JP5428547B2 - 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 - Google Patents
気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5428547B2 JP5428547B2 JP2009135846A JP2009135846A JP5428547B2 JP 5428547 B2 JP5428547 B2 JP 5428547B2 JP 2009135846 A JP2009135846 A JP 2009135846A JP 2009135846 A JP2009135846 A JP 2009135846A JP 5428547 B2 JP5428547 B2 JP 5428547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- nozzle
- pressure air
- air passage
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Description
複数の静止したノズルを備え、複数の静止した前記ノズルから、吹出し方向を振動させた高圧空気を各々の前記ノズルから順々に吹出すようにした気流吹出し装置であって、高圧空気を取り入れる吸込み口と、前記高圧空気を複数のノズルまで案内する少なくとも一つの風路分岐部を有する吹出し風路と、前記風路分岐部に自励振動によって高圧空気を二つの方向へ交互に送る空気分配手段を設け、前記空気分配手段は流体素子であって、この前記流体素子が、吸込み口と、略長方形で複数のノズル側に向けて二つの方向に分岐する吹出し風路と、前記吸込み口から前記吹出し風路を連通する略長方形の主流路と、前記主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記主流路の長辺側の面に連通する循環風路とを備えて、高圧空気を前記主流路の短辺方向に振動させて前記吹出し風路から二つの方向に交互に送るものであって、前記循環風路とノズルとの間に気流吹出装置の外部と連通した逃がし風路を設け減圧手段としたことを特徴とするものである。
図1に示すように、気流吹出し装置a11は、高圧空気12を取り入れる吸込み口13と、高圧空気12を複数のノズルとしての流体ノズルa14、流体ノズルb15まで案内し、途中に空気分配手段としての流体素子16を備えた風路分岐部17を配した吹出し風路18で構成されている。ここで、高圧空気12とは大気圧以上の圧力の空気をあらわす。また、図2に流体ノズルa14の拡大図を示すように、流体ノズルa14は、吹出し風路18と略長方形で外部に向けて拡大する形状の吹出し口19と、吹出し風路18と吹出し口19とを連通する略長方形の主流路a20を備え、主流路a20の長辺側の片側の面a52から分岐して、反対側の主流路a20の長辺側の面b53に連通する循環風路a21とで構成されており、主流路a20の長辺側の両面の圧力差により循環風路a21内の気体を駆動し、その結果圧力差が反転し、再び気体が駆動されることで吹出し口19から吹出す高圧空気12が高圧空気振動方向51に自励振動するものである。また、図3に空気分配手段としての流体素子16の拡大図を示すように、流体素子16は、吸込み口13と、略長方形で複数のノズルとしての流体ノズルa14、流体ノズルb15側に向けて拡大する吹出し風路18と、高圧空気12を流体ノズルa14、流体ノズルb15に分岐する風路分岐部17と、吸込み口13から吹出し風路18を連通する略長方形の主流路b22と、主流路b22の長辺側の片側の面c54から分岐して、反対側の主流路b22の長辺側の面d55に連通する循環風路b23とを備え、主流路b22の長辺側の両面の圧力差により循環風路b23内の気体を駆動し、その結果圧力差が反転し、再び気体が駆動されることで吹出し風路18から吹出す高圧空気12が、主流路b22の短辺方向に自励振動し、高圧空気12を風路分岐部17により分岐された二つの吹出し風路18に交互に送るものである。また、流体素子16は、循環風路b23と流体ノズルa14、流体ノズルb15との間に、減圧手段としての逃がし風路24が外部と連通して、流体ノズルa14、流体ノズルb15の近傍に逃がし風路24から吹出される高圧空気12の方向が、流体ノズルa14、流体ノズルb15から吹出される高圧空気12の方向と同一方向となるように設けられている。
図4に示すように、気流吹出し装置b25は、高圧空気12を取り入れる吸込み口13と、高圧空気12を複数のノズルとしての流体ノズルa14、流体ノズルb15まで案内し、途中に空気分配手段としてのダンパーa26、ダンパーb27を備えた風路分岐部17を配した吹出し風路18で構成されている。ダンパーa26、ダンパーb27が交互に開閉することで、風路分岐部17により分岐された二つの吹出し風路18に交互に送るものである。なお、ここでは一例としてダンパーa26、ダンパーb27を挙げたが、弁であってもよい。
図5に示すように、手乾燥装置a28は、手を挿入できる空間を有する手乾燥室a29と、手乾燥室a29に向かって高圧空気12を吹出す気流吹出装置c30と、気流吹出し装置c30に高圧空気12を供給する高圧空気発生装置a31とを設けたものである。ここで、手乾燥装置a28において手は、手前から奥に向かい挿入するものである。また、高圧空気12としては5から12kPa程度のものが水滴を除去するために望ましい。また、図6に吹出す気流吹出装置c30の拡大図を示すように、気流吹出装置c30は、複数の風路分岐部に設けられた空気分配手段a32と、手の挿入方向と略垂直に配置された複数のノズルa〜h33〜40で構成され、高圧空気12は、振動方向が手の挿入方向と略垂直方向となるものである。このとき、高圧空気12は隣り合うノズルa33−ノズルb34、ノズルc35−ノズルd36、ノズルe37−ノズルf38、ノズルg39−ノズルh40から交互に吹出すものである。
図7に示すように、手乾燥装置b41は、手を挿入できる空間を有する手乾燥室b42と、手乾燥室b42に向かって高圧空気12を吹出す一つ、または複数のノズルグループa43、ノズルグループb44と、ノズルグループa43、ノズルグループb44に高圧空気12を供給する高圧空気発生装置b45とを設けたものである。ここで、手乾燥装置b41において手は、図上方からノズルグループa43、ノズルグループb44の間に挿入するものである。また、ノズルグループa43とノズルグループb44は対向して配置されており、風路分岐部に設けられた空気分配手段b46により、対向したノズルグループa43とノズルグループb44から交互に高圧空気12が吹出すものである。
12 高圧空気
13 吸込み口
14 流体ノズルa
15 流体ノズルb
16 流体素子
17 風路分岐部
18 吹出し風路
19 吹出し口
20 主流路a
21 循環風路a
22 主流路b
23 循環風路b
24 逃がし風路
25 気流吹出し装置b
26 ダンパーa
27 ダンパーb
28 手乾燥装置a
29 手乾燥室a
30 気流吹出し装置c
31 高圧空気発生装置a
32 空気分配手段a
33 ノズルa
34 ノズルb
35 ノズルc
36 ノズルd
37 ノズルe
38 ノズルf
39 ノズルg
40 ノズルh
41 手乾燥装置b
42 手乾燥室b
43 ノズルグループa
44 ノズルグループb
45 高圧空気発生装置b
46 空気分配手段b
51 高圧空気振動方向
52 面a
53 面b
54 面c
55 面d
101 送風装置
102 フィルタ
103 流体ノズル
201 気体吹出しノズル
202 供給部
203 吹出しノズル駆動手段
Claims (3)
- 複数の静止したノズルを備え、複数の静止した前記ノズルから、吹出し方向を振動させた高圧空気を各々の前記ノズルから順々に吹出すようにした気流吹出し装置であって、高圧空気を取り入れる吸込み口と、前記高圧空気を複数のノズルまで案内する少なくとも一つの風路分岐部を有する吹出し風路と、前記風路分岐部に自励振動によって高圧空気を二つの方向へ交互に送る空気分配手段を設け、前記空気分配手段をは流体素子であって、この前記流体素子が、吸込み口と、略長方形で複数のノズル側に向けて二つの方向に分岐する吹出し風路と、前記吸込み口から前記吹出し風路を連通する略長方形の主流路と、前記主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記主流路の長辺側の面に連通する循環風路とを備えて、高圧空気を前記主流路の短辺方向に振動させて前記吹出し風路から二つの方向に交互に送るものであって、前記循環風路とノズルとの間に気流吹出装置の外部と連通した逃がし風路を設け減圧手段としたことを特徴とする気流吹出し装置。
- 逃がし風路から吹出される高圧空気の方向が、ノズルから吹出される高圧空気の方向と同一方向となるように逃がし風路を前記ノズル近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載の気流吹出し装置。
- 手を挿入できる空間を有する手乾燥室と、前記手乾燥室に向かって高圧空気を吹出す請求項1乃至2いずれかに記載の気流吹出装置と、前記気流吹出し装置に高圧空気を供給する高圧空気発生装置とを設けた手乾燥装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009135846A JP5428547B2 (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 |
CN201080004610.9A CN102282377B (zh) | 2009-01-20 | 2010-01-18 | 气流喷出装置及使用该气流喷出装置的手干燥装置 |
PCT/JP2010/000216 WO2010084723A1 (ja) | 2009-01-20 | 2010-01-18 | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 |
HK11114107.8A HK1159727A1 (en) | 2009-01-20 | 2011-12-31 | Air blowing device and hand drying device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009135846A JP5428547B2 (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010279586A JP2010279586A (ja) | 2010-12-16 |
JP5428547B2 true JP5428547B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=43536928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009135846A Expired - Fee Related JP5428547B2 (ja) | 2009-01-20 | 2009-06-05 | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5428547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019220560A (ja) | 2018-06-19 | 2019-12-26 | キオクシア株式会社 | 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604020Y2 (ja) * | 1980-06-30 | 1985-02-04 | 日産自動車株式会社 | 流体吹出装置 |
JPS62148735A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-02 | 松下電工株式会社 | 振動型の温水洗浄ノズル装置 |
US4709622A (en) * | 1986-04-07 | 1987-12-01 | Bowles Fluidics Corporation | Fluidic oscillator |
JP4952143B2 (ja) * | 2006-08-24 | 2012-06-13 | パナソニック株式会社 | 手乾燥装置 |
-
2009
- 2009-06-05 JP JP2009135846A patent/JP5428547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010279586A (ja) | 2010-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7657162B2 (en) | Hand dryer apparatus | |
KR100928674B1 (ko) | 비접촉 석션 그립핑 장치 및 이를 갖는 비접촉 석션 그립핑 프레임 | |
JP4952143B2 (ja) | 手乾燥装置 | |
JP2010050439A5 (ja) | ||
JP2004183964A (ja) | エアシャワ装置 | |
TW201919766A (zh) | 氣流吐出單元以及流體設備 | |
JP4702895B2 (ja) | 連続搬送式フリーザ | |
JP5428547B2 (ja) | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 | |
CN105508311B (zh) | 用于无叶风扇的机头和无叶风扇 | |
JP5816804B2 (ja) | 手乾燥装置 | |
JP4190382B2 (ja) | 印刷材料の乾燥装置 | |
JP2018003658A5 (ja) | 送風装置 | |
JP2010247989A (ja) | 移動しているウェブを安定化するための装置と方法 | |
JP2006300409A (ja) | 乾燥装置 | |
CN106180075B (zh) | 应用于电芯的清洁装置及加工设备 | |
US7069866B2 (en) | System for controlling the flow pattern of a recovery boiler | |
JP2011163731A (ja) | 噴射装置 | |
JP2014064806A (ja) | 手乾燥装置 | |
EP2599970A3 (en) | Reduction of heating effects of an impinging exhaust plume | |
CN102648794A (zh) | 干燥器 | |
JP5407354B2 (ja) | 流体ノズル及びそれを用いた手乾燥装置 | |
JP5326916B2 (ja) | 気流吹出し装置及びそれを用いた手乾燥装置 | |
KR101279018B1 (ko) | 유체 증폭기 | |
JP4079981B1 (ja) | ノズル機構及び,これを適用した連続する長尺物の搬送装置 | |
JP3210794U (ja) | 排気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120528 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20121217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131118 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5428547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |