JP2005071334A - 通信端末装置及び電子メール送受信処理方法 - Google Patents

通信端末装置及び電子メール送受信処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 送信側の装置が、受信側の装置が対応していない文字コードを使用した電子メールを送信した場合でも、受信側の装置で文字化けを起こすことなくメール内容を表示することが可能な通信端末装置及び電子メール送受信処理方法を提供する。
【解決手段】 送信側の通信端末装置1では、作成した電子メールに受信側で再現できない表示不可能の文字コードが含まれている場合、この表示不可能の文字コードに対応したフォント情報のファイルを作成する。そして、この作成したファイルを電子メールに添付して送信する。受信側の通信端末装置7では、受信した電子メールにフォント情報に関するファイルが添付されていれば、このファイルを展開してフォント情報を取得する。そして、取得したフォント情報を参照して表示不可能の文字コードを再現し、電子メールの内容を再現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末装置及び電子メール送受信処理方法に関し、より特定的には、携帯電話等の電子メール機能(キャリア独自のメール機能を含む)を搭載した通信端末装置における、電子メールの送信処理方法及び受信処理方法に関する。
近年、携帯電話やPDA等の電子メール機能を搭載した通信端末装置が、急速に普及している。周知のように、通信端末装置の通信事業者(キャリア)や装置製造業者(メーカ)は複数存在し、各々のキャリアやメーカは、電子メール用に独自に考案した絵文字や特殊記号等をユーザに提供することによって、他社との差別化を図っている。また、欧米地域では複数の国で同じ通信端末装置を使用できるが、ほとんどの国では独自の言語表現を用いているため、通信端末装置が各言語に対応している必要がしばしば起こり得る。このような現状であるため、キャリアやメーカが異なる通信端末装置、例えば携帯電話間で電子メールの送受信を行う場合、以下の問題が発生する。
まず、送信側の携帯電話が、受信側の携帯電話が対応していない絵文字や特殊記号等を使用した文章、すなわち対応していない文字コードを使用した電子メールを送信した場合、受信側の携帯電話では、その文字コードを再現することができずに文字化けが起こってしまうという問題がある。また、受信側の携帯電話が、その文字コードに対応するフォント情報を持つ場合であっても、同一の文字コードに対応するフォント情報がキャリアやメーカ又は携帯電話毎に異なる場合があるため、送信側が伝えたかったニュアンスが正しく受信側に伝わらないことが起こり得るという問題点がある。
なお、フォント情報とは、文字コードを、ディスプレイ等の出力部において表示可能な形式に変換するための情報である。典型的には、文字コードと文字コードに対応して画面表示される内容(ビットマップデータやベクトルデータ)とを関連付けた情報テーブルである。
このような問題は、通信端末装置が、あらゆる文字コードに対応したフォント情報を予め持っていれば解決する。しかし、実際の携帯電話では、使用可能な記憶容量が限られているため、大量のフォント情報を記憶しておくことは現実的ではない。
ここで、文字等の修飾に関しては、例えば特許文献1に提案されている技術が存在する。この特許文献1において、送信側は、作成された文章から文字以外の情報、すなわち文字修飾に関する部分を抽出してファイル化する。そして、このファイルを文書ファイルに添付して電子メールで送信する。受信側は、電子メールに添付されているファイルを自動認識し、文書ファイルの文字に指定された文字修飾を重ね合わせる。これにより、従来の技術では、文字に加えて文字の修飾情報も電子メールで送受信することを可能としている。図10は、この従来の技術による電子メール送受信処理を説明する図である。
特開平11−31112号公報
しかしながら、上記特許文献1は、電子メールにおける文字修飾情報の送受信に関する技術であり、キャリアやメーカが異なる携帯電話間で電子メールの送受信を行う場合の文字化け対策を行うものではない。
また、上記特許文献1に記載の技術では、送信側で文書ファイルの文字修飾部分を所定形式に基づいて添付ファイル化する、及び受信側で文書ファイルと添付ファイル(文字修飾情報)とを重ね合わせるという特別な処理が必要である。このため、処理能力の限られた携帯電話等では、これらの処理の負荷が大きいという問題点があった。
それ故に、本発明の目的は、送信側の装置が、受信側の装置が対応していない文字コードを使用した電子メールを送信した場合でも、装置の処理負荷を増加させることなく、かつ受信側の装置で文字化けを起こすことなくメール内容を表示することが可能な通信端末装置及び電子メール送受信処理方法を提供することである。
本発明は、電子メール機能を搭載した通信端末装置に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の電子メールを送信する側の通信端末装置は、基本的構成として判定部を備え、また付加的構成として格納部、ファイル作成部及び送信部をさらに備えている。なお、判定部、格納部、ファイル作成部及び送信部の構成は、通信端末装置から送信される電子メールを中継する中継局に構成されてもよい。
判定部は、電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定する。格納部は、電子メールに使用される文字コードとその文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けた、フォント情報を格納する。ファイル作成部は、判定部で判定された文字コードに関して、フォント情報のファイルを作成する。送信部は、電子メールにファイル作成部で作成されたファイルを添付して送信する。
典型的には、判定部は、受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードを、画面表示される内容を送信すべき文字コードとして判定する。この判定は、受信側装置から与えられた表示不可能の文字コードに関する情報に基づいて行ってもよいし、受信側装置のキャリア、メーカ又は機種の少なくとも1つに基づいて行ってもよい。キャリアは、受信側装置の電話番号又は電子メールアドレスのドメインから特定することが可能である。なお、すでにフォント情報を送信している文字コードは、受信側装置で再現することができない表示不可能の文字コードから除外することが好ましい。
この受信側装置のキャリア、メーカ又は機種に関する情報は、電子メールの送受信を中継する交換局から取得しても構わない。この交換局が、電子メールに使用される文字コードとその文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報を有していれば、この交換局で、送信側装置の判定部で判定された文字コードに関してフォント情報のファイルを作成することができる。
受信側装置で再現できる対応文字コードに関する情報は、送信側装置が予め保持していることが好ましく、アドレス帳に記載されている宛先毎に保持したり、フォントグループ単位で保持していることが望ましい。しかし、再現することができない表示不可能の文字コードが電子メールに含まれていないかを、電子メールの送信前に受信側の装置へ問い合わせるようにしてもよい。問い合わせの結果は、アドレス帳に情報として登録しておけば便利である。なお、使用者から指定された文字コードを、フォント情報を送信すべき文字コードとして判定してもよい。
一方、本発明の電子メールを受信する側の通信端末装置は、受信部、判定部、展開部、格納部及び処理部を備えている。
受信部は、電子メールを受信する。判定部は、電子メールに使用される文字コードとその文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルが、受信部で受信された電子メールに添付されているか否かを判定する。展開部は、判定部で添付判定されたフォント情報のファイルを展開する。格納部は、展開部による展開処理によって得られたフォント情報を格納する。処理部は、格納部に格納されたフォント情報を参照して、受信部で受信された電子メールの文字コードを再現する。
ここで、同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、各フォント情報が、画面表示の優先度が設定されて格納部に格納されるか、通信相手毎又は電子メール毎に関連付けて格納部に格納される。前者の場合、処理部は、優先度に従って再現に使用するフォント情報を選択することを行う。この優先度は、例えば電子メールにファイル添付されてきたフォント情報の優先度は、添付してきた電子メールを表示する際に最も高くなるように設定される。なお、使用者によって優先度が設定されてもよい。後者の場合、処理部は、電子メールを送信してきた通信相手又は電子メールに応じて再現に使用するフォント情報を選択することを行う。
又は、同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、処理部は、最初に検索されるフォント情報を文字コードの再現に使用するか、複数のフォント情報を使用者に選択可能に提示することも考えられる。前者の場合であっても、最初に検索されるフォント情報以外のフォント情報でも文字コードの再現が可能であることを、使用者に通知すれば親切である。
好ましくは、判定部は、電子メールに添付されているファイルがフォント情報のファイルか否かを、ファイルの拡張子によって判定する。送信側装置においてフォント情報があることを示す所定の情報が電子メールの本文又はヘッダ部に埋め込まれている場合には、この所定の情報によって判定してもよい。また、電子メールの本文に表示できない文字コードがあるか否かを直接判定してもよい。
なお、処理部が、格納部に格納されたフォント情報を参照しても受信部で受信された電子メールの全ての文字コードを再現できない場合、電子メールを送信した送信側装置に対して、フォント情報の再送信を要求することが好ましい。また、受信側装置がメールを送信する立場になった場合には、格納部に格納されたフォント情報を用いて使用者からの入力に応じた電子メールを作成すればよい。
また、格納部に、展開部による展開処理によって新たに得られたフォント情報を格納する領域が存在しない場合、既格納のフォント情報を削除することが好ましい。削除される既格納のフォント情報は、参照頻度の低さ、参照日時の古さ又は格納日時の古さの少なくとも1つに基づいて決定されてもよいし、使用者から指示されてもよい。
なお、格納部に格納されたフォント情報は、関連付けられた全ての電子メールの削除と共に削除されるか、添付された電子メールの削除と共に削除されることが好ましい。
上述した通信端末装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与える電子メール送信処理方法及び電子メール受信処理方法として捉えることができる。これらの方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。
上記のように、本発明によれば、送信側は正しいニュアンスを受信側に伝えるために、特定の文字コードのフォント情報を電子メールに添付して送信することが可能となる。特定の文字コードを、受信側が表示不可能の文字コードに設定すれば、受信側では、文字化けを起こすことなくメール内容を再現することができる。また、送信側が、受信側で表示不可能の文字コードを受信側から受け取るようにすれば、フォント情報を送信すべき文字コードの判定を正確かつ高速に判定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図9を用いて説明する。
(1)送信側の装置構成
図1は、送信装置として機能する場合における、本発明の一実施形態に係る通信端末装置1の構成を示すブロック図である。図1において、送信側の通信端末装置1は、ユーザインタフェースである入力部11と、記憶部であるフォント情報格納部12と、処理部であるメール作成部13、送信フォント情報判定部14及びフォント情報ファイル作成部15と、通信インタフェースであるメール送信部16とを備える。
まず、送信側の通信端末装置1の各構成の概要を説明する。
使用者によって作成されたメールの内容は、入力部11を介してメール作成部13に入力される。フォント情報格納部12は、通信端末装置1で使用可能な文字コードに関するフォント情報を格納する。メール作成部13は、入力部11から入力されたメールの内容に応じて、電子メールを作成する。送信フォント情報判定部14は、メール作成部13で作成された電子メールを受け取り、後述する受信側の通信端末装置7へ送信すべきフォント情報があるか否かを判定する。すなわち、作成された電子メールの中に、受信側の通信端末装置7で表示した場合に文字化けを起こす文字が使用されていないかを判定する。
フォント情報ファイル作成部15は、送信フォント情報判定部14における判定結果に基づいて、受信側の通信端末装置7に送信するフォント情報をフォント情報格納部12から取得し、所定のファイルを作成する。メール送信部16は、メール作成部13で作成された電子メールとフォント情報ファイル作成部15で作成されたファイルとを入力し、電子メールにファイルを添付して受信側の通信端末装置7に送信する。
次に、図2をさらに参照して、上記構成による送信側の通信端末装置1で行われる電子メール送信処理方法を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る送信側の通信端末装置1が行う電子メール送信処理の手順を示すフローチャートである。
使用者によって作成されたメールの内容に基づいて、メール作成部13が、電子メールを作成する(ステップS21)。電子メールが作成されると、送信フォント情報判定部14は、受信側の通信端末装置7へフォント情報を送信する必要があるかどうかを、電子メール内に表示不可能の文字コードが含まれているか否かを確認することで判定する(ステップS22)。この表示不可能の文字コードとは、典型的には、受信側の通信端末装置7が正しく再現(画面表示)するために、別途フォント情報を入手しなければならない文字コードである(文字コードに対応する他のフォント情報を有している場合も含まれる)。言い換えれば、送信側の通信端末装置1において独自に設定された絵文字や特殊文字等に対応した文字コードである。
典型的には、送信フォント情報判定部14の判定は、受信側の通信端末装置7で表示可能な(又は不可能な)フォント情報に基づいて、自動及び/又は手動で行われる。このフォント情報は、事前に取得して保持しておいてもよいし、電子メールの作成時に初めて取得してもよい。また、このフォント情報は、1つ1つの文字コードに対応する情報であってもよいし、フォントグループ単位(日本語、ロシア語、イタリック体、○○社の絵文字等)に対応する情報であってもよい。
事前に取得して保持する場合の具体例としては、アドレス帳等のデータベースを利用して、宛先毎に表示可能なフォント情報を対応付けて作成しておく方法がある(図3A)。また、キャリア、メーカ又は機種毎に表示可能なフォント情報を対応付けて作成しておく方法がある(図3B、図3C)。なお、誰がどのキャリアやどのメーカのどんな機種を使用しているかの判断は、アドレス帳等のデータベースに予め個人情報として記憶しておいてもよいし、キャリアであれば、電話番号や電子メールアドレスのドメインから特定してもよい。
電子メールの作成時に初めて取得する場合の具体例としては、上述したようなフォント情報を保有している送信側の交換局やメールサーバ等に、電子メール送信前に問い合わせる方法がある。この場合、送信側の通信端末装置1は、表示可能かどうかだけを交換局やメールサーバ等に問い合わせてもよいし、交換局やメールサーバ等に表示不可能であるフォント情報を電子メールに添付させてもよい(図4)。一方、受信側の通信端末装置7に直接問い合わせることも考えられる。問い合わせた結果は、アドレス帳等のデータベースに登録しておくとよい。
例えば、図5に示す文章において、記号「♪」(文字コード:0002)及び記号「☆」(文字コード:0004)が、受信側の通信端末装置7で対応していなければ、送信フォント情報判定部14は、これらの記号の文字コードを表示不可能の文字コードとして判定する。
送信フォント情報判定部14において表示不可能の文字コードが含まれていると判定された場合(ステップS22、Yes)、フォント情報ファイル作成部15は、この表示不可能の文字コードのフォント情報をフォント情報格納部12から取得する(ステップS23)。そして、フォント情報ファイル作成部15は、取得したフォント情報をファイル化する(ステップS24)。なお、フォント情報が複数ある場合は、複数のフォント情報をまとめた1つのファイルが作成されてもよいし、複数のフォント情報に対応して複数のファイルが作成されてもよい。また、表示不可能の文字コードのフォント情報をすでに送信している場合には、そのフォント情報をファイル化するフォント情報から除外してもよい。
メール送信部16は、メール作成部13で作成された電子メールにフォント情報ファイル作成部15で作成されたファイルを添付して、受信側の通信端末装置7に送信する(ステップS25)。
例えば、図6Aに示すように、フォント情報格納部12には、通信端末装置1で使用可能な文字コードに関して、文字コードとその文字コードに従って画面表示される内容とが対応付けられたフォント情報が、予め格納されている。図5に示す文章について説明すれば、フォント情報ファイル作成部15は、判定された表示不可能の文字コード0002及び0004のフォント情報を、フォント情報格納部12から取得する。そして、フォント情報ファイル作成部15は、表示不可能の文字コードだけに関するフォント情報のファイルを、図6Bのように作成する。なお、図6Bにおける属性部分には、表示内容のデータ形式(ビットマップデータやベクトルデータ等)等の情報が必要に応じて記録される。
(2)受信側の装置構成
図7は、受信装置として機能する場合における、本発明の一実施形態に係る通信端末装置7の構成を示すブロック図である。図7において、受信側の通信端末装置7は、通信インタフェースであるメール受信部71と、処理部であるフォント情報ファイル判定部72、添付ファイル展開部73及びメール表示処理部74と、記憶部であるフォント情報格納部75と、ユーザインタフェースである出力部76とを備える。
まず、受信側の通信端末装置7の各構成の概要を説明する。
送信側の通信端末装置1から送信されてきた電子メールは、メール受信部71で受信される。フォント情報ファイル判定部72は、メール受信部71が受信した電子メールに、フォント情報に関するファイルが添付されているか否かを判定する。添付ファイル展開部73は、フォント情報ファイル判定部72の判定に基づいて、電子メールに添付されているフォント情報に関するファイルをフォント情報格納部75に展開する。フォント情報格納部75は、ファイルの展開によって得られたフォント情報を格納する。メール表示処理部74は、フォント情報格納部75に格納されたフォント情報を参照して、メール受信部71が受信した電子メールの内容を再現し、出力部76へ出力する。
次に、図8をさらに参照して、上記構成による受信側の通信端末装置7で行われる電子メール受信処理方法を説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る受信側の通信端末装置7が行う電子メール受信処理の手順を示すフローチャートである。
送信側の通信端末装置1から送信されてきた電子メールを、メール受信部71が受信する(ステップS81)。電子メールが受信されると、フォント情報ファイル判定部72は、電子メールにフォント情報に関するファイルが添付されているか否かを判断する(ステップS82)。このフォント情報に関するファイルとは、上述したように、送信側の通信端末装置1において表示不可能の文字コードに対応するフォント情報がファイル化されたものである。この電子メールにフォント情報に関するファイルが添付されているか否かを判断する手法として、例えば以下の手法が考えられる。
第1の手法は、フォント情報に関するファイルに付加される拡張子に、ユニークなものを予め定義しておく。受信側の通信端末装置7は、電子メールに添付されているファイルの拡張子で判断を行う。
第2の手法は、送信側の通信端末装置1においてメール本文中、特にヘッダ部にフォント情報があることを示す所定の情報を埋め込むことを行う。受信側の通信端末装置7は、メール本文又はヘッダ部に所定の情報が埋め込まれているか否かで判断を行う。
第3の手法は、受信側の通信端末装置7自らが、メール本文に表示できない文字コードが存在するか否かを直接判断する。
フォント情報ファイル判定部72においてフォント情報に関するファイルが添付されていると判定された場合(ステップS82、Yes)、添付ファイル展開部73は、その添付ファイルを展開する(ステップS83)。そして、添付ファイル展開部73は、展開によって得られた表示不可能の文字コードに関するフォント情報を、フォント情報格納部75に格納する(ステップS84、図6Bを参照)。メール表示処理部74は、フォント情報格納部75に格納されたフォント情報を参照して表示不可能の文字コードを正しく再現し、電子メールのメール内容を出力部76に出力する(ステップS85)。
ここで、送信側の通信端末装置1が保持している情報等が古い場合には、電子メールに添付されてきたフォント情報だけでは、メール本文を再現できない場合も考えられる。このような場合には、受信側の通信端末装置7が、送信側の通信端末装置1(又は交換局やメールサーバ)にフォント情報の再送信を要求する。図9は、このフォント情報の再送要求の手順を示すシーケンス図である。
また、上記実施例では、添付ファイルを展開してフォント情報を抽出する場合を示しているが、添付ファイルを展開せずにフォント情報を参照することが可能な方法があるのならば、本発明の通信端末装置を、その方法を用いてフォント情報を参照するように構成することも可能である。
なお、フォント情報格納部75の記憶容量が限られており、ステップS84において電子メールの添付ファイルから得られたフォント情報を新たに格納できない場合には、すでに格納しているフォント情報を削除すればよい。このフォント情報の削除は、例えば、内容表示のために参照された頻度の高さや、格納された日時の新しさ等の条件に基づいて、通信端末装置が自動的に又は受信者の指定によって手動で行えばよい。例えば、参照頻度の低いフォント情報、保存された日時が古いフォント情報、参照された日時が古いフォント情報等が、削除対象となる。また、電子メールが削除されるときに、そのメールに添付されたファイルのフォント情報を一緒に削除することも考えられる。また、1つのフォント情報に複数のメールが関連付けられている場合には、関連付けられた複数のメールが全て削除されたときにフォント情報を一緒に削除すればよい。もちろん、削除してもよいフォント情報及び削除したくないフォント情報を、ユーザによって指定できることは言うまでもない。
また、受信側の通信端末装置7は、通常、使用可能な文字コードに対応した基本的なフォント情報を、フォント情報格納部75以外の記憶部に格納している。このため、メール表示処理部74は、メールを再現する際に、この記憶部をまず参照して一般的な文字コードのフォント情報を取得し、次にフォント情報格納部75を参照して表示不可能の文字コードのフォント情報を取得する必要がある。よって、フォント情報格納部75に予め基本的なフォント情報を格納しておけば、メール表示処理部74でメールを再現する際にフォント情報格納部75だけを参照すればよくなり、処理の単純化が図れる。
また、フォント情報格納部75において、1つの文字コードに対応するフォント情報が複数格納されている場合には、メール表示処理部74が、いずれか1つのフォント情報を選択的に取得するようにすればよい。この選択は、典型的には、各フォント情報に所定の優先度を設定して、その優先度に従って自動的に行われる。優先度の設定手法としては、例えば、メールに添付されてきたファイルのフォント情報の優先度を最も高くすることが考えられる。また、送信側の通信端末装置1で、予め優先度が付加されるようにしてもよい。このように優先度を設けることで、最適な状態でメール内容を再現することができる。
あるいは、この選択は、各フォント情報を通信相手又は電子メールと関連付けてフォント情報格納部75に格納しておき、電子メールを送信してきた通信相手に応じて自動的に行われる。なお、選択可能な複数のフォント情報を受信者に提示して、提示された中から受信者が指定することでフォント情報が選択されてもよい。また、最初に検索されるフォント情報(デフォルト)が選択されてもよい。このとき、デフォルト以外に使用可能なフォント情報を使用者に通知して選択できるようにしてもよい。
さらに、受信側の通信端末装置7が電子メールを送信する側になる場合には、フォント情報格納部75に格納した表示不可能の文字コードのフォント情報を用いて、メールを作成することが可能である。例えば、以前に表示不可能の文字コードをフォント情報として添付してきた通信端末装置向けに電子メールを作成する場合、自装置の文字コードでメール本文を作成するのではなく、フォント情報格納部75に格納されているメール送信相手装置の文字コードを用いてメール本文を作成する。このようにすれば、初めからメール送信相手の装置で表示できる文字コードでメール本文を作成することができるので、フォント情報をメール本文に添付する必要がなくなり通信資源を有効に活用することができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係る通信端末装置及び電子メール送受信処理方法によれば、送信側が、表示不可能の文字コードのフォント情報を電子メールに添付して送信する。従って、受信側は、表示不可能の文字コードを使用した電子メールを受信しても、文字化けを起こすことなくメール内容を再現することができ、送信側は、正しいニュアンスを受信側に伝えることができる。
また、記憶容量の限られた通信端末装置(例えば、携帯電話端末)には、必要なフォント情報だけを用意しておけばよいので、受信側の通信端末装置7の記憶容量の消費を抑えることができる。さらに、フォント情報の添付ファイル化処理及び添付ファイルの展開処理が簡単であるので、処理能力の限られた通信端末装置でも、小さな負荷で、表示不可能の文字コードを使用した電子メールを再現することができる。
なお、上記実施例では、受信側の通信端末装置7が、表示不可能の文字コードに関するフォント情報を、送信側の通信端末装置1で添付されるファイルから取得する手法を説明した。しかし、表示不可能の文字コードに関するフォント情報の取得は、この手法以外にも、例えば、受信側の通信端末装置7がネットワーク上の交換局やメールサーバ等からダウンロードすることも可能である。
本発明の通信端末装置及び電子メール送受信処理方法は、送信側装置が受信側装置で対応していない文字コードを使用した電子メールを送信する場合等に有用であり、送信側装置の処理負荷を増加させず、かつ受信側装置で文字化けを起こすことなくメール内容を表示させたい場合等に適している。
本発明の一実施形態に係る送信側の通信端末装置1の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態に係る送信側の通信端末装置1が行う電子メール送信処理の手順を示すフローチャート 受信側の通信端末装置7とフォント情報とを関連付ける手法を例示する図 受信側の通信端末装置7とフォント情報とを関連付ける手法を例示する図 受信側の通信端末装置7とフォント情報とを関連付ける手法を例示する図 フォント情報を管理するメールサーバの構成を示すブロック図 送信者によって作成されるメール文章の一例 フォント情報格納部12に格納されるフォント情報の一例 フォント情報ファイル作成部15で作成されるファイルの一例 本発明の一実施形態に係る受信側の通信端末装置7の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態に係る受信側の通信端末装置7が行う電子メール受信処理の手順を示すフローチャート 通信端末装置1及び7が行うフォント情報再送要求の手順を示すシーケンス図 従来の技術による電子メール送受信処理を説明する図
符号の説明
11 入力部
12,75 フォント情報格納部
13 メール作成部
14 送信フォント情報判定部
15 フォント情報ファイル作成部
16 メール送信部
71 メール受信部
72 フォント情報ファイル判定部
73 添付ファイル展開部
74 メール表示処理部
76 出力部

Claims (44)

  1. 電子メール機能を搭載した通信端末装置であって、
    電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定する判定部を備える、通信端末装置。
  2. 電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けた、フォント情報を格納する格納部と、
    前記判定部で判定された文字コードに関して、前記フォント情報のファイルを作成するファイル作成部と、
    電子メールに前記ファイル作成部で作成されたファイルを添付して送信する送信部とをさらに備える、請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記判定部は、受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードを、前記受信側の装置へ送信すべき文字コードとして判定することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
  4. 前記判定部は、受信側の装置から与えられた表示不可能の文字コードに関する情報に基づいて判定を行うことを特徴とする、請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 前記受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードは、前記受信側の装置のキャリア、メーカ又は機種の少なくとも1つに基づいて判断されることを特徴とする、請求項3に記載の通信端末装置。
  6. 前記キャリアは、前記受信側の装置の電話番号又は電子メールアドレスのドメインから特定することを特徴とする、請求項5に記載の通信端末装置。
  7. 前記受信側の装置のキャリア、メーカ又は機種に関する情報は、電子メールの送受信を中継する交換局から取得することを特徴とする、請求項5に記載の通信端末装置。
  8. 前記判定部は、すでにフォント情報を送信している文字コードを、前記受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードから除外することを特徴とする、請求項2に記載の通信端末装置。
  9. 前記受信側の装置で再現できる対応文字コードに関する情報を、予め保持していることを特徴とする、請求項3に記載の通信端末装置。
  10. 前記受信側の装置で再現できる対応文字コードに関する情報を、アドレス帳に記載されている宛先毎に保持していることを特徴とする、請求項9に記載の通信端末装置。
  11. 前記受信側の装置で再現できる対応文字コードに関する情報を、フォントグループ単位で保持していることを特徴とする、請求項10に記載の通信端末装置。
  12. 前記判定部は、再現することができない表示不可能の文字コードが電子メールに含まれていないかを、電子メールの送信前に前記受信側の装置へ問い合わせることを特徴とする、請求項4に記載の通信端末装置。
  13. 前記判定部は、前記問い合わせの結果を、アドレス帳に情報として登録しておくことを特徴とする、請求項12に記載の通信端末装置。
  14. 前記判定部は、使用者から指定された文字コードを、前記受信側の装置へ送信すべき文字コードとして判定することを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
  15. 電子メール機能を搭載した通信端末装置であって、
    電子メールを受信する受信部と、
    電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルが、前記受信部で受信された電子メールに添付されているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で添付判定された前記フォント情報のファイルを展開する展開部と、
    前記展開部による展開処理によって得られた前記フォント情報を格納する格納部と、
    前記格納部に格納されたフォント情報を参照して、前記受信部で受信された電子メールの文字コードを再現する処理部とを備える、通信端末装置。
  16. 同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、各フォント情報は、画面表示の優先度が設定されて前記格納部に格納され、
    前記処理部は、前記優先度に従って再現に使用するフォント情報を選択することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  17. 同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、各フォント情報は、通信相手毎又は電子メール毎に関連付けて前記格納部に格納され、
    前記処理部は、電子メールを送信してきた通信相手又は電子メール毎に応じて再現に使用するフォント情報を選択することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  18. 同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、前記処理部は、最初に検索されるフォント情報を文字コードの再現に使用することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  19. 同一の文字コードについて複数のフォント情報が存在する場合、前記処理部は、当該複数のフォント情報を使用者に選択可能に提示することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  20. 前記処理部は、前記最初に検索されるフォント情報以外のフォント情報でも文字コードの再現が可能であることを、使用者に通知することを特徴とする、請求項18に記載の通信端末装置。
  21. 前記判定部は、電子メールに添付されているファイルがフォント情報のファイルか否かを、ファイルの拡張子によって判定することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  22. 前記判定部は、電子メールに添付されているファイルがフォント情報のファイルか否かを、電子メールの本文又はヘッダ部に埋め込まれているフォント情報があることを示す所定の情報によって判定することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  23. 前記判定部は、電子メールに添付されているファイルがフォント情報のファイルか否かを、電子メールの本文に表示できない文字コードがあるか否かによって判定することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  24. 前記処理部が、前記格納部に格納されたフォント情報を参照しても前記受信部で受信された電子メールの全ての文字コードを再現できない場合、電子メールを送信した通信端末装置に対して、フォント情報の再送信を要求することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  25. 前記格納部に格納されたフォント情報を用いて、使用者からの入力に応じた電子メールを作成するメール作成部をさらに備えることを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  26. 電子メールにファイル添付されてきたフォント情報の優先度は、当該添付してきた電子メールを表示する際に最も高くなるように設定されることを特徴とする、請求項16に記載の通信端末装置。
  27. フォント情報の優先度は、使用者によって設定されることを特徴とする、請求項16に記載の通信端末装置。
  28. 前記格納部に、前記展開部による展開処理によって新たに得られたフォント情報を格納する領域が存在しない場合、既格納のフォント情報を削除することを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  29. 前記削除される既格納のフォント情報は、参照頻度の低さ、参照日時の古さ又は格納日時の古さの少なくとも1つに基づいて決定されたフォント情報であることを特徴とする、請求項28に記載の通信端末装置。
  30. 前記削除される既格納のフォント情報は、使用者から指示されたフォント情報であることを特徴とする、請求項28に記載の通信端末装置。
  31. 前記格納部に格納されたフォント情報は、関連付けられた全ての電子メールの削除と共に削除されることを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  32. 前記格納部に格納されたフォント情報は、添付された電子メールの削除と共に削除されることを特徴とする、請求項15に記載の通信端末装置。
  33. 通信端末装置から送信される電子メールを中継する中継局であって、
    電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定する判定部と、
    電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けた、フォント情報を格納する格納部と、
    前記判定部で判定された文字コードに関して、前記フォント情報のファイルを作成するファイル作成部と、
    電子メールに前記ファイル作成部で作成されたファイルを添付して送信する送信部とを備える、中継局。
  34. 前記判定部は、受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードを、前記画面表示される内容を送信すべき文字コードとして判定することを特徴とする、請求項33に記載の中継局。
  35. 前記判定部は、受信側の装置から与えられた表示不可能の文字コードに関する情報に基づいて判定を行うことを特徴とする、請求項33に記載の中継局。
  36. 前記受信側の装置で再現することができない表示不可能の文字コードは、前記受信側の装置のキャリア、メーカ又は機種の少なくとも1つに基づいて判断されることを特徴とする、請求項33に記載の中継局。
  37. 前記キャリアは、前記受信側の装置の電話番号又は電子メールアドレスのドメインから特定することを特徴とする、請求項36に記載の中継局。
  38. 前記受信側の装置のキャリア、メーカ又は機種に関する情報は、電子メールを送信する通信端末装置から取得することを特徴とする、請求項36に記載の中継局。
  39. 電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行される電子メール送信処理方法であって、
    電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定するステップと、
    前記判定された文字コードに関して、電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルを作成するステップと、
    電子メールに前記作成されたファイルを添付して送信するステップとを備える、電子メール送信処理方法。
  40. 電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行される電子メール受信処理方法であって、
    電子メールを受信するステップと、
    電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルが、前記受信された電子メールに添付されているか否かを判定するステップと、
    前記判定された前記フォント情報のファイルを展開するステップと、
    前記展開するステップによって得られた前記フォント情報を参照して、前記受信された電子メールの文字コードを再現するステップとを備える、電子メール受信処理方法。
  41. 電子メール送信処理方法を、電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行させるためのプログラムであって、
    電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定するステップと、
    前記判定された文字コードに関して、電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルを作成するステップと、
    電子メールに前記作成されたファイルを添付して送信するステップとを含む、プログラム。
  42. 電子メール受信処理方法を、電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行させるためのプログラムであって、
    電子メールを受信するステップと、
    電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルが、前記受信された電子メールに添付されているか否かを判定するステップと、
    前記判定された前記フォント情報のファイルを展開するステップと、
    前記展開するステップによって得られた前記フォント情報を参照して、前記受信された電子メールの文字コードを再現するステップとを含む、プログラム。
  43. 電子メール送信処理方法を、電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    電子メールに用いられた文字コードについて、受信側の装置で正しく画面表示させるために受信側の装置へ送信すべき文字コードを判定するステップと、
    前記判定された文字コードに関して、電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルを作成するステップと、
    電子メールに前記作成されたファイルを添付して送信するステップとを含むプログラムを記録した、記録媒体。
  44. 電子メール受信処理方法を、電子メール機能を搭載した通信端末装置で実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    電子メールを受信するステップと、
    電子メールに使用される文字コードと当該文字コードに従って画面表示される内容とを対応付けたフォント情報のファイルが、前記受信された電子メールに添付されているか否かを判定するステップと、
    前記判定された前記フォント情報のファイルを展開するステップと、
    前記展開するステップによって得られた前記フォント情報を参照して、前記受信された電子メールの文字コードを再現するステップとを含むプログラムを記録した、記録媒体。

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