JP2007172193A - メール機能付き携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メール通信時に保存した添付ファイルをアドレス帳の利用時に確認できるようにする。
【解決手段】CPU1は、メール受信時あるいはメール送信時にその添付ファイルの有無を判別すると共に、添付ファイルが有れば、この差出人(送信者)/宛先(受信者)に対応付けて当該添付ファイルをデータフォルダ18に記憶保存しておき、アドレス帳15の中から任意の個人が選択された際に、この個人に対応して添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子メールを送受信するメール機能付き携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、カメラ付き携帯電話の普及に伴って送信メールに撮影画像を添付したり、逆に、受信メールに撮影画像が添付されたりすることが多くなってきている。例えば、撮影画像をメールに添付してPC(パーソナルコンピュータ)に送信するようにしたデジタルカメラが知られている(特許文献1参照)。また、送信側のメールサーバにおいて、画像ファイル添付のメールをその送信元から受け取った場合に、個人情報保管データベースを参照して当該メールの送信者情報(氏名、電話番号など)をその画像ファイルのヘッダ部分にタグ情報として挿入するようにした技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2001−36791号公報 特開2005−45631号公報
上述した特許文献2のメールサーバにあっては、画像が添付されているメールの送信者情報をその画像にタグ情報として挿入することで、その受信者側の端末では画像管理が可能となるが、送信者に応じた画像管理しかできなかった。例えば、受信メールに添付されている画像を所望のフォルダに保存しておけば、この保存画像を何時でも自由に見ることができるが、画像添付メールを受信する毎にその画像を保存すると、フォルダ内にどのような画像が保存されているかの確認作業を頻繁に行う必要がある。
この発明の課題は、メール通信時に保存した添付ファイルをアドレス帳の利用時に確認できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、電子メールを送受信するメール機能付き携帯端末装置であって、メールの通信相手毎にそのメールアドレスを含むアドレス情報をアドレス帳として記憶管理するアドレス帳記憶手段と、メール通信時に添付ファイルの有無を判別する判別手段と、この判別手段によって添付ファイルが有りと判別された場合に、この通信相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存する添付ファイル保存手段と、前記アドレス帳の中から任意の通信相手が選択された際に、この通信相手に対応して前記添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力させるファイル表示手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
ここで、「アドレス情報」とは、アドレス帳を構成するもので、「メールアドレス」のほか、例えば、「氏名」、「電話番号」、「住所」、「勤務先」などを含む構成であってもよい(以下、同様)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次ぎのようなものであってもよい。
前記添付ファイルは、受信メールに添付されていたファイルであり、このメールの差出人に対応付けて当該添付ファイルを受信済みファイルとして記憶保存する(請求項2記載の発明)。
この場合、前記アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が受信メールの差出人としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す受信保存ファイルアイコンを表示するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。また、前記受信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この受信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
前記添付ファイルは、送信メールに添付するために作成されたファイルであり、このメールの宛先に対応付けて当該添付ファイルを送信済みファイルとして記憶保存する(請求項5記載の発明)。
この場合、前記アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が送信メールの宛先としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す送信保存ファイルアイコンを表示するようにしてもよい(請求項6記載の発明)。また、前記送信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この送信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示するようにしてもよい(請求項7記載の発明)。
前記アドレス帳の中に今回のメール相手が含まれているか否かを判別し、今回の相手がアドレス帳に記憶管理されていれば、この相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存する(請求項8記載の発明)。
前記添付ファイルは、画像ファイルであり、通信相手に対応付けて複数の画像ファイルが保存されている場合には各画像を縮小して一覧表示させ、この一覧画面の中から任意の画像が選択指定された場合には当該選択画像を拡大表示させる(請求項9記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、メール通信時に添付ファイルの有無を判別すると共に、添付ファイルが有れば、この通信相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存しておき、アドレス帳の中から任意の通信相手が選択された際に、この通信相手に対応して添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力するようにしたから、メール通信時に保存されたファイルとアドレス帳とのリンクが可能となり、アドレス帳の利用時に保存ファイルを確認することができる。すなわち、ファイル確認作業を行うことなしに、保存ファイルの内容を適切なタイミングで確認することができるほか、過去に送受信した保存ファイルの内容を確認しながら今回のメールを送受信するようにすれば、コミュニケーションの円滑化を促進することも可能となるなど、利便性の高いものとなる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、添付ファイルは、受信メールに添付されていたファイルであり、このメールの差出人に対応付けて当該添付ファイルを受信済みファイルとして記憶保存するようにしたから、添付ファイルを分類保管することができる。
この場合、アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が受信メールの差出人としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す受信保存ファイルアイコンを表示するようにしたから(請求項3記載の発明)、ユーザにあっては、特別な操作を行わなくても、アドレス帳の中から任意の個人を選択する毎に、差出人別の保存ファイル群の中にその個人に対応のファイルが存在しているか否かを受信保存ファイルアイコンの表示/非表示によって容易に確認することができる。また、受信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この受信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示するようにしたから(請求項4記載の発明)、そのファイル内容を容易に確認することができる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、添付ファイルは、送信メールに添付するために作成されたファイルであり、このメールの宛先に対応付けて当該添付ファイルを送信済みファイルとして記憶保存するようにしたから、添付ファイルを分類保管することができる。
この場合、前記アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が送信メールの宛先としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す送信保存ファイルアイコンを表示するようにしたから(請求項6記載の発明)、ユーザにあっては、特別な操作を行わなくても、アドレス帳の中から任意の個人を選択する毎に、宛先別の保存ファイル群の中にその個人に対応のファイルが存在しているか否かを送信保存ファイルアイコンの表示/非表示によって容易に確認することができる。また、送信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この送信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示するようにしたから(請求項7記載の発明)、そのファイル内容を容易に確認することができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、アドレス帳の中に今回のメール相手が含まれているか否かを判別し、今回の相手がアドレス帳に記憶管理されていれば、この相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存するようにしたから、保存ファイルとアドレス帳との確実なリンクが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、添付ファイルは、画像ファイルであり、通信相手に対応付けて複数の画像ファイルが保存されている場合には各画像を縮小して一覧表示させ、この一覧画面の中から任意の画像が選択指定された場合には当該選択画像を拡大表示させるようにしたから、所望する画像を素早く確認することが可能となる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、通話機能、携帯メール機能以外の付加機能として、カメラ撮影機能、インターネット機能などが装備されている。ここで、電子メールを送受信する携帯メール機能には、メール作成機能、メール送信機能、メール受信機能、電話帳(アドレス帳)作成機能などの基本機能のほかにも、各種の補助機能として受信メールの添付ファイルをその差出人に対応付けて所定のフォルダ内に保存したり、送信メールの添付ファイルをその宛先に対応付けて所定のフォルダ内に保存する機能を有している。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。なお、携帯電話装置には機能別に複数のCPUを設けた構成であってもよい。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、このデータ領域には、後述するアドレス帳、受信保存対応テーブル、送信保存対応テーブル、データフォルダなどが格納されている。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
電話通信部5は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、アンテナ5Aに接続された送受信デュプレクサの受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音声制御部6を介して音声スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを音声制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信デュプレクサの送信側に与えられてアンテナ5Aから送信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって電話通信部5を介して受信取得した表示データは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などを備えたメイン表示部10に与えられて表示出力される。
メイン表示部10は、文字情報、撮影画像、メール内容、各種のメッセージなどを高品位に表示する。装置本体の背面部にはサブ表示部11が設けられており、このサブ表示部11には現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどが表示される。キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、メール機能、カメラ機能、インターネット接続機能などを選択的に起動させるメニューキー、メール送信ボタン(図示せず)、メールに添付されているファイルの保存を指示する保存ボタンなどが設けられており、CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。報知部13は、着信報知などの報知用のスピーカ、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時には着信報知が行われる。なお、メール着信報知は、着信音及び表示による報知が行われる。
カメラ撮像部14は、例えば、CCDイメージセンサを備えた高精細なカメラ装置であり、ズーム撮影、ワイド撮影が可能であると共に、静止画撮影のほかに動画撮影も可能な構成で、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。
図2は、アドレス帳15、受信保存対応テーブル16、送信保存対応テーブル17とのリンク状態を示した図である。
アドレス帳15は、メールの通信相手毎にそのメールアドレスを含むアドレス情報を記憶管理するもので、各レコードは「レコードNo」、「氏名」、「電話番号」、「住所」、「メールアドレス」、「顔写真ファイルNo」などの各項目を有する構成となっている。なお、「レコードNo」は、アドレス帳15の各レコードに割り当てられた一連Noであり、アドレス帳15の内容と受信保存対応テーブル16、送信保存対応テーブル17の内容とをリンクさせるために通信相手を識別するID情報として利用されている。
受信保存対応テーブル16は、受信メールに添付されているファイルをその差出人に対応付けて受信済みファイルとして、記憶部2内のデータフォルダ18に保存する際に、差出人と保存ファイルとを対応付ける「送信者(差出人)ID」、「ファイルタグ」を記憶管理するためのテーブルである。この「ファイルタグ」は、送信者名(差出人名)、メール受信日時を含む構成で、保存ファイルのヘッダ部分にタグ情報として付加される。データフォルダ18は、メール添付ファイル(画像ファイル、文章ファイルなど)を保存するもので、CPU1は、受信メールに添付されているファイルを保存する際にその差出人がアドレス帳15に登録されていることを条件に、当該ファイルをデータフォルダ18に記憶保存させるようにしている。
送信保存対応テーブル17は、送信メール(送信メール)に添付されているファイルをその宛先に対応付けて送信済みファイルとして、記憶部2内のデータフォルダ18に保存する際に、宛先と保存ファイルとを対応付ける「受信者(宛先)ID」、「ファイルタグ」を記憶管理するためのテーブルである。この「ファイルタグ」は、宛名(受信者名)、メール送信日時を含む構成で、保存ファイルのヘッダ部分にタグ情報として付加される。CPU1は、送信メールに添付されているファイルを保存する際にその宛先がアドレス帳15に登録されていることを条件に、当該ファイルをデータフォルダ18に記憶保存させるようにしている。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図3〜図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図3は、メールを受信した際に実行開始されるメール受信処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、メールを受信すると、この差出人(送信者)に基づいてアドレス帳15を検索し、この送信者がアドレス帳15に登録されているか否かを調べ(ステップA1)、非登録であれば、報知部13を駆動させて通常のメール着信報知を行わせるが(ステップA2)、送信者がアドレス帳15に登録されていれば、特殊なメール着信報知(送信者情報付きの報知)を行わせる(ステップA3)。この場合、着信音による報知のほか、送信者情報付き報知として、送信者名の案内表示が行われる。
この受信メールに対してその開封指示を受けた場合には(ステップA4でYES)、メール内容を読み出して表示出力させると共に(ステップA5)、受信メールにファイルが添付されているか否かをチェックし(ステップA6)、添付ファイルが有れば、ユーザからファイルオープンが指示されたか否かをチェックし(ステップA7)、オープン指示があれば、この指示に応答して添付ファイルの内容を表示出力させる(ステップA8)。ここで、添付ファイルの内容を確認したユーザは、そのファイルを保存する必要があれば、上述したファイル保存ボタンを操作する。
これによって添付ファイルの保存が指示されると(ステップA9でYES)、CPU1は、この受信メールの差出人(送信者)に基づいてアドレス帳15を検索し、この送信者がアドレス帳15に登録されているか否かを調べ(ステップA10)、非登録であれば、この添付ファイルをそのままデータフォルダ18に記憶保存させるが(ステップA11)、送信者がアドレス帳15に登録されていれば、送信者名、受信日時(現在日時)をタグ情報として当該ファイルに付加したのち(ステップA12)、このタグ付きファイルをデータフォルダ18に記憶保存させる(ステップA13)。
そして、この送信者対応の「レコードNo」をアドレス帳15から送信者IDとして読み出し、この送信者IDとファイルタグ(送信者名、受信日時)とを対応付けて受信保存対応テーブル16にセットする(ステップA14)。以下、メールを受信する毎に上述のメール受信処理が実行される。この結果、受信メールの添付ファイルは、タグ付きファイルとしてデータフォルダ18に保存され、受信保存対応テーブル16には、送信者IDとファイルタグとの対応がセットされる。
図4は、メール作成後に送信ボタンが操作された際に実行開始されるメール送信処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、作成メールをその宛先に送信したのち(ステップB1)、この送信メールにファイルが添付されているか否かをチェックし(ステップB2)、添付ファイルが有れば、その宛先に基づいてアドレス帳15を検索し、この宛先がアドレス帳15に登録されているかを調べる(ステップB3)。
いま、宛先がアドレス帳15に登録されていれば、宛名(受信者名)、送信日時(現在日時)をタグ情報として当該ファイルに付加したのち(ステップB4)、このタグ付きファイルをデータフォルダ18に記憶保存させる(ステップB5)。そして、この受信者対応の「レコードNo」をアドレス帳15から受信者IDとして読み出し、この受信者IDとファイルタグ(受信者名、送信日時)とを対応付けて送信保存対応テーブル17にセットする(ステップB6)。以下、メールを送信する毎に上述のメール送信処理が実行される。この結果、送信メールの添付ファイルは、タグ付きファイルとしてデータフォルダ18に保存され、送信保存対応テーブル14には、受信者IDとファイルタグとの対応がセットされる。
図5は、アドレス帳15の呼び出し指示に応答して実行開始される動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、アドレス帳15の各レコードから「氏名」を読み出してメイン表示部10に一覧表示させる(ステップC1)。この一覧画面の中から所望する個人が選択指定されると(ステップC2)、この指定レコード内から個人情報を読み出して表示出力させる(ステップC3)。このように個人情報画面に切り替えられた状態において、CPU1は、指定レコード内から個人IDを読み出すと共に、この個人IDに基づいて送信保存対応テーブル17を検索して該当IDの有無をチェックする(ステップC4)。
ここで、送信保存対応テーブル17に該当する個人IDが有れば、つまり、過去にその個人を宛先としてメールを送信したことがあれば、個人情報画面内に「送信保存ファイルアイコン」を表示させる(ステップC5)。また、この個人IDに基づいて受信保存対応テーブル16を検索して該当IDの有無をチェックし(ステップC6)、該当するIDが有れば、つまり、過去にその個人(差出人)からのメールを受信したことがあれば、個人情報画面内に「受信保存ファイルアイコン」を表示させる(ステップC7)。
図6(A)は、「Aさん」の個人情報画面を例示した図である。この例では、個人情報画面の下部領域に「送信保存ファイルアイコン」及び「受信保存ファイルアイコン」が表示されており、「Aさん」宛の送信メールに添付させたファイルを保存してあることを明示していると共に、「Aさん」からの受信メールに添付されていたファイルを保存してあることを明示している。
この状態において、何らかの操作が行われた場合には(ステップC8でYES)、ファイルアイコンの選択操作か否か(ステップC9)、アドレス帳15の呼び出し終了を指示する終了操作が行われたか否かをチェックし(ステップC10)、その他の操作が行われた場合には(ステップC10でNO)、その操作キー対応の処理(例えば、個人情報の編集処理など)の実行に移る(ステップC11)。いま、個人情報画面内の「送信保存ファイルアイコン」あるいは「受信保存ファイルアイコン」が選択操作された場合には(ステップC9でYES)、上述した指定個人IDに基づいて受信保存対応テーブル16あるいは送信保存対応テーブル17を検索し、この個人IDに対応付けられているファイルタグを読み出すと共に(ステップC12)、このファイルタグに基づいてデータフォルダ18を検索し、当該タグが付加されているファイルを全て読み出す(ステップC13)。
この結果、画像ファイルが読み出されたか否かを調べ(ステップC14)、画像ファイルが読み出された場合には、各画像ファイルをサムネイル表示させる(ステップC15)。このサムネイル一覧画面において任意の画像が選択指定されると(ステップC16でYES)、この指定画像は拡大されて単独表示される(ステップC17)。また、画像以外のファイルが読み出された場合には(ステップC14でNO)、このファイルを単独表示させる(ステップC18)。以下、ステップC8に戻り、操作待ち状態となる。
図6(B)は、個人情報画面内の「受信保存ファイルアイコン」が選択操作され、それに該当する複数の画像ファイルがサムネイル表示された状態を示し、(C)は、サムネイル画面から任意の画像が選択された場合にその画像が拡大表示された状態を示し、(D)は、個人情報画面内の「送信保存ファイルアイコン」が選択操作され、それに該当する文章ファイルが単独表示された状態を示している。なお、図6(B)、(D)示すファイル画面には、次ぎページ/次ファイルを表示させるボタンが設けられており、次ぎページボタンが操作されると、次ぎページ分のサムネイル画面に切り替わり、次ファイルボタンが操作されると、次ファイル画面に切り替わる。また、図6(C)に示す戻りボタンが操作された場合には、元のサムネイル画面に戻る。
以上のように、この実施例においてCPU1は、メール受信時あるいはメール送信時にその添付ファイルの有無を判別すると共に、添付ファイルが有れば、この差出人(送信者)/宛先(受信者)に対応付けて当該添付ファイルをデータフォルダ18に記憶保存しておき、アドレス帳15の中から任意の個人が選択された際に、この個人に対応して添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力させるようにしたから、メール受信時に保存されたファイルとアドレス帳15とのリンクが可能となり、アドレス帳15の利用時に保存ファイルを確認することができる。すなわち、ファイル確認作業を行うことなしに、保存ファイルの内容を適切なタイミングで確認することができるほか、過去に送受信した保存ファイルの内容を確認しながら今回のメールを送受信するようにすれば、コミュニケーションの円滑化を促進することも可能となるなど、利便性の高いものとなる。
この場合、差出人/宛先に対応付けて添付ファイルを分類保管することができほか、アドレス帳15の中から任意の個人が選択指定されてその個人情報が表示出力されている状態において、この個人に対応して添付ファイルが保存されていれば、「受信保存ファイルアイコン」/「送信保存ファイルアイコン」を表示出力させるようにしたから、ユーザにあっては、特別な操作を行わなくても、アドレス帳15の中から任意の個人を選択するだけで、保存ファイル群の中にその個人に対応のファイルが存在しているか否かを「受信保存ファイルアイコン」/「送信保存ファイルアイコン」の表示/非表示によって容易に確認することができる。また、「受信保存ファイルアイコン」/「送信保存ファイルアイコン」の選択操作が行われた際に、この受信保存ファイル/送信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示するようにしたから、そのファイル内容を容易に確認することができる。
ここで、CPU1は、アドレス帳15の中に今回のメール相手が含まれているか否かを判別し、今回の相手がアドレス帳15に記憶管理されていれば、この相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存するようにしたから、保存ファイルとアドレス帳15との確実なリンクが可能となる。また、複数の画像ファイルが保存されている場合には各画像を縮小して一覧表示させ、この一覧画面の中から任意の画像が選択指定された場合には当該選択画像を拡大表示させるようにしたから、所望する画像を素早く確認することが可能となる。
なお、上述した実施例においては、受信保存対応テーブル16と送信保存対応テーブル17に分けたが、1つのテーブルを兼用するようにしてもよい。また、アドレス帳15のレコードNoを個人IDとしたが、特別なID情報/リンク情報を生成するようにしてもよい。また、上述した実施例においては、1つのデータフォルダ18に受信保存ファイルと送信保存ファイルとを混在して格納としたが、勿論、受信保存用のフォルダと送信保存用のフォルダに分けて管理するようにしてもよい。
また、アドレス帳15において個人とは、グループ、組織、法人を含めてもよい。更に、メールに添付されるファイルは、画像ファイル、文章ファイルに限らず、音声ファイルなどであってもよい。
その他、メール機能付き携帯電話装置に限らず、例えば、メール機能付きPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 アドレス帳15、受信保存対応テーブル16、送信保存対応テーブル17とのリンク状態を示した図。 メールを受信した際に実行開始されるメール受信処理を示したフローチャート。 メール作成後に送信ボタンが操作された際に実行開始されるメール送信処理を示したフローチャート。 アドレス帳15の呼び出し指示に応答して実行開始される動作を示したフローチャート。 (A)は、個人情報画面を例示した図、(B)は、個人情報画面内の「受信保存ファイルアイコン」が選択操作され、それに該当する複数の画像ファイルがサムネイル表示された状態を示し、(C)は、サムネイル画面から任意の画像が選択された場合にその画像が拡大表示された状態を示し、(D)は、個人情報画面内の「送信保存ファイルアイコン」が選択操作され、それに該当する文章ファイルが単独表示された状態を示した図。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
9 表示制御部
10 メイン表示部
15 アドレス帳
16 受信保存対応テーブル
17 送信保存対応テーブル
18 データフォルダ

Claims (10)

  1. 電子メールを送受信するメール機能付き携帯端末装置であって、
    メールの通信相手毎にそのメールアドレスを含むアドレス情報をアドレス帳として記憶管理するアドレス帳記憶手段と、
    メール通信時に添付ファイルの有無を判別する判別手段と、
    この判別手段によって添付ファイルが有りと判別された場合に、この通信相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存する添付ファイル保存手段と、
    前記アドレス帳の中から任意の通信相手が選択された際に、この通信相手に対応して前記添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力させるファイル表示手段と、
    を具備したことを特徴とするメール機能付き携帯端末装置。
  2. 前記添付ファイルは、受信メールに添付されていたファイルであり、このメールの差出人に対応付けて当該添付ファイルを受信済みファイルとして記憶保存する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のメール機能付き携帯端末装置。
  3. 前記アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が受信メールの差出人としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す受信保存ファイルアイコンを表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のメール機能付き携帯端末装置。
  4. 前記受信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この受信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載のメール機能付き携帯端末装置。
  5. 前記添付ファイルは、送信メールに添付するために作成されたファイルであり、このメールの宛先に対応付けて当該添付ファイルを送信済みファイルとして記憶保存する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のメール機能付き携帯端末装置。
  6. 前記アドレス帳の中から任意の個人が選択指定されてそのアドレス情報が表示出力されている状態において、この個人が送信メールの宛先としてその添付ファイルが保存されていれば、当該ファイルが保存されていることを示す送信保存ファイルアイコンを表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のメール機能付き携帯端末装置。
  7. 前記送信保存ファイルアイコンの選択操作が行われた際に、この送信保存ファイルを読み出してその内容を一覧表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載のメール機能付き携帯端末装置。
  8. 前記アドレス帳の中に今回のメール相手が含まれているか否かを判別し、今回の相手がアドレス帳に記憶管理されていれば、この相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のメール機能付き携帯端末装置。
  9. 前記添付ファイルは、画像ファイルであり、通信相手に対応付けて複数の画像ファイルが保存されている場合には各画像を縮小して一覧表示させ、この一覧画面の中から任意の画像が選択指定された場合には当該選択画像を拡大表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のメール機能付き携帯端末装置。
  10. コンピュータに対して、
    メールの通信相手毎にそのメールアドレスを含むアドレス情報をアドレス帳として記憶管理する機能と、
    メール通信時に添付ファイルの有無を判別する機能と、
    添付ファイルが有りと判別された場合に、この通信相手に対応付けて当該添付ファイルを記憶保存する機能と、
    前記アドレス帳の中から任意の通信相手が選択された際に、この通信相手に対応して前記添付ファイルが保存されていれば、この添付ファイルを読み出して表示出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176265A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Kyocera Corp 電子機器
JP2012003330A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末装置及びプログラム
JP2012108714A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Kyocera Corp 電子メール機能付き機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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