JP5436341B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスプレートを用いた天板上に載置された調理用容器を誘導作用によって加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
従来の誘導加熱調理器として、調理用容器が載置可能なガラス製の天板と、天板底面におけるその周囲が緩衝材を介して嵌合される枠体と、磁界により調理用容器を誘導加熱するコイルユニットが内部に配置される開空間を形成するために周囲に側壁が設けられ、この側壁の頂部において枠体を支持する筐体とを備えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−11398号公報(第1頁、図2、図7)
誘導加熱調理器の天板に用いられているガラスプレートは、加熱コイルユニットの上端と接触しており、加熱コイルユニットは筐体との間に介装された弾性部材によって常に下から上に付勢されている。従って、ガラスプレートには、下面側から上方へ押し上げる力が働き、当該ガラスプレートを常時上向き凸状に変形させる力が作用している。このため、ガラスプレートの上面側には引張応力、下面側には圧縮応力が作用している。一般的に、ガラスの強度は、引張応力に対して弱く、圧縮応力に対しては強いことが知られている。また、ガラスは、表面に発生した傷によって応力集中を招き、強度が低下することが知られている。このように、ガラスプレートの上面は、引張応力が作用し、かつ調理容器と常に接する面であるため、傷が発生し易く、結果としてガラスプレートの割れは主に上面を起点に発生する。
ガラスプレートに対して上から下への静的な押圧力が作用した場合は、押圧力が作用する前に凸状の状態であったガラスプレートが、平面状もしくは凹状に変化することで上面の引張応力が緩和されガラスプレートの割れの発生を軽減する方向に働く。しかし、調理容器を勢いよく載置したり、物の落下による瞬間的な衝撃力に対しては、衝撃力がガラスプレートの表面に作用する時間が極短時間であるので、加熱コイルユニットを支持する弾性部材の伸縮が追随できず、加熱コイルユニットが支点となり、結果としてガラスプレートは波状に変形する。加熱コイルユニットが支点となる箇所においては、衝撃力が作用する前に発生していた引張応力を更に増大させることとなり、ガラスプレートの割れが発生する問題がある。
なお、弾性部材のばね定数を下げることで伸縮の応答性を変えることが可能であるが、この場合には加熱コイルユニットの重量を支えることができなくなる。さらに、微弱な振動にも伸縮が応答し、加熱コイルユニットがガラスプレートから離れてしまい、調理用容器の加熱が安定しない問題がある。
また、極短時間に作用する衝撃力に対して緩衝材の伸縮が追随できない場合、緩衝材が支点となりガラスプレートの変形が単一な曲率半径をした凹状ではなく、多曲線を有する変形となるために、天板が本体に組付けられた後に発生していた初期の引張応力を更に増大させる結果を招く。そのため、発生した引張応力がガラスプレートの引張強度を超え、割れが発生する場合があった。
本発明の技術的課題は、ガラスプレートの割れの発生の抑制、及び安全性の向上が図れるようにすることにある。
本発明に係る誘導加熱調理器は、調理用容器が載置されるガラスプレート及びこのガラスプレートの周囲部に固定された金属材料製のフレーム部材を備えた天板と、開放された上面の前縁部と後縁部に天板を固定するための係止部と複数の固定部が設けられてこの天板によって上面を塞ぐように形成された筐体と、筐体の内部に弾性部材を介して保持され上端が天板の下面を押圧するように設けられた加熱コイルユニットと、係止部と係合可能にフレーム部材の前縁部に突設した係止片部と、筐体の前縁部の両端側に設けられ、係止部と係止片部とを係合した状態でガラスプレートの中央部表面に圧縮方向の応力が働くようにガラスプレートの中央部を変形させる第1の変形手段と、天板を固定部に固定するための固定手段と、天板と固定部との間に構成され、固定手段による天板の固定時にガラスプレートの中央部表面に圧縮方向の応力が働くようにガラスプレートの中央部を変形させる第2の変形手段と、を備えるものである。
本発明の誘導加熱調理器においては、天板の前縁部を係止片部によって係止部と係合させるとともに、固定手段によって天板の後縁部を固定部に固定したときに、第1及び第2の変形手段によってガラスプレートの中央部を下方向に変形させ、ガラスプレートの中央部表面に圧縮方向の応力が働くようにしたので、加熱コイルユニットからの突き上げによって凸状に変形する力を緩和する作用が生じ、ガラスプレート表面に作用する引張応力を緩和することができる。その結果、ガラスプレート表面に瞬間的な衝撃力が作用し、それによってガラスプレート表面が波状に変形しても、ガラスプレートの割れの発生が抑制され、安全性を向上させることができる。更に、フレーム部材の前縁部の筐体への固定を、単に係合により行っているので、例えば全てねじ止めした場合のように固定時の締付強度が強過ぎることはなく、応力を緩和することができ、締付によるクラックの発生を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の要部の組立構造を概念的に示す分解斜視図で、(a)は天板と固定手段を、(b)は筐体を含む本体部を示している。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の正面図である。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の天板を筐体に組み付ける手順の説明図である。 図2のB部を右側方より拡大して示す縦断面図である。 図2のA(又はC)部を右側方より拡大して示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器における天板に作用する力を模式的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器における天板の状態を概念的に示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の天板に衝撃力が作用したときの状態を概念的に示す正面断面図である。
以下、図示実施の形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の要部の組立構造を概念的に示す分解斜視図で、(a)は天板と固定手段を、(b)は筐体を含む本体部を示す、図2はその外観を示す斜視図、図3はその正面図である。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1乃至図3のように調理用容器が載置される結晶化ガラスにより形成された横長長方形のガラスプレート11、及びこのガラスプレート11の周囲部に接着材12(図6)によって固定された金属材料製のフレーム部材13を備えた天板1と、開放された上面が天板1によって塞がれるように形成され、上面の前部フランジ2aと後部フランジ2bに天板1を係合、固定するための係止部31と固定部21が設けられた筐体2と、この筐体2の内部に弾性部材3(図6)を介して保持され上端が天板1を構成するガラスプレート11の下面を押圧するように設置された加熱コイルユニット4と、天板1すなわちフレーム部材13の前縁部13cを係止部31と係合させるためにこの前縁部13cに突設した係止片部13d(図6、図5)と、天板1すなわちフレーム部材13の後縁部13bを固定部21に固定するための固定ボルトからなる固定手段5と、を備えている。
そして、天板1の前縁部13cを係止片部13dによって係止部31と係合させるとともに、固定手段5によって天板1の後縁部を固定部21に固定したときに、ガラスプレート11の中央部表面に圧縮方向の応力が働くようにガラスプレート11の中央部を下方向に変形させる、後述する変形手段6,30が、天板1と固定部21、及び天板1と係止部31との間にそれぞれ設置されている。
これを更に詳述すると、天板1を構成するフレーム部材13の後縁部13bには、(一辺につき)中央部に1本、その左右の各端部近傍に各々1本、計3本の固定手段5の軸部が挿通可能な挿通孔13aを有する3つのボルト係止部61が絞り加工によって凹設されている。なお、特に区別の必要がある場合、中央部のボルト係止部を便宜上、中央係止部61M、端部側の各係止部を端部係止部61Eと呼ぶこととする。
一方、固定部21は、固定手段5及びボルト係止部61に対応するように、筐体2の後部フランジ2b部分に設けられており、固定手段5が螺合するねじ穴を有する合計3ヶ所の取付座から構成されている。そして、この3ヶ所の固定部21の上面部は実質的に同一平面上に位置するように絞り加工によって形成されている。なお、特に区別の必要がある場合、便宜上、中央部の固定部を中央固定部21M、端部側の固定部を端部固定部21Eと呼ぶこととする。
次に、本発明の特徴部分である第1と第2の変形手段30,6について説明する。
係止部31は、筐体2の前部フランジ2aの長手中央部に前端エッジより切り起こして形成され、基部起立壁部に係止穴2dが設けられた段差部2cにより形成されている。第1の変形手段30は、前方へ延びる上面22aが係止穴2dの上エッジにより規制されるフレーム部材13の前縁部13cの高さ位置よりも高位置となるように前部フランジ2aの両端の外側に配置されて筐体2に固定されたL字状固定板金22により形成されている。そして、天板1のフレーム部材13の前縁部13cの係止片部13dが、筐体2の前部フランジ2aの係止穴2dに挿入して係止穴エッジと係合可能となっている。その結果、係止片部13dを係止穴2dに挿入して係合させ、天板1を筐体2の前部フランジ2aに載せた状態では、フレーム部材13の前縁部13cは、両端が筐体2側のL字状固定板金22で持ち上げられるように支持されるとともに、フレーム部材13の前縁部13cの中央が、係止穴エッジとそこから前方へ延びる段差部2cの支持片にて上方向と左右方向への動きが規制された状態で支持される。
第2の変形手段6は、ボルト係止部61の高さ方向の位置を、端部係止部61Eに比べて中央係止部61Mが高くなるように偏倚させたものである。即ち、中央係止部61Mはフレーム部材13の後縁部13bの上面からの凹みが浅く、端部係止部61Eの後縁部13bからの凹みはそれよりも深く形成されている。また、各ボルト係止部61の肉厚は実質的に同一である。その結果、天板1を、筐体2の後部フランジ2bに同一平面となるように設けられた固定部21上に単に載せたとき、端部係止部61Eは、図の下方向への突出量が大きいため、端部固定部21Eの上面に当接するが、中央係止部61Mは、下方向への突出量が小さいので、中央係止部61Mの下面は中央固定部21Mの上面との間に隙間を生じている状態となる。
前記の状態で、固定手段5によってフレーム部材13の後縁部13bの3ヶ所を固定部21に固定すると、フレーム部材13の後縁部13bは、両端が筐体2側の端部固定部21Eで持ち上げられるように支持されるとともに、フレーム部材13の後縁部13bの中央が、固定手段5にて下方向へ押しつけられた状態で支持される。
このため、図7のように双方の長辺側、つまりフレーム部材13の前後縁部13c,13bの中央部が凹み、ガラスプレート11の中央部表面に圧縮方向の応力が働くようにガラスプレート11の中央部を凹状に変形させることとなる。このため、加熱コイルユニット4からの突き上げによって凸状に変形する力を緩和する作用が生じ、ガラスプレート11表面に作用する引張応力が低減される。その結果、ガラスプレート11表面に瞬間的な衝撃力が作用し、それによってガラスプレート表面が波状に変形しても、表面に発生する引張応力が従来よりも低減されていることから、ガラスプレート11の割れの発生が抑制され、安全性も向上する。
また、フレーム部材13の前縁部13cの筐体2への固定を、ねじを用いずに単に係合により行っているので、全てねじ止めした場合のように固定時の締付強度が強過ぎることはなく、応力を緩和することができ、締付によるクラックの発生を防止することができる。
次に、筐体2への天板1の組付について、図1乃至図6に基づき説明する。
まず、図4に矢印で示すように、天板1のフレーム部材13の前縁中央部の係止片部13dを筐体2の前部フランジ段差部の係止穴に下方より差し込み係合させ、この係合部を中心にフレーム部材13すなわち天板1を後方に倒し(揺動させ)、フレーム部材13の後縁部13bを筐体2の後部フランジ2bに載置する。次いで、固定手段5によってフレーム部材13の後縁部の3ヶ所を固定部21に固定する。これにより、フレーム部材13の前縁部13cと後縁部13bは、その長手中央部が凹み、ガラスプレート11の中央部表面に圧縮方向の応力が働くように、ガラスプレート11の中央部を凹状に変形させる。
このような状態下では、既述したように、フレーム部材13の前縁部13cは、長手両端が筐体2側のL字状固定板金22で持ち上げられるように支持され、長手中央部の係止片部13dが、筐体2の前部フランジ2aの係止穴2dの上エッジとそこから前方へ延びる支持片にて上方向への移動が規制されているだけであり、フレーム部材13の後縁部13bのように強固にねじ止め固定されているわけではない。このため、例えば全てねじ止めした場合に比し、天板1に過大な応力は発生せず、応力を緩和することができ、クラックの発生を防止することができる。
前述の天板1を筐体2に取り付けたときの天板1のガラスプレート11に作用する力を図7に模式的に示す。筐体2に取り付けられた天板1は、フレーム部材13の後縁部13bにおいては第2の変形手段6の介在により、またフレーム部材13の前縁部13cにおいては第1の変形手段30すなわちL字状固定板金22および係止穴2dによって凹状に下方向に変形させられる。このため、ガラスプレート11にも凹状に変形させようとする力が作用し、ガラスプレート11の上面には圧縮応力F1、下面には引張応力F2が作用しようとする。
しかし、ガラスプレート11の下面には、加熱コイルユニット4の底面に取付けられた弾性部材3の反力F3が作用するため、前記圧縮応力F1、及び引張応力F2は軽減され、ガラスプレート11は図8に示すような平面状となる。従って、製品組立後におけるガラスプレート11の表面に作用する引張応力は、従来品に比べて小さくなる。このため、図9に示すように外部から衝撃力F4が負荷された場合に、ガラスプレート11表面に発生する引張応力も小さくなる。
更に具体的には、図1に示す標準的なサイズの天板1について、中央係止部61MやL字状固定板金22を、端部係止部61Eや係止穴2dの上エッジに対して、0.5mm、1mm、1.5mm、及び2mmと高くした合計20種類の試料を作成して、ガラスプレート11の表面に取り付けた歪センサーの引張応力値をそれぞれ所定の複数回測定した。その結果、何れも引張応力値が減少することが確認された。例えば中央係止部61MやL字状固定板金22の高さを、端部係止部61Eや係止穴2dの上エッジよりも1.5mm高くした場合は、ガラスプレート表面の引張応力が従来に対して約1/3にまで低減した。更に、1kgfの物体を落下させたところ、中央係止部61MやL字状固定板金22を端部係止部61Eや係止穴2dの上エッジに対して1.5mm高くした仕様は、ガラスプレート11が割れる際の落下高さが従来のものより約40%高くなり、割れの発生が抑制されることも確認された。
このように、本実施の形態によれば、天板1を筐体2に取り付けたときに、ガラスプレート11が凹状に変形され、ガラスプレート11の中央部表面に圧縮方向の応力が働く。このため、加熱コイルユニット4に設けられた弾性部材3の反力によってガラスプレート11が凸状に変形する力が相殺され、当該ガラスプレート上面に作用する引張応力が低減される。その結果、ガラスプレート11の表面に瞬間的な衝撃力が作用してガラスプレート11の上面が波状に変形しても、上面に発生する引張応力は従来よりも低減されているため、ガラスプレート11の割れの発生を抑制できる。従って、安全性も向上できる。また、それによって、製品の耐久性が向上し長寿命となる。
なお、前述の実施の形態では、天板1のフレーム部材13の後縁部13bの3ヶ所に、端部係止部61Eに比べて中央係止部61Mが高くなるように偏倚させたボルト係止部61を設けるとともに、ボルト係止部61に対応させて筐体2の後部フランジ2b部分の3ヶ所に、上面部が同一平面上に位置するように固定部21を設けて、固定手段5によりボルト係止部61を固定部21に固定した時、フレーム部材13の後縁部13bの両端が、筐体2側の端部固定部21Eで持ち上げられるように支持されるとともに、フレーム部材13の後縁部13bの中央が、固定手段5にて下方向へ押しつけられた状態で支持されるようにしたものを例に挙げて説明したが、ボルト係止部61と固定部21の互いの高さ位置関係は逆でもよい。
すなわち、ボルト係止部61は、その端部係止部61Eと中央係止部61Mの高さを同一高さとし、固定部21は、その端部固定部21Eの高さに比べて中央固定部21Mの高さが低くなるように構成する。この場合でも、固定手段5によりボルト係止部61を固定部21に固定することで、フレーム部材13の後縁部13bの両端を、筐体2側の端部固定部21Eで持ち上げられるように支持でき、フレーム部材13の後縁部13bの中央を、固定手段5にて下方向へ押しつけられた状態で支持することができる。
1 天板、2 筐体、2a 前部フランジ、2b 後部フランジ、2c 段差部、2d 係止穴、3 弾性部材、4 加熱コイルユニット、5 固定手段、6 第2の変形手段、11 ガラスプレート、12 接着材、13 フレーム部材、13a 挿通孔、13b 後縁部、13c 前縁部、13d 係止片部、21 固定部、21M 中央固定部、21E 端部固定部、22 L字状固定板金、22a 上面、30 第1の変形手段、31 係止部、61 ボルト係止部、61M 中央係止部、61E 端部係止部。

Claims (3)

  1. 調理用容器が載置されるガラスプレート及びこのガラスプレートの周囲部に固定された金属材料製のフレーム部材を備えた天板と、
    開放された上面の前縁部と後縁部に前記天板を固定するための係止部と複数の固定部が設けられてこの天板によって該上面を塞ぐように形成された筐体と、
    前記筐体の内部に弾性部材を介して保持され上端が前記天板の下面を押圧するように設けられた加熱コイルユニットと、
    前記係止部と係合可能に前記フレーム部材の前縁部に突設した係止片部と、
    前記筐体の前縁部の両端側に設けられ、前記係止部と前記係止片部とを係合した状態で前記ガラスプレートの中央部表面に圧縮方向の応力が働くように該ガラスプレートの中央部を変形させる第1の変形手段と、
    前記天板を前記固定部に固定するための固定手段と、
    前記天板と前記固定部との間に構成され、前記固定手段による前記天板の固定時に前記ガラスプレートの中央部表面に圧縮方向の応力が働くように該ガラスプレートの中央部を変形させる第2の変形手段と、
    を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記係止部は前記筐体の前記前縁部の長手中央部に前端エッジより切り起こして形成され、基部起立壁部に前記フレーム部材の前記係止片部が挿入可能な係止穴が設けられた段差部により形成され、
    前記第1の変形手段は、上面が前記係止穴の上エッジにより規制される前記フレーム部材の前記前縁部の高さ位置よりも高位置となるように前記筐体の前縁部の両端側にそれぞれ固定された板金で形成されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記固定部は、前記筐体の後縁部における中央部、及び両端部の3ヶ所に、前記固定手段としての固定ボルトの挿通孔が形成されたボルト係止部を有し、
    前記第2の変形手段は、前記ボルト係止部の高さ方向の位置を、前記両端部に比べて前記中央部が高くなるように偏倚させたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の誘導加熱調理器。
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