JPH09218596A - トナー像転写装置 - Google Patents

トナー像転写装置

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Publication number
JPH09218596A
JPH09218596A JP5107396A JP5107396A JPH09218596A JP H09218596 A JPH09218596 A JP H09218596A JP 5107396 A JP5107396 A JP 5107396A JP 5107396 A JP5107396 A JP 5107396A JP H09218596 A JPH09218596 A JP H09218596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
transfer
transfer roll
holding
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5107396A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yoshino
直人 吉野
Yoshiyuki Shimamura
栄之 島村
Norio Ogawara
則雄 小川原
Atsushi Minoda
淳 箕田
Shigefuka Nagata
茂深 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5107396A priority Critical patent/JPH09218596A/ja
Publication of JPH09218596A publication Critical patent/JPH09218596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ロール中央部での感光体に対する押圧力
低下を防止する。 【解決手段】 転写ロール2の下方に保持ロール4を配
置し、上方に押圧する。転写ロール2と保持ロール4の
中心軸2a,4aは、前記押圧方向には平行であるが、
その方向に垂直な面内では予定角度ずれていて、転写ロ
ール2および保持ロール4の長さ方向中央部付近で互い
の中心軸2a,4aが交差するように構成されている。
これにより、保持ロール4を下方から押圧した場合、特
に中央部付近で押圧力が高くなるため、転写ロール2の
下方へのたわみ傾向によって弱くなりがちな押圧力を高
めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像転写装置
に関し、特に、感光体に対向配置された転写ロールに転
写電圧を印加して感光体上のトナー像を記録紙に転写す
るトナー像転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体上に形成されたトナー像を記録紙
に転写するプリンタ装置等において、転写方式としてコ
ロトロン方式と転写ロール方式とが知られている。コロ
トロン方式は導電性ワイヤに転写電圧を印加して感光体
からトナーを剥離して記録紙に移動させる方式である。
一方、転写ロール方式は記録紙の搬送機能を合わせ持つ
導電性ゴムのロールに転写電圧を印加して感光体からト
ナーを剥離して記録紙に移動させる方式である。
【0003】コロトロン方式は、転写ロール方式と比較
して、転写効率が悪く、そのための残留トナーの回収装
置や発生したオゾンによる環境清浄のための装置等を必
要とするなどの欠点がある。したがって、装置の小形化
が可能な点や全体的に経済効率が高いこと等から、近年
は転写ロール方式が増えつつある。
【0004】転写ロール方式を用いた例として、特開平
3−236080号公報に記載された転写ロール装置が
ある。この転写ロール装置は、中間転写ベルトを挟んで
転写ロールおよびバックアップロールを対向配置し、転
写ロールとバックアップロールとの間に記録紙を送り込
んでトナー像を記録紙に転写するものである。特に、こ
の転写ロール装置では、記録紙の中央部付近における皺
の発生を防止するため、バックアップロールの形状に工
夫がされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
転写ロール方式を含む従来の装置では、次のような問題
点があった。すなわち、従来の装置では転写ロールがそ
の自重のために下方にたわむ傾向がある。その結果、転
写ロールの、感光体への押圧力が低減し、特に記録紙幅
方向中央付近で転写不良による画質の劣化を引き起こす
という問題点がある。
【0006】転写ロールは搬送ロールの機能をも兼ねて
いるため、転写ロールがたわんで押圧力が不均一になる
と、上記転写不良という問題だけでなく、用紙搬送機能
に関しても、皺の発生や斜行等の問題点が発生するおそ
れがある。このような問題点は、大型図面専用のプリン
タ装置等、転写ロールの長さが長い装置において、特に
深刻である。
【0007】このような転写ロールのたわみを解消する
ための手段として、該転写ロールの下方から保持ロール
をあてがうことが考えられるが、この場合はその保持ロ
ール自体のたわみが問題となる。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消し、転写ロ
ールの長さ方向中央部のたわみを防止して均一な押圧力
を得ることができるようにしたトナー像転写装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、感光体表面に形成された
トナー像を記録紙に転写させるトナー像転写装置におい
て、前記感光体に対向して配置された転写ロールと、前
記転写ロールを前記感光体の方向へ押圧保持する保持ロ
ールとを具備し、前記転写ロールの軸および保持ロール
の軸が該転写ロールおよび保持ロールの長さ方向中央部
で交差するように、前記押圧方向に垂直な面内で互いに
予定角度だけずれている点に特徴がある。
【0010】この特徴により、保持ロールに下方から押
圧力を作用させると、転写ロールおよび保持ロールのそ
れぞれの長さ方向中央部で接触圧が大きくなり、両端部
では小さくなる。その結果、転写ロールのたわみにより
感光体への押圧力が小さくなる傾向がある中央部の押圧
力の不均一が是正される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電子
写真装置の要部構成を示す斜視図である。同図におい
て、感光体1は円筒形状を有するいわゆる感光ドラムで
ある。この感光体1の周囲には、該感光体1の表面を一
様に帯電させる帯電器、画像書込み用のレーザスキャ
ナ、レーザスキャナで形成された潜像をトナーで現像す
る現像器等が配置されるが、いずれの配置も周知であ
り、個々の配置や特徴は本願発明とは直接関係ないので
図示は省略してある。
【0012】前記感光体1の下方には感光体1の軸1a
と平行な軸2aを有する転写ロール2が配置されてい
る。転写ロール2は導電ゴムからなり、その軸受部およ
び軸2aを介して印加電源3から転写電圧が供給され
る。転写ロール2と感光体1との間に記録紙Pが送り込
まれ、感光体1に形成されたトナー像が記録紙Pに転写
される。
【0013】転写ロール2の下方には保持ロール4が配
置される。この保持ロール4の軸4aは感光体1の軸1
aや転写ロール2の軸2aと平行ではなく、わずかな角
度だけずれている。この角度関係はさらに後述する。保
持ロール4は鉄またはアルミ合金等の金属からなる芯と
布や皮革からなる表層部とから構成される。表層部を布
等としたのは転写ロール2に付着するトナーのクリーニ
ング効果を果たすためであり、芯を金属としたのは所望
の剛性を得るためである。
【0014】したがって、このようなクリーニング作用
を該保持ロール4に依存させない場合は、材質は特に金
属と布等に限定されずゴムや樹脂であっても良い。ゴム
や樹脂等を用いた場合には転写ロール2との電気的絶縁
効果を奏することができるし、硬質のゴムや樹脂を使用
した場合には芯を省略することもできる。
【0015】次に、転写ロール2と保持ロール4との位
置関係をさらに詳細に説明する。図2は該位置関係を示
す正面図、図3は同側面図、図4は同下面図である。図
2〜図4において、転写ロール2の軸2aと保持ロール
4の軸4aとは,転写ロール2に対する保持ロール4の
押圧方向に垂直な面内で互いに角度θだけずれていて、
転写ロール2の長さ方向の実質的中央部、つまりほぼ中
央部で互いに交差している(図4参照)。このように、
互いの軸2aと4aとをずらしているため、保持ロール
4の軸4aの両端が矢印Aのように下方から押圧される
ように軸受を構成することにより、保持ロール4は転写
ロール2に巻き付く方向に、つまり転写ロール2の外周
に沿うようにたわみを生じる(図2および図3参照)。
なお、図2および図3では、保持ロール4のたわみ量
は、理解の容易のため誇張して示してある。実質的に
は、軸4aが曲がって保持ロール4が転写ロール2に巻
き付くというより、保持ロール4の表層部の布や皮革部
分またはゴムや樹脂の弾性限度内のたわみで転写ロール
2への巻き付き状態が実現されている。
【0016】軸2aと4aとを互いにずらせて、保持ロ
ール4が転写ロール2に巻き付くようにした場合、転写
ロール2と保持ロール4との接触圧は互いの長さ方向中
央部で最も大きく、両端で小さくなる。その結果、感光
体1に対する転写ロール2の押圧力が小さくなりがちな
中央部で高い押圧力を維持できるので、全体に均一な押
圧力が得られるようになる。
【0017】なお、保持ロール4を転写ロール2の外周
に沿うようにたわませるには、特に保持ロール4の両端
に押圧力を加える特殊な装置を設けるわけではなく、単
に、互いの軸間距離を短くするだけでよい。すなわち、
転写ロール2の半径をR1とし、保持ロール4の半径を
R2としたとき、軸間距離Lと半径R1,R2との関係
が[L<R1+R2]となるように設定すればよい。な
お、距離Lは転写ロール2や保持ロール4の長さや材質
によるたわみの大きさによって適当な値を選択する。
【0018】なお、上述の例では、感光体1は円筒形の
ものであるが、本発明は、このような円筒形状の感光体
を使用するものに限らず、例えば、従来技術の欄で例に
あげた転写ローラ装置のように、中間転写ベルト上にト
ナー像を形成してそれを記録紙に転写する転写方式にお
いても、該中間転写ベルトに転写ロールを押圧する場合
に適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、感光体に対向配置された転写ロール
のたわみによる感光体への押圧力の不均一を是正できる
ので、均質なトナー転写画像が得られる。特に、転写ロ
ールの長さが長くなるような、広幅用のプリンタ装置に
おいて良好な印刷画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るトナー像転写装置
の要部斜視図である。
【図2】 転写ロールおよび保持ロールの正面図であ
る。
【図3】 転写ロールおよび保持ロールの側面図であ
る。
【図4】 転写ロールおよび保持ロールの下面図であ
る。
【符号の説明】
1…感光体、 2…転写ロール、 3…電源、 4…保
持ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕田 淳 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 永田 茂深 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面に形成されたトナー像を記録
    紙に転写させるトナー像転写装置において、 前記感光体に対向して配置された転写ロールと、 前記転写ロールを前記感光体の方向へ押圧保持する保持
    ロールとを具備し、 前記転写ロールの軸および保持ロールの軸が該転写ロー
    ルおよび保持ロールの長さ方向中央部で交差するよう
    に、前記押圧方向に垂直な面内で互いに予定角度だけず
    れていることを特徴とするトナー像転写装置。
JP5107396A 1996-02-14 1996-02-14 トナー像転写装置 Pending JPH09218596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107396A JPH09218596A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 トナー像転写装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5107396A JPH09218596A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 トナー像転写装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09218596A true JPH09218596A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12876645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5107396A Pending JPH09218596A (ja) 1996-02-14 1996-02-14 トナー像転写装置

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JP (1) JPH09218596A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002838A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002838A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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