JP5432265B2 - 研掃材のセパレータ及び分離方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブラスト処理後の研掃材を異物から分離して回収する回収装置に組み込まれ、研掃材と異物の混合物から研掃材を分離する研掃材のセパレータ及び分離方法に関する。
ブラスト処理は、船体ブロック、橋梁ブロック等の被加工品の表面に研掃材を吹き付け、被加工品の表面の錆を除去したり、塗装の前処理をしたりする加工方法である。研掃材としては、例えば直径が1mm未満から数mm程度のグリッドと呼ばれる金属製の玉が用いられる。
研掃材を再利用するためにブラスト処理で使用された研掃材は回収装置によって回収される。一般的な回収装置は、真空ポンプと、真空ポンプに接続されるホースと、を備え、掃除機のようにホースによって研掃材を吸引する。一旦使用された研掃材には、被加工品の表面の錆、溶接棒や溶接スラグ等の研掃くずの他、粉化した研掃材等の異物が含まれる。研掃材を再利用するにあたって、これらの異物を研掃材から分離する必要がある。異物が入ったままの研掃材を再利用すると、ブラスト処理装置のノズルが詰まったり、異物がブラスト処理の仕事をしないので、ブラスト処理の効率が落ちたりするからである。
研掃材と異物の混合物から研掃材を分離するための装置として、特許文献1には、研掃材と異物の混合物をサイクロン等の集塵装置によって回収し、その後、混合物をバケットエレベータによって持ち上げ、水平方向に向けられた筒状の篩内に導入し、筒状の篩内で混合物をスクリューによって攪拌して大径の異物を分離除去し、篩から落とされた研掃材及び小径の異物を風力選別し、最終的に研掃材のみを分離する装置が開示されている。異物には、研掃材よりも径の大きな大径の異物と研掃材よりも径の小さな微粉状の異物が存在する。特許文献1に記載の研掃材の分離・回収装置によれば、大径の異物及び微粉状の異物の両方から研掃材を分離することができる。
また、特許文献2には、セパレータに篩目の大きさの異なる上下二枚の篩を配置し、研掃材と異物の混合物を上下二枚の篩を通過させ、大きな篩目を持つ上段の篩で大径の異物を分離除去し、比較的小さな開口の篩目を持つ下段の篩で研掃材を分離回収し、当該下段の篩から微粉状の異物を落下させるセパレータが開示されている。
特開2001−212764号公報 実公平7−53891号公報
しかし、特許文献1に記載の回収装置にあっては、篩による選別と風力選別とを併用した二段階の選別を採用しているので、装置が複雑化し、装置のコストがかかるという問題がある。特に中小の造船所では資金面や用地の問題があり、安価で小型な装置が要望されている。
特許文献2に記載の回収装置にあっては、上段の篩の上に大径の異物が溜り、篩の目詰まりによって研掃材が上段の篩から落下しなくなるという問題がある。この問題を解決するために、頻繁に篩を掃除しなければならなくなる。
そこで本発明は、構造を簡単にでき、また篩を掃除しなくても異物を自動的に一か所に集めることができる研掃材のセパレータ及び研掃材の分離方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離するための研掃材のセパレータであって、研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される供給口、及び空気が排出される排出口を有するセパレータ本体と、前記セパレータ本体の内部に傾斜させて設けられ、研掃材を落下させる多数の開口を有する篩と、異物を溜める異物溜りと、を備え、前記篩の上に前記篩の傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ることによって、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、前記篩の上に作られた空気の流れは、前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させられる研掃材のセパレータである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の研掃材のセパレータにおいて、前記篩には、前記篩を振動又は揺動させる振動装置が設けられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離するための研掃材のセパレータであって、研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される供給口、及び空気が排出される排出口を有するセパレータ本体と、前記セパレータ本体の内部に設けられ、研掃材を通過させる多数の開口を有する篩と、前記篩を振動又は揺動させる振動装置と、異物を溜める異物溜りと、を備え、前記篩を振動又は揺動させながら前記篩の上に前記篩の一方側から他方側に向かう空気の流れを作ることによって、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、前記篩の上に作られた空気の流れは、前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させられる研掃材のセパレータである。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の研掃材のセパレータにおいて、前記セパレータ本体の排出口には、前記排出口から空気の流れと共に排出された微粉状の異物を分離・回収する集塵機が接続されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の研掃材のセパレータにおいて、前記篩の上に作られた空気の流れは、前記篩を通過した後、前記異物溜りの上で方向転換して前記セパレータ本体に設けられた前記排出口から排出されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離する研掃材の分離方法であって、セパレータ本体の供給口に研掃材及び異物の混合物を空気の流れと共に供給し、前記セパレータ本体の内部で傾斜させられている篩の上に、傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ると共に、前記篩の上に作られた空気の流れを前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させることによって、前記篩の多数の開口から研掃材を落下させると共に、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、前記篩の上を通過した空気の流れを前記セパレータ本体の排出口から排出する研掃材の分離方法である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の研掃材の分離方法において、前記セパレータ本体の内部で傾斜させられている前記篩を振動又は揺動させながら、前記篩の上に傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離する研掃材の分離方法であって、セパレータ本体の供給口に研掃材及び異物を空気の流れと共に供給し、前記セパレータ本体の内部の篩を振動又は揺動させながら、前記篩の上に前記篩の一方側から他方側に向かう空気の流れを作ると共に、前記篩の上に作られた空気の流れを前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させることによって、前記篩の多数の開口から研掃材を落下させると共に、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、前記篩の上を通過した空気の流れを前記セパレータ本体の排出口から排出する研掃材の分離方法である。
請求項1又はに記載の発明によれば、セパレータ本体の内部の篩を傾斜させ、傾斜させた篩の上側から下側に向かう空気の流れを作ることによって、異物を異物溜りに集めるので、篩を掃除しなくても自動的に異物溜りに異物を集めることが可能になる。また、従来の回収装置のように、研掃材よりも大径の異物及び小径の異物を二段階で分離せずに、一段階で分離するので、セパレータの構造を簡略化でき、廉価な装置にすることができる。
請求項3又はに記載の発明によれば、セパレータ本体の内部の篩を振動又は揺動させながら、篩の一方側から他方側に向かう空気の流れを作ることによって、異物を異物溜りに集めるので、篩を掃除しなくても自動的に異物溜りに異物を集めることが可能になる。また、従来の回収装置のように、研掃材よりも大径の異物及び小径の異物を二段階で分離せずに、一段階で分離するので、セパレータの構造を簡略化でき、廉価な装置にすることができる。
本発明の第一の実施形態のセパレータが組み込まれる研掃材の回収装置の概略全体図 本発明の第一の実施形態のセパレータの垂直断面図 上記セパレータの篩上の空気の流路を示す断面図 本発明の第二の実施形態のセパレータの垂直断面図 本発明の第三の実施形態のセパレータの垂直断面図
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態におけるセパレータを説明する。図1は、本発明の第一の実施形態におけるセパレータが組み込まれる回収装置の概略図を示す。ブラスト処理室内の船体ブロック、橋梁ブロック等の被加工体2をブラスト処理すると、ブラスト処理室内には、被加工体2に打ち付けられた研掃材、及び被加工品の表面の錆、溶接棒や溶接スラグ、粉化した研掃材等の異物が散乱する。研掃材及び異物の混合物は回収装置1によって回収される。真空回収機としての真空ポンプ9を作動させると、掃除機のようにホース3から混合物が吸引される。回収装置1は、混合物から研掃材を分離し、研掃材のみをストレージタンク4に溜める。ストレージタンク4に溜められた研掃材は、ブラストタンク5に移され、ブラスト処理に再利用される。異物はセパレータ6の異物溜り7や集塵装置8に溜められる。
回収装置1は、研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離するセパレータ6、セパレータ6で分離された研掃材を溜めるストレージタンク4、ストレージタンク4の下方に設けられるブラストタンク5、真空回収機としての真空ポンプ9、集塵装置としてのサイクロン8を備える。作業者がホース3を被加工体2の中に持ち込んだ状態で、真空ポンプを作動させると、研掃材及び異物の混合物がホース3に吸引される。ホース3に吸引された混合物は、空気の流れと共に供給口6aからセパレータ6に供給される。セパレータ6は研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離し、ストレージタンク4に溜める。研掃材が分離された大径の異物は、セパレータ6内の異物溜り7に溜められる。セパレータ6の排出口6bから空気の流れと共に排出される微粉状の異物は集塵装置8によって回収される。なお、真空回収機には、真空ポンプの他、排風ファンを用いることもできる。
図2は、本発明の第一の実施形態におけるセパレータ6の垂直断面図を示す。セパレータは、ストレージタンク4の上部に設けられる。セパレータは、セパレータの外形を形成するセパレータ本体12、セパレータ本体12の内部に傾斜させて設けられる篩としてのパンチングメタルあるいは金網14、傾斜させたパンチングメタルあるいは金網14の先に設けられる異物溜り7、を備える。
セパレータ本体12には、研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される供給口6a、及び真空ポンプ9側に接続される排出口6bが形成される。供給口6aはセパレータ本体12の側壁12aに一体に設けられたフランジ付きのパイプからなる。この供給口6aにはホース3側に接続される。排出口6bはセパレータ本体12の天板12bに一体に設けられるフランジ付きのパイプからなる。排出口6bを構成するパイプは、水平方向を向くように90度曲げられている。セパレータ本体12の天板12bは、パンチングメタルあるいは金網14の傾斜に合わせて傾けられている。天板12bとパンチングメタルあるいは金網14とは平行であり、天板とパンチングメタルあるいは金網14との間には、斜め下を向く空気の流路18が形成される。この空気の流路18は、その上面がセパレータ本体12の天板12bによって、その左右の側面がセパレータ本体12の対向する一対の側壁12c(図3参照)によって、その底面がパンチングメタルあるいは金網14によって画定される。空気の流路18の断面形状は、矩形形状であり、その断面積は供給口6aのパイプの断面積よりも大きい。このため、供給口6aから空気の流路18に導かれた空気は、空気の流路18内で速度を落とし、空気の流れと共に搬送された研掃材を落下させる。
図3の空気の流路18に沿った断面図に示すように、セパレータ本体12の一対の側壁12cには、空気の流路18の内方に向かって突出する複数の邪魔板19が取り付けられる。この複数の邪魔板によって、パンチングメタルあるいは金網14と平行な面内で蛇行する空気の流れ20が形成される。邪魔板19の先端19aは空気の流れ20を円滑にするように下流側に向けられている。
パンチングメタルあるいは金網14は、研掃材を落下させる多数の開口14aを有する。多数の開口14aの径は、研掃材31(図2参照)は落下させるが、研掃材31よりも径の大きな異物32(図2参照)は落下させない大きさに設定される。例えば、研掃材の径よりも僅かに大きく設定される。図2に示すように、パンチングメタルあるいは金網14の長さはストレージタンク4の幅よりも長く、ストレージタンク4の全体を覆っている。これにより、パンチングメタルあるいは金網14の開口14aよりも径の大きな異物32がストレージタンク4に入り込むのが防止されている。パンチングメタルあるいは金網14は、篩上げした異物がパンチングメタルあるいは金網14上を移動するように傾斜させられる。傾斜角度はなくても構わないが、傾斜角度を水平面に対して10度以上にすることにより、篩上げした異物のパンチングメタルあるいは金網14上の移動がよりスムーズになり好ましい。
パンチングメタルあるいは金網14には、パンチングメタルあるいは金網14を振動又は揺動させる振動装置21が取り付けられる。振動装置21には、例えば偏心した軸体を回転させることによって振動又は揺動を与えるものが用いられる。パンチングメタルあるいは金網14上の異物はパンチングメタルあるいは金網14の傾斜と振動装置21による振動の併用によって異物溜り7まで搬送される。
図2に示すように、傾斜したパンチングメタルあるいは金網14の先端は途中で途切れていて、パンチングメタルあるいは金網14の上を移動した異物は、パンチングメタルあるいは金網14の先端の異物用開口22から下に落ちる。異物用開口22の下方には、異物32を溜める箱形状の異物溜り7が設けられる。異物溜り7には、異物32を取り出すための点検口33が設けられる。
また、異物溜り7の上方には、セパレータ本体12の排出口6bが設けられる。空気の流路18に流入した空気は、パンチングメタルあるいは金網14の上を通過した後、セパレータ本体12の側壁12dに衝突し、異物溜りの上で方向転換して排出口6bから流出する。
この実施形態のセパレータによれば、真空ポンプ9を作動すると、セパレータ本体12の供給口6aには研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される。研掃材31は、邪魔板19に当たると共に、速度が落とされるので、パンチングメタルあるいは金網14上に落ちる。研掃材31はパンチングメタルあるいは金網14の多数の開口を介してさらに下に落ち、ストレージタンク4に溜められる。
比重の大きな異物は、研掃材と共に邪魔板19に衝突してパンチングメタルあるいは金網14上に落ちる。パンチングメタルあるいは金網14の多数の開口よりも大きな異物は、パンチングメタルあるいは金網14の上に残る。しかし、この異物は、パンチングメタルあるいは金網14の傾斜、パンチングメタルあるいは金網14の振動又は揺動、及び空気の流れによって、パンチングメタルあるいは金網14の上を転がったり滑ったりし、最終的には異物溜り7に集められる。
微粉状の異物は、空気の流れによってパンチングメタルあるいは金網14の上を通過し、空気の流れと共にセパレータ本体12の排出口6bから排出される。排出口6bから排出された微粉状の異物は、セパレータ6の下流に設けられた集塵装置8(図1参照)によって回収される。空気の流路18における空気の流速は、微粉状の異物を空気搬送できる一方、研掃材を落下させる速度に設定される。
さらに、この実施形態においては、パンチングメタルあるいは金網14の上に作られた空気の流れが異物溜り7の上方で方向転換して排出口6bから排出される。空気の流れが方向転換するとき、異物の一部が異物用開口22から落下して異物溜り7に溜められる。
図4は、本発明の第二の実施形態におけるセパレータ34の垂直断面図を示す。この実施形態のセパレータ34においては、篩としてのパンチングメタルあるいは金網14に振動装置が設けられていない。パンチングメタルあるいは金網14を振動又は揺動させなくても、パンチングメタルあるいは金網14の傾斜、及び空気の流れのみによって、異物32を異物溜り37に集めることができれば、振動装置を省略することもできる。また、この実施形態において、セパレータ本体35の排出口36はセパレータ本体35の天板35bではなく側壁35dに設けられている。微粉状の異物が空気の流れと共に排出口36から排出され易くなるが、下流の集塵装置8で異物を除去すればよい。
図5は、本発明の第三の実施形態におけるセパレータを示す。この実施形態のセパレータにおいては、篩としてのパンチングメタルあるいは金網41及び天板42が傾斜していない。空気の流路43は水平方向を向く。パンチングメタルあるいは金網41の多数の開口よりも大きな異物32は、パンチングメタルあるいは金網41の振動又は揺動、及び空気の流れのみによって、異物溜り44に集められる。
本明細書は、2009年7月31日出願の特願2009−178812に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
6…セパレータ
6a…供給口
6b…排出口
8…集塵装置
9…真空ポンプ
12…セパレータ本体
12b…天板
14,41…パンチングメタルあるいは金網(篩)
14a…開口
18,43…空気の流路
19…邪魔板
21…振動装置
31…研掃材
32…異物(大径の異物)
34…セパレータ
35…セパレータ本体
36…排出口

Claims (8)

  1. 研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離するための研掃材のセパレータであって、
    研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される供給口、及び空気が排出される排出口を有するセパレータ本体と、
    前記セパレータ本体の内部に傾斜させて設けられ、研掃材を落下させる多数の開口を有する篩と、
    異物を溜める異物溜りと、を備え、
    前記篩の上に前記篩の傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ることによって、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め
    前記篩の上に作られた空気の流れは、前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させられる研掃材のセパレータ。
  2. 前記篩には、前記篩を振動又は揺動させる振動装置が設けられることを特徴とする請求項1に記載の研掃材のセパレータ。
  3. 研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離するための研掃材のセパレータであって、
    研掃材及び異物の混合物が空気の流れと共に供給される供給口、及び空気が排出される排出口を有するセパレータ本体と、
    前記セパレータ本体の内部に設けられ、研掃材を通過させる多数の開口を有する篩と、
    前記篩を振動又は揺動させる振動装置と、
    異物を溜める異物溜りと、を備え、
    前記篩を振動又は揺動させながら前記篩の上に前記篩の一方側から他方側に向かう空気の流れを作ることによって、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め
    前記篩の上に作られた空気の流れは、前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させられる研掃材のセパレータ。
  4. 前記セパレータ本体の排出口には、前記排出口から空気の流れと共に排出された微粉状の異物を分離・回収する集塵装置が接続されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の研掃材のセパレータ。
  5. 前記篩の上に作られた空気の流れは、前記篩を通過した後、前記異物溜りの上で方向転換して前記セパレータ本体に設けられた前記排出口から排出されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の研掃材のセパレータ。
  6. 研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離する研掃材の分離方法であって、
    セパレータ本体の供給口に研掃材及び異物の混合物を空気の流れと共に供給し、
    前記セパレータ本体の内部で傾斜させられている篩の上に、傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ると共に、前記篩の上に作られた空気の流れを前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させることによって、前記篩の多数の開口から研掃材を落下させると共に、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、
    前記篩の上を通過した空気の流れを前記セパレータ本体の排出口から排出する研掃材の分離方法。
  7. 前記セパレータ本体の内部で傾斜させられている前記篩を振動又は揺動させながら、前記篩の上に傾斜の上側から下側に向かう空気の流れを作ることを特徴とする請求項に記載の研掃材の分離方法。
  8. 研掃材及び異物の混合物から研掃材を分離する研掃材の分離方法であって、
    セパレータ本体の供給口に研掃材及び異物を空気の流れと共に供給し、
    前記セパレータ本体の内部の篩を振動又は揺動させながら、前記篩の上に前記篩の一方側から他方側に向かう空気の流れを作ると共に、前記篩の上に作られた空気の流れを前記セパレータ本体に設けられる複数の邪魔板によって前記篩と平行な面内で蛇行させることによって、前記篩の多数の開口から研掃材を落下させると共に、前記篩から落下しなかった異物を前記異物溜りに集め、
    前記篩の上を通過した空気の流れを前記セパレータ本体の排出口から排出する研掃材の分離方法。
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