JP5435724B2 - ローラレベラ - Google Patents

ローラレベラ Download PDF

Info

Publication number
JP5435724B2
JP5435724B2 JP2010017989A JP2010017989A JP5435724B2 JP 5435724 B2 JP5435724 B2 JP 5435724B2 JP 2010017989 A JP2010017989 A JP 2010017989A JP 2010017989 A JP2010017989 A JP 2010017989A JP 5435724 B2 JP5435724 B2 JP 5435724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
fixed
straightening
rolls
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010017989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011156543A (ja
Inventor
敬三 阿部
亨 青山
豊 草薙
伸正 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JP Steel Plantech Co
Original Assignee
JP Steel Plantech Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010017989A priority Critical patent/JP5435724B2/ja
Application filed by JP Steel Plantech Co filed Critical JP Steel Plantech Co
Priority to EP10844524.8A priority patent/EP2529848B1/en
Priority to PCT/JP2010/003951 priority patent/WO2011092754A1/ja
Priority to RU2012136613/02A priority patent/RU2507020C1/ru
Priority to KR1020127015188A priority patent/KR101394522B1/ko
Priority to CA2765486A priority patent/CA2765486C/en
Priority to BR112012012922-8A priority patent/BR112012012922B1/pt
Priority to US13/143,502 priority patent/US20120103047A1/en
Priority to CN2010205397382U priority patent/CN201815566U/zh
Priority to CN2010102907104A priority patent/CN102139297A/zh
Priority to TW099132750A priority patent/TWI451918B/zh
Publication of JP2011156543A publication Critical patent/JP2011156543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5435724B2 publication Critical patent/JP5435724B2/ja
Priority to US14/612,764 priority patent/US9248486B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

本発明は、圧延機で圧延された鋼板の反りや曲がり等を矯正するローラレベラに関する。
従来、圧延機で圧延された鋼板を搬送しながら矯正するローラレベラが広く利用されている。この種のローラレベラとして、鋼板の矯正に使用される矯正ロールのピッチを変更することで、厚さに差がある厚鋼板および薄鋼板の両者を矯正することが可能なローラレベラが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のローラレベラは、鋼板が通過するパスラインの上側に一定のピッチで配列される複数本の上矯正ロールと、パスラインの下側に上矯正ロールと同じピッチで配列される複数本の下矯正ロールと、上矯正ロールや下矯正ロールの撓みを抑制するための複数本のバックアップロールとを備えている。また、このローラレベラは、鋼板の矯正に使用される上矯正ロールのピッチを変更するために、何本かの上矯正ロールをパスラインから退避させる退避機構と、鋼板の矯正に使用される下矯正ロールのピッチを変更するために、何本かの下矯正ロールとパスラインから退避させる退避機構とを備えている。
このローラレベラでは、退避機構は、矯正ロールの軸方向に配列される複数本のバックアップロールを回転可能に保持する保持部材の上面または下面に固定される固定側のウェッジ(固定側ウェッジ)と、シリンダが連結される可動側のウェッジ(可動側ウェッジ)とを備えている。固定側ウェッジおよび可動側ウェッジは、鋼板の搬送方向から見たときに直角三角形状に形成されており、その斜面同士が互いに当接している。このローラレベラでは、可動側ウェッジが矯正ロールの軸方向に移動することで、何本かの上矯正ロールや下矯正ロールがパスライン側に移動し、また、パスラインから退避する。
米国特許第5412968号明細書
特許文献1記載のローラレベラでは、バックアップロールを保持する保持部材の上面または下面に固定される固定側ウェッジが鋼板の搬送方向から見たときに直角三角形状に形成されている。また、固定側ウェッジに当接する可動側ウェッジも鋼板の搬送方向から見たときに直角三角形状に形成されている。すなわち、矯正ロールの軸方向における固定側ウェッジの厚さおよび可動側ウェッジの厚さは一定ではない。
そのため、このローラレベラでは、鋼板を矯正する際の反力が保持部材に保持される複数本のバックアップロールに作用すると、仮に複数本のバックアップロールのそれぞれに作用する反力が同じであっても、固定側ウェッジの変形量が矯正ロールの軸方向においてばらつくおそれがある。同様に、鋼板を矯正する際の反力が保持部材に保持される複数本のバックアップロールに作用すると、仮に複数本のバックアップロールのそれぞれに作用する反力が同じであっても、可動側ウェッジの変形量が矯正ロールの軸方向においてばらつくおそれがある。すなわち、このローラレベラでは、鋼板を矯正する際の反力が仮に矯正ロールの軸方向において均等に作用しても、矯正時の反力を受ける部材の変形量が矯正ロールの軸方向においてばらつくおそれがある。したがって、このローラレベラでは、鋼板を矯正する際の上下方向における上矯正ロールと下矯正ロールとの隙間が矯正ロールの軸方向において大きくばらつくおそれがあり、その結果、鋼板を適切に矯正できないおそれがある。
そこで、本発明の課題は、矯正ロールが通過するパスラインから何本かの矯正ロールが退避可能であっても、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを抑制することが可能なローラレベラを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のローラレベラは、鋼板を搬送しながら矯正するローラレベラにおいて、鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列される複数本の矯正ロールと、鋼板の矯正に使用される矯正ロールのピッチを変更するために鋼板が通過するパスラインから何本かの矯正ロールを退避させる退避機構と、矯正ロールの撓みを抑制するための複数本のバックアップロールと、バックアップロールを回転可能に保持する固定軸の両端側またはバックアップロールとともに回転する回転軸の両端側を支持する複数の軸支持部とを備え、退避機構は、矯正ロールの軸方向に所定の第1ピッチで配列される複数の固定側凸部を有する固定側凹凸部材と、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列される複数の可動側凸部を有する可動側凹凸部材と、矯正ロールの軸方向に可動側凹凸部材を移動させる移動機構とを備え、固定側凸部の先端は、上下方向に略直交する平面状の固定側当接面となっており、可動側凸部の先端は、上下方向に略直交する平面状の可動側当接面となっており、軸支持部は、鋼板の搬送方向から見たときに固定側凸部と上下方向で重なるように配置され、矯正ロールがパスライン側にあるときには、固定側当接面と可動側当接面とが当接し、矯正ロールがパスラインから退避するときには、可動側凹凸部材が矯正ロールの軸方向に移動して、固定側凸部の間に可動側凸部が配置され、可動側凸部の間に固定側凸部が配置されることを特徴とする。
本発明のローラレベラでは、退避機構は、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列される複数の固定側凸部を有する固定側凹凸部材と、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列される複数の可動側凸部を有する可動側凹凸部材とを備えている。また、本発明のローラレベラでは、矯正ロールがパスライン側にあるときには、固定側凸部の、上下方向に略直交する平面状の固定側当接面と、可動側凸部の、上下方向に略直交する平面状の可動側当接面とが当接している。すなわち、鋼板を矯正する際には、上下方向に略直交する平面状の固定側当接面と可動側当接面とが当接している。
そのため、仮に、鋼板の矯正時に、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列される複数の固定側凸部および可動側凸部のそれぞれに同じ大きさの矯正反力が作用するとすれば、複数の固定側凸部および可動側凸部の、鋼板の矯正時における変形量を略一定にすることが可能になる。したがって、本発明では、複数の固定側凸部および可動側凸部の、鋼板の矯正時における変形量のばらつきを抑制することが可能になる。すなわち、本発明では、矯正反力が作用する部材の矯正ロールの軸方向における変形量のばらつきを抑制することが可能になる。その結果、本発明では、矯正ロールが通過するパスラインから何本かの矯正ロールが退避可能となっていても、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを抑制することが可能になる。
また、本発明では、ローラレベラは、矯正ロールの撓みを抑制するための複数本のバックアップロールと、バックアップロールを回転可能に保持する固定軸の両端側またはバックアップロールとともに回転する回転軸の両端側を支持する複数の軸支持部とを備え、軸支持部は、鋼板の搬送方向から見たときに固定側凸部と上下方向で重なるように配置されているため、バックアップロールに作用する矯正反力が複数の固定側凸部および可動側凸部に直接的にかかりやすくなる。したがって、矯正反力がバックアップロールに作用したときの、固定側凹凸部材または可動側凹凸部材等の変形を抑制することが可能になる。
本発明において、複数本のバックアップロールは、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列され、複数の軸支持部は、矯正ロールの軸方向に第1ピッチで配列されていることが好ましい。このように構成すると、バックアップロールに作用する矯正反力が複数の固定側凸部および可動側凸部に直接的にかかる。したがって、矯正反力がバックアップロールに作用したときの固定側凹凸部材または可動側凹凸部材等の変形を効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、ローラレベラは、たとえば、複数本の矯正ロールとして、鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列されるとともに上下方向の一方側に配置される複数本の第1矯正ロールと、鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列されるとともに上下方向の他方側に配置される複数本の第2矯正ロールとを備え、退避機構として、鋼板の矯正に使用される第1矯正ロールのピッチを変更するためにパスラインから何本かの第1矯正ロールを退避させる第1退避機構と、鋼板の矯正に使用される第2矯正ロールのピッチを変更するためにパスラインから何本かの第2矯正ロールを退避させる第2退避機構とを備えている。この場合には、上下方向の両側において、矯正反力が作用する部材の矯正ロールの軸方向におけるばらつきを抑制することが可能になる。したがって、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを効果的に抑制することが可能になる。
以上のように、本発明のローラレベラでは、矯正ロールが通過するパスラインから何本かの矯正ロールが退避可能であっても、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるローラレベラの要部の構成を説明するための側面断面図である。 図1のF−F断面の断面図である。 図1に示す状態から何本かの上矯正ロールおよび下矯正ロールを退避させた状態を示す断面図である。 図2に示す状態から何本かの上矯正ロールおよび下矯正ロールを退避させた状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(ローラレベラの概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるローラレベラ1の要部の構成を説明するための側面断面図である。図2は、図1のF−F断面の断面図である。図3は、図1に示す状態から上矯正ロール5、6および下矯正ロール9、10、12、13を退避させた状態を示す断面図である。図4は、図2に示す状態から上矯正ロール5および下矯正ロール9を退避させた状態を示す断面図である。
本形態のローラレベラ1は、圧延機で圧延された板状や帯状の鋼板(図示省略)を搬送しながら矯正する装置であり、鋼板の矯正に使用される矯正ロールのピッチを変更することで、厚さに差がある厚鋼板および薄鋼板の両者の矯正が可能となるように構成されている。本形態では、図1のX1方向に向かって鋼板が搬送される。すなわち、本形態では、X1方向は、鋼板の搬送方向である。また、本形態では、X2方向側は、鋼板の搬送方向における上流側であり、X1方向側は、鋼板の搬送方向における下流側である。以下では、X1方向を「搬送方向」とする。また、X2方向側を「上流側」、X1方向側を「下流側」とする。
ローラレベラ1は、図1に示すように、鋼板が通過するパスラインPLの上側に配置される上ロール群2と、パスラインPLの下側に配置される下ロール群3とを備えている。上ロール群2は、搬送方向にピッチP1で配列される矯正ロールとしての4本の上矯正ロール4〜7を備えている。下ロール群3は、搬送方向にピッチP1で配列される矯正ロールとしての7本の下矯正ロール8〜14を備えている。なお、本形態の上矯正ロール4〜7は、第1矯正ロールであり、下矯正ロール8〜14は、第2矯正ロールである。また、以下では、上矯正ロール4〜7および下矯正ロール8〜14をまとめて表す場合には、「矯正ロール」と表記する。
上矯正ロール4〜7は、上流側から下流側に向かってこの順番に配置されている。下矯正ロール8〜14は、上流側から下流側に向かってこの順番で配置されている。また、上矯正ロール4〜7と下矯正ロール9〜13とは、パスラインPLを挟んで千鳥状に配置されている。すなわち、搬送方向における上矯正ロール4〜7と下矯正ロール9〜13とのピッチP2は、ピッチP1の略半分になっている。
また、ローラレベラ1は、上矯正ロール4〜7の撓みを抑制するためのバックアップロール16〜19と、下矯正ロール8〜14の撓みを抑制するためのバックアップロール20〜26とを備えている。さらに、ローラレベラ1は、上矯正ロール5、6をパスラインPLから退避させる退避機構としての第1退避機構29と、下矯正ロール9、10をパスラインPLから退避させる退避機構としての第2退避機構30と、下矯正ロール12、13をパスラインPLから退避させる退避機構としての第2退避機構31とを備えている。
バックアップロール16〜19は、上流側から下流側に向かってこの順番に配置されている。バックアップロール16〜19のそれぞれは、上矯正ロール4〜7のそれぞれの上端側に当接しており、上矯正ロール4〜7のそれぞれの撓みを抑制する機能を果たしている。また、図2に示すように、矯正ロールの軸方向において所定のピッチP6で、複数のバックアップロール17が配列されている。具体的には、矯正ロールの軸方向において複数のバックアップロール17が千鳥状に配列されている。同様に、矯正ロールの軸方向においてピッチP6で、複数のバックアップロール16、18、19が千鳥状に配列されている。また、バックアップロール16〜19のそれぞれは、矯正ロールの軸方向において互いに略同じ位置に配列されている。すなわち、バックアップロール16〜19のそれぞれは、搬送方向から見たときに互いに重なるように配列されている。なお、本形態のピッチP6は、第1ピッチである。
バックアップロール20〜26は、上流側から下流側に向かってこの順番に配置されている。バックアップロール20〜26のそれぞれは、下矯正ロール8〜14のそれぞれの下端側に当接しており、下矯正ロール8〜14のそれぞれの撓みを抑制する機能を果たしている。また、図2に示すように、矯正ロールの軸方向においてピッチP6で、複数のバックアップロール21が配列されている。具体的には、矯正ロールの軸方向において複数のバックアップロール21が千鳥状に配列されている。同様に、矯正ロールの軸方向において所定のピッチで、複数のバックアップロール20、22〜26が千鳥状に配列されている。また、バックアップロール20〜26のそれぞれは、矯正ロールの軸方向において互いに略同じ位置に配列されている。すなわち、バックアップロール20〜26のそれぞれは、搬送方向から見たときに互いに重なるように配列されている。
また、バックアップロール16〜19のそれぞれとバックアップロール20〜26のそれぞれとは、矯正ロールの軸方向において略同じ位置に配列されている。すなわち、搬送方向から見たときに、バックアップロール16〜19のそれぞれとバックアップロール20〜26のそれぞれとは上下方向で重なるように配列されている。
バックアップロール16〜26のそれぞれは、固定軸32(図2参照)に回転可能に保持されている。バックアップロール16を保持する固定軸32は、軸支持フレーム34に支持され、バックアップロール19を保持する固定軸32は、軸支持フレーム35に支持されている。バックアップロール17を保持する固定軸32およびバックアップロール18を保持する固定軸32は、軸支持フレーム36に支持されている。バックアップロール20を保持する固定軸32は、軸支持フレーム37に支持され、バックアップロール23を保持する固定軸32は、軸支持フレーム38に支持され、バックアップロール26を保持する固定軸32は、軸支持フレーム39に支持されている。バックアップロール21を保持する固定軸32およびバックアップロール22を保持する固定軸32は、軸支持フレーム40に支持され、バックアップロール24を保持する固定軸32およびバックアップロール25を保持する固定軸32は、軸支持フレーム41に支持されている。
軸支持フレーム34、35は、上矯正ロール4〜7が搭載される上ロールキャリッジ43に固定され、軸支持フレーム36は、上ロールキャリッジ43に昇降可能に保持されている。軸支持フレーム37〜39は、下矯正ロール8〜14が搭載される下ロールフレーム44に固定され、軸支持フレーム40、41は、下ロールフレーム44に昇降可能に保持されている。
軸支持フレーム36には、図2に示すように、固定軸32の両端側を支持する複数の軸支持部36aが形成されている。具体的には、軸支持フレーム36には、矯正ロールの軸方向にピッチP6で複数の軸支持部36aが形成されている。同様に、軸支持フレーム40には、図2に示すように、固定軸32の両端側を支持する複数の軸支持部40aが矯正ロールの軸方向にピッチP6で形成されている。また、軸支持フレーム34、35、37〜39、41にも、固定軸32の両端側を支持する複数の軸支持部が矯正ロールの軸方向にピッチP6で形成されている。
軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれは、矯正ロールの軸方向において互いに略同じ位置に配列されている。すなわち、軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれは、搬送方向から見たときに互いに重なるように配列されている。軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれは、矯正ロールの軸方向において互いに略同じ位置に配列されている。すなわち、軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれは、搬送方向から見たときに互いに重なるように配列されている。
また、軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれと、軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれとは、矯正ロールの軸方向において略同じ位置に配列されている。すなわち、搬送方向から見たときに、軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれと、軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれとは、上下方向で重なるように配列されている。
第1退避機構29は、櫛歯状に形成される固定側凹凸部材47と、櫛歯状に形成される可動側凹凸部材48と、シリンダ49、50とを備えている。第2退避機構30と第2退避機構31とは、同様に構成されている。第1退避機構29と同様に、第2退避機構30、31も櫛歯状に形成される固定側凹凸部材51と、櫛歯状に形成される可動側凹凸部材52と、シリンダ53、54とを備えている。第1退避機構29および第2退避機構30、31の詳細な構成については後述する。
以上のように構成されたローラレベラ1では、比較的薄い鋼板の矯正が行われる際に使用される矯正ロールのピッチと、比較的厚い鋼板の矯正が行われる際に使用される矯正ロールのピッチとが異なる。すなわち、比較的薄い鋼板の矯正が行われる際に使用される矯正ロールと、比較的厚い鋼板の矯正が行われる際に使用される矯正ロールとが異なる。
比較的薄い鋼板の矯正が行われる際には、図1に示すように、全ての上矯正ロール4〜7および下矯正ロール8〜14がパスラインPL側に配置される。このときには、上矯正ロール4〜7および下矯正ロール9〜13が鋼板の矯正に使用される。
一方、比較的厚い鋼板の矯正が行われる際には、図3に示すように、上矯正ロール4、7がパスラインPL側に配置され、上矯正ロール5、6がパスラインPLから退避する。また、下矯正ロール8、11、14がパスラインPL側に配置され、下矯正ロール9、10、12、13がパスラインPLから退避する。また、このときには、上矯正ロール4、7および下矯正ロール8、11、14が鋼板の矯正に使用される。
なお、比較的厚い鋼板の矯正が行われる際には、第1退避機構29が上矯正ロール5、6をパスラインPLから退避させ、第2退避機構30が下矯正ロール9、10をパスラインPLから退避させ、第2退避機構31が下矯正ロール12、13をパスラインPLから退避させる。
(第1退避機構および第2退避機構の構成)
上述のように、第1退避機構29は、固定側凹凸部材47と、可動側凹凸部材48と、シリンダ49、50とを備えている。
固定側凹凸部材47は、上ロールキャリッジ43の上フレーム43aに形成されている。この固定側凹凸部材47には、図2に示すように、複数の固定側凸部47aが下方向へ突出するように形成されている。複数の固定側凸部47aは、矯正ロールの軸方向において、ピッチP6で配列されている。また、固定側凸部47aのそれぞれと、軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれとは、矯正ロールの軸方向において略同じ位置に配列されている。すなわち、搬送方向から見たときに、固定側凸部47aのそれぞれは、軸支持フレーム34、35に形成される軸支持部および軸支持部36aのそれぞれと上下方向で重なるように配列されている。
固定側凸部47aは、搬送方向から見たときの形状が長方形状となる直方体状に形成されている。また、複数の固定側凸部47aのそれぞれの高さは、略同一となっている。また、固定側凸部47aは、矯正ロールの軸方向の両端に配置される固定側凸部47aを除いて、同じ形状に形成されている。矯正ロールの軸方向の両端に配置される固定側凸部47aは、他の固定側凸部47aよりも矯正ロールの軸方向における幅が狭くなっている。固定側凸部47aの先端(下端)は、上下方向に略直交する平面状に形成されている。この固定側凸部47aの先端は、固定側当接面47bとなっている。
可動側凹凸部材48は、軸支持フレーム36の上面に当接するように配置されている。矯正ロールの軸方向における可動側凹凸部材48の一端には、移動機構としてのシリンダ49が連結されており、可動側凹凸部材48は、矯正ロールの軸方向へ移動可能となっている。可動側凹凸部材48には、図2に示すように、複数の可動側凸部48aが上方向へ突出するように形成されている。複数の可動側凸部48aは、矯正ロールの軸方向において、ピッチP6で配列されている。
可動側凸部48aは、搬送方向から見たときの形状が長方形状となる直方体状に形成されている。また、複数の可動側凸部48aのそれぞれの高さは、略同一となっている。また、可動側凸部48aは、矯正ロールの軸方向の両端に配置される可動側凸部48aを除いて、同じ形状に形成されている。矯正ロールの軸方向の両端に配置される可動側凸部48aは、他の可動側凸部48aよりも矯正ロールの軸方向における幅が狭くなっている。可動側凸部48aの先端(上端)は、上下方向に略直交する平面状に形成されている。この可動側凸部48aの先端は、可動側当接面48bとなっている。
シリンダ50は、上矯正ロール5、6の軸方向の両端側に配置されている。シリンダ50のロッドは、図2に示すように、上矯正ロール5、6の両端側のそれぞれを支持する軸受部56に連結されている。また、シリンダ50の本体側は、下方向に向かってロッドが突出するように、上ロールキャリッジ43に固定されている。
本形態では、上矯正ロール5、6がパスラインPL側にあるときには、図2に示すように、固定側当接面47bと可動側当接面48bとが当接している。また、上矯正ロール5、6をパスラインPLから退避させる際には、図4に示すように、シリンダ49によって、可動側凹凸部材48が矯正ロールの軸方向へ移動して、固定側凸部47aの間に可動側凸部48aが移動し、可動側凸部48aの間に固定側凸部47aが移動する。また、シリンダ50によって、上矯正ロール5、6が引き上げられて、上矯正ロール5、6がパスラインPLから退避する。すなわち、上矯正ロール5、6がパスラインPLから退避しているときには、固定側凸部47aの間に可動側凸部48aが配置され、可動側凸部48aの間に固定側凸部47aが配置されている。
上述のように、第2退避機構30、31は、固定側凹凸部材51と、可動側凹凸部材52と、シリンダ53、54とを備えている。
固定側凹凸部材51は、下ロールフレーム44の底面側に形成されている。この固定側凹凸部材51には、図2に示すように、複数の固定側凸部51aが上方向へ突出するように形成されている。複数の固定側凸部51aは、矯正ロールの軸方向において、ピッチP6で配列されている。また、固定側凸部51aのそれぞれと、軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれとは、矯正ロールの軸方向において略同じ位置に配列されている。すなわち、搬送方向から見たときに、固定側凸部51aのそれぞれは、軸支持フレーム37〜39、41に形成される軸支持部および軸支持部40aのそれぞれと上下方向で重なるように配列されている。
固定側凸部51aは、搬送方向から見たときの形状が長方形状となる直方体状に形成されている。また、複数の固定側凸部51aのそれぞれの高さは、略同一となっている。また、固定側凸部51aは、矯正ロールの軸方向の両端に配置される固定側凸部51aを除いて、同じ形状に形成されている。矯正ロールの軸方向の両端に配置される固定側凸部51aは、他の固定側凸部51aよりも矯正ロールの軸方向における幅が狭くなっている。固定側凸部51aの先端(上端)は、上下方向に略直交する平面状に形成されている。この固定側凸部51aの先端は、固定側当接面51bとなっている。
可動側凹凸部材52は、軸支持フレーム40、41の下面に当接するように配置されている。矯正ロールの軸方向における可動側凹凸部材52の一端には、移動機構としてのシリンダ53が連結されており、可動側凹凸部材52は、矯正ロールの軸方向へ移動可能となっている。また、可動側凹凸部材52は、軸支持フレーム40、41に移動可能に保持されている。可動側凹凸部材52には、図2に示すように、複数の可動側凸部52aが下方向へ突出するように形成されている。複数の可動側凸部52aは、矯正ロールの軸方向において、ピッチP6で配列されている。
可動側凸部52aは、搬送方向から見たときの形状が長方形状となる直方体状に形成されている。また、複数の可動側凸部52aのそれぞれの高さは、略同一となっている。また、可動側凸部52aは、矯正ロールの軸方向の両端に配置される可動側凸部52aを除いて、同じ形状に形成されている。矯正ロールの軸方向の両端に配置される可動側凸部52aは、他の可動側凸部52aよりも矯正ロールの軸方向における幅が狭くなっている。可動側凸部52aの先端(下端)は、上下方向に略直交する平面状に形成されている。この可動側凸部52aの先端は、可動側当接面52bとなっている。
シリンダ54は、下矯正ロール9、10、12、13の軸方向の両端側に配置されている。シリンダ54のロッドは、図2に示すように、矯正ロールの軸方向における軸支持フレーム40、41の両端側のそれぞれに連結されている。また、シリンダ54の本体側は、上方向に向かってロッドが突出するように、下ロールフレーム44に固定されている。
本形態では、下矯正ロール9、10、12、13がパスラインPL側にあるときには、図2に示すように、固定側当接面51bと可動側当接面52bとが当接している。また、下矯正ロール9、10、12、13をパスラインPLから退避させる際には、図4に示すように、シリンダ53によって、可動側凹凸部材52が矯正ロールの軸方向へ移動して、固定側凸部51aの間に可動側凸部52aが移動し、可動側凸部52aの間に固定側凸部51aが移動する。また、下矯正ロール9、10、12、13がシリンダ54の押上力とバランスを取りながら自重でパスラインPLから退避する。すなわち、下矯正ロール9、10、12、13がパスラインPLから退避しているときには、固定側凸部51aの間に可動側凸部52aが配置され、可動側凸部52aの間に固定側凸部51aが配置されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、上矯正ロール5、6がパスラインPL側にあるときには、上下方向に略直交する平面状に形成される固定側当接面47bと可動側当接面48bとが当接している。また、下矯正ロール9、10、12、13がパスラインPL側にあるときには、上下方向に略直交する平面状に形成される固定側当接面51bと可動側当接面52bとが当接している。すなわち、鋼板を矯正する際には、固定側当接面47bと可動側当接面48bとが当接し、固定側当接面51bと可動側当接面52bとが当接している。そのため、仮に、鋼板の矯正時に、上下方向の高さが略同一の複数の固定側凸部47aおよび可動側凸部48aのそれぞれに同じ大きさの矯正反力が作用するとすれば、複数の固定側凸部47aおよび可動側凸部48aの鋼板の矯正時における変形量を略一定にすることが可能になる。また、仮に、鋼板の矯正時に、複数の固定側凸部51aおよび可動側凸部52aのそれぞれに同じ大きさの矯正反力が作用するとすれば、複数の固定側凸部51aおよび可動側凸部52a鋼板の矯正時における変形量を略一定にすることが可能になる。
したがって、本形態では、複数の固定側凸部47a、51aおよび可動側凸部48a、52aの鋼板の矯正時における変形量のばらつきを抑制することが可能になる。すなわち、本形態では、矯正反力が作用する部材の矯正ロールの軸方向における変形量のばらつきを抑制することが可能になる。その結果、本形態では、パスラインPLから上矯正ロール5、6および下矯正ロール9、10、12、13が退避可能となっていても、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを抑制することが可能になる。特に本形態では、パスラインPLの上下の両側において、矯正反力が作用する部材の矯正ロールの軸方向における変形量のばらつきを抑制することが可能になるため、鋼板を矯正する際の上下方向における矯正ロールの隙間が矯正ロールの軸方向においてばらつくのを効果的に抑制することが可能になる。
本形態では、搬送方向から見たときに、固定側凸部47aは、軸支持部36aと上下方向で重なるように配列されている。そのため、バックアップロール17、18に作用する矯正反力が複数の固定側凸部47aおよび可動側凸部48aに直接的にかかりやすくなる。特に本形態では、固定側凸部47aと軸支持部36aとは、矯正ロールの軸方向において、同じピッチP6で配列されているため、バックアップロール17、18に作用する矯正反力が複数の固定側凸部47aおよび可動側凸部48aに直接的にかかる。したがって、本形態では、矯正反力がバックアップロール17、18に作用したときの軸支持フレーム36や可動側凹凸部材48等の変形を抑制することが可能になる。
同様に、本形態では、搬送方向から見たときに、固定側凸部51aは、軸支持フレーム41に形成される軸支持部および軸支持部40aと上下方向で重なるように配列され、かつ、軸支持フレーム41に形成される軸支持部および軸支持部40aと固定側凸部51aとが、矯正ロールの軸方向において、同じピッチP6で配列されているため、バックアップロール21、22、24、25に作用する矯正反力が複数の固定側凸部51aおよび可動側凸部52aに直接的にかかる。したがって、本形態では、矯正反力がバックアップロール21、22、24、25に作用したときの軸支持フレーム40、41や可動側凹凸部材52等の変形を抑制することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、第1退避機構29は、固定側凹凸部材47と、可動側凹凸部材48と、シリンダ49、50とによって構成され、第2退避機構30、31は、固定側凹凸部材51と、可動側凹凸部材52と、シリンダ53、54とによって構成されているが、第1退避機構29または第2退避機構30、31のいずれか一方が、上述の特許文献1に記載された固定側ウェッジおよび可動側ウェッジ等によって構成されても良い。
上述した形態では、固定側凸部47aと軸支持部36aとは、矯正ロールの軸方向において、同じピッチP6で配列されているが、たとえば、固定側凸部47aがピッチP6の半分のピッチで配列され、軸支持部36aがピッチP6で配列されても良い。この場合には、可動側凸部48aは、たとえば、ピッチP6の半分のピッチで配列される。同様に、たとえば、固定側凸部51aがピッチP6の半分のピッチで配列され、軸支持フレーム41に形成される軸支持部および軸支持部40aがピッチP6で配列されても良い。この場合には、可動側凸部52aは、たとえば、ピッチP6の半分のピッチで配列される。
上述した形態では、固定側凸部47a、51aおよび可動側凸部48a、52aは、搬送方向から見たときの形状が長方形状となるように形成されているが、固定側凸部47a、51aおよび/または可動側凸部48a、52aは、たとえば、搬送方向から見たときの形状が正方形状となるように形成されても良いし、台形状となるように形成されても良い。
上述した形態では、固定側凹凸部材47が上側に配置され、可動側凹凸部材48が下側に配置されているが、固定側凹凸部材47が下側に配置され、可動側凹凸部材48が上側に配置されても良い。この場合には、固定側凹凸部材47は、たとえば、軸支持フレーム36に形成される。同様に、上述した形態では、固定側凹凸部材51が下側に配置され、可動側凹凸部材52が上側に配置されているが、固定側凹凸部材51が上側に配置され、可動側凹凸部材52が下側に配置されても良い。この場合には、固定側凹凸部材47は、たとえば、軸支持フレーム40に形成される。
上述した形態では、可動側凹凸部材48、52に、シリンダ49、53が連結されているが、可動側凹凸部材48、52に、モータ等の駆動源が連結されても良い。すなわち、モータ等の他の駆動源によって、可動側凹凸部材48、52を移動させる移動機構が構成されても良い。
上述した形態では、バックアップロール16〜26は、固定軸32に回転可能に保持されているが、バックアップロール16〜26は、回転軸に固定されても良い。この場合には、この回転軸の両端側は、軸支持フレーム34〜41の軸支持部に回転可能に支持される。
上述した形態では、4本の上矯正ロール4〜7と、7本の下矯正ロール8〜14とが配列されているが、配列される上矯正ロールの本数は4本には限定されず、また、配列される下矯正ロールの本数は7本には限定されない。たとえば、4本の上矯正ロール4〜7、および、上矯正ロール4〜7に対して千鳥状に配置される5本の下矯正ロール9〜13のみが配列されても良い。また、配列される上矯正ロールの本数が下矯正ロールの本数より多くても良い。
1 ローラレベラ
4〜7 上矯正ロール(矯正ロール、第1矯正ロール)
8〜14 下矯正ロール(矯正ロール、第2矯正ロール)
17、18、21、22、24、25 バックアップロール
29 第1退避機構(退避機構)
30、31 第2退避機構(退避機構)
32 固定軸
36a、40a 軸支持部
47、51 固定側凹凸部材
47a、51a 固定側凸部
47b、51b 固定側当接面
48、52 可動側凹凸部材
48a、52a 可動側凸部
48b、52b 可動側当接面
49、53 シリンダ(移動機構)
P6 第1ピッチ
PL パスライン
X1 鋼板の搬送方向

Claims (3)

  1. 鋼板を搬送しながら矯正するローラレベラにおいて、
    前記鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列される複数本の矯正ロールと、前記鋼板の矯正に使用される前記矯正ロールのピッチを変更するために前記鋼板が通過するパスラインから何本かの前記矯正ロールを退避させる退避機構と、前記矯正ロールの撓みを抑制するための複数本のバックアップロールと、前記バックアップロールを回転可能に保持する固定軸の両端側または前記バックアップロールとともに回転する回転軸の両端側を支持する複数の軸支持部とを備え、
    前記退避機構は、前記矯正ロールの軸方向に所定の第1ピッチで配列される複数の固定側凸部を有する固定側凹凸部材と、前記矯正ロールの軸方向に前記第1ピッチで配列される複数の可動側凸部を有する可動側凹凸部材と、前記矯正ロールの軸方向に前記可動側凹凸部材を移動させる移動機構とを備え、
    前記固定側凸部の先端は、上下方向に略直交する平面状の固定側当接面となっており、
    前記可動側凸部の先端は、上下方向に略直交する平面状の可動側当接面となっており、
    前記軸支持部は、前記鋼板の搬送方向から見たときに前記固定側凸部と上下方向で重なるように配置され、
    前記矯正ロールが前記パスライン側にあるときには、前記固定側当接面と前記可動側当接面とが当接し、
    前記矯正ロールが前記パスラインから退避するときには、前記可動側凹凸部材が前記矯正ロールの軸方向に移動して、前記固定側凸部の間に前記可動側凸部が配置され、前記可動側凸部の間に前記固定側凸部が配置されることを特徴とするローラレベラ。
  2. 複数本の前記バックアップロールは、前記矯正ロールの軸方向に前記第1ピッチで配列され、
    複数の前記軸支持部は、前記矯正ロールの軸方向に前記第1ピッチで配列されていることを特徴とする請求項記載のローラレベラ。
  3. 複数本の前記矯正ロールとして、前記鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列されるとともに上下方向の一方側に配置される複数本の第1矯正ロールと、前記鋼板の搬送方向に所定のピッチで配列されるとともに上下方向の他方側に配置される複数本の第2矯正ロールとを備え、
    前記退避機構として、前記鋼板の矯正に使用される前記第1矯正ロールのピッチを変更するために前記パスラインから何本かの前記第1矯正ロールを退避させる第1退避機構と、前記鋼板の矯正に使用される前記第2矯正ロールのピッチを変更するために前記パスラインから何本かの前記第2矯正ロールを退避させる第2退避機構とを備えることを特徴とする請求項1または2記載のローラレベラ。
JP2010017989A 2010-01-29 2010-01-29 ローラレベラ Active JP5435724B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010017989A JP5435724B2 (ja) 2010-01-29 2010-01-29 ローラレベラ
US13/143,502 US20120103047A1 (en) 2010-01-29 2010-06-15 Roller leveler
RU2012136613/02A RU2507020C1 (ru) 2010-01-29 2010-06-15 Валковое правильное устройство
KR1020127015188A KR101394522B1 (ko) 2010-01-29 2010-06-15 롤러 레벨러
CA2765486A CA2765486C (en) 2010-01-29 2010-06-15 Roller leveler
BR112012012922-8A BR112012012922B1 (pt) 2010-01-29 2010-06-15 nivelador de cilindro
EP10844524.8A EP2529848B1 (en) 2010-01-29 2010-06-15 Roller leveler
PCT/JP2010/003951 WO2011092754A1 (ja) 2010-01-29 2010-06-15 ローラレベラ
CN2010205397382U CN201815566U (zh) 2010-01-29 2010-09-20 辊式矫直机
CN2010102907104A CN102139297A (zh) 2010-01-29 2010-09-20 辊式矫直机
TW099132750A TWI451918B (zh) 2010-01-29 2010-09-28 Roller Straightening Machine
US14/612,764 US9248486B2 (en) 2010-01-29 2015-02-03 Roller leveler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010017989A JP5435724B2 (ja) 2010-01-29 2010-01-29 ローラレベラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011156543A JP2011156543A (ja) 2011-08-18
JP5435724B2 true JP5435724B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=44588991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010017989A Active JP5435724B2 (ja) 2010-01-29 2010-01-29 ローラレベラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5435724B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628765B2 (ja) * 1986-02-28 1994-04-20 三菱重工業株式会社 ロ−ラレベラ
JPH01113122A (ja) * 1987-10-26 1989-05-01 Kawasaki Steel Corp ローラレベラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011156543A (ja) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011092754A1 (ja) ローラレベラ
KR101508711B1 (ko) 롤러 레벨러 및 금속판의 교정 방법
US20130228082A1 (en) Roll press apparatus
KR20120060884A (ko) 복수 롤러를 구비하는 평준화 기계
JP4894188B2 (ja) U型鋼矢板のローラー矯正方法および装置
JP5435724B2 (ja) ローラレベラ
JPH0824958B2 (ja) ローラーレベラー
JP6904230B2 (ja) ロールプレス装置
JP6056710B2 (ja) 薄板ガラスの搬送方法および搬送装置
RU2412889C1 (ru) Способ укладки гофрированных листов и устройство для его осуществления
KR20120077116A (ko) 금속판재의 곡면 성형장치 및 그 성형방법
JP6479556B2 (ja) 圧延加工装置、湾曲加工方法
JP2009190854A (ja) 段ボールシートの蛇行修正装置
JP6106481B2 (ja) 冷間ロール成形機及び冷間ロール成形法
JPH0534096B2 (ja)
JP5158681B2 (ja) 溝形断面材のロール成形方法
JP5146164B2 (ja) ユニバーサル圧延機及びユニバーサル圧延機における被圧延材の矯正方法
JP2011156542A (ja) ローラレベラ
CN211365156U (zh) 一种包装盒输送机构及其折边装置
CN213826494U (zh) 一种金属卷料矫平装置
KR101339479B1 (ko) 이송장치의 롤러
CN218191785U (zh) 一种卷材开卷辅助平整装置
JPH0233444B2 (ja)
JP5388146B2 (ja) 溝形断面材のロール成形方法
JPH0517140B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5435724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250