JP5433811B1 - 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置 - Google Patents

鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5433811B1
JP5433811B1 JP2013142882A JP2013142882A JP5433811B1 JP 5433811 B1 JP5433811 B1 JP 5433811B1 JP 2013142882 A JP2013142882 A JP 2013142882A JP 2013142882 A JP2013142882 A JP 2013142882A JP 5433811 B1 JP5433811 B1 JP 5433811B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skewer
gun
conveying
conveying path
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013142882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015012853A (ja
Inventor
一 飯田
Original Assignee
株式会社飯田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社飯田製作所 filed Critical 株式会社飯田製作所
Priority to JP2013142882A priority Critical patent/JP5433811B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5433811B1 publication Critical patent/JP5433811B1/ja
Publication of JP2015012853A publication Critical patent/JP2015012853A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

【課題】鉄砲串の整列搬送に際して、整列搬送エラーを可及的になくすようにした鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置を提供する。
【解決手段】串投入口120から投入された鉄砲串110を均す串均し手段130と、上方に傾斜して鉄砲串110を上方に搬送する第1の串搬送路140と、第1の串搬送路140上に鉄砲串110を搬出する串搬出ローラ150と、第1の串搬送路140上の鉄砲串110を整列させる整列ローラ160と、下方に傾斜して第1の串搬送路140の上端に達した鉄砲串110を整列して下方に搬送する第2の串搬送路180と、第2の串搬送路180上の鉄砲串110の満杯を検知する光電センサ190と、を具備し、光電センサ190により鉄砲串110の満杯が検知されると、串均し手段、串搬出ローラ及び整列ローラを駆動するモータ170を一時停止制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置に関し、特に、鉄砲串の整列搬送に際して、搬送エラーを可及的になくすようにした鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置に関する。
従来、団子等の食品を整形して串刺しする食品整形串刺し装置では、丸串が一般に使用されていたが、串刺し食品の食べ易さ、串刺し食品の付加価値を高めるために一端に把持部が形成された鉄砲串の採用が検討されている。
しかし、鉄砲串は、一般の丸串と比較して、一端に把持部が形成されているため、その整列搬送処理が難しく、なかかな実用化されていないのが現状である。
従来、鉄砲串を用いた食品整形串刺し装置としては、出願人が、先に、出願した特許文献1に記載された「鉄砲串整列装置および団子製造機」がある。
この特許文献1に記載された「鉄砲串整列装置および団子製造機」は、鉄砲串の整列搬送を可能にするものであるが、攪拌ローラ36と整列ローラ38と仕切り板31を用いて鉄砲串の整列を行うものであるので、鉄砲串の整列搬送がうまくいかないことが多く、また、鉄砲串の満杯を検知する光電センサ70が鉄砲串の把持部を検知するように構成されているため、誤検知も頻繁に発生し、その都度エラーが発生するという問題があった。
特開2004−248557号公報
そこで、本発明は、鉄砲串の整列搬送に際して、整列搬送エラーを可及的になくすようにした鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、串刺し対象である食品を整形し、鉄砲串で串刺して排出する食品整形串刺し装置に鉄砲串を整列して搬送する鉄砲串整列搬送装置であって、複数の鉄砲串をその把持部を揃えて投入する串投入口と、前記串投入口の近傍に設けられ、前記串投入口から投入され、斜面上を下方に移動する鉄砲串の上を往復動することにより該鉄砲串を上から均す串均し手段と、一側部に鉄砲串の把持部の突出部を収容する第1の溝が設けられ、所定の角度で上方に傾斜して前記串投入口から投入され、前記斜面上を下方に移動した鉄砲串を上方に搬送する第1の串搬送路と、前記第1の串搬送路の下端に設けられ、前記串投入口から投入された鉄砲串を一本ずつ前記第1の串搬送路上に搬出する串搬出ローラと、前記第1の串搬送路の上に設けられ、前記第1の串搬送路上に搬出された鉄砲串を戻す方向に回転して前記鉄砲串を整列させる整列ローラと、前記串均し手段、前記串搬出ローラ及び前記整列ローラを駆動する単一のモータを含む駆動手段と、前記第1の串搬送路の上端に接続されるとともに、前記第1の溝に対応する第2の溝が設けられ、所定の角度で下方に傾斜して前記第1の串搬送路の上端に達した鉄砲串を下方に整列して搬送する第2の串搬送路と、前記第2の串搬送路の上部に設けられ、前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯を検知する満杯検知手段と、を具備し、前記串均し手段は、一端が前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第1の軸に回動可能に軸支され、他端が弾性部材で形成された断面くの字型の板材と、前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第2の軸に設けられ、前記板材の中央部に当接する偏心カムと、を具備し、前記弾性部材の先端が前記斜面に最接近したときの前記弾性部材の先端と前記斜面との間の距離が少なくとも前記鉄砲串を通過させる距離に設定され、前記駆動手段のモータにより前記第2の軸を回転させて前記弾性部材の先端を前記鉄砲串の上で往復動させて該鉄砲串を一列に均し、前記満杯検知手段により前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯が検知されると、前記駆動手段のモータを一時停止制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記串搬出ローラは、前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第3の軸に軸支され、前記整列ローラは、前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第4の軸に軸支され、前記駆動手段は、前記第2の軸、前記第3の軸及び前記第4の軸に対してぞれぞれ異なる比で前記モータの回転を伝える動力伝達手段、を具備することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第2の串搬送路の上部の前記鉄砲串の串棒部に対応する位置に該第2の串搬送路の串搬送方向に細長な貫通孔が形成され、前記満杯検知手段は、前記第2の串搬送路の前記貫通孔の上方に配置される光電センサからなり、前記第2の串搬送路上の鉄砲串が前記光電センサの配置位置に達すると、前記鉄砲串が満杯であると検知することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第5の軸に、一端が回動自在に軸支され、前記第1の串搬送路上を搬送される鉄砲串を上から押さえる舌部、を更に具備することを特徴をする。
請求項5の発明は、串刺し対象である食品を整形し、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鉄砲串整列搬送装置から搬出された鉄砲串で前記整形された食品を串刺しして排出する食品整形串刺し装置であって、前記鉄砲串整列搬送装置から搬出された鉄砲串を1本ずつ分離して取り出し、前記整形された食品の串刺し位置まで搬送する串ドラムと、前記串ドラムで搬送された鉄砲串を前記整形された食品に串刺す串刺し手段と、を具備することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記串ドラムは、外周面の母線方向が前記第2の串搬送路の下端出口部と平行となるように近接させて配置され、前記鉄砲串を順次保持する前記外周面上の母線方向に周方向に等間隔で設けられた複数の串ガイド溝を有し、前記串刺し手段の串刺し動作に同期して間欠駆動されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記満杯検知手段の検出出力を入力し、前記満杯検知手段により前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯が検知されると、前記駆動手段のモータを一時停止制御する制御手段、
を具備することを特徴とする。
本発明の鉄砲串整列搬送装置は、複数の鉄砲串をその把持部を揃えて投入する串投入口と、前記串投入口の近傍に設けられ、前記串投入口から投入された鉄砲串の上を往復動することにより該鉄砲串を上から均す串均し手段と、一側部に鉄砲串の把持部の突出部を収容する第1の溝が設けられ、所定の角度で上方に傾斜して前記串投入口から投入された鉄砲串を上方に搬送する第1の串搬送路と、前記第1の串搬送路の下端に設けられ、前記串投入口から投入された鉄砲串を一本ずつ前記第1の串搬送路上に搬出する串搬出ローラと、前記第1の串搬送路の上に設けられ、前記第1の串搬送路上に搬出された鉄砲串を戻す方向に回転して前記鉄砲串を整列させる整列ローラと、前記串均し手段、前記串搬出ローラ及び前記整列ローラを駆動する単一のモータを含む駆動手段と、前記第1の串搬送路の上端に接続されるとともに、前記第1の溝に対応する第2の溝が設けられ、所定の角度で下方に傾斜して前記第1の串搬送路の上端に達した鉄砲串を下方に整列して搬送する第2の串搬送路と、前記第2の串搬送路の上部に設けられ、前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯を検知する満杯検知手段と、を具備し、前記満杯検知手段により前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯が検知されると、前記駆動手段のモータを一時停止制御するように構成したので、鉄砲串の整列搬送に際して、整列搬送エラーを可及的になくすようにした鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置を提供することができる。
図1は、本発明に係る鉄砲串整列搬送装置の詳細を示す側面図である。 図2は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置の上面図である。 図2は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置で用いる鉄砲串の一例を示す正面図及び側面図でである。 図4は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置で用いる動力伝達系の説明図である。 図5は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置で用いる串均し装置の串均し動作を説明する図である。 図6は、図1に示した食品整形串刺し装置で用いる串ドラムの概略構成を示す側面図である。 図7は、図6に示した串刺し部の動作を説明する図である。 図8は、図6に示したプッシャの形状を説明する図である。 図9は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための実施例について、願書に添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る本発明に係る鉄砲串整列搬送装置の詳細を示す側面図、図2は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置の上面図である。
図1及び図2において、鉄砲串整列搬送装置100は、団子整形串刺し装置等の食品整形串刺し装置200に接続され、食品整形串刺し装置200に対して鉄砲串110を整列搬送して供給するものである。
この鉄砲串整列搬送装置100は、串投入口120と、串均し手段130と、第1の串搬送路140と、串搬出ローラ150と、整列ローラ160と、モータ170と、第2の串搬送路180と、光電センサ(満杯検知手段)190と、を具備して構成される。
この鉄砲串整列搬送装置100で用いられる鉄砲串110は、図3に示すように、把持部110aと串棒部110bとを有し、把持部110aは、串棒部110bから下方に突出する突出部110cを有している。ここで、この鉄砲串110の把持部110aの高さはt1であり、串棒部110bの高さはt2である。
串投入口120には、複数の鉄砲串110をその把持部110aを一端側に揃えて投入される。
串均し手段130は、串投入口120の近傍に設けられ、串投入口120から投入された複数の鉄砲串110の上を往復動することにより該鉄砲串110を上から均す機能を有する。
具体的には、この串均し手段130は、一端が第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第1の軸131に回動可能に軸支され、他端が弾性部材132aで形成された断面くの字型の板材132と、第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第2の軸133に設けられ、板材132の中央部に当接する偏心カム134とを具備して構成され、後に詳述するように、第2の軸133の回転により弾性部材132aを鉄砲串110の上を往復動させて該鉄砲串110を上から均す機能を有する。
第1の串搬送路140は、一側部に鉄砲串110の把持部110aの突出部110cを収容する第1の溝140aが設けられ、串投入口120から投入された鉄砲串110を上方に搬送する。
串搬出ローラ150は、第1の串搬送路140の下端に設けられ、複数の突起150aを有し、串投入口120から投入された鉄砲串110を一本ずつ第1の串搬送路140上に搬出する。この串搬出ローラ150は、第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第3の軸151に軸支されている。
整列ローラ160は、第1の串搬送路140の上に設けられ、第1の串搬送路140上に搬出された鉄砲串110を串搬出ローラ150側に戻す方向に回転して第1の串搬送路140の上に搬出された鉄砲串110を整列させる機能を有する。この整列ローラ160は、第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第4の軸161に軸支されている。この整列ローラ160の外周面と第1の串搬送路140面上との距離は、鉄砲串110の串棒部110bの高さt2よりわずかに大きく設定されている。
モータ170は、食品整形串刺し装置200の制御部210により制御され、串均し手段130、串搬出ローラ150、整列ローラ160を駆動する。
すなわち、図4にその詳細を示すように、モータ170の回転軸に取付けられたプーリー170aと串搬出ローラ150を軸支する第3の軸151に取付けられたプーリー151aとの間が動力伝達手段であるベルト171で接続され、プーリー151aと偏心カム134が設けられた第2の軸133に取付けられるプーリー133aとの間が動力伝達手段であるベルト172で接続され、モータ170の回転軸に取付けられたプーリー170bと整列ローラ160を軸支する第4の軸161に取付けられるプーリー161aとの間が動力伝達手段であるベルト173で接続され、これにより、モータ170の回転を第2の軸133、第3の軸151、第4の軸161にそれぞれ異なる比で伝達するように構成されている。
第2の串搬送路180は、第1の串搬送路140の上端に接続されるとともに、一側部に鉄砲串110の把持部110aの突出部110cを収容する第1の溝140aに対応する第2の溝180aが設けられ、所定の角度で下方に傾斜して第1の串搬送路140の上端に達した鉄砲串110を下方に整列して食品整形串刺し装置200に搬送する。
光電センサ(満杯検知手段)190は、第2の串搬送路180の上部に設けられ、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯を検知する。
すなわち、第2の串搬送路180の上部の鉄砲串110の串棒部110bに対応する位置に第2の串搬送路180の串搬送方向に細長な貫通孔191が形成され、光電センサ190は、この貫通孔191の上方に配置される。そして、第2の串搬送路180上の鉄砲串110が光電センサ190の配置位置に達すると、鉄砲串が満杯であると検知して、その検知出力を食品整形串刺し装置200の制御部210に送出する。
なお、第1の串搬送路140の上部には、第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第5の軸142に、一端が回動自在に軸支され、第1の串搬送路140上を上側に搬送される鉄砲串110を自重で上から押さえる舌部141が設けられており、第2の串搬送路180の上には第2の串搬送路180上を下方に整列搬送される鉄砲串110の飛び出しを防止するためのガイド部材181(181a、181b)が設けられている。ここで、ガイド部材181(181a、181b)の下面と第2の串搬送路180面上との距離は、鉄砲串110の串棒部110bの高さt2よりわずかに大きく設定されている。
図5は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置100で用いる串均し手段130による串均し動作を説明する図である。
前述したように、串均し手段130は、断面くの字型の板材132の下端に設けられた弾性部材132aを鉄砲串110の上で往復動させることにより鉄砲串110を上から均す動作を行う。すなわち、板材132は、その上端が第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第1の軸131に回動可能に軸支されており、第1の串搬送路140の串搬送方向と直交する方向に設けられた第2の軸133には、板材132の中央部に当接する偏心カム134が設けられている。
ここで、第2の軸133の回転により、偏心カム134が図5(A)の実線で示す位置にあるときには、板材132は、偏心カム134の当接により図5(A)の実線で示す位置にある。
この状態で、第1の軸131が更に回転して、偏心カム134が図5(A)で破線で示す位置になると、板材132は、偏心カム134の当接により図5(A)で破線で示す位置になる。
同様に、第2の軸133の回転により、偏心カム134が図5(B)の実線で示す位置にあるときには、板材132は、偏心カム134の当接により図5(B)の実線で示す位置にあり、この状態で、第1の軸131が更に回転して、偏心カム134が図5(B)で破線で示す位置になると、板材132は、偏心カム134の当接により図5(B)で破線で示す位置になる。
このようにして、第1の軸131の回転により、板材132の下端に設けられた弾性部材132aは、図5(A)、図5(B)に矢印Xで示すように、鉄砲串110の上で往復動する動作を繰り返すことになる。これにより、複数の鉄砲串110は、図5(A)、図5(B)に示すように略一列に均される。
図6は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置100を用いた食品整形串刺し装置200の串ドラム220の概略構成を示す側面図であり、図7は、図6に示した串刺し装置230の動作を説明する図である。
図6及び図7において、串ドラム220は、鉄砲串整列搬送装置100から搬出された鉄砲串110を1本ずつ分離して取り出し、食品整形串刺し装置200で整形された食品の串刺し位置にある串刺し部230まで搬送するためのものである。
串ドラム220は、外周面の母線方向が鉄砲串整列搬送装置100の第2の串搬送路180の下端出口部と平行となるように近接させて配置され、第2の串搬送路180上を搬送された鉄砲串110を順次保持する外周面上の母線方向に周方向に等間隔で設けられた複数の串ガイド溝220aを有する。
なお、この串ドラム220は、図7(A)、(B)に示すように、鉄砲串110の突出部110cが後方を向くように周面上に寝かせた状態で鉄砲串110を搬送するので、串ガイド溝220aの間隔は、鉄砲串110の把持部110aの高さt1以上に設定されている。
串刺し部230においては、図8にその形状を示す、その先端が鉄砲串110の把持部110aの後端形状に加工されたプッシャ230aを用いて、鉄砲串110を図7(B)に示す矢印Y方向に押し出し、これにより、食品整形串刺し装置200で整形された整形食品240の串刺しを行う。なお、プッシャ230aの押し出し動作は、このプッシャ230aに固定された図示しない周知のソレノイド等を用いて行うことができる。
また、この明細書では、食品整形串刺し装置200における整形食品240の整形の詳細は説明しないが、例えば、この整形食品240が団子である場合は、先行技術として説明した特開2004−248557号公報に開示された団子整形機構を用いることができる。
串ドラム220は、串刺し部230における串刺し動作に同期して間欠駆動される。すなわち、図7(B)に示すように、串刺し部230における串刺し動作が完了すると、プッシャ230aは、図7(A)に示す初期位置まで戻され、このとき、串ドラム220は、次の鉄砲串110位置まで回転し、この動作が繰り返される。
図9は、図1に示した鉄砲串整列搬送装置100の動作を説明するフローチャートである。図1に示した鉄砲串整列搬送装置100は、食品整形串刺し装置200の制御部210により制御される。
モータ170の起動により鉄砲串整列搬送装置100が起動されると(ステップ901)、光電センサ190の検知出力により、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されたかを調べる(ステップ902)。
ここで、鉄砲串110の満杯が検知されていない場合は(ステップ902でNO)、ステップ902に戻り、鉄砲串整列搬送装置100の鉄砲串整列搬送動作を続けて、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されるのを待つ。
ステップ902で、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されると(ステップ902でYES)、モータ170を停止して、鉄砲串整列搬送装置100の鉄砲串整列搬送動作を一時停止する(ステップ903)。
この状態で、光電センサ190の検知出力により、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されたかを調べる(ステップ904)。
ここで、鉄砲串110の満杯が検知されている場合は(ステップ904でYES)、ステップ904に戻り、鉄砲串整列搬送装置100の鉄砲串整列搬送動作の一時停止を続けて、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されなくなるのを待つ。
ステップ904で、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110の満杯が検知されなくなると(ステップ904でNO)、ステップ901に戻り、モータ170を再起動して鉄砲串整列搬送装置100の鉄砲串整列搬送動作を再開する。
このような構成によると、第2の串搬送路180上に滞留する鉄砲串110が満杯になって第2の串搬送路180上で鉄砲串110が詰まってしまうという不都合を確実に解消することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
100…鉄砲串整列搬送装置
110…鉄砲串
110a…把持部
110b…串棒部
110c…突出部
120…串投入口
130…串均し手段
131…第1の軸
132…板材
132a…弾性部材
133…第2の軸
134…偏心カム
140…第1の串搬送路
140a…第1の溝
150…串搬出ローラ
151…第3の軸
160…整列ローラ
161…第4の軸
170…モータ
180…第2の串搬送路
180a…第2の溝
190…光電センサ(満杯検知手段)
200…食品整形串刺し装置
220…串ドラム

Claims (7)

  1. 串刺し対象である食品を整形し、鉄砲串で串刺して排出する食品整形串刺し装置に鉄砲串を整列して搬送する鉄砲串整列搬送装置であって、
    複数の鉄砲串をその把持部を揃えて投入する串投入口と、
    前記串投入口の近傍に設けられ、前記串投入口から投入され、斜面上を下方に移動する鉄砲串の上を往復動することにより該鉄砲串を上から均す串均し手段と、
    一側部に鉄砲串の把持部の突出部を収容する第1の溝が設けられ、所定の角度で上方に傾斜して前記串投入口から投入され、前記斜面上を下方に移動した鉄砲串を上方に搬送する第1の串搬送路と、
    前記第1の串搬送路の下端に設けられ、前記串投入口から投入された鉄砲串を一本ずつ前記第1の串搬送路上に搬出する串搬出ローラと、
    前記第1の串搬送路の上に設けられ、前記第1の串搬送路上に搬出された鉄砲串を戻す方向に回転して前記鉄砲串を整列させる整列ローラと、
    前記串均し手段、前記串搬出ローラ及び前記整列ローラを駆動する単一のモータを含む駆動手段と、
    前記第1の串搬送路の上端に接続されるとともに、前記第1の溝に対応する第2の溝が設けられ、所定の角度で下方に傾斜して前記第1の串搬送路の上端に達した鉄砲串を下方に整列して搬送する第2の串搬送路と、
    前記第2の串搬送路の上部に設けられ、前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯を検知する満杯検知手段と、
    を具備し、
    前記串均し手段は、
    一端が前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第1の軸に回動可能に軸支され、他端が弾性部材で形成された断面くの字型の板材と、
    前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第2の軸に設けられ、前記板材の中央部に当接する偏心カムと、
    を具備し、前記弾性部材の先端が前記斜面に最接近したときの前記弾性部材の先端と前記斜面との間の距離が少なくとも前記鉄砲串を通過させる距離に設定され、前記駆動手段のモータにより前記第2の軸を回転させて前記弾性部材の先端を前記鉄砲串の上で往復動させて該鉄砲串を一列に均し、
    前記満杯検知手段により前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯が検知されると、前記駆動手段のモータを一時停止制御することを特徴とする鉄砲串整列搬送装置。
  2. 前記串搬出ローラは、
    前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第3の軸に軸支され、
    前記整列ローラは、
    前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第4の軸に軸支され、
    前記駆動手段は、
    前記第2の軸、前記第3の軸及び前記第4の軸に対してぞれぞれ異なる比で前記モータの回転を伝える動力伝達手段、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の鉄砲串整列搬送装置。
  3. 前記第2の串搬送路の上部の前記鉄砲串の串棒部に対応する位置に該第2の串搬送路の串搬送方向に細長な貫通孔が形成され、
    前記満杯検知手段は、
    前記第2の串搬送路の前記貫通孔の上方に配置される光電センサからなり、
    前記第2の串搬送路上の鉄砲串が前記光電センサの配置位置に達すると、前記鉄砲串が満杯であると検知することを特徴とする請求項1または2に記載の鉄砲串整列搬送装置。
  4. 前記第1の串搬送路の串搬送方向と直交する方向に設けられた第5の軸に、一端が回動自在に軸支され、前記第1の串搬送路上を搬送される鉄砲串を上から押さえる舌部、
    を更に具備することを特徴をする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鉄砲串整列搬送装置。
  5. 串刺し対象である食品を整形し、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鉄砲串整列搬送装置から搬出された鉄砲串で前記整形された食品を串刺しして排出する食品整形串刺し装置であって、
    前記鉄砲串整列搬送装置から搬出された鉄砲串を1本ずつ分離して取り出し、前記整形された食品の串刺し位置まで搬送する串ドラムと、
    前記串ドラムで搬送された鉄砲串を前記整形された食品に串刺す串刺し手段と、
    を具備することを特徴とする食品整形串刺し装置。
  6. 前記串ドラムは、
    外周面の母線方向が前記第2の串搬送路の下端出口部と平行となるように近接させて配置され、前記鉄砲串を順次保持する前記外周面上の母線方向に周方向に等間隔で設けられた複数の串ガイド溝を有し、
    前記串刺し手段の串刺し動作に同期して間欠駆動されることを特徴とする請求項5に記載の食品整形串刺し装置。
  7. 前記満杯検知手段の検出出力を入力し、前記満杯検知手段により前記第2の串搬送路上の鉄砲串の満杯が検知されると、前記駆動手段のモータを一時停止制御する制御手段、
    を具備することを特徴とする請求項5又は6に記載の食品整形串刺し装置。
JP2013142882A 2013-07-08 2013-07-08 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置 Active JP5433811B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142882A JP5433811B1 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142882A JP5433811B1 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5433811B1 true JP5433811B1 (ja) 2014-03-05
JP2015012853A JP2015012853A (ja) 2015-01-22

Family

ID=50396606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013142882A Active JP5433811B1 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5433811B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114668038A (zh) * 2022-03-21 2022-06-28 山东畜牧兽医职业学院 一种肉串自动切割装置及其实现方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6370360B2 (ja) * 2016-12-21 2018-08-08 株式会社飯田製作所 食品串刺装置
JP6354829B2 (ja) * 2016-12-21 2018-07-11 株式会社飯田製作所 食品串刺装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114668038A (zh) * 2022-03-21 2022-06-28 山东畜牧兽医职业学院 一种肉串自动切割装置及其实现方法
CN114668038B (zh) * 2022-03-21 2023-06-06 山东畜牧兽医职业学院 一种肉串自动切割装置的实现方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015012853A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5433811B1 (ja) 鉄砲串整列搬送装置及び食品整形串刺し装置
JP2014185008A (ja) 落下補助機構、充填システム、および、充填方法
EP3164345B1 (en) A tray feeding system and a method of operating such a tray feeding system
CN104228393B (zh) 松散的纸张堆垛到传输通道中的输送
JP5417357B2 (ja) 搬送装置、チャック並びに搬送方法
JP6478285B2 (ja) ソーセージポーションを移送する装置および方法
JP5629597B2 (ja) 串整列装置及び団子製造機
JP5255413B2 (ja) 整列供給装置
JP2006124170A (ja) 用紙後処理装置
JP5289806B2 (ja) 搬送装置
WO2021095172A1 (ja) 串刺し装置
JP5513261B2 (ja) 整列搬送装置
JP4297265B2 (ja) 乾燥食品の定量供給装置
JP4575884B2 (ja) 用紙後処理装置
JP5855780B1 (ja) 容器取出装置
KR102183819B1 (ko) 김 계수장치
JP5542860B2 (ja) オートフィーダ装置
CN117262599B (zh) 自动化传送机构及系统
JP2014091587A (ja) 移載装置を備える搬送装置
JP4999976B2 (ja) オートフィーダ装置
JP2000062945A (ja) 搬送装置
JP6098511B2 (ja) ベルトコンベアの運転方法及びベルトコンベアの運転装置、並びに搬送装置の制御方法及び搬送装置
JP6007083B2 (ja) 移載装置及び移載方法
CN106406260B (zh) 一种用于生产线的传输控制方法、装置及传输系统
JP2014240329A (ja) 落下補助機構、充填システム、および、充填方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250