JP5431265B2 - スクリューキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器の口頚部の外周壁に形成されたねじ部に係合させて該容器を密閉保持するスクリューキャップに関するものであり、とくに、該スクリューキャップの美観の改善、品質の安定化を図ろうとするものである。
飲料容器や調味材を入れる容器の口頚部に係合するスクリューキャップは、普通、射出成型によって製造されているのが一般的であり、金型部材を構成するねじコアを成型品から取り外す際に該成型品が金型内でねじコアとともに回転する、所謂供回りを回避するため、成型品の内側の周壁には、抜き勾配(天板側から周壁末端に向けて低くなる傾斜)が付与された供回り防止用のリブが複数本設けられている。
ところで、この種のキャップは、透明または半透明の樹脂で構成されるようなものにあっては、供回り防止用のリブがキャップの天板から写り込んでしまうため見栄えが悪く、また、天板とリブとの接合部分には樹脂が凝固する際の収縮により「引け」が生じることがあって品質の維持、管理に手間がかかり効率的な製造を実現するにも限界があるのが現状であった。キャップの成形時に、とくに天板の表面に発生するおそれがあった「引け」を回避する従来技術としては、天板から垂下される押圧リブの肉厚と容器の口部にねじ止めされる筒状部の肉厚を略等しくするようにしたねじ込みタイプのキャップが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−58608号公報
本発明の課題は、とくに供回りを防止するリブが形成されていても美観を損ねることがなく、しかも凝固収縮による引けなどの不具合を生じることのないスクリューキャップを提案するところにある。
本発明は、容器の口頚部を取り囲み該口頚部の外周壁に形成されたねじ部に係合するねじ部を有する周壁と、この周壁の上端部に一体連結して該口頚部の開口端に位置して該開口端を閉塞する天板と、この天板の縁部に一体連結して前記周壁を隙間を隔てて囲撓する環状壁部とを備えたスクリューキャップであって、
前記周壁の外周面に、前記天板から該周壁の末端に沿う向きで漸次に隆起代を大きくして伸延する勾配をもった少なくとも一本のリブを設けたことを特徴とするスクリューキャップである。
前記リブとしては、前記天板寄りの端部が前記周壁の外周面とスムーズにつながる平滑端部とするのが望ましい。また、前記周壁、前記天板及び前記環状壁部の少なくとも一つは透明又は半透明の部材から構成することができる。
供回り防止用のリブとして、キャップの天板から周壁の末端に向けて漸次に隆起代を大きくした従来とは逆向きの勾配を有するものとし、天板寄りの端部はキャップの周壁と面一(つらいち)となる平滑端部としたため、とくに透明あるいは半透明の部材でキャップが構成される場合においては供回り防止用のリブが形成されていても該リブが天板の外側から透けて見えることがなく美観が損なわれることはない。
また、供回り防止用のリブの天板よりの端部は、樹脂の周り込みが少なくなるため、樹脂の凝固収縮に際して大きな引けが生じることもなく製品品質の安定化が可能となる。
(a)〜(c)は本発明にしたがうスクリューキャップの実施の形態を示した図であり、(a)は平面(上面)図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 (a)〜(c)は従来のスクリューキャップを示した図であり、(a)は平面(上面)図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 図1に示したスクリューキャップの要部を拡大して示した図である。 (a)(b)はリブの形状を示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1(a)〜(c)は本発明にしたがうスクリューキャップの実施の形態を模式的に示した図であり、(a)は平面(上面)図、(b)は側面を断面で示した図、(c)は底面図である。
図における1は容器の口頚部(図示せず)を取り囲み、該口頚部の外周壁に形成されたねじ部に係合するねじ部nを有する周壁、2は、周壁1の上端部に一体連結して該口頚部の開口端に位置して該開口端を閉塞する天板、3は、天板2の縁部に一体連結して周壁1を隙間tを隔てて囲撓する環状壁部である。上記周壁1、天板2及び環状壁部3のうち少なくとも天板2については透明又は半透明の部材にて構成される。
また、4は、周壁1の外周面に間隔Lをおいて一体的に設けられたリブである。このリブ4は、天板2から周壁1の末端1aに沿う向きで漸次に隆起代eが大きくなるように伸延する勾配が付されており、周壁1の末端側に位置する端部4aには、段差部が形成されている。
図2(a)〜(c)は、従来のスクリューキャップの上面、側面及び底面を示した図である。かかる構造のスクリューキャップは、供回りを防止するリブ5が、周壁6の全域にわたり、しかも、周壁6の末端へ向けて隆起代e′が小さくなるような勾配(順勾配)が付されており、とくに透明樹脂を使用した場合においては美観が損なわれるのが避けられないし、天板7とリブ5との接合部において引けが発生することがあり、品質の安定化を図るのが難しい状況にあったが、本発明にしたがうスクリューキャップは、リブ4の天板2寄りの端部4bは周壁1の外周面とスムーズにつながる平滑端部からなっており、透明体から構成されたものにおいて天板2の外側から見ただけではリブ4が存在しているかどうか分かり難くなっており、したがって美観が損なわれることがない。
また、リブ4の天板2寄りの端部4aにおいては、使用樹脂量が従来のものに比較して少ないことから樹脂の凝固収縮に伴う引けの発生が軽減される結果、品質が安定化し効率的な製造が可能となる。
本発明におけるスクリューキャップのリブ4は、図3に示すように、キャップの軸心Lを基準とした場合に、リブ4の隆起先端部とのなす角度θは、0〜5°、より好ましくは
0.5〜1.5°程度とするのがよい。
また、リブ4の本数は2〜16本程度とするのが望ましく、また、その形状については、図4(a)(b)に示すような半円形状(蒲鉾型)あるいは矩形状のもの等を適用することができる。
なお、本発明は、容器の口頚部に着脱可能に係合させるスクリューキャップについて説明したが、ねじ部が形成された製品を成型する金型においてねじコアを取り外すような他の製品への適用も可能である。
美観が損なわれず、なおかつ、引けが発生し難いスクリューキャップが提供できる。
1 周壁
2 天板
3 環状壁部
4 リブ
4a 端部
4b 端部
5 リブ
t 隙間
e 隆起代
e′ 隆起代






















Claims (3)

  1. 容器の口頚部を取り囲み該口頚部の外周壁に形成されたねじ部に係合するねじ部を有する周壁と、この周壁の上端部に一体連結して該口頚部の開口端に位置して該開口端を閉塞する天板と、この天板の縁部に一体連結して前記周壁を隙間を隔てて囲撓する環状壁部とを備えたスクリューキャップであって、
    前記周壁の外周面に、前記天板から該周壁の末端に沿う向きで漸次に隆起代を大きくして伸延する勾配の付された少なくとも一本のリブを設けたことを特徴とするスクリューキャップ。
  2. 前記リブは、前記天板寄りの端部が前記周壁の外周面とスムーズにつながる平滑端部からなる、請求項1記載のスクリューキャップ。
  3. 前記周壁、前記天板及び前記環状壁部の少なくとも一つは透明又は半透明の部材からなる、請求項1又は2記載のスクリューキャップ。









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