JP5428369B2 - 電気回路基板の製造方法 - Google Patents

電気回路基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5428369B2
JP5428369B2 JP2009028280A JP2009028280A JP5428369B2 JP 5428369 B2 JP5428369 B2 JP 5428369B2 JP 2009028280 A JP2009028280 A JP 2009028280A JP 2009028280 A JP2009028280 A JP 2009028280A JP 5428369 B2 JP5428369 B2 JP 5428369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
substrate
side positioning
circuit board
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009028280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010186777A (ja
Inventor
彰宏 近藤
英治 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009028280A priority Critical patent/JP5428369B2/ja
Publication of JP2010186777A publication Critical patent/JP2010186777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5428369B2 publication Critical patent/JP5428369B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は電気回路基板の製造方法に関し、特にコネクタを精度良く位置決め出来る電気回路基板の製造方法に関するものである。
電気回路基板上にコネクタを表面実装する場合、従来、コネクタの位置決めピンを電気回路基板に設けられた位置決め穴に挿入した上で、コネクタの裏面に設けられたリードを電気回路基板上に設けられたパッドに接合材料を用いて接合する方法が用いられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−310567号公報
この従来の方法では、コネクタの位置決めピンが電気回路基板に設けられた位置決め穴の中心にくるときに、コネクタが電気回路基板上の目標位置に配置されるように、位置決めピン及び位置決め穴の位置を定めていた。また、位置決めピン及び位置決め穴それぞれの径や位置やピッチの寸法許容差の累積によって位置決めピン及び位置決め穴が干渉するのを防止するため、位置決めピンよりも位置決め穴の径を大きくする必要があった。このため、コネクタを電気回路基板上の目標位置に配置する場合に、位置決めピンと、その全周囲の位置決め穴の側壁との間には隙間が生じることとなっていた。
また、コネクタ側のリードを電気回路基板側のパッドに接合材料を用いて接合する際には接合材料を加熱溶融するため、加熱溶融した接合材料による表面張力がリードに働く。このため、コネクタを目標位置に実装する場合に、表面張力がリードに働くことにより、コネクタの位置決めピンが位置決め穴の側壁との間の隙間内で自由に移動してしまう。この結果、位置決めピンが位置決め穴の中心からずれ、それに対応してコネクタが目標位置からずれるという問題が生じていた。
本発明は上述した課題を解決するためになされ、コネクタを精度良く位置決め出来る電気回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
第1の発明に係る電気回路基板の製造方法は、基板と前記基板上面に設けられたコネクタとを備え、前記コネクタは嵌合部品を嵌め合わせるために用いられる電気回路基板の製造方法であって、上面に設けられた複数のパッドを有する前記基板と、本体部と前記本体部の裏面に設けられた複数のリードとを有する前記コネクタと、を準備する工程と、前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記コネクタを前記基板上面に配置する工程と、前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドにそれぞれ接合させる工程と、を備え、前記基板に基板側位置決め部を設け、前記コネクタにコネクタ側位置決め部を設け、前記配置する工程において、前記複数のリードそれぞれを、対応する前記パッドに隣接する前記パッドに接触させることなく、対応する前記パッドの中心から前記基板上面と平行な平面内において第1の方向にずれた位置に配置し前記接合させる工程において、前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドの中心側にそれぞれ移動させるセルフアライメント効果によって、前記コネクタを前記基板上面と平行な平面内において前記第1の方向とは反対の第2の方向に移動させ、前記コネクタ側位置決め部を前記基板側位置決め部に当てることによって、前記コネクタを前記基板上の目標位置に位置決めすることを特徴とするものである。
第2の発明に係る電気回路基板の製造方法は、基板と前記基板上面に設けられたコネクタを備え、前記コネクタは嵌合部品を嵌め合わせるために用いられる電気回路基板の製造方法であって、上面に設けられた複数のパッドを有する前記基板と、本体部と前記本体部の裏面に設けられた複数のリードとを有する前記コネクタと、を準備する工程と、前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記コネクタを前記基板上面に配置する工程と、前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドにそれぞれ接合させる工程と、を備え、前記基板に基板側位置決め部を設け、前記コネクタにコネクタ側位置決め部を設け、前記接合させる工程において、前記接合材料を加熱溶融した状態で、前記コネクタを前記基板上面と平行な平面内において特定方向に押圧し、前記コネクタ側位置決め部を前記基板側位置決め部に当てることによって、前記コネクタを前記基板上の目標位置に位置決めすることを特徴とするものである。
第3の発明に係る電気回路基板の製造方法は、基板と前記基板上面に設けられた複数のコネクタを備え、前記複数のコネクタは嵌合部品が有する複数の嵌合部をそれぞれ嵌め合わせるために用いられる電気回路基板の製造方法であって、上面に設けられた複数のパッドを有する前記基板と、本体部と前記本体部の裏面に設けられた複数のリードとをそれぞれ有する前記複数のコネクタと、を準備する工程と、前記複数のコネクタがそれぞれ有する前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記複数のコネクタを前記基板上面に配置する工程と、前記嵌合部品が有する前記複数の嵌合部、又は前記嵌合部品と同一形状の模擬部品が有する前記複数の嵌合部に対応する部分を、対応する前記複数のコネクタにそれぞれ嵌め合わせた状態で、前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドにそれぞれ接合させる工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明によりコネクタを精度良く位置決め出来る。
実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態1に係る方法により製造された電気回路基板及びそれに接続する電子機器の嵌合部品を示す斜視図である。 図7に対応する平面図である。 第1の比較例に係る電気回路基板の製造方法の特徴を示す工程図である。 第1の比較例に係る電気回路基板の製造方法の特徴を示す工程図である。 第2の比較例に係るコネクタの位置決めピンが位置決め穴の側壁に接触した状態を示す基板上面と平行な断面図である。 実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態2の変形例に係るストッパーによってコネクタが位置決めされた状態を示す平面図である。 実施の形態2の変形例に係るストッパーによってコネクタが位置決めされた状態を示す平面図である。 実施の形態2の変形例に係るストッパーによってコネクタが位置決めされた状態を示す平面図である。 実施の形態2の変形例に係るストッパーによってコネクタが位置決めされた状態を示す平面図である。 実施の形態3に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態4に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。 実施の形態5に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。
実施の形態1.
実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法について説明する。図1〜図6は、実施の形態1に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。図3は、図2のA−A´における断面図である。図5は、図4のB−B´における断面図である。
まず、図1に示すように、基板10及び嵌合部品(図示せず)の2つの嵌合部をそれぞれ嵌め合わせる2つのコネクタ12を準備する。基板10上面には複数のパッド14が設けられている。また、基板10には位置決め穴16が4つ設けられている。そして、それぞれのコネクタ12の本体部18の裏面には複数のリード20及び2つの位置決めピン22が設けられている。この位置決めピン22は位置決め穴16よりも内径が小さい。そして、コネクタ12に設けられたそれぞれの位置決めピン22を対応する位置決め穴16内の所定位置において側壁に当てたときに、それぞれのコネクタ12が基板10上の目標位置にくるように、基板10及び2つのコネクタ12は設計されている。
次に、図2及び図3に示すように、2つのコネクタ12を基板10上面に配置する。この際、2つのコネクタ12がそれぞれ有する複数のリード20を、対応する複数のパッド14上にはんだ(接合材料)24を介してそれぞれ配置させる。そして、複数のリード20それぞれを、対応するパッド14に隣接するパッド14に接触させることなく、対応するパッド14の中心から基板10上面と平行な平面内においてa方向に大きくずらして配置する。また、2つのコネクタ12それぞれの位置決めピン22を対応する位置決め穴16に挿入する。このとき、2つのコネクタ12は、図2の破線枠で示した目標位置からa方向に大きくずれる。
次に、図4及び図5に示すように、はんだ24の加熱溶融により、複数のリード20を対応する複数のパッド14にそれぞれ接合させる。この際には、加熱溶融したはんだ24の表面張力がリード20に働くことにより、リード20が対応するパッド14の中心側に移動するセルフアライメント効果が生じる。そして、セルフアライメント効果によって、2つのコネクタ12をa方向とは反対のb方向にそれぞれ移動させる。そして、それぞれのコネクタ12の位置決めピン22を対応する位置決め穴16内の上述した所定位置において側壁26に当てる。図6は、実施の形態1に係る位置決めピンを位置決め穴の側壁に当てた状態を示す基板上面と平行な断面図である。位置決め穴16及び位置決めピン22の基板10上面と平行な断面は両方とも円形である。位置決めピン22を側壁26に1点で当てている。このようにして、それぞれのコネクタ12を目標位置に停止させる。
コネクタの停止時において、リード20は対応するパッド14の中心側よりもa方向に若干ずれた位置にある。このため、リード20にはb方向の加熱溶融したはんだ24の表面張力が働いたままになっている。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造する。
図7は、実施の形態1に係る方法により製造された電気回路基板及びそれに接続する電子機器の嵌合部品を示す斜視図である。図8は、図7に対応する平面図である。
2つのコネクタ12には嵌合口28がそれぞれ設けられている。電子機器(図示せず)の嵌合部品30が有する2つの嵌合部32を、2つのコネクタ12の嵌合口28にそれぞれ嵌め合わせることにより、電子機器と電気回路基板10を電気的に接続する。ここで、嵌合部品30の2つの嵌合部32の幅がそれぞれ13.20mmであるのに対し、それぞれのコネクタ12の嵌合口28の幅は13.40mmとなっている。つまり、それぞれの嵌合部32を対応する嵌合口28に嵌め合わせる場合の許容ずれ幅は片側毎に0.1mmしかない。
以下に、実施の形態1の効果について第1の比較例と比較しながら説明する。図9及び図10は、第1の比較例に係る電気回路基板の製造方法の特徴を示す工程図である。図10は、図9のC−C´における断面図である。
第1の比較例に係る基板34及び2つのコネクタ36は、それぞれの位置決めピン22が対応する位置決め穴16内の中心に位置する場合にコネクタ36が目標位置にくるように、設計されている。このため、図9及び図10に示すように、それぞれのリード20を対応するパッド14に接合させる場合、セルフアライメント効果によって、それぞれの位置決めピン22は対応する位置決め穴16の隙間内で自由に移動する。これにより、2つのコネクタ36が有するそれぞれの位置決めピン22は、対応する位置決め穴16内の中心からずれる。この場合、2つのコネクタ36は図9の破線枠で示した目標位置からそれぞれずれる。
従って、嵌合部品30の2つの嵌合部32の両方を、上述した許容ずれ幅より大きくずらすことなく、対応する嵌合口28に正確にそれぞれ嵌め合わせることは難しい。このため、嵌合部品30をコネクタ36に正確に嵌め合わせることが出来なくなり、嵌合部品30とコネクタ36との電気接続の信頼性に問題が生じる。
また、嵌合口28を2つ有する単一のコネクタを準備すれば、コネクタがずれることによる問題はそもそも生じず、2つの嵌合部32を有する嵌合部品30を正確に嵌め合わせることは容易である。しかしながら、そのようなコネクタを準備するには、金型等への初期投資が新たに必要になる。
一方、実施の形態1においては、セルフアライメント効果によって、2つのコネクタ12をb方向にそれぞれ移動させ、それぞれのコネクタ12の位置決めピン22を対応する位置決め穴16内の上述した所定位置において側壁26に当てている。これにより、それぞれのコネクタ12を目標位置に停止させている。このため、それぞれのコネクタ12を精度よく位置決めできる。従って、上述した許容ずれ幅にも関わらず、嵌合部品30が有する2つの嵌合部32を2つの嵌合口28にそれぞれ正確に嵌め合わせることができる。これにより、金型等への初期投資を新たに行なう必要がなくなる。
続いて、実施の形態1の効果について第2の比較例と比較しながら説明する。図11は、第2の比較例に係るコネクタの位置決めピンが位置決め穴の側壁に接触した状態を示す基板上面と平行な断面図である。位置決めピン38の基板10上面と平行な断面は矩形である。
従って、コネクタ12を位置決めのためにb方向に移動させて、位置決めピン38を位置決め穴16の側壁26に当てる場合、第1の角40及び第2の角42の一方のみが当たることもあれば、両方が当たることもある。また、第1の角40及び第2の角42は、位置決めピン22の中心から、移動方向であるb方向とは異なる方向の位置で側壁26に当たる。このため、コネクタが正確に位置決めされる位置まで、位置決めピン22をスムーズに移動させることは難しい。
一方、実施の形態1においては、位置決めピン22の基板10上面と平行な断面は円形である。このため、コネクタ12をb方向に移動させる場合、位置決めピン22は断面が円形の外周面44で、同じく断面が円形の側壁26に接触することになる。このため、コネクタ12が正確に位置決めされる位置まで、位置決めピン22をスムーズに移動させることができる。従って、コネクタ12を目標位置に精度よく位置決めできる。
なお、実施の形態1においては、2つのコネクタ12を位置決めしているが、位置決めをするコネクタ12の数は2つでなくても構わない。嵌合部品30の嵌合部32の数に対応するように、位置決めするコネクタ12の数を選択できる。例えば、嵌合部32が1つなら、1つのコネクタ12を位置決めすればよく、嵌合部32が3つなら、3つのコネクタ12を位置決すればよい。位置決めするコネクタ12の数に関わらず、コネクタ12を目標位置に精度よく位置決めできる効果は得られる。これは、他の実施の形態においても同様である。
なお、実施の形態1においては、はんだ24の加熱溶融により、リード20をパッド14に接合させたが、はんだ24の代わりに導電性接着剤を用いてもよい。導電性接着剤を用いてもセルフアライメント効果が生じるため、同様の効果が得られる。これは、他の実施の形態においても同様である。
実施の形態2.
実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法について説明する。図12〜図15は、実施の形態2に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。図13は、図12のA−A´における断面図である。図15は、図14のB−B´における断面図である。
まず、ストッパー46が設けられた基板48及び、2つのコネクタ50を準備する。そして、コネクタ50の本体部18を基板48上面と平行な平面内の所定位置において、対応するストッパー46に当てたときに、それぞれのコネクタ50が目標位置にくるように、基板48及び2つのコネクタ50は設計されている。
次に、図12及び図13に示すように、2つのコネクタ50を基板48上面に配置する。この際、2つのコネクタ50がそれぞれ有する複数のリード20を、対応する複数のパッド14上にはんだ(接合材料)24を介してそれぞれ配置させる。そして、複数のリード20それぞれを、対応するパッド14に隣接するパッド14に接触させることなく、対応するパッド14から基板48上面と平行な平面内においてa方向に大きくずらして配置する。このとき、2つのコネクタ50は、図12の破線枠で示した目標位置からa方向に大きくずれる。
次に、図14及び図15に示すように、はんだ24の加熱溶融により、複数のリード20を対応する複数のパッド14にそれぞれ接合させる。この際には、加熱溶融したはんだ24の表面張力がリード20に働くことにより、リード20が対応するパッド14の中心側に移動するセルフアライメント効果が生じる。そして、セルフアライメント効果によって、2つのコネクタ50をa方向とは反対のb方向にそれぞれ移動させる。そして、それぞれのコネクタ50の本体部18を、基板48上面と平行な平面内の上述した所定位置においてストッパー46に当てる。このようにして、それぞれのコネクタ50を目標位置に停止させる。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造できる。
実施の形態2においては、セルフアライメント効果によって、2つのコネクタ50をb方向にそれぞれ移動させ、それぞれのコネクタ50の本体部18を上述した所定位置においてストッパー46に当てている。これにより、それぞれのコネクタ50を目標位置に停止させている。このため、それぞれのコネクタ50を精度よく位置決めできる。従って、実施の形態1と同様に、嵌合部品30が有する2つの嵌合部32を2つの嵌合口28にそれぞれ正確に嵌め合わせることができる。
図16〜図19は、実施の形態2の変形例に係るストッパーによってコネクタが位置決めされた状態を示す平面図である。ストッパーとしては、移動させたコネクタ50を当てて停止できるものであればよく、上述したストッパー46に限定されない。
図16及び図17にそれぞれ示す、ストッパー52及びストッパー54のように、ストッパーとしては、コネクタ50の本体部18の長手方向の辺に当たるように設けられたものも適用できる。このようなストッパーを適用する場合には、コネクタ50をc方向に移動させ、ストッパーに当てて停止する。
また、図16に示すように、コネクタ50の本体部18の辺と長い範囲で当たるストッパー52を適用してもよいし、図17に示すように、コネクタ50の本体部18の辺の2箇所にそれぞれ当たる2つのストッパー54を適用してもよい。
また、図18及び図19にそれぞれ示す、ストッパー56及びストッパー58のように、コネクタ50の短手方向の辺、及び長手方向の辺の両方と当たるように設けられたものも適用できる。このようなストッパーを適用する場合には、コネクタ50をd方向に移動させ、ストッパーに当てて停止する。この場合には、ストッパーを2方向からコネクタ50に当てるので、コネクタ50の回転を防止できる。コネクタ50を、より精度よく位置決めできる。以上の変形は、他の実施の形態においても適用できる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る電気回路基板の製造方法について説明する。図20は、実施の形態3に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。
まず、基板10及び、嵌合部品30の2つの嵌合部32をそれぞれ嵌め合わせる2つのコネクタ60を準備する。そして、コネクタ60に設けられたそれぞれの位置決めピン22を、基板10に設けられた対応する位置決め穴16内の所定位置において側壁26に当てたときに、それぞれのコネクタ60が目標位置にくるように、基板10及び2つのコネクタ60は設計されている。
次に、図20に示すように、はんだ24を加熱溶融した状態で、バネ62によりコネクタ60を基板10上面と平行な平面内においてc方向に押圧する。これにより、それぞれのコネクタ60の位置決めピン22を、対応する位置決め穴16内の上述した所定位置において側壁26に当てる。これにより、それぞれのコネクタ60を目標位置に停止させる。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造する。
実施の形態3においては、それぞれのコネクタ60をバネ62により押圧することによって、それぞれのコネクタ60の位置決めピン22を対応する位置決め穴16内の上述した所定位置において側壁26に当てる。これにより、それぞれのコネクタ60を強制的に目標位置に停止させて位置決めしている。従って、2つのコネクタ60を目標位置に精度よく位置決め出来る。
なお、実施の形態3においては、位置決めピン22を位置決め穴16の側壁26に当てることにより、コネクタ60を停止させている。実施の形態3においては、これに限らず、コネクタ60を停止させるためにストッパー52を用いてもよい。この場合には、2つのコネクタ60の本体部18をバネ62により押圧することによって対応するストッパー52に当て、それぞれのコネクタ60を目標位置に停止させる。これにより、同様に、2つのコネクタ60を目標位置に精度よく位置決め出来る。これは、他の実施の形態においても同様である。
なお、実施の形態3においては、はんだ24の加熱溶融により、リード20をパッド14に接合させたが、はんだ24の代わりに導電性接着剤を用いてもよい。同様の効果が得られる。これは、他の実施の形態においても同様である。
実施の形態4.
実施の形態4に係る電気回路基板の製造方法について、実施の形態3とは異なる点を中心に説明する。図21は、実施の形態4に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。
実施の形態3とは異なり、はんだ24を加熱溶融した状態で、ブロック64によりコネクタ60を押圧する。これにより、それぞれのコネクタ60の位置決めピン22を対応する位置決め穴16の側壁26に当てて、それぞれのコネクタ60を目標位置に停止させる。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造する。
実施の形態4においては、それぞれのコネクタ60をブロック64により押圧することによって、それぞれのコネクタ60の位置決めピン22を対応する位置決め穴16内の実施の形態3で説明した所定位置において側壁26に当てる。これにより、それぞれのコネクタ60を目標位置に停止させる。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造する。従って、実施の形態3と同様に、2つのコネクタ60を目標位置に精度よく位置決め出来る。
実施の形態5.
実施の形態5に係る電気回路基板の製造方法について説明する。図22は、実施の形態5に係る電気回路基板の製造方法を示す工程図である。
まず、基板10、及び嵌合部品30の2つの嵌合部32をそれぞれ嵌め合わせる2つのコネクタ66を準備する。基板10上面には複数のパッド14が設けられている。それぞれのコネクタ66の本体部18の裏面には複数のリード20が設けられている。そして、2つのコネクタ66を基板10上面に配置する。この際、2つのコネクタ66がそれぞれ有する複数のリード20を、対応する複数のパッド14上にはんだ24を介してそれぞれ配置させる。
次に、図22に示すように、嵌合部品30が有する2つの嵌合部32を、対応する2つのコネクタ66の嵌合口28にそれぞれ嵌め合わせた状態で、はんだ24の加熱溶融によりコネクタ66の裏面の複数のリード20を、基板10上面の対応する複数のパッド14にそれぞれ接合させる。そして、この状態ではんだ24を固める。以上により、電気回路基板を製造する。
実施の形態5においては、2つのコネクタ66を、嵌合部品30の2つの嵌合部32と嵌め合わせた状態で基板10に接合する。これにより、2つのコネクタ66を、嵌合部品30の2つの嵌合部32にそれぞれ正確に嵌め合わせることができる目標位置に、精度よく位置決め出来る。
なお、実施の形態5においては、2つのコネクタ66を、嵌合部品30の2つの嵌合部32に嵌め合わせた状態で接合したが、嵌合部品30と同一形状の模擬部品が有する、2つの嵌合部32に対応する部分に嵌め合わせた状態で接合しても構わない。同様の効果が得られる。
10,34,48,54 基板
12,36,50,60,66 コネクタ
14 パッド
16 位置決め穴
18 本体部
20 リード
22,38 位置決めピン
24 はんだ(接合材料)
26 側壁
28 嵌合口
30 嵌合部品
32 嵌合部
46,52,54,56,58 ストッパー
62 バネ
64 ブロック

Claims (6)

  1. 基板と前記基板上面に設けられたコネクタとを備え、前記コネクタは嵌合部品を嵌め合わせるために用いられる電気回路基板の製造方法であって、
    上面に設けられた複数のパッドを有する前記基板と、本体部と前記本体部の裏面に設けられた複数のリードとを有する前記コネクタと、を準備する工程と、
    前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記コネクタを前記基板上面に配置する工程と、
    前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドにそれぞれ接合させる工程と、
    を備え、
    前記基板に基板側位置決め部を設け、
    前記コネクタにコネクタ側位置決め部を設け、
    前記配置する工程において、前記複数のリードそれぞれを、対応する前記パッドに隣接する前記パッドに接触させることなく、対応する前記パッドの中心から前記基板上面と平行な平面内において第1の方向にずれた位置に配置し、
    前記接合させる工程において、前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドの中心側にそれぞれ移動させるセルフアライメント効果によって、前記コネクタを前記基板上面と平行な平面内において前記第1の方向とは反対の第2の方向に移動させ、前記コネクタ側位置決め部を前記基板側位置決め部に当てることによって、前記コネクタを前記基板上の目標位置に位置決めすることを特徴とする電気回路基板の製造方法。
  2. 基板と前記基板上面に設けられたコネクタを備え、前記コネクタは嵌合部品を嵌め合わせるために用いられる電気回路基板の製造方法であって、
    上面に設けられた複数のパッドを有する前記基板と、本体部と前記本体部の裏面に設けられた複数のリードとを有する前記コネクタと、を準備する工程と、
    前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記コネクタを前記基板上面に配置する工程と、
    前記接合材料の加熱溶融により前記複数のリードを対応する前記複数のパッドにそれぞれ接合させる工程と、
    を備え、
    前記基板に基板側位置決め部を設け、
    前記コネクタにコネクタ側位置決め部を設け、
    前記接合させる工程において、前記接合材料を加熱溶融した状態で、前記コネクタを前記基板上面と平行な平面内において特定方向に押圧し、前記コネクタ側位置決め部を前記基板側位置決め部に当てることによって、前記コネクタを前記基板上の目標位置に位置決めすることを特徴とする電気回路基板の製造方法。
  3. 前記基板側位置決め部は前記基板に設けられた穴の側壁であり、
    前記コネクタ側位置決め部は、前記裏面に設けられ前記穴よりも内径が小さいピンであり、
    前記配置する工程において、前記ピンを前記穴に挿入し、
    前記接合させる工程において、前記ピンを前記穴の側壁に当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気回路基板の製造方法。
  4. 前記穴の前記基板上面と平行な断面が円形であり、前記ピンの前記基板上面と平行な断面が円形であることを特徴とする請求項3に記載の電気回路基板の製造方法。
  5. 前記基板側位置決め部は前記基板上面に設けられたストッパーであり、
    前記コネクタ側位置決め部は前記本体部であり、
    前記接合させる工程において、前記本体部を前記ストッパーに当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気回路基板の製造方法。
  6. 前記嵌合部品は複数の嵌合部を有し、
    前記基板と前記コネクタとを準備する工程において、前記基板として、前記基板側位置決め部として複数の基板側位置決め部を有する基板を準備し、前記コネクタとして前記複数の嵌合部をそれぞれ嵌め合わせる複数のコネクタを準備し、
    前記配置する工程において、前記複数のコネクタがそれぞれ有する前記複数のリードが対応する前記複数のパッド上に前記接合材料を介してそれぞれ配置されるように、前記複数のコネクタを配置し、
    前記接合させる工程において、前記複数のコネクタそれぞれに設けられた前記コネクタ側位置決め部を、対応する前記基板側位置決め部に当てることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気回路基板の製造方法
JP2009028280A 2009-02-10 2009-02-10 電気回路基板の製造方法 Expired - Fee Related JP5428369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009028280A JP5428369B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 電気回路基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009028280A JP5428369B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 電気回路基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010186777A JP2010186777A (ja) 2010-08-26
JP5428369B2 true JP5428369B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=42767283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009028280A Expired - Fee Related JP5428369B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 電気回路基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5428369B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6880875B2 (ja) * 2017-03-21 2021-06-02 日本電気株式会社 実装方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714670U (ja) * 1993-08-09 1995-03-10 株式会社三協精機製作所 回路基板
JP3009035U (ja) * 1994-09-16 1995-03-28 メック株式会社 ボールグリッドアレイパッケージ
JP2002057432A (ja) * 2000-08-07 2002-02-22 Hitachi Ltd 面実装部品の実装方法
JP2003069177A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Canon Inc フレキシブルプリント回路基板を有する電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010186777A (ja) 2010-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI399890B (zh) 母連接器、用以組裝於該母連接器之公連接器、電性連接構造以及使用這些組件之電機.電子機器
TWI517326B (zh) 具有引線之基板
JP6592995B2 (ja) 電気コネクタ
JP2008147254A (ja) 多層基板及び多層基板の製造方法
JP2006344458A (ja) 表面実装型電気コネクタ
JP6269451B2 (ja) 電気接続構造
CN103036088A (zh) 触头及电连接器
JP2018512694A (ja) 電気接続構造の製造方法
JP6417298B2 (ja) マルチピースfpcコネクタ
JP5428369B2 (ja) 電気回路基板の製造方法
JP2012204729A (ja) 車両用電子制御装置およびその製造方法
US20150136454A1 (en) Combined wiring board and method for manufacturing the same
JP2010157701A (ja) エリア・アレイ・アダプタ
WO2017038790A1 (ja) 樹脂基板、部品実装樹脂基板、部品実装樹脂基板の製造方法
JP2016012627A (ja) 部品実装方法、部品実装構造およびこれを備えた電子機器
JP3076820U (ja) コネクタ
KR20120005958A (ko) 전기부품
WO2015083263A1 (ja) リードフレーム、金型、実装部品付きリードフレームの製造方法
TWM468037U (zh) 軟性排線結構
JP6569851B2 (ja) 電気コネクタ
WO2020066053A1 (ja) 電子制御装置
JP2015149329A (ja) 電子部品の実装構造
JP2017004704A (ja) コネクタ組立体
JP2006147323A (ja) 接続基板及びその製造方法
TWM600059U (zh) 具有接地壓接結構的組接裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees