JP5434178B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮像装置に関する。
光軸に直交する方向に移動する被写体速度を検知するカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−72059号公報
従来技術では、被写体がカメラの光軸方向に移動する場合や、カメラを手持ちする場合の測定精度が悪いという問題があった。
請求項1の発明による撮像装置は、光学系を介して入射した対象物の光像を撮像する撮像素子と、前記光学系のデフォーカス量を検出するデフォーカス量検出手段と、デフォーカス量と前記対象物から前記撮像素子までの距離との関係を示す情報が記憶された記憶手段と、前記デフォーカス量検出手段により検出されたデフォーカス量と前記記憶手段に記憶された前記情報とに基づいて前記対象物から前記撮像素子までの距離を算出する算出手段と、前記算出手段が第1時刻において算出した前記対象物から前記撮像素子までの距離を前記光学系の光軸上における前記対象物から前記撮像素子までの距離に換算した第1距離と前記算出手段が第2時刻において算出した前記光学系の光軸方向に沿って移動した前記対象物から前記撮像素子までの距離を前記光学系の光軸上における前記対象物から前記撮像素子までの距離に換算した第2距離とに基づいて、前記対象物の前記光学系の光軸方向の移動速度を演算する演算手段と、前記第1時刻における前記光学系の光軸の向きを基準として前記第2時刻における前記光学系の光軸の向きを検出して前記光学系の光軸の向きの変化量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された前記変化量に応じて前記第2距離の換算に対して補正演算を行うように前記演算手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明による撮像装置では、該装置に姿勢変化が生じた場合における被写体の移動速度の検出精度の低下を抑えることができる。
被写体(移動物体)とカメラとの関係を例示する図である。 本発明の一実施の形態による電子カメラの構成を説明するブロック図である。 被写体速度検出処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。はじめに、移動する被写体の速度をカメラで検出する原理について、図1を参照して説明する。図1は、被写体(移動物体)とカメラとの関係を例示する図である。図1において、被写体Pがカメラの撮影レンズの光軸Axに沿ってカメラ方向へ速度vで移動中である。
カメラは、時刻t1と時刻t2のそれぞれにおいて、被写体Pまでの被写体距離を測距する。時刻t1において取得する被写体距離をD1、時刻t2において取得する被写体距離をD2とする。時刻t1における被写体Pからの光線と光軸Axがなす角度をθとし、時刻t2における被写体P'からの光線と光軸Axがなす角度をθ'とする。
カメラの焦点距離をf、被写体Pに対応する像高をh1、被写体P'に対応する像高をh2とすると、像高h1およびh2について、次式(1)および(2)が成立する。
h1=f×tanθ (1)
h2=f×tanθ' (2)
また、被写体距離D1の光軸Ax方向成分(距離x)は次式(3)で、被写体距離D2の光軸Ax方向成分(距離y)は次式(4)で、それぞれ表される。
x=D1×cosθ (3)
y=D2×cosθ' (4)
被写体Pの光軸方向の移動速度vは、次式(5)で表される。
v=(x−y)/(t1−t2) (5)
以上のように算出することにより、被写体Pの光軸方向の移動速度vを求める。なお、図1において被写体Pがカメラの撮像範囲の中央より上方に存在する場合は、上記角度θ、θ'は仰角に相当する。また、被写体Pがカメラの撮像範囲の中央より下方に存在する場合は、上記角度θ、θ'は俯角に相当する。さらに、被写体Pがカメラの撮像範囲の中央より左(または右)方に存在する場合は、上記角度θ、θ'は方位角に相当する。被写体Pがカメラの撮像範囲の中央より斜めの位置に存在する場合は、仰角(俯角)および方位角についての演算を組み合わせて行う。
上述した原理を用いた被写体移動速度検知機能付きカメラの構成について、以下に説明する。図2は、本発明の一実施の形態による電子カメラ100の構成を説明するブロック図である。
図2において、電子カメラ100は、メインCPU11によって制御される。撮影レンズ1は、撮像素子2の撮像面上に被写体像を結像させる。撮像素子2はCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサによって構成され、撮像面上の被写体像を撮像し、撮像信号を撮像回路3へ出力する。撮像回路3は、撮像素子2から出力される光電変換信号に対するアナログ処理(ゲインコントロールなど)を行う他、内蔵するA/D変換回路でアナログ撮像信号をディジタルデータに変換する。
メインCPU11は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。画像処理回路12は、たとえばASICとして構成され、撮像回路3から入力されるディジタル画像信号に対して所定の画像処理を行う。
焦点検出装置13は、不図示の焦点検出用センサによる検出信号を用いて公知の位相差方式の焦点検出演算を行う。この演算によって撮影レンズ1による焦点調節状態(デフォーカス量)を求め、デフォーカス量に応じて撮影レンズ1を構成するフォーカスレンズ(不図示)の移動方向および移動量を算出する。移動量情報は、メインCPU11へ送出される。
レンズ駆動機構18は、メインCPU11からの指示に応じてフォーカスレンズを光軸方向に進退移動させる。
また、メインCPU11は、焦点検出装置13で検出されたデフォーカス量に応じて焦点検出対象となっている主要被写体までの被写体距離を求める。たとえば、デフォーカス量と被写体距離との関係を示すデータをあらかじめフラッシュメモリ16に格納しておくことにより、当該データを参照して被写体距離が求められる。
表示画像作成回路14は、撮像画像やメニュー画面などを液晶モニタ22に表示させるための表示用信号を生成する。液晶モニタ22は液晶パネルによって構成され、表示画像作成回路14から入力される表示用信号に基づいて画像や操作メニュー画面などを表示する。
バッファメモリ15は、画像処理前、画像処理後および画像処理途中のデータを一時的に記憶する他、記録媒体30へ記録する前の画像ファイルを記憶したり、記録媒体30から読み出した画像ファイルを記憶したりするために使用される。
フラッシュメモリ16は、メインCPU11が実行するプログラムや、メインCPU11が行う処理に必要なデータなどが格納される。フラッシュメモリ16が格納するプログラムやデータの内容は、メインCPU11からの指示によって追加、変更が可能に構成されている。
カードインターフェース(I/F)17はコネクタ(不図示)を有し、該コネクタにメモリカードなどの記録媒体30が接続される。カードインターフェース17は、メインCPU11からの指示により、接続された記録媒体30に対するデータの書き込みや、記録媒体30からのデータの読み込みを行う。記録媒体30は、半導体メモリを内蔵したメモリカード、またはハードディスクドライブなどで構成される。
傾斜センサ19は、電子カメラ100の傾斜角(ピッチ方向に傾斜した場合の角度)に応じた信号を発生してメインCPU11へ送出する。傾斜角は、光軸Axが上下方向に傾いた角度に対応する。角速度センサ20は、電子カメラ100に生じた振れを検出するための角加速度を検出する。たとえば、電子カメラ100のピッチ方向およびヨー方向に生じた角加速度をそれぞれ検出し、検出信号をメインCPU11へ送出する。ピッチ方向の角加速度は、光軸Axの上下方向の振れに対応する。ヨー方向の角加速度は、光軸Axの水平方向の振れに対応する。角速度センサ20は、いわゆる手ぶれによって生じる撮像素子2上の被写体像の揺動を軽減させる手ぶれ軽減機能を実現させるために備えられている。本稿では、手ぶれ軽減処理の詳細については説明を省略する。
操作部材21は、電子カメラ100の各種ボタンやスイッチ類を含み、モード切替スイッチの切換操作など、各操作部材の操作内容に応じた操作信号をメインCPU11へ出力する。半押しスイッチ18aおよび全押しスイッチ18bは、レリーズボタン(不図示)の押下操作に連動して、それぞれがオン信号をメインCPU11へ出力する。半押しスイッチ18aからのオン信号(半押し操作信号)は、レリーズボタンが通常ストロークの半分程度まで押し下げ操作されると出力され、半ストロークの押し下げ操作解除で出力が解除される。全押しスイッチ18bからのオン信号(全押し操作信号)は、レリーズボタンが通常ストロークまで押し下げ操作されると出力され、通常ストロークの押し下げ操作が解除されると出力が解除される。
図3は、メインCPU11が実行する被写体速度検出処理の流れを説明するフローチャートである。メインCPU11は、たとえば、操作部材21を構成するメニュー操作スイッチからの操作信号が入力された場合、メニュー処理を行うためのメニュー操作画面を液晶モニタ22に表示させる。そして、メニュー項目の中から「スピード測定機能オン」項目の選択指示を示す操作信号が操作部材21から入力された場合には、スピード測定機能をオンさせる。メインCPU11は、スピード測定機能オン時に図3による処理を繰り返し行う。
図3のステップS1において、メインCPU11は、半押しスイッチ18aから半押し操作信号が入力されたか否かを判定する。メインCPU11は、半押し操作信号が入力された場合にステップS1を肯定判定してステップS2へ進む。メインCPU11は、半押し操作信号が入力されない場合にはステップS1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS2において、メインCPU11は、角速度センサ20に基づく検出情報と、傾斜センサ19に基づく検出情報とを初期化(0点補正)してステップS3へ進む。具体的には、ピッチ方向(上下方向)およびヨー方向(左右方向)の角加速度検出信号に基づく両方向における回動角をそれぞれ相対0度とし、傾斜検出信号に基づくピッチ方向の傾斜角αを相対0度とする。図1における角度(たとえば仰角)θ(θ')は、上下方向の角度に対応する。
ステップS3において、メインCPU11は、撮像素子2で取得された被写体像から主要被写体を捕捉、追尾するとともに、主要被写体を示す枠を被写体像に重ねて液晶モニタ22に表示させる。たとえば、撮像素子2による撮像を繰り返し、取得された画像信号に基づいて表示用画像を逐次生成し、該表示用画像を液晶モニタ22に再生表示(ライブビュー表示)する処理を所定時間間隔(たとえば、30フレーム/毎秒)で繰り返す。
そして、メインCPU11は、各フレームに対応するバッファメモリ15内の画像信号に基づいて、特定の像を主要被写体Pとして認識し、認識した被写体Pの位置(画面内の位置)、大きさ(像を構成する画素数)などを特定する。被写体の認識には、予め登録されたテンプレート画像との類似度を算出し、類似度が所定値以上である画像領域を被写体の位置として検出するテンプレートマッチング等の手法を用いることができる。メインCPU11は、認識した被写体Pの表示位置に重ねて、上述した枠を表示させる。
ステップS4において、メインCPU11は被写体距離D1を検出してステップS5へ進む。具体的には、上記認識した被写体Pの位置に対応させて、焦点検出装置13によるデフォーカス量の検出対象とする焦点検出領域(焦点検出位置)を設定する。メインCPU11は、焦点検出装置13で検出されたデフォーカス量に応じて被写体Pまでの被写体距離D1を求める。なお、メインCPU11は、焦点検出装置13がデフォーカス量を取得した時刻t1を記憶しておく。また、時刻t1において撮像素子2による撮像が行われるように一連の動作を制御する。
ステップS5において、メインCPU11は、全押しスイッチ18bから全押し操作信号が入力されたか否かを判定する。メインCPU11は、全押し操作信号が入力された場合にステップS5を肯定判定してステップS6へ進む。メインCPU11は、全押し操作信号が入力されない場合にはステップS5を否定判定し、ステップS2へ戻って上述した処理を繰り返す。
ステップS6において、メインCPU11は傾斜角αが変化したか否かを判定する。メインCPU11は、傾斜センサ19からの検出信号に基づいて、時刻t1とt2における傾斜角αの変化を検出し、該変化量が所定値を超えている場合にステップS6を肯定判定してステップS7へ進む。メインCPU11は、上記変化量が所定値を超えていない場合にはステップS6を否定判定し、ステップS8へ進む。
ステップS7において、メインCPU11は、後述する移動速度vの算出時に上式(4)における角度(たとえば仰角)θ'を傾斜センサ19の検出信号に基づく傾斜角αで補正するようにセットしてステップS8へ進む。具体的には、上式(4)の代わりに次式(4')を用いることに相当する。
y=D2×cos(θ'−Δα) (4')
ただし、Δαは時刻t1およびt2における傾斜角αの差である。
ステップS8において、メインCPU11は被写体距離D2を検出してステップS9へ進む。メインCPU11は、移動後の被写体P'の位置に対応させて、焦点検出装置13によるデフォーカス量の検出対象とする焦点検出領域(焦点検出位置)を設定する。メインCPU11は、焦点検出装置13で検出されたデフォーカス量に応じて被写体P'までの被写体距離D2を求める。なお、メインCPU11は、焦点検出装置13がデフォーカス量を取得した時刻t2を記憶しておく。また、時刻t2において撮像素子2による撮像が行われるように一連の動作を制御する。
ステップS9において、メインCPU11は、上式(1)〜(5)に基づいて移動速度vを算出してステップS10へ進む。なお、ステップS7を経由している場合は上式(4')を用いる。ここで、図1の像高h1、h2は、撮像素子2の画素ピッチ×画素数で算出される。画素ピッチおよび焦点距離fの値は、電子カメラ100の設計情報として予めフラッシュメモリ16に格納されている。
ステップS10において、メインCPU11は、上記ステップS9で演算された被写体移動速度vを液晶モニタ22に表示させて図3による処理を終了する。
なお、手ぶれにより電子カメラ100が左右(ヨー方向)に振れた場合は、上述した上下方向についての補正に加えて、水平方向についても同様の補正を行うことができる。ただし、左右方向の場合の補正は角速度センサ20による検出信号を用いる。
この場合のメインCPU11は、図3のステップS6において、左右方向の振れ角βが変化したか否かを判定する。メインCPU11は、角速度センサ20からの検出信号に基づいて、時刻t1とt2における左右方向の振れ角βの変化を検出し、該変化量が所定値を超えている場合にステップS6を肯定判定してステップS7へ進む。メインCPU11は、上記変化量が所定値を超えていない場合にはステップS6を否定判定し、ステップS8へ進む。
ステップS7へ進んだメインCPU11は、上記移動速度vの算出時に上式(4)における角度(左右方向の場合は方位角に相当)θ'を角速度センサ20の検出信号に基づく振れ角βで補正するようにセットしてステップS8へ進む。具体的には、上式(4)の代わりに次式(4'')を用いることに相当する。
y=D2×cos(θ'−Δβ) (4'')
ただし、Δβは時刻t1およびt2におけるヨー方向振れ角βの差である。以降の処理は、上下方向の補正の場合と同様である。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ100は、対象物である被写体Pを撮像する撮像素子2と、被写体Pまでの距離を検出する測距装置(焦点検出装置13、メインCPU11)と、測距装置が時刻t1と時刻t2においてそれぞれ検出した移動中の被写体Pまでの被写体距離D1とD2、および撮像素子2で時刻t1と時刻t2においてそれぞれ撮像された被写体Pの像高h1とh2とに基づいて、被写体Pの移動速度vを演算する演算回路(メインCPU11)と、時刻t1と時刻t2とにおける電子カメラ100の姿勢変化であって、撮像素子2に被写体像を結像する撮影レンズ1の光軸Axの向きを異ならせる姿勢変化を検出する検出センサ(傾斜センサ19、角速度センサ20)と、検出センサ(傾斜センサ19、角速度センサ20)で検出された姿勢変化に応じた補正演算を行うように演算回路(メインCPU11)を制御する制御回路(メインCPU11)とを備えるようにしたので、手振れなどによって電子カメラ100の姿勢が変化した場合における被写体Pの移動速度の検出精度の低下を抑えることができる。
(2)検出センサは、当該電子カメラ100の傾斜を検出する傾斜センサ19を含み、撮像素子2による撮像範囲を上下方向に変化させる電子カメラ100の傾斜変化を検出し、演算回路(メインCPU11)は、傾斜変化を用いて補正演算を行うので、上下方向の手振れに起因する被写体Pの移動速度vの検出精度の低下を抑えることができる。また、傾斜センサ19を用いることで、角速度センサを用いる場合に比べて、検出精度の低下をより小さく抑えることができる。
(3)検出センサは、当該電子カメラ100の振れを検出する角速度センサ20を含み、撮像素子2による撮像範囲を左右方向に変化させる電子カメラ100の振れ変化を検出し、演算回路(メインCPU11)は、振れ変化を用いて補正演算を行うので、左右方向の振れに起因する被写体Pの移動速度vの検出精度の低下を抑えることができる。
(4)演算回路(メインCPU11)は、被写体距離D1を光軸Ax上の距離に換算した距離xと、被写体距離D2を光軸Ax上の距離に換算した距離yとを算出し、距離xおよび距離yの差(x−y)を時刻t1および時刻t2の差(t1−t2)で除した商を移動速度vとするので、必ずしも撮像範囲の中央で被写体Pを捕捉しておく必要はない。また、検出された移動速度は、他の被写体の移動速度と相対的に比較することが可能である。
(変形例1)
上記の説明では、求めた移動速度vを液晶モニタ22に表示して知らせる構成を例示した。この代わりに、あるいはこれに加えて、移動速度vを示すデータを撮影した画像のデータとともに記録媒体30へ記録するようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…撮影レンズ
2…撮像素子
11…メインCPU
13…焦点検出装置
19…傾斜センサ
20…角速度センサ
21…操作部材
22…液晶モニタ
100…電子カメラ

Claims (3)

  1. 光学系を介して入射した対象物の光像を撮像する撮像素子と、
    前記光学系のデフォーカス量を検出するデフォーカス量検出手段と、
    デフォーカス量と前記対象物から前記撮像素子までの距離との関係を示す情報が記憶された記憶手段と、
    前記デフォーカス量検出手段により検出されたデフォーカス量と前記記憶手段に記憶された前記情報とに基づいて前記対象物から前記撮像素子までの距離を算出する算出手段と、
    前記算出手段が第1時刻において算出した前記対象物から前記撮像素子までの距離を前記光学系の光軸上における前記対象物から前記撮像素子までの距離に換算した第1距離と前記算出手段が第2時刻において算出した前記光学系の光軸方向に沿って移動した前記対象物から前記撮像素子までの距離を前記光学系の光軸上における前記対象物から前記撮像素子までの距離に換算した第2距離とに基づいて、前記対象物の前記光学系の光軸方向の移動速度を演算する演算手段と、
    前記第1時刻における前記光学系の光軸の向きを基準として前記第2時刻における前記光学系の光軸の向きを検出して前記光学系の光軸の向きの変化量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記変化量に応じて前記第2距離の換算に対して補正演算を行うように前記演算手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記検出手段は、前記撮像装置の傾斜を検出する傾斜センサを含み、前記光学系の光軸の向きを上下方向に変化させる前記撮像装置の傾斜変化を検出することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記検出手段は、前記撮像装置の振れを検出する振れセンサを含み、前記光学系の光軸の向きを左右方向に変化させる前記撮像装置の振れ変化を検出することを特徴とする撮像装置。
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