JP5437268B2 - Cqiレポートに基づいた速度推定および電力制御 - Google Patents

Cqiレポートに基づいた速度推定および電力制御 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2007年12月28日に出願された"SPEED ESTIMATION AND POWER CONTROL BASED ON CQI REPORTS"と題された米国仮出願61/017,516号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線通信システムにおける電力制御のために、アクセス端末の速度の推定値を利用することに関する。
無線通信システムはさまざまなタイプの通信を提供するために広く開発された。例えば、音声および/またはデータが、そのような無線通信システムによって提供されうる。一般的な無線通信システムまたはネットワークは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)1または複数の共有されたリソースへのアクセスを複数のユーザに提供しうる。例えば、システムは、例えば周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)のようなさまざまな多元接続技術を使用することができる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。アクセス端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局からアクセス端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、アクセス端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、または、複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
MIMOシステムはデータ送信のために一般に、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、高められたスペクトル効率、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、共通の物理媒体によって順方向リンク通信および逆方向リンク通信を分割するさまざまなデュプレクス技術をサポートしうる。例えば、周波数分割デュプレクス(FDD)システムは、順方向リンク通信および逆方向リンク通信について、異なる周波数領域を利用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク通信と逆方向リンク通信とが、共通の周波数領域を使用しうる。これによって、相互原理により、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定することが可能となる。
無線通信システムは、しばしば、有効通信範囲領域を提供する1または複数の基地局を適用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信する。ここで、データ・ストリームは、モバイル・デバイスに対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効通信範囲領域内のアクセス端末は、合成ストリームによって搬送される1つ、1つより多い、または全てのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、アクセス端末は、基地局あるいは他のアクセス端末へデータを送信することができる。
無線チャネルによる信号の送信は、そのような信号の変化をもたらす場合がある。例えば、信号は、第1の電力レベルで送信され、異なる第2の電力レベルで受信されうる。送信電力は、受信電力が所望のレベルになるように、チャネル情報(例えば、ゲイン、損失、チャネル条件、干渉等)に基づいて制御されうる。例示によって、基地局は、アクセス端末が所望の電力レベルで信号を受信できるように、送信される信号の電力レベルを制御しうる。これによって、アクセス端末はさらに、この信号によって伝送されたメッセージを処理、格納、利用等できるようになる。しかしながら、任意の時間において、チャネル状態を完全に把握することは可能ではないので、以前のリンク品質の推定値に基づいて電力制御が実行される。しかしながら、基地局において電力を制御する従来の技術は、一般には、アクセス端末の速度(例えば、これは、最後の推定からチャネルがどれくらい速く変化したかを判定する)を考慮することに失敗し、異なる速度で移動しているアクセス端末に対しても、しばしば、一般的な電力制御アルゴリズムが適用される。そのようなシナリオは、最悪ケースのチャネル条件の設計に至るので、単なる次善策にすぎない。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、これら実施形態の簡単な概要を示す。この概要は、考えられる全ての実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の重要要素または決定的要素を特定することでもなく、任意または全ての実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、1または複数の実施形態のいくつかの概念を、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、より簡単な形式で表すことである。
1または複数の実施形態およびその対応する開示によれば、アクセス端末の速度に応じて、異なる電力制御アルゴリズムを用いることを容易にすることに関するさまざまな態様が記載される。例えば、低速度で移動しているアクセス端末について、瞬時的チャネル品質インジケータ(CQI)レポートが反転(invert)される一方、高速度で移動しているアクセス端末について、長期的ジオミトリの反転(例えば、平均CQIレポート反転)が利用されうる。アクセス端末の速度は、CQI値の時間相関に基づいて推定されうる。さらに、瞬時的CQIの反転を実施するか、または長期的ジオミトリの反転を実施するかの選択は、アクセス端末の推定速度に基づきうる。
関連する態様によれば、無線通信環境において電力を制御することを容易にする方法が、本明細書で記載される。この方法は、アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信することを含む。さらに、この方法は、アクセス端末の速度を推定することを備えうる。さらに、この方法は、少なくともCQIレポートと、アクセス端末の推定速度とに基づいて、送信電力レベルを選択することを含みうる。
別の態様は無線通信装置に関する。この無線通信装置は、アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを取得することと、アクセス端末の速度を推定することと、少なくともCQIレポートと、アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択することとに関連する命令群を保持するメモリを含みうる。さらに、この無線通信装置は、メモリに接続され、メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを含みうる。
また別の態様は、無線通信環境におけるアクセス端末速度の考慮に基づいて電力を制御することを可能にする無線通信装置に関連する。この無線通信装置は、アクセス端末からCQIレポートを取得する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、アクセス端末の速度を推定する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、少なくともCQIレポートと、推定された速度とに基づいて、アクセス端末への送信の電力レベルを特定する手段を含みうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信するためのコードを含みうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、アクセス端末の速度を推定するためのコードを含みうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、少なくともCQIレポートと、アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択するためのコードを備えうる。
別の態様によれば、無線通信システムにおける装置は、プロセッサを含みうる。このプロセッサは、アクセス端末からCQIレポートを取得するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、このCQIレポートの、アクセス端末から以前に受信した少なくとも1つのCQIレポートとの時間相関に基づいて、アクセス端末の速度を推定するように構成されうる。さらに、プロセッサは、少なくともCQIレポートと、推定された速度とに基づいて、アクセス端末への送信の電力レベルを選択するように構成されうる。
他の態様によれば、本明細書では、無線通信環境において、推定された速度に応じてCQI値をレポートすることを容易にする方法が記載される。この方法は、アクセス端末において、基地局から取得したパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定することを含みうる。さらに、この方法は、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートを用いて平均化することを含みうる。さらに、この方法は、瞬時的CQIレポートの、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートのうちの1または複数との時間相関に基づいて、アクセス端末においてアクセス端末の速度を推定することを備えうる。この方法はさらに、電力制御に関連して利用される推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信することをも含みうる。
また別の態様は、メモリを含む無線通信装置に関連する。このメモリは、アクセス端末において、基地局から取得したパイロット評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定することと、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIを用いて平均化することと、瞬時的CQIレポートの、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートのうちの1または複数との時間相関に基づいて、アクセス端末においてアクセス端末の速度を推定することと、電力制御と関連して利用するために、推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信することと、に関連する命令群を保持する。さらに、この無線通信装置は、メモリに保持された命令群を実行するように構成され、メモリに接続されたプロセッサを備えうる。
別の態様は、無線通信環境において、電力制御に関連する利用のために、アクセス端末の速度に応じて、CQIレポートを基地局へ送信することを選択することを可能にする無線通信装置に関する。この無線通信装置は、瞬時的CQIレポートを生成する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、以前に生成された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートを用いて平均化する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、瞬時的CQIレポートの、以前に生成された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートのうちの1または複数との時間相関に基づいて、速度を推定する手段を備えうる。この無線通信装置はさらに、推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信する手段を含みうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を備えうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、瞬時的CQIレポートを生成するためのコードを含みうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、以前に生成された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートを用いて平均化するためのコードを含みうる。コンピュータ読取可能媒体はさらに、瞬時的CQIレポートの、以前に生成された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートのうちの1または複数との時間相関に基づいて、速度を推定するためのコードを含みうる。さらに、このコンピュータ読取可能媒体は、推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信するためのコードを含みうる。
別の態様によれば、無線通信システムにおける装置は、プロセッサを含みうる。このプロセッサは、アクセス端末において、基地局から取得したパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートを用いて平均化するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、瞬時的CQIレポートの、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートのうちの1または複数との時間相関に基づいて、アクセス端末において、アクセス端末の速度を推定するように構成されうる。このプロセッサはまた、電力制御と関連して利用するために、推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信するようにも構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の記載および関連する図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちのほんのいくつかを示すのみであり、記載された実施形態は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことが意図される。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、無線通信環境において、アクセス端末速度を推定し、推定された速度に応じて送信電力を制御するシステムの一例が例示される。 図3は、無線通信環境において、CQIレポートおよび順方向リンク電力制御を有効にするシステムの一例が例示される。 図4は、無線通信環境において、電力を制御することに関連してアクセス端末速度を考慮するシステムの一例が例示される。 図5は、無線通信環境において、制御電力を容易にする方法の一例が例示される。 図6は、無線通信環境において、推定された速度に応じて、CQI値をレポートすることを容易にする方法の一例が例示される。 図7は、無線通信システムにおいて、電力制御と関連して利用するために、CQIレポートに基づいて速度推定値を適用するアクセス端末の一例が例示される。 図8は、無線通信環境において推定されたアクセス端末速度に基づいて電力制御を適用するシステムの一例が例示される。 図9は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と連携して適用されうる無線ネットワーク環境の一例が例示される。 図10は、無線通信環境において、アクセス端末速度の考慮に基づいて、電力制御を可能にするシステムの一例が例示される。 図11は、無線通信環境において、電力制御と関連して適用するためのアクセス端末速度に応じて、基地局へCQIレポートを送信することを選択することを可能にするシステムの一例が例示される。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明からである。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する。SC−FDMAは、OFDMAシステムと実質的に同じ複雑さと同程度のパフォーマンスとを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。したがって、SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームとして実施されうる。
さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、アクセス端末に関連して記載される。アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有する携帯型デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関連して記載される。基地局は、アクセス端末と通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eノードB)、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
図1に示すように、主題とするイノベーションにしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。2本のアンテナが各アンテナ・グループのために例示されているが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばアクセス端末116およびアクセス端末122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、アクセス端末116およびアクセス端末122に類似した実質的に任意の数のアクセス端末と通信しうることが理解されるべきである。アクセス端末116およびアクセス端末122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、アクセス端末116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってアクセス端末116から情報を受信する。さらに、アクセス端末122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク126でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116およびアクセス端末122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。また、基地局102が、関連する有効通信範囲にランダムに散在したアクセス端末116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のアクセス端末は、すべてのアクセス端末に対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。
システム100は、アクセス端末が移動する別の速度に対応する別の電力制御アルゴリズムを利用する。一例によれば、アクセス端末116は、高速度で移動しており、アクセス端末122は、低速度で移動しているか、あるいは静止している。アクセス端末116とアクセス端末122との両方は、チャネル品質インジケータ(CQI)レポートを基地局102へ送信する。これらのCQIレポートは、チャネル品質測定値を提供しうる。基地局102は、受信したCQI値の時間相関に基づいて、アクセス端末の速度の推定値を与える。その後、基地局102は、(例えば、前述したアクセス端末122のように、歩行者のように低速度で移動しているアクセス端末の場合には)瞬時的CQIの反転を、あるいは、(例えば、前述したアクセス端末116のように、車に乗って高速度で移動しているアクセス端末の場合には)長期的ジオミトリの反転を有効にすることによって電力制御を実行しうる。したがって、システム100は、異なる速度のアクセス端末について1つの電力制御アルゴリズムしか用いないのではなく、(例えば、CQI値の時間相関に基づいて)アクセス端末の速度を判定すること、および、アクセス端末の判定された速度に応じて選択される適切な電力制御技術を利用することを可能にする。異なる速度のアクセス端末について1つの電力制御アルゴリズムしか用いないことは、最悪ケースのチャネル条件に対する設計に至るので、次善策にしかなり得ない、しかしながら、権利主張される主題は、前述した例に限定されないことが認識されるべきである。さらに、システム100は、制御チャネルの電力を有用に制御するため、移動推定を導入することが可能となりうる。そして、本明細書に記載された技術を適用することにより、(例えば、制御チャネルに限定されないような)任意のタイプのチャネルが、電力制御されうることが考慮される。
図2を参照して、無線通信環境において、アクセス端末速度を推定し、推定された速度に応じて送信電力を制御するシステム200が例示される。システム200は、情報、信号、データ、命令群、指示、ビット、シンボル等を送信および/または受信しうる基地局202を含む。基地局202は、順方向リンクおよび/または逆方向リンクによってアクセス端末204と通信しうる。アクセス端末204は、情報、信号、データ、命令群、指示、ビット、シンボル等を送信および/または受信しうる。さらに、図示していないが、基地局202と類似の任意の数の基地局がシステム200に含まれ、および/または、アクセス端末204と類似の任意の数のアクセス端末がシステム200に含まれることが考慮される。
基地局202はさらに、速度推定器206および電力コントローラ208を含みうる。速度推定器206は、アクセス端末204の速度(および/または、(図示しない)任意の別のアクセス端末のそれぞれの速度)を判定しうる。例えば、速度推定器206は、2つの可能な推定速度のうちの1つになるアクセス端末204の移動を区別しうる。よって、この例にしたがって、速度推定器206は、アクセス端末204が高速度で移動しているか、あるいは低速度で移動しているかを特定しうる。しかしながら、権利主張される主題は、速度推定器206によって特定されうる2つの可能な推定速度を用いることに限定されず、任意の可能な数の推定速度が、速度推定器206において適用されうることが認識されるべきである。さらに、電力コントローラ208は、後の順方向リンク送信のために利用される送信電力を規定するために、アクセス端末204の推定速度を利用しうる。例えば、電力コントローラ208は、制御チャネルの電力を制御しうるが、非制御チャネルに関連して使用される電力も電力コントローラ208によって規定されることが考慮されるので、権利主張される主題は、それに限定されない。
アクセス端末204はさらに、チャネル品質に関連する情報を提供するCQIレポートを生成するCQIレポート生成器210を含みうる。CQIレポート生成器210は、実質的に任意の周期でCQIレポートを生成しうる。あるいは、CQIレポート生成器210は、非定期的にCQIレポートを生成しうる。さらに、アクセス端末204は、CQIレポート生成器210を適用することによって得られたCQIレポートを基地局202へ送信しうる。基地局202は、このCQIレポートを用いて、アクセス端末204の速度を推定し、その後、順方向リンク送信のための送信電力を制御しうる。
CQIレポート生成器210によって測定されるチャネルは、アクセス端末204の速度に依存して、高速度であるいは低速度で変化しうる。一例によれば、アクセス端末204が低速度で移動しているかまたは静止している場合、CQIレポート生成器210によって生成されることによりアクセス端末204によってレポートされたCQI値は、もしあれば、時間にわたって低速度で変化しうる。したがって、この例によれば、速度推定器206は、CQI値が時間にわたって低速度で変化していることを認識し、その後、第1の期間において基地局202によって取得されたCQIレポートは、次の期間のために適用される送信電力を選択するために、電力コントローラ208によって使用されうる。アクセス端末204が低速度で移動していると判定された場合、電力コントローラ208は、送信電力を選択するために、チャネル反転を実行することによって、CQIレポートから識別されるチャネル条件を補償しうる。さらに、アクセス端末204が低速度で移動している場合、さらなるバックオフを加えながら、電力コントローラ208によってチャネル反転(例えば、瞬時的CQIの反転)が実行されうる。ここでは、バックオフは、最後のCQIレポートからのCQIレポートの量子化誤り、CQIレポートの測定誤り、および/またはチャネル条件の変化を補償するために使用されうる。
さらなる例によれば、アクセス端末204が高速度で移動している場合、アクセス端末204によってレポートされるCQI値は、時間にわたって高速度で変化しうる。したがって、速度推定器206は、異なるメトリックに至るチャネルの高速な変化は、(例えば、取得されたCQIレポートの評価に基づいて、アクセス端末204が高速度で移動していると速度推定器206によって判定された場合のような)条件において、電力コントローラ208によって使用されることを認識しうる。そのようなシナリオでは、電力コントローラ208は、追加のバックオフを加えながら、チャネル反転を実行しうる。チャネルが高速度で変化している場合、時間にわたってアクセス端末204において受信される平均電力は、電力コントローラ208によって判定されうる。電力コントローラ208は、チャネルの平均ロスを判定するために、アクセス端末204で受信された平均電力を導入しうる。さらに、電力コントローラ208は、この平均ロスを適用することにより、チャネル反転を実行しうる。したがって、アクセス端末204における合計受信電力は平均して、(例えば、高速なフェードのような)変動を持つ所望の電力に近い。この変動を補償するために、アクセス端末204が高速度で移動していると速度推定器206によって判定された場合、電力コントローラ208によって、さらなるバックオフが送信電力に追加される。
このバックオフは、アクセス端末204が高速度で移動していると特定された場合、許容可能なパフォーマンスを提供するために、電力コントローラ208によって使用されうる。平均に基づいてチャネル反転が有効とされる場合、アクセス端末204によって受信された信号は、所望の電力から変化量(例えば、変動)を引いたものか、所望の電力に変化量(例えば、変動)を加えたものになりうる。バックオフは、この変化量を補償するために加えられうる。したがって、電力コントローラ208が、送信された信号にバックオフを加えると、アクセス端末204は、バックオフおよび変動が加えられた所望の電力で信号を取得しうる。受信電力レベルが目標電力レベルを下回った場合、システム200の性能は、悪影響を受ける一方、受信電力レベルが目標電力レベルを上回った場合、悪影響は感じられない。したがって、電力コントローラ208によって加えられるバックオフは、前述した変動によって目標電力レベルを下回る受信電力レベルを緩和するために、受信電力レベルを増加させうる。チャネル反転が瞬時的CQIレポートに基づいて有効とされる場合(例えば、アクセス端末204が低速度で移動していると判定された場合)、この場合のためのバックオフを選択するために、同様の考慮がなされうる。しかしながら、低速度および高速度の場合それぞれに使用されるバックオフは、異なりうる。別の例によれば、低速度および/または高速度の場合に使用されるバックオフは、測定された相関(例えば、CQIレポートの時間相関)に応じて定められうることが考慮される。この例によれば、増加する関数も、低下する関数もあり、低速度対高速度等についてのバックオフを生成するために、異なる関数が使用されうる。しかしながら、権利主張される主題は、前述した例に限定されないことが認識されるべきである。
例によれば、電力コントローラ208は、誤り要件に基づいてバックオフを選択しうる。例えば、バックオフが増加すると、誤りの可能性は低下しうる。したがって、所望の誤り確率をもたらす最小のバックオフ値が、電力コントローラ208によって選択されるが、権利主張される主題は、それに限定されない。
システム200は、順方向リンク送信電力を制御する場合、判定されたアクセス端末速度を利用することを可能にする。例えば、基地局202の速度推定器206は、アクセス端末204が低速度で移動しているか、あるいは高速度で移動しているかを判定しうる。基地局202において受信されたアクセス端末204からの(例えば、CQIレポート生成器210によって生成された)CQIレポートにおいてほとんど変動がない場合、速度推定器206は、アクセス端末204が低速度で移動していると認識する。この場合、電力制御は、電力コントローラ208によって瞬時的な電力反転によって有効とされる。ここでは、電力コントローラ208は、アクセス端末204が認識するよう求め、適用する送信電力レベルを特定するために遡って動作することが可能な電力レベルを選択しうる。さらに、電力コントローラ208によって特定された送信電力にバックオフが追加されうる。一方、CQIレポートにおいて、短期間において示される大きな変動に基づいて、アクセス端末204が高速度で移動していると速度推定器206が判定した場合、電力コントローラ208は、CQI値を時間にわたって平均し、この平均値に基づいてチャネル反転を実行し、送信電力を生成する。さらに、そのような電力に対してバックオフが追加されうる。低速度に関して適用されるバックオフは、例えば、高速度に関して適用されるバックオフとは異なりうる。しかしながら、権利主張される主題は、前述した例に限定されないことが認識されうる。
図3に移って、無線通信環境において、CQIレポートおよび順方向リンク電力制御を有効にするシステム300が例示される。システム300は、基地局202およびアクセス端末204を含み、システム300は、任意の数の追加の基地局および/またはアクセス端末を含みうることが考慮される。基地局202はさらに、速度推定器206と電力コントローラ208とを含み、アクセス端末204はさらに、CQIレポート生成器210を含みうる。また、基地局202の電力コントローラ208はさらに、以下に説明するように、CQIフィルタ302およびインバータ304を含みうる。
システム300は、(例えば、CQIレポート生成器210を適用することによる)アクセス端末204におけるCQIレポートおよび(例えば、電力コントローラ208を適用することによる)基地局202における電力制御を有効にする本明細書に記載のアルゴリズムを導入することをサポートする。さまざまな理由が、そのようなアルゴリズムの利用をサポートしうる。特に、このアルゴリズムをサポートする理由は、平均キャリア(avgC)と実効キャリア(effC)との比較、(例えば、干渉変動の効果を解明しうる)avgC/平均干渉(avgI)と平均(C/I)との比較、(例えば、長さ判定をフィルタリングすることを含む)長期的ジオミトリの反転に対する瞬時的CQIの反転、および、順方向専用チャネル(F−DCH)電力制御におけるインパクトに基づきうる。
アクセス端末204のCQIレポート生成器210は、CQIレポートのために以下のようなアルゴリズムを使用することができる。CQIレポート生成器210は、毎8フレームのうちの1フレームに対するavgC/avgIを計算しうる。その後、生成されたavgC/avgI値が、基地局202へレポートされうる。例えば(例えば、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)環境では)、順方向CQIパイロット・チャネル(F−CQIPICH)を用いてavgCが計算され、(例えば、干渉統計値がすべてのインタレースについて実質的に同じであると仮定して)8つのフレームにわたって順方向リンク制御セグメント(FLCS)専用パイロット・チャネル(F−DPICH)でavgIが計算されうる。さらに、CQIレポート生成器210は、CQIレポートを量子化し、そのレポートを、(例えば、量子化テーブルを用いて)逆方向CQIチャネル(R−CQICH)で基地局202へレポートしうる。さらに、逆方向MIMOチャネル品質インジケータ・チャネル(R−MQICH)が存在する場合、CQIレポート生成器210は、R−MQICHでeffC/avgIをレポートしうるが、権利主張される主題はそれに限定されない。それに加えて、順方向アクノレッジメント・チャネル(F−ACKCH)および/または順方向パイロット品質インジケータ・チャネル(F−PCICH)が、例えば、本明細書に記載するように有効化される電力制御を有しうる。別の実例によれば、システム300は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)環境で利用されうる。それゆえ、チャネルおよび干渉推定のために、UMBで適用されるようなF−CQIPICHおよびF−DPICHではなく、共通基準信号(CRC)が利用され、UMBで適用されるようなF−ACKCHおよび/またはF−PQICHではなく、LTE制御チャネル(例えば、物理ハイブリッドARQインジケータ・チャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))において電力制御が有効化され、CQIレポートのために、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の適切なフォーマットが使用されうる。さらに、アクセス端末204のCQIレポート生成器210は、CQIレポートを、非定期的に生成するか、および/または、基地局202へ送信しうることが考慮される。
CQIフィルタ302は、アクセス端末204から取得したCQIレポートをフィルタしうる。電力コントローラ208に含まれているとして示されているが、CQIフィルタ302は、少なくとも部分的に電力コントローラ208から分離することができ、少なくとも部分的に速度推定器206に含まれうることが認識されるべきである。例によれば、CQIフィルタ302は、無限インパルス応答(IIR)フィルタでありうるが、権利主張される主題はそれに限定されない。IIRフィルタは、規格化された相関を計算するために、係数α=0.1を利用することができる。したがって、以下は、そのようなIIRフィルタによって得られうる。
Figure 0005437268
上記計算は、CQIが線形領域にあると仮定することができる。さらに、上記では、nが、(例えば、受信したレポートのシーケンス内で)受信したCQIレポートの数(例えば、インデクス)を示し、CQI[n]が、n番目のCQIレポートを示し、αが、フィルタリング定数でありうる。
上記計算を利用して、電力コントローラ208は、NormCorrがしきい値未満である場合、長期的ジオミトリに基づいて、基地局202の電力レベルを選択しうる。さらに、電力コントローラ208は、NormCorrがしきい値を超える場合、直近の未消去のCQIレポートに基づいて、基地局202の電力レベルを選択しうる。直近の未消去のCQIレポートを適用することにより、低速度で移動しているアクセス端末のための電力を節約しうる(例えば、歩行者用チャネルにおける電力を節約する)。3kmphチャネルが一般にしきい値を上回るように、(例えば、1つの受信アンテナ(1Rx)と2つの受信アンテナ(2Rx)との両方のために)しきい値は0.9でありうるが、権利主張される主題は、予め定められた、適応的に判定された等の実質的に任意のしきい値を利用しうることが考慮される。
インバータ304は、アクセス端末204に関連付けられた速度推定値に基づいて、アクセス端末204へのダウンリンク送信のために基地局202によって適用されるべき送信電力を選択するために、瞬時的CQIの反転および/または長期的ジオミトリの反転を有効化しうる。例えば、電力制御は、アクノレッジメント(ACK)チャネルのためのものでありうるが、権利主張される主題は、それに限定されない。
NormCorr[n]>しきい値である場合、基地局202のインバータ304は、(例えば、瞬時的CQIの反転を適用することにより)以下を評価することによって電力(PTX−ACK)を選択しうる。
Figure 0005437268
さらに詳しくは、SNRTARGET(例えば、ターゲット信号対雑音比)は、FLCSチャネル・タイプ(例えば、パイロット品質インジケータ・チャネル(PQICH)、ACK)依存の量である。例えば、SNRTARGETは、所望の誤り率を得るために必要なアディティブ・ホワイト・ガウシアン・ノイズ(AWGN)1RxチャネルにおけるSNRに等しくなりうる。さらに、CQIレポートが、FLCSタイルで見られる正確なSNRに対応していないという事実を補償するために、BackoffSHORT−TERMが利用されうる。例えば、これは、モビリティ、ホッピング、量子化等によりうる。BackoffSHORT−TERMは、受信アンテナの数に依存して異なる値をとりうる。さらに、FLCSチャネル・タイプにおけるBackoffSHORT−TERMの依存度は、小さいと予想される。しかしながら、BackoffSHORT−TERM+SNRTARGETは、パフォーマンスの向上のために、異なるFLCSチャネルについてともに最適化されうる。
さらに、NormCorr[n]<しきい値である場合、基地局202のインバータ304は(例えば、長期的ジオミトリの反転を適用することによって)、以下を分析することにより、電力(PTX−ACK)を選択しうる。
Figure 0005437268
例によれば、高ジオミトリ・ユーザのために、ジオミトリ・キャッピングが有効とされうる。さらに、(BackoffLONG−TERM+SNRTARGET)は、FLCSチャネル・タイプ(例えば、PQICH、ACK)に依存する量でありうる。例えば、(BackoffLONG−TERM+SNRTARGET)は、最悪ケース・チャネル・モデル(例えば、歩行者用チャネル)において要求されるSNRと等しくなりうる。
CQIフィルタ302は、アクセス端末204から取得したCQIレポートをフィルタしうる。例によれば、CQIフィルタ302は、IIRフィルタでありうる。さらに、CQIフィルタ302は、以下にしたがってCQIレポートをフィルタしうる。
Figure 0005437268
ここで、αは、フィルタリング定数である。さらに、以下にしたがって(例えば、電力コントローラ208によって)送信電力が選択されうる。
Figure 0005437268
例示によれば、フィルタリング定数は、特定のモデルおよび速度について選択されたオフセットの関数であるか、および/または、速度およびチャネル・モデルに依存しないオフセットの関数でありうる。
速度推定器206(および/またはCQIフィルタ302)は、チャネルが変化する速度を推定しうる。例えば、高速度では、CQIレポートは、チャネルの認識とは無関係でありうる。この例によれば、インバータ304は、長期的ジオミトリの反転を最適に適用しうる。別の例によれば、低速度では、CQIレポートは、次のチャネルの認識と大きく相関しうる。したがって、インバータ304は、瞬時的CQIの反転を最適に適用しうる。アクセス端末204における前述した相関は、受信したCQIレポートを用いて推定されうる。相関を推定するためにさまざまなメトリックが利用されうる。例えば、次の3つのメトリックのうちの1または複数が使用されうるが、権利主張される主題は、それに限定されない。
Figure 0005437268
例えば、係数αを持つIIRフィルタを用いて期待値が計算されうる。さらに、別の例によれば、速度推定器206および/またはCQIフィルタ302によってメトリック2が導入されうるが、権利主張される主題は、それに限定されない。
さらに、CQIレポート生成器210は、CQIレポートを量子化しうる。例えば、4ビットCQI量子化が導入されうる(例えば、CQI量子化は、速度推定に大きなインパクトは与えず、損失は、量子化損失と調和している)。さらに、より低いジオミトリについて、より精細な量子化が利用されうる。しかしながら、実質的に一様な量子化が利用されうることが認識されるべきである。
別の例示によれば、速度推定器206によってなされた速度推定はさらに、あるいは、代わりに、レート予測等のために適用されうる。例えば、速度推定器206が、低速度で移動するアクセス端末204を特定した場合、アクセス端末204との接続のために導入されるレートを決定するために、瞬時的CQIレポートが、基地局202(例えば、基地局20に含まれるレート・セレクタ(図示せず))によって利用されうる。さらに、速度推定器206が、高速度で移動するアクセス端末204を認識した場合、長期的ジオミトリが、アクセス端末204と関連して適用されるレートを決定するために、基地局202(例えば、レート・セレクタ)によって利用されうる。一般に、アクセス端末204の速度が低い場合、瞬時的CQIレポートがチャネル条件をより良く反映し、アクセス端末204の速度が高い場合、平均CQIレポート(例えば、長期的ジオミトリ)がチャネル条件をより良く反映しうる。したがって、速度推定器206によって判定されたアクセス端末速度の考慮は、例えば電力制御、レート選択能のように、チャネル品質を反映するためにCQIレポートを用いることを含む問題のために適用されうる。
図4を参照して、無線通信環境において、電力を制御することに関連してアクセス端末速度を考慮することを導入するシステム400が例示される。システム400は、基地局202およびアクセス端末204を含む。システム400で例示される例によれば、本明細書で記載しているように、基地局202はさらに、電力コントローラ208を含み、アクセス端末204は、CQIレポート生成器210を含みうる。アクセス端末204はさらに、速度推定器402およびCQIレポート・セレクタ404を含みうる。
例示によれば、(アクセス端末204に関連付けられた)速度推定器402は、図2の(基地局202に関連付けられた)速度推定器206と実質的に同一でありうる。CQIレポート生成器210は、(例えば、受信したパイロットに基づいて)瞬時的CQIレポートを生成し、これらCQIレポートが、時間にわたって平均化されうる。さらに、一例として、速度推定器402は、CQIレポートに応じてアクセス端末204の速度を判定するために、上述したような速度推定技術を利用しうる。速度推定器402が、高速度で移動しているアクセス端末204を認識すると、CQIレポート・セレクタ404は、CQIレポート生成器210によって時間にわたって生成された平均CQIレポートを転送することを選択しうる。その後、本明細書に記載されているように、平均CQIレポートが、アクセス端末204から基地局202へ送信され、電力コントローラ208は、送信電力を選択するために、平均CQIレポートを利用しうる。さらに、アクセス端末204が低速度で移動しているかあるいは静止していると速度推定器402が判定すると、CQIレポート・セレクタ404は、CQIレポート生成器210によって生成された瞬時的CQIレポートを送信することを選択しうる。例えば、この瞬時的CQIレポートは、CQIレポート生成器210によって生成された直近の利用可能なCQIレポートでありうる。したがって、この瞬時的CQIレポートは、アクセス端末204から基地局202へ送信され、電力コントローラ208が、本明細書で記載されたように、送信電力を制御するために、この瞬時的CQIレポートを適用しうる。アクセス端末204内に速度推定器402およびCQIレポート・セレクタ404を含めることによって、CQIレポート生成器210によって生成されたCQIレポートの前処理が有効とされ、アクセス端末の速度に応じて、適切な(例えば、瞬時的、平均)CQIレポートが基地局202へ送信されるようになる。
図5および図6を参照して、無線通信環境において、電力制御のために速度推定値を適用することに関連する方法が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
図5を参照して、無線通信環境において、電力を制御することを容易にする方法500が例示される。502において、アクセス端末からのCQIレポートが受信されうる。例えば、このCQIレポートは、アクセス端末から取得されるCQIレポートのシーケンスの一部でありうる。アクセス端末では、このシーケンスにおけるCQIレポートのおのおのが、定期的または非定期的に取得されうる。さらに、CQIレポートは、アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化された値を含みうる(例えば、毎8フレームのうちの1フレームが、アクセス端末によってレポートされうる。)。504において、アクセス端末の速度が推定されうる。例えば、アクセス端末の速度は、CQIレポートの、アクセス端末から以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて推定されうる。さらに、または、その代わりに、アクセス端末の速度は、逆方向リンク・パイロット・チャネルや、アクセス端末からの別のレポート等に基づいて推定されうる。さらなる例によれば、CQIレポートは、規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを用いて評価されうる。さらに、規格化された相関がしきい値を下回る場合、アクセス端末は(例えば、CQI値が時間にわたって高速度で変化することにより)、高速度で移動していると判定されうる。さらに、規格化された相関がしきい値を上回る場合、アクセス端末は(例えば、CQI値が時間にわたって低速度でしか変化しない、および/または、全く変化しないことにより)、低速度で移動しているか、および/または、静止していると判定されうる。506において、少なくともこのCQIレポートと、アクセス端末の推定速度とに基づいて、送信電力レベルが選択されうる。例えば、アクセス端末が高速度で移動していると判定された場合、電力レベルは、(例えば、時間にわたるCQIレポートの平均の関数である)長期的ジオミトリに基づきうる電力制御アルゴリズムに応じて決定され、アクセス端末が低速度で移動しているおよび/または静止していると推定された場合、電力レベルは、(例えば、瞬時的CQIレポートのような)直近の未消去のCQIレポートに基づきうる電力制御アルゴリズムに応じて決定されうる。一例として、アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、送信電力レベルは、CQIレポートの時間平均に基づくチャネル反転によって決定されうる(例えば、CQIレポートの平均は、基地局において受信されたCQIレポートから生成されうる。)。さらなる例によれば、アクセス端末が低速度で移動しているか、および/または、静止していると推定される場合、送信電力レベルは、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって決定されうる。
図6に移って、無線通信環境において、推定された速度に応じてCQI値をレポートすることを容易にする方法600が例示される。602において、アクセス端末では、基地局から取得したパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートが判定されうる。例えば、瞬時的CQIレポートは、フレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含みうる(ここで、そのような値は、毎8フレームのうちの1フレームについて計算されうる。)。604において、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートが、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートを用いて平均化されうる。606において、瞬時的CQIレポートの、以前に判定された少なくとも1つの瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、アクセス端末の速度が、アクセス端末において推定されうる。一例として、規格化された相関を計算するために、CQIレポートが、無限インパルス応答(IIR)フィルタを用いて評価されうる。さらに、この規格化された相関がしきい値を下回る場合(例えば、CQI値の時間にわたる高速度な変化により)、アクセス端末は高速度で移動していると判定されうる。さらに、規格化された相関がしきい値を上回る場合(例えば、CQI値の時間にわたる低速度による変化、および/または、無変化によって)、アクセス端末は低速度で移動しているか、および/または、静止していると判定されうる。608において、電力制御に関連した利用のために推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つが、基地局へ送信されうる。例えば、アクセス端末が低速度で移動しているか、あるいは静止していると推定される場合、瞬時的CQIレポートが送信され、アクセス端末が高速度で移動していると推定される場合、平均CQIレポートが送信されうる。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、無線通信環境において、アクセス端末速度を判定するためにCQIレポートを評価し、そのように判定された速度を、電力制御アルゴリズムを選択するために導入することに関して推論がなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」という用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
一例によれば、上述した1または複数の方法は、CQIレポートに基づいてアクセス端末の速度を判定することに関する推論を行うことを含みうる。さらなる例によれば、アクセス端末の推定された速度に基づいて、アクセス端末に適用される電力制御アルゴリズムを判定することに関する推論がなされうる。前述した例は、本質的に例示であって、そのような推論が、本明細書で記載された様々な実施形態および/または方法と連携してなされる推論の数あるいは方式を限定するとは意図されていないことが認識されよう。
図7は、無線通信システムにおいて、電力制御と関連して利用するために、CQIレポートに基づく速度推定を適用するアクセス端末700の例示である。アクセス端末700は、例えば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを得る受信機702を備える。受信機702は、例えばMMSE受信機であり、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ706へ送る復調器704を備えうる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析し、および/または、送信機716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、アクセス端末700の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機702によって受信された情報を分析することと、送信機716による送信のための情報を生成することと、アクセス端末700のうちの1または複数の構成要素を制御することとをすべて行うプロセッサでありうる。
アクセス端末700はさらに、プロセッサ706と動作可能に接続されたメモリ708を備える。このメモリ708は、送信されるデータ、受信されたデータ、および、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納しうる。メモリ708はさらに、基地局へ送信するレポート(例えば、CQIレポート)を生成すること、送信するレポート(例えば、平均CQIレポート対瞬時的CQIレポート)を選択すること、および/または、生成されたレポートに基づいてアクセス端末700の速度を推定することとに関連付けられたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを格納しうる。
本明細書に記載されたデータ・ストア(例えば、メモリ708)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ708は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
受信機702はさらに、CQIレポート生成器/セレクタ710、および/または、速度推定器712に動作可能に接続される。CQIレポート生成器/セレクタ710は、基地局へ送信されうるCQIレポートを生成するために、チャネルに関連付けられた条件、パラメータ等を評価しうる。一例によれば、CQIレポート生成器/セレクタ710は、瞬時的CQIレポートを生成しうる。瞬時的CQIレポートはその後、基地局へ送信されうる。別の例として、CQIレポート生成器/セレクタ710は、瞬時的CQIレポートを生成し、これら瞬時的CQIレポートを時間にわたって平均して、平均CQIレポートを生成する。この例にしたがって、CQIレポート生成器/セレクタ710は、アクセス端末700の速度に基づいて、所与の時間において、この瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートを送信するかどうかを選択しうる。さらに、速度推定器712は、CQIレポート生成器/セレクタ710によって生成されたCQIレポートの時間相関分析に基づいて、アクセス端末700の速度を推定しうる。送信されたCQIレポート(例えば、瞬時的CQIレポート、平均CQIレポート)は、その後、電力制御に関連して基地局によって利用されうる。CQIレポート生成器/セレクタ710は、図2のCQIレポート生成器210および/または図4のCQIレポート・セレクタ404と実質的に類似しうることが考慮される。さらに、速度推定器712は、図4の速度推定器402と実質的に類似しうることが考慮される。アクセス端末700はさらに、変調器714と、信号を例えば基地局や他のアクセス端末等へ送信する送信機716とを備える。プロセッサ706と別に示されているが、CQIレポート生成器/セレクタ710、速度推定器712、および/または、変調器714は、プロセッサ706または多くのプロセセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図8は、無線通信環境において、推定されたアクセス端末に基づく電力制御を適用するシステム800の例示である。このシステム800は、複数の受信アンテナ806によって1または複数のモバイル・デバイス804から信号を受信する受信機810と、送信アンテナ808によって1または複数のモバイル・デバイス804へ信号を送信する送信機824とを備える、基地局802(例えば、アクセス・ポイント)を備える。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信する。さらに、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、図7に関連して上述されたプロセッサと類似のプロセッサ814によって分析される。プロセッサ814は、モバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)へ/から送信される/受信されたデータ、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納するメモリ816に接続されている。例えば、メモリ816は、本明細書に記載されているように、受信されたCQIレポートに応じてアクセス端末速度を推定することに関連する命令群を含みうる。プロセッサ814はさらに、そのようなアクセス端末から受信されたCQI値の時間相関に基づいて、所与のアクセス端末の速度を判定する速度推定器818に接続される。例えば、速度推定器818は、受信したCQIの時間にわたる変動に基づいて、この所与のアクセス端末が高速度で移動しているか、あるいは、低速度で移動しているかを認識しうる。速度推定器818は、速度推定器818によって判定された速度に基づいて、所与のアクセス端末のために利用する電力制御アルゴリズムを選択する電力コントローラ820と動作可能に接続されうる。さらに、電力コントローラ820は、所与のアクセス端末へダウンリンク送信を送るために、選択された電力制御アルゴリズムを利用しうる。速度推定器818は、図2の速度推定器206と実質的に類似しているか、および/または、電力コントローラ820は、図2の電力コントローラ208と実質的に類似していることが考慮される。さらに、電力コントローラ820は、データを送信する場合に利用されるべき電力レベルを設定しうる。変調器822は、送信機824によってアンテナ808を介してアクセス端末804へ送信されるフレームを多重化しうる。プロセッサ814と別に示されているが、速度推定器818、電力コントローラ820、および/または、変調器822は、プロセッサ814または多くのプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図9は、無線通信システム900の例を示す。無線通信システム900は、簡潔さの目的で、1つの基地局910と1つのアクセス端末950とを示している。しかしながら、システム900は、1より多い基地局、および/または、1より多いアクセス端末を含むことができ、これら追加の基地局および/またはアクセス端末は、以下に説明する基地局910およびアクセス端末950の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局910および/またはアクセス端末950は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1乃至図4、図7および図8、図10および図11)および/または方法(図5および図6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局910では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース912から送信(TX)データ・プロセッサ914へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ914は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末950において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ930によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ920に提供される。TX MIMOプロセッサ920はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)922a乃至922tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機922は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機922a乃至922tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ924a乃至924tそれぞれから送信される。
アクセス端末950では、送信された変調信号が、N個のアンテナ952a乃至952rによって受信され、おのおののアンテナ952から受信した信号が、それぞれの受信機(RCVR)954a乃至954rへ提供される。おのおのの受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ960は、N個の受信機954からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ960は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920およびTXデータ・プロセッサ914によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ970は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ970は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース936から受け取るTXデータ・プロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a乃至954rによって調整され、基地局910へ送り戻される。
基地局910では、アクセス端末950からの変調信号が、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、RXデータ・プロセッサ942によって処理されて、アクセス端末950によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ930は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ930およびプロセッサ970は、基地局910およびモバイル・デバイス950それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ930およびプロセッサ970はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ932およびメモリ972に関連付けられうる。プロセッサ930およびプロセッサ970はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含みうむ。さらに、論理制御チャネルは、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)を含みうる。さらに、論理制御チャネルは、1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を備えうる。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。さらに、論理制御チャネルは、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される専用制御チャネル(DCCH)を含みうる。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報を転送するための、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備えうる。また、論理トラフィック・チャネルは、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を含みうる。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用される物理レイヤ(PHY)リソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、不連続受信(DRX)サイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンクは共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを含みうる。例えば、DL PHYチャネルは以下を含みうる。共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、負荷インジケータ・チャネル(LICH)。さらなる実例として、UL PHYチャネルは、以下を含みうる。物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、ブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)。
本明細書に記載の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせによって実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶要素のようなコンピュータ読取可能媒体、機械読取可能媒体を有するコンピュータ・プログラム製品内に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡しおよび/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図10を参照して、無線通信環境において、アクセス端末速度を考慮することに基づいて電力を制御することを可能にするシステム1000が例示される。例えば、システム1000は、基地局内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素からなる論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、アクセス端末からCQIレポートを取得するための電子構成要素1004を含みうる。さらに、論理グループ1002は、アクセス端末の速度を推定するための電子構成要素1006を含みうる。例えば、論理グループ1002は、CQIレポートの、アクセス端末から以前に受信した少なくとも1つのCQIレポートとの時間相関に基づいてアクセス端末の速度を推定するための電子構成要素(図示せず)を含みうる。さらに、論理グループ1002は、少なくともCQIレポートと、推定された速度とに基づいて、アクセス端末へ送信するための電力レベルを特定するための電子構成要素1008を含みうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1010を含みうる。メモリ1010の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、1008のうちの1または複数は、メモリ1010内に存在しうることも理解されるべきである。
図11に示すように、無線通信環境において、電力制御と関連して利用されるアクセス端末速度に応じて、基地局へ送信するCQIレポートを選択することを可能にするシステム1100が例示される。例えば、システム1100は、アクセス端末内に存在しうる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素からなる論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、瞬時的CQIレポートを生成するための電子構成要素1004を含みうる。さらに、論理グループ1102は、平均CQIレポートを生成するために、瞬時的CQIレポートを、少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIレポートを用いて平均化するための電子構成要素1106を含みうる。さらに、論理グループ1102は、瞬時的CQIレポートの、少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、速度を推定するための電子構成要素1108を備えうる。論理グループ1102はまた、推定された速度に基づいて、瞬時的CQIレポートまたは平均CQIレポートのうちの1つを送信するための電子構成要素1110を含みうる。瞬時的CQIレポートと平均CQIレポートとのうちの送信された1つは、電力制御を有効にするするために、基地局によって利用されうる。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108、1110に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1112を含みうる。メモリ1112の外側にあると示されているが、電子構成要素1104、1106、1108、1110のうちの1または複数は、メモリ1112内に存在しうることが理解されるべきである。
上述されたものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられるすべての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、請求項の精神および範囲内にあるそのようなすべての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは請求項のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信環境において電力を制御することを容易にする方法であって、
アクセス端末からのチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信することと、
前記アクセス端末の速度を推定することと、
少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択することと
を備える方法。
[C2]
前記CQIレポートの、前記アクセス端末から以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定することをさらに備えるC1の記載の方法。
[C3]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得されるC1の記載の方法。
[C4]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得されるC1の記載の方法。
[C5]
前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含むC1の記載の方法。
[C6]
規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価することをさらに備えるC1の記載の方法。
[C7]
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
をさらに備えるC6の記載の方法。
[C8]
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、長期的ジオミトリに基づく第1の電力制御アルゴリズムを利用することによって、送信のための電力レベルを選択することと、
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、直近の未消去のCQIレポートに基づく第2の電力制御アルゴリズムを利用することによって、前記送信のための電力レベルを選択することと
をさらに備えるC1の記載の方法。
[C9]
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転(inversion)によって、前記送信のための電力レベルを決定することと、
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定することと
をさらに備えるC1の記載の方法。
[C10]
無線通信装置であって、
アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを取得することと、
前記アクセス端末の速度を推定することと、
少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択することと
に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
[C11]
前記メモリはさらに、前記CQIレポートの、前記アクセス端末から以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定することに関連する命令群を保持するC10に記載の無線通信装置。
[C12]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得されるC10に記載の無線通信装置。
[C13]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得されるC10に記載の無線通信装置。
[C14]
前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含むC10に記載の無線通信装置。
[C15]
前記メモリはさらに、規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価することに関連する命令群を保持するC10に記載の無線通信装置。
[C16]
前記メモリはさらに、
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
に関連する命令群を保持するC15に記載の無線通信装置。
[C17]
前記メモリはさらに、
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、長期的ジオミトリに基づく第1の電力制御アルゴリズムを利用することによって、送信のための電力レベルを選択することと、
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、直近の未消去のCQIレポートに基づく第2の電力制御アルゴリズムを利用することによって、前記送信のための電力レベルを選択することと
に関連する命令群を保持するC10に記載の無線通信装置。
[C18]
前記メモリはさらに、
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転(inversion)によって、前記送信のための電力レベルを決定することと、
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定することと
に関連する命令群を保持するC10に記載の無線通信装置。
[C19]
無線通信環境において、アクセス端末速度を考慮することに基づいて、電力を制御することを可能にする無線通信装置であって、
アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを取得する手段と、
前記アクセス端末の速度を推定する手段と、
少なくとも前記CQIレポートと、前記推定された速度とに基づいて、前記アクセス端末への送信のための電力レベルを特定することと
を備える無線通信装置。
[C20]
前記CQIレポートの、前記アクセス端末から以前に受信した少なくとも1つのCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定する手段をさらに備えるC19に記載の無線通信装置。
[C21]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスに含まれ、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得されるC19に記載の無線通信装置。
[C22]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスに含まれ、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得されるC19に記載の無線通信装置。
[C23]
前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含むC19に記載の無線通信装置。
[C24]
規格化された相関を計算する手段と、
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定し、前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定する手段と
をさらに備えるC19に記載の無線通信装置。
[C25]
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、長期的ジオミトリに基づく第1の電力制御アルゴリズムが、送信のために利用されるべきであると特定され、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、直近の未消去のCQIレポートに基づく第2の電力制御アルゴリズムが、ダウンリンク送信のために利用されるべきであると特定されるC19に記載の無線通信装置。
[C26]
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記送信のための電力レベルは、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転(inversion)を含む電力制御アルゴリズムに基づいて決定され、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記送信のための電力レベルは、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転を含む電力制御アルゴリズムに基づいて決定される
C19に記載の無線通信装置。
[C27]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
アクセス端末からのチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信するためのコードと、
前記アクセス端末の速度を推定するためのコードと、
少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択するためのコードと
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C28]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記CQIレポートの、前記アクセス端末から以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定するためのコードを備えるC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C29]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得されるC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C30]
前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得されるC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C31]
前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含むC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C32]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価し、前記規格化された相関を、しきい値と比較するためのコードを備えるC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C33]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、長期的ジオミトリに基づく第1の電力制御アルゴリズムに応じて、送信のための電力レベルを選択し、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、直近の未消去のCQIレポートに基づく第2の電力制御アルゴリズムに応じて、前記送信のための電力レベルを選択するためのコードを備えるC27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C34]
無線通信システムにおける装置であって、
アクセス端末からCQIレポートを取得し、
前記CQIレポートと、前記アクセス端末から以前に受信した少なくとも1つのCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定し、
少なくとも前記CQIレポートと、前記推定された速度とに基づいて、前記アクセス端末への送信のための電力レベルを選択する
ように構成されたプロセッサを備える装置。
[C35]
無線通信環境において、推定された速度に応じてCQI値をレポートすることを容易にする方法であって、
アクセス端末において、基地局から取得されたパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定することと、
平均CQIレポートを生成するために、前記瞬時的CQIを、少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIを用いて平均化することと、
前記瞬時的CQIレポートの、前記少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末において、前記アクセス端末の速度を推定することと、
電力制御に関連した利用のために、前記推定された速度に基づいて、前記瞬時的CQIレポートまたは前記平均CQIレポートのうちの1つを前記基地局へ送信することと
を備える方法。
[C36]
前記瞬時的CQIレポートは、フレームについての平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含むC35に記載の方法。
[C37]
規格化された相関を計算するために、フィルタを用いて、前記瞬時的CQIレポートを評価することをさらに備えるC35に記載の方法。
[C38]
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
をさらに備えるC37に記載の方法。
[C39]
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記瞬時的CQIレポートを送信することと、
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記平均CQIレポートを送信することと
をさらに備えるC35に記載の方法。
[C40]
無線通信装置であって、
アクセス端末において、基地局から取得されたパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定することと、
平均CQIレポートを生成するために、前記瞬時的CQIを、少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIを用いて平均化することと、
前記瞬時的CQIレポートの、前記少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末において、前記アクセス端末の速度を推定することと、
電力制御に関連した利用のために、前記推定された速度に基づいて、前記瞬時的CQIレポートまたは前記平均CQIレポートのうちの1つを前記基地局へ送信することと
に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
[C41]
前記瞬時的CQIレポートは、フレームについての平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含むC40に記載の無線通信装置。
[C42]
前記メモリはさらに、規格化された相関を計算するために、フィルタを用いて、前記瞬時的CQIレポートを評価することに関連する命令群を保持するC40に記載の無線通信装置。
[C43]
前記メモリはさらに、
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
に関連する命令群を保持するC42に記載の無線通信装置。
[C44]
前記メモリはさらに、
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記瞬時的CQIレポートを送信することと、
前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記平均CQIレポートを送信することと
に関連する命令群を保持するC40に記載の無線通信装置。
[C45]
無線通信環境において、電力制御に関連した利用のために、アクセス端末速度に応じて、基地局へCQIレポートを送信することを選択することを可能にする無線通信装置であって、
瞬時的CQIレポートを生成する手段と、
平均CQIレポートを生成するために、前記瞬時的CQIを、少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIを用いて平均化する手段と、
前記瞬時的CQIレポートの、前記少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、速度を推定する手段と、
前記推定された速度に基づいて、前記瞬時的CQIレポートまたは前記平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信する手段と
を備える無線通信装置。
[C46]
前記瞬時的CQIレポートは、フレームについての平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含むC45に記載の無線通信装置。
[C47]
前記速度を推定するために、前記瞬時的CQIレポートに少なくとも部分的に基づいて計算された規格化された相関を、しきい値と比較する手段をさらに備えるC46に記載の無線通信装置。
[C48]
前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記速度が低いと推定され、前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記速度が高いと推定されるC47に記載の無線通信装置。
[C49]
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記瞬時的CQIレポートが送信され、前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記平均CQIレポートが送信されるC45に記載の無線通信装置。
[C50]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
瞬時的CQIレポートを生成するためのコードと、
平均CQIレポートを生成するために、前記瞬時的CQIを、少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIを用いて平均化するためのコードと、
前記瞬時的CQIレポートの、前記少なくとも1つの以前に生成された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、速度を推定するためのコードと、
前記推定された速度に基づいて、前記瞬時的CQIレポートまたは前記平均CQIレポートのうちの1つを基地局へ送信するためのコードと
を備えるコンピュータ・プログラム製品
[C51]
前記瞬時的CQIレポートは、フレームについての平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含むC50に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C52]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
前記瞬時的CQIレポートに少なくとも部分的に基づいて規格化された相関を計算するためのコードと、
前記速度を推定するために、前記規格化された相関を、しきい値と比較するためのコードと
を備えるC50に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C53]
前記規格化された相関が前記しきい値を上回る場合、前記速度が低いと推定され、前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記速度が高いと推定されるC52に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C54]
前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記瞬時的CQIレポートが送信され、前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記平均CQIレポートが送信されるC50に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C55]
無線通信システムにおける装置であって、
アクセス端末において、基地局から取得されたパイロットの評価に基づいて、瞬時的CQIレポートを判定し、
平均CQIレポートを生成するために、前記瞬時的CQIを、少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIを用いて平均化し、
前記瞬時的CQIレポートの、前記少なくとも1つの以前に判定された瞬時的CQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末において、前記アクセス端末の速度を推定し、
電力制御に関連した利用のために、前記推定された速度に基づいて、前記瞬時的CQIレポートまたは前記平均CQIレポートのうちの1つを前記基地局へ送信する
ように構成されたプロセッサを備える装置。

Claims (26)

  1. 無線通信環境において電力を制御することを容易にする方法であって、
    アクセス端末からのチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信することと、
    前記CQIレポートの、前記アクセス端末から以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定することと、
    少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択することとを備え、
    前記選択することは、
    前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、第1のバックオフを加えてなされる、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、第2のバックオフを加えてなされる、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記第1および第2のバックオフは、前記アクセス端末によって受信された信号の、所望の電力からの変化量を補償するために加えられ、
    前記第1のバックオと前記第2のバックオフは、異なる値である、
    方法。
  2. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得される請求項1の記載の方法。
  3. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得される請求項1の記載の方法。
  4. 前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含む請求項1の記載の方法。
  5. 規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価することをさらに備える請求項1の記載の方法。
  6. 前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
    前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
    をさらに備える請求項5の記載の方法。
  7. 無線通信装置であって、
    アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを取得することと、
    前記CQIレポートの、前記アクセス端末からの以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定することと、
    少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択することと
    に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
    を備え、
    前記選択することは、
    前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、第1のバックオフを加えてなされる、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、第2のバックオフを加えてなされる、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記第1および第2のバックオフは、前記アクセス端末によって受信された信号の、所望の電力からの変化量を補償するために加えられ、
    前記第1のバックオと前記第2のバックオフは、異なる値である、無線通信装置。
  8. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得される請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得される請求項7に記載の無線通信装置。
  10. 前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含む請求項7に記載の無線通信装置。
  11. 前記メモリはさらに、規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価することに関連する命令群を保持する請求項7に記載の無線通信装置。
  12. 前記メモリはさらに、
    前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定することと、
    前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定することと
    に関連する命令群を保持する請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 無線通信環境において、アクセス端末速度を考慮することに基づいて、電力を制御することを可能にする無線通信装置であって、
    アクセス端末からチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを取得する手段と、
    前記CQIレポートの、前記アクセス端末からの以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定する手段と、
    少なくとも前記CQIレポートと、前記推定された速度とに基づいて、前記アクセス端末への送信のための電力レベルを特定する手段と
    を備え、
    前記特定する手段は、
    前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、第1のバックオフを加えてなされる、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、第2のバックオフを加えてなされる、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記第1および第2のバックオフは、前記アクセス端末によって受信された信号の、所望の電力からの変化量を補償するために加えられ、
    前記第1のバックオと前記第2のバックオフは、異なる値である、無線通信装置。
  14. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスに含まれ、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得される請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスに含まれ、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得される請求項13に記載の無線通信装置。
  16. 前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含む請求項13に記載の無線通信装置。
  17. 規格化された相関を計算する手段と、
    前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定し、前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定する手段と
    をさらに備える請求項13に記載の無線通信装置。
  18. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    アクセス端末からのチャネル品質インジケータ(CQI)レポートを受信するためのコードと、
    前記CQIレポートの、前記アクセス端末からの以前に受信した別のCQIレポートとの時間相関に基づいて、前記アクセス端末の速度を推定するためのコードと、
    少なくとも前記CQIレポートと、前記アクセス端末の推定された速度とに基づいて、送信のための電力レベルを選択するためのコードと
    記録し
    前記選択するためのコードは、
    前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、第1のバックオフを加えてなされる、CQIレポートの時間にわたる平均に基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、第2のバックオフを加えてなされる、瞬時的CQIレポートに基づくチャネル反転によって、前記送信のための電力レベルを決定し、
    前記第1および第2のバックオフは、前記アクセス端末によって受信された信号の、所望の電力からの変化量を補償するために加えられ、
    前記第1のバックオと前記第2のバックオフは、異なる値である、コンピュータ読取可能な記録媒体
  19. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から定期的に取得される請求項18に記載のンピュータ読取可能な記録媒体
  20. 前記CQIレポートは、複数のCQIレポートのシーケンスの一部であり、
    前記シーケンスにおける複数のCQIレポートのおのおのは、前記アクセス端末から非定期的に取得される請求項18に記載のンピュータ読取可能な記録媒体
  21. 前記CQIレポートは、前記アクセス端末によって計算されたフレームの平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)に対応する量子化値を含む、請求項18に記載のンピュータ読取可能な記録媒体
  22. 規格化された相関を計算するために、無限インパルス応答(IIR)フィルタを利用して、前記CQIレポートを評価し、前記規格化された相関を、しきい値と比較するためのコードさらに記録した請求項18に記載のンピュータ読取可能な記録媒体
  23. 前記瞬時的CQIレポートは、フレームについての平均キャリア/平均干渉(avgC/avgI)の計算値を含む請求項18に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  24. 規格化された相関を計算するために、フィルタを用いて、前記瞬時的CQIレポートを評価するためのコード、をさらに記録した請求項18に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  25. 前記規格化された相関がしきい値を上回る場合、前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると判定するためのコードと、
    前記規格化された相関が前記しきい値を下回る場合、前記アクセス端末が高速度で移動していると判定するためのコードと、
    をさらに記録した請求項24に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  26. 前記アクセス端末が低速度で移動しているか、静止していると推定された場合、前記瞬時的CQIレポートを送信するためのコードと、
    前記アクセス端末が高速度で移動していると推定された場合、前記平均CQIレポートを送信するためのコードと、をさらに記録した請求項18に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
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