JP4810895B2 - 電子機器、絵文字メールサーバ、絵文字メール送信方法および絵文字メール送信プログラム - Google Patents

電子機器、絵文字メールサーバ、絵文字メール送信方法および絵文字メール送信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、絵文字が挿入された電子メールに関し、より詳細には電子メールの送信の際にその電子メールの送信先に対して送信実績のない絵文字データを電子メールと共に送信し、受信の際は電子メールと共に送られてきた絵文字データを記憶する電子機器、絵文字メールサーバ、絵文字メール送受信方法および絵文字メール送受信プログラムに関する。
絵文字を使って表現豊かにメッセージを作成した携帯電話のメールが多く用いられている。特に携帯電話では表示領域が小さいため、絵文字の使用は一つの絵文字で多くの意味を表現できることからその効果は大きい。絵文字の入った電子メールの作成は、予め携帯電話の記憶部にプリセットされている絵文字データを表示画面上に呼び出し、適切と思われる絵文字を選択するとメッセージ文中に選択された絵文字が表示され、メッセージを構成するデータは文字コード中に選択した絵文字のコードが挿入されるようになっている。メッセージの表示は、コードに対応する文字および絵文字のビットマップデータを記憶部から取り出し表示画面に展開して表示している。JISの第1と第2水準の文字コードはどのキャリアの携帯電話でも携帯電話内に記憶(プリセットされている)しており、文字コードのみで構成する電子メールの送受信は異なるキャリア間であっても支障が生ずることはない。しかし、絵文字が入った電子メールの場合は送受信される携帯電話が同じキャリアの携帯電話同士であれば同じ絵文字コードに対応した絵文字データが記憶されているので問題となることは少ないが、キャリアが異なると絵文字コードに対する絵文字データの互換性がなく、絵文字が挿入された箇所はいわゆる文字化けが発生する。
プリセットされている絵文字以外の絵文字を用いたいときは、携帯電話用に作成された絵文字をダウンロードして使用するダウンロード辞書を用いることが行われている。この場合は、送信先の携帯電話が同じ辞書をダウンロードして記憶していることが前提で、これを記憶していなければ文字化けとなる。
受信した電子メールに携帯電話が記憶していない絵文字が用いられている場合に、その絵文字の位置に特別なアイコンを表示し、受信者がその特別のアイコンにカーソルを合わせてクリックするとサーバにアクセスして文字データをダウンロードして取り込み、表示させる方法が提案されている。(例えば、特許文献1)。
特開2003−114844号公報
上記に示したように、プリセットされていない絵文字を使用したい場合にはダウンロード辞書の絵文字を用いる方法があるが、それでも気に入った絵文字が見つからないときや、携帯電話にダウンロード機能がない場合にはプリセットされた絵文字に使用が制限されていた。また、ダウンロード辞書の絵文字を使用できても通信先の携帯電話で同じダウンロード辞書の絵文字をダウンロードしてもらう必要があり、煩雑であった。
特許文献1に提案されている方法は、電子メールにプリセットされていない絵文字の使用が可能であるが、電子メールの表示中に特別のアイコンが表示されている位置にカーソルを合わせクリックするという操作は、メッセージを読みながら思考する作業が中断される問題があると共に、操作の作業が煩雑である。
本発明の目的は、電子メールの送信者が作成した絵文字データが電子メールとともに送られ、受信側の携帯電話で特別の操作をすることなしに表示できるとともに、絵文字の使用が所定の使用回数以上になると送信側の携帯電話が絵文字データを送らなくても、サーバ(メールサーバ)側で絵文字データを電子メールとともに送信先に送る仕組みを提供する。
本発明の電子機器、絵文字メールサーバ、絵文字メール送受信方法および絵文字メール送受信プログラムは以下のように構成される。
(1)第1の発明
第1の発明は絵文字の電子メールを送受信する電子機器の発明で、プライベートコードが付与された絵文字入りの電子メールと送信実績のない絵文字データを付属情報として送信し、それらを受信した場合は付属情報の絵文字データを記憶部に一旦記憶し、記憶した絵文字データを基に表示を行うものである。
その原理を図1を用いて説明する。第1の発明の電子機器は、絵文字データに付与したプライベートコードをキーとして、絵文字データと送信先IDを記憶した記憶部を備えており、図1に示すように送信手段10、受信手段20、絵文字記憶手段30および表示手段40で構成する。
送信手段10は、プライベートコードを挿入した電子メールの送信に際して、電子メールに挿入されたプライベートコードの中から電子メールの送信先への送信実績がないものを記憶部の送信IDを参照して選択し、選択したプライベートコードとその絵文字データとを電子メールと共に送信する。即ち、絵文字データの送信実績がある場合の絵文字データは送信しない。
受信手段20は、電子メールと付属情報とを受信する。
受信絵文字記憶手段30は、受信した付属情報に含まれるプライベートコードとそれに対応する絵文字データとを、プライベートコードをキーとして記憶部に記憶する。
表示手段40は、電子メールに挿入されたプライベートコードに対応する位置にそのプライベートコードの絵文字データを記憶部から取り出し表示する。
本構成により、受信側の電子機器は一度絵文字データを受信するとその絵文字データは電子機器に記憶されることになり、これらの絵文字データを送信する必要はなく送信のデータ量は少なくて済む電子機器を提供できる。電子メールに使用されている絵文字のデータは電子メールとともに絵文字データが送信されるので、キャリアが異なっても問題を生ずることはない。
(2)第2の発明
第2の発明は絵文字の電子メールを送受信する電子機器の発明で、プライベートコードとパブリックコードが付与された絵文字入りの電子メールとプライベートコードの絵文字データを付属情報として送信する。受信したときの付属情報はメールサーバによってパブリックコードの絵文字データが追加され、この付属情報の絵文字データを記憶部に一旦記憶し、記憶した絵文字データを基に表示を行うものである。また、メールサーバの指示によりプライベートコードの絵文字をパブリックコードの絵文字に変えることを行う。
第2の発明の電子機器は、絵文字データに付与したプライベートコードまたはパブリックコードをキーとしてそれぞれ対応する絵文字データ、およびプライベートコードの絵文字データにはその送信先IDを記憶した記憶部を備えている。第2の発明の構成は図2に示され、送信手段50、受信手段60、絵文字記憶手段70、表示手段80およびパブリックコード置換手段90で構成する。
送信手段50は、記憶部に記憶したプライベートコードまたはパブリックコード、あるいはプライベートコードとパブリックコードを挿入した電子メールの送信に際して、プライベートコードとそのプライベートコードに対応した絵文字データを第1の付属情報として電子メールと共に送信する。このとき、プライベートコードの絵文字データには電子メールの送信先の送信先IDを記憶する。
受信手段60は、電子メールと、第1の付属情報にパブリックコードとそのパブリックコードに対応する絵文字データが追加された第2の付属情報とを受信する。パブリックコードとその絵文字データはメールサーバによって追加されたものである。
絵文字記憶手段70は、受信した第2の付属情報に含まれるプライベートコードとパブリックコードのそれぞれに対応する絵文字データを、プライベートコードとパブリックコードをキーとして記憶部に記憶する。
表示手段80は、電子メールに挿入されたプライベートコードおよびパブリックコードのそれぞれに対応する位置にそれぞれの絵文字コード(プライベートコードとパブリックコード)の絵文字データを記憶部から取り出し表示する。
パブリックコード置換手段90は、プライベートコードからパブリックコードへの置換を求める置換指示をメールサーバより受信した際に、該当するプライベートコードを指示されたパブリックコードに置き換える。
本構成により、メールサーバがパブリックコードの絵文字データを電子メールの付属情報に追加するので送信側の電子機器はパブリックコードの絵文字データを送信する必要はなく少ないデータ量で送信できる電子機器を提供できる。また、メールサーバの指示により自動的に使用頻度の高い絵文字はパブリックコードに置き換えられる。
(3)第3の発明
第3の発明は、絵文字の電子メールを扱うメールサーバに関するもので、メールサーバが備える絵文字DBに記憶する絵文字データの使用回数が所定数を越えたときパブリックコードに置換えるとともに、受け付けた電子メールにパブリックコードが用いられている場合には該当する絵文字データを付属情報に追加して転送することを行う。
その原理を図3を用いて説明する。第5の発明のメールサーバは、絵文字データに付与したプライベートコードまたはパブリックコードをキーとしてそれぞれ対応する絵文字データ、およびその絵文字データの使用回数と送信元IDを記憶した絵文字DBを備えており、図3に示すように電子メール受付手段100、絵文字DB記憶手段110、パブリックコード通知手段120および電子メール転送手段130で構成する。
電子メール受付手段100は、プライベートコードかパブリックコード、あるいはプライベートコードとパブリックコードの両方が挿入された電子メールと、その電子メールに挿入されたプライベートコードとそれに対応する絵文字データとを含む第1の付属情報とを受け付ける。
絵文字DB記憶手段110は、受信した電子メールに含まれるプライベートコード毎の使用されている回数(即ち、使用個数)を調べ、その調べた回数を絵文字DBの使用回数に加える。絵文字DBにプライベートコードが記憶されていない場合は第1の付属情報から取得したプライベートコードと対応する絵文字データおよび調べた回数を使用回数として絵文字DBに記憶する。
パブリックコード通知手段120は、絵文字の使用回数が所定数を越えたときは、絵文字DBの該当するプライベートコードを所定のパブリックコードに置き換える。そして、そのプライベートコードの送信元IDにプライベートコードを所定のパブリックコードへの置き換えを指示する置換指示を行う。さらに、その送信元IDからプライベートコードの送信先IDを取得し、送信先IDにも置換指示を行う。
電子メール転送手段130は、受け付けた電子メールにパブリックコードが挿入されている場合は、絵文字DBを参照してそのパブリックコードとそのパブリックコードに対応する絵文字データを抽出し、第1の付属情報に抽出したこれらの情報(パブリックコードとその絵文字データ)を追加して第2の付属情報として電子メールの本文と共に送信先に転送する。
本構成により、メールサーバはパブリックコードの絵文字データが入った電子メールを受け付ける際のデータ量を少なくすることがてきる。また、使用頻度が高い絵文字をパブリックコードに自動的に置き換えることができる。
(4)第4の発明
第4の発明は、第1の発明の方法である。
(5)第5の発明
第5の発明は、第1の発明のプログラムである。
第1の発明により、キャリアが異なっても個人が作成した絵文字入りの電子メールの送受信ができ、また2回目以降の同じ送信先には同じ絵文字データを送信する必要がないので送信データ量は少なくて済む電子機器の提供ができる。
第2の発明により、パブリックコードの絵文字を使用すれば送信元の電子機器とメールサーバ間は少ないデータ量で送信が可能な電子機器の提供ができる。
第3の発明により、電子機器から電子メールを受け付ける際のデータ量を少なくするメールサーバを提供できる。また、使用頻度の高い絵文字をパブリックコードに自動的に置き換えできる。
第4の発明および第5の発明により、キャリアが異なっても個人が作成した絵文字入りの電子メールの送受信ができ、2回目以降の同じ送信先には同じ絵文字データを送信する必要がないので送信データ量は少なくて済む方法およびプログラムの提供ができる。
本発明の実施例について図4から図13を用いて説明する。この実施例では、絵文字の電子メールを送受信する電子機器を携帯電話を例として説明する。
図4は携帯電話200の機能ブロック例を示すもので、本発明の絵文字を用いた電子メールの作成や送受信の処理を行うプログラムから成る制御部210、電子メールの文字や絵文字等を表示する表示部220、電子メールの作成や制御に対する指示を行う入力部230および絵文字データを記憶する絵文字記憶部240から構成する。
絵文字記憶部240のデータ構造例は図5に示す通りである。即ち、「PV/PBコード」、「作成者ID」、「識別子」、「データサイズ」、「絵文字データ」および「送信先ID」の各フィールドから構成する。「PV/PBコード」はプライベートコードまたはパブリックコードを格納するフィールドである。プライベートコードは絵文字の作成者によって自由に付与してよいものとしている。プライベートコードかパブリックコードかの区別は、次に説明する「作成者ID」フィールドのデータの有無によって決まる。プライベートコードの場合は「作成者ID」フィールドにデータが有る場合で、パブリックコードは「null(空)」となっている。「作成者ID」フィールドは、絵文字を作成した人のIDで、ここではメールアドレスを用いている。プライベートコードは自由に付与してよいので重複する可能性があり、このプライベートコードと作成者IDとをセットにして他のプライベートコードの絵文字データとを識別するようにしている。「識別子」フィールドは絵文字と顔文字の識別(この実施例では絵文字に加えて顔文字も同様に作成して電子メールに使用できるようにしている)するもので、「P」は絵文字、「F」は顔文字としている。「データサイズ」フィールドはデータの大きさで単位はバイトである。「絵文字データ」フィールドは絵文字のビットマップデータまたは顔文字のコードデータを格納する。「送信先ID」は、以前にこの絵文字(顔文字も含む。以降、同様)を送信したことがある場合にその送信先を示すもので、メールアドレスを用いている。パブリックコードの場合、作成者IDおよび送信先IDのフィールドのデータは「null」である。
次に制御部210についてより詳細に説明する。制御部210は、メール作成部211、付属情報作成部212、メール送信部213、メール受信部214、絵文字データ格納部215、表示処理部216およびパブリックコード置換部217から構成するプログラムである。これらについてその機能の概要を説明する。
メール作成部211は、利用者の操作に基づいて電子メールの作成を行うもので、例えば電子メールの本文(即ち、メッセージ)の作成においては入力部230のキー操作に対応する1つ以上の文字を表示部220に表示させて、その中から選択された文字コードをメッセージ作業領域に順次格納するとともに文字コードに対応する文字データを表示する等の処理を行う。絵文字においても、絵文字記憶部240に記憶している絵文字データを表示し、その中から選択した絵文字コード(プライベートコードとパブリックコードがある)をメッセージ作業領域に格納し、絵文字コードに対応する絵文字データを表示する。
付属情報作成部212は、メール作成部211で作成されたメール(この時点では電子メールの送信先の情報は設定されているものとする)から絵文字コードを抽出し、その抽出された絵文字コードからプライベートコードを取り出す。さらに絵文字記憶部240を参照してそのプライベートコードの絵文字が電子メールの送信先に対して送信実績があるかどうかを調べる(これは、絵文字記憶部240の送信先IDと電子メールの送信先とを比較することで送信実績の有無を知ることができる)。送信実績がないプライベートコードの絵文字に対して、プライベートコード、作成者ID、識別子、データサイズおよび絵文字データを付属情報として取り込む。作成された付属情報の例を図6に示す。Dn(n=1〜5)は図5に示した各フィールドのデータに対応するものであり、D1〜D5が1つの絵文字の情報である。この情報は送信実績のない絵文字の数に相当する数だけあることになる。また、付属情報に取り込んだプライベートコードに対して、絵文字記憶部240の送信先IDのフィールドにこの電子メールの送信先を記憶する。
メール送信部213は、メール作成部211で作成した電子メールと付属情報作成部212で作成した付属情報とを送信する。このとき、電子メールはユーザデータ転送用である例えばU−plane(User−plane)を、付属情報は呼制御用である例えばC−planeを用いて送信する。
メール受信部214は、絵文字が挿入された電子メールを受信する。このとき、付属情報も受信する。この付属情報にはメールサーバによって、電子メールで使用されているパブリックコードとその絵文字データが追加されている。
絵文字データ格納部215は、付属情報にある絵文字の情報を絵文字記憶部240に格納する。このとき、パブリックコードの絵文字データが絵文字記憶部240に既に格納されていれば重複して格納することはしない(この例では、パブリックコードの絵文字データは送信実績の有無に係わらず、メールサーバで付属情報に追加して送られてくる)。
表示処理部216は、電子メールの本文(メッセージ)を構成するそれぞれのコードの位置にコードと対応するビットマップデータを配置し、表示部230に表示する。文字コードに対しては図示しない文字データの記憶部から、絵文字データに対しては絵文字記憶部240からそれぞれコードに対応するビットマップデータを取り出し配置することになる。
パブリックコード置換部217は、メールサーバから送信された置換指示を受信したときに絵文字記憶部240のデータに対して、指定されたプライベートコードを指示されたパブリックコードに置換えることを行う。
以上、携帯電話200における制御部210の処理を説明した。なおビットマップの絵文字データは、例えば送信者の持つパソコンで別途作成し、プライベートコードを付与して携帯電話200の絵文字記憶部240に格納されているものとする(あるいは、携帯電話で絵文字データを作成するようにしてもよい)。
次に、携帯電話200の処理フローを説明する。
図7は、メール送信の処理フローを示すもので、電子メールは既に作成済(送信先も設定済)で利用者が「送信」の指示を行ったとき電子メールの送信に先立ってこの処理が実行されるものである(図7の処理フローは、図4の付属情報作成部212とメール送信部213の処理フローに相当する)。
先ず、付属情報を格納する領域をクリアし、作成済の電子メールを読み込む。続いて電子メールの本文(メッセージ)のコードを調べ、絵文字コード(プライベートコードとパブリックコード)を抽出する。文字コードのコードの範囲は決まっているためこれ以外のコードは絵文字コードと判断できる(S100〜S120)。
次に、抽出した絵文字コードを基に付属情報の作成を行う。抽出した絵文字コードから順次絵文字コードを取り出し、絵文字記憶部240を参照してその絵文字コードがプライベートコード(PVコード)かパブリックコード(PBコード)かを確認する(そのコードに対する作成者IDが格納されていればプライベートコードと判断する)。パブリックコードであれば、何等の処理を行わず次の絵文字コードに移る。プライベートコードであれば、絵文字記憶部240の「送信先ID」のフィールドに今回作成した電子メールの送信先があるかどうかを調べる。「送信先ID」のフィールドに同じ送信先があれば(即ち、送信実績が有る)何等の処理を行わず次の抽出した絵文字コードに移る。「送信先ID」のフィールドに同じ送信先がなければ(即ち、送信実績がない)、付属情報領域に絵文字の情報を書き込む。書き込む情報は、前述したようにプライベートコード、作成者ID、識別子、データサイズ、絵文字データである。以上を抽出した絵文字コード総てについて行う。これにより、付属情報が作成されることになる。また、付属情報に書き込まれた(即ち、送信実績がなかった)プライベートコードの「送信先ID」のフィールドに、今回の電子メールの送信先を書き込む(S130〜S180)。
付属情報作成の処理が終了した後に、付属情報領域を調べてその領域にデータが格納されていない場合は総ての絵文字はパブリックコードの絵文字か、送信実績のある絵文字ということであり、メールのみを送信する。付属情報にデータがあればメールに加えて付属情報を送信する。このとき、既に登録済であれば重複して登録することはしない(S190〜S210)。
続いて、受信の際の処理フローを図8を用いて説明する(図4のメール受信部214、絵文字データ格納部215、表示処理部216の処理フローに相当する)。先ず電子メールを受信し、電子メールと共に送られてきた付属情報の絵文字情報を絵文字記憶部240に格納する(S300、S310)。
次に、電子メールの本文を構成するコード列の先頭からそのコードが絵文字コードか文字コードかを判断する。文字コードであれば、文字データが記憶されている文字データの記憶部(図示しない)から文字コードに対応する文字データを取り出し、表示処理領域(表示のためのバッファ)に配置する。絵文字コードであれば、絵文字記憶部240からその絵文字コードに対応する絵文字データを取り出し、表示処理領域に配置する。これを電子メールの本文を構成するコードに対して先頭から順次実施することにより表示が可能となる。(S320〜S340)。
電子メール本文を構成する統べてのコードに対してこの処理を行った後、表示部230に表示処理領域のデータを表示する(S350)。
続いて、携帯電話200におけるパブリックコードへの置換処理フローについて図9を用いて説明する(図4のパブリックコード置換部217の処理フローに相当する)。図9において、メールサーバより置換対象のプライベートコードと置き換えるパブリックコードの情報を持った置換指示を受信すると、絵文字記憶部240を参照して該当のプライベートコードを指定されたパブリックコードに置き換える。その後、メールサーバに置換したプライベートコードの送信先IDを通知する。この送信先IDの通知は、メールサーバに対して通知した送信先IDに対しても置換通知を行ってもらうためのものである。以上の処理の後、「作成者ID」フィールドのデータを「null」とする。これにより、置換対象のプライベートコードの絵文字データを記憶している携帯電話はパブリックコードの置換がなされたことになる。この置換通知は、例えばC−planeを使って行われる。従って、利用者は全く関与せずに自動的に置換が実施される。
次にメールサーバ300の実施例について説明する。図10はメールサーバ300の機能ブロック例を示すもので、本発明の絵文字を用いた電子メールを受け付けてから送信先に転送する迄の処理を行うプログラム、およびパブリックコードへの置換指示を行うプログラムから成る制御部310、電子メールとともに送られてきた付属情報をもとに絵文字データを記憶し蓄積する絵文字DB320から構成する。
絵文字DB320のデータ構造例は、図11に示すように「PV/PBコード」、「作成者ID」、「識別子」、「データサイズ」、「絵文字データ」、「使用回数」および「送信元ID」の各フィールドから構成する。「使用回数」および「送信元ID」のフィールド以外のフィールドは、前述した絵文字記憶部240と同一である。「使用回数」フィールドは、電子メールをメールサーバ300が受け付ける度にプライベートコードの絵文字の使用数をプライベートコード毎にカウントし、累積したものである。「送信元ID」フィールドは、メールサーバ300がこの絵文字データを初めて受け付けた時の送信した人のIDである。「使用回数」と「送信元ID」フィールドの情報は、プライベートコードをパブリックコードに置き換える時に用いる。
次に、制御部310についてより詳細にその機能を説明する。制御部310は、メール受付部311、絵文字DB格納部312、付属情報追加部313、メール転送部314およびパブリックコード置換指示部315から構成するプログラムである。これらについてその機能の概要を説明する。
メール受付部311は、携帯電話200から送信された電子メールの受付を行う。絵文字が挿入され電子メールであっても付属情報があるものと無いものとがあるが、付属情報が同時に送信されてくれば(付属情報はC−planeで送られてくる)、その情報も受信する。
絵文字DB格納部312は、付属情報が送られてきた場合にその中の絵文字データが絵文字DB320に記憶されてなければ電子メールの送信元IDとともに記憶する。従って、絵文字DB320には初めてメールサーバ300で受け付けられた絵文字データを記憶していくことになる。また、受け付けた電子メールで使用されているプライベートコードの絵文字の使用数をプライベートコード毎にカウントし、そのカウント値を絵文字DBの「使用回数」フィールドに加えることも行う(加えられた値は累積値となる)。
付属情報追加部313は、受け付けた電子メールにパブリックコードが使用されている場合に、そのパブリックコードに対応する絵文字データを絵文字DBから取り出し付属情報に追加する。もし、受け付けた電子メールに付属情報がなければ、新たにこの絵文字データを書き込んだ付属情報を付けることになる。
メール転送部314は、受け付けた電子メールとパブリックコードの絵文字を追加した付属情報(付属情報がない場合もある)とを送信先に転送する。
パブリックコード置換指示部315は、所定の時刻に絵文字DB320のプライベートコードの「使用回数」フィールドを参照して、その値が所定の値以上になっている場合にその絵文字データを送信した送信元および絵文字データが送信された送信先にプライベートコードをパブリックコードに置き換える置換指示を出す。また、メールサーバ300が備える絵文字DB320の該当するプライベートコードもパブリックコードに置き換えることを行う。
次にメールサーバ300の処理フローを図12を用いて説明する(図10のメール受付部311〜メール転送部314の処理フローに相当する)。図12において、メールサーバ300は電子メールを受け付け、付属情報がある場合は付属情報を参照して絵文字データ(付属情報の絵文字データは総てプライベートコードである)を送信元IDとともに絵文字DB320に記憶する。このとき、絵文字DB320に既にその絵文字データが記憶済であれば重複するので記憶しない(S500〜S540)。
続いて、電子メールの本文を参照してプライベートコード毎の使用数をカウントする。カウントした値は絵文字DB320の「使用回数」フィールドの値に加える。この使用回数は後述するパブリックコードへの置換の際の判断基準として用いられる(S550、S560)。
使用回数の書込みが終わったら本文で使用されている絵文字コードを抽出する。抽出した絵文字コードがパブリックコードであるときは、そのパブリックコードに対応する絵文字の情報を絵文字DB320から取り出し、付属情報に追加する。追加する絵文字の情報とは、パブリックコード、識別子、データサイズ、絵文字データである。抽出したコードがプライベートコードであるときは何等の処理を行わず、次のコードに移る。以上の処理を抽出した総てのコードについて実施する(S570〜S590)。
続いて、付属情報があるかどうかを調べ(電子メールに絵文字を用いていても、送信実績のあるプライベートコードの絵文字であった場合は付属情報は無い)、付属情報があればメールと付属情報とを送信先に転送し、付属情報がなければメールのみを送信先に転送する(S600〜S620)。
以上で電子メールを受け付け、送信先に転送する迄の処理フローを説明した。メールサーバ300は、この他にパブリックコードへの置換を行う処理がある。この処理のフローを図13を用いて説明する(図10のパブリックコード置換指示部315の処理フローに相当する)。この置換の処理は、予め決められた時刻に実行されるもので、先ず絵文字DBを参照してコードがプライベートコードであるかどうかを調べ、パブリックコードであれば処理の対象外であるので次のコードを調べる。プライベートコードであった場合、その「使用回数」フィールドを参照する。その値が所定数以上であった場合(例えば所定数を100とした場合であれば、その絵文字は100回以上用いられたものである)、パブリックコードを採番し、「送信元ID」フィールドを参照してその送信元に置換指示を行う。置換指示には、置換対象のプライベートコード、採番したパブリックコードの情報を送信する。送信元からは、置換指示に応答して置換対象のプライベートコードの送信先IDが送られてくるのでその情報を受信する。受信した送信先IDに対しても送信元IDに送ったと同様の置換指示を行う。続いて、メールサーバ300自身が備える絵文字DB320の置換対象のプライベートコードに対しても採番したコードをパブリックコードとして置き換える。以上により、使用頻度が高いプライベートコードの絵文字データはパブリックコードの絵文字データとなる(S700〜S780)。
以上、携帯電話200およびメールサーバ300における本発明の実施例を説明した。
本実施例では、送信実績のあるプライベートコードの絵文字データは送信先の携帯電話200にあるものとして付属情報に入れないようにしているが、統べてのプライベートコードの絵文字データを付属情報に入れて送るようにしてもよい。
また、逆にパブリックコードの絵文字データは送信側では付属情報に入れず、メールサーバ300で付け加えるようにしたが、パブリックコードにも送信実績を参照して送信実績がある場合はメールサーバ300で付け加えることをしないようにしてもよい。
上記実施例では、絵文字の電子メールを送受信する電子機器を携帯電話を例として説明したが、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistance)等の情報機器であってもよい。
以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
絵文字データに付与されたプライベートコードをキーとして、該絵文字データと該絵文字データの送信先IDとを記憶した記憶部を備える電子機器であって、
前記プライベートコードが挿入された電子メールの送信に際して、該プライベートコードの中から該電子メールに対する送信実績がないプライベートコードを前記記憶部の送信先IDを参照して選択し、選択されたプライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを付属情報として該電子メールと共に送信し、該記憶部に該プライベートコードの送信先を記憶する送信手段と、
前記電子メールと前記付属情報とを受信する受信手段と、
前記付属情報のプライベートコードをキーとして、対応する絵文字データを前記記憶部に記憶する絵文字記憶手段と、
受信した前記電子メールの表示に際して、該電子メールの本文に挿入されたプライベートコードに対応する位置に該プライベートコードの絵文字データを前記記憶部から取り出し表示する表示手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
(付記2)
絵文字データに付与されたプライベートコード、またはパブリックコードをキーとしてそれぞれ対応する該絵文字データを記憶し、さらに該プライベートコードには絵文字データの送信先IDを記憶した記憶部を備える電子機器であって、
プライベートコードまたはパブリックコード、あるいはプライベートコードとパブリックコードが挿入された電子メールの送信に際して、該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを前記記憶部より抽出して第1の付属情報として該電子メールと共に送信し、該記憶部の該プライベートコードの絵文字データに該電子メールの送信先IDを記憶する送信手段と、
前記電子メールと、前記第1の付属情報にメールサーバによって追加された前記パブリックコードと該パブリックコードに対応する絵文字データとを含む第2の付属情報と、を受信する受信手段と、
前記第2の付属情報のプライベートコードとパブリックコードとをキーとして、対応する絵文字データを前記記憶部に記憶する絵文字記憶手段と、
受信した前記電子メールの表示に際して、該電子メールに挿入されたプライベートコードまたはパブリックコードに対応する位置に該プライベートコードまたは該パブリックコードの絵文字データを前記記憶部から取り出し表示する表示手段と、
メールサーバより、プライベートコードからパブリックコードへの置換指示を受信し、前記記憶部を参照して該置換指示で指示されたプライベートコードを指定されたパブリックコードに置き換えるとともに、該プライベートコードの送信先IDを該メールサーバに通知するパブリックコード置換手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
(付記3)
絵文字データに付与されたプライベートコードまたはパブリックコードをキーとして、それぞれ対応する該絵文字データと該絵文字データの使用回数および該絵文字データを送信した送信元IDとを記憶した絵文字DBを備える絵文字メールサーバであって、
プライベートコードまたはパブリックコード、あるいはプライベートコードとパブリックコードが挿入された電子メールと、該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを含む第1の付属情報とを受け付ける電子メール受付手段と、
前記電子メールに含まれる前記プライベートコード毎に使用されている回数を調べ、前記絵文字DBに該プライベートコードが記憶さている場合は該調べた回数を該絵文字DBの使用回数に加え、記憶されていない場合は前記第1の付属情報から取得した該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データおよび該調べた回数を使用回数として該絵文字DBに記憶する絵文字DB記憶手段と、
前記使用回数が所定数を越えた場合は、前記絵文字DBの該当するプライベートコードを所定のパブリックコードに置き換え、該プライベートコードの送信元IDに該プライベートコードを該所定のパブリックコードへの置き換えを指示する置換指示を行うとともに、該送信元IDから該プライベートコードの送信先IDを取得し、該送信先IDに該置換指示を行うパブリックコード通知手段と、
前記電子メールにパブリックコードが挿入されている場合は、前記絵文字DBを参照して該パブリックコードに対応する絵文字データを抽出し、該パブリックコードと該絵文字データとを前記第1の付属情報に追加して第2の付属情報として該電子メールと共に該電子メールの送信先に転送する電子メール転送手段と、
を有することを特徴とする絵文字メールサーバ。
(付記4)
絵文字データに付与されたプライベートコードをキーとして、該絵文字データと該絵文字データの送信先IDとを記憶した記憶部を備える電子機器の絵文字メール送受信方法であって、
前記プライベートコードが挿入された電子メールの送信に際して、該プライベートコードの中から該電子メールに対する送信実績がないプライベートコードを前記記憶部の送信先IDを参照して選択し、選択されたプライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを付属情報として該電子メールと共に送信し、該記憶部に該プライベートコードの送信先を記憶する送信手順と、
前記電子メールと前記付属情報とを受信する受信手順と、
前記付属情報のプライベートコードをキーとして、対応する絵文字データを前記記憶部に記憶する絵文字記憶手順と、
受信した前記電子メールの表示に際して、該電子メールの本文に挿入されたプライベートコードに対応する位置に該プライベートコードの絵文字データを前記記憶部から取り出し表示する表示手順と、
を有することを特徴とする絵文字メール送受信方法。
(付記5)
絵文字データに付与されたプライベートコードをキーとして、該絵文字データと該絵文字データの送信先IDとを記憶した記憶部を備える電子機器の絵文字メール送受信プログラムであって、
コンピュータを、
前記プライベートコードが挿入された電子メールの送信に際して、該プライベートコードの中から該電子メールに対する送信実績がないプライベートコードを前記記憶部の送信先IDを参照して選択し、選択されたプライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを付属情報として該電子メールと共に送信し、該記憶部に該プライベートコードの送信先を記憶する送信手段と、
前記電子メールと前記付属情報とを受信する受信手段と、
前記付属情報のプライベートコードをキーとして、対応する絵文字データを前記記憶部に記憶する絵文字記憶手段と、
受信した前記電子メールの表示に際して、該電子メールの本文に挿入されたプライベートコードに対応する位置に該プライベートコードの絵文字データを前記記憶部から取り出し表示する表示手段、
として機能させる絵文字メール送受信プログラム。
(付記6)
絵文字データに付与されたプライベートコードをキーとして、該絵文字データを記憶した記憶部を備えた電子機器の絵文字送受信プログラムであって、
コンピュータを、
前記プライベートコードが挿入された電子メールの送信に際して、該電子メールと前記記憶部より抽出した該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを含む付属情報とを送信する送信手段と、
前記電子メールと前記付属情報とを受信する受信手段と、
受信した前記電子メールの表示に際して、該電子メール挿入されたプライベートコードに対応する位置に該プライベートコードの絵文字データを前記付属情報から取り出し表示する表示手段
として機能させる絵文字メール送受信プログラム。
(付記7)
前記付属情報、または第1と第2の付属情報は呼制御用の信号制御情報として送受信される
ことを特徴とする付記1または付記2記載の電子機器。
(付記8)
前記送信手段は、
前記プライベートコードまたは前記パブリックコード、あるいは該プライベートコードと該パブリックコードが挿入された電子メールの送信に際して、該プライベートコードと該パブリックコードの中から該電子メールに対する送信実績がないプライベートコードとパブリックコードとを前記記憶部の送信先IDを参照して選択し、選択されたプライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データと、選択されたパブリックコードと該パブリックコードに対応する絵文字データと、を第1の付属情報を該電子メールと共に送信し、
前記受信手段は、前記電子メールと、前記第1の付属情報にメールサーバによって追加された前記送信実績がないパブリックコードと該パブリックコードに対応する絵文字データとを含む第2の付属情報と、を受信する
ことを特徴とする付記2記載の電子機器。
(付記9)
前記絵文字データは、絵文字と顔文字のデータである
ことを特徴とする付記1、または付記2、または付記7または付記8記載の電子機器。
第1の発明の原理図である。 第2の発明の原理図である。 第3の発明の原理図である。 携帯電話の機能ブロック例ある。 携帯電話の絵文字記憶部のデータ構造例である。 付属情報のデータ構造例である。 携帯電話のメール送信処理フロー例である。 携帯電話のメール受信処理フロー例である。 携帯電話のパブリックコード置換処理フロー例である。 メールサーバの機能ブロック例である。 メールサーバの絵文字DBのデータ構造例である。 メールサーバのメール処理フロー例である。 メールサーバのパブリックコード置換処理フロー例である。
符号の説明
10 送信手段
20 受信手段
30 絵文字記憶手段
40 表示手段
50 送信手段
60 受信手段
70 絵文字記憶手段
80 表示手段
90 パブリックコード置換手段
100 電子メール受付手段
110 絵文字DB記憶手段
120 パブリックコード通知手段
130 電子メール転送手段
200 携帯電話
210 制御部
211 メール作成部
212 付属情報作成部
213 メール送信部
214 メール受信部
215 絵文字データ格納部
216 表示処理部
220 表示部
230 入力部
240 絵文字記憶部
300 メールサーバ
310 制御部
311 メール受付部
312 絵文字DB格納部
313 付属情報追加部
314 メール転送部
315 パブリックコード置換指示部
320 絵文字DB

Claims (1)

  1. 絵文字データに付与されたプライベートコードまたはパブリックコードをキーとして、それぞれ対応する該絵文字データと該絵文字データの使用回数および該絵文字データを送信した送信元IDとを記憶した絵文字DBを備える絵文字メールサーバであって、
    プライベートコードまたはパブリックコード、あるいはプライベートコードとパブリックコードが挿入された電子メールと、該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データとを含む第1の付属情報とを受け付ける電子メール受付手段と、
    前記電子メールに含まれる前記プライベートコード毎に使用されている回数を調べ、前記絵文字DBに該プライベートコードが記憶されている場合は該使用されている回数を該絵文字DBの使用回数に加え、記憶されていない場合は前記第1の付属情報から取得した該プライベートコードと該プライベートコードに対応する絵文字データと送信元IDおよび該使用されている回数を使用回数としてそれぞれを対応付けて該絵文字DBに記憶する絵文字DB記憶手段と、
    前記使用回数が所定数を越えた場合は、前記絵文字DBの該当するプライベートコードを所定のパブリックコードに置き換え、該プライベートコードに対応する送信元IDにより特定される送信元端末に該プライベートコードに対する該所定のパブリックコードへの置き換えを指示する置換指示を行うとともに、該送信元端末から該プライベートコードの送信先IDを取得し、該送信先IDにより特定される送信先端末に該置換指示を行うパブリックコード通知手段と、
    前記電子メールにパブリックコードが挿入されている場合は、前記絵文字DBを参照して該パブリックコードに対応する絵文字データを抽出し、該パブリックコードと該絵文字データとを前記第1の付属情報に追加して第2の付属情報として該電子メールと共に該電子メールの送信先に転送する電子メール転送手段と、
    を有することを特徴とする絵文字メールサーバ。
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