JP5435140B2 - 車両の排水構造 - Google Patents

車両の排水構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5435140B2
JP5435140B2 JP2012534851A JP2012534851A JP5435140B2 JP 5435140 B2 JP5435140 B2 JP 5435140B2 JP 2012534851 A JP2012534851 A JP 2012534851A JP 2012534851 A JP2012534851 A JP 2012534851A JP 5435140 B2 JP5435140 B2 JP 5435140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving groove
groove
vehicle
rain
back window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012534851A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012039033A1 (ja
Inventor
明世 河口
貴広 樋渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Publication of JPWO2012039033A1 publication Critical patent/JPWO2012039033A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5435140B2 publication Critical patent/JP5435140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/06Fixed roofs
    • B62D25/07Fixed roofs having water drainage or guide means integral with roof structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/0084Water draining for non-fixed roofs or roof panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/07Water drainage or guide means not integral with roof structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明は、車両の排水構造、とくに車両のバックウインドとラッゲージドアとの間の見切り部に設けられる車両の排水構造に関する。
この種の車両の排水構造の従来例について説明する。図7は車両の後部を示す斜視図である。
図7に示すように、車両110は、車両本体112とバックウインド116とラッゲージドア118とを備えている。バックウインド116は、窓開口部123を有するバックウインドパネル122と、バックウインドパネル122の後側外面を覆うバックウインドガラス125と、バックウインドパネル122の両側外面を覆うCピラーカバー127とを備えている。バックウインドガラス125上から側方(Cピラーカバー127側)へ流下しようとする雨水は、Cピラーカバー127によって、バックウインド116とラッゲージドア118との間の見切り部130へ誘導される。また、ラッゲージドア118は、車両本体112のラッゲージルーム120の上面開口部を開閉するラッゲージドア118は、ラッゲージルーム120にヒンジ機構(図示省略)を介して開閉可能に設けられている。
前記バックウインド116と前記ラッゲージドア118との間の見切り部130に設けられている排水構造について説明する。排水構造は、バックウインド116上から見切り部130に流下した雨水を受けて車両側方へ排出する断面U字状の雨受け溝134を備えている。また、図8は排水構造を示す斜視図、図9は同じく要部を示す断面図である。
図8に示すように、前記バックウインド116の側部すなわちCピラーカバー127に沿って前記雨受け溝134へ流下する雨水(図8中、矢印y2参照)は、前記バックウインドガラス125上から雨受け溝134に流下する雨水(図8中、矢印y1参照)に比べると、流速が速くまた流量も多いすなわち勢いが強い。このため、雨受け溝134の途中には、Cピラーカバー127に沿って雨受け溝134へ流下する雨水を受け入れるために、他の部位の溝幅(前後方向の幅)の約2〜3倍程度に拡幅された溝幅の受け入れ溝部150が形成されている。
前記受け入れ溝部150と、その受け入れ溝部150よりも上流側の溝部(符号、134aを付す)との間は、仕切り縦壁156で仕切られている(図9参照)。仕切り縦壁156は、受け入れ溝部150に受け入れられた勢いの強い雨水(図8及び図9中、矢印y2参照)の上流側の溝部134aへの逆流を防止する。なお、仮に仕切り縦壁156がない場合には、受け入れ溝部150に受け入れられた勢いの強い雨水が上流側の溝部134aへ逆流し、甚だしいときには、逆流した水が上流側の溝部134aからオーバーフローしてラッゲージルーム120内に流れ込むという不具合が発生するおそれがある。このため、受け入れ溝部150に受け入れられた雨水の上流側の溝部134aへの逆流を防止する仕切り縦壁156が設けられている。
また、図8及び図9に示すように、前記雨受け溝134は、前記受け入れ溝部150及びその周辺部並びに受け入れ溝部150より下流側の溝部(符号、134bを付す)の下流側部分を形成する下流側形成部材138と、下流側形成部材138より上流側部分を形成する上流側形成部材136との接続をもって形成されている。そして、下流側形成部材138には、上流側の溝部134aから雨水を排出するためのホース173(図9参照)が設けられている。
また、例えば特許文献1には、雨受け溝に溜まった雨水をホースを介して排出する構成が記載されている。
特開2007−331700号公報
前記従来例の排水構造によると、雨受け溝134の上流側の溝部134aに溜まった雨水をホース173を介して排出するようにしている(図9参照)。このようなホース173は、内径が小さく(例えばφ5mm程度)で長さが長い。したがって、凍結、泥水等によりホース173内が詰まりやすく、排水性が悪いという問題があった。また、前記特許文献1についても、雨受け溝に溜まった雨水をホースを介して排出する構成のものであるから、従来例と同様、排水性が悪いという問題があった。
また、前記問題の対策として、図10に示すように、前記ホース173を廃止して、仕切り縦壁156に上流側の溝部134aの雨水を受け入れ溝部150に排出する水抜き孔157を形成することが考えられる。しかし、Cピラーカバー127(図8参照)に沿って受け入れ溝部150に流下した勢いの強い雨水(図10中、矢印y2参照)が、水抜き孔157を直撃することになるため、上流側の溝部134aへの逆流(図10中、矢印y3参照)が発生する。すると、仕切り縦壁156がない場合と同様の不具合が発生するという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ホースを廃止して排水性を向上するとともに受け入れ溝部からの逆流を防止することのできる車両の排水構造を提供することにある。
前記課題は、請求の範囲に記載された構成を要旨とする車両の排水構造により解決することができる。
すなわち、第1の発明に係る車両の排水構造によると、車両のバックウインドとラッゲージドアとの間の見切り部に設けられ、バックウインドから流下した雨水を受けて車両側方へ排出する雨受け溝を備える車両の排水構造であって、雨受け溝に、バックウインドの側部から流下してくる雨水を受け入れる受け入れ溝部を形成し、受け入れ溝部とその受け入れ溝部よりも上流側の溝部との間を仕切り縦壁で仕切り、仕切り縦壁に、上流側の溝部の雨水を下流側へ排出する水抜き孔を形成し、仕切り縦壁と受け入れ溝部との間に、水抜き孔から排出された雨水を受け入れる中継溝部を形成し、中継溝部と受け入れ溝部との間を逆流防止リブで仕切り、逆流防止リブは、中継溝部の雨水を受け入れ溝部へ排出させるとともに、バックウインドの側部から受け入れ溝部に流下した雨水による仕切り縦壁の水抜き孔の直撃を避けるように構成したものである。
このように構成すると、雨受け溝の仕切り縦壁に、上流側の溝部の雨水を下流側へ排出する水抜き孔が形成されているため、従来必要とされたホースを廃止して排水性を向上することができる。
また、仕切り縦壁と受け入れ溝部との間に、水抜き孔から排出された雨水を受け入れる中継溝部を形成し、中継溝部と受け入れ溝部との間を逆流防止リブで仕切り、逆流防止リブは、中継溝部の雨水を受け入れ溝部へ排出させるとともに、バックウインドの側部から受け入れ溝部に流下した雨水による仕切り縦壁の水抜き孔の直撃を避けるように構成したものであるから、受け入れ溝部と中継溝部との間が逆流防止リブにより迷路化されることにより、バックウインドの側部から受け入れ溝部に受け入れられた雨水の逆流の勢いを低下させるとともに、その雨水の逆流による仕切り縦壁の水抜き孔の直撃を避けることができる。このため、バックウインドの側部から受け入れ溝部に受け入れられた雨水の逆流を防止することができる。
また、第2の発明に係る車両の排水構造によると、受け入れ溝部の溝底面に、水の流れ方向に低くなる段差を形成したものである。このように構成すると、段差によっても、受け入れ溝部に受け入れられた雨水の逆流の勢いを低下させることができる。
また、第3の発明に係る車両の排水構造によると、受け入れ溝部の上流側部分を形成する上流側形成部材と、受け入れ溝部の下流側部分を形成する下流側形成部材とを備え、段差を、上流側形成部材と下流側形成部材との接続をもって形成される構成としたものである。このように構成すると、上流側形成部材と下流側形成部材との接続を利用して、段差を容易に形成することができる。
一実施形態にかかる車両の後部を示す斜視図である。 排水構造を示す斜視図である。 排水構造の要部を示す斜視図である。 排水構造を示す断面図である。 ガイドウエザーストリップ及び雨受けガーニッシュを示す斜視図である。 ガイドウエザーストリップの周辺部を示す断面図である。 従来例にかかる車両の後部を示す斜視図である。 排水構造を示す斜視図である。 排水構造の要部を示す断面図である。 排水構造の別例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は車両の後部を示す斜視図である。
図1に示すように、車両(例えばオープントップ車)10は、車両本体12と、ルーフパネル14と、バックウインド16と、ラッゲージドア18とを備えている。ルーフパネル14及びバックウインド16は、車両本体12にリンク機構(図示省略)を介して折り畳み及び展開可能に設けられている。また、ルーフパネル14及びバックウインド16は、展開状態から折り畳むことによって、車両本体12のラッゲージルーム20内に格納される。また、バックウインド16は、窓開口部23を有するバックウインドパネル22と、バックウインドパネル22の後側外面を覆うバックウインドガラス25と、バックウインドパネル22の両側外面を覆うCピラーカバー27とを備えている。Cピラーカバー27において、バックウインドガラス25側の側端部には、バックウインドガラス25の外面上に沿って延びるガイド溝28が形成されている。ガイド溝28は、バックウインドガラス25上から側方(Cピラーカバー27側)へ流下しようとする雨水を受け止めて、バックウインド16とラッゲージドア18との間の見切り部30へ誘導する。また、Cピラーカバー27の下端部は、ガイド溝28の下端部から外側方へ向かって廻り込むように湾曲されかつ前下がりとなる傾斜状に形成されている。また、車両本体12のラッゲージルーム20の上面開口部を開閉するラッゲージドア18は、ラッゲージルーム20にヒンジ機構(図示省略)を介して開閉可能に設けられている。
次に、前記したバックウインド16の後端部(下端部)とラッゲージドア18の前端部との間の見切り部30に設けられる排水構造について説明する。排水構造は、前記バックウインド16上から見切り部30に流下した雨水を受けて車両側方すなわち前記車両本体12のリヤフェンダ12aの外側へ排出する断面U字状の雨受け溝34を備えている。また、雨受け溝34は、車幅方向の中央部から側方に向かって次第に低くなる下り勾配をもって左右対称状に形成されている。このため、左半部の排水構造について説明し、右半部の排水構造についての説明は省略する。また、図2は排水構造を示す斜視図、図3は同じく要部を示す斜視図、図4は同じく要部を示す断面図、図5はガイドウエザーストリップ及び雨受けガーニッシュを示す斜視図である。
図2に示すように、前記雨受け溝34は、前記バックウインド16の後側下端部に設けられたガイドウエザーストリップ36と、バックウインド16の両側下端部に設けられかつその上流側端部が前記ガイドウエザーストリップ36の下流側端部に接続された雨受けガーニッシュ38との協働により形成されている(図5参照)。なお、説明の都合上、ガイドウエザーストリップ36の雨受け溝34に符号、(a)を付し、また、雨受けガーニッシュ38の雨受け溝34に符号、(b)を付し、両雨受け溝34(a)、34(b)を総称して雨受け溝34という。なお、ガイドウエザーストリップ36は本明細書でいう「上流側形成部材」に相当する。また、雨受けガーニッシュ38は本明細書でいう「下流側形成部材」に相当する。
前記ガイドウエザーストリップ36の周辺部の構成について説明する。図6はガイドウエザーストリップの周辺部を示す断面図である。なお、図6において、ラッゲージドア18は、閉鎖状態の前端部が示されており、開放時にはその前端部が上方へ移動されることで見切り部30が開放される。
図6に示すように、前記バックウインドガラス25の下端部は、前記バックウインドパネル22の窓開口部23の下縁部に接着剤40を介して接合されている。バックウインドパネル22の下端部は、後方すなわちラッゲージドア18の前端部下側に向かって延びている。バックウインドパネル22の後縁部には、ラッゲージウエザーストリップ42が設けられている。ラッゲージウエザーストリップ42は、バックウインドパネル22の後縁部に沿う長尺状に形成されており、取付基部42aと、取付基部42aの後端部上に形成された中空シール部42bとを有している。取付基部42aは、前方に開口する断面横向きU字形状に形成されている。取付基部42a内にバックウインドパネル22の後縁部が圧入によって装着されている。なお、取付基部42aには芯金42cが埋設されている。
前記ガイドウエザーストリップ36は、前記バックウインドガラス25の下端部に沿う長尺状に形成されている。ガイドウエザーストリップ36は、前側壁36aと後側壁36bと底壁36cとを有する断面U字状に形成されている。前側壁36aと後側壁36bと底壁36cとにより、上面を開放する雨受け溝34(a)が形成されている。底壁36cは前上がりで後下がりとなる傾斜状に形成されている。また、前側壁36aの下端部には、断面L字状の挟持片36dが一体形成されている。前側壁36aと挟持片36dとにより形成される溝部内に、バックウインドガラス25の下端部が嵌着されている。また、後側壁36bの下側には、底壁36cから下方へ延出する脚片部36eが一連状に形成されている。なお、脚片部36eの下端は、前記ラッゲージウエザーストリップ42の取付基部42a上に位置している。また、ガイドウエザーストリップ36は、底壁36c及び脚片部36eと、その下側に対向するバックウインドパネル22の対向部分との間に介装された支持部材(図示省略)によって固定状に支持されている。
前記バックウインドガラス25には、前記ガイドウエザーストリップ36の前側壁36aの上端部に隣接する見切りウエザーストリップ44が接着等により接合されている。見切りウエザーストリップ44は、断面D字状で、ガイドウエザーストリップ36の前側壁36aの上端部に沿う長尺状に形成されている。
前記ラッゲージドア18は、アウタパネル18aとインナパネル18bとを有している。また、ラッゲージドア18の前端部には、樹脂製のフェアリングガーニッシュ46が装着されている。フェアリングガーニッシュ46は、断面逆L字状で、ラッゲージドア18の前端部に沿う長尺状に形成されている。また、フェアリングガーニッシュ46の上下方向に延びる基板部46aは、ラッゲージドア18のインナパネル18bの前側面に接合されている。また、基板部46aの上端部から前方へ延びる部分をガーニッシュ部46bという。また、基板部46aとガーニッシュ部46bとの連接部分と、ラッゲージドア18の前端部(アウタパネル18aとインナパネル18bとの結合部分)との間には、ラッゲージシール47が介装されている。
前記ラッゲージドア18の閉鎖時(図6中、二点鎖線18参照)において、前記ガイドウエザーストリップ36の雨受け溝34の上面開口部は、前記フェアリングガーニッシュ46によって覆われる。このとき、フェアリングガーニッシュ46のガーニッシュ部46bの前端部は、前記見切りウエザーストリップ44にその弾性変形を利用して当接する。これにより、フェアリングガーニッシュ46と見切りウエザーストリップ44との間が弾性的にシールされる。しかし、フェアリングガーニッシュ46の変形、取付けのばらつき等によってシールが局所的に不充分となって、両者(44,46)間に隙間が発生する場合がある。これにより、フェアリングガーニッシュ46と見切りウエザーストリップ44との間の隙間を介して洩れた雨水が、ガイドウエザーストリップ36の雨受け溝34(a)内に受け入れられる。なお、バックウインドガラス25上からフェアリングガーニッシュ46と見切りウエザーストリップ44との間の隙間を介して流下する雨水の経路(図2〜図4中、矢印Y1参照)を「第1水経路」という。
また、前記フェアリングガーニッシュ46の基板部46aは、前記ガイドウエザーストリップ36の後側壁36bの後面に対して対面状に近接される。また、前記ラッゲージドア18のインナパネル18bの下面側前端は、前記ラッゲージウエザーストリップ42の中空シール部42bにその弾性変形を利用して当接する。これにより、ラッゲージドア18(詳しくはインナパネル18b)とバックウインド16(詳しくはバックウインドパネル22)との間が弾性的にシールされる。また、フェアリングガーニッシュ46の左右の両側端部は、前記Cピラーカバー27(図2参照)の下端部の周辺部を覆う。
次に、前記雨受けガーニッシュ38の構成について説明する。図2に示すように、雨受けガーニッシュ38は、前記Cピラーカバー27の下端部に沿う湾曲状にかつ傾斜状に形成されている。雨受けガーニッシュ38は、図2に示すように、前側壁38aと後側壁38bと底壁38cとを有する断面U字状に形成されている。前側壁38aと後側壁38bと底壁38cとにより、上面を開放する雨受け溝34(b)が形成されている。雨受けガーニッシュ38は、前記ガイドウエザーストリップ36に対して両雨受け溝34(a)、34(b)が一連状をなすように接続されている。これにより、ガイドウエザーストリップ36と雨受けガーニッシュ38の前側壁36a、38a同士、後側壁36b、38b同士、底壁36c、38c同士が一連状に接続されている。また、雨受けガーニッシュ38の雨受け溝34(b)は、Cピラーカバー27上から流下した雨水を受け入れる。
前記雨受けガーニッシュ38の下端部(前端部)において、雨受け溝34(b)の終端面は、前側壁38aの前端部から下方へ延びる前端壁38dによって閉鎖されている。また、前端壁38dの下端部と後側壁38bの下端部との間は下端壁38eによって閉鎖されている。前端壁38dと後側壁38bと下端壁38eとによって取り囲まれた部分によって外側方に開口する排出口38fが形成されている(図5参照)。また、排出口38fの周辺部は、閉鎖状態における前記ラッゲージドア18の前端部によって覆われる(図1参照)。また、雨受け溝34(b)の排出口38fから排出された雨水は、ラッゲージドア18とリヤフェンダ12aとの間の隙間を介して外部へ放出される。
前記バックウインド16の側部すなわちCピラーカバー27(詳しくはガイド溝28)に沿って前記雨受け溝34へ流下する雨水は、前記バックウインドガラス25上から雨受け溝34に流下する雨水に比べると、流速が速くまた流量も多いすなわち勢いが強い。このため、図3に示すように、雨受け溝34の途中には、Cピラーカバー27に沿って雨受け溝34へ流下する雨水を受け入れるために、他(ガイドウエザストリップ36)の部位の溝幅(前後方向の幅)の約5〜6倍程度に拡幅された溝幅の受け入れ溝部50が形成されている。また、受け入れ溝部50の上流側に中継溝部52が並設されている。受け入れ溝部50と中継溝部52とは同一の溝幅をもって連続的に形成されている。なお、バックウインド16の側部すなわちCピラーカバー27に沿って流下する雨水の経路(図2〜図4中、矢印Y2参照)を「第2水経路」という。
前記受け入れ溝部50及び中継溝部52は、前記ガイドウエザーストリップ36と前記雨受けガーニッシュ38との接続部分に設定されている。詳しくは、図3に示すように、ガイドウエザーストリップ36の前側壁36aと雨受けガーニッシュ38の前側壁38aとの接続部は、受け入れ溝部50の下流端に配置されている。また、前側壁36a、38aの接続端同士は、突合せ状に接続されている。また、ガイドウエザーストリップ36の後側壁36bと雨受けガーニッシュ38の後側壁38bとの接続部は、受け入れ溝部50の上流部に配置されている。また、後側壁36b、38bの接続端同士は、後側壁36bの前側に後側壁38bが重なり合うように接続されている。また、ガイドウエザーストリップ36の底壁36cと雨受けガーニッシュ38の底壁38cとの接続部は、受け入れ溝部50の上流部と下流部との中間部に配置されている(図4参照)。また、底壁36c、38cの接続端同士は、底壁36cの下側に底壁38cが重なり合うように接続されている(図4参照)。また、ガイドウエザーストリップ36の後側壁36bは、中継溝部52の上流端において段違い壁36fを介して段違い状に形成されている(図3参照)。また、雨受けガーニッシュ38の前側壁38aは、受け入れ溝部50の溝幅が下流に向かって次第に狭くなるように、前側壁36aに対する接続端から下流側に向かって後側壁38bに近づいてゆくように湾曲されている。なお、ガイドウエザーストリップ36と雨受けガーニッシュ38との接続端部同士の合わせ面にはシール部材54(図4参照)が介装されている。
図3に示すように、前記ガイドウエザーストリップ36には、前記雨受け溝34(a)の中継溝部52とその中継溝部52よりも上流側の溝部(符号、34aを付す)との間を仕切る仕切り縦壁56が一体形成されている。仕切り縦壁56は、前記段違い壁36fと連続状をなすように形成されている。仕切り縦壁56には、雨受け溝34(a)の雨水を下流側すなわち中継溝部52へ排出する水抜き孔57が形成されている(図4参照)。水抜き孔57は、雨受け溝34(a)の前下隅角部に配置されている(図3参照)。これにより、中継溝部52は、雨受け溝34(a)の雨水を水抜き孔57を介して受け入れ可能となっている。
前記ガイドウエザーストリップ36には、前記中継溝部52と前記受け入れ溝部50
との間を仕切る逆流防止リブ60が一体形成されている(図3参照)。逆流防止リブ60は、仕切り縦壁56と平行状に形成されている。また、逆流防止リブ60の後端と後側壁36bとの間には、中継溝部52の雨水を下流側すなわち受け入れ溝部50へ排出する所定間隔の開口部61が設定されている。また、逆流防止リブ60は、バックウインド16の側部から受け入れ溝部50に流下した勢いが強い雨水(図3中、矢印Y2参照)による仕切り縦壁56の水抜き孔57の直撃を避けるための邪魔部材として機能する。
図4に示すように、前記受け入れ溝部50の溝底面には、水の流れ方向に低くなる2段の段差63、65が形成されている。第1の段差63は、逆流防止リブ60の上流側の溝底面67と、逆流防止リブ60の下流側の壁面と同一面をなしかつ上流側の溝底面67の延長面より下方へ延びる縦壁面68と、縦壁面68の下端から下流側へ延びる下流側の溝底面69とにより構成されている。なお、上流側の溝底面67と上流側の溝底面69との段差量(高さ)H1は、例えば1.5mm程度に設定されている。
前記第2の段差65は、前記第1の段差63における下流側の溝底面(段差65では上流側の溝底面に相当する)69と、その溝底面69の下流端より下方へ延びる縦壁面70と、縦壁面70の下端から下流側へ延びる下流側の溝底面71とにより構成されている。縦壁面70は、ガイドウエザーストリップ36の底壁36cの下流側端面に相当する。また、下流側の溝底面71は、雨受けガーニッシュ38の底壁38cの上面に相当する。すなわち、第2の段差65は、受け入れ溝部50の上流側部分を形成する上流側形成部材であるガイドウエザーストリップ36と、受け入れ溝部50の下流側部分を形成する下流側形成部材である雨受けガーニッシュ38との接続をもって形成されている。なお、上流側の溝底面69と下流側の溝底面71との段差量(高さ)H2は、例えば2.5mm程度に設定されている。
前記した車両10の排水構造において、バックウインドガラス25上からフェアリングガーニッシュ46と見切りウエザーストリップ44との間の隙間を介して流下した雨水(図3中、矢印Y1参照)は、ガイドウエザーストリップ36の雨受け溝34(a)に受け入れられる。この雨水は、ガイドウエザーストリップ36の雨受け溝34(a)に沿って流下し、仕切り縦壁56の水抜き孔57から中継溝部52に排出される。その雨水は、中継溝部52から逆流防止リブ60を迂回して開口部61から受け入れ溝部50に排出される。その雨水は、受け入れ溝部50から雨受けガーニッシュ38の雨受け溝34(b)に沿って流下し、最終的に雨受けガーニッシュ38の排出口38f(図2参照)から外部へ排出される。
一方、バックウインドガラス25の側部すなわちCピラーカバー27のガイド溝28に沿って流下した雨水(図2中、矢印Y2参照)は、雨受け溝34の受け入れ溝部50に受入れられる。この雨水は、受け入れ溝部50から雨受けガーニッシュ38の雨受け溝34(b)に沿って流下し、最終的に雨受けガーニッシュ38の排出口38f(図2参照)から外部へ排出される。ところで、受け入れ溝部50と中継溝部52との間が逆流防止リブ60により迷路化されていることにより、Cピラーカバー27のガイド溝28に沿って流下して受け入れ溝部50に受け入れられた勢いの強い雨水の逆流(図3中、矢印Y3参照)の勢いが低下されるとともに、その雨水による仕切り縦壁56の水抜き孔57の直撃を避けることができる。また、受け入れ溝部50の溝底面に形成した2段の段差63,65によっても、受け入れ溝部50に受け入れられた勢いの強い雨水の逆流(図3中、矢印Y3参照)の勢いが低下される。
ここで、前記逆流防止リブ60とともに前記中継溝部52が省略された場合の不具合について説明する。この場合、Cピラーカバー27のガイド溝28に沿って流下して受け入れ溝部50に流下した勢いの強い雨水が、仕切り縦壁56の水抜き孔57を直撃するため、水抜き孔57を通って上流側の溝部34aへ逆流する。そして、逆流の量が多いと、逆流した水が上流側の溝部34aからオーバーフローする(図6中、矢印Y4参照)。このオーバーフローした水は、ガイドウエザーストリップ36の後側壁36bと、ラッゲージドア18のフェアリングガーニッシュ46の基板部46aとの間の隙間を介して流下し、バックウインドパネル22のラッゲージウエザーストリップ42とラッゲージドア18のインナパネル18bとの間の凹状空間部に水溜まり71(図6参照)を発生する。この状態で、ラッゲージドア18が開放された場合、その開放と同時に、水溜まり71の水がラッゲージウエザーストリップ42を乗り越えてラッゲージルーム20内に流れ込むという不具合を発生するおそれがある。したがって、受け入れ溝部50に受け入れられた雨水の上流側の溝部34aへの逆流を防止するために、逆流防止リブ60及び中継溝部52を設けている。
前記した車両10の排水構造によると、雨受け溝34の仕切り縦壁56に、上流側の溝部34aの雨水を下流側へ排出する水抜き孔57が形成されている(図3参照)。このため、従来必要とされたホースを廃止して排水性を向上することができる。また、仕切り縦壁56に水抜き孔57を形成することより、ホースによる排水に比べて、効率のよい排水を実現することができる。
また、受け入れ溝部50と中継溝部52との間が逆流防止リブ60により迷路化されていることにより、バックウインド16の側部から受け入れ溝部50に受け入れられた勢いの強い雨水の逆流(図3中、矢印Y3参照)の勢いを低下させるとともに、その雨水の逆流による仕切り縦壁56の水抜き孔57の直撃を避けることができる。このため、バックウインド16の側部から受け入れ溝部50に受け入れられた勢いの強い雨水の逆流を防止することができる。
また、受け入れ溝部50の溝底面に形成した2段の段差63、63(図3及び図4参照)によっても、受け入れ溝部50に受け入れられた勢いの強い雨水の逆流の勢いを低下させることができる。また、2段の段差63、65により、中継溝部52からの雨水を、受け入れ溝部50を介して雨受け溝34(b)へ段階的に効率よく排水することができる。なお、段差の段数は、2段に限らず、1段あるいは3段以上とすることもできる。また、段差は、必要に応じて設けられるのものであるから省略することも可能である。
また、ガイドウエザーストリップ36と雨受けガーニッシュ38との接続を利用して、第2の段差65を容易に形成することができる。
また、本実施形態によると、従来例と比べて、ガイドウエザーストリップ36及び雨受けガーニッシュ38の形状変更によって、排水性能を確保することが可能であるため、追加部品を設定しなくて済む。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、オープントップ車に限らず、バックウインド16とラッゲージドア18との間に見切り部30が形成される車両10であれば適用可能である。また、雨受け溝34は、ガイドウエザーストリップ36と雨受けガーニッシュ38との協働により形成したが、雨水を受け止めて排出することができる構成であれば、任意の構成を採用することができる。
10…車両
16…バックウインド
18…ラッゲージドア
30…見切り部
34…雨受け溝
36…ガイドウエザーストリップ(上流側形成部材)
38…雨受けガーニッシュ(下流側形成部材)
50…受け入れ溝部
52…中継溝部
56…仕切り縦壁
57…水抜き孔
60…逆流防止リブ
63…第1の段差
65…第2の段差

Claims (3)

  1. 車両のバックウインドとラッゲージドアとの間の見切り部に設けられ、前記バックウインドから流下した雨水を受けて車両側方へ排出する雨受け溝を備える車両の排水構造であって、
    前記雨受け溝に、前記バックウインドの側部から流下してくる雨水を受け入れる受け入れ溝部を形成し、
    前記受け入れ溝部とその受け入れ溝部よりも上流側の溝部との間を仕切り縦壁で仕切り、
    前記仕切り縦壁に、前記上流側の溝部の雨水を下流側へ排出する水抜き孔を形成し、
    前記仕切り縦壁と前記受け入れ溝部との間に、前記水抜き孔から排出された雨水を受け入れる中継溝部を形成し、
    前記中継溝部と前記受け入れ溝部との間を逆流防止リブで仕切り、
    前記逆流防止リブは、前記中継溝部の雨水を前記受け入れ溝部へ排出させるとともに、前記バックウインドの側部から受け入れ溝部に流下した雨水による前記仕切り縦壁の水抜き孔の直撃を避けるように構成した
    車両の排水構造。
  2. 請求項1に記載の車両の排水構造であって、
    前記受け入れ溝部の溝底面に、水の流れ方向に低くなる段差を形成した車両の排水構造。
  3. 請求項2に記載の車両の排水構造であって、
    前記受け入れ溝部の上流側部分を形成する上流側形成部材と、
    前記受け入れ溝部の下流側部分を形成する下流側形成部材と
    を備え、
    前記段差を、前記上流側形成部材と前記下流側形成部材との接続をもって形成される構成とした
    車両の排水構造。
JP2012534851A 2010-09-22 2010-09-22 車両の排水構造 Active JP5435140B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/066376 WO2012039033A1 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 車両の排水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012039033A1 JPWO2012039033A1 (ja) 2014-02-03
JP5435140B2 true JP5435140B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=45873547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012534851A Active JP5435140B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 車両の排水構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5435140B2 (ja)
WO (1) WO2012039033A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014091431A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Ts Tech Co Ltd ドアホールシール構造
US9751389B2 (en) 2016-01-08 2017-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle frame water baffle arrangement, water baffle and method
CN108001380A (zh) * 2016-10-27 2018-05-08 标致雪铁龙集团 一种汽车前挡板雨水导流结构
JP6999629B2 (ja) * 2019-11-20 2022-01-18 矢崎総業株式会社 液体排出構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05139162A (ja) * 1991-02-12 1993-06-08 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 開閉式ルーフ車のシール構造
JP2007015518A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ
JP2007331679A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 開閉ルーフの排水構造
JP2007331680A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 排水ホースの接続構造
JP2007331700A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザストリップ
JP2007331678A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 開閉ルーフの排水構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05139162A (ja) * 1991-02-12 1993-06-08 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 開閉式ルーフ車のシール構造
JP2007015518A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ
JP2007331679A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 開閉ルーフの排水構造
JP2007331680A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 排水ホースの接続構造
JP2007331700A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザストリップ
JP2007331678A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Webasto Japan Kk 開閉ルーフの排水構造

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012039033A1 (ja) 2012-03-29
JPWO2012039033A1 (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7883141B2 (en) Vehicle body structure
JP5435140B2 (ja) 車両の排水構造
JP2006205918A (ja) カウルルーバ構造
JP6432088B2 (ja) フロントガラスの排水構造
JP2010012886A (ja) 車両の側部構造
JP2007326385A (ja) 自動車の前部構造
JPH11286281A (ja) 自動車の排水構造
JP5748446B2 (ja) ドリップシール
JP2012006486A (ja) 車両用開閉体構造
JP5337444B2 (ja) 車両の排水構造
JP5493476B2 (ja) 車両のドア構造
JP6187157B2 (ja) 車両用ドアの排水構造
JP4241290B2 (ja) 車両の窓構造
JP2013079009A (ja) 車両用開閉体構造
JP2011031686A (ja) 車両用ドア構造
JP5393191B2 (ja) 車両用サイドシル構造
JP6056589B2 (ja) 車両のフロントデッキ構造
JP5487188B2 (ja) ドアシール機構
JP6760174B2 (ja) カウル構造
JP4818308B2 (ja) テールゲートの排水構造
JP7013703B2 (ja) 車両用ドア構造
JP2003104238A (ja) カウルの排水構造
JP2004203325A (ja) 自動車用リヤドアウエザストリップ
JP2000006839A (ja) 車両のドア開口まわりのルーフ端部構造
JP2019084913A (ja) 車両の樹脂バックドア

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5435140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250