JP2004020992A - 画像形成装置 - Google Patents

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Makoto Ochiai
落合 誠
Mikio Kobayashi
小林 幹男
Shinichi Kawamata
川俣 進一
Naoto Yoshino
吉野 直人
Tetsuya Fujita
藤田 哲也
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】一対のロールの硬さと径との関係を明らかにし、ジャムが発生する確率が低い転写部を形成すると共に、ニップ部に送られた記録媒体がこの転写部を通過したことを1つのセンサで検知することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像を担持する像担持体ベルト20上のトナー像に記録媒体を重ね合わせ、その記録媒体を一対のロール25,26により形成されたニップ部でニップすることにより像担持体ベルト20上のトナー像を記録媒体上に転写し、トナー像が転写された記録媒体を搬送部材53に担持させて定着位置を通過させ、その記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、一対のロールのうちの一方のロール24は、他方のロール25よりも硬さが硬く、かつ直径が小さいものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、トナー像を担持するベルトを一対のロールで挟んでニップすることにより記録媒体にトナー像を転写する方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー画像を形成する画像形成装置では、感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上や搬送ベルトが担持する記録媒体上に転写したり、中間転写ベルト上に転写されたトナー像を記録媒体上に2次転写し、転写された記録媒体上のトナー像を加熱および加圧して記録媒体上にトナー像を定着することにより画像を形成する方法が広く用いられている。
【0003】
トナー像を被転写体に転写する転写部では、被転写体上に転写電界を形成し、トナー像の帯電極性とは逆極性の電荷を被転写体に付与することによりトナー像を転写する方法を用いるのが一般的である。
【0004】
しかしながら、感光体から一旦中間転写体に転写したトナー像を記録媒体上に再転写する転写部や、感光体からトナー像を記録媒体に直接転写する転写部においては、転写部から記録媒体が出てきたときに、記録媒体が中間転写体と転写部、あるいは感光体と転写部から吸引力を受け、その吸引力と記録媒体の腰の強さとの力関係により何れか一方に貼り付いたままとなり、その貼り付いたままの記録媒体が転写部下流側に備えるクリーナに突入してジャムやクリーナ破損を引き起こす場合がある。
【0005】
この問題を解決するため、特開平5−333725号公報には、転写ロールの曲率を感光体ドラムや中間転写体ドラムよりも小さくすることにより、転写部からでてきた記録媒体が曲率の小さい転写ロール側に偏った状態で分離されるように、転写部から送り出す技術や、転写ロールに印加する転写バイアス電圧を制御することにより、転写ロールから記録媒体を円滑に分離するようにした技術が開示されている。
【0006】
また、中間転写ベルトを用いて画像を形成する画像形成装置において、中間転写ベルトの張架ロールとして、一部に低硬度のロールを用いる場合に、低硬度のロールの近傍で中間転写ベルトに軸方向のうねりが生じ、転写ロールとの接触圧にむらが発生し、形成される画像に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0007】
特開平10−319745号公報には、転写ロールと、中間転写ベルトを挟んで転写ロールに対向する対向ロールと、転写ロールと対向ロールの中心軸上に配置された転写ロールもしくは対向ロールを押圧する給電ロールとにより構成された転写部の、転写ロール、対向ロールおよび給電ロール表面硬度をa、b、cとしたときにa<b<dの関係を満足するようにそれぞれの硬度に差を設け、ニップ圧の調整を簡易化することにより軸方向に均一化した転写電界を印加するとともに、中間転写ベルトと給電ロールとの間の距離を上流側より下流側の方が短くなるように中間転写ベルトを急傾斜させることにより画像の乱れをなくし記録媒体の剥離性を向上させる技術が開示されている。
【0008】
一方、色々な対策を講じてもジャムを完全に回避することは困難であるため、記録媒体が送り出されるレジロールの送り出し側と、定着装置の入口とにセンサを備えて所定時間内に記録媒体が通過したか否かを確認することによりジャムの発生の有無を検知するジャム検知手段を備えることが行われているが、ベルトに記録媒体が貼り付いたジャムは、そのジャム検知手段でジャムが検知されたときには、記録媒体がクリーナに突入してしまうという問題がある。
【0009】
その問題解決のため、特開平11−59962号公報には、ベルトに張り付いた記録媒体を検知するセンサを別に設ける技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平5−333725号公報には、感光体ドラム又は中間転写体ドラムと転写ロールとの間でニップ部を形成し、感光体ドラム又は中間転写体ドラム上のトナー像をそのニップ部を通過する記録媒体に転写する場合の剥離性の改善には有効と考えられるが、ベルト上のトナー像を記録媒体に転写する場合については開示されていない上、ニップ部を出てきたときの記録媒体の姿勢を決定付ける重要な要素となるロール相互の硬さなどについては規定されていない。また、特開平10−319745号公報には、一対のロール相互の硬さについては規定されているものの、ロール相互の径の大小については規定されていない。
【0011】
図1は、対向ロールと転写ロールとにより形成されたニップ部を示す模式図である。
【0012】
図1に示すように、硬度が異なる一対のロールで形成されたニップ部を記録媒体先端部が出てくる方向は、硬度の低い転写ロール25が変形して形成された凹形状のニップ部の曲率と硬度が高い対向ロール24の径とに依存するので、ニップ部を出てきた記録媒体の姿勢は、一対のロールの径のみならず、何れのロールが硬いか否かも重要な要素になる。さらに、一方のロールがトナー像を担持するベルトを張架するロールである場合には、ベルトを張架するロールの硬度および径の、他方のロールの硬度および径に対する関係において考慮する必要がある。
【0013】
一方、特開平11−59962号公報で開示された、ベルトに貼り付いた記録媒体を別に備えるセンサで検知する技術では、トナー像が転写された記録媒体と、ベルトあるいは残留トナーを担持するベルトとの誤検知をなくすためには複雑な制御が必要となり、検知手段が高価になるという不都合がある。
【0014】
本発明は、上記事情に鑑み、一対のロールのうちの一方がトナー像を担持するベルトであって他方のロールとの間にニップ部を形成する、それぞれのロールの硬さと径との関係を明らかにしジャムが発生する確率が低い転写部を形成すると共に、ニップ部に送られた記録媒体がこの転写部を通過したことを1つのセンサで簡易に検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する第1の発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体ベルト上のトナー像に記録媒体を重ね合わせ、該記録媒体を一対のロールにより形成されたニップ部でニップすることにより該像担持体ベルト上のトナー像を該記録媒体上に転写し、トナー像が転写された記録媒体を搬送部材に搬送させて定着位置を通過させることにより、該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記一対のロールのうちの一方の上記像担持体ベルトを張架するロールは、他方のロールと比べて硬さが硬くかつ直径が小さいものであことを特徴とする。
【0016】
このように、一対のロールのうちの像担持体ベルトを張架するロールは、他方のロールよりも硬さが硬くかつ直径が小さいので、像担持体ベルトを張架するロール表面と他方のロール表面との間隙が広がり、記録媒体と像担持体ベルトあるいは他方のロールとの間で放電を起こす機会が減るので、ニップ部からでてきた記録媒体の挙動範囲のばらつきが抑制されてジャムの発生確立が低下する。
【0017】
上記目的を達成する第2の発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体ベルト上のトナー像に記録媒体を重ね合わせ、該記録媒体を一対のロールにより形成されたニップ部でニップすることにより該像担持体ベルト上のトナー像を該記録媒体上に転写し、トナー像が転写された記録媒体を搬送部材に搬送させて定着位置を通過させることにより、該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記一対のロールは、硬さおよび直径がともに等しいものであって、該一対のロールのうちの一方のロールは、前記像担持体ベルトを張架するものであることを特徴とする。
【0018】
このように、一対のロールの硬さおよび直径がともに等しいので、像担持体ベルトを張架するロール表面と他方のロール表面との間隙が均等になるので、記録媒体と像担持体ベルトあるいは他方のロールとの間で放電を起こす機会が減るので、ニップ部からでてきた記録媒体の挙動範囲のばらつきが抑制されてジャムの発生確立が低下する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
【0020】
図2は、第1の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0021】
第1の実施形態は、第1の発明の実施形態に相当する。
【0022】
図2に示す画像形成装置は、矢印A方向に回転しながらトナー像が形成される感光体ドラム11と、感光体ドラム11を均一に帯電する帯電器12と、帯電した感光体ドラム11に露光光を照射し静電潜像を形成する露光装置13と、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)それぞれの色のトナーで静電潜像を現像する現像器31〜34をドラム周囲に配した、感光体ドラム11に近接する位置で回転するロータリー現像装置30とを備えている。
【0023】
また、駆動ロール21、従動ロール22、テンションロール23、対向ロール24に張架され感光体ドラム11に接触する経路を経由して循環移動する中間転写ベルト20と、感光体ドラム11に中間転写ベルト20を当接させてニップ部を形成する1次転写ロール18と、対向ロール24に中間転写ベルト20を当接させてニップ部を形成する2次転写ロール25および対向ロール24からなる2次転写装置40とを備えている。2次転写装置40の上流には記録媒体を収納するトレイ50と、トレイ50から記録媒体を送り出すフィードロール51と、フィードロール51から送られた記録媒体を位置決めして2次転写装置40に送り出すレジストレーションロール52と、2次転写装置40から出てきた記録媒体を用紙搬送ベルト53に案内する用紙搬送ガイド55と、記録媒体Pを搬送する用紙搬送ベルト53と、記録媒体上のトナー像を加熱および加圧する定着器54とを備えている。
【0024】
さらに、感光体ドラム11から中間転写ベルト20にトナー像を転写した後に感光体ドラム11上に残留するトナーをクリーニングするドラムクリーナ19と、中間転写ベルト20から記録媒体にトナー像を転写した後に中間転写ベルト20上に残留するトナーをクリーニングするベルトクリーナ41とを備えている。
【0025】
また、レジストレーションロール52の記録媒体送り出し位置に、記録媒体の後端部が通過したのを確認する第1センサ56と、記録媒体の搬送方向の2次転写ロール25の下流で、用紙搬送ガイド55の下方に、記録媒体が用紙搬送ガイド55の上方の所定領域を通過したのを確認する第2センサ57と、第1センサ56で記録媒体の後端部が通過したのを確認した後、所定時間内に第2センサ57で通過したか否かを確認し、ジャムが発生したか否かを検知するジャム検知手段58とを備えている。
【0026】
本実施形態の2次転写ロール25およびベルトクリーナ41は、中間転写ベルト20に自在に接触、あるいは離間することができるように構成され、感光体ドラム11から中間転写ベルト20上にトナー像を多重転写するときは離間し、中間転写ベルト20から記録媒体にトナー像を転写するときは接触する。
【0027】
ここで、中間転写ベルト20は、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂、又は各種ゴムにカボンブラック等を適量含有させて体積抵抗が6logΩ・cm〜15logΩ・cmで、厚さが例えば0.1mmとなるように構成されている。
1次転写ロール18および2次転写装置40の対向ロール24には、それぞれトナーの帯電極性と逆極性のバイアス電圧が印加され、2次転写ロール25は、回転軸が接地されている。
【0028】
2次転写装置40の対向ロール24は、体積抵抗が3logΩ・cm〜10logΩ・cmの範囲に、硬度が転写ロール25より充分高いに例えば70°(アスカC)に、径が転写ロール25よりも小さい例えばφ20mmにそれぞれ設定されている。また、2次転写ロール25は、例えば表面をフッ素でコーティングした、カーボンを分散させた発砲ウレタンゴムで形成され、体積抵抗が3logΩ・cm〜10logΩ・cmの範囲に、硬度が30°対向ロール24より30°以上低硬度に、径が対向ロール24よりも大きく例えばφ28mmにそれぞれ設定されている。そして、対向ロール24と2次転写ロール25は、対向ロール24と2次転写ロール25の回転軸相互を結ぶ平面が、記録媒体の上流側に、例えば12°傾斜するように配置される。
【0029】
この画像形成装置で画像形成する場合には、先ず感光体ドラム11表面を均一に帯電させ、画像データを色分解した各色毎の画像で変調した露光光を照射することにより、感光体ドラム11上に各色毎の静電潜像を形成し、その静電潜像をロータリー現像装置30の対応する色の現像器31〜34で現像して各色毎のトナー像を形成する工程をYMCK色について4回繰り返し、そのYMCK各色毎のトナー像を1次転写ロール18で中間転写ベルト20上にその都度転写して、中間転写ベルト20上に多重色トナー像を形成する。そして、その多重色トナー像を2次転写装置40の対向ロール24と2次転写ロール25とで形成されたニップ部を通過させることにより記録媒体上に多重色トナー像を静電転写し、セルフストリッピングした記録媒体をさらに定着器54で定着して記録媒体上に画像を形成する。このとき、第1センサ56で記録媒体の後端部が通過したのを確認してから所定の時間内に第2センサ57で検知されないときは、ジャム検知手段58は、中間転写ベルト20又は2次転写ロール25に記録媒体が貼り付くジャムが発生したと見なし、記録媒体がベルトクリーナ41などに突入する前に画像形成装置を停止させる。
【0030】
ここで、本実施形態は、ロータリー現像装置30を用いる4サイクルの画像形成装置に基いて説明したが、1サイクルの画像形成装置であっても、またタンデム式の画像形成装置であってもよく、さらに感光体ドラムに換えて、感光体ベルトを用いる画像形成装置であっても適用される。
【0031】
図3は、2次転写装置の対向ロール回転軸と2次転写ロールの回転軸との関係を示す図である。
【0032】
図3において、対向ロール24(図にあらわれない)は、対向ロール回転軸24bが対向ロール側突き当て部材24aにより回転自在に固定されている。また、2次転写ロール25(図にあらわれない)は、2次転写ロール回転軸25bが2次転写ロール側突き当て部材25aに軸着され、2次転写ロール側突き当て部材25aはアーム27に固着されている。アーム27は、回転中心27aで回転自在にフレーム固定されるとともに、スプリング28により張力が加えられ、矢印A方向の回転力が作用するので、2次転写ロール側突き当て部材25aは、対向ロール側突き当て部材24aに突き当てられ、通常は対向ロール回転軸24bと2次転写ロール回転軸25b相互間距離が一定になり、所定の食い込み量でニップ部が形成されるように構成されている。そして、ジャムなどが起こったときは、カム29を回転してアーム27を矢印A方向とは逆方向に回転させ、2次転写ロール25を対向ロール24から離間させることができるようになっている。
【0033】
このように、対向ロール側突き当て部材24aと2次転写ロール側突き当て部材25aとによって対向ロール回転軸24bと2次転写ロール回転軸25b相互間距離が一定に保持されているので、用紙がニップ部からでてきたときの用紙の姿勢変動をある程度抑制することができる。
【0034】
本実施形態では、2次転写ロールと対向ロールそれぞれが突き当て部材により回転軸相互の距離が一定に保たれるように固定されているが、突き当て部材は必ずしもを備える必要はない。
【0035】
次に、記録媒体がニップ部を通過したことを確認する第2センサについて説明する。
【0036】
図4は、用紙案内ガイドおよび用紙搬送ベルトの周辺を示す図である。
【0037】
図4において、対向ロール24に中間転写ベルト20を当接してニップ部を形成する2次転写ロール25と対向ロール24とからなる2次転写装置40があり、2次転写装置40の下流には、2次転写装置40から出てきた記録媒体を用紙搬送ベルト53に案内する用紙搬送ガイド55と、記録媒体Pを搬送する用紙搬送ベルト53とを備えている。また、用紙搬送ガイド55の下方には、記録媒体が用紙搬送ガイド55の上方の所定領域を通過したことを確認する第2センサ57が配置されている。
【0038】
2次転写ロール25は対向ロール24よりも硬度が低いため凹状をなしており、ニップ部から出たときの記録媒体は、対向ロール24断面のニップ部出口における接線方向平面、すなわちニップ部の出口における対向ロール24の接触平面60方向より下側を走行する確率が極めて高い上、たとえ接触平面より上側に飛び出した記録媒体であってもタイミングが多少遅れた状態で接触平面よりも下側を走行する。
【0039】
用紙搬送ガイド55は、この接触平面60に対して所定の角度θ(例えば10度)をなして、その接触平面60の下方に配置される。
【0040】
したがって、ニップ部をでた記録媒体は、所定時間内に接触平面60と用紙搬送ガイド55とに挟まれた領域Rを走行するものと予測されるので、記録媒体がレジストレーションロール52を通過してから所定時間内にこの領域Rを通過しないときは、ジャムが発生したと見なすことができる。
【0041】
そこで、その領域Rを走行する記録媒体に向けて、例えば赤外光を照射するとともに、その反射光を受光して反射光のレベルに応じた受光信号を出力しその受光信号レベルによって記録媒体の通過を検知することができるように、接触平面60と同じ平面を通過する記録媒体で反射した反射光から用紙搬送ガイド55と同じ平面を通過する記録媒体で反射した反射光までに対して感度を有し、中間転写ベルト面に対しては感度を有しないセンサを配置する。
【0042】
本実施形態では、第2センサ57の検知部57aの法線57eが、検知部57aから接触平面60および用紙搬送ガイド55それぞれへ引いた垂線57c,57dにより形成された角度(例えば10度)を2等分する位置および姿勢に配置されている。そして、第2センサ57の感度が、検知部57aの法線57eを中心に仰角5度であることから、検知部57aから領域Rの境界にあたる接触平面60に引いた垂線57cと用紙搬送ガイド55に引いた垂線57dとが感度を有する領域に含まれている。
【0043】
ここで、本実施形態では検知部57aから接触平面60および用紙搬送ガイド55それぞれへ引いた垂線57c,57dにより形成された角度(例えば10度)を2等分する位置および姿勢に配置されているが、これに限定されず、検知部57aから接触平面60および用紙搬送ガイド55それぞれへ引いた垂線57c,57dにより挟まれた領域に感度を有するように配置されていればよい。
【0044】
また、第2センサ57は、記録媒体に赤外光を照射するが、必ずしも赤外光である必要はない。
【0045】
このように、ニップ部を通過した記録媒体が走行する領域Rを予測するとともに、その領域Rを所定時間内に通過する記録媒体に対して感度を有する単一のセンサを用いて通過の有無を確認することによりジャム発生の有無を検知するので、ジャム検知の簡易化と低コスト化を図ることができる。
【0046】
次に、一対のロールにより形成されるニップ部について説明する。以下では、説明の都合上、2次転写装置に基いて説明するが、一対のロールにより形成されるニップ部は、2次転写装置に限定されるものではない。
【0047】
図5及び図6は、2次転写ロールと対向ロールとの関係を示す図である。
【0048】
ここで、ニップ部の出口に極めて近い領域における記録媒体の挙動を考える上では、対向ロールに張架された中間転写ベルトは無視してもよいと考えられるので、以下では中間転写ベルトがないものとして説明する。
【0049】
図5において2次転写ロール25の硬度は、対向ロール24よりも充分低いので、対向ロール2が2次転写ロール25側に食い込んでニップ部を形成している。このときニップ部から出てきた記録媒体は、対向ロール24断面のニップ部出口における接線、すなわち対向ロール24のニップ部出口における接触平面60に依存する。また、ニップ部では2次転写ロール25と対向ロール24との間にバイアス電圧が印加されているので、ニップ部から出てきた記録媒体が2次転写ロール25又は対向ロール24から剥離されるときに剥離放電が起こり記録媒体が静電気力を受ける。記録媒体の剥離放電は、記録媒体と2次転写ロール25との間又は記録媒体と対向ロール24との間の間隙が小さい領域で起こり、記録媒体の姿勢は、記録媒体の腰の力が強い場合を除き静電気力の大きさに依存し、何れかの方向に偏る。
【0050】
したがって、ニップ部の出口における硬さの硬い対向ロール24の接触平面60と2次転写ロール25および対向ロール24との間の距離が均等になるのが好ましい。
【0051】
図6において2次転写ロール25の硬度は、対向ロール24よりも充分低いので、対向ロール24が2次転写ロール25側に食い込んでニップ部を形成している。しかし、対向ロール24の径が2次転写ロール25の径よりも大きいので、高硬度の対向ロール24の接触平面60と、2次転写ロール25との距離に較べて対向ロール24との距離が圧倒的に近いので、記録媒体は剥離放電による静電気力によりベルト面へ貼り付いて、ジャムが発生しやすくなる。
【0052】
図7は、対向ロールの径と、対向ロールと2次転写ロールとの硬度差に対する用紙の姿勢との関係を示す図である。
【0053】
図7において、縦軸は、ニップ部から用紙が出てくる用紙角度(対向ロール側、すなわちベルト側をプラスとする)、横軸は、ニップ部の食い込み量(双方のロール径の和と双方の回転軸間距離との差分)をあらわし、図中の実線は、対向ロールの径をパラメータとする用紙角度の推移を示すグラフである。
【0054】
図から明らかなように、食い込み量がある程度以上になると用紙角度に関する限り、2次転写ロールの硬度による寄与度は小さく、高硬度の対向ロールの径に依存していることがわかる。
【0055】
図8は、ニップ部における対向ロール面と2次転写ロール面との断面形状を示す図である。
【0056】
図8において、縦軸は双方の回転軸間方向の位置を、横軸はニップ部の中心からロール断面方向の距離をあらわしている。図中の実線は、対向ロールの径が20mmと28mmそれぞれの断面形状、およびそれぞれの径の対向ロールに対応する2次転写ロールの断面形状をあらわしている。
【0057】
図から明らかなように、対向ロールの径が変化しても2次転写ロールの断面形状はほとんど変わらないので、ニップ部を通過する際に用紙が排出される方向は、対向ロールの径に依存し、対向ロールの径を小さくすることにより、用紙とそれぞれのロールとの間のギャップを広くすることが可能になる。
【0058】
図9は、対向ロールの径をパラメータとしたときの用紙と2次転写ロールとの間のギャップを示す図である。
【0059】
図9において、縦軸は用紙と2次転写ロール間のギャップ、横軸は、ニップ部の中心からロール断面方向の距離をあらわし、図中の実線は、対向ロールの径が20mmの場合、図中の点線は、対向ロールの径が28mmの場合をあらわしている。
【0060】
図から明らかなように、用紙と2次転写ロールとの間のギャップは、対向ロールの径を変化させても変化量が少ない。
【0061】
図10は、対向ロールの径をパラメータとしたときの用紙と中間転写ベルトとの間のギャップを示す図である。
【0062】
図10において、縦軸は用紙と中間転写ベルトとの間のギャップ、横軸は、ニップ部の中心からロール断面方向の距離をあらわし、図中の実線は、対向ロールの径が20mmの場合、図中の点線は、対向ロールの径が28mmの場合をあらわしている。
【0063】
図から明らかなように、用紙と対向ロールとの間のギャップは、対向ロールの径が小さくなると急激に大きくなることがわかる。
【0064】
図9及び図10に示したように、2次転写ロールの硬度を対向ロールの硬度よりも低くしてニップ部を形成する場合には、ニップ部から出てきた用紙先端は、ニップ部出口における対向ロール断面の接線方向、すなわち接触平面方向を向いており、2次転写ロールよりも対向ロール、あるいはベルト寄りに偏っている。しかし、対向ロールの径を2次転写ロールの径よりも小さくすることにより、用紙と対向ロール、あるいはベルトとの間の距離を稼ぐことができるので、ベルトに用紙が貼り付くことによるジャムの発生を抑止することができる。
【0065】
図11は、本実施形態の画像形成装置による一対のロールにより形成されるニップ部の剥離性の確認結果を示す図である。
【0066】
図11において、縦軸は、用紙の挙動範囲をあらわす用紙角度で、上限は、ベルトに用紙が貼り付いて起きるジャム、下限は2次転写ロールに用紙が巻きついて起きるジャム、中央は用紙がスムーズに通過する理想状態をそれぞれあらわし、横軸は、対向ロールの径をあらわしている。
【0067】
本確認試験は、2次転写ロールは硬度が30°、ロール径がφ28mmのものを使用し、対向ロールは、硬度が70°、ロール径がφ28mmと20mmのものを用いた。
【0068】
その結果、対向ロールが2次転写ロールと同径の場合には、ベルトに用紙が貼り付いて起きるジャム、および転写ロールに用紙が巻きついて起きるジャムが発生した。しかし、対向ロールが2次転写ロールより小径の場合には、用紙の挙動範囲が安定し、一対のロール軸相互を結ぶ平面に対する法線より下側に振れることはなかった。これは、従来の対向ロールでは起こり勝ちな放電による反作用の影響が、対向ロール径を小さくしたことでなくなったためと考えられる。
【0069】
次に、第2の実施形態について説明する。
【0070】
第2の実施形態は、第2の発明の実施形態に相当する。
【0071】
第2の実施形態は、第1の実施形態と較べて、ニップ部を形成する一対のロールの、硬さおよび直径がともに等しい点が相違するが、それ以外は共通する。したがって、相違点について説明する。
【0072】
図12は、2次転写ロールと対向ロールとの関係を示す図である。
【0073】
図12(a)は、本実施形態の、同一硬度、同一径からなる対向ロールと2次転写ロールとで形成されたニップ部を示す図である。
【0074】
2次転写ロールと対向ロールとが同一硬度、同一径であると、2次転写ロールおよび対向ロールが同じように変形してニップ部が形成されるので、ニップ部は平面状となり、ニップ部からでてきた記録媒体と2次転写ロール面との間及記録媒体と対向ロール面、あるいは中間転写ベルト面との間は等距離になる。
【0075】
したがって、ニップ部を出てきた記録媒体と2次転写ロールとの間および記録媒体と対向ロール、あるいは中間転写ベルトとの間の静電気力は等しくなるので、ニップ部からでてきたままの状態を保持することが可能になる。
【0076】
図12(b)は、対向ロールと、例えば2層構造の2次転写ロールとにより形成されたニップ部を示す図である。
【0077】
2次転写ロールが2層構造をなし、表面層が対向ロールと同一硬度であっても、内部層の硬度が表面層の硬度よりも低い場合には、ニップ部は、図12(a)に示した同一硬度、同一径の場合とは異なる形状をなすので、ニップ部からでてきた記録媒体と2次転写ロール面との間及記録媒体と対向ロール面、あるいは中間転写ベルト面との間は等距離にならない。
【0078】
したがって、ニップ部を出てきた記録媒体と2次転写ロールとの間および記録媒体と対向ロール、あるいは中間転写ベルトとの間の静電気力は等しくならないので、ニップ部からでてきた記録媒体は変動し、その挙動範囲がばらつく。
図13は、対向ロールの径と、対向ロールと2次転写ロールとの硬度差に対する用紙の姿勢との関係を示す図である。
【0079】
図13において、縦軸は、ニップ部から用紙が出てくる用紙角度(対向ロール側、すなわちベルト側をプラスとする)、横軸は、ニップ部の食い込み量(双方のロール径の和と双方の回転軸間距離との差分)をあらわし、図中の実線(太線)および点線は、対向ロールと2次転写ロールとの硬度に差がある場合の対向ロールの径をパラメータとする用紙角度の推移を示すグラフであり、図中の実線(細線)は、対向ロールと2次転写ロールとの硬度に差がない場合の用紙角度の推移を示すグラフである。
【0080】
図からわかるように、図中の実線(太線)および点線に示す硬度差ありの場合は、第1の実施形態の図7で説明したように、用紙角度は、高硬度の対向ロールの径に依存するが、本実施形態の硬度差なしの場合の対向ロールと2次転写ロールは、硬度による影響がほとんどないことがわかる。
【0081】
図14は、本実施形態の画像形成装置による一対のロールにより形成されるニップ部の剥離性の確認結果を示す図である。
【0082】
図14において、縦軸は、用紙の挙動範囲をあらわす用紙角度で、上限は、ベルトに用紙が貼り付いて起きるジャム、下限は2次転写ロールに用紙が巻きついて起きるジャム、中央は用紙がスムーズに通過する理想状態をそれぞれあらわし、横軸は、対向ロールの径をあらわしている。
【0083】
本確認試験は、対向ロールと2次転写ロールの硬度が等しく、直径も等しい本実施形態の画像形成装置と、比較のための、対向ロールが2次転写ロールより硬度が硬い画像形成装置について行った。
【0084】
その結果、本実施形態の対向ロールが2次転写ロールと同径の場合には、双方のロールに等間隔の理想状態を中心にして、用紙の挙動範囲が上限および下限に至る角度の約1/2の範囲内に収まり、ベルトに用紙が貼り付いて起きるジャム、および転写ロールに用紙が巻きついて起きるジャムともに未発生であった。
【0085】
一方、対向ロールの硬度が2次転写ロールの硬度より硬い比較例の場合については、用紙の挙動範囲が上限および下限近くまでばらついた。
【0086】
このように、一対のロールの径と硬度とが等しいものを用いることにより、ニップ部からでてきた用紙の挙動範囲のばらつきを抑制し、ジャムの発生を防ぐことができる。
【0087】
【発明の効果】
以上、説明したように、第1の発明の画像形成装置によれば、ニップ部の出口における像担持体ベルトと他方のロールの表面との間隙が広がることにより、また第2の発明の画像形成装置によれば、ニップ部から出てきた記録媒体とそれぞれのロール表面、あるいは像担持体ベルトとの間隙が均等になるので、それぞれニップ部からでてきた記録媒体の挙動範囲のばらつきが抑制され、ジャムの発生する確率を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一対のロールにより形成されたニップ部を示す模式図である。
【図2】第1の実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図3】2次転写装置の対向ロール回転軸と2次転写ロールの回転軸との関係を示す図である。
【図4】用紙案内ガイドおよび用紙搬送ベルトの周辺を示す図である。
【図5】2次転写ロールと対向ロールとの関係を示す図である。
【図6】2次転写ロールと対向ロールとの関係を示す図である。
【図7】対向ロールの径と、対向ロールと2次転写ロールとの硬度差に対する用紙の姿勢との関係を示す図である。
【図8】ニップ部における対向ロール面と2次転写ロール面との断面形状を示す図である。
【図9】対向ロールの径をパラメータとしたときの用紙と2次転写ロールとの間のギャップを示す図である。
【図10】対向ロールの径をパラメータとしたときの用紙と中間転写ベルトとの間のギャップを示す図である。
【図11】本実施形態の画像形成装置による一対のロールにより形成されるニップ部の剥離性の確認結果を示す図である。
【図12】2次転写ロールと対向ロールとの関係を示す図である。
【図13】対向ロールの径と、対向ロールと2次転写ロールとの硬度差に対する用紙の姿勢との関係を示す図である。
【図14】本実施形態の画像形成装置による一対のロールにより形成されるニップ部の剥離性の確認結果を示す図である。
【符号の説明】
11 感光体ドラム
12 帯電器
13 露光装置
14 ドラムクリーナ
18 1次転写ロール
20 中間転写ベルト
21 駆動ロール
22 従動ロール
23 テンションロール
24 対向ロール
24a 対向ロール側突き当て部材
24b 対向ロール回転軸
25 2次転写ロール
25a 2次転写ロール側突き当て部材
25b 2次転写ロール回転軸
27 アーム
27a 回転中心
28 スプリング
29 カム
30 ロータリー現像装置
31〜34 現像器
40 2次転写装置
41 ベルトクリーナ
50 トレイ
51 フィードロール
52 レジストロール
53 用紙搬送ベルト
54 定着器
55 用紙搬送ガイド
56 第1センサ
57 第2センサ
57a 第2センサ検知部
57b 領域
57c,57d 垂線
57e 法線
58 ジャム検知手段
60 接触平面

Claims (5)

  1. トナー像を担持する像担持体ベルト上のトナー像に記録媒体を重ね合わせ、該記録媒体を一対のロールにより形成されたニップ部でニップすることにより該像担持体ベルト上のトナー像を該記録媒体上に転写し、トナー像が転写された記録媒体を搬送部材に搬送させて定着位置を通過させることにより、該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記一対のロールのうちの一方の前記像担持体ベルトを張架するロールは、他方のロールと比べて硬さが硬くかつ直径が小さいものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像を担持する像担持体ベルト上のトナー像に記録媒体を重ね合わせ、該記録媒体を一対のロールにより形成されたニップ部でニップすることにより該像担持体ベルト上のトナー像を該記録媒体上に転写し、トナー像が転写された記録媒体を搬送部材に搬送させて定着位置を通過させることにより、該記録媒体上に定着されたトナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記一対のロールは、硬さおよび直径がともに等しいものであって、該一対のロールのうちの一方のロールは、前記像担持体ベルトを張架するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記一対のロールは、少なくとも前記記録媒体の通過時に、該一対のロールの回転軸どうしの距離が一定に保たれるように回転自在に固定されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記一対のロールにより形成されたニップ部の出口における、前記像担持体ベルトを張架するロールの接触平面に対し所定の傾斜角度をなして該接触平面の下方に配置された、該ニップ部から出てきた記録媒体を前記搬送部材へ案内する案内部材と、
    前記接触平面と前記案内部材とにより挟まれた領域を通過する記録媒体を検知するセンサであって、該センサの検知部から該接触平面への垂線と該案内部材の垂線とにより挟まれた領域に感度を有するセンサとを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記センサは、該センサの検知部の法線が該検知部から前記接触平面への垂線と前記案内部材の垂線とにより形成された角度を2等分する位置および向きに配置されたものであることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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