JP5432062B2 - 蓋のロック装置 - Google Patents
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Description
前記ロックベースの一面に配置され、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに連動して回動し、前記ストライカに係合するラッチと、前記ラッチと前記ストライカとが係合したときに、前記ラッチと係合し、前記ストライカを前記ストライカ進入溝の奥部にロックするラチェットと、前記ストライカとの係合を解除する方向に前記ラッチを付勢し、かつ前記ラッチへ係合する方向に前記ラッチを付勢するバネ部材と、前記ラチェットの端部から突出し、前記バネ部材の付勢力に抗して前記ラッチとの係合を解除作動する突片とを有するプライマリロック機構と、
前記ロックベースの他面に配置され、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに連動して回動し、前記ストライカ進入溝の上方において、前記ストライカ進入溝方向に突出するフック部を有するセカンダリレバーを備えたセカンダリロック機構と、
前記蓋の裏面に回動可能に支持されたオープンレバーと、からなるものであって、
前記セカンダリレバーは、前記ストライカ進入溝方向に付勢されると共に、その側縁には解除突条を形成し、前記オープンレバーに、前記蓋に接近する方向に回動可能な操作部と、この回動操作に連動して、前記解除突条に当接して前記セカンダリレバーを回動し、前記フック部を前記ストライカ進入溝方向から後退させてなる作動部とが形成されたことを特徴とする。
プライマリロック機構33は、図6に示すように、ストライカ進入溝32に臨んでストライカ進入溝32の右方において、ベース基体28にカシメ止めされた軸ピン60を中心として回動可能に軸支され、かつストライカ15と係合して捕捉するストライカ係合溝34を備えたラッチ35と、ストライカ進入溝32の左方においてベース基体28にカシメ止めされた軸ピン61を中心として回動可能に軸支され、かつストライカ15がストライカ進入溝32の最奥部に位置したプライマリロック状態のときに、ラッチ35のストライカ受け面36と係合するラッチ押え部37を備えたラチェット38とを備えている。
図4及び図5に示すように、セカンダリロック機構41は、ベース基体28の後面に配設されたセカンダリレバー42と、ベース基体28の後面下部にカシメ止めされ、セカンダリレバー42の下端部を回動可能に支持する支軸ピン43と、支軸ピン43の外周に外挿され、セカンダリレバー42を初期位置に付勢するねじりコイルバネ44とにより構成されている。
蓋3を閉じるために押し下げると、蓋3と共に蓋3の裏面のストライカトップ14が下降し、下降したストライカ15の下端部がセカンダリレバー42のフック部46の傾斜面47にぶつかり、ねじりコイルバネ44の付勢力に抗して傾斜面47を押すことにより、セカンダリレバー42が図9の反時計方向に回転し、ストライカ15がフック部46を押し開きながらストライカ受入口31に進入する。さらに、蓋3を押し下げると、ストライカ15はストライカ進入溝32の奥方へ進み、セカンダリレバー42は、ストライカ15の下端部がフック部46を通過した後、ねじりコイルバネ44の付勢力により図9に示す初期位置に復帰し、フック部46がストライカ15の下端部の上方に位置することになる。
車室内からの操作により図示しないリリースワイヤが図8において左方に引かれると、ラチェット38が軸ピン61を中心として反時計方向に回動し、ラッチ35とラチェット38との係合が解除され、ラッチ35がバネ部材39の付勢力により軸ピン60を中心として時計方向に回動し、即ち、開放位置に回動し、プライマリロック状態に保持されていたストライカ15がストライカ進入溝32内で撥ね上げられ、蓋3の開放端が僅かに開いた状態となる。この時点では、セカンダリレバー42のフック部46がストライカ受入口31を完全に閉鎖しており、撥ね上げられたストライカ15はフック部46に衝突してストライカ受入口31から上方に脱出できない状態(脱出がフック部46に当ることで阻止される)(セカンダリロック状態)にある。なお、オープンレバー18の作動アーム部21は上方に移動するが、セカンダリロック状態においても、作動アーム部21の先端部分はセカンダリレバー42の解除突条52の内面の右方に配置される。
セカンダリロック状態では、蓋3の開放端が僅かに開いた状態となってその隙間から指を入れることができる。蓋3の裏面に配設されたオープンレバー18の操作アーム部20の操作板部22を下方から押し上げると同時に蓋3を持ち上げると、支軸ピン23を中心にオープンレバー18が図10に示すように時計方向に回動し、作動アーム部21の先端部分がセカンダリレバー42の解除突条52の内面に当ってセカンダリレバー42が支軸ピン43を中心として時計方向に回動し、セカンダリレバー42のフック部46がストライカ受入口31から左方に移動する。
2 開口部
3 蓋
4 支持フレーム
5 サイドフレーム
6 ロアフロントフレーム
7 アッパリヤフレーム
8 ブラケット
9 リンクヒンジ機構
10 第1ヒンジアーム
11 第2ヒンジアーム
12 リンクブラケット
13 垂下片
14 ストライカトップ
15 ストライカ
15a 下端部
16 ロック機構
17 ストライカベース板
18 オープンレバー
19 垂下片
20 操作アーム部
21 作動アーム部
22 操作板部
23 支軸ピン
24 切欠部
25 ストッパ
26 ねじりコイルバネ
26a 脚部
26b 脚部
27 ロックベース
28 ベース基体
29 側板部
30 取付板部
31 ストライカ受入口
32 ストライカ進入溝
33 プライマリロック機構
34 ストライカ係合溝
35 ラッチ
36 ストライカ受け面
37 ラッチ押え部
38 ラチェット
39 バネ部材
40 突片
41 セカンダリロック機構
42 セカンダリレバー
43 支軸ピン
44 ねじりコイルバネ
45 本体部
46 フック部
47 傾斜面
48 切欠部
49 張出片
50 開放部
51 湾曲面
52 解除突条
53 湾曲ガイド面
54 引掛け部
55 係止孔
56 ストッパ
57 ストッパ
60 軸ピン
61 軸ピン
62 脚部
63 係止孔
64 脚部
65 引掛け部
Claims (4)
- 開閉可能な蓋を車体に対して閉じた状態でロックするプライマリロック機構と、蓋をわずかに開いた状態でロックするセカンダリロック機構とを有する蓋のロック装置において、前記セカンダリロック機構には、前記蓋の裏面に設けられたストライカと、車体に回動可能に設けられ、前記ストライカの係合解除を規制するセカンダリレバーとを設けると共に、前記蓋の裏面には、開蓋操作をしたとき、前記セカンダリレバーに設けた解除突条に当接し、前記セカンダリレバーを前記ストライカとの係合を解除する方向へ回動する作動部を有するオープンレバーを設け、前記オープンレバーは、前記蓋に接近する方向に回動可能な操作部を有することを特徴とする蓋のロック装置。
- 前記蓋の裏面の前記ストライカ及び前記オープンレバーはストライカベース板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蓋のロック装置。
- 前記解除突条は前記セカンダリレバーの側縁を折曲して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋のロック装置。
- 車体のパネルに形成された開口部を開閉する蓋と、前記蓋の裏面に設けられたストライカと、車体側に設けられたロックベースと前記ロックベースに形成された前記ストライカのストライカ進入溝と、
前記ロックベースの一面に配置され、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに連動して回動し、前記ストライカに係合するラッチと、前記ラッチと前記ストライカとが係合したときに、前記ラッチと係合し、前記ストライカを前記ストライカ進入溝の奥部にロックするラチェットと、
前記ストライカとの係合を解除する方向に前記ラッチを付勢し、かつ前記ラッチへ係合する方向に前記ラッチを付勢するバネ部材と、
前記ラチェットの端部から突出し、前記バネ部材の付勢力に抗して前記ラッチとの係合を解除作動する突片とを有するプライマリロック機構と、
前記ロックベースの他面に配置され、前記ストライカ進入溝に進入したストライカに連動して回動し、前記ストライカ進入溝の上方において、前記ストライカ進入溝方向に突出するフック部を有するセカンダリレバーを備えたセカンダリロック機構と、
前記蓋の裏面に回動可能に支持されたオープンレバーと、からなる蓋のロック装置において、
前記セカンダリレバーは、前記ストライカ進入溝方向に付勢されると共に、その側縁には解除突条を形成し、前記オープンレバーに、前記蓋に接近する方向に回動可能な操作部と、この回動操作に連動して、前記解除突条に当接して前記セカンダリレバーを回動し、前記フック部を前記ストライカ進入溝方向から後退させてなる作動部とが形成されたことを特徴とする蓋のロック装置。
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- 2010-05-24 JP JP2010118722A patent/JP5432062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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