JP2008111850A - バイオセンサ分与装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用中のバイオセンサカートリッジ内のバイオセンサの残量確認を容易に行うことができるバイオセンサカートリッジを取り付けたバイオセンサ分与装置を提供する。
【解決手段】 板状のバイオセンサをその厚み方向に複数枚重ねて整列させてなるバイオセンサカートリッジを収納可能とし、目的の生体値測定を行う際、バイオセンサカートリッジ内に収納したバイオセンサを、その長手方向へ順次送出するバイオセンサ突き出し手段により、上記バイオセンサを一枚ずつ取り出すようにし、さらに、上記バイオセンサの残量を確認するバイオセンサ残量確認手段を備え、上記バイオセンサ残量確認手段を、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数をカウントするものとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の生体試料中の特定成分を定量するバイオセンサ、及びバイオセンサ測定機能を有するバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置に関し、特に、複数枚のバイオセンサを格納し、該バイオセンサを順次送出し、複数回の測定が可能なバイオセンサカートリッジを取り付けたバイオセンサ分与装置に関するものである。
近年、酵素の有する特異的触媒作用を利用した種々のバイオセンサが開発され、臨床分野への応用が試みられているなかで、特に迅速に、かつ精度よく測定することができるバイオセンサが実用化されている。
例えば、グルコースセンサでは、糖尿病患者数の増加が著しい今日、血糖値を測定し管理するには、従来のように血液を遠心分離して血しょうを測定するのでは非常に煩雑な手順を要するため全血で測定することができるセンサが要望されていた。このようなバイオセンサを実現するものとして、特開昭61−294351号公報に記載のバイオセンサが挙げられる。この技術を用いた測定方法によれば、専用測定器より、センサの電極系へ所定の電圧を供給して電極間に流れる電流値を計測し、計測して得られた信号をもとに試料液中の基質濃度を計算し、その値を測定器の表示部に表示するものである。
また、バイオセンサ、及びその測定器の形態についても、特開平8−262026号公報に記載される、バイオセンサを複数個セットしたバイオセンサカートリッジを用い、測定器に装填し、ノブ操作を行うことにより、複数回の測定が行えるバイオセンサ分与装置が開発されており、高齢者の多い糖尿病患者等の使用者に対し、測定使用上において、センサを測定器本体の取り付け口に取り付けるとき、誤ってセンサを落としてしまったり、あるいはセンサを逆方向に挿入したり、さらには逆方向に挿入したままで計測を行う場合など、煩雑な面が改善されてきている。
図10に、従来のバイオセンサを用いたバイオセンサ分与装置の斜視図を示す。乾燥剤材料がその中に配置された、対応する乾燥剤キャビティー311とも流体連絡している、センサ保持キャビティー312内にそれぞれ配置された、複数の血中グルコースセンサ(バイオセンサ)を包有する、概略円形をなすバイオセンサパック(バイオセンサカートリッジ)310を受け入れるよう適合させたバイオセンサ分与装置300であり、該バイオセンサ分与装置300は、上部ケース301、及び下部ケース302を有し、該上部ケース301と下部ケース302とが、二枚貝の殻のようにして互いに相対的に回動し、バイオセンサパック310をその中で用いるように位置させることができる、外側ハウジング303を有する。バイオセンサパック310をハウジング内にそのように配置し、ハウジングの上部ケース301上に配置されたスライドアクチュエータ306上のスライドラッチ314が、表示/データ処理モード、または試験モードへの装置の設定を制御する。
このバイオセンサ分与装置は、スライドラッチ314をその表示モード、すなわちスライドアクチュエータ306上の側位へと移動することによって、その表示モードに設定される。そして、スライドアクチュエータ306を、装置ハウジングの後部付近のその待機位置から装置ハウジングの前端へ押すと、装置の使用者は、上部ケース301内のディスプレイユニット(図示せず)に表示されるデータを視認し、及び/又は上部ケース301の後部の手動ボタン(図示せず)を介して装置にデータを入力することができる。一方、スライドラッチ314が試験モードにあり、スライドアクチュエータ306をその待機位置から装置ハウジングの前端付近のその試験位置へと押したとき、装置はその試験位置にある。そして、スライドアクチュエータ306をその起動された、又は、試験の位置へと押した際には、バイオセンサは、センサ保持キャビティー312の一つ一つから放出されるため、その試験位置に置かれて、バイオセンサの試験端が、ハウジングの試験端305から突出し、センサ上の接点が、外側ハウジング304の上部の二枚貝シェル内に配置されたプリント配線基板のマイクロプロセッサ(図示せず)及び/又は他のデータ処理回路に結合される。その結果、試験しようとする血液に挿入したとき、センサから得られるデータを処理することができる。次いで、処理されたデータは、装置の上部ケース301内の前記ディスプレイユニットに表示するか、又はその後、データポートコネクタ(図示せず)を介して他の分析用機器に供給するために蓄えることができる。
血液分析試験を完了したならば、スライドアクチュエータ306を、装置ハウジングの後部に向けて反対方向に、その待機位置へと移動する。スライドアクチュエータ306をその試験位置から元に戻すにつれて、バイオセンサがバイオセンサ分与装置300から取り外され、バイオセンサパック310を前進(回転)させた結果、もう一つのバイオセンサが、バイオセンサパック310から放出され、実施しようとする次回の血中グルコース試験に用いることができる。
バイオセンサ分与装置は、外側ハウジング303の上部二枚貝シェル部分の後部にデータポートコネクタ(図示せず)に隣接して配置された、手動ボタン(図示せず)を更に有する。これらのボタンは、装置の使用者が、プリント配線基板上の電気部品にデータを入力するか、又は実施している試験に関する情報を得るために用いられる。実施された試験に関するデータが、プリント配線基板の電気回路に蓄積されたならば、このデータは、やはり装置ハウジングの上部二枚貝シェル部分の後部に取り付けられた、データポートコネクタを介して、他の監視用またはコンピュータ機器へと伝達することができる。
特開昭61−294351号公報 特開平08−262026号公報
しかしながら、上記従来のバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置によれば、個々のバイオセンサを平面的に配列しなければならないために、バイオセンサカートリッジ自体の占有面積が大きくなるという課題があった。また、バイオセンサカートリッジ内部に収納された、測定可能なバイオセンサの残量がわからないなど、使用者にとって、非常に不便なものであった。
本発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、バイオセンサ分与装置内部に取り付けるバイオセンサカートリッジの占有面積を小さくし、簡易な手動操作で、バイオセンサカートリッジに収納されたバイオセンサを順次送出することができ、さらに使用中のバイオセンサカートリッジ内のバイオセンサの残量確認を容易に行うことができるバイオセンサ分与装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るバイオセンサ分与装置は、バイオセンサにより検出した電気的データを取得するバイオセンサ分与装置において、板状のバイオセンサをその厚み方向に複数枚重ねて整列させてなるバイオセンサカートリッジを収納可能とし、目的の生体値測定を行う際、バイオセンサカートリッジ内に収納したバイオセンサを、その長手方向へ順次送出するバイオセンサ突き出し手段により、上記バイオセンサを一枚ずつ取り出すようにし、さらに、上記バイオセンサの残量を確認するバイオセンサ残量確認手段を備え、上記バイオセンサ残量確認手段が、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数をカウントするものとしたものである。
また、本発明の請求項2に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントを、電気的または機械的に行うものとしたものである。
また、本発明の請求項3に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサカートリッジの入れ替えに応じて、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントをリセットするものとしたものである。
また、本発明の請求項4に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサ残量確認手段が、さらに、上記バイオセンサカートリッジ内に上記バイオセンサの一定枚数ごとにダミーセンサを配置してなるものを含むものとしたものである。
また、本発明の請求項5に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサ残量確認手段が、さらに、当該バイオセンサ分与装置に設けた透明窓を介して上記バイオセンサの残量を目視可能とするものを含むものとしたものである。
また、本発明の請求項6に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサ残量確認手段が、さらに、複数のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により上記バイオセンサの残量を確認するものを含むものとしたものである。
また、本発明の請求項7に係るバイオセンサ分与装置は、請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、上記バイオセンサ残量確認手段が、さらに、上記バイオセンサカートリッジ内に上記バイオセンサの一定枚数ごとにダミーセンサを配置してなるものと、当該バイオセンサ分与装置に設けた透明窓を介して上記バイオセンサの残量を目視可能とするものと、複数のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により上記バイオセンサの残量を確認するものと、のうち、少なくとも2つを含むものとしたものである
本発明に係るバイオセンサ分与装置によれば、バイオセンサにより検出した電気的データを取得するバイオセンサ分与装置において、板状のバイオセンサをその厚み方向に複数枚重ねて整列させてなるバイオセンサカートリッジを収納可能とし、目的の生体値測定を行う際、上記バイオセンサを一枚ずつ取り出すようにし、上記バイオセンサの残量を確認するバイオセンサ残量確認手段を備えたので、小型で複数回の測定動作を連続的に行うことができ、さらに、使用者がバイオセンサの使用量などを把握しやすくし、操作性が良好なシステムを提供することができる効果がある。
また、上記バイオセンサカートリッジ内に収納したバイオセンサを、その長手方向へ順次送出するバイオセンサ突き出し手段を備え、上記バイオセンサ残量確認手段を、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数をカウントするものとしたので、バイオセンサカートリッジの入れ替えなどが行われても、その度ごとに本体のリセットを行うことで、確実な計測を行うことができる効果がある。
また、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントを、電気的または機械的に行うようにしたので、バイオセンサの使用回数を計測することができ、バイオセンサの使用量を容易に把握することができる効果がある。
また、上記バイオセンサカートリッジの入れ替えに応じて、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントをリセットするようにしたので、バイオセンサカートリッジの入れ替えが行われても、その都度、本体装置をリセットすることにより、確実に使用枚数を計測することができる効果がある。
また、上記バイオセンサ残量確認手段を、バイオセンサカートリッジ内に上記バイオセンサの一定枚数ごとにダミーセンサを配置してなるものとしたので、バイオセンサの残量をカウントしなくても、視覚的にバイオセンサの残量を判断することができる効果がある。
また、上記バイオセンサ残量確認手段を、当該バイオセンサ分与装置に設けた透明窓を介して上記バイオセンサの残量を目視可能としたので、容易に装置外部からバイオセンサの残量を確認することができる効果がある。
また、上記バイオセンサ残量確認手段を、複数のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により上記バイオセンサの残量を確認するものとしたので、操作者が容易にバイオセンサの残量を確認することができる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、一定方向に、複数枚積層させて収納したバイオセンサカートリッジをバイオセンサ分与装置に取り付けて、装置をコンパクトに設計し、連続的に測定を行えるようにしたものである。
図1は、本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与装置を示す外観斜視図である。
図1より、バイオセンサ分与装置30は、本体ケース34からなり、この本体ケース34には、その表面に、バイオセンサ46を収納したバイオセンサカートリッジ38を本体ケース34に嵌合させるために設けられた陥凹部(カートリッジ収納室)70と、実施されている試験に関する情報を与えるために、表示ボタン部47からの入力を処理し、蓄積された測定結果の情報の出力表示を行う表示画面52と、本体ケース34に取り付けたバイオセンサカートリッジ38を視認することが可能な確認窓(バイオセンサ残量確認手段)206を設けた。また、本体ケースの試験端44側には、バイオセンサ46を本体ケース34外部へ送出するバイオセンサ突き出し窓(バイオセンサ保持部材)119を備え、本体ケース34の側面には、バイオセンサ46をバイオセンサ突出窓119から送出させる操作を行うための操作ボタン(操作ボタン部)40を備えている。
このように構成されたバイオセンサ分与装置について、その動作を図1を用いて説明する。
まず、バイオセンサカートリッジ38を、その側面に形成されたカートリッジ誤装着防止部材(誤装着防止手段)124aと、本体ケース34の陥凹部70に形成されたカートリッジ誤装着防止部材係合部(凹凸部)124bとを係合させるように挿入する。そして、陥凹部70の開口部端部に設けた開閉蓋54を閉じたならば、開閉蓋54に設けられたカートリッジ押圧部材58がバイオセンサカートリッジ38を押すことで、装着が完了する。
続いて、操作ボタン40には、指を載せて押圧するための凹部213が形成され、さらに、凹部213内に、後述するバイオセンサ突き出し防止機構の作動を解除する解除部材210が形成されている。そして、使用者は、解除部材210を押し込んだ後に、操作ボタン40をスライドさせる。このようにして、バイオセンサ46を測定位置に合わせてバイオセンサ突き出し窓119から、送出することができる。
次に、バイオセンサカートリッジに収納されたバイオセンサを1枚ずつ取り出す動作について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与装置の側面を示す断面図である。
図2より、本体ケース34は、バイオセンサカートリッジ38を装填するバイオセンサカートリッジ装填口55と、バイオセンサカートリッジ38の装填を案内するバイオセンサカートリッジ案内壁32を備えている。また、バイオセンサ46を収納するバイオセンサカートリッジ38内部には、バイオセンサ46を積層方向に加圧するバイオセンサ押圧部材(加圧手段)142を備えている。バイオセンサカートリッジ38を装填する陥凹部(図1、符号70)には、バイオセンサカートリッジ38の底面部に設けた開口部を塞ぐ封止ローラ(封止ローラ手段)105a、105bを係止する封止ローラ係止部材102a、102bと、封止ローラ105a、105bを昇降させる封止ローラ昇降部材(封止ローラ吊下げ部材)103を備えている。また、バイオセンサカートリッジ38を備えた部位よりも本体ケースの試験端44側には、バイオセンサカートリッジ38より送出されたバイオセンサ46を導出するベース部41と、バイオセンサ46と電気的な接続を行う電極アーム(電極保持部材)95と、バイオセンサのセンサ電極部と導通する電極アームの接点部96と、電極アーム95を回動させる回転作用部101とを備えている。また、バイオセンサカートリッジ38を備えた部位よりも本体ケースの後端42側には、バイオセンサカートリッジ38内部に収納したバイオセンサ46を、その長手方向へ順次送出するバイオセンサ突き出し部材(バイオセンサ突出手段)48を備え、バイオセンサ突き出し部材48の上面には、バイオセンサ46を送出したときに、回転作用部101と係合する電極アーム倒し壁220が備えられている。なお、その他の構成について図1と同じ部位は、同じ符号を付して説明を省略する。
このように構成されたバイオセンサ分与装置より、バイオセンサを1枚ずつ送出する動作について、図1、及び図2を用いて説明する。
本体ケース34のバイオセンサカートリッジ装填口55から、バイオセンサカートリッジ38をバイオセンサカートリッジ案内壁32に沿って配置した後、開閉蓋(図1、符号54)を閉じたならば、開閉蓋54の裏面に設けられたカートリッジ押圧部材58がバイオセンサカートリッジ38を押すことにより固定される。
続いて、本体ケース34の側面に備えた操作ボタン(図1、符号40)を、本体ケースの試験端44側、あるいは本体ケースの後端42側にスライド動作させることにより、バイオセンサ突き出し部材48が操作ボタンの動作と連動して、バイオセンサカートリッジ38に収納されたバイオセンサ46を押し出す。バイオセンサカートリッジ38から押し出されたバイオセンサ46は、先端部分が引っかからないように、バイオセンサの基底部分をベース部41により底面側が案内される。そして、バイオセンサ突き出し窓(バイオセンサ保持部材)119よりバイオセンサ46を送出する。また、このとき、バイオセンサ突き出し部材48の電極アーム倒し壁220が回転作用部101に当接して回転させ、電極アームの接点部96がバイオセンサ46に当接して、電気的に接続された状態になる。
次に、バイオセンサの構成について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の実施の形態1によるバイオセンサの構成を示す斜視図である。また、図3(a)は、バイオセンサを分解した斜視図であり、図3(b)は、図3(a)のバイオセンサの各部位を積層させた図である。
図3より、バイオセンサ46は、その一端にバイオセンサ後端切り欠き部(凹部)115が形成された基底部分56の表面に対極5、及び測定極4、それらに連なるリード線2、及びリード線3、さらに絶縁層6が設けられ、バイオセンサ後端切り欠き部115側にバイオセンサ分与装置30と電気的接続を行うセンサ電極部(電極部)109が形成されている。そして、この基底部分56の表面を、測定極4に相応する部位に空気孔となるU字状の切り欠き部8を形成したスペーサ7と、スペーサ7の切り欠き部8に連絡する試料供給孔1を形成したカバー9とを順次覆い、基底部分56、スペーサ7、カバー9の3者を互いに固定することにより、図3(b)に示すバイオセンサ46が構成される。また、図3(b)より、電極段差部151は、図3(a)よりバイオセンサ46を形成したときに設けられたものであり、点着部100は試料を滴下する部分である。
つまり、センサ電極部109が電極アームの接点部96を介して、バイオセンサ分与装置30と電気的接続が可能になったとき、バイオセンサ46の酵素を含んだ点着部100側の試料供給孔1に試料を滴下すると、試料は毛管現象により対極5、及び測定極4上に導かれ、測定した結果をバイオセンサ電極部109により出力することができる。
また、バイオセンサ46はポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂シートにより構成されており、バイオセンサ46の点着部100からバイオセンサ電極部109の間の基底部分56は、バイオセンサ電極部109近傍の樹脂シート領域においてその周辺の樹脂シートと接合されている。
続いて、複数のバイオセンサが収納されたバイオセンサカートリッジの構成について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態1によるバイオセンサカートリッジ、及び封止ローラ部の側面から見た断面模式図であり、図4(a)は、バイオセンサカートリッジの開口部分が閉じられている状態を示す図であり、図4(b)は、バイオセンサカートリッジの開口部分が開放されている状態を示す図である。
図4より、バイオセンサカートリッジ38は、バイオセンサ46を収納するバイオセンサ収納室98を設けたカートリッジケース110と、カートリッジケース110の上面を開閉する蓋部114とから構成されている。バイオセンサ46は、バイオセンサ収納室98に同一方向に積層されて収納されている。そして、カートリッジケース110の上面が蓋部114により閉じられたときに、バイオセンサ押圧部材(加圧手段)142が積層されたバイオセンサ46の上面を押圧して固定している。このとき、バイオセンサ押圧部材142がバイオセンサ46の平面部分に当接する部分の面積を、バイオセンサ46の平面部分の面積よりも大きくなるようにする。また、カートリッジケース110の上面には、乾燥剤112を収納した乾燥剤収納室を備えており、バイオセンサ収納室98内を乾燥状態に保っている。また、乾燥剤収納室の壁面には、バイオセンサ収納室を効率的に乾燥させるために複数の開口部(図示せず)が形成されている。
カートリッジケース110の底面部分には、バイオセンサ突き出し部材48が挿入されるバイオセンサ突き出し部材入口141と、バイオセンサ突き出し部材48が挿入されることによりバイオセンサ46が取り出されるバイオセンサ突き出し口140とが開口されている。そして、バイオセンサ突き出し部材入口141と、バイオセンサ突き出し口140とを塞ぐ封止ローラ(封止ローラ手段)105a、及び105bが設置されている。また、バイオセンサ突き出し部材入口141、及びバイオセンサ突き出し口140の外面側には、円筒形状の封止ローラ押圧用の凹部113が形成され、そこに可撓性を有する弾性部材からなる封止ローラ105a、105bが当接して、開口部分を塞ぐように形成されている。
このように構成されたバイオセンサカートリッジについて、その動作を図4を用いて説明する。
まず、バイオセンサカートリッジ38がバイオセンサ分与装置に装着されると、封止ローラ105a、及び105bが、バイオセンサカートリッジ38のバイオセンサ突き出し部材入口141と、バイオセンサ突き出し口140とに形成された封止ローラ押圧用の凹部113に当接し、密着して開口部分を塞ぐように配置される(図4(a))。次に、バイオセンサ46を排出するときは、操作ボタン(図1、符号40)を作動することにより、封止ローラ105a、及び105bが封止ローラ可動範囲の上面まで移動して、バイオセンサ突き出し部材入口141、及びバイオセンサ突き出し口140から退避する。そして、バイオセンサ突き出し部材48が、バイオセンサ突き出し部材入口141側からバイオセンサ46を突き出すことにより、バイオセンサ突き出し口140よりバイオセンサ46を排出することができる(図4(b))。このとき、バイオセンサ突き出し部材48の厚みをバイオセンサ46の厚みより小さくすることで、確実にバイオセンサ46を1枚ずつ突き出すことができる。
なお、バイオセンサカートリッジ38は、ポリプロピレン(PP)樹脂など透水性の極めて低い材料で形成し、さらに、成型により肉厚を1mm以上にとることによって、確実にカートリッジケース110としての防水性を確保できる。
また、バイオセンサ収納室98は、個々のバイオセンサ46が、外気と連通することなく乾燥状態に保たれるように、封止ローラ105a、及び105bにより、外気と隔離された状態で密閉されている。その結果、個々のバイオセンサ46の測定動作時に起こる個々のバイオセンサ46の大気への開放動作は、バイオセンサ収納室98に積層された状態で装填されている未使用のバイオセンサ46に対しては、測定時の短時間のみ大気へ暴露されるだけであるため、いずれの乾燥状態にも大きく影響することがない。
また、バイオセンサカートリッジ38をバイオセンサ分与装置30へ取り付けるときの装着力は、操作性を妨げない程度に設定するものとし、一個あたり1N(100gf)以下の低い荷重に設定した。また、封止ローラ105a,105bの表面には、圧縮残留ひずみの低い材料である、シリコンゴムやニトリルゴム(NBR)、あるいはエチレンプロピレン共重合体(EPDM)などの弾性体やエラストマーを用いることにより、押圧時に相手材であるカートリッジケース110と馴染みやすい形状とすることができ、封止性や密着性を高めることができる。
以上のような、本実施の形態1に係るバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、厚み方向に積層させたバイオセンサをバイオセンサカートリッジに収納し、そのバイオセンサカートリッジをバイオセンサ分与装置に取り付けて1枚ずつ取り出すようにしたので、バイオセンサカートリッジの大きさ、及び面積を小さくすることができるため、バイオセンサ分与装置を小型化させることができ、しかも、複数回の測定動作を連続的に行うことができる。
また、バイオセンサカートリッジは、バイオセンサが同一方向に向いた状態で積層させて収納するものとしたので、バイオセンサ保存時の姿勢や方向を変える機構などが不要であり、簡易な機構でバイオセンサの送出が可能である。
また、バイオセンサカートリッジ内部に収納したバイオセンサと、乾燥剤との収納位置が、バイオセンサカートリッジの厚み方向に重なった状態で収納されているので、バイオセンサ分与装置内でのバイオセンサカートリッジの占有面積を小さくすることができ、小型化を図ることができる。
また、バイオセンサカートリッジは、その内部に上面から下面へバイオセンサを積層方向に加圧するバイオセンサ押圧部材を設けたので、バイオセンサ単体に生じる反りや浮きなどを抑えることができ、確実にバイオセンサを突き出すことができる。
また、バイオセンサカートリッジに設けたバイオセンサ押圧部材のバイオセンサの平面部に当接する部分の面積が、上記バイオセンサの平面部の面積より大きくなるようにしたので、確実にバイオセンサを押圧することができる。
また、バイオセンサカートリッジを本体ケースの陥凹部に取り付けるときに、バイオセンサカートリッジの側面に設けたカートリッジ誤装着防止部材と、陥凹部に設けたカートリッジ誤装着防止部材係合部とを係合させて取り付けるようにしたので、バイオセンサカートリッジの誤装着を防止することができる。
なお、カートリッジ誤装着防止部材、及びカートリッジ誤装着防止部材係合部は、バイオセンサカートリッジの底面部、上面部、及び封止ローラの可動範囲以外の部分に設ければよく、数も1個に限るものではなく、複数個備えるようにしてもよい。このように構成することで、確実にバイオセンサカートリッジを装着することができ、かつ、封止ローラの動作を妨げることなく、封止ローラは、確実にバイオセンサカートリッジの封止、及び開放を行うことができる。
また、バイオセンサの長手方向に対して、バイオセンサ突き出し手段の動作方向と、電気的接続手段とが概略同一直線状に配列するようにしたので、バイオセンサを直線的に送るため、バイオセンサに負荷を与えることなく、測定後のバイオセンサの廃棄動作も複雑な機構を必要とすることがない。
また、バイオセンサは、バイオセンサカートリッジに複数枚同一方向に向いた状態で積層したので、バイオセンサ保存時の姿勢や方向を変える機構などが不要であり、簡易な機構でバイオセンサを送出することが可能である。
また、バイオセンサカートリッジの蓋部に形成された乾燥剤収納室に乾燥剤を収納するものとしたので、バイオセンサ収納室の容量を大きくすることができ、コンパクトなバイオセンサカートリッジを設計することができる。
なお、乾燥剤収納室の壁面に、複数の開口部を形成するようにしてもよく、このように形成することで、バイオセンサ収納室を効率よく乾燥させることができる。
また、バイオセンサ突き出し部材の厚みをバイオセンサの厚みより小さくなるように形成したので、確実にバイオセンサを1枚ずつ突き出すことができる。
また、バイオセンサカートリッジの開口部を円筒状の凹部に形成したので、封止ローラを確実にバイオセンサカートリッジの開口部を含んだ周辺に当接することができ、確実にバイオセンサカートリッジの封止を行うことが可能となる。
また、封止ローラは、可撓性を有する弾性部材で形成するものとしたので、確実にバイオセンサカートリッジの開口部を封止することができる。
なお、封止ローラの弾性体を圧縮残留歪みの低い材料で形成することにより、バイオセンサカートリッジを長時間使用しても、ローラ部分に変形が残ることなく確実に封止することができる。
また、バイオセンサカートリッジは、透水性のほとんどない材料で形成することにより、バイオセンサが保存状態におかれたときの湿度管理を確実に行うことができる。
また、バイオセンサカートリッジの肉厚を1mm以上とすることで、バイオセンサカートリッジの材料を透過する水分を抑えることができ、バイオセンサの劣化を防ぐことができる。
また、バイオセンサを排出する操作ボタンは本体ケースの側面に取り付けたので、表示画面の視認性を妨げることなく、操作ボタンを試験端へスライドさせることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、バイオセンサを押し出すバイオセンサ突き出し手段と連動する操作ボタンに安全機構(バイオセンサ突き出し防止機構)を設けて、該安全機構を解除することにより、バイオセンサを押し出すようにしたものである。
図5は、本発明の実施の形態2によるバイオセンサ分与装置の上面を示す断面図である。また、図6は、本発明の実施の形態2によるバイオセンサ分与装置の後端部を示す断面図である。
図5、及び図6より、解除部材210は、操作ボタン40の凹部213に形成されたものである。解除部材押圧部212は、弾性部材で構成され、解除部材210は、解除部材押圧部212を介して、操作ボタン40側に付勢するように形成されている。バイオセンサ突き出し部材拡大ギア(歯車)116は、解除部材210が操作ボタン40の裏面に押し込まれたときに、操作ボタン40が摺動可能となるように動作するものである。加圧バネ108は、カートリッジケース110を押圧する封止ローラ105a、及び105bに加圧力を与えるものである。なお、その他の構成について、図1、及び図2と同じ部位は、同じ符号を付して説明を省略する。
このように構成されたバイオセンサ分与装置より、バイオセンサを1枚ずつ送出する操作ボタンについて、図5、及び図6を用いて説明する。
バイオセンサ突き出し部材48と連動する操作部である操作ボタン40の近傍あるいは、内部において、不用意な操作に対する安全機構の作動を解除する解除部材210が、操作ボタン40に形成された、指を載せて押圧するための凹部213内に設けられている。この解除部材210は、押しこまれるとき、操作ボタン40の裏面に押しこまれた後に潜りこむことにより、操作ボタン40がスライド動作や回動中に、操作ボタン40の裏面に対して摺動可能であり、その押しこまれた位置で弾性部材で構成された解除部材押圧手段212で押し返されるように操作ボタン40側に付勢される。そして、一連の操作が終了した後、操作ボタン40が初期位置へ帰ってきたならば、使用者が操作ボタン40から指を離せば、操作ボタン40に形成された凹部213内に設けられた解除部材210の覗き窓211から、解除部材210が突き出す状態になり、ホームポジションに復帰する。
また、操作ボタン40は、バイオセンサ突き出し部材48と連動し、バイオセンサ突き出し部材48を移動させるためのギアやラックなどの歯車機構の一部を形成しており、図6に示すように、解除部材210を押すと、封止ローラ昇降部材103の一端と解除部材210の一端とが当接後、支点を中心にして回動する。そして、封止ローラ昇降部材103の他端に係止されている封止ローラ係止部材102が昇降動作を行うことで、封止ローラ105a、105bが上方へ移動し、バイオセンサ突き出し口140、及びバイオセンサ突き出し部材入口141の開閉動作が可能となる。
このように本実施の形態2によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置によれば、バイオセンサを押し出すバイオセンサ突き出し手段と連動する操作ボタンが、解除部材を含む安全機構と一体となるように配置されるので、不用意な操作によるバイオセンサの突き出しを防止するとともに、安全機構と一体である操作ボタンによりバイオセンサを順次送出し、復帰動作をすることによって、使用済みのセンサを清潔に排除できる。
また、解除部材を操作ボタン部に形成された凹部に設けたので、測定動作において、容易に安全機構の解除動作が可能である。
また、解除部材は、装置外部に付勢する弾性部材で構成された押圧部材を介して、操作ボタン部の裏面で摺動するので、操作ボタン部がスライドした後の解除部材の姿勢をロックする機構を必要とせず、既存の操作ボタンの形状を利用することで、確実な動作を行うことができる。
また、操作ボタンは、バイオセンサ突き出し部材と連動し、バイオセンサ突き出し部材を移動させるための、ギアやラックなどの歯車機構の一部を形成するようになっているので、バイオセンサのセット手段と、バイオセンサの突き出し手段とを共用することができる。
また、解除部材は、封止ローラ吊下部材と連動して動作するようにしたので、確実に、封止ローラをバイオセンサ突き出し口、及びバイオセンサ突き出し部材入口から解除することにより、バイオセンサの取り出しを行えるようにすることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、バイオセンサを測定位置に設置したときに、確実に電気的接続を行い、かつ、測定後のバイオセンサが再び装置内に侵入することなく装置外に排出するようにしたものである。
図7は、本発明のバイオセンサ分与装置のバイオセンサの測定位置にセットした状態での電極接点部を示す断面図である。
図7より、バイオセンサ返り止め部122は、樹脂バネなどの弾性部材で構成され、バイオセンサ46がバイオセンサ突き出し窓(バイオセンサ保持部材)119より点着部100が排出されたときに、バイオセンサの電極段差部151に当接し、バイオセンサ46が、再び装置内部に侵入しないように、抵抗部材として働く。なお、その他の構成について、図2、及び図3と同じ部位は、同じ符号を付して説明を省略する。
このように構成されたバイオセンサ分与装置について、その動作を説明する。
まず、バイオセンサ46は、バイオセンサ突き出し窓119の位置まで送られると、バイオセンサ突き出し部材の形状の一部を利用して設けられた電極アーム倒し壁220が電極アーム(電極保持部材)95に設けられた回転作用部101を倒しきった位置まで移動して止められることにより、バイオセンサ46のセット動作が完了され、バイオセンサ46のセンサ電極部109と電極アームの接点96は電気的に接続した状態となる。この位置において、バイオセンサ46が、バイオセンサ突き出し窓119内に設けられたバイオセンサ返り止め部122を通過して、バイオセンサ電極部109に形成された電極段差部151を乗り超えた位置において、樹脂バネなどの弾性部材により形成されたバイオセンサ返り止め部122がバイオセンサ電極部109を押した状態になるまで該バイオセンサ46は、その長手方向へスライド動作されてバイオセンサ突き出し部材を操作することにより、バイオセンサ46の基底部分にあるバイオセンサ電極部109を押し下げることになる。ここで、抵抗部材としての樹脂バネとなるバイオセンサ返り止め122を、その先端部と上記バイオセンサ46の電極段差部151とを当てることとなり、これにより、バイオセンサ46の点着部100が、バイオセンサカートリッジの内部から突き出してセッティングされ、血液などの生体試料を点着する準備が完了することになる。
このように本実施の形態3によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置によれば、バイオセンサを測定位置へ保持するバイオセンサ突き出し窓を備え、バイオセンサ突き出し窓にバイオセンサが配置されたときに、バイオセンサを係止するバイオセンサ返り止め部を備えたので、測定後にバイオセンサが測定器内部へ逆戻りして侵入することを防ぎ、装置の故障などによるバイオセンサの不具合を防ぐことができる。
また、バイオセンサ返り止め部の先端部分が、バイオセンサの電極段差部に当接するようにしたので、個々のバイオセンサが装置本体内部へ脱落するのを防ぐことができる。
また、電極アームの接点部が、バイオセンサ返り止め部を挟む位置でバイオセンサのセンサ電極部に当接するようにしたので、電気的な接触を確実に保つことができる。
また、電極アームは、バイオセンサ突き出し部材を動作させることにより回動するようにしたので、電気的な動力を必要とせず、また、確実にバイオセンサのセンサ電極部への接続を行うことができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、カートリッジケースの内壁にリブを形成して、バイオセンサの誤装填を防ぎ、バイオセンサのスライド動作を滑らかに行うようにしたものである。
図8は、本発明の実施の形態4によるカートリッジケース、及びカートリッジケースに収納されたバイオセンサの断面図である。図8(a)はカートリッジケースの上面を示す断面図、図8(b)はバイオセンサの上面を示す図、図8(c)はカートリッジケースの前方、又は後方を示す断面図である。
図8より、バイオセンサ位置決めリブ111a〜111fは、カートリッジケース110の内壁に形成され、バイオセンサ46を収納したときの位置を決めるものである。また、カートリッジ底面リブ155は、カートリッジケース110の底面に形成されたリブであり、バイオセンサを積層したときの位置を決めるものである。なお、その他の構成について、図3、及び図4と同じ部位は、同じ符号を付して説明を省略する。
このように構成されたカートリッジケースについて、その動作を図8を用いて説明する。
図8(a)に示すように、カートリッジケース110内にバイオセンサ46を積層して収納するときは、バイオセンサ位置決めリブ111により概略的に収納位置を決めることができる。バイオセンサ位置決めリブ111のうち、バイオセンサ突き出し口140側の内壁に設けられたバイオセンサ位置決めリブ111fのリブの高さbと、バイオセンサ突き出し部材入口141側の内壁に設けられたバイオセンサ位置決めリブ111bのリブの高さcは異なるように形成されている。また、図8(b)に示すように、バイオセンサ46の後端部分には、バイオセンサ後端切り欠き部115が形成されており、その凹部は、深さaの距離だけ切り欠かれている。つまり、バイオセンサ46をカートリッジケース110に装填するときに、バイオセンサ位置決めリブ111bにバイオセンサ後端切り欠き部115が配置するようにしたものである。
この状態で、図8(b)に示すように、バイオセンサ46のバイオセンサ後端切り欠き部115の底位置から先端部の点着部100までの距離をLsとし、図8(a)に示すように、上記バイオセンサ位置決めリブ111fと111bとの距離をLcとした場合、バイオセンサ46のカートリッジケース110への組立工程での装填時の誤装填を防ぎ、カートリッジケース110の内壁面に直接バイオセンサ46の一部が接触させないようにして、バイオセンサ46の動作に対する摩擦力を低く抑えるためには、バイオセンサ46がカートリッジケース110に収納されたときに、バイオセンサ位置決めリブ111fの頂点のみと接触させる必要がある。その対策として、Lc>Ls、かつa>b、かつc>a、かつ(Lc+b+c)>(Ls+a)とすることにより、バイオセンサ46の外周のいかなる部分も、バイオセンサ位置決めリブ111のみと接触できる。
また、バイオセンサ46の外周部が、カートリッジケース110の内壁面のうち、バイオセンサ位置決めリブ111f、及び111bを形成した面以外の内壁部と接触しないようにするために、カートリッジ110に収納されたバイオセンサ46の長手方向の側面に対応する内壁面に、各々2本のバイオセンサ位置決めリブ111c、111d、あるいは111a、111eを設けた。
また、図8(c)に示すように、積層したバイオセンサ46を受けるカートリッジケース110の開口部の底面の両端部分にカートリッジ底面リブ155を設け、カートリッジ底面リブ155の高さを、バイオセンサ突き出し部材の厚みより小さくなるように形成した。さらに、両端に設けたカートリッジ底面リブ155間の距離を、バイオセンサ突き出し部材の幅よりも大きくなるように形成した。
このように本実施の形態4によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置によれば、バイオセンサカートリッジの内壁にリブを形成したので、バイオセンサの配置位置を決定し、また、滑らかにスライド動作させることができる。
また、バイオセンサカートリッジの内壁に形成したリブのうち、バイオセンサの後端側の内壁に形成したリブの高さを、試験端側の内壁に形成したリブの高さよりも高くなるように形成し、かつバイオセンサの後端側に凹部を形成したので、バイオセンサの装填を容易にし、誤装填を防ぐことができる。
なお、バイオセンサカートリッジの内壁に形成したリブの高さは任意に設定すればよく、このように設定することで、バイオセンサをバイオセンサカートリッジへ装填するときの誤装填を防ぐことができ、バイオセンサのスライド動作に対する摩擦力を低く抑えることができる。
また、バイオセンサカートリッジの長手方向の側面に対応する内壁面にリブを2本形成するものとしたが、リブの数は、少なくとも2本以上に、任意に設定することができ、このように構成することにより、バイオセンサをバイオセンサカートリッジに装填するときの誤装填を防ぐことができる。
また、バイオセンサカートリッジの底面に設けたリブの高さを、バイオセンサ突き出し部材の厚みより小さくなるようにしたので、バイオセンサを1枚ずつバイオセンサカートリッジから確実に突き出せることができる。
また、バイオセンサカートリッジの開口部の底面の両端部分に設けたリブ間の距離を、バイオセンサ突き出し部材の幅よりも大きくしたので、バイオセンサ突き出し部材がバイオセンサカートリッジに突き当たることなく、バイオセンサカートリッジの底面部に配置されたバイオセンサを確実に突き出すことができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置は、バイオセンサカートリッジに収納されたバイオセンサの残量を確認できるようにしたものである。
図9は、本発明の実施の形態5によるバイオセンサカートリッジ、及び封止ローラの側面から見た断面模式図である。
図9より、バイオセンサ残量確認窓117は、カートリッジケース110の側面に形成された、透明部材からなるバイオセンサの残量を確認するものである。ダミーセンサ200は、バイオセンサカートリッジ38に収納された複数のバイオセンサ46に対して、一定枚数毎に含ませたものであり、バイオセンサ46の残量を知らせるものである。なお、その他の構成について、図4と同じ部位は、同じ符号を付して説明を省略する。
次に、バイオセンサの残量を確認するための動作について説明する。
バイオセンサ残量確認可能化手段として、バイオセンサカートリッジ38のカートリッジケース110に設けたバイオセンサ残量確認窓117は、同時にバイオセンサ分与装置30本体側にも内部のバイオセンサカートリッジ38を視認可能にするための確認窓(図1、符号206)を設けることにより、視覚的に容易にバイオセンサ46の残量を確認することができる。
また、バイオセンサ残量確認手段として、ダミーセンサ200をバイオセンサ収納室98に、バイオセンサ46の一定枚数毎に含ませ、かつバイオセンサ46の残量が少なくなったダミーセンサ200の色や形状を変えることにより、使用者に対して、容易にバイオセンサ46の残量が少なくなったことを知らせることができる。
また、バイオセンサ残量確認手段を備えるのに代えて、個々のバイオセンサ46に通し番号を付与し、該通し番号の目視により、現在使用中のバイオセンサ46が何枚目のものであるか、あるいは残量数を知ることができ、測定毎に、バイオセンサ46の残量を把握することができる。
また、別の残量確認手段として、バイオセンサ突き出し部材48がバイオセンサ46を突き出したときの動作を電気的、あるいは機械的にカウントすることにより、バイオセンサ46の使用回数を計測することができ、バイオセンサ46の使用量を容易に把握することができる。
このように本実施の形態5によるバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置によれば、バイオセンサの残量を確認するための透明な窓を設けることにより、容易に装置外部からバイオセンサの残量を確認することができる。
また、バイオセンサカートリッジに一定枚数毎にダミーセンサを内包することにより、バイオセンサの残量をカウントしなくても、視覚的にバイオセンサの残量を判断することが可能である。
また、個々のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により、容易にバイオセンサの残量数を確認することができる。
また、バイオセンサ突き出し部材の動作をカウントすることにより、バイオセンサカートリッジの入れ替えなどが行われても、その都度、本体装置をリセットすることにより、確実に使用枚数を計測することができる。
なお、上述したバイオセンサの残量確認は、いずれか1つの手段及び方法を用いるようにしても、あるいは2つ以上の手段及び方法を組み合わせても構わない。
以下、本発明のバイオセンサカートリッジ、及びそれを取り付けたバイオセンサ分与装置を用いて、血液の血中グルコースを測定する場合を例に取り説明を行う。なお、本発明は、以下の実施例に何ら制約されるものではない。
まず、使用者が、バイオセンサカートリッジ38を陥凹部70に取り付けたとき、陥凹部70内と係合するラッチを用いて、本体ケース34内部に留めることができる。また、陥凹部70内に係合されたラッチを開放することにより、本体ケース34からバイオセンサカートリッジ38を取り出すことができる。
そして、操作ボタン40を操作することによりバイオセンサ46が試験端44に移動したならば、バイオセンサ分与装置30は、表示モードに設定される。そして、バイオセンサカートリッジ38に関する情報と、実施された試験に関する情報は、表示画面52に表示される。表示画面52に表示される情報は、本体ケース34から突出する表示ボタン部47を作動することにより制御することができる。また、表示ボタン部47は、表示画面52の表示に従って、プリント配線基板の電気回路に情報を入力するためにも用いることができる。
また、試験を実施するとき、使用者は、操作ボタン40を試験端44側へ回動操作することにより、試験モードに設定することができる。
そして、試験端44から突き出されたバイオセンサ46の点着部100に、血液(例えば、人の指を穿刺した後、指に蓄積される血液)を点着させると、点着部100には、そこに配置された生物学的感知、または試薬材料へと延びる毛細管が与えられているので、流体の一部が、毛管作用によって毛細管に吸い込まれるため、試験を行うのに充分な量の血液が、バイオセンサ46に吸い込まれる。次に、バイオセンサ46に吸い込まれた血液は、バイオセンサ46内の試薬材料と化学的に反応する結果、試験しようとする血液の血中グルコースレベルを示す電気信号が、プリント配線基板(図示せず)の電気回路(図示せず)に結合された電極アームの接点部96に与えられる。
そして、試験が終了すると、バイオセンサ46に付勢していた電極アーム95を操作する操作ボタン40を所定の動作により操作することで、電極アーム95の付勢を解除することができ、バイオセンサ46をバイオセンサ分与装置30内部から排出することができる。
使用者は、試験に関する情報、またはデータの入力を完了したとき、操作ボタン40を操作することによって、バイオセンサ46を試験端44から排出させることができる。このとき、バイオセンサ分与装置30は、電源をOFFの状態か、または待機の状態におかれる。
本発明は、使用中のバイオセンサカートリッジ内のバイオセンサの残量確認を容易に行うことができるので、バイオセンサ測定機能を有するバイオセンサカートリッジを取り付けたバイオセンサ分与装置に有用である。
本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与装置の側面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1によるバイオセンサの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1によるバイオセンサカートリッジ、及び封止ローラ部の側面から見た断面模式図である。 本発明の実施の形態2によるバイオセンサ分与装置の上面を示す断面図である。 本発明の実施の形態2によるバイオセンサ分与装置の後端部を示す断面図である。 本発明のバイオセンサ分与装置のバイオセンサの測定位置にセットした状態での電極接点部を示す断面図である。 本発明の実施の形態4によるカートリッジケース、及びカートリッジケースに収納されたバイオセンサの断面図である。 本発明の実施の形態5によるバイオセンサカートリッジ、及び封止ローラの側面から見た断面模式図である。 従来のバイオセンサを用いたバイオセンサ分与装置の斜視図である。
符号の説明
1 試料供給孔
2、3 リード線
4 測定極
5 対極
6 絶縁層
7 スペーサ
8 切り欠き部
9 カバー
30 バイオセンサ分与装置
32 バイオセンサカートリッジ案内壁
34 本体ケース
38 バイオセンサカートリッジ
40 操作ボタン
41 ベース部
42 本体ケースの後端
44 本体ケースの試験端
46 バイオセンサ
47 表示ボタン部
48 バイオセンサ突き出し部材
52 表示画面
54 開閉蓋
55 バイオセンサカートリッジ装填口
56 基底部分
58 カートリッジ押圧部材
70 陥凹部
95 電極アーム
96 電極アームの接点部
98 バイオセンサ収納室
100 点着部
101 回転作用部
102 封止ローラ係止部材
103 封止ローラ昇降部材
105a、105b 封止ローラ
108 加圧バネ
109 センサ電極部
110 カートリッジケース
111 バイオセンサ位置決めリブ
112 乾燥剤
113 封止ローラ押圧用の凹部
114 蓋部
115 バイオセンサ後端切り欠き部
116 バイオセンサ突き出し部材拡大ギア
117 バイオセンサ残量確認窓
119 バイオセンサ突き出し窓
122 バイオセンサ返り止め部
123 センサ押圧バネ
124a カートリッジ誤装着防止部材
124b カートリッジ誤装着防止部材係合部
140 バイオセンサ突き出し口
141 バイオセンサ突き出し部材入口
142 バイオセンサ押圧部材
151 電極段差部
155 カートリッジ底面リブ
200 ダミーセンサ
206 確認窓
210 解除部材
211 覗き窓
212 解除部材押圧部
213 操作ボタン凹部
220 電極アーム倒し壁
300 バイオセンサ分与装置
301 上部ケース
302 下部ケース
303 外側ハウジング
304 分与装置本体の後端
305 試験端
306 スライドアクチュエータ
308 センサパック接点
309 センサパック保持爪
310 バイオセンサパック
311 乾燥剤キャビティ
312 バイオセンサ保持キャビティ
313 切り欠き部
314 スライドラッチ

Claims (7)

  1. バイオセンサにより検出した電気的データを取得するバイオセンサ分与装置において、
    板状のバイオセンサをその厚み方向に複数枚重ねて整列させてなるバイオセンサカートリッジを収納可能とし、目的の生体値測定を行う際、バイオセンサカートリッジ内に収納したバイオセンサを、その長手方向へ順次送出するバイオセンサ突き出し手段により、上記バイオセンサを一枚ずつ取り出すようにし、さらに、上記バイオセンサの残量を確認するバイオセンサ残量確認手段を備え、
    上記バイオセンサ残量確認手段は、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数をカウントする、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  2. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントを、電気的または機械的に行う、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  3. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサカートリッジの入れ替えに応じて、上記バイオセンサ突き出し手段の動作回数のカウントをリセットする、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  4. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサ残量確認手段は、さらに、
    上記バイオセンサカートリッジ内に上記バイオセンサの一定枚数ごとにダミーセンサを配置してなる、ものを含む、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  5. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサ残量確認手段は、さらに、
    当該バイオセンサ分与装置に設けた透明窓を介して上記バイオセンサの残量を目視可能とする、ものを含む、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  6. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサ残量確認手段は、さらに、
    複数のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により上記バイオセンサの残量を確認する、ものを含む、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  7. 請求項1に記載のバイオセンサ分与装置において、
    上記バイオセンサ残量確認手段は、さらに、
    上記バイオセンサカートリッジ内に上記バイオセンサの一定枚数ごとにダミーセンサを配置してなるものと、
    当該バイオセンサ分与装置に設けた透明窓を介して上記バイオセンサの残量を目視可能とするものと、
    複数のバイオセンサに通し番号を付与し、該バイオセンサの通し番号の目視により上記バイオセンサの残量を確認するものと、
    のうち、少なくとも2つを含む、
    ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
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