JP5439814B2 - 測定装置、およびセンサ排出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、体液等の試料を収集し、測定する測定装置に関するものであり、より詳細には、測定装置よりセンサを排出する排出機構に関する。
従来、体液の特性を簡易に分析するための分析装置として、電気化学的に血糖値を測定する測定装置及びセンサが実用化されている。
図15に示すように、測定装置本体1に対してスライド可能に配設された排出レバー2と、排出レバー2と応動し、センサ200を押出するスライダー(図示せず)とを備えた測定装置700が公開されている(特許文献1参照)。上記センサ200は、図17(a)に示すように、その先端に、血糖を採取するキャビティ(図示せず)を備えている。該キャビティ内には、酵素や電子伝達体等を含む試薬層と、電極とを備えている。また、センサ200の後端には、電極端子200aが設けられている。
測定装置700は、血糖中のグルコースと試薬層との反応により生じる、血糖中のグルコース濃度に応じた電流値を、センサ200の電極に電圧を印加することにより測定する電気回路を内部に備えており、その測定した電流値に基づいて血糖値を算出し、その血糖値をディスプレイ700aに表示する。
図16(a)は、上記従来の測定装置700の分解斜視図である。
図16(a)において、測定装置700は、排出レバー2の爪2a(2箇所)が、測定装置本体1の長孔1aに挿入されることにより、排出レバー2が、測定装置本体1に対してスライド可能に配設されている。その排出レバー2は、樹脂バネ2bを備えている。
また、基板5は、コネクタ16を備えており、測定装置本体1とネジ等で締め付けられている。コネクタ16は押出し部材11を有している。その押出し部材11は、基板5の切り欠き5a及びコネクタ16の切り欠きを通して、排出レバー2のスライダー嵌合部2cと嵌合している。したがって、押出し部材11は、排出レバー2と応動して切り欠き5aの長手方向にスライド可能な状態になっている。
以下に、センサ200の排出動作について、図16(b)を用いて、説明する。図16(b)は、図16(a)に示す測定装置本体1、排出レバー2、及び基板5を組み合わせた状態の測定装置700の断面図であり、血糖を採取する細長い小片状のセンサ200が、測定装置700にセットされた状態を示す。
センサ200を測定装置700に装着して、体液等の試料の測定を行った後に、センサ200を排出するには、まず、指で排出レバー2を図16(b)の矢印方向にスライドさせる。すると、押出し部材11が排出レバー2に応動して同じく矢印の方向にスライドし、押出し部材11がセンサ200をコネクタ16から押出して、センサ200が測定装置本体1から排出される。
ここで、排出レバー2は樹脂バネ2bを備えているため、排出レバー2をスライドさせてセンサ200を排出するときには、該樹脂バネ2bにより、排出レバー2をセンサ200の排出の向きと逆方向に付勢する力が作用する。
また、図19のように、コネクタ16に含まれる数本の電極(接続端子)14は、コネクタ16内部の押出し部材の突起部11aがスライドしたときに、その突起部11aに触れない位置にしてもよい。
このように、上記排出機構によって、センサ200を測定装置700から排出させることにより、測定装置700による血糖値の一連の測定が完了する。
このような従来の測定装置においては、操作者がセンサに付着した試料に触ることなくセンサを廃棄することができ、病気などの感染を防止することができる効果がある。また、排出レバー2をスライドすることでセンサを排出できるので、容易にセンサを排出することができる。
特開2003−114213号公報
従来の測定装置700による測定においては、図17(b)に示すように、患者はまず、測定装置700のコネクタ701にセンサ200を挿入し、次にランセットデバイスと呼ばれる穿刺器具により皮膚に突き刺して、体液を得るための穿刺操作を行い、得られた体液をセンサ200に点着して測定を行う。そして、測定完了後、スライド可能に配設された排出レバー2を動かすことにより、体液が付着したセンサ200をコネクタ701から押出し、該センサ200を測定装置本体1から排出する。その後、新しいセンサ200を挿入して、再度測定を行う。このように、患者や患者の付添人、あるいは病院関係者等の操作者は、測定を行うたびに、センサ200の挿脱を行わなければならない。
ところで、上記のような従来の排出機構においては、測定装置700の要部断面図18(a)の拡大図である図18(b)に示すように、一般的にセンサ200の厚みが薄く平坦な形状をしている事と、センサ200の電極端子200aを接続端子14により弾性的に上部より当接されている状態のまま押出し部材11により排出するため、センサ200が弾き出されてしまう。
つまり、接続端子14は、センサ200の挿入時には、図18(b)に示すように、その形状が変形することにより、センサ200の電極端子200aを弾性的に上部から押圧固定していたが、センサ200の電極端子200aと接続端子14との接続が解除されると、その瞬間に、接続端子14には、図18(c)のように、当接前の形状に戻ろうとする復元力R1が働き、この復元力R1により、このセンサ200が排出方向に弾かれてしまう。その結果、図15のように、体液等の試料が点着されたセンサが操作者の意図しないような必要以上の速度V1で飛び出てしまい、センサ200に点着された試料が人体に付着する可能性があった。試料に病原体が含まれる場合には感染症を引き起こすという危険性もあり、安全にセンサを廃棄することが可能な測定装置やセンサ排出方法が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、センサを測定装置から排出するときの排出速度を調整し、必要以上に急激に飛び出すのを防ぐことができる測定装置、およびセンサ排出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる測定装置は、その一端に電極端子が形成されたセンサにより収集された分析試料を、電気化学的に分析する測定装置であって、前方方向から挿入されるセンサを着脱可能に保持するコネクタを備え、このコネクタは、センサが挿入されるコネクタ口と、このコネクタ口に挿入されたセンサの電極端子に弾性的に当接して、分析に必要な信号を取り出す接続端子を有するセンサ保持部と、このセンサ保持部の切り欠き部に挿入され、前記センサを押し出す突出部を有する押出し部材と、この押出し部材のスライド用突起部を前記センサ保持部との間で形成される所定の空間によりスライド可能に挟持する押出し部材カバーとを備え、前記押出し部材カバーには、センサ保持部の穴に収容され、かつ前記接続端子による前記センサの電極端子への当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置に、前記センサ保持部に保持されているセンサの側面に弾性的に当接し、センサ排出時にこのセンサの側面との間に働く摩擦力によりセンサの移動方向への速度を減じるブレーキ部を設け、このブレーキ部は前記押出し部材と同じ材料から弾性が発生する形状に形成したものであり、これにより、センサを測定装置から排出するときに、センサが必要以上に急激に飛び出すのを防ぐことができる。
本発明に係る測定装置は、その一端に電極端子が形成されたセンサにより収集された分析試料を、電気化学的に分析する測定装置であって、前方方向から挿入されるセンサを着脱可能に保持するコネクタを備え、このコネクタは、センサが挿入されるコネクタ口と、このコネクタ口に挿入されたセンサの電極端子に弾性的に当接して、分析に必要な信号を取り出す接続端子を有するセンサ保持部と、このセンサ保持部の切り欠き部に挿入され、前記センサを押し出す突出部を有する押出し部材と、この押出し部材のスライド用突起部を前記センサ保持部との間で形成される所定の空間によりスライド可能に挟持する押出し部材カバーとを備え、前記押出し部材カバーには、センサ保持部の穴に収容され、かつ前記接続端子による前記センサの電極端子への当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置に、前記センサ保持部に保持されているセンサの側面に弾性的に当接し、センサ排出時にこのセンサの側面との間に働く摩擦力によりセンサの移動方向への速度を減じるブレーキ部を設け、このブレーキ部は前記押出し部材と同じ材料から弾性が発生する形状に形成したものであり、これにより、センサを測定装置から排出するときに、センサが必要以上に急激に飛び出すのを防ぐことができる。
すなわち、センサ排出時に、測定装置よりセンサが飛び出す量を制御しながら、センサを安定した速度で排出するようにしたので、センサの電極端子と接続端子との接続が解除された瞬間に、接続端子が当接前の形状に戻ろうとする復元力によって、センサが排出方向に、操作者が予測できないような必要以上の速度で排出されるのを防止することができ、患者や、患者の付添い人、あるいは病院関係者などの操作者が直接的に体液等の試料を点着したセンサに触れることなく、センサを安全に廃棄することができるという効果がある。
また、本発明のコネクタは、センサが挿入されるコネクタ口と、このコネクタ口に挿入されたセンサの電極端子に弾性的に当接して、分析に必要な信号を取り出す接続端子を有するセンサ保持部と、このセンサ保持部の切り欠き部に挿入され、前記センサを押し出す突出部を有する押出し部材と、この押出し部材のスライド用突起部を前記センサ保持部との間で形成される所定の空間によりスライド可能に挟持する押出し部材カバーとを備え、前記押出し部材カバーには、センサ保持部の穴に収容され、かつ前記接続端子による前記センサの電極端子への当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置に、前記センサ保持部に保持されているセンサの側面に弾性的に当接し、センサ排出時にこのセンサの側面との間に働く摩擦力によりセンサの移動方向への速度を減じるブレーキ部を設け、このブレーキ部は前記押出し部材と同じ材料から弾性が発生する形状に形成したものであるので、コネクタとしての部品点数を少なく、さらに、大きさをコンパクトにすることができる。
以下に、本発明に係る測定装置について、その実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1にかかる測定装置について説明する。
図1は、本実施の形態1による測定装置を示す分解斜視図である。
図1において、100は、センサ200に点着された体液等の試料を測定する測定装置である。200は、分析を行うべき試料を収集する細長い小片状のバイオセンサである。
測定装置100は、前方方向から挿入されるセンサ200を着脱可能に保持するコネクタ3と、前記コネクタ3に保持された前記センサ200の電極端子200aに弾性的に当接し、該センサ200の電極端子200aより分析に必要な信号を取り出す接続端子14と、前記コネクタ3に保持されたセンサ200を、該センサ200の測定装置側から見た手前側面に当接して、前記センサ200の電極端子200aと前記接続端子14との弾性的当接接続を解除させながら前方方向へ押出し、該センサ200を前記コネクタ3から排出する排出機構と、前記センサ200が前記排出機構により前方方向に押出される押出し動作時に、前記センサ200に弾性的に当接し、前記センサ200の排出方向への移動を制動するブレーキ手段とを備えている。
前記排出機構は、排出レバー2と、押出し部材11とよりなる。
前記排出レバー2が、測定装置本体1の長孔1aに挿入され、測定装置本体1に対して押出し可能に配設されている。
また、内側連動部材4が、おのおの、該内側連動部材4の両側に、相互に平行に設けられた2本のバネ6の各一端に懸架されており、該各バネ6の他端は、それぞれ、測定装置本体1の左右に設けられたボス1bに懸架されている。また、前記内側連動部材4の中央部の底面には、ネジ7が設けられ、前記測定装置本体1の筐体部分を介して、排出レバー2の中央底面部分に、ネジ締めされている。
また、内側連動部材4の中央部分の先端の一部は、コの字型になっており、このコの字型の部分(嵌合部)4aが、コネクタ3内に収容されている押出し部材11と嵌合している。この押出し部材11は、後述する排出機構の作動部であり、押出しレバー2に連動して前方方向、つまり、センサ200の排出方向への押出し動作を可能とするものである。そのため、排出レバー2をスライドさせると、内側連動部材4と押出し部材11とが応動するようにスライドする。
前記コネクタ3は、基板5に設けられている。基板5の切り欠き部5aに、押出し部材11がスライド可能なように基板5と測定装置本体1とが組み合わされ、基板5が測定装置本体1にネジ等で締め付けられている。
図2に、図1に示す測定装置100のコネクタ3の分解斜視図を示す。
図2において、コネクタ3は、センサ保持部10、押出し部材11、および、押出し部材カバー12を有している。
センサ保持部10は、センサ200が挿入されるコネクタ口10cと、センサ200の電極端子200aに弾性的に当接して、分析に必要な信号を取り出す接続端子14とを有している。
押出し部材11は、平面状の突出部11aを有しており、この突出部11aは、センサ保持部10の切り欠き部10aに挿入されている。
押出し部材カバー12は、弾性材料よりなる第1のブレーキ部13を有している。この第1のブレーキ部13は、センサ200の側面に当接する位置に設けられ、センサ保持部10の穴10bに収容されている。また、第1のブレーキ部13は、センサ保持部10に保持されているセンサ200の側面に弾性的に当接し、センサ排出時に第1のブレーキ部13とセンサ200の側面との間に働く摩擦力により、センサ200の排出方向への移動速度を減じることができる。
さらに、押出し部材カバー12は、押出し部材11のスライド用突起部11bを覆うように、センサ保持部10に固定される。つまり、押出し部材11のスライド用突起部11bは、押出し部材カバー12とセンサ保持部10とにより、所定の空間を有して挟持され、この挟持された空間を利用し、押出し部材11は、センサ保持部10の切り欠き部10aの範囲内で、スライド可能になっている。したがって、押出し部材11は排出レバー2と応動して、基板5の切り欠き部5aの長手方向にスライド可能な状態になっている。
なお、本実施の形態1においては、センサ200を排出する排出機構と、排出されるセンサ200にブレーキをかけるブレーキ手段(第1のブレーキ部13)を、別々の部品で構成しているが、これは、排出機構が、ブレーキ手段を含む構成にしても良い。
また、第1のブレーキ部13は、接続端子14によるセンサ200の電極端子200aへの当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置において、前記センサ200に当接するようにする。このようにすることで、第1のブレーキ部13が、接続端子14とセンサ電極端子200aとが完全に離れた後に、センサ200に当接することになるため、接続端子14によるセンサ電極端子200aへの押圧力に関係なく、確実に、センサの排出方向の移動速度を減じることができる。
本実施の形態1においては、押出し部材カバー12を、ステンレス材(SUS)により形成し、また、第1のブレーキ部13は、押出し部材カバー12と同じSUSを使用し、弾力が発生する形状に形成している。この第1のブレーキ部13は、センサ200の側面との接触によって、0.05mm〜0.25mmの範囲で撓むような弾性力を保持しており、この時のセンサ200の側面にかかる接圧力は、40g〜60gとなっている。
なお、センサ200の厚みは、0.18mm〜0.44mmであり、センサ200の幅は6.6mm、またコネクタ口10cの幅は、6.8mmとした。また、第1のブレーキ部13は、押出し部材カバー12と同じ金属材料であるステンレス材(SUS)に限らず、樹脂材料によるものとしても良い。例えば、第1のブレーキ部13の材料として、弾性のある樹脂材料を使用し、樹脂材料の弾性力を利用して前記センサ200に抵抗を与え、その排出方向の移動を制動するようにしてもよい。このような樹脂材料としては、例えば、POM(ポリアセタール)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)等を用いることができる。また、ゴム材料の弾性力を利用しても良く、例えば、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ウレタンゴム(U)、シリコンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)等を用いても良い。
次に、測定装置100からセンサ200を排出するセンサ排出方法について、図1、図2、図3、図6、および図10を用いて説明する。
センサ200がコネクタ3に挿入されることにより、センサ200の電極端子200aが、コネクタ3に設けられている接続端子14により、弾性的に上部より接圧を受け、これにより、センサ200がコネクタ3に保持される。このようにしてセンサ200を測定装置100に装着し、センサ200の先端に体液等の試料を点着して測定を行い終えた後、以下のようにして、センサ200を測定装置100から排出する。
まず、排出レバー2を操作者が指で、図3の矢印方向、つまり排出方向へスライドさせる(ステップS101)。すると、排出レバー2にネジ7で保持されている内側連動部材4が連動する。このとき、内側連動部材4の先端がコの字型になっており、コネクタ3内部の押出し部材11と嵌合しているので、排出レバー2をスライドさせることにより、押出し部材11もスライドさせることができる。
押出し部材11が排出レバー2に応動して同じく矢印の方向にスライドすると、センサ200の端面が押出され、センサ200の電極端子200aとセンサ保持部10内の接続端子14との接続が解除される(ステップS102)。このとき、接続端子14によりセンサ200が排出方向に弾かれる。これは、一般的にセンサ200の厚みが薄く平坦な形状をしていることと、センサの電極端子200aと接続端子14との接続が解除された瞬間に、接続端子14に、当接前の形状に戻ろうとする復元力が働き、この復元力によりセンサ200が排出方向に弾かれてしまうことによる。また、センサ200の電極端子200aが、接続端子14により弾性的に上部より当接されている状態のまま、排出レバー2をスライドさせ、押出し部材11を応動させてセンサ200を排出するので、排出レバー2をスライドさせる速度が速くなるほど、接続端子14によりセンサ200を排出方向に弾こうとする力に加えて、押出し部材11で直接センサ200を押出する力が生じることも多少影響する。
本実施の形態1では、コネクタ3に設けられている押出し部材カバー12の第1のブレーキ部13が、センサ保持部10の保持されているセンサ200の側面に当接しているので、センサ排出時に第1のブレーキ部13とセンサ200の側面との間に働く摩擦力により、センサ200の排出方向への移動を制動する(ステップS103)。このとき、センサ200がコネクタ3より離れる時点での該センサ200の排出速度は、センサ200が必要以上に飛び出てしまうような従来の速度と比べて、図6のように、はるかに遅い速度V2になっているので、センサ200が、操作者の意図しない速度で排出されるのを抑制することができる。
そして、センサ200が測定装置本体1から排出され(ステップS104)、操作者が排出レバー2を開放、つまり、排出レバー2に加えていた力を解除すると(ステップS105)、バネ6の復元力により、内側連動部材4は、センサ200の排出動作前の初期設定の位置まで自動的に引き戻される。
このような一連の動作により、操作者が予測できないような速度で、センサ200が飛び出すことが防止できるので、安全にセンサ200を排出し廃棄することができる。
以上のように、本実施の形態1による測定装置100によれば、測定装置本体1に対してスライド可能に配設された排出レバー2と、排出レバー2と応動してセンサ200を押出する押出し部材11とからなる排出機構を備え、弾性材料よりなる第1のブレーキ部13をセンサ200の側面に当接させるようにしたので、排出機構によりセンサを排出する際に、その排出方向の移動を制動することができ、これにより、センサの排出時に前記センサが意図しない方向に急激に飛び出すのを防ぐことができる。また、操作者が、センサに付着した試料に触れることなく、センサを廃棄できるとともに、操作者が予測できないような必要以上の速度でセンサ200が飛び出すことを防止することができ、この結果、病気などの感染を防止することができ、センサの廃棄時の信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態1による測定装置100によれば、第1のブレーキ部13を、センサ200の側面に当接する位置に設けるようにしたので、センサ排出時のみブレーキ手段をセンサに当接させるという複雑な構成にする必要が無く、ブレーキ手段の構成を簡単化することができる。また、センサ200の排出時において、センサの電極端子200aと接続端子14との接続が解除される前後において、第1のブレーキ部13がセンサ200に当接されているので、接続端子14によるセンサ電極端子200aへの押圧力に関係なく、確実に、前記センサ200の排出方向への移動を制動することができる。
また、排出レバー2をスライドさせる速度が速くなり、センサ200を排出方向に押し出そうとする力が加わっても、第1のブレーキ部13により、確実に、前記センサ200の排出方向への移動を制動することができる。
また、本実施の形態1の測定装置100によれば、第1のブレーキ部13をセンサ保持部10の内部に配置するようにしたので、コネクタ3の部品点数を少なくすることができ、その大きさをコンパクトにすることができる。
なお、本実施の形態1では、第1のブレーキ部13を、センサ200の一側面に当接するよう、押出し部材カバー12の片方にのみ設けているが、センサ200の両側面に当接するよう、押出し部材カバー12の両辺に設けてもよい。この場合、センサ200の両側面からブレーキをかけることになるため、排出するセンサ200の向きが偏りにくくなり、より真っ直ぐに排出することが可能となる。
また、本実施の形態1では、第1のブレーキ部13は、センサの側面に当接するようにしたが、センサの一平面に当接するようにしても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図面に基づいて説明する。
図5は、本実施の形態2による測定装置110の断面図である。
図5において、110はセンサ200に点着された体液等の試料を測定する測定装置である。200は、分析を行うべき試料を収集する細長い小片状のバイオセンサである。
本実施の形態2による測定装置110の基本的な構成は、図1に示す実施の形態1による測定装置100と同じである。
つまり、測定装置110は、前方方向から挿入されるセンサ200を着脱可能に保持するコネクタ3と、前記コネクタ3に保持された前記センサ200の電極端子200aに弾性的に当接し、該センサ200の電極端子200aより分析に必要な信号を取り出す接続端子14と、前記コネクタ3に保持されたセンサ200を、該センサ200の測定装置側から見た手前側面に当接して、前記センサ200の電極端子200aと前記接続端子14との弾性的当接接続を解除させながら前方方向へ押出し、該センサ200を前記コネクタ3から排出する排出機構と、前記センサ200が前記排出機構により前方方向に押出される押出し動作時に、前記センサ200に弾性的に当接し、前記センサ200の排出方向への移動を制動するブレーキ手段とを備えている。
前記排出機構は、排出レバー2と、押出し部材11とよりなる。
前記排出レバー2が、測定装置本体1の長孔1aに挿入され、測定装置本体1に対してスライド可能に配設されている。
また、内側連動部材4が、おのおの、該内側連動部材4の両側に、相互に平行に設けられた2本のバネ6の各一端に懸架されており、該各バネ6の他端は、それぞれ、測定装置本体1の左右に設けられたボス1bに懸架されている。また、前記内側連動部材4の中央部の底面には、ネジ7が設けられ、前記測定装置本体1の筐体部分を介して、排出レバー2の中央底面部分に、ネジ締めされている。
また、内側連動部材4の中央部分の先端の一部は、コの字型になっており、このコの字型の部分(嵌合部)4aが、コネクタ3内に収容されている押出し部材11と嵌合している。この押出し部材11は、後述する排出機構の作動部であり、押出しレバー2に連動して前方方向、つまり、センサ200の排出方向への押出し動作を可能とするものである。そのため、排出レバー2をスライドさせると、内側連動部材4と押出し部材11とが応動するようにスライドする。
前記コネクタ3は、基板5に設けられている。基板5の切り欠き部5aに、押出し部材11がスライド可能なように基板5と測定装置本体1とが組み合わされ、基板5が測定装置本体1にネジ等で締め付けられている。
図4は、本実施の形態2による測定装置110におけるコネクタ3の分解斜視図である。
図4において、コネクタ3は、センサ保持部10、押出し部材11、および押出し部材カバー20を有している。
押出し部材11は、平面状の突出部11aを有する押出し部材11を有しており、この突出部11aは、センサ保持部10の切り欠き部10aに挿入されている。
押出し部材カバー20は、押出し部材11のスライド用突起部11bを覆うように、センサ保持部10に固定される。つまり、押出し部材11のスライド用突起部11bは、押出し部材カバー20とセンサ保持部10とに所定の空間を有して挟持され、押出し部材11は、その空間を利用して、センサ保持部10の切り欠き部10aの範囲内で、スライド可能になっている。したがって、押出し部材11は排出レバー2と応動して、基板5の切り欠き部5aの長手方向にスライド可能な状態になっている。
ところで、本実施の形態2による測定装置110と、上記実施の形態1による測定装置100とは、センサの排出方向への移動を制動するブレーキ手段の構造と位置が異なる。つまり、上記実施の形態1による測定装置100では、押出し部材カバー12に第1のブレーキ部13を備えているのに対して、本発明の実施の形態2による測定装置110は、センサ保持部10のセンサ200の挿入口であるコネクタ口10cの外側に、第2のブレーキ部21を備えている。
第2のブレーキ部21は、センサ200の一平面に当接する位置に設けられた回転体であって、コネクタ口10cの上下に、支持部材22により回転可能に軸支されている。この第2のブレーキ部21は、センサ保持部10に保持されているセンサ200の上下面に弾性的に当接しており、センサ排出時には2つの第2のブレーキ部21が回転し、該各第2のブレーキ部21とセンサ200の一平面との間に働く摩擦力により、センサ200の排出方向への移動速度を減じることができる。第2のブレーキ部21の具体的な構成として、本実施の形態2では、直径3mm、長さ10mmで形成し、その材料として、例えば、POM(ポリアセタール)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)等を使用し、センサ200が通過する際に、センサ200に対して40g〜60gの負荷を加えるようにしている。
なお、本実施の形態2においては、第2のブレーキ部21を、センサ保持部10のセンサ挿入口の上下2箇所に設けているが、センサ挿入口の上部、あるいは下部のいずれか1箇所に設けるものとしてもよく、また、センサ200の側面に当接するような構成にしてもよい。
また、本実施の形態2においては、第2のブレーキ部21は、センサ保持部10のセンサ挿入口の外側に設けられているが、測定装置本体1側のセンサ挿入口の内側に設けてもよい。
また、第2のブレーキ部21は、接続端子14によるセンサ200の電極端子200aへの当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置において、前記センサ200に当接するようにする。このようにすることで、第1のブレーキ部21が、接続端子14とセンサ電極端子200aとが完全に離れた後に、センサ200に当接することになるため、接続端子14によるセンサ電極端子200aへの押圧力に関係なく、確実に、センサの排出方向の移動速度を減じることができる。
次に、測定装置110からセンサ200を排出するセンサ排出方法について、図4、図5、および図11を用いて説明する。
センサ200がコネクタ3に挿入されることにより、センサ200の電極端子200aが、コネクタ3に設けられている接続端子14により、弾性的に上部より接圧を受け、これにより、センサ200はコネクタ3に保持される。このようにしてセンサ200を測定装置110に装着し、センサ200の先端に体液等の試料を点着して測定を行い終えた後、以下のようにして、センサ200を測定装置110から排出する。
まず、排出レバー2を操作者が指で、図5の矢印方向、つまり排出方向へスライドさせる(ステップS201)。すると、排出レバー2にネジ7で保持されている内側連動部材4が連動する。このとき、内側連動部材4の先端がコの字型になっており、コネクタ3の押出し部材11と嵌合しているので、排出レバー2をスライドさせることにより、押出し部材11もスライドさせることができる。
押出し部材11が排出レバー2に応動して矢印の方向にスライドすると、センサ200の端面が押出され、センサ200の電極端子200aとセンサ保持部10内の接続端子14との接続が解除される(ステップS202)。このとき、接続端子14によりセンサ200が排出方向に弾かれる。これは、一般的にセンサ200の厚みが薄く平坦な形状をしていることと、センサの電極端子200aと接続端子14との接続が解除された瞬間に、接続端子14に、当接前の形状に戻ろうとする復元力が働き、この復元力によりセンサ200が排出方向に弾かれてしまうことによる。また、センサ200の電極端子200aが、接続端子14により弾性的に上部より当接されている状態のまま、排出レバー2をスライドさせ、押出し部材11を応動させてセンサ200を排出するので、排出レバー2をスライドさせる速度が速くなるほど、接続端子14によりセンサ200を排出方向に弾こうとする力に加えて、押出し部材11でセンサ200を直接押出する力が生じることも多少影響する。
本実施の形態2では、センサ保持部10に設けられている第2のブレーキ部21が、センサ200の上下面に当接されているので、第2のブレーキ部21とセンサ200の上下面との摩擦により、センサ200の排出方向への移動を制動する(ステップS203)。これにより、センサ200がコネクタ3より離れる時点での該センサ200の排出速度は、センサ200が必要以上に飛び出てしまうような速度と比べて、図6のように、はるかに遅い速度V2になっているので、センサ200が、操作者の意図しない速度で排出されるのを抑制することができる。
そして、センサ200が測定装置本体1から排出され(ステップS204)、操作者が排出レバー2を開放、つまり、排出レバー2に加えていた力を解除すると(ステップS205)、バネ6の復元力により、内側連動部材4は、センサ200の排出動作前の初期設定の位置まで自動的に引き戻される。
このような一連の動作により、操作者が予測できないような速度で、センサ200が飛び出すことが防止できるので、安全にセンサ200を排出し廃棄することができる。
以上のように、本実施の形態2による測定装置110によれば、測定装置本体1に対してスライド可能に配設された排出レバー2と、排出レバー2と応動してセンサ200を押出する押出し部材11とからなる排出機構を備え、樹脂材料よりなる回転体の第2のブレーキ部21を、センサの排出口付近に回転可能に軸支して、該第2のブレーキ部21とセンサの平面部とを当接させるようにしたので、排出されるセンサの平面部に負荷を掛けてセンサの排出方向への移動を制動することができ、これにより、センサが意図しない方向に急激に飛び出すのを防ぐことができる。その結果、操作者が、センサに付着した試料に触れることなく、センサを廃棄できるとともに、操作者が予測できないような必要以上の速度でセンサが飛び出すことを防止することができる。
また、本実施の形態2による測定装置110によれば、第2のブレーキ部21を、センサ200の一平面に当接するよう、コネクタ口10aの外部に設けたので、センサ排出時のみブレーキ手段をセンサに当接させるという複雑な構成にする必要が無く、ブレーキ手段の構成を簡単化することができる。また、センサ200の排出時において、センサ200の電極端子200aと接続端子14との接続が解除される前後において、第2のブレーキ部21がセンサ200に当接されているので、接続端子14によるセンサ電極端子200aへの押圧力に関係なく、確実に、前記センサ1の排出方向への移動を制動することができるという効果が得られる。
また、本実施の形態2の測定装置110によれば、第2のブレーキ部21をコネクタの外部に形成するので、上述した実施の形態1による第1のブレーキ部13に比べて、センサへの接触範囲を広くすることができ、比較的ラフな部品寸法で構成することが可能となる。
また、本実施の形態2の測定装置110によれば、排出レバー2をスライドさせる速度が速くなり、センサ200を排出方向に押し出そうとする力が加わっても、第2のブレーキ部21により、確実に、センサ200の排出方向への移動を制動することができる。
なお、本発明に係るブレーキ手段の構造は、上述した実施の形態1、2において説明したような、面形状のものや回転体のものに限るものではなく、センサの排出方向への移動を制動するという目的に合わせて構成すれば、いかなる形状、配設位置であってもよい。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3にかかる測定装置について説明する。
本実施の形態3の測定装置は、センサの排出方向への移動を制動するブレーキ機構にソレノイド50の動作手段を利用したものである。
図7に、本実施の形態3による測定装置の平面図を示す。
図7において、ソレノイド50は、基板5に設けられたコネクタ3に接続され、排出レバー2の位置に応じて電気的にON、OFFすることにより、鉄芯50aを左右方向にスライドさせる。ここでは、鉄芯50aがコネクタ3のセンサ保持部に近づく方向を右方向とし、離れる方向を左方向としている。
ブレーキアーム51は、支点51aを中心に回動可能であり、一端には接続部51bが設けられ、他端には第3のブレーキ部51cが設けられている。接続部51bは、鉄芯50aの一部に接続され、第3のブレーキ部51cは、ソレノイド50の動作により、センサ200の一部に接触可能である。
リターンバネ52は、鉄芯50aを、右方向に引っ張っており、ソレノイド50が電気的にOFFのとき、鉄芯50aは右方向にスライドした位置にあり、第3のブレーキ部51cはセンサ200に接触しない状態となる。
なお、測定装置の基本的な構造は、ブレーキ手段を除いて上記実施の形態1、2で説明したものと同じであるため、その説明を割愛する。
次に、測定装置からセンサ200を排出するセンサ排出方法について、図3、図7、および図12を用いて説明する。
まず、排出レバー2を操作者が指で、図3の矢印方向、つまり排出方向へスライドさせる(ステップS301)。排出レバー2の位置を検出する位置検出スイッチ(図示せず)が、排出レバー2の位置に応じてONからOFF、あるいはOFFからONに切り換わる(ステップS302)。位置検出スイッチの出力に応じて、ソレノイド50が電気的にONになると(ステップS303)、鉄芯50aがリターンバネ52の荷重に打ち勝って左方向に移動する。この動作により、ソレノイドに連動して移動可能なブレーキアーム51が支点51aを中心に反時計方向に回動し、第3のブレーキ部51cがセンサ200の端面に接触し、ブレーキ力として働く(ステップS304)。
センサ200を測定装置本体1から排出した後(ステップS305)、操作者が排出レバー2を開放、つまり、排出レバー2に加えていた力を解除すると(ステップS306)、排出レバー2は元の位置に戻り、位置検出スイッチがONあるいはOFFに切換わるのを検出すると(ステップS307)、ソレノイド50が電気的にOFFになる(ステップS308)。すると、鉄芯50aはリターンバネ52により右方向に引張られ元の位置に戻る。このとき、ブレーキアーム51は支点51aを中心に時計方向に回動し、第3のブレーキ部51cが元の位置に戻る(ステップS309)。したがって、新しいセンサ200を装着時には、第3のブレーキ部51cはセンサ200の端面に当接しない。
なお、第3のブレーキ部51cの材料は、上記実施の形態1の第1のブレーキ部13と同じであるため、ここでは割愛する。
以上のように、本実施の形態3の測定装置によれば、測定装置本体1に対してスライド可能に配設された排出レバー2の位置を検出するスイッチを備え、位置検出スイッチの出力に応じてソレノイド50を動作させ、弾性材料よりなる第3のブレーキ部51cをセンサ200の側面に当接させ、前記センサ200の排出方向への移動を制動するようにしたので、センサの排出時に該センサが意図しない方向に急激に飛び出すのを防ぐことができる。そのため、操作者が予測できないような必要以上の速度でセンサ200が飛び出すことを防止することができ、試料に病原体が含まれる場合、操作者が誤ってセンサに付着した試料に触れることがなく、センサを安全に廃棄でき、病気などの二次的感染を防止することができ、センサの廃棄時の信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態3の測定装置によれば、センサを排出するときのみ、排出機構を動作させて第3のブレーキ部51cをセンサ200の一部に当接させ、第3のブレーキ部51cによるブレーキ力を働かせるようにしているため、センサ排出時以外は不要な動作を行わず、必要最小限の動作でセンサの排出方向への移動を制動することができ、また、新しいセンサを装着する際には、ブレーキ部がセンサ端面に当接しないため、余分な負荷をかけることなく測定装置にセンサをスムーズに装着できる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4にかかる測定装置について説明する。
本実施の形態4の測定装置は、センサの排出方向への移動を制動するブレーキ機構に、偏芯カムを利用したものである。
図8は、本実施の形態4による測定装置の平面図である。
図8において、偏芯カム60は、支軸60aを中心に回動可能であり、部分的にせり出している第4のブレーキ部60bと、部分的に凹形状の切欠き部60cを有している。
カム駆動レバー61は、切欠き部60cと噛合いが可能なカム駆動レバー凸部61aを有している。このカム駆動レバー61は、図示しないが排出レバー2と連動する。
なお、測定装置の基本的な構造は、ブレーキ手段をのぞいて上記実施の形態1、2で説明したものと同じであるため、その説明を割愛する。
次に、測定装置からセンサ200を排出するセンサ排出方法について、図3、図8、および図13を用いて説明する。
まず、排出レバー2を操作者が指で、図3の矢印方向、つまり排出方向へスライドさせる(ステップS401)。すると、これに連動してカム駆動レバー61が図8の下方向に、つまり、偏芯カム60に近づく方向にスライドし、カム駆動レバー61が偏芯カム60に接触する(ステップS402)。そして、カム駆動レバー凸部61aが切欠き部60cに噛込み、偏芯カム60が支軸60aを中心に反時計方向に回動し、弾性部材よりなる第4のブレーキ部60bがセンサ200の端面に弾性的に接触し、ブレーキ力として働く(ステップS403)。
センサ200を測定装置本体1から排出した後(ステップS404)、操作者が排出レバー2を開放、つまり、排出レバー2に加えていた力を解除すると(ステップS405)、排出レバー2は元の位置に戻り、これに連動してカム駆動レバー61が図8の上方向、つまり、偏芯カム60から離れる方向にスライドし、偏芯カム60が支軸60aを中心に時計方向に回動し、カム駆動レバー凸部61aが切欠き部60cからはずれる(ステップS406)。カム駆動レバー61は元の位置に復帰し、第4のブレーキ部60bも初期位置に戻る(ステップS406)。したがって、新しいセンサ200を装着時、第4のブレーキ部60bはセンサ200の端面に当接しないため、余分な負荷なく測定装置にセンサをスムーズに装着できる。
なお、偏芯カム60が前記センサ200へ当接する偏芯カム凸部60bの材料は、押出し部材カバー12と同じ金属材料であるステンレス材(SUS)に限らず、樹脂材料によるものとしても良い。例えば、弾性のある樹脂材料を使用し、樹脂材料の弾性力を利用して前記センサ200に抵抗を与え、その排出方向への移動を制動するようにしてもよい。このような樹脂材料としては、例えば、POM(ポリアセタール)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)等を用いることができる。また、ゴム材料の弾性力を利用しても良く、例えば、NBR(ニトリルゴム)、CR(クロロプレンゴム)、ウレタンゴム(U)、シリコンゴム(Q)、FKM(フッ素ゴム)等を用いても良い。
以上のように、本実施の形態4の測定装置によれば、排出レバー2をスライドし、カム駆動レバー61を駆動して偏芯カム60に接触させ、該偏芯カム60を支軸60aを中心に回動させ、該偏芯カム60の凸部である第4のブレーキ部60bをセンサ200の一部に弾性的に当接させ、前記センサ200の排出方向の移動を制動するようにしたので、センサの排出時に該センサが意図しない方向に急激に飛び出すのを防ぐことができる。したがって、操作者が予測できないような必要以上の速度でセンサ200が飛び出すことを防止することができ、その結果、試料に病原体が含まれる場合、操作者が、センサに付着した試料に触れることなく、センサを安全に廃棄でき、病気などの二次感染を防止することができ、センサの廃棄時の信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態4の測定装置によれば、センサを排出するときのみ、排出機構を動作させて第4のブレーキ部60bをセンサ200の一部に当接させ、第4のブレーキ部60bによるブレーキ力を働かせるようにしているため、センサ排出時以外は不要な動作を行わず、必要最小限の動作でセンサの排出方向への移動を制動することができ、また、新しいセンサを装着する際、ブレーキ部がセンサ端面に当接しないため、余分な負荷をかけることなく測定装置にセンサをスムーズに装着できる。さらに、排出機構とブレーキ手段とを連動させているため、電池エネルギーを消耗することが無い。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態5の測定装置は、センサの排出方向への移動を制動するブレーキ機構に、ポンプを利用したものである。
図9は、本実施の形態5による測定装置の断面図である。
図9において、ポンプ70は、基板5の回路と接続され、電気的にON、OFFして、空気の吸引、排気あるいは停止を行う。
流路71は、その一端がポンプ70に接続され、他端が第5のブレーキ部71aとしてセンサ200の平面に対向するよう測定装置本体1に設けられた空気孔と連結している。
なお、測定装置の基本的な構造は、ブレーキ手段を除いて実施の形態1および実施の形態2で説明したものと同じであるため割愛する。
次に、図9を用いて、測定装置からセンサ200を排出するセンサ排出方法について、図9、および図14を用いて説明する。
排出レバー2を操作者が指で、図9の矢印方向、つまり排出方向へスライドさせる(ステップS501)。排出レバー2の位置を検出する位置検出スイッチ(図示しない)が、排出レバー2の位置に応じてONからOFFあるいはOFFからONに切換わる(ステップS502)。位置検出スイッチの出力に応じて、ポンプ70が電気的にONになると、空気の吸引または排気が行われる(ステップS503)。この空気の流れが、流路71を通じてセンサ200の平面部に達し、第5のブレーキ部71aがセンサ200を上方向または下方向に動作させることにより、センサ200の排出方向への移動を制動する(ステップS504)。これにより、センサ200の飛出し長さを減らすことができる。
測定装置本体1からセンサ200を排出した後、操作者が排出レバー2を開放、つまり、排出レバー2に加えていた力を解除すると(ステップS505)、排出レバー2は元の位置に戻り、位置検出スイッチがONあるいはOFFになったことを検出すると(ステップS506)、ポンプ70が電気的にOFFになり、ポンプ70による空気の吸引または排気を停止する(ステップS507)。
このように、センサの排出時に、本体側に設けられている空気孔を介して、前記センサに対し、空気による負荷を加えて、前記センサの排出方向への移動を制動するブレーキ手段を設けることにより、センサ200の排出時の必要以上の飛び跳ねを防止することができる。
なお、空気孔は、前記センサ200の短手方向の中心あるいは中心付近に1つだけ設けてもよいが、本実施の形態においては、図示はしないが、流路71はセンサ200に近い先端部で分かれ、同じ寸法の複数の空気孔に連結されており、各空気孔から排出または吸引される空気量を均一にすることにより、センサ200の平面部に一定の力が負荷するような構成にしている。
また、ポンプ70を減圧または加圧することにより、前記吸引または排気する空気量を調整するようにすれば、より正確にセンサの排出方向への移動を制動することができる。
また、本実施の形態において、空気孔の向きに関しては、センサ200の平面部に対し鉛直方向になるようにしているが、適宜、角度をもたせることも可能である。たとえば、空気の吸引時はセンサ200の排出方向または排出方向と逆の方向へ、若干空気孔の向きを傾け、空気排気時にはセンサ200の排出方向とは逆の方向に、若干空気孔の向きを傾けることにより、センサ200の排出時の必要以上の飛び跳ねを防止できる傾向があることが判明した。
以上のように、本実施の形態5の測定装置によれば、センサ200が排出機構により前方方向に押し出されるスライド動作時に、前記センサ200に対し、本体1側に設けられた空気孔より空気の吸引または排気を行い、前記センサ200の排出方向の移動を制動する第5のブレーキ部71aを備えたことにより、センサの排出時に前記センサが意図しない方向に急激に飛び出すのを防ぐことができる。そのため、操作者が予測できないような必要以上の速度でセンサ200が飛び出すことを防止することができ、試料に病原体が含まれる場合、操作者が誤ってセンサに付着した試料に触れることがなく、センサを安全に廃棄でき、病気などの二次的感染を防止することができ、センサの廃棄時の信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態5の測定装置によれば、センサを排出するときのみ、排出機構を動作させて第5のブレーキ部71aによるブレーキ力を働かせるようにしているため、センサ排出時以外は不要な動作を行わず、必要最小限の動作でセンサの排出方向への移動を制動することができ、また、新しいセンサを装着する際、空気の流れによる妨害がないため、余分な負荷なく測定装置にセンサをスムーズに装着できる。さらに、第5のブレーキ部71aは空気の流れを利用したブレーキ力を利用しているため、摩擦や摩耗が無く、長期に亘り安定したブレーキ力を得ることができる。
本発明に係る測定装置によれば、センサの電極端子と接続端子との弾性的当接接続を押出し部材により解除させた後に、センサの排出方向への移動を制動するブレーキ手段を有しており、センサ排出時のセンサの飛び出し量を制御できるので、操作者の意図しない方向にセンサが飛び出すのを防止することができ、これにより、血液散乱を防止することが必要なバイオセンサの分野に適用することができる。また、医療分野に限らず、環境分野などの分析装置においても適用できる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる測定装置の分解斜視図である。 図2は、上記実施の形態1にかかる測定装置のコネクタ部の分解斜視図である。 図3は、上記実施の形態1にかかる測定装置の断面図である。 図4は、本発明の実施の形態2にかかる測定装置のコネクタ部の分解斜視図である。 図5は、上記実施の形態2にかかる測定装置の断面図である。 図6は、上記実施の形態1および実施の形態2にかかる測定装置におけるセンサ排出時の模式図である。 図7は、本発明の実施の形態3にかかる測定装置のコネクタ部の分解平面図である。 図8は、本発明の実施の形態4にかかる測定装置のコネクタ部の分解平面図である。 図9は、本発明の実施の形態5にかかる測定装置の断面図である。 図10は、上記実施の形態1における、センサ排出方法を説明するためのフローチャートである。 図11は、上記実施の形態2における、センサ排出方法を説明するためのフローチャートである。 図12は、上記実施の形態3における、センサ排出方法を説明するためのフローチャートである。 図13は、上記実施の形態4における、センサ排出方法を説明するためのフローチャートである。 図14は、上記実施の形態5における、センサ排出方法を説明するためのフローチャートである。 図15は、従来の排出機構を備えた測定装置の模式図である。 図16(a)は、従来の排出機構を備えた測定装置の分解斜視図である。図16(b)は、従来の排出機構を備えた測定装置の断面図である。 図17(a)は、センサの構成を表す図である。図17(b)は、従来の排出機構を備えた測定装置の模式図である。 図18(a)は、従来の排出機構を備えた測定装置の詳細な断面図である。図18(b)、(c)は、従来の排出機構を備えた測定装置の拡大断面図である。 図19は、従来の排出機構を備えた測定装置におけるコネクタの分解正面図である。
100、110、700 測定装置
1 本体
1a 長孔
1b ボス
2 排出レバー
2a 爪
2b 樹脂バネ
2c スライダ嵌合部
3、16、701 コネクタ
4 内側連動部材
4a 嵌合部
5 基板
5a 切欠き
6 バネ
7 ネジ
10 センサ保持部
10a 切欠き部
10b 穴部
10c コネクタ口
11 押出し部材
11a 押出し部材突出部
11b 突起部
12、20 押出し部材カバー
13 第1のブレーキ部
14 接続端子
21 第2のブレーキ部
22 支持部材
50 ソレノイド
50a 鉄芯
51 ブレーキアーム
51a 支点
51b 接続部
51c 第3のブレーキ部
60 偏芯カム
60a 支軸
60b 第4のブレーキ部
60c 切り欠き部
61 カム駆動レバー
61a カム駆動レバー凸部
70 ポンプ
71 流路
71a 第5のブレーキ部
200 センサ
200a 電極端子
700a ディスプレイ

Claims (4)

  1. その一端に電極端子が形成されたセンサにより収集された分析試料を、電気化学的に分析する測定装置であって、
    前方方向から挿入されるセンサを着脱可能に保持するコネクタを備え、
    このコネクタは、センサが挿入されるコネクタ口と、このコネクタ口に挿入されたセンサの電極端子に弾性的に当接して、分析に必要な信号を取り出す接続端子を有するセンサ保持部と、
    このセンサ保持部の切り欠き部に挿入され、前記センサを押し出す突出部を有する押出し部材と、
    この押出し部材のスライド用突起部を前記センサ保持部との間で形成される所定の空間によりスライド可能に挟持する押出し部材カバーとを備え、
    前記押出し部材カバーには、センサ保持部の穴に収容され、かつ前記接続端子による前記センサの電極端子への当接が開放されるセンサ位置、または、該当接が開放されるセンサ位置より所定量前のセンサ位置に、前記センサ保持部に保持されているセンサの側面に弾性的に当接し、センサ排出時にこのセンサの側面との間に働く摩擦力によりセンサの移動方向への速度を減じるブレーキ部を設け、このブレーキ部は前記押出し部材と同じ材料から弾性が発生する形状に形成した
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置において、
    前記弾性材料は、樹脂材料、金属材料、あるいはゴム材料である、
    ことを特徴とする測定装置。
  3. 請求項1に記載の測定装置において、
    前記ブレーキ手段は、前記センサの側面または一平面に当接する位置に設けられた、第1のブレーキ部である、
    ことを特徴とする測定装置。
  4. 請求項1に記載の測定装置からセンサを排出するセンサ排出方法であって、
    前記測定装置の排出機構を押出させる第1のステップと、
    前記センサの電極端子と前記測定装置の接続端子とが弾性的に当接した状態で前記測定装置のセンサ保持部に保持されている前記センサを、該センサの該測定装置本体側から見た手前側面に当接して、前記センサの電極端子と前記測定装置の接続端子との弾性的当接接続を解除させながら押出し、該センサを前記測定装置のセンサ保持部から排出する第2のステップと、
    前記センサが前記排出機構により押出される押出し動作時に、前記測定装置のブレーキ手段を、前記センサに弾性的に当接させ、前記センサの排出方向の移動を制動する第3のステップとを含む、
    ことを特徴とするセンサ排出方法。
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