JP5428352B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、カメラに関するものである。
被写体の動きの度合いを判定し、その判定結果に応じてシャッタ速度(露光時間)や感度を変更するカメラが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。動きの度合いの判定は、所定時間前後の撮像データを比較して判断するため、該所定時間を要する。また、電源投入後は、種々の初期処理もあるため、動きの度合いの判定結果が出力される迄に時間を要する。従って、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内においては、レリーズを非受付(無効)とするか、被写体静止時用の撮影処理を行っている。
特許3887051号公報 特開平6−153088号公報
しかしながら、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内においてレリーズを非受付としている場合、所望の写真を撮影できない場合があるという問題がある(換言すれば、電源投入から撮影可能状態になる迄に時間を要するという問題がある)。つまり、電源投入直後にレリーズボタンを押下するような場面というのは、シャッタチャンスに遭遇した場合や移動中の被写体に遭遇した場合などであると想定される。ところが、レリーズを直ちに受け付けるべきであるのに、レリーズが非受付になっているため、結果として、シャッタチャンスを逃す場合や被写体を捕え損なう場合が多くなる。一方、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内において被写体静止時の撮影処理を行う場合、写真がぶれ易いという問題がある。つまり、電源投入直後にレリーズボタンを押下する場面は、上述の如くシャッタチャンスに遭遇した場合や移動中の被写体に遭遇した場合などであるから、撮影者は少なからず慌てていると想定される。従って、カメラを不安定に保持したりシャッタボタンを一気に押下したりする可能性が高くなる。ところが、カメラの保持体勢が不安定であるのに、被写体静止時の撮影処理になっているため、結果として、手ぶれ写真となる可能性が高くなる。特に、移動中の被写体を撮影した場合には、手ぶれがなくても被写体がぶれる可能性が高くなる。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内において、所望の写真をぶれることなく撮影することができる技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の一態様であるカメラは、被写体の動きの度合いを判定し、判定結果を出力する動き判定部と、前記動き判定部から出力された前記判定結果に基づいて撮像時の露光条件を設定する露光条件設定部とを備え、前記露光条件設定部は、被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、被写体の動きの度合いが前記基準値未満である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときに設定するべき所定の露光時間以下の露光時間を設定し、電源投入後、前記判定結果出力前に、又は、電源投入後、前記判定結果に応じた前記所定の露光時間若しくは前記所定の露光時間以下の露光時間の設定に要する時間に基づいて設定された所定時間経過前に、レリーズ信号を受け付けたときは、被写体の動きの度合い及び被写体の明るさにかかわらず、前記所定の露光時間以下の露光時間を設定することを特徴とする。
上記カメラにおいて、前記露光条件設定部は、複数の撮像パターンを記憶する撮像パターン記憶部と、前記撮像パターン記憶部に記憶された複数の撮像パターンのなかから一の撮像パターンを選択する撮像パターン選択部とを有し、前記撮像パターン選択部は、被写体の動きの度合いが基準値未満である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、前記複数の撮像パターンのなかから第1の撮像パターンを選択し、被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、前記複数の撮像パターンのなかから露光時間が前記第1の撮像パターンの露光時間以下である前記第2の撮像パターンを選択し、電源投入後、前記判定結果出力前に、又は、電源投入後、前記判定結果に応じた前記第1の撮像パターン若しくは前記第2の撮像パターンの選択に要する時間に基づいて設定された所定時間経過前に、レリーズ信号を受け付けた場合には、被写体の動きの度合い及び被写体の明るさにかかわらず、前記第2の撮像パターン、又は、前記第2の撮像パターンと異なる撮像パターンであって露光時間が前記第1の撮像パターンの露光時間以下である第3の撮像パターンを前記複数の撮像パターンのなかから選択してもよい。
上記カメラにおいて、動き判定部は、異なる時間に撮像された複数の撮像データを比較することによって被写体の動きの度合いを判定してもよい。また、カメラは、レンズの焦点を合わせる合焦部を更に備え、動き判定部は、合焦部によって焦点が合わせられたときのレンズ位置の変化量に基づいて被写体の動きの度合いを判定してもよい。
本発明によれば、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内において、所望の写真をぶれることなく撮影することができるようになる。電源投入後、判定結果出力前に、レリーズ信号を受け付けた場合、直ちに、通常以下の露光時間で撮影するからである。
本発明の実施形態に係るカメラ1の構成例を示すブロック図である。 カメラ1の撮像パターン選択機能に係る機能ブロック図である。 撮像パターン記憶部110に記憶された情報の一例である。 カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。 カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。 カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。 カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカメラ1の構成例を示すブロック図である。カメラ1は、図1に示すように、電源10、電源ボタン11、半押し(12a)または全押し(12b)を受け付けるシャッタボタン12、シャッタ/レンズ制御回路20、シャッタ羽根31および絞り羽根32を有するシャッタユニット30、集光レンズ41とフォーカスレンズ42から構成されるレンズ群40、フォーカスレンズ42を保持するレンズホルダ43、フォーカスレンズ42の初期位置を検出するフォトインタラプタ44、フォーカスレンズ42を前後方向(図中の矢印方向)に案内する送りネジ45、送りネジ45を回転させてフォーカスレンズ42を前後方向に移動させるステッピングモータ46、レンズ群40を透過した光をフィルタ処理するOLPF(光学ローパスフィルタ)50、OLPF50を透過した光を光電変換する固体撮像素子の一例であるCCD51、CCD51から出力される画像信号を処理する画像処理回路52、液晶画面60、液晶画面60を制御する液晶駆動回路61、設定情報および画像データなどを記憶するメモリ70、および、シャッタ/レンズ制御回路20、ステッピングモータ46、液晶駆動回路60およびメモリ70などを制御するエンジン80を備える。
カメラ1は、撮像パターン(プログラム線図によって規定される撮像のパターン、撮像プログラム、撮像モードとも称する)が選択(適用)された場合に、選択された撮像パターンに従って被写体を撮像する。以下、カメラ1が撮像パターンを選択する機能を撮像パターン選択機能という。なお、撮像パターン選択機能は、エンジン80およびメモリ70などによって実現されるが、詳細は後述する。
また、エンジン80は、シャッタボタンが半押しまたは全押しされた旨をシャッタ/レンズ制御回路20等に通知する。また、エンジン80は、設定受付部(非図示)によって受け付けた感度に従って、画像処理回路52から出力される画像信号から、画像データを生成する。シャッタ/レンズ制御回路20は、シャッタユニット30を制御することによってシャッタ羽根31および絞り羽根32の駆動を制御する。なお、シャッタユニット30は、設定受付部(非図示)によって受け付けた絞り値に従って、絞り羽根32の駆動を制御することもできる。
また、エンジン80は、フォーカスレンズ42のピントが合う位置を決定する。つまり、エンジン80は、レンズの焦点を合わせる。より詳細には、エンジン80は、シャッタ/レンズ制御回路20と画像処理回路52からフォーカスレンズ42の前後位置に応じた各AF評価値(フォーカシング中の各AF評価値)を取得し、各AF評価値のうち最大のAF評価値(以下、「最大AF評価値」という)を探し、フォーカスレンズ42のピントが合う位置を決定する。エンジン80は、ピントが合う位置をシャッタ/レンズ制御回路20に供給する。なお、シャッタ/レンズ制御回路20は、フォトインタラプタ46によってフォーカスレンズ42の初期位置を検出し、初期位置からのピントが合う位置迄の変位分に応じた駆動パルスをステッピングモータ46に供給し、ピントが合う位置にフォーカスレンズ42を移動させる。なお、エンジン80は、電源投入直後は、種々の初期処理(例えば、フォーカスレンズ42の初期位置設定処理、CCD51の初期化処理)を実行する。
図2は、カメラ1の撮像パターン選択機能に係る機能ブロック図である。図3は、撮像パターン記憶部110に記憶された情報の一例である。カメラ1の撮像パターン選択機能は、図2(a)に示すように、画像データ記憶部100と、撮像パターン記憶部110と、動き判定部120と、撮像パターン選択部130とから構成される。画像データ記憶部100は、スルー画像データおよび本画像データを記憶する。なお、撮像パターン記憶部110と撮像パターン選択部130とを露光条件設定部を総称してもよい。
撮像パターン記憶部110は、複数(本実施形態の例は2つ)の撮像パターンを記憶する。例えば、撮像パターン記憶部110は、図3(a)に示す、実線(太線)により示される通常撮像時用(被写体静止時用)の撮像パターン(以下、「通常パターン」という)と、破線により示される高速撮像時用(被写体移動時用)の撮像パターン(以下、「高速パターン」という)を記憶する。図3(a)に示すプログラム線図の横軸はシャッタ速度(露光時間)、縦軸は絞り値を示し、例えば、A点(シャッタ速度が60分の1秒、絞り値が2.8)は通常パターンを構成する値、B点(シャッタ速度が125分の1秒、絞り値が2)は高速パターンを構成する値の一例である。
高速パターンのシャッタ速度は、図3(a)に示すように、通常パターンのシャッタ速度以上である。換言すれば、高速パターンの露光時間は通常パターンの露光時間以下である。図3(a)に示す例では、EV7〜EV21の範囲において、高速パターンのシャッタ速度は通常パターンのシャッタ速度よりも速くなっている。
動き判定部120は、被写体の動きの度合いを判定する。具体的には、動き判定部120は、異なる時間に撮像された複数の撮像データを比較することによって、被写体の動きの度合いが予め定めた基準値以上であるか否かを判定する。より詳細には、動き判定部120は、画像データ記憶部100に記憶されている所定フレーム数離れた2つのスルー画像データの類似度(例えば、パターンマッチングによる類似度)が予め定めた閾値以上である場合は被写体の動きの度合いが基準値以上であると判定し、閾値未満である場合は被写体の動きの度合いが基準値未満であると判定する。なお、上記所定フレーム数は1以上である。
動き判定部120は、被写体の動きの度合いを判定した場合、その判定結果(被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の判定結果または被写体の動きの度合いが基準値未満である旨の判定結果の何れか)を撮像パターン選択部130に出力する。なお、動き判定部120は、被写体の動きの度合いに応じて通常パターンと高速パターンとを切り替えない場合を除き、電源供給時において、逐次(例えば、スルー画像データが生成される都度)、判定結果を撮像パターン選択部130に出力する。但し、動き判定部120は、電源供給直後の所定時間内(例えば、0.7秒間程度)は、種々の初期処理などを実行するため、判定結果を出力しない。
撮像パターン選択部130は、動き判定部120から被写体の動きの度合いが基準値未満である旨の判定結果を取得した場合は、撮像パターン記憶部110に記憶された2つの撮像パターン(通常パターン、高速パターン)のなかから通常パターンを選択する。撮像パターン選択部130は、動き判定部120から被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の判定結果を取得した場合、または、電源投入から判定結果(被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の判定結果または被写体の動きの度合いが基準値未満である旨の判定結果の何れか)が出力される迄の時間内において、レリーズ信号を受け付けた場合は、2つの撮像パターン(通常パターン、高速パターン)のなかから高速パターンを選択する。撮像パターン選択部130は、撮像パターン(通常パターンまたは高速パターンの何れかの撮像パターン)を選択した場合、選択した撮像パターンによる露光条件(例えば、シャッタ速度、絞り値)をシャッタ/レンズ制御回路20に供給する。
なお、カメラ1の撮像パターン選択機能は、図2(b)に示すように、撮像パターン記憶部110と、動き判定部120と、撮像パターン選択部130と、合焦部140とから構成するようにしてもよい。図2(b)の場合、動き判定部120は、合焦部140によって焦点が合わせられたときのレンズ位置の変化量が予め定めた閾値以上である場合は被写体の動きの度合いが基準値以上であると判定し、閾値未満である場合は被写体の動きの度合いが基準値未満であると判定する。
図4乃至図7は、カメラ1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示すフローチャートの開始時において、起動に必要な電力はエンジンに供給されているが、カメラ1は電源未投入であるものとする。図4において、エンジン80は、電源が投入されたか否かを判断する(ステップS10)。エンジン80は、電源が投入されていないと判断した場合(ステップS10:No)、電源が投入されたと判断する迄(ステップS10:Yes)、ステップS10を繰り返す。一方、エンジン80は、電源が投入されたと判断した場合(ステップS10:Yes)、初期処理(例えば、フォーカスレンズ42を初期位置設定処理)を開始する(ステップS11)。
ステップS11に続いて、エンジン80は、シャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS13)。エンジン80は、シャッタボタンが半押しされていないと判断した場合(ステップS13:No)、ステップS100に進む。ステップS100において通常パターンまたは高速パターンの何れかの撮像パターンを選択したエンジン80は、シャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS15)。なお、ステップS100の処理の詳細は図5において説明する。また、後述する様に、エンジン80は、ステップS100(図5)に代えてステップS200(図6)を実行してもよい。
エンジン80は、シャッタボタンが半押しされていないと判断した場合(ステップS15:No)、シャッタボタンが半押しされたと判断する迄(ステップS15:Yes)、ステップS100を繰り返す。一方、エンジン80は、シャッタボタンが半押しされたと判断した場合(ステップS15:Yes)、測光制御(AE)および自動焦点制御(AF)を実行する(ステップS17)。
ステップS17に続いて、エンジン80は、ステップS100において選択した撮像パターン(通常パターンまたは高速パターンの何れかの撮像パターン)およびステップS17において決定した露光量に従って、露光条件(シャッタ速度、絞り値)を決定する(ステップS18)。例えば、ユーザが感度を設定し、ステップS17において決定した露光量がEV(Exposure value)値「9」の場合、図3(a)に示すプログラム線図に従えば、ステップS100において選択された撮像パターンが通常パターンであったときは露光条件をA点の値に決定し、ステップS100において選択された撮像パターンが高速パターンであったときは露光条件をB点の値に決定する。
一方、エンジン80は、シャッタボタンが半押しされたと判断した場合(ステップS13:Yes)、撮像パターンとして高速パターンを選択する(ステップS16)。続いて、エンジン80は、ステップS17、ステップS18を実行する。なお、エンジン80は、ステップS18において、例えば、ユーザが感度を設定し、ステップS17において決定した露光量がEV値「9」の場合、図3(a)に示すプログラム線図に従えば、破線上のB点を決定する。
ステップS18に続いて、エンジン80は、シャッタボタンが全押しされたか否かを判断する場合(ステップS19)。エンジン80は、シャッタボタンが全押しされていないと判断した場合(ステップS19:No)、シャッタボタンが半押しされているか否かを判断する(ステップS20)。エンジン80は、シャッタボタンが半押しされていると判断した場合(ステップS20:Yes)、ステップS19に戻る。一方、エンジン80は、シャッタボタンが半押しされていないと判断した場合(ステップS20:No)、ステップS100に戻る。
一方、エンジン80は、シャッタボタンが全押しされたと判断した場合(ステップS19:Yes)、ステップS18において決定した露光条件(シャッタ速度、絞り値)をシャッタ/レンズ制御回路20に供給する。エンジン80から露光条件を取得したシャッタ/レンズ制御回路20は、シャッタユニット30を制御することによってシャッタ羽根31および絞り羽根32の駆動を制御し、被写体を撮像する(ステップS21)。そして、図4に示すフローチャートは終了する。
図5に示すフローチャートは、図4に示すフローチャートのステップS13(No)に続いて開始する。なお、図5に示すフローチャートは、撮像パターン選択機能が、図2(a)の構成であるときの動作である。図5において、エンジン80は、画像処理回路52から画像信号を取得し、取得した画像信号に基づいて画像データを生成する(ステップS101)。エンジン80は、生成した画像データを画像データ記憶部100に記憶する。
エンジン80は、最新の画像データ(直近のステップS101において生成した画像データ。以下、「比較対象後画像データ」という)から遡って所定フレーム数前(所定時間前)の画像データ(以下、「比較対象前画像データ」という)が画像データ記憶部100に記憶されているか否かを判断する(ステップS102)。なお、上記所定フレーム数は1以上である。エンジン80は、比較対象前画像データが記憶されていないと判断した場合(ステップS102:No)、比較対象前画像データが記憶されていると判断する迄(ステップS102:Yes)、ステップS101を繰り返す。即ち、エンジン80は、画像データ記憶部100に所定フレーム数分の画像データを蓄積する。
一方、エンジン80は、比較対象前画像データが記憶されていると判断した場合(ステップS102:Yes)、比較対象前画像データと比較対象後画像データの類似度(例えば、パターンマッチングによる類似度)を算出する(ステップS103)。換言すれば、エンジン80は、上記所定フレーム間における画像像データの変化量を算出する。続いて、エンジン80は、ステップS103において算出した類似度が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS105)。
エンジン80は、類似度が閾値以上でないと判断した場合(ステップS105:No)、撮像パターンとして通常パターンを選択する(ステップS106)。つまり、エンジン80は、類似度が閾値未満の場合、上記所定フレーム間(所定時間内)における被写体の動きの度合いが基準値未満であると判定し、通常パターンを選択する。一方、エンジン80は、類似度が閾値以上であると判断した場合(ステップS105:Yes)、撮像パターンとして高速パターンを選択する(ステップS107)。つまり、エンジン80は、類似度が閾値以上の場合、上記所定フレーム間(所定時間内)における被写体の動きの度合いが基準値以上であると判定し、高速パターンを選択する。そして、図5に示すフローチャートは終了し、図4に示すフローチャート(ステップS15)に戻る。
なお、カメラ1は、図4のフローチャートのステップS100(図5)に示す動作に代えて、ステップS200(図6)に示す動作を実行してもよい。なお、図6に示すフローチャートは、撮像パターン選択機能が、図2(b)の構成であるときの動作である。図6において、エンジン80は、シャッタ/レンズ制御回路20と画像処理回路52からフォーカシング中の各AF評価値を取得し、フォーカシング中のレンズポジションに応じた各AF評価値を一時記憶する(ステップS201)。エンジン80は、一時記憶している各AF評価値から最大AF評価値を探し、フォーカスレンズ42の前後位置を決定する(ステップS203)。エンジン80は、決定したフォーカスレンズ42の前後位置を一時記憶する。
続いて、エンジン80は、前回(所定時間前)のフォーカスレンズ42の前後位置が一時記憶されているか否かを判断する(ステップS204)。エンジン80は、前回のフォーカスレンズ42の前後位置が一時記憶されていないと判断した場合(ステップS204:No)、ステップS201に戻る。
一方、エンジン80は、前回のフォーカスレンズ42の前後位置が一時記憶されていると判断した場合(ステップS204:Yes)、フォーカスレンズ42の前後位置の変化量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS205)。エンジン80は、フォーカスレンズ42の前後位置の変化量が閾値以上でないと判断した場合(ステップS205:No)、撮像パターンとして通常パターンを選択する(ステップS206)。つまり、エンジン80は、フォーカスレンズ42の前後位置の変化量が閾値未満の場合、上記所定時間内における被写体の動きの度合いが基準値未満であると判定し、通常パターンを選択する。一方、エンジン80は、フォーカスレンズ42の前後位置の変化量が閾値以上であると判断した場合(ステップS205:Yes)、撮像パターンとして高速パターンを選択する(ステップS207)。つまり、エンジン80は、フォーカスレンズ42の前後位置の変化量が閾値以上の場合、上記所定時間内における被写体の動きの度合いが基準値以上であると判定し、高速パターンを選択する。そして、図6に示すフローチャートは終了し、図4に示すフローチャート(ステップS15)に戻る。
以上のように、図6に示す動作は、撮像される前に繰り返しフォーカシングを行い、ピントのあったレンズ位置の変化によって被写体の動きの度合いを判定する動作である。撮像タイミングをフォーカス優先でなく、レリーズ優先(シャッタボタンが全押しされるとフォーカシング動作を途中でやめて撮像する動作)とするような場合には電源投入直後に過去の履歴もなく、正確な被写体位置を得ることもできないこともある。その場合、例えば、ステップS201からステップS204の間において、シャッタボタンが半押しされているか否かを判断し、シャッタボタンが半押されていると判断したときは、高速パターンを選択するようにしてもよい。
また、カメラ1は、図4のフローチャートに示す動作に代えて、図7のフローチャートに示す動作を実行してもよい。図4は、電源投入後、判定結果出力前にレリーズ信号を受け付けたときに、高速パターンを適用する例であったが、図7は、電源投入後、所定時間内にレリーズ信号を受け付けたときに、判定結果の有無にかかわらず、高速パターンを適用する例である。図7の動作も、図4の動作と同様の効果を得ることができる。なお、図7のステップS30は図4のステップS10と、図7のステップS31は図4のステップS11と、図7のステップS33は図4のステップS13と、図7のステップS36は図4のステップS16と、図7のステップS38は図4のステップS18と、図7のステップS39は図4のステップS19と、図7のステップS40は図4のステップS20と、図7のステップS41は図4のステップS21と同様であるため、説明を省略する。
図7において、ステップS31に続いてエンジン80は、タイマを起動する(ステップS32)。タイマの値(タイムアップ時間)は、ステップS100(図5)またはステップS200(図6)の処理時間に基づいて設定する。ステップS100の処理時間に基づいて設定する場合、即ち、被写体の動きの度合いに基づいて通常パターンまたは高速パターンの何れかの撮像パターンを選択する場合、何れかの撮像パターンが選択される迄に要する時間(つまり、ステップS100の処理時間)より僅かに長い時間を設定する。ステップS200の処理時間に基づいて設定する場合も同様である。
エンジン80は、シャッタボタンが半押しされていないと判断した場合(ステップS33:No)、シャッタボタンが半押しされたと判断する迄(ステップS33:Yes)、ステップS33を繰り返す。一方、エンジン80は、シャッタボタンが半押しされたと判断した場合(ステップS33:Yes)、タイマが既にタイムアップしているか否かを判断する(ステップS34)。
エンジン80は、タイマが未だタイムアップしていないと判断した場合(ステップS34:No)、ステップS36以降を実行する。つまり、エンジン80は、タイマが未だタイムアップしていない場合、ステップS100(図5)またはステップS200(図6)の処理が完了していないと判断し、ステップS36において高速パターンを選択してからステップS37以降を実行する。一方、エンジン80は、タイマが既にタイムアップしていると判断した場合(ステップS34:Yes)、ステップS36を飛ばしてステップS37以降を実行する。つまり、エンジン80は、タイマが既にタイムアップしている場合、ステップS100(図5)またはステップS200(図6)の処理が完了したと判断し、ステップS36を飛ばしてステップS37以降を実行する。そして、ステップS41の実行後、図7に示すフローチャートは終了する。
なお、図7に示すフローチャートの例では、エンジン80は、初期処理(ステップS31)に続いてタイマを起動するが(ステップS32)、タイマの起動は、初期処理開始前でもよく、その場合タイマの値は初期処理時間も含めて決定される。
以上、本実施形態によれば、電源投入から動きの度合いの判定結果が出力される迄の時間内において、所望の写真をぶれることなく撮影することができるようになる。電源投入後、判定結果出力前に、レリーズ信号を受け付けた場合、直ちに、高速撮像時用(被写体移動時用)である高速パターンを適用して撮像するからである。
なお、上記実施形態では、被写体の動きの度合いが基準値以上であるか否かに応じて、通常パターンまたは高速パターンを選択したが、当該基準値は複数であってもよい。即ち、被写体の動き度合いに応じて露光条件を段階的に変えてもよい。例えば、ユーザが感度を設定し、決定した露光量がEV値「9」の場合、図3(a)に示すプログラム線図に従えば、動きの度合いが第1基準値以上第2基準値未満であるときは、露光条件をB点の値に決定し、動きの度合いが第2基準値以上であるときは、設定された感度を2段分感度アップするとともに、露光条件をC点の値(シャッタ速度が250分の1秒、絞り値が2.8)に決定する。
また、上記実施形態では、カメラ1は2つの撮像パターン(通常パターン、高速パターン)を記憶しているが、カメラ1は記憶する撮像パターンは1つまたは3以上であってもよい。一例として、カメラ1は、図3(b)に示すように、3つの撮像パターン(通常パターン、高速パターン、専用パターン)を記憶する。図3(b)の実線は通常パターン、破線は高速パターン、一点鎖線は専用パターンである。図3(b)に示す通常パターンおよび高速パターンは、図3(a)に示す通常パターンおよび高速パターンと同様である。専用パターンのシャッタ速度は、図3(b)に示すように、通常パターンのシャッタ速度以上である。換言すれば、専用パターンの露光時間は通常パターンの露光時間以下である。図3(b)に示す例では、EV7〜EV19の範囲において、専用パターンのシャッタ速度は通常パターンのシャッタ速度よりも速くなっている。カメラ1が、専用パターンを記憶する場合、電源投入後、判定結果出力前にレリーズ信号を受け付けたときは(または、電源投入後、所定時間内にレリーズ信号を受け付けたときは)、直ちに、専用パターンにて撮像する。なお、図3(b)に示す専用パターンの露光時間は高速パターンの露光時間以上であるが、専用パターンの露光時間は高速パターンの露光時間以下であってもよい。
他の例として、カメラ1は、1つの撮像パターン(図3に示す通常パターン)のみを記憶する。カメラ1が、通常パターンのみを記憶する場合、電源投入後、判定結果出力前にレリーズ信号を受け付けたときは(または、電源投入後、所定時間内にレリーズ信号を受け付けたときは)、直ちに、露光条件(シャッタ速度を上げる)を変えて撮像する。なお、シャッタ速度を上げる際に設定された感度をアップしてもよい。
また、上記実施形態において、動き判定の例として、画像データの類似度に基づく判定方法とレンズ位置の変化量に基づく判定方法とを説明したが、例えば、画像データから被写体の動きベクトルを算出し、算出した動きベクトルの大きさと閾値とを比較する判定方法など他の判定方法を用いてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 カメラ 10 電源 11 電源ボタン 12 シャッタボタン 20 シャッタ/レンズ制御回路 30 シャッタユニット 31 シャッタ羽根 32 絞り羽根 40 レンズ群 41 集光レンズ 42 フォーカスレンズ 43 レンズホルダ 44 フォトインタラプタ 45 送りネジ 46 ステッピングモータ 50 OLPF(光学ローパスフィルタ) 51 CCD 52 画像処理回路 60 液晶画面 61 液晶駆動回路 70 メモリ 80 エンジン80 100 画像データ記憶部 110 撮像パターン記憶部 120 動き判定部 130 撮像パターン選択部 140 合焦部

Claims (4)

  1. 被写体の動きの度合いを判定し、判定結果を出力する動き判定部と、
    前記動き判定部から出力された前記判定結果に基づいて撮像時の露光条件を設定する露光条件設定部と
    を備え、
    前記露光条件設定部は、
    被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、被写体の動きの度合いが前記基準値未満である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときに設定するべき所定の露光時間以下の露光時間を設定し、
    電源投入後、前記判定結果出力前に、又は、電源投入後、前記判定結果に応じた前記所定の露光時間若しくは前記所定の露光時間以下の露光時間の設定に要する時間に基づいて設定された所定時間経過前に、レリーズ信号を受け付けたときは、被写体の動きの度合い及び被写体の明るさにかかわらず、前記所定の露光時間以下の露光時間を設定することを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記露光条件設定部は、複数の撮像パターンを記憶する撮像パターン記憶部と、前記撮像パターン記憶部に記憶された複数の撮像パターンのなかから一の撮像パターンを選択する撮像パターン選択部と
    を有し、
    前記撮像パターン選択部は、被写体の動きの度合いが基準値未満である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、前記複数の撮像パターンのなかから第1の撮像パターンを選択し、被写体の動きの度合いが基準値以上である旨の前記判定結果が前記動き判定部から出力されたときは、前記複数の撮像パターンのなかから露光時間が前記第1の撮像パターンの露光時間以下である前記第2の撮像パターンを選択し、
    電源投入後、前記判定結果出力前に、又は、電源投入後、前記判定結果に応じた前記第1の撮像パターン若しくは前記第2の撮像パターンの選択に要する時間に基づいて設定された所定時間経過前に、レリーズ信号を受け付けた場合には、被写体の動きの度合い及び被写体の明るさにかかわらず、前記第2の撮像パターン、又は、前記第2の撮像パターンと異なる撮像パターンであって露光時間が前記第1の撮像パターンの露光時間以下である第3の撮像パターンを前記複数の撮像パターンのなかから選択することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載のカメラにおいて、
    前記動き判定部は、異なる時間に撮像された複数の撮像データを比較することによって被写体の動きの度合いを判定することを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載のカメラは、レンズの焦点を合わせる合焦部を更に備え、
    前記動き判定部は、前記合焦部によって焦点が合わせられたときのレンズ位置の変化量に基づいて被写体の動きの度合いを判定することを特徴とするカメラ。
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