JP5429144B2 - インバータ冷却装置 - Google Patents
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第1のインバータ装置(2)及び第2のインバータ装置(4)は、冷媒との間で熱の移動がなされるようにハウジング(14)と一体に設けられており、
電動圧縮機(1)の運転が停止し、かつ第2のインバータ装置(4)が作動しているときに、予め設定された第2のインバータ装置(4)を冷却する冷却実施条件が成立すると、第1のインバータ装置(2)を作動させて電動圧縮機(1)を駆動することを特徴とする。
空気通路(91)に設けられた加熱装置(110)が加熱した暖房空気と冷却用熱交換器(102)が冷却した冷房空気とを混合させる風量割合を調整するエアミックスドア(111)を備え、
冷却実施条件が成立したときに、エアミックスドア(111)の開度を、電動圧縮機(1)を駆動させる前後における空気の温度差が予め定めた設定値以下になるように制御することを特徴とする。
第1のインバータ装置(2)が駆動する電動圧縮機の回転数を算出する演算処理装置(5)を備え、
演算処理装置(5)は、冷却実施条件が成立したときに、電動圧縮機の回転数を、電動圧縮機(1)を駆動させる前の空気の温度よりも低下しない温度の空気が吹き出される回転数となるように求めることを特徴とする。
本発明の一実施形態である第1実施形態について図1〜図3を参照して説明する、図1は第1実施形態に係るインバータ冷却装置の構成を説明するための断面図である。図2は車両8における通知手段の位置を示す模式的断面図である。図3はインバータ冷却装置によるインバータ冷却制御の処理手順を示したフローチャートである。
電子回路部品と、スイッチング素子21,41や他の回路部品と電気的に接続する導体パターンと、を備えている。当該基板は、壁部14aが延びる方向に平行して配置されており、基板には外部との電気接続を可能にする接続端子を備えるコネクタの部品が実装されている。駆動回路20と駆動回路40は、一つの基板に配設される形態でもよいし、別個の基板に並ぶようにそれぞれ設けられる形態でもよい。
第2実施形態では、第1実施形態で説明したインバータ冷却制御の他の特徴的な制御について図4〜図6を参照して説明する。図4は、第2実施形態のインバータ冷却制御を説明するためのインバータ冷却装置の模式図である。図5は第2実施形態のインバータ冷却制御の処理手順を示したフローチャートである。図6は図5のフローチャートにおけるエアミックスドア開度制御のサブルーチンである。なお、第2実施形態のフローチャートに関係する電動圧縮機1は、第1実施形態で説明した構成と同様であり、その作用効果も同様である。以下に、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
第3実施形態では、第1実施形態で説明したインバータ冷却制御の他の特徴的な制御について図7及び図8を参照して説明する。図7は第3実施形態のインバータ冷却制御の処理手順を示したフローチャートである。図8は図7のフローチャートにおけるエアミックスドア開度制御のサブルーチンである。なお、第3実施形態のフローチャートに関係する電動圧縮機1及び空調ユニット9は、第1及び第2実施形態で説明した構成と同様であり、その作用効果も同様である。以下に、前述の実施形態との相違点についてのみ説明する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
2…第1のインバータ装置
3…車両用装置
4…第2のインバータ装置
5…演算処理装置
9…空調ユニット(車両用空調装置)
10…モータ部(モータ)
11…圧縮機構
14…ハウジング
41…スイッチング素子(素子)
84…メッセージ表示部(通知手段)
91…空気通路
102…蒸発器(冷却用熱交換器)
110…ヒータコア(加熱装置)
111…エアミックスドア
Claims (7)
- 冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構(11)及び当該圧縮機構を駆動するモータ(10)を有する電動圧縮機(1)と、
前記電動圧縮機の外殻の一部または全部を構成し、前記圧縮機構及び前記モータを収納するとともに内部を前記圧縮機構が吸入する冷媒が流通するハウジング(14)と、
前記モータの駆動を制御する第1のインバータ装置(2)と、
前記電動圧縮機以外の車両用装置(3)の駆動を制御する第2のインバータ装置(4)と、を備え、
前記第1のインバータ装置(2)及び前記第2のインバータ装置(4)は、前記冷媒との間で熱の移動がなされるように前記ハウジング(14)と一体に設けられており、
前記電動圧縮機(1)の運転が停止し、かつ前記第2のインバータ装置(4)が作動しているときに、予め設定された前記第2のインバータ装置(4)を冷却する冷却実施条件が成立すると、前記第1のインバータ装置(2)を作動させて前記電動圧縮機(1)を駆動することを特徴とするインバータ冷却装置。 - 前記電動圧縮機が圧縮する冷媒は、車両用空調装置(9)の空気通路(91)に設けられた冷却用熱交換器(102)を流通するときに車室内へ吹き出される空気を冷却するようになっており、
前記空気通路(91)に設けられた加熱装置(110)が加熱した暖房空気と前記冷却用熱交換器(102)が冷却した冷房空気とを混合させる風量割合を調整するエアミックスドア(111)を備え、
前記冷却実施条件が成立したときに、前記エアミックスドア(111)の開度を、前記電動圧縮機(1)を駆動させる前後における前記空気の温度差が予め定めた設定値以下になるように制御することを特徴とする請求項1に記載のインバータ冷却装置。 - 前記電動圧縮機が圧縮する冷媒は、車両用空調装置(9)の空気通路(91)に設けられた冷却用熱交換器(102)を流通するときに車室内へ吹き出される空気を冷却するようになっており、
前記第1のインバータ装置(2)が駆動する前記電動圧縮機の回転数を求める演算処理装置(5)を備え、
前記演算処理装置(5)は、前記冷却実施条件が成立したときに、前記電動圧縮機の回転数を、前記電動圧縮機(1)を駆動させる前の前記空気の温度よりも低下しない温度の空気が吹き出される回転数となるように求めることを特徴とする請求項1に記載のインバータ冷却装置。 - 前記冷却実施条件が成立したときに前記演算処理装置(5)が前記算出した回転数で前記電動圧縮機を駆動したと仮定した場合に、前記第2のインバータ装置(4)が冷却を必要としない状態にまで温度低下しないと判定すると、前記演算処理装置(5)が前記算出した回転数よりも大きな回転数で電動圧縮機を駆動し、前記エアミックスドア(111)の開度を、前記電動圧縮機を駆動させる前後における前記空気の温度が同等になるように制御することを特徴とする請求項3に記載のインバータ冷却装置。
- 前記冷却実施条件が成立したときに車両の乗員に対して前記電動圧縮機(1)を駆動することを通知する通知手段(84)を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のインバータ冷却装置。
- 前記冷却実施条件は、前記第2のインバータ装置(4)に含まれる素子(41)に流れる電流値と外気温度を用いて算出する素子推定温度(TC)が予め定めた設定温度以上になる条件であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のインバータ冷却装置。
- 前記冷却実施条件は、前記第2のインバータ装置(4)に含まれる素子(41)について計測された素子温度(TD)が予め定めた設定温度以上であるときに成立したとみなされることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のインバータ冷却装置。
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