JP5440896B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記トナー像形成手段は少なくとも、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、該潜像担持体上に形成されたトナー像を上記像担持体上に1次転写する1次転写手段と、からなることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記像担持体は潜像を担持する潜像担持体であり、上記トナー像形成手段は少なくとも、該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とからなることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記像担持体の少なくとも一部の層を、該像担持体のトナー像が形成される面の法線方向に圧縮及び伸張変形する弾性層としたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記電界制御手段が、上記像担持体を介在して対向する電極部分を備えた構成であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記ガイド部材は、上記像担持体の回転に連動して回動する回動部材であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、上記転写ニップ部で上記像担持体を介して圧接する上記1つの張架ローラと上記対向ローラ部材との少なくとも一方に、圧接力を強化する加圧ローラを当接させることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7の画像形成装置において、上記1つの張架ローラの外径を上記対向ローラ部材の外径よりも小さくしたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7または8の画像形成装置において、上記接触開始箇所における転写材表面と像担持体表面とでなす角が90°未満であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記1つの張架ローラよりも像担持体回転方向上流側にある張架ローラに上記像担持体が巻きついている領域で上記転写材と該像担持体とが接触するように、上記ガイド部材が該転写材を案内するように構成したことを特徴とするものである。
また、互いに接触する像担持体と転写材との間に生じた隙間に、像担持体上のトナー像が転写材上に飛散するような転写電界と同じ向きの電界が形成されても、その電界を電界制御手段が上記転写電界の向きと逆向きの電界を形成することで弱めることができる。これにより、上記隙間に像担持体上のトナー像が転写材上に飛散するような放電が生じるのが抑えられ、転写ニップ部よりも像担持体回転方向上流側で転写チリが発生するのを抑制できる。
また、転写材は像担持体に接触した状態で転写ニップ部に向かって真っ直ぐ搬送されるので、転写ニップ部に向かって搬送される転写材の搬送経路がずれて電界制御手段に転写材が衝突することがなく、その衝突によって生じ得るジャムなどの搬送不良を抑制できる。
本構成例においては、図1に示すように、中間転写ベルト2を介して圧接する2次転写ローラ7と2次転写対向ローラ8とによって形成された2次転写ニップから中間転写ベルト回転方向上流側にある中間転写ベルト2の回転軌道が、2次転写ニップの接線方向(2次転写ローラ7と2次転写対向ローラ8両方の接線方向)、言い換えれば、2次転写ローラ7の軸中心と2次転写対向ローラ8の軸中心とを通る直線に対して90[°]または略90[°](θ2=90±5[°])で交わる直線上となるように、2次転写対向ローラ8よりも中間転写ベルト回転方向上流側に中間転写ベルト2を張架する駆動ローラ6を配設している。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例1と略同じであり、図4に示すように2次転写ローラ7を2次転写対向ローラ8に向かって加圧する加圧力強化ローラ71のローラ外周面を2次転写ローラ7のローラ外周面に当接させている。2次転写ローラ7の回転軸両端それぞれを装置本体に設けられた軸受け部で2次転写対向ローラ8に向かって加圧した場合、2次転写ローラ7の撓み変形によって2次転写ローラ7の長手方向中央部付近が両端部よりも凹み、2次転写ローラ7の長手方向中央部では2次転写ローラ7から2次転写対向ローラ8への圧力が加わらなくなる場合がある。これに対し、本構成例のように、2次転写ローラ7に当接させた加圧力強化ローラ71によって2次転写ローラ7を2次転写対向ローラ8に向かって加圧することで、上述したような2次転写ローラ7の撓み変形を抑制することができ、2次転写ローラ7の撓み変形に伴う転写圧不足による転写不良を防止しつつ、2次転写ニップの転写圧を所望の大きさにすることができる。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例1と略同じであり、図5に示すように電界制御部材として、中間転写ベルト2に連動して回転する電界制御ローラ43を用いている。また、中間転写ベルト2に担持されたシートSに対して電界制御ローラ43を接触する程度に近づけて配設することで、2次転写ニップの中間転写ベルト回転方向上流側での中間転写ベルト2とシートSとの密着性を高めることができ、本構成例においては、中間転写ベルト表面と電界制御ローラ43との間隔を、0.01〜0.5[mm]程度としている。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例1と略同じであり、電界制御部材として、中間転写ベルト2の回転に連動して図6中矢印方向に回動し、バイアスローラ45によって電圧が印加される電界制御ベルト44を用いている。これにより、搬送されるシートSと電界制御ベルト44との間で生じる摩擦抵抗が殆どなく、電界制御ベルト44とシートSとが接することによるシートSの搬送性能低下を防止することができる。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例1と略同じであり、上述した構成例1の構成に対して図7に示すように、2次転写対向ローラ8の外径を2次転写ローラ7の外径よりも小さくしている。本構成例においては、2次転写ローラ7の外径が16[mm]〜30[mm]の場合、2次転写対向ローラ8の外径を2次転写ローラ7の0.5〜0.8倍程度としている。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例1と略同じであり、上述した構成例1の構成に対して図8に示すように、2次転写対向ローラ8の外径を2次転写ローラ7の外径よりも小さくしている。本構成例においては、2次転写ローラ7の外径が16[mm]〜30[mm]の場合、2次転写対向ローラ8の外径を2次転写ローラ7の0.5〜0.8倍程度としている。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真式の画像形成装置の第2の実施形態について説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置の要部の概略図である。この画像形成装置は、像担持体たる可撓性の感光体ベルト101を備えている。感光体ベルト101は、テンションローラ105、駆動ローラ106、転写対向ローラ108に張架され、駆動ローラ106の回転駆動により、図中反時計回り方向に回転され、ベルト表面が画像形成面となるように構成する。感光体ベルト101に静電潜像やトナー像などを形成するための手段として、感光体ベルト101のまわりには、帯電装置111と、図示しない露光装置と、現像装置123と、クリーニング装置113等が配設されている。現像装置123は、ブラック(Bk)の現像剤を収納する現像装置である。感光体ベルト101上に形成されたトナー像は、紙やフィルムなどの転写材であるシートSに、感光体ベルト101を介して圧接する転写ローラ107と転写対向ローラ108とで形成される転写ニップで転写されるものである。
本構成例においては、図10に示すように、感光体ベルト101を介して圧接する転写ローラ107と転写対向ローラ108とによって形成された転写ニップから感光体ベルト回転方向上流側にある感光体ベルト101の回転軌道が、転写ニップの接線方向(転写ローラ107と転写対向ローラ108両方の接線方向)、言い換えれば、転写ローラ107の軸中心と転写対向ローラ108の軸中心とを通る直線に対して90[°]または略90[°](θ4=90±5[°])で交わる直線上となるように、転写対向ローラ108よりも感光体ベルト回転方向上流側に感光体ベルト101を張架する駆動ローラ106を配設している。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例7と略同じであり、図11に示すように転写ローラ107を転写対向ローラ108に向かって加圧する加圧力強化ローラ171のローラ外周面を転写ローラ107のローラ外周面に当接させている。転写ローラ107の回転軸両端それぞれを装置本体に設けられた軸受け部で転写対向ローラ108に向かって加圧した場合、転写ローラ107の撓み変形によって転写ローラ107の長手方向中央部付近が両端部よりも凹み、転写ローラ107の長手方向中央部では転写ローラ107から転写対向ローラ108への圧力が加わらなくなる場合がある。これに対し、本構成例のように、転写ローラ107に当接させた加圧力強化ローラ171によって転写ローラ107を転写対向ローラ108に向かって加圧することで、上述したような転写ローラ107の撓み変形を抑制することができ、転写ローラ107の撓み変形に伴う転写圧不足による転写不良を防止しつつ、転写ニップの転写圧を所望の大きさにすることができる。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例7と略同じであり、図12に示すように電界制御部材として、感光体ベルト101に連動して図中時計回りに回転する電界制御ローラ143を用いている。そして、感光体ベルト101に担持されたシートSに対して電界制御ローラ143を接触する程度に近づけて配設することで、転写ニップよりも感光体ベルト回転方向上流側での感光体ベルト101とシートSとの密着性を高めることができる。本構成例においては、感光体ベルト表面と電界制御ローラ143との間隔を、0.01〜0.5[mm]程度としている。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例7と略同じであり、電界制御部材として、感光体ベルト101の回転に連動して図13中矢印方向に回転し、バイアスローラ145によって電圧が印加される電界制御ベルト144を用いている。これにより、搬送されるシートSと電界制御ベルト144との間で生じる摩擦抵抗が殆どなく、電界制御ベルト144とシートSとが接することによるシートSの搬送性能低下を防止することができる。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例7と略同じであり、上述した構成例7の構成に対して図14に示すように転写対向ローラ108の外径を転写ローラ107の外径よりも小さくしている。本構成例においては、転写ローラ107の外径が16[mm]〜30[mm]の場合、転写対向ローラ108の外径を転写ローラ107の0.5〜0.8倍程度としている。
本構成例においては、基本的な構成は後述する点以外構成例7と略同じであり、上述した構成例7の構成に対して図15に示すように転写対向ローラ108の外径を転写ローラ107の外径よりも小さくしている。本構成例においては、転写ローラ107の外径が16[mm]〜30[mm]の場合、転写対向ローラ108の外径を転写ローラ107の0.5〜0.8倍程度としている。
また、互いに接触する上記像担持体とシートSとの間に隙間が生じ、その隙間に転写ニップ部の転写電界によって上記像担持体上のトナー像がシートS上に飛散するような上記転写電界と同じ方向の電界が形成されたとしても、その電界を電界制御手段によって弱めることができる。これにより、上記隙間に上記像担持体上のトナー像がシートS上に飛散するような放電が生じるのが抑えられ、転写ニップ部よりも上記像担持体回転方向上流側で転写チリが発生するのを抑制できる。
また、シートSは上記像担持体に接触した状態で転写ニップ部に向かって搬送されるので、搬送されているシートSが電界制御手段に衝突してシートSの搬送が妨げられてしまうのを抑制できる。
また、実施形態1によれば、上記トナー像形成手段は少なくとも、潜像を担持する潜像担持体である感光体ドラム1と、感光体ドラム1上に潜像を形成する潜像形成手段である露光装置と、感光体ドラム1上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段である現像装置23と、感光体ドラム1上に形成されたトナー像を上記像担持体である中間転写ベルト2上に1次転写する1次転写手段である1次転写ローラ3とからなる。すなわち、感光体ドラム1上から中間転写ベルト2上に1次転写されたトナー像を、中間転写ベルト2上からシートS上に転写する2次転写を行う2次転写ニップにおいて、上述したような効果を得ることができる。
また、実施形態2によれば、上記像担持体は潜像を担持する潜像担持体である感光体ベルト101であり、上記トナー像形成手段は少なくとも、感光体ベルト101上に潜像を形成する潜像形成手段である露光装置と、感光体ベルト101上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段である現像装置123とからなる。すなわち、感光体ベルト101上のトナー像をシートS上に直接転写する際の転写ニップにおいて、上述したような効果を得ることができる。
また、各実施形態によれば、上記像担持体の少なくとも一部の層を、上記像担持体のトナー像が形成される面の法線方向に圧縮及び伸張変形する弾性層としている。これにより、表面に凹凸加工処理した厚口のシートSや表面に大きな凹凸処理を施された剛性の強いシートSなどを使用した場合でも、上記転写ニップ部におけるシートSと上記像担持体の表面との接触状態が、転写不足防止に充分になるよう上記像担持の表面がシートSの表面の凹凸に倣う態様で変形し、転写ムラを抑制できる。
また、各実施形態によれば、上記電界制御手段が、上記像担持体を介在して対向する電極部分である対向電極部材42,142を備えた構成であることで、上記像担持体の片側のみに電界制御手段を設ける構成に比べて、電界制御効果を像担持体表面に確実に且つ効果的に作用させることができ、上記転写ニップ部よりも上流側で発生し易い転写チリを防止できる。
また、各実施形態によれば、上記電界制御手段とシートSとが非接触となる位置に電界制御手段を配設したことで、シートSと電界制御手段との間で生じる摩擦抵抗が殆ど無く、電界制御手段を設けたことによるシートSの搬送性能低下を防止できる。
また、各実施形態によれば、上記電界制御手段は少なくとも、複数の張架部材によって張架され上記像担持体の回転に連動して回転するベルト部材である電界制御ベルト44,144と、その電界制御ベルト44,144に電圧を印加する電圧印加ローラであるバイアスローラ45,145とからなることで、シートSと電界制御ベルト44,144との間で生じる摩擦抵抗が殆ど無く、電界制御ベルト44,144を設けたことによるシートSの搬送性能低下を防止できる。
また、各実施形態によれば、上記ガイド部材であるシートガイド部材32,132が、上記像担持体の回転に連動して回転する回転部材であることで、シートSとシートガイド部材32,132との間で生じる摩擦抵抗が少なく、シートガイド部材32,132によるシートSの搬送性能低下を防止できる。
また、各実施形態によれば、上記転写ニップ部で上記像担持体を介して圧接する上記転写ローラと上記転写対向ローラとの少なくとも一方に、圧接力を強化する加圧ローラである加圧力強化ローラ71,171または加圧強化ローラ81,181を当接させることで、加圧力強化ローラ71,171を当接させた上記転写ローラまたは加圧力強化ローラ81,181を当接させた上記転写対向ローラの撓み変形を抑制し、転写圧不足による転写不良を防止できる。
また、各実施形態によれば、上記転写対向ローラの外径を上記転写ローラの外径よりも小さくしたことで、上記転写ニップ部におけるシートSと上記像担持体との引力が、実効的な接触面積がより広く且つ対向面の平均距離がより小さいシートSと上記転写ローラとの引力よりも小さくなり易くなるので、上記転写ニップ部通過後のシートSを上記像担持体から分離し易くすることができる。
また、各実施形態によれば、シートSと上記像担持体との接触開始時点の接触開始部における、シート表面と像担持体表面とでなす角θ1,θ3が90°未満であることで、シート先端に折り返しができることなくシートSが確実に上記転写ニップ部にガイドされるので、上記転写ニップ部や上記ガイド部材が設けられたガイド部などにおけるジャムを防止できる。
また、各実施形態によれば、上記転写対向ローラよりも像担持体回転方向上流側にある駆動ローラ6,106に上記像担持体が巻きついている領域でシートSの先端と上記像担持体とが接触するように、上記ガイド部材がシートSを案内するように構成することで、シートSが上記像担持体に接触したときの衝撃による上記像担持体の速度変動を抑制することができる。
2 中間転写ベルト
3 1次転写ローラ
5 テンションローラ
6 駆動ローラ
7 2次転写ローラ
8 2次転写対向ローラ
10 クリーニング装置
11 帯電ローラ
13 クリーニング装置
19 レジストローラ
20 定着装置
31 ガイド板
32 シートガイド部材
41 電界制御部材
42 対向電極部材
43 電界制御ローラ
44 電界制御ベルト
45 バイアスローラ
71 加圧力強化ローラ
81 加圧力強化ローラ
101 感光体ベルト
106 駆動ローラ
107 転写ローラ
108 転写対向ローラ
120 定着ユニット
131 ガイド板
132 シートガイド部材
141 電界制御部材
142 対向電極部材
143 電界制御ローラ
144 電界制御ベルト
145 バイアスローラ
171 加圧力強化ローラ
181 加圧力強化ローラ
Claims (10)
- 表面にトナー像を担持して回転移動するベルト状に形成された像担持体と、
該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
該像担持体を張架する複数の張架ローラと、
少なくとも、該複数の張架ローラの内の1つの張架ローラと、該1つの張架ローラに該像担持体を介して対向する対向ローラ部材とからなり、該像担持体を介して該1つの張架ローラと該対向ローラ部材とが圧接することにより形成された転写ニップ部に転写電界を形成して、該転写ニップ部へ進入するように搬送された転写材上に該像担持体上のトナー像を該転写ニップ部で転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
該転写ニップ部から像担持体回転方向上流側にある該像担持体の回転軌道が、該1つの張架ローラの軸中心と該対向ローラ部材の軸中心とを通る直線に対して90°または略90°で交わる直線上となるように、該1つの張架ローラよりも像担持体回転方向上流側に他の該張架ローラを配設しており、
該転写ニップ部に向かって搬送される該転写材と該像担持体とが該回転軌道上で接触するように該転写材を案内するガイド部材と、
該ガイド部材によって案内された該転写材が該像担持体と接触し始める接触開始箇所よりも像担持体回転方向下流側で該転写ニップ部よりも像担持体回転方向上流側であり、該転写材の像担持体側と反対側に配設された、該転写ニップ部で形成される転写電界の方向と逆方向の電界を形成する電界制御手段とを有し、
該電界制御手段は少なくとも、複数の張架部材よって張架され該像担持体の回転に連動して回動するベルト部材と、該ベルト部材に電圧を印加する電圧印加部材とからなることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記トナー像形成手段は少なくとも、
潜像を担持する潜像担持体と、
該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、
該潜像担持体上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段と、
該潜像担持体上に形成されたトナー像を上記像担持体上に1次転写する1次転写手段と、
からなることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記像担持体は潜像を担持する潜像担持体であり、
上記トナー像形成手段は少なくとも、
該潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、
該潜像担持体上に担持された潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とからなることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2または3の画像形成装置において、
上記像担持体の少なくとも一部の層を、該像担持体のトナー像が形成される面の法線方向に圧縮及び伸張変形する弾性層としたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3または4の画像形成装置において、
上記電界制御手段が、上記像担持体を介在して対向する電極部分を備えた構成であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、
上記ガイド部材は、上記像担持体の回転に連動して回動する回動部材であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、
上記転写ニップ部で上記像担持体を介して圧接する上記1つの張架ローラと上記対向ローラ部材との少なくとも一方に、圧接力を強化する加圧ローラを当接させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6または7の画像形成装置において、
上記1つの張架ローラの外径を上記対向ローラ部材の外径よりも小さくしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7または8の画像形成装置において、
上記接触開始箇所における転写材表面と像担持体表面とでなす角が90°未満であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
上記1つの張架ローラよりも像担持体回転方向上流側にある張架ローラに上記像担持体が巻きついている領域で上記転写材と該像担持体とが接触するように、上記ガイド部材が該転写材を案内するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
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