JP2012003330A - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、メール素材の入手先に対してそのメール素材の送信を適切に制限できるようにする。
【解決手段】中央制御部1は、無線通信部4から電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先とメール素材を対応付けてメール素材記憶部M3に記憶されている状態において、このメール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を制限する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子メールを送信する通信端末装置及びプログラムに関する。
近年、イラスト風の記号文字、装飾文字、括弧などの記号を組み合わせることにより多彩な表情や感情を表現したり、装飾したりする顔文字などのメール素材を簡単に入力可能な携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの文字入力装置が製品化されている。そして、従来では、絵文字を入力する際における操作者の負担を軽減するための絵文字入力支援装置として、コンテキスト情報(日時、季節、天気、気温、場所、入力中文章など)と、各絵文字の特性を示す情報とに基づいて、入力候補として表示する各絵文字の表示順位を決定するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開特開2009−157660号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、絵文字を入力する際の操作者の負担を軽減することが可能であるとしても、電子メールを送信する通信相手が普段使用しているメール素材を使用してその相手に送信しまうことがあった。すなわち、携帯電話機などには、予め固定的に用意された絵文字が記憶されているほか、通信相手から受信した電子メールに含まれている絵文字が記憶されているが、絵文字の入手先が通信相手の場合に、その相手が送信してきた同じ絵文字を使用した電子メールを同じ相手に送信してしまうことがあり、せっかく絵文字を使用した電子メールを作成したとしも、その受け手にとっては、見慣れた絵文字を見ることになり、新鮮みに欠け、インパクトの少ないものとなる。
本発明の課題は、メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、メール素材の入手先に対してそのメール素材の送信を適切に制限できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
電子メールを送信する通信端末装置であって、
電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶するメール素材記憶手段と、
前記メール素材記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する制限手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先が作成中である電子メールの送信先に含まれているか否かに基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項2に従属する発明として、
前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先が作成中である電子メールの送信先に含まれている場合に、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている前記入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を中止することによりその送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を変更することにより変更前のメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項 に従属する発明として、
前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を削除することによりそのメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、電子メールの作成時に前記メール素材をユーザ操作により選択させる場合に、前記入手先に基づいて、前記メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項7に従属する発明として、
前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、前記メール素材の選択させる際の選択表示画面を変更する表示制御手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記表示制御手段によって選択表示画面を変更させることによりメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記メール素材に関係付けられた入手先を通知する通知手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記メール素材を使用した電子メールの作成後に、その電子メールの送信先が決定された段階で、前記通知手段による通知が行われることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記通知手段は、前記入手先に基づいて、前記メール素材の変更又は削除を促す通知を更に行うことによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
電子メールの送信先に関する情報として、送信先の通信アドレスと共に送信先の属性を記憶するアドレス記憶手段と、
電子メールを送信した場合に、その送信先に対応して前記アドレス記憶手段に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別する判別手段と、
をさらに備え、
前記制限手段は、前記判別手段により判別された電子メールの転送又は閲覧の可能性に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項11記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記メール素材を入手した際に、前記メール素材を次回以降使えるように登録する登録手段を更に備え、
前記登録手段によるメール素材の登録時に、前記記憶手段は、前記メール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶する、
ようにしたことを特徴とする、請求項12記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段による制限の対象外となるメール素材を指定する指定手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記指定手段により制限対象外として指定されたメール素材にいては、そのメール素材を使用した電子メールの送信の制限を解除する、
ようにしたことを特徴とする、請求項13記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段は、電子メールの送信先として、本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別してメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
ようにしたことを特徴とする、請求項14記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記制限手段による制限の仕方をユーザ操作により任意に設定する設定手段をさらに備え、
前記制限手段は、前記設定手段により設定された制限の仕方に基づいた制限を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項15記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記メール素材は、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかである、
ことを特徴とする、請求項16記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項17記載の発明は、
コンピュータに対して、
電子メールを送信する機能と、
電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶管理する機能と、
前記記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、メール素材を使用した電子メールを送信する場合に、メール素材の入手先に対してそのメール素材の送信を適切に制限することができ、新鮮なメール素材を通信相手に対して提供することが可能となる。
通信端末装置として適用した携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 メール素材記憶部M3を説明するための図。 各種のメール素材(絵文字)の具体例を示した図。 アドレス帳記憶部M4を説明するための図。 ユーザ設定記憶部M5説明するための図。 電子メール受信時におけるメール素材の登録処理を示したフローチャート。 電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示された際に実行開始される電子メールの作成・送信処理を示したフローチャート。 図7に続く電子メールの作成・送信処理を示したフローチャート。 メール素材選択支援画面Aを表示させる表示処理(図7のステップB5)を詳述するためのフローチャート。 メール素材選択支援画面Bを表示させる表示処理(図7のステップB6)を詳述するためのフローチャート。 通知処理(図8のステップB14)を詳述するためのフローチャート。 表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Aを含むメール作成画面を示した図。 表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Bを含むメール作成画面を示した図。 メール作成画面内において入手先情報をユーザに通知している状態を示した図。
以下、図1〜図14を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、通信端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、放送受信機能などが備え、図示しない最寄りの基地局を介して無線通信網(移動体通信網)に接続されると、他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機は、無線通信網を介してインターネットに接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となる。また、テレビ局(図示省略)から発信された地上波デジタル放送を受信可能となるが、インターネットラジオのように無線通信網、インターネットを介してデジタル放送をダウンロード受信することもできる。
中央制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。この記憶部3には、図6〜図11に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているROM領域(フラッシュ領域)M1と、携帯電話機が動作するために必要な各種の情報(フラグ情報、画面情報など)を一時的に記憶する一時記憶領域(バッファ)M2のほか、後述するメール素材記憶部M3、アドレス帳記憶部M4、ユーザ設定記憶部M5などが設けられている。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。
無線通信部4は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して中央制御部1に対して出力すると、中央制御部1は、音声信号処理部5を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部5から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAN1から発信出力させる。
放送受信部6は、例えば、通信端末装置向けの地上波デジタルテレビ放送をアンテナAN2から受信するもので、放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。撮像部7は、カメラ機能を構成する構成要素で、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)を有し、静止画撮影のほかに動画撮影も可能となっている。そして、撮像部7は、撮影レンズ、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。
表示部8は、高精細液晶を使用し、例えば、文字情報、待受画像、テレビ映像などを表示させるもので、カメラ機能の使用時にはプレビュー画像(モニタ画像)を表示するファインダ画面となる。表示部8は、タッチスクリーン(タッチ画面)を構成するもので、表示部8の表面に対応する指の接触を検出する接触操作部(透明なタッチパネル)を積層配設することによってタッチ画面が構成されている。なお、タッチパネルは、静電容量方式でも抵抗膜方式でもよく、また、接触の他に操作器具や指の押し込み(押圧)を検出可能とする圧電方式であってもよい。操作部9は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力する押しボタン式の各種キーを備えたもので、中央制御部1は、この操作部9からの入力操作信号に応じた処理を実行する。その他アプリ処理関係部10は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのアプリケーション処理に関する情報として電子メール情報、Web情報などを記憶する。
図2は、メール素材記憶部M3を説明するための図である。
メール素材記憶部M3は、メール素材として各種の絵文字を記憶するもので、図1に示したように、予め固定的に組み込まれている絵文字群(デフォルト分の絵文字群)と、通信相手から受信した電子メールから抽出して登録した絵文字群(ユーザ追加分の絵文字群)を記憶可能となっている。そして、メール素材記憶部M3は、「素材ID」、「実データ」、「送信制限対象」、「入手先」、「代替え候補」、「備考」を有する構成となっている。
「素材ID」は、メール素材を識別する情報、また、「実データ」は、実際の絵文字データである。ここで、図3に示すように、メール素材として各種の絵文字(実データ)は、例えば、特集A、B、C、D、…などのように分類別に記憶されている。「送信制限対象」は、メール素材の入手先に基づいて、そのメール素材を使用した電子メールの送信を制限するか否かを示す情報であり、ユーザ操作に応じて任意に指定された送信制限の可否に応じて“対象”、“対象外”が記憶される。つまり、「送信制限対象」の内容は、ユーザ操作により任意に設定されたもので、例えば、ユーザにあっては送信制限の“対象外”から“対象”に変更したり、“対象”から“対象外”に変更したりすることもできる。
「入手先」は、メール素材の入手先として、予め固定的に組み込まれているデフォルト分の絵文字か、受信した電子メールから抽出して登録したユーザ追加分の絵文字か(誰から入手した絵文字か)を示すもので、
“組み込み”は、製品製造時などで予め固定的に組み込まれていたデフォルト分の絵文字を示している。また、“Aさん”、“Bさん”…は、通信相手から受信した電子メールに含まれている絵文字(ユーザ追加分の絵文字)を示している。なお、図示の例では、「素材ID」の“i+1”で示されるメール素材の入手先は、“Aさん”及び“Bさん”であることを示している。
なお、受信した電子メールに含まれている絵文字(ユーザ追加分の絵文字)の「入手先」としては、その電子メールの送信元のメールアドレスでもよいが、その送信元(通信相手)の名前であってもよい。「代替え候補」は、この「素材ID」の代替え候補となる他の素材IDを示すもので、ユーザ操作により任意に設定可能としてもよい。「備考」は、通信相手から受信した電子メールに含まれている絵文字を登録した場合に、その登録日時などが記憶される。中央制御部1は、メール素材記憶部M3の内容を読み出して表示部8に一覧表示させたり、この一覧画面からユーザ操作により任意に選択されたメール素材をメール本文などに貼り付けたりする処理を行う。
図4は、アドレス帳記憶部M4を説明するための図である。
アドレス帳記憶部M4は、通信相手に関する情報を記憶するもので、「ID」、「名前」、「電話番号(1)」、「電話番号(2)」、「メールアドレス」、「属性(備考)」の各項目を有する構成となっている。なお、アドレス帳記憶部M4の内容は、ユーザ操作により任意に設定されたものである。「ID」は、アドレス帳データを識別する一連番号である。「名前」は、通信相手を識別する情報である。「電話番号(1)」、「電話番号(2)」、「メールアドレス」は、通信識別情報である。「属性(備考)」は、ユーザとの間柄(例えば、サークル仲間、職場関係)などの属性や備考である。
図5は、ユーザ設定記憶部M5説明するための図である。
ユーザ設定記憶部M5は、ユーザ操作に応じて制御対象となる各種の動作を任意に設定するもので、「動作設定」、「有無フラグ」を有する構成となっている。「動作設定」は、制御対象の動作を示し、図示の例では、“送信中止設定”、“制限対象変更設定”、“制限対象削除設定”、“変更/削除推奨設定”、“転送閲覧可能性判別設定”、“追加登録設定”、“メール素材選択支援画面A表示設定”を制御対象の動作として設定した場合を示している。「設定フラグ」は、制御対象とする否かのオン/オフ、つまり、設定の“有り/無し”を示している。
“送信中止設定”は、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、その送信自身を中止すべきことを示す設定内容である。“制限対象変更設定”は、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材の代替えとして他のメール素材を使用すべきことを示す設定内容である。“制限対象削除設定”は、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材を削除すべきことを示す設定内容である。“変更/削除推奨設定”は、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する場合に、上述の変更/削除を推奨するメッセージを通知(表示)すべきことを示す設定内容である。
“転送閲覧可能性判別設定”は、メール素材の使用した電子メールの送信を制限しない場合でもその電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことを示す設定内容である。なお、この場合の判別は、その送信先に対応するアドレス帳記憶部M5内の「属性」を参照することによりサークル仲間、職場関係などの間柄にある他の相手の有無に応じて行うようにしている。“追加登録設定”は、メール素材記憶部M3内にデフォルト分として記憶されているメール素材以外のメール素材を登録すべきことを示す設定内容である。“メール素材選択支援画面A表示設定”は、電子メールで使用するメール素材を選択するための選択支援画面A(図12参照)及び選択支援画面B(図13参照)の中から選択支援画面Aを表示すべきことを示す設定内容である。なお、選択支援画面A、選択支援画面Bの説明については、後述するものとする。
次に、本実施形態における携帯電話機の動作概念を図6〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図6、図7及び図8は、携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図6、図7及び図8のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図6は、電子メール受信時におけるメール素材の登録処理を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、相手からの電子メールを受信すると(図6のステップA1)、その受信メールの内容を表示部8に表示させた後(ステップA2)、受信メールを解析することにより(ステップA3)、受信メール内にメール素材が含まれているかを調べる(ステップA4)。いま、メール素材が一つも含まれていなければ(ステップA4でNO)、図6のフローから抜けるが、メール素材が含まれていれば(ステップA4でYES)、受信メール内に含まれているメール素材の数(M個)を計数してその個数を通知した後(ステップA5)、登録処理の実行開始を指示する操作待ち状態となる(ステップA6)。
登録処理の実行開始を指示する操作が行われたときには(ステップA6でYES)、受信メールに含まれているM個のメール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタj(図示省略)に初期値“1”をセットした後(ステップA7)、その素材レジスタjで指定されるメール素材を受信メールから抽出して表示部8に表示させる(ステップA8)。ここで、素材レジスタjで指定されるメール素材に対する登録を指示する操作が行われたかを調べ(ステップA9)、その登録が指示されなければ(ステップA9でNO)、次のメール素材を指定するために素材レジスタjの値に“1”を加算して更新する処理に移る(ステップA18)。
また、メール素材の登録が指示されたときには(ステップA9でYES)、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjで指定されるメール素材がメール素材記憶部M3に登録済みではないかを調べ(ステップA10)、登録済みではなければ(ステップA10でNO)、今回受信した送信元をメール素材の入手先として、素材レジスタjで指定されるメール素材と共に、メール素材記憶部M3の「実データ」、「入手先」に新規登録する(ステップA11)。この場合、現在日時をメール素材の登録日としてメール素材記憶部M3の「備考」に登録する。
そして、メール素材記憶部M3に今回新規登録したメール素材を使用した電子メールの送信を制限する対象外として設定するか否かを問い合わせるメッセージを表示させ(ステップA12)、それに応答して制限対象外として設定することを指示する操作が行われたときには(ステップA13でYES)、そのメール素材に対応するメール素材記憶部M3内の「送信制限対象」に“対象外”を設定する(ステップA14)。また、今回新規登録したメール素材に対応してその代替え候補となる他のメール素材を設定するか否かを問い合わせるメッセージを表示させ(ステップA15)、それに応答して代替え候補を設定することを指示する操作が行われたときには(ステップA16でYES)、そのメール素材に対応するメール素材記憶部M3内の「代替え候補」にユーザ操作により任意に選択された他のメール素材を設定する(ステップA17)。
そして、次のメール素材を指定するために素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップA18)、素材レジスタjの値は、j>Nか、つまり、素材レジスタjの値は受信メールに含まれているM個のメール素材のうち、その末尾のメール素材を指定する“M”を超えたかを調べ(ステップA19)、j>Mが成立しなければ(ステップA19でNO)上述のステップA8に戻り、以下、素材レジスタjで指定されるメール素材が登録済みでないことを条件に(ステップA10でNO)、今回受信した送信元を「入手先」として素材レジスタjで指定されるメール素材をメール素材記憶部M3に新規登録する処理に移る(ステップA11〜A17)。
一方、素材レジスタjで指定されるメール素材が登録済みであれば(ステップA10でNO)、そのメール素材は、メール素材記憶部M3内にデフォルト分として登録済みではないかを調べ(ステップA20)、デフォルト分として登録済みであれば(ステップA20でNO)、素材レジスタjの値を更新する処理に移るが(ステップA18)、デフォルト分として登録済みでなければ(ステップA20でYES)、ユーザ設定記憶部M5内の“追加登録設定”を参照し、対応する「設定フラグ」は、追加登録の“設定有り”であるかを調べる(ステップA21)。
いま、“設定無し”であれば(ステップA21でNO)、素材レジスタjの値を更新する処理に移るが(ステップA18)、“設定有り”であれば(ステップA21でYES)、今回受信した送信元と登録済みのメール素材に対応する「入手先」とを比較し、それらは不一致か、登録済みの人と別人かを調べる(ステップA22)。その結果、両者が一致し、同じ人であれば(ステップA22でNO)、重複して登録する必要がないために素材レジスタjの値を更新する処理に移るが(ステップA18)、両者が不一致、つまり別人であれば(ステップA22でYES)、今回受信した送信元を「入手先」として素材レジスタjで指定されるメール素材をメール素材記憶部M3に追加登録する(ステップA23)。その後、素材レジスタjの値を更新する処理に移り(ステップA18)、以下、j>Mが成立するまで(ステップA19でNO)、上述のステップA8に戻るが、この状態においてj>Mが成立したときには(ステップA19でYES)、図6のフローから抜ける。
図7及び図8は、電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示された際に実行開始される電子メールの作成・送信処理を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、電子メールの新規作成、返信、転送のいずれかが指示されると、その指示に応じて、草稿フォルダを含む対応フォルダから必要なデータを読み出すなど、電子メールの新規作成/返信/転送に対応する処理を実行する(図7のステップB1)。そして、電子メールの宛先(送信先)への入力有無を調べ(ステップB2)、送信先への入力が無ければ(ステップB2でNO)、電子メール本文などを入力したり、編集したりする通常の入力/編集処理を行った後(ステップB8)、ユーザ操作により入力/編集の終了が指示されるまで(ステップB9でNO)、上述のステップB2に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
電子メールの宛先(送信先)が入力された(されている)ときには(ステップB2でYES)、メール素材の選択指示の有無を調べる(ステップB3)。すなわち、電子メールの本文などに使用するメール素材を選択することを指示する指示操作の有無を調べ、その選択指示操作が行われなければ(ステップB3でNO)、上述の入力/編集処理(ステップB8)に移るが、選択指示操作が行われたときには(ステップB3でYES)、ユーザ設定記憶部M5内の“メール素材選択支援画面A表示設定”を参照し、対応する「設定フラグ」は、選択支援画面Aの“設定有り”であるかを調べる(ステップB4)。いま、“設定有り”であれば(ステップB4でYES)、電子メールで使用するメール素材の選択に対する支援として、選択支援画面Aを表示させる表示処理に移るが(ステップB5)、“設定無し”であれば(ステップB4でNO)、選択支援画面Bを表示させる表示処理に移る(ステップB6)。
図9は、メール素材選択支援画面A(図12参照)を表示させる表示処理(図7のステップB5)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール素材記憶部M3内の各メール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタj(図示省略)に初期値“1”をセットした後(図9のステップC1)、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値に対応するメール素材を読み出すと共に(ステップC2)、そのメール素材に対応する「入手先」を読み出す(ステップC3)。ここで、図2の例において、素材レジスタjの値が“1”の場合には、入手先として“組み込み”が読み出される。
このようにして読み出したメール素材を一時記憶領域M2内に一時記憶(配置)すると共に(ステップC4)、その配置位置に「入手先」を示す図形を付加する(ステップC5)。この場合、「入手先」がデフォルト分であれば、デフォルトの文字列を含む図形、ユーザ追加分であれば、入手先(メール送信元)の名前(例えば、Aさん)を含む図形を、メール素材の一部に重ね合わせる。なお、メール送信元が複数人の場合には、図形内にはその複数人の名前が含まれる。そして、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「送信制限対象」が“対象外”であるかを調べ(ステップC6)、“対象外”であれば(ステップC6でYES)、さらにメール素材に送信制限の対象外を示す図形を付加する(ステップC7)。
このようにして1つのメール素材を配置する処理が終わると、次のメール素材を指定するために素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップC8)、素材レジスタjの値は、j>Nか、つまり、素材レジスタjの値はメール素材記憶部M3内の末尾のメール素材を指定する“N”を超えたかを調べ(ステップC9)、j>Nが成立しなければ(ステップC9でNO、)上述のステップC2に戻り、j>Nが成立するまで上述の動作を繰り返す。この状態においてj>Nが成立したときには(ステップC9でYES)、一時記憶領域M2の内容、つまり、上述のようにして配置した各メール素材を選択支援画面Aとして一覧表示させる(ステップC10)。
図12は、表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Aを含むメール作成画面を示した図である。
このメール作成画面の上半分には、テキスト入力されたメール本文が表示され、その下半分には、上述のメール素材選択支援画面Aが表示される。この選択支援画面A内には、送信先として、“**さん宛”が表示されるほか、メール素材記憶部M3内の先頭から各メール素材が順次表示されると共に、各メール素材の配置位置の一部(右下隅部)に重ね合わせて入手先(例えば、デフォルト、Aさん…)を示す図形が付加表示される。さらに、「送信制限対象」が“対象外”のメール素材には、対象外を示す図形が付加表示される。
なお、図示の例では、選択支援画面A内には1ページ分(8個)のメール素材(絵文字)が並列表示された状態を示しているが、選択支援画面Aの下側に配列されているページ送り(前ページ選択用や次ページ選択用の三角マークを含む)を操作することにより、所望するページを選択支援画面Aに切り替え表示させることができるようになっている。なお、選択支援画面Aの下側にはタッチキー(後述する変更キー、確定キー、削除キー)などが配設されている。
図10は、メール素材選択支援画面B(図13参照)を表示させる表示処理(図7のステップB6)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール素材記憶部M3内の各メール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットした後(ステップD1)、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値に対応するメール素材を読み出すと共に(ステップD2)、そのメール素材に対応する「入手先」を読み出す(ステップD3)。そして、読み出したメール素材を一時記憶領域M2内に一時記憶(配置)する(ステップD4)。
次に、メール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「送信制限対象」が、“対象外”ではないかを調べ(ステップD5)、“対象外”でなければ(ステップD5でYES)、送信制限の対象となっているので、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「入手先」は、デフォルト分であるかを調べる(ステップD6)。いま、デフォルト分のメール素材であれば(ステップD6でYES)、その旨をユーザに報知するために素材レジスタjの値に対応するメール素材の全体を特定色(例えば、緑色)で着色表示させる処理を行う(ステップD7)。
また、指定されたメール素材の「入手先」がデフォルト分でなければ(ステップD6でNO)、つまり、ユーザ追加分であるから、今回のメールの送信先と素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「入手先」とを比較し、両者が一致していれば(ステップD8でYES)、つまり、以前に通信相手から入手した同じメール素材をその相手に送信する場合であるから、その旨をユーザに報知する(喚起させる)ために素材レジスタjの値に対応するメール素材の全体をグレー表示させる処理を行う(ステップD9)。
また、今回のメールの送信先と「入手先」とが一致しなければ(ステップD8でNO)、以前に何れの通信相手から入手した同じメール素材を他の相手に送信する場合であるから、素材レジスタjの値に対応するメール素材を通常どおりに表示(非特定色表示及び非グレー表示)させる処理を行う(ステップD11)。また、素材レジスタjの値で指定されたメール素材が送信制限の対象外であれば(ステップD5でNO)、上述の場合と同様に、メール素材の配置位置に対象外を示す図形を付加した後(ステップD10)、素材レジスタjの値に対応するメール素材を通常どおりに表示させる処理を行う(ステップD11)。
このようにして1つのメール素材を配置する処理が終わると、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップD12)、素材レジスタjの値は“N”を超えたかを調べ(ステップD13)、j>Nが成立しなければ(ステップD13でNO、)上述のステップD2に戻り、j>Nが成立するまで上述の動作を繰り返す。この状態においてj>Nが成立したときには(ステップD13でYES)、一時記憶領域M2の内容、つまり、上述のようにして配置した各メール素材を選択支援画面Bとして一覧表示させる(ステップD14)。
図13は、表示部(タッチ画面)8に表示された選択支援画面Bを含むメール作成画面を示した図で、このメール作成画面の上半分には、テキスト入力されたメール本文が表示され、その下半分にはメール素材選択支援画面Bが表示される。この選択支援画面B内には、送信先として、“**さん宛”が表示されるほか、メール素材記憶部M3内の先頭から各メール素材が順次表示される。ここで、上述のように、「入手先」がデフォルト分の場合には、そのメール素材の全体が特定色(例えば、緑色、図中、斜線を付して示す)で表示され、また、以前に入手した同じメール素材をその相手に送信する場合には、その旨をユーザに知らせるために(ユーザの注意を喚起させたり、選択をし難くさせたりするために)、そのメール素材の全体がグレー表示される。さらに、「送信制限対象」が“対象外”のメール素材には、対象外を示す図形が付加表示される。その他は、選択支援画面Bにおいても、上述した選択支援画面Aの場合と同様である。
このようにしてメール素材選択支援画面A又はメール素材選択支援画面Bを表示させる表示処理が終わると(図7のステップB5又はステップB6)、この選択支援画面A又は選択支援画面Bの中から所望するメール素材を選択するためのユーザ操作が行われたかを調べ(図7のステップB7)、メール素材を選択する操作か行われたときには(ステップB7でYES)、メール素材記憶部M3内からユーザ選択されたメール素材を読み出し取得する選択処理を実行した後(ステップB8)、通常の入力/編集処理に移る(ステップB9)。この場合、ユーザ操作により選択されたメール素材をメール作成画面内の指定位置(カーソル位置)に配置表示させる。なお、メール素材の挿入位置(配置位置)は、メール本文に限らず、例えば、タイトル内であってもよい。
以下、入力/編集の終了が指示されるまで(ステップB10でNO)、上述のステップB2に戻り、選択支援画面A又は選択支援画面Bの中からメール素材が選択される毎に(ステップB7でYES)、上述の動作(ステップB8、B9)を実行する。いま、入力/編集の終了が指示されたときには(ステップB10でYES)、図8のステップB11に移り、上述の場合と同様に、送信先への入力有無を調べる。また、入力/編集が終了した時点でも送信先への入力が無ければ(ステップB11でNO)、ステップB19に移り、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後、図7及び図8のフローから抜ける。
また、ここで、送信先が入力された(されている)ときには(ステップB11でYES)、メール本文などにメール素材が含まれているかを調べる(ステップB12)。ここで、メール素材が一つも含まれていなければ(ステップB12でNO)、ユーザ操作による送信指示の有無を調べ(ステップB13)、送信指示操作がなければ(ステップB13でNO)、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後(ステップB19)、図7及び図8のフローから抜ける。また、送信指示操作が行われたときには(ステップB13でYES)、ステップB32に移り、入力/編集したメールをその送信先宛に送信する。そして、送信済みフォルダ(図示省略)に保存する処理を実行した後(ステップB33)、図7及び図8のフローから抜ける。一方、メール素材が一つでも含まれていれば(ステップB12でYES)、その旨をユーザに通知(報知)するための通知処理に移る(ステップB14)。
図11は、通知処理(図8のステップB14)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部1は、メール本文などに含まれているメール素材の数をカウントすることにより今回のメール作成送信時にユーザ選択されたメール素材の数(M)を求める(ステップE1)。そして、ユーザ設定記憶部M5の“転送閲覧可能性判別設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことが設定されているかを調べ(ステップE2)、“設定無し”であれば(ステップE2でNO)、後述するステップE5に移る。また、“転送閲覧可能性判別設定”が“設定有り”であれば(ステップE2でYES)、入力済みの送信先に対応するアドレス帳記憶部M4内の「属性」を参照することにより(ステップE3)、送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手(関連相手)を特定しておくほか(ステップE4)、メール本文などに含まれているメール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットしておく(ステップE5)。
この状態において、メール本文などに含まれているメール素材の中から素材レジスタjの値で指定されたメール素材に基づいてメール素材記憶部M3を参照し、その素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「入手先」と今回のメールの送信先とを比較し、両者が一致しているかを調べる(ステップE6)。つまり、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の入手先が今回のメールの送信先と同じであるかを調べ、両者が一致(入手先と送信先とが同じ)であれば(ステップE6でYES)、その旨をユーザに報知(喚起)させるために入手先情報を通知する(ステップE7)。この場合、メール作成画面内に入手先情報を表示させることにより入手先情報を通知する。なお、後述するが、図14に示すようにメール作成画面内に入手先情報をポップアップ表示させるようにしている。
そして、ユーザ設定記憶部M5内の“変更/削除推奨設定”を参照し、メール素材の変更/削除を推奨する設定が行われているかを調べ(ステップE8)、“設定無し”であれば(ステップE8でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップE10に移るが、変更/削除を推奨する設定が有りの場合には(ステップE8でYES)、メール作成画面内に変更/削除推奨情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップE9)。この場合も、後述するが、図14に示すようにメール作成画面内に変更/削除推奨情報をポップアップ表示させるようにしている。
図14は、メール作成画面内において入手先情報をユーザに通知している状態を示した図である。いま、素材レジスタjの値が“1”であるから、最初のメール素材に対して入手先情報や変更/削除推奨情報をそのメール素材の近傍にポップアップ表示させる。ここで、図示の例においては、最初のメール素材の近傍に、入手先情報として入手先が送信先と同じである旨のメッセージがポップアップ表示され、さらに変更/削除推奨情報として“変更or削除”がポップアップ表示された場合である。
そして、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップE10)、素材レジスタjの値は、j>Mであるか、つまり、素材レジスタjの値は“M”を超えたかを調べる(ステップE11)。ここで、j>Mが成立しなければ(ステップE11でNO、)上述のステップE6に戻り、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の入手先が今回のメールの送信先と同じであるかを調べるが、いま、入手先と送信先とが異なる場合には(ステップE6でNO)、何れの通信相手から入手したメール素材ではあるが、その入手先が今回のメールの送信先とは異なる場合であるから、ユーザ設定記憶部M5の“転送閲覧可能性判別設定”を参照して、その“設定有り”か、つまり、電子メールが転送又は閲覧される可能性を判別すべきことが設定されているかを調べ(ステップE12)、“設定無し”であれば(ステップE12でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップE10に移る。
また、“転送閲覧可能性判別設定”が“設定有り”であれば(ステップE12でYES)、素材レジスタjの値で指定されたメール素材と、上述のステップE4で特定した関連相手(送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手)に基づいてメール素材記憶部M3を参照し、素材レジスタjの値で指定されたメール素材は、関連相手から入手したのかを調べる(ステップE13)。ここで、入手先が関連相手ではなければ(ステップE13でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップE10に移る。
入手先が関連相手であれば(ステップE13でYES)、メール作成画面内に入手先が関連相手であることを示す入手先情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップE14)。この場合、メール作成画面内に入手先が関連相手であることを示すメッセージをポップアップ表示させるようにしている。さらに、“変更/削除推奨設定”が有れば(ステップE8でYES)、メール作成画面内に変更/削除推奨情報を表示させることによりユーザに対する通知(報知)を行う(ステップE9)。以下、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新する処理に移る(ステップE10)。
このように素材レジスタjの値を更新しながら上述の動作が繰り返される結果、メール作成画面内には、図14に示すような表示が行われる。すなわち、図14の表示例において、図中、2番目、4番目のメール素材は、入手先情報、変更/削除推奨情報、関連相手の入手先情報のいずれも表示されない場合を例示したもので、3番目のメール素材の近傍に関連相手の入手先情報として、“送信先からではありませんが、送信先の職場関係者Bさんから入手”がポップアップ表示された状態を示している。また、5番目のメール素材の近傍に関連相手の入手先情報として、“送信先からではありませんが、送信先の友人Cさんから入手”がポップアップ表示された状態を示している。
なお、素材レジスタjの値が“M”を超えたときには(図11のステップE11でYES)、図11のフローから抜ける。
このようにして通知処理(図8のステップB14)が終了すると、メール作成画面内の通知内容(送信先の入手先情報、変更/削除推奨情報、関連相手の入手先情報)に応答して、メール素材の編集開始を指示する編集操作が行われたかを調べ(ステップB15)、その編集開始を指示する編集操作が行われなければ(ステップB15でNO)、送信指示の有無を調べるステップB18に移るが、その編集開始を指示する編集操作が行われたときには(ステップB15でYES)、メール素材の編集処理に移る(ステップB16)。この場合、ユーザにあっては、メール作成画面内の通知内容を確認し、通知されたメール素材を削除したり、他のメール素材に代替えしたりする。そして、編集終了操作が行われたかを調べ(ステップB17)、編集終了操作が行われるまで(ステップB17でNO)、編集処理(ステップA16)に戻るが、編集終了操作が行われたときには(ステップB17でYES)、送信指示の有無を調べるステップB18に移る。
ここで、送信指示がなければ(ステップB18でNO)、ステップB19に移り、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理を実行した後、図7及び図8のフローから抜けるが、送信指示操作が行われたときには(ステップB18でYES)、メール本文などに含まれているメール素材をその先頭から順次指定するために素材レジスタjにその初期値“1”をセットしておく(ステップB20)。この状態において、素材レジスタjの値で指定されたメール素材に基づいてメール素材記憶部M3の「送信制限対象」を参照し、“対象”であるかを調べる(ステップB21)。
ここで、送信制限の“対象”でなければ(ステップB21でNO)、素材レジスタjの値を更新するステップB30に移るが、“対象”であれば(ステップB21でYES)、素材レジスタjの値で指定されたメール素材に基づいてメール素材記憶部M3を参照し、その素材レジスタjの値で指定されたメール素材の「入手先」と今回のメールの送信先とを比較し、両者が一致しているか、つまり、素材レジスタjの値で指定されたメール素材の入手先が今回のメールの送信先と同じであるかを調べる。
いま、両者が一致(入手先と送信先とが同じ)であれば(ステップB22でYES)、ユーザ設定記憶部M5の“送信中止設定”を参照し、その“設定無し”か、つまり、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、その送信自身を中止すべきことが設定されているかを調べ(ステップB23)、“設定有り”であれば(ステップB23でNO)、他のメール素材に関わらず、この時点で電子メールの送信を中止することを表示部8に通知(表示)させた後(ステップB24)、作成/編集したメールを草稿フォルダに保存したり、削除したりする処理に移る(ステップB19)。
また、“送信中止設定”が“設定無し”であれば(ステップB23でYES)、ユーザ設定記憶部M5の“制限対象変更設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材の代替えとして他のメール素材を使用すべきことが設定されているかを調べ(ステップB25)、“設定有り”であれば(ステップB25でYES)、メール素材記憶部M3を参照し、代替え候補有りか、つまり、素材レジスタjの値で指定されたメール素材には「代替え候補」が対応付けて記憶されているかを調べる(ステップB26)。
ここで、代替え候補が有れば(ステップB26でYES)、メール素材記憶部M3から代替え候補のメール素材を読み出し、元のメール素材に代えてメール本文などに挿入する代替え処理を行う(ステップB27)。また、“制限対象変更設定”が無しの場合(ステップB25でNO)又は代替え候補無しの場合には(ステップB26でNO)、ユーザ設定記憶部M5の“制限対象削除設定”を参照し、その“設定有り”か、つまり、メール素材の使用した電子メールの送信を制限する一態様として、そのメール素材を削除すべきことが設定されているかを調べる(ステップB28)。ここで、“設定無し”であれば(ステップB28でNO)、後述するステップB30に移るが、“設定有り”であれば(ステップB28でYES)、素材レジスタjの値で指定されるメール素材をメール本文などから削除する処理を行う(ステップB129)。
このような代替え処理や削除処理の実行後は、素材レジスタjの値に“1”を加算して更新した後(ステップB30)、素材レジスタjの値は、j>Mかを調べ(ステップB31)、j>Mでなければ(ステップB31でNO、)上述のステップB21に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。ここで、j>Mが成立すれば(ステップB31でYES)、入力/編集したメールをその送信先宛に送信して(ステップB32)、送信済みフォルダ(図示省略)に保存する処理を実行した後(ステップB33)、図7及び図8のフローから抜ける。
以上のように、本実施形態において中央制御部1は、電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先とメール素材を対応付けてメール素材記憶部M3に記憶されている状態において、このメール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を制限するようにしたので、メール素材の入手先に対してそのメール素材を使用した電子メールを送信する場合に、メール素材の入手先に対してそのメール素材を使用した電子メールの送信を適切に制限することができ、通信相手にとって効果的なメール素材(例えば、新鮮でインパクトの強いメール素材)を送信することが可能となる。
メール素材記憶部M3に記憶されている入手先が作成中である電子メールの送信先に含まれているか否かに基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を制限するようにしたので、どのようなメール素材を誰から入手したかを適切に管理することができ、そのメール素材を使用した電子メールの送信を適切に制限することができる。
メール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を中止することによりその送信を制限するようにしたので、通信相手から入手した同じメール素材をその相手に送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
メール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を他のメール素材に代替えすることによりメール素材の使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、通信相手から入手した同じメール素材をその相手に送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
メール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を削除することによりメール素材の使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、通信相手から入手した同じメール素材をその相手に送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
電子メールの作成時にメール素材をユーザ操作により選択させる場合に、メール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、電子メールの作成時のメール素材選択時において通信相手から入手した同じメール素材をその相手に送信してしまうことを確実に防ぐことができる。
メール素材記憶部M3に記憶されている入手先に基づいて、メール素材の選択させる際の選択表示画面を変更することによりメール素材を用いた電子メールの送信を制限するようにしたので、例えば、図11で示したメール素材選択支援画面A内にメール素材毎にその入手先を表示させたり、図12に示すようにメール素材の入手先が今回のメールの送信先と同一の場合に、ユーザの注意を喚起するためにそのメール素材に対してグレー表示させたりすることができる。
メール素材を使用した電子メールの作成後に、この電子メールの送信先が決定された段階で、メール素材に関係付けられた入手先を通知することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、メール素材の入手先が今回のメールの送信先と同一であることをユーザに知らせることができる。
メール素材を削除することを促す通知、あるいは他のメール素材に代替えすべきことを促す通知を行うことにより、メール素材の入手先が今回のメールの送信先と同一である場合に、そのメール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにしたので、ユーザに対して具体的な対処方法を知らせることができる。
電子メールを送信した場合に、その送信先に対応してアドレス帳記憶部M4に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別するようにしたので、電子メールの転送又は閲覧の可能性をも考慮に入れて、その可能性のある関連相手(例えば、送信先に対してサークル仲間、職場関係などの間柄にある相手)がメール素材の入手先である場合には、その関連相手に送信してしまうことを防ぐことができる。
メール素材を入手した際に、このメール素材を次回以降使えるようにメール素材記憶部M3に登録するようにしたので、電子メールを受信する毎に、メール素材の登録数を増やすことができる。
制限対象外として指定されたメール素材にいては、このメール素材を使用した電子メールの送信を許可するようにしたので、メール素材として、制限を受けないものを設定することができるので、自由なメールを作成することもできる。
メール素材記憶部M3、アドレス帳記憶部M4、ユーザ設定記憶部M5の内容をユーザ操作により任意に設定可能としたので、メール素材を使用した電子メールの送信を制限する仕方をユーザ操作により任意に設定することができ、自由度を増すことができる。
なお、上述した実施形態においては、送信先としては、本来の送信先“TO”に限らず、同報先“CC”であってもよい。この場合、図11のステップE7において入手先情報を通知する際には、本来の送信先“TO”に対応する入手先情報と、その同報先“CC”に対応する入手先情報を通知するようにすればよい。このように入手先情報の送信先が本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別して、メール素材を使用した電子メールの送信を制限するようにすれば、メール素材を使用した電子メールの送信を実情に即して効果的に制限することができる。
上述した実施形態においては、メール素材として絵文字の場合を例示したが、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかであってもよい。例えば、メール素材としては、例えば、ヘッダ部、本体部、添付部の配列構成などが異なるメールフォーマットであってもよく、メール本文に挿入した静止画、動画、音声ファイルであってもよく、さらにそれらの組み合わせであってもよい。これによって新鮮でインパクトの強いメール素材を相手に提供することができる。また、メール素材記憶部M3内のメール素材は、例えば、無線通信網、インターネットを介してダウンロード受信したり、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)からコピー取得したりして記憶(登録)したものであってもよい。
上述した実施形態においては、メール素材の入手先が今回のメールの送信先と同一である場合に、このメール素材を削除したり、他のメール素材に代替えしたりするようにしたが、このメール素材に対して加工処理を施すことによりメール素材の使用を制限するようにしてもよい。例えば、メール素材の全体又は一部の色を変えたり、季節感を持った図形を付加したり、正月、クリスマス期間などに合った絵文字に加工するなど、メール素材の全体又は一部を加工するようにすれば、同じメール素材を同じ相手に何回も送信してしまうことを確実に防ぐことができるほか、さらに効果的なものとなる。
図12に示した選択支援画面Aにおいては、各メール素材の配置位置の一部(右下隅部)に重ね合わせて入手先を示す図形を付加表示するようにしたが、この入手先を示す図形は任意であり、入手先に応じてその図形を着色したり、点滅したりするようにしてもよい。また、対象外のメール素材も含めて表示するようにしたが、欄外など別個に表示するようにしてもよい。
図13に示した選択支援画面Bにおいては、入手先が送信先であるかに応じてメール素材の全体をグレー表示するようにしたが、入手先が送信先の場合にそのメール素材を選択不可能な状態としてもよい。この場合、図10のステップD9ではそのメール素材がユーザ操作により選択されることを禁止する選択禁止処理を行うようにすればよい。また、入手先に応じて段階的にグレー表示の濃度を変えるようにしてもよい。例えば、入手先をグループ化し、どのグループに属するかをグレー表示の濃度で区別するようにしてもよい。また、グレー濃度に限らず、入手先のグループに応じて表示色を変えるようにしてもよい。また、図12で示した選択支援画面Aの場合と同様に、対象外のメール素材も含めて表示するようにしたが、対象外のメール素材を欄外など別個に表示するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、“メール素材選択支援画面A表示設定”の“設定有り”であれば(図7のステップB4でYES)、選択支援画面A(ステップB5)、“設定無し”であれば(ステップB4でNO)、選択支援画面Bを表示させる(ステップB6)ようにしたが、“メール素材選択支援画面A表示設定”を、メール素材選択支援画面を表示させるか否かを示す“メール素材選択支援表示設定”とすることにより、“設定有り”であれば、選択支援画面A又は選択支援画面Bを表示させ、“設定無し”であれば、選択支援画面A及びBのいずれも表示させないようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、電子メールの作成時にメール素材をユーザ操作により選択させる場合に、入手先に基づいて、メール素材の選択を支援する選択支援画面A又は選択支援画面Bを表示するようにしたが、メール素材の入手先に応じて他のメール素材に代替えするようにしてもよい。また、メール素材の入手先に応じてそのメール素材を使用した電子メールの送信が制限されている旨を通知(報知)するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、図8のフローチャートに示すように、メール素材の入手先に応じてそのメール素材を使用した電子メールの送信を中止したり、他のメール素材に代替えしたり、そのメール素材を削除する処理を、送信指示を受けた後に行うようにしたが、送信指示前の通知処理時に行うようにしてもよい。この場合、通知処理を行った後、ユーザ操作により中止指示、代替え指示、削除指示を受けたことを条件に、中止処理、代替え処理、削除処理を行うようにしてもよい。
上述した実施形態において通知処理では、メール作成画面内に入手先情報、変更/削除推奨情報をポップアップ表示させるようにしたが、ポップアップ表示に限らず、その表示の仕方は任意であり、また、表示による通知のほかに、音声メッセージによる通知、メッセージを他の携帯電話機などに送信することによる通知であってもよい。つまり、通知の仕方は任意である。
上述した実施形態においては、メール素材の一覧画面の中からユーザ操作により任意のメール素材を選択することによりメール本文などに付加するようにしたが、文章内容や天気などに応じて自動的にメール素材を選択してメール本文などに付加する場合でも同様に適用可能である。
また、上述した実施形態においては、通信端末装置として携帯電話機に適用した場合を示したが、携帯電話機に限らず、通信機能付きパーソナルコンピュータ・PDA・デジタルカメラ・音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 中央制御部
3 記憶部
4 無線通信部
8 表示部
9 操作部
M1 ROM領域(フラッシュ領域)
M2 一時記憶領域(バッファ)
M3 メール素材記憶部
M4 アドレス帳記憶部
M5 ユーザ設定記憶部

Claims (17)

  1. 電子メールを送信する通信端末装置であって、
    電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶するメール素材記憶手段と、
    前記メール素材記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する制限手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先が作成中である電子メールの送信先に含まれているか否かに基づいて、その入手先に対応付けられているメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先が作成中である電子メールの送信先に含まれている場合に、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている前記入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を中止することによりその送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  5. 前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を変更することにより変更前のメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  6. 前記制限手段は、前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を削除することによりそのメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. 前記制限手段は、電子メールの作成時に前記メール素材をユーザ操作により選択させる場合に、前記入手先に基づいて、前記メール素材の選択を支援することによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  8. 前記記憶手段に記憶されている入手先に基づいて、前記メール素材の選択させる際の選択表示画面を変更する表示制御手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記表示制御手段によって選択表示画面を変更させることによりメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項7記載の通信端末装置。
  9. 前記メール素材に関係付けられた入手先を通知する通知手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記メール素材を使用した電子メールの作成後に、その電子メールの送信先が決定された段階で、前記通知手段による通知が行われることによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  10. 前記通知手段は、前記入手先に基づいて、前記メール素材の変更又は削除を促す通知を更に行うことによりメール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  11. 電子メールの送信先に関する情報として、送信先の通信アドレスと共に送信先の属性を記憶するアドレス記憶手段と、
    電子メールを送信した場合に、その送信先に対応して前記アドレス記憶手段に記憶されている属性に基づいて、その電子メールの転送又は閲覧の可能性を判別する判別手段と、
    をさらに備え、
    前記制限手段は、前記判別手段により判別された電子メールの転送又は閲覧の可能性に基づいて、前記メール素材を使用した電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  12. 前記メール素材を入手した際に、前記メール素材を次回以降使えるように登録する登録手段を更に備え、
    前記登録手段によるメール素材の登録時に、前記記憶手段は、前記メール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  13. 前記制限手段による制限の対象外となるメール素材を指定する指定手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記指定手段により制限対象外として指定されたメール素材にいては、そのメール素材を使用した電子メールの送信の制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  14. 前記制限手段は、電子メールの送信先として、本来の送信先かそれ以外の同報先かを区別してメール素材を用いた電子メールの送信を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  15. 前記制限手段による制限の仕方をユーザ操作により任意に設定する設定手段をさらに備え、
    前記制限手段は、前記設定手段により設定された制限の仕方に基づいた制限を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  16. 前記メール素材は、少なくとも絵文字、フォーマット、静止画、動画、音声ファイルのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  17. コンピュータに対して、
    電子メールを送信する機能と、
    電子メールを送信する場合に使用されるメール素材を誰から入手したかを示す入手先と前記メール素材を対応付けて記憶管理する機能と、
    前記記憶されている入手先に基づいて、その入手先に対応付けられている前記メール素材を用いた電子メールの送信を制限する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2010135343A 2010-06-14 2010-06-14 通信端末装置及びプログラム Pending JP2012003330A (ja)

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