成することもできる。
メール素材記憶部M3、送信履歴データ記憶部M4、アドレス帳記憶部M5、ユーザ設定記憶部M6の内容をユーザ操作により任意に設定可能としたので、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する仕方をユーザ操作により任意に設定することができ、自由度を増すことができる。
なお、上述した実施形態においては、送信先としては、本来の送信先“TO”に限らず、同報先“CC”であってもよい。この場合、図7のステップA35において、送信履歴データ記憶部M4の内容である送信履歴(使用回数)を更新する際には、本来の送信先“TO”に対応する送信履歴(使用回数)を更新すると共に、その同報先“CC”に対応する送信履歴(使用回数)を更新すればよい。また、図10のステップD9において送信履歴情報を通知する際には、本来の送信先“TO”に対応する送信履歴(使用回数)と、その同報先“CC”に対応する送信履歴(使用回数)を通知するようにすればよい。
このように送信履歴の送信先が本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して、メール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにすれば、メール素材を使用した電子メールの送信を実情に即して効果的に制限することができる。
上述した実施形態においては、メール素材として絵文字の場合を例示したが、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかであってもよい。例えば、メール素材としては、例えば、ヘッダ部、本体部、添付部の配列構成などが異なるメールフォーマットであってもよく、メール本文に挿入した静止画、動画、音声ファイルであってもよく、さらにそれらの組み合わせであってもよい。これによって新鮮でインパクトの強いメール素材を相手に提供することができる。
また、メール素材記憶部M3内のメール素材は、例えば、無線通信網、インターネットを介してダウンロード受信したり、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)からコピー取得したりして記憶(登録)したものであってもよい。
上述した実施形態においては、送信履歴データ記憶部M4に記憶されている送信履歴(使用回数)が所定状況に達した場合に、このメール素材を削除したり、他のメール素材に代替えしたりするようにしたが、この所定状況に達したメール素材に対して加工処理を施すことによりメール素材の使用を制限するようにしてもよい。例えば、メール素材の全体又は一部の色を変えたり、季節感を持った図形を付加したり、正月、クリスマス期間などに合った絵文字に加工するなど、メール素材の全体又は一部を加工するようにすれば、同じメール素材を同じ相手に何回も送信してしまうことを確実に防ぐことができるほか、さらに効果的なものとなる。
図11に示した選択支援画面Aにおいては、各メール素材の配置位置の一部(右下隅部)に重ね合わせて送信履歴(使用回数)を示す図形を付加表示するようにしたが、この使用回数を示す図形は任意であり、送信履歴(使用回数)に応じてその図形を着色したり、点滅したりするようにしてもよい。また、対象外のメール素材も含めて表示するようにしたが、欄外など別個に表示するようにしてもよい。
図12に示した選択支援画面Bにおいては、送信履歴(使用回数)に応じてメール素材の全体をグレー表示するようにしたが、選択不可能な状態としてもよい。この場合、図9のステップC7ではそのメール素材がユーザ操作により選択されることを禁止する選択禁止処理を行うようにすればよい。また、送信履歴(使用回数)に応じて段階的にグレー表示の濃度を変えるようにしてもよい。例えば、グレー表示が濃いほど、送信履歴(使用回数)が多く、送信制限を厳しくするようにしてもよい。この場合、図9のステップC6では、1つの所定回数と比較するようにしたが、複数個の所定回数(2個、3個、4個など)と比較するようにすればよい。また、グレー濃度に限らず、送信履歴(使用回数)に応じて表示色を変えるようにしてもよい。また、図11で示した選択支援画面Aの場合と同様に、対象外のメール素材も含めて表示するようにしたが、対象外のメール素材を欄外など別個に表示するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、“メール素材選択支援画面A表示設定”の“設定有り”であれば(図6のステップA4でYES)、選択支援画面A(ステップA5)、“設定無し”であれば(ステップA4でNO)、選択支援画面Bを表示させる(ステップA6)ようにしたが、“メール素材選択支援画面A表示設定”を、メール素材選択支援画面を表示させるか否かを示す“メール素材選択支援表示設定”とすることにより、“設定有り”であれば、選択支援画面A又は選択支援画面Bを表示させ、“設定無し”
であれば、選択支援画面A及びBのいずれも表示させないようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、電子メールの作成時にメール素材をユーザ操作により選択させる場合に、送信履歴に基づいて、メール素材の選択を支援する選択支援画面A又は選択支援画面Bを表示するようにしたが、送信履歴(使用回数)に応じて他のメール素材に代替えするようにしてもよい。また、送信履歴(使用回数)の多いメール素材を使用した電子メールの送信が制限されている旨を通知(報知)するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、図7のフローチャートに示すように、送信履歴(使用回数)の多いメール素材を使用した電子メールの送信を中止したり、他のメール素材に代替えしたり、そのメール素材を削除する処理を、送信指示を受けた後に行うようにしたが、送信指示前の通知処理時に行うようにしてもよい。この場合、通知処理を行った後、ユーザ操作により中止指示、代替え指示、削除指示を受けたことを条件に、中止処理、代替え処理、削除処理を行うようにしてもよい。
上述した実施形態において通知処理では、メール作成画面内に送信履歴情報、変更/削除推奨情報をポップアップ表示させるようにしたが、ポップアップ表示に限らず、その表示の仕方は任意であり、また、表示による通知のほかに、音声メッセージによる通知、メッセージを他の携帯電話機などに送信することによる通知であってもよい。つまり、通知の仕方は任意である。
上述した実施形態においては、メール素材の使用状況としての使用回数は、例えば、過去1年間、1ヶ月間、2週間などのよう所定期間内の使用回数であってもよいが、使用回数、使用頻度、直近(最近)使用の有無などであってもよい。また、使用回数と使用頻度、直近(最近)使用と使用回数などを参照してメール素材の使用状況を判別するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、メール素材の一覧画面の中からユーザ操作により任意のメール素材を選択することによりメール本文などに付加するようにしたが、文章内容や天気などに応じて自動的にメール素材を選択してメール本文などに付加する場合でも同様に適用可能である。
また、上述した実施形態においては、通信端末装置として携帯電話機に適用した場合を示したが、携帯電話機に限らず、通信機能付きパーソナルコンピュータ・PDA・デジタルカメラ・音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 中央制御部
3 記憶部
4 無線通信部
8 表示部
9 操作部
M1 ROM領域(フラッシュ領域)
M2 一時記憶領域(バッファ)
M3 メール素材記憶部
M4 送信履歴データ記憶部
M5 アドレス帳記憶部
M6 ユーザ設定記憶部

Claims (15)

  1. 電子メールを送信する通信端末装置であって、
    電子メールを送信する場合に使用されたメール素材の使用状況を送信先毎に送信履歴として記憶する送信履歴記憶手段と、
    前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する制限手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記送信履歴記憶手段にメール素材の使用状況として、使用回数、使用頻度、最近使用の有無のうち、少なくともそのいずれかが記憶されている状態において、電子メールの送信に使用されたメール素材に応じて、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況を更新する更新手段をさらに備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を使用した電子メールの送信を中止することによりその送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を変更することにより変更前のメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  5. 前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、その使用状況が所定状況に達したと判別した場合に、前記所定状況に達したメール素材を削除することによりそのメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  6. 前記制限手段は、電子メールの作成時に前記メール素材をユーザ操作により選択させる場合に、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. 前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を選択させる際の選択表示画面を変更する表示制御手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記表示制御手段によって前記選択表示画面を変更させることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。
  8. 前記メール素材に関係付けられた前記送信履歴を通知する通知手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記メール素材を使用した電子メールの作成後に、その電子メールの送信先が決定された段階で、前記通知手段による通知が行われることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  9. 前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されているメール素材の使用状況が所定状況に達したか否かをメール素材毎に判別し、前記所定状況に達したメール素材を削除することを促す通知、あるいは前記所定状況に達したメール素材を変更すべきことを促す通知を行うことによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  10. 電子メールの送信先に関する情報として、送信先の通信アドレスと共に送信先の属性を記憶するアドレス記憶手段と、
    電子メールを送信した場合に、その送信先に対応して前記アドレス記憶手段に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別する判別手段と、
    をさらに備え、
    前記制限手段は、前記判別手段により判別された電子メールの転送又は閲覧の可能性に基づいて、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  11. 前記制限手段による制限の対象外となるメール素材を指定する指定手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記指定手段により制限対象外として指定されたメール素材にいては、そのメール素材を使用した電子メールの送信の制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  12. 前記送信履歴記憶手段は、電子メールの送信先として、本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して送信履歴を記憶し、
    前記制限手段は、前記送信履歴記憶手段に記憶されている送信履歴としての送信先が本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  13. 前記制限手段による制限の仕方をユーザ操作により任意に設定する設定手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記設定手段により設定された制限の仕方に基づいた制限を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  14. 前記メール素材は、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  15. コンピュータに対して、
    電子メールを送信する機能と、
    電子メールを送信する場合に使用されたメール素材の使用状況を送信先毎に送信履歴として記憶管理する機能と、
    前記記憶されているメール素材の使用状況に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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