JP5427081B2 - 鉄道車両用制振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両用制振装置の改良に関する。
従来、この種の鉄道車両用制振装置にあっては、たとえば、鉄道車両に車体の進行方向に対して左右方向の振動を抑制すべく、車体と台車との間に介装されて使用されるものが知られている。
具体的には、車体と台車との間にアクチュエータとダンパを並列させて介装して構成されており、アクティブ制御時には、制御装置でアクチュエータの推力を制御しつつダンパの減衰力を最低として、車体の振動を抑制するとともに、異状時には、アクチュエータの推力を0としつつダンパの減衰力を最大として鉄道車両用制振装置をパッシブダンパとして機能させて、車体の振動を抑制するようにしている。
特開2009−73418号公報
ところで、鉄道車両はトロリ線から電力供給を受けて駆動するようになっているが、上記トロリ線へ電力供給する電源は、交流電源であって、位相が異なる電源同士をトロリ線にそのまま繋いだのでは、電源間が混触して過大電流が流れるなどの不都合が生じるため、き電の切換箇所にき電切換セクションを設けて、上記混触を防止している。
具体的には、き電切換セクションKでは、図3に示すように、鉄道車両Trの進行方向手前側にある電源Xに接続されるトロリ線T1と、鉄道車両Trの進行方向先側にある電源Yに接続されるトロリ線T2との間に各トロリ線T1,T2にスイッチS1,S2を介して接続される中間トロリ線T3が設けてある。
そして、中間トロリ線T3は、基本的には、上記スイッチS1にて進行方向手前側にある電源Xに接続されていて、鉄道車両Trが中間トロリ線T3の区間に入ると、一端、双方の電源X,Yと中間トロリ線との接続を断った後、中間トロリ線T3に進行方向先側にある電源Yを接続して、き電を切換えるようにしている。
すなわち、鉄道車両Trがこのき電切換セクションKを通過する際には、中間トロリ線T3は双方の電源X,Yとの接続が断たれるので、一瞬停電となって電力供給を受けることができない時間が生じる。なお、この停電時には鉄道車両は惰行(惰性走行)を行うことになる。
ここで、鉄道車両にあっては、トロリ線の電圧を車内搭載の電圧変換機によって変圧して各種機器を駆動するようにしているが、鉄道車両用制振装置のアクチュエータを駆動するための電圧は比較的高圧の電圧であり、停電時にはアクチュエータの駆動を一切行えないようになっている。このような場合、ダンパは最大減衰力を発揮して、鉄道車両用制振装置はパッシブダンパとして機能するようになっている。
しかしながら、き電切換セクションKの前後では、鉄道車両用制振装置は、アクティブ制御によって車体の振動を抑制しており、き電切換セクションKを通過中には、単なるパッシブダンパとなるので、乗り心地が急激に変化して乗客に不快感を与えてしまう問題がある。
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、き電切換セクション通過の際の乗り心地の悪化を抑制することができる鉄道車両用制振装置を提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、鉄道車両の台車と車体との間に介装されるシリンダ装置と当該シリンダ装置をアクティブ制御する制御装置とを備え、シリンダ装置は、台車と車体の一方に連結されるシリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、シリンダ内に挿入されてピストンに連結されるとともに台車と車体の他方に連結されるロッドと、シリンダ内にピストンで区画したロッド側室とピストン側室と、タンクと、ロッド側室とピストン側室とを連通する第一通路の途中に設けた第一開閉弁と、ピストン側室とタンクとを連通する第二通路の途中に設けた第二開閉弁と、ロッド側室をタンクへ接続する排出通路と、排出通路の途中に開弁圧を変更可能な可変リリーフ弁と、ロッド側室へ液体を供給するポンプと、ポンプを駆動するモータとを備え、制御装置は、上記モータ、第一開閉弁、第二開閉弁および可変リリーフ弁を駆動してシリンダ装置をアクティブ制御して鉄道車両の振動を抑制する鉄道車両用制振装置において、シリンダ装置は、タンクからピストン側室へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路と、ピストン側室からロッド側室へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路とを備え、制御装置は、鉄道車両のき電切換セクション通過の際の停電発生前にモータを停止させ電源復帰後にモータの駆動を再開させるとともに、モータ停止中にシリンダ装置の第一開閉弁、第二開閉弁および可変リリーフ弁を制御してセミアクティブ制御することを特徴とする。
本発明の鉄道車両用制振装置によれば、鉄道車両がき電切換セクションを通過する際に生じる停電前にモータの回転を停止し、モータを再度回転させる間中、セミアクティブ制御でシリンダ装置を制御するので、車体の振動を効果的に抑制することができ、き電切換セクションの通過の際の乗り心地の悪化を抑制することができる。
一実施の形態における鉄道車両用制振装置の詳細図である。 一実施の形態におけるシリンダ装置を鉄道車両の車体と台車との間に介装した状態を示す図である。 き電切換セクションにおけるき電切換の説明図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。一実施の形態における鉄道車両用制振装置1は、図1に示すように、シリンダ装置Aと、シリンダ装置Aを制御する制御装置Cとを備えて構成されており、シリンダ装置Aは、図2に示すように、二本が対を成して鉄道車両Trの車体Bと台車Wとの間に並列して介装されている。
そして、この鉄道車両用制振装置1は、アクティブ制御で車体Bの車両進行方向に対して水平横方向の振動を抑制するようになっており、たとえば、スカイフック制御を行って、上記車体Bの横方向の振動を抑制するようになっている。具体的には、鉄道車両用制振装置1は、車体Bの車両進行方向に対して水平横方向の速度と、車体Bと台車Wの相対速度とからシリンダ装置Aで発生すべき推力を制御装置Cで求め、制御装置Cで上記求めた推力通りにシリンダ装置Aの推力を制御することで車体Bの上記横方向の振動を抑制する。そのため、制御装置Cは、車体Bの水平横方向の加速度を検知する加速度センサ40と、シリンダ装置Aの変位を検知するストロークセンサ41とを備えていて、加速度センサ40で検知した加速度を積分して車体Bの横方向の速度を得るとともに、ストロークセンサ41で検知したシリンダ装置Aの変位を微分して車体Bと台車Wの相対速度を得るようになっている。なお、車体Bの横方向の速度と、車体Bと台車Wの相対速度を求めるのに他のセンサ、手段を用いてもよい。
つづいて、シリンダ装置Aについて説明する。シリンダ装置Aは、図1に示すように、シリンダ2と、シリンダ2内に摺動自在に挿入されるピストン3と、シリンダ2内に挿入されてピストン3に連結されるロッド4と、シリンダ2内にピストン3で区画したロッド側室5とピストン側室6と、タンク7と、ロッド側室5とピストン側室6とを連通する第一通路8の途中に設けた第一開閉弁9と、ピストン側室6とタンク7とを連通する第二通路10の途中に設けた第二開閉弁11と、ロッド側室5へ液体を供給するポンプ12と、ポンプ12を駆動するモータ15と、ピストン側室6からロッド側室5へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路18と、タンク7からピストン側室6へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路19とを備えており、片ロッド型のシリンダ装置として構成されている。また、上記ロッド側室5とピストン側室6には作動油等の液体が充填されるとともに、タンク7には、液体のほかに気体が充填されている。なお、タンク7内は、特に、気体を圧縮して充填することによって加圧状態とする必要は無い。
そして、基本的には、第一開閉弁9で第一通路8を連通状態とするとともに第二開閉弁11を閉じた状態でポンプ12を駆動することで、このシリンダ装置Aを伸長駆動させることができ、第二開閉弁11で第二通路10を連通状態とするとともに第一開閉弁9を閉じた状態でポンプ12を駆動することで、シリンダ装置Aを収縮駆動させることができるようになっている。
以下、各部について詳細に説明する。シリンダ2は筒状であって、その図1中右端は蓋13によって閉塞され、図1中左端には環状のロッドガイド14が取り付けられている。また、上記ロッドガイド14内には、シリンダ2内に移動自在に挿入されるロッド4が摺動自在に挿入されている。このロッド4は、一端をシリンダ2外へ突出させており、シリンダ2内の他端を同じくシリンダ2内に摺動自在に挿入されているピストン3に連結してある。
なお、ロッド4の外周とシリンダ2との間は図示を省略したシール部材によってシールされており、これによりシリンダ2内は密閉状に維持されている。そして、シリンダ2内にピストン3によって区画されるロッド側室5とピストン側室6には、上述のように液体として作動油が充填されている。
また、このシリンダ装置Aの場合、ロッド4の断面積をピストン3の断面積の二分の一にして、ピストン3のロッド側室5側の受圧面積がピストン側室6側の受圧面積の二分の一となるようになっており、伸長駆動時と収縮駆動時とでロッド側室5の圧力を同じくすると、伸縮の双方で発生される推力が等しくなるようになっており、シリンダ装置Aの変位量に対する流量も伸縮両側で同じとなる。
詳しくは、シリンダ装置Aを伸長駆動させる場合、ロッド側室5とピストン側室6を連通させた状態となってロッド側室5内とピストン側室6内の圧力が等しくなって、ピストン3におけるロッド側室5側とピストン側室6側の受圧面積差に上記圧力を乗じた推力を発生し、反対に、シリンダ装置Aを収縮駆動させる場合、ロッド側室5とピストン側室6との連通が断たれてピストン側室6をタンク7に連通させた状態となるので、ロッド側室5内の圧力とピストン3におけるロッド側室5側の受圧面積を乗じた推力を発生することになり、シリンダ装置Aの発生推力は伸縮の双方でピストン3の断面積の二分の一にロッド側室5の圧力を乗じた値となるのである。したがって、このシリンダ装置Aの推力を制御する場合、伸長駆動、収縮駆動共に、ロッド側室5の圧力を制御すればよいが、ピストン3のロッド側室5側の受圧面積をピストン側室6側の受圧面積の二分の一に設定しているので、伸縮両側で同じ推力を発生する場合に伸長側と収縮側でロッド側室5の圧力が同じとなるので制御が簡素となり、加えて変位量に対する流量も同じとなるので伸縮両側で応答性が同じとなる利点がある。なお、ピストン3のロッド側室5側の受圧面積をピストン側室6側の受圧面積の二分の一に設定しない場合にあっても、ロッド側室5の圧力でシリンダ装置Aの伸縮両側の推力の制御をすることができる点は変わらない。
戻って、ロッド4の図1中左端とシリンダ2の右端を閉塞する蓋13には、図示しない取付部を備えており、このシリンダ装置Aを車両における車体と車軸との間に介装することができるようになっている。
そして、ロッド側室5とピストン側室6とは、第一通路8によって連通されており、この第一通路8の途中には、第一開閉弁9が設けられている。この第一通路8は、シリンダ2外でロッド側室5とピストン側室6とを連通しているが、ピストン3に設けられてもよい。
第一開閉弁9は、この実施の形態の場合、電磁開閉弁とされており、第一通路8を開放してロッド側室5とピストン側室6とを連通する連通ポジション9bと、ロッド側室5とピストン側室6との連通を遮断する遮断ポジション9cとを備えたバルブ9aと、遮断ポジション9cを採るようにバルブ9aを附勢するバネ9dと、通電時にバルブ9aをバネ9dに対向して連通ポジション9bに切換えるソレノイド9eとを備えて構成されている。
つづいて、ピストン側室6とタンク7とは、第二通路10によって連通されており、この第二通路10の途中には、第二開閉弁11が設けられている。第二開閉弁11は、この実施の形態の場合、電磁開閉弁とされており、第二通路10を開放してピストン側室6とタンク7とを連通する連通ポジション11bと、ピストン側室6とタンク7との連通を遮断する遮断ポジション11cとを備えたバルブ11aと、遮断ポジション11cを採るようにバルブ11aを附勢するバネ11dと、通電時にバルブ11aをバネ11dに対向して連通ポジション11bに切換えるソレノイド11eとを備えて構成されている。
ポンプ12は、モータ15によって駆動されるようになっており、ポンプ12は、一方向のみに液体を吐出するポンプとされており、その吐出口は供給通路16によってロッド側室5へ連通され、吸込口はタンク7に通じて、モータ15によって駆動されると、タンク7から液体を吸込んでロッド側室5へ液体を供給する。モータ15は、鉄道車両内Trに設置された図外の変圧器によってトロリ線の電圧を減圧して得た電圧で駆動されるようになっており、このモータ15への電力供給は、鉄道車両Trが図3に示したき電切換セクションKにおける中間トロリ線T3の区間を走行中に、上記したようなき電切換動作によって瞬間的に断たれるようになっている。
戻って、上述のようにポンプ12は、一方向のみに液体を吐出するのみで回転方向の切換動作がないので、回転切換時に吐出量変化するといった問題は皆無であり、安価なギアポンプ等を使用することができる。さらに、ポンプ12の回転方向が常に同一方向であるので、ポンプ12を駆動する駆動源であるモータ15にあっても回転切換に対する高い応答性が要求されず、その分、モータ15も安価なものを使用することができる。
なお、供給通路16の途中には、ロッド側室5からポンプ12への液体の逆流を阻止する逆止弁17を設けてある。
また、この実施の形態の場合、ロッド側室5とタンク7とが排出通路21を通じて接続されており、この排出通路21の途中に開弁圧を変更可能な可変リリーフ弁22設けられている。
可変リリーフ弁22は、排出通路21の途中に設けた弁体22aと、排出通路21を遮断するように弁体22aを附勢するバネ22bと、通電時にバネ22bに対向する推力を発生する比例ソレノイド22cとを備えて構成され、比例ソレノイド22cに流れる電流量を調節することで開弁圧を調節することができるようになっている。
この可変リリーフ弁22は、弁体22aに作用させる排出通路21の上流となるロッド側室5の圧力がリリーフ圧を超えると、当該排出通路21を開放させる方向に弁体22aを推す上記圧力に起因する推力と比例ソレノイド22cによる推力との合力が、排出通路21を遮断させる方向へ弁体22aを附勢するバネ22bの附勢力に打ち勝つようになって、弁体22aを後退させて排出通路21を開放するようになっている。
また、この可変リリーフ弁22にあっては、比例ソレノイド22cに供給する電流量を増大させると、比例ソレノイド22cが発生する推力を増大させることができるようになっており、比例ソレノイド22cに供給する電流量を最大とすると開弁圧が最小となり、反対に、比例ソレノイド22cに全く電流を供給しないと開弁圧が最大となる。
そして、可変リリーフ弁22は、第一開閉弁9および第二開閉弁11開閉状態に関わらず、シリンダ装置Aに伸縮方向の過大な入力があって、ロッド側室5の圧力が開弁圧を超える状態となると、排出通路21を開放してロッド側室5をタンク7へ連通し、ロッド側室5内の圧力をタンク7へ逃がして、シリンダ装置Aのシステム全体を保護するようになっている。
また、ピストン側室6とロッド側室5とを連通する整流通路18が設けられており、この整流通路18の途中には逆止弁18aが設けられて、当該整流通路18は、ピストン側室6からロッド側室5へ向かう液体の流れのみを許容する一方通行の通路に設定されている。さらに、タンク7とピストン側室6とを連通する吸込通路19が設けられており、この吸込通路19の途中には逆止弁19aが設けられて、当該吸込通路19は、タンク7からピストン側室6へ向かう液体の流れのみを許容する一方通行の通路に設定されている。なお、整流通路18は、第一開閉弁9の遮断ポジション9cを逆止弁とすることで第一通路8に集約することができ、吸込通路19についても、第二開閉弁11の遮断ポジション11cを逆止弁とすることで第二通路10に集約することができる。
他方、制御装置Cは、上述のように、加速度センサ40と、ストロークセンサ41とに接続されて、これらセンサ40,41から入力される信号を処理して第一開閉弁9、第二開閉弁11、モータ15および可変リリーフ弁22に指令を与えてシリンダ装置Aの推力を制御するようになっている。
具体的には、制御装置Cは、加速度センサ40と、ストロークセンサ41から車体Bの横方向の速度と、車体Bと台車Wの横方向の相対速度を求め、スカイフック制御則に則りシリンダ装置Aが発生すべき推力の大きさ、方向を求め、当該推力を発生させるべく、第一開閉弁9のソレノイド9e、第二開閉弁11のソレノイド11e、モータ15を駆動するための図示しないドライバおよび可変リリーフ弁22の比例ソレノイド22cへ制御信号を出力して、シリンダ装置Aを制御する。なお、制御装置Cは、詳しくは後述するが、鉄道車両Trがき電切換セクションKを通過する場合の除き、通常時には、モータ15に対して所望の回転数で回転させる制御をし、き電切換セクションKの通過時には、モータ15を停止する制御を実行する。
なお、制御装置Cは、ハードウェア資源としては、図示はしないが具体的にはたとえば、加速度センサ40と、ストロークセンサ41が出力する信号を取り込むためのA/D変換器と、通常制御およびき電切換セクションKの通過時の制御に必要な処理に使用されるプログラムが格納されるROM(Read Only Memory)等の記憶装置と、上記プログラムに基づいた処理を実行するCPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、上記CPUに記憶領域を提供するRAM(Random Access Memory)等の記憶装置とを備えて構成されればよく、CPUが上記プログラムを実行することで制御装置Cの制御動作が実現される。
鉄道車両用制振装置1は、上述のように構成されており、続いて、この鉄道車両用制振装置1の作動について説明する。
まず、鉄道車両Trがき電切換セクションK以外の区間を走行する場合について説明する。この場合、鉄道車両用制振装置1は、アクティブ制御を実施することで鉄道車両Trの車体Bに作用する振動を抑制するようになっている。
具体的には、シリンダ装置Aに所望の伸長方向の推力を発揮させる場合、制御装置Cは、第一開閉弁9を連通ポジション9bとし第二開閉弁11を遮断ポジション11cとしてモータ15を回転させつつポンプ12からシリンダ2内へ液体を供給する。このようにすることで、ロッド側室5とピストン側室6とが連通状態におかれて両者にポンプ12から液体が供給され、ピストン3が図1中左方へ押されシリンダ装置Aは伸長方向の推力を発揮する。ロッド側室5内およびピストン側室6内の圧力が可変リリーフ弁22の開弁圧を上回ると、可変リリーフ弁22が開弁して液体が排出通路21を介してタンク7へ逃げるので、ロッド側室5内およびピストン側室6内の圧力は、可変リリーフ弁22の開弁圧に等しくなる。すなわち、可変リリーフ弁22の開弁圧を調節することで、ピストン3におけるピストン側室6側とロッド側室5側の受圧面積差に可変リリーフ弁22の開弁圧を乗じた伸長方向の推力をシリンダ装置Aに発揮させることができる。
これに対して、シリンダ装置Aに所望の収縮方向の推力を発揮させる場合、第一開閉弁9を遮断ポジション9cとし第二開閉弁11を連通ポジション11bとし、モータ15を回転させつつポンプ12からロッド側室5内へ液体を供給する。このようにすることで、ピストン側室6とタンク7が連通状態におかれるとともにロッド側室5にポンプ12から液体が供給されるので、ピストン3が図1中右方へ押されシリンダ装置Aは収縮の推力を発揮する。上記したところと同様に、可変リリーフ弁22の開弁圧を調節することで、ピストン3におけるロッド側室5側の受圧面積と可変リリーフ弁22の開弁圧を乗じた収縮方向の推力をシリンダ装置Aに発揮させることができる。
このように、シリンダ装置Aは、アクチュエータとしての機能を発揮する。制御装置Cは、鉄道車両Trがき電切換セクションKを通過する際の制御を除き、モータ15を回転させて、上記の如く、シリンダ装置Aが発生すべき推力を求め、求めた推力をシリンダ装置Aに発揮させるべく、第一開閉弁9のソレノイド9e、第二開閉弁11のソレノイド11eおよび可変リリーフ弁22の比例ソレノイド22cへ制御信号を出力して、シリンダ装置Aを制御する。これにより、鉄道車両用制振装置1は、鉄道車両Trの車体Bの横方向への振動をアクティブ制御によって抑制することができるのである。
他方、鉄道車両Trがき電切換セクションKを通過する際には、制御装置Cは、モータ15の回転を停止し、第一開閉弁9、第二開閉弁11および可変リリーフ弁22の制御を継続してセミアクティブ制御を実施する。
具体的には、制御装置Cは、き電切換セクションKの地点情報を保有しており、鉄道車両Trの車両モニタMから得られる現在走行地点情報を参照して、図3に示すように、鉄道車両Trがき電切換セクションKの中間トロリ線T3より手前の所定地点P1に到達すると、モータ15の回転を停止し、鉄道車両Trがき電切換セクションKの中間トロリ線T3を越えた所定地点P2に到達すると、モータ15を再度回転駆動するように制御する。
このモータ15の停止中の間、制御装置Cは、順次サンプリングされる車体Bの横加速度およびシリンダ装置Aの変位から、シリンダ装置Aが発生すべき推力を求め、第一開閉弁9のソレノイド9e、第二開閉弁11のソレノイド11e、および可変リリーフ弁22の比例ソレノイド22cへ制御信号を出力して、シリンダ装置Aの制御を継続する。
なお、制御装置C、モータ15のドライバ、第一開閉弁9のソレノイド9e、第二開閉弁11のソレノイド11eおよび可変リリーフ弁22の比例ソレノイド22cは、き電切換セクションK通過の際の停電中にあっても、鉄道車両Tr内の蓄電器からの電力供給を受けることができるようになっていて、制御装置Cは、シリンダ装置Aのモータ15を除く機器を制御することができるようになっている。
また、所定地点P1,P2は、少なくとも、鉄道車両Trのき電切換セクションKの通過の際の停電発生地点の前後に設定されており、詳しくは、車両モニタMから得られる地点情報には誤差が含まれることがあるので、この地点情報誤差、停電時間、モータMの停止時間を加味して、停電発生前にモータ15を停止でき電源復帰後にモータ15を再度回転させられるように、上記所定地点P1,P2の設定を行う。なお、所定地点P1,P2は、中間トロリ線T3内に設定することも可能である。
モータ15の停止中は、制御装置Cは、上述のように、順次サンプリングされる車体Bの横加速度およびシリンダ装置Aの変位から、シリンダ装置Aが発生すべき推力を求め、第一開閉弁9のソレノイド9e、第二開閉弁11のソレノイド11e、および可変リリーフ弁22の比例ソレノイド22cへ制御信号を出力して、シリンダ装置Aの制御を継続するが、推力の演算は、特に、モータ15が回転している通常制御時と同様の演算を行うことで得る。
シリンダ装置Aに伸長方向の推力を発揮させる場合、第一開閉弁9を連通ポジション9bとし第二開閉弁11を遮断ポジション11cとするようになっているので、ポンプ12からの液体供給が無いき電切換セクションKの通過時には、シリンダ装置Aが収縮するときには、シリンダ2内で過剰となる液体が可変リリーフ弁22を介して排出されるので、収縮を妨げる減衰力、つまり、伸長方向の力を発揮することができ、逆に、シリンダ装置Aが伸長するときには、シリンダ2内で不足する液体が吸込通路19を介してタンク7から供給されるので、抵抗無く伸長することになる。
反対に、シリンダ装置Aに収縮方向の推力を発揮させる場合、第一開閉弁9を遮断ポジション9cとし第二開閉弁11を連通ポジション11bとするようになっているので、ポンプ12からの液体供給が無いき電切換セクションKの通過時には、シリンダ装置Aが伸長するときには、ロッド側室5内で過剰となる液体が可変リリーフ弁22を介して排出されるので、伸長を妨げる減衰力、つまり、収縮方向の力を発揮することができ、逆に、シリンダ装置Aが収縮するときには、ロッド側室5内で不足する液体が整流通路18を介してピストン側室6から供給されるとともにシリンダ2内で過剰となる液体は開放されている第二通路10を介してタンク7へ排出されるので、抵抗無く伸長することになる。
このように、ポンプ12からの液体供給が無いき電切換セクションKの通過時において、シリンダ装置Aに伸長方向の推力を発揮させる場合には、シリンダ装置Aに収縮するときのみ収縮を抑制する伸長方向の力を発揮させることができ、シリンダ装置Aに収縮方向の推力を発揮させる場合には、シリンダ装置Aに伸長するときのみ伸長を抑制する収縮方向の力を発揮させることができ、制御装置Cでスカイフック制御側に基づくアクティブ制御を行う際に用いる演算でシリンダ装置Aの推力を求めても、車体Bの速度の方向と、車体Bと台車Wの相対速度の方向とが一致するときには、上記演算で求めた通りにシリンダ装置Aが推力を発揮して車体Bの振動を抑制でき、車体Bの速度の方向と、車体Bと台車Wの相対速度の方向とが一致を見ないときには、シリンダ装置Aは推力を殆ど発揮しないので台車Wの振動にて車体Bを加振してしまうことが無くなるのである。
すなわち、制御装置Cが、鉄道車両Trがき電切換セクションKを通過中であるかないかに関わらず、一貫してスカイフック制御を継続することで、モータ15が回転中でシリンダ装置Aが自らアクチュエータとして機能する場合には、鉄道車両用制振装置1は、アクティブ制御で車体Bの振動を抑制でき、モータ15が停止中でシリンダ装置Aが自らアクチュエータとして機能できない場合には、鉄道車両用制振装置1は、セミアクティブ制御で車体Bの振動を抑制できることになる。なお、モータ15の回転を停止してから、回転を再開させる場合にあっても、制御装置Cは、スカイフック制御を継続するだけで、セミアクティブ制御から自動的にアクティブ制御を行うことができる。
上記したところから理解できるように、鉄道車両用制振装置1は、鉄道車両Trがき電切換セクションKを通過する際に生じる停電前にモータ15の回転を停止し、モータ15を電源復帰後に再度回転させる間中、セミアクティブ制御でシリンダ装置Aを制御するので、パッシブダンパにて車体Bの振動を抑制する場合に比較して、車体Bの振動を効果的に抑制することができ、き電切換セクションKの通過の際の乗り心地の悪化を抑制することができる。
なお、制御装置Cにおける制御は、スカイフック制御理論に基づく制御以外の制御則を用いて行うことができ、アクティブ制御時とき電切換セクションKの通過時におけるセミアクティブ制御時とで制御則を異なるものとしてもよいが、シリンダ装置Aが上記のように構成され、制御装置Cがスカイフック制御を行うようになっているので、途中で制御則を切換える必要がなく、制御装置Cにおける処理負担が軽減される。
また、モータ15の回転停止と回転再開においてモータ15の回転をランプ的に変化させることで、シリンダ装置Aの推力の急峻な変化を抑制して車体に衝撃を与えることを防止できるので、鉄道車両Trの乗り心地を向上することができる。
さらに、モータ15を駆動する回路に駆動電圧の平滑化等のためにキャパシタを組み込んでいるような場合、停電中にモータ15を駆動し続けると当該キャパシタが放電してしまい、電源が復帰した際にキャパシタに電流が突入してしまい駆動回路の素子等に過電流が流れるといった事態が生じる場合もあるが、本発明では、停電中にはモータ15は停止しておりキャパシタの電荷を消費しないのでこのような事態も回避することができる。
なお、車両モニタMが搭載されていない車両に設置されるシリンダ装置Aの制御装置Cは、他車両に搭載されている車両モニタMから現在走行位置情報を得るようにすればよく、編成車両の長さを考慮して車両モニタMから得られる現在走行位置情報を補正して所定地点P1,P2間を走行中であるか否かを判断してもよい。また、制御装置Cは、図示したところでは、台車Wと車体Bとの間に介装される二つのシリンダ装置Aのみを制御するようにしてもよいが、一つの車両には台車Wが二つあり、シリンダ装置Aが一車両で四本あるので、四つのシリンダ装置Aを一つの制御装置Cで制御してもよく、制御装置Cは、自身が搭載される車両以外の車両のシリンダ装置Aを制御するようにしてもよい。上記したところでは、車体Bと一つの台車Wとの間にシリンダ装置Aが二本介装されているが、シリンダ装置Aを一本のみ介装するようにしてもよい。
ところで、このシリンダ装置Aにあっては、片ロッド型に設定されているので、両ロッド型のシリンダ装置比較してストローク長を確保しやすく、シリンダ装置の全長が短くなって、鉄道車両Trへの搭載性が向上する。
また、このシリンダ装置Aにおけるポンプ12からの液体供給および伸縮作動による液体の流れは、ロッド側室5、ピストン側室6を順に通過して最終的にタンク7へ還流するようになっており、ロッド側室5あるいはピストン側室6内に気体が混入しても、シリンダ装置Aの伸縮作動によって自立的にタンク7へ排出されるので、推進力発生の応答性の悪化を阻止できる。
したがって、シリンダ装置Aの製造にあたって、面倒な液体中での組立や真空環境下での組立を強いられることが無く、液体の高度な脱気も不要となるので、生産性が向上するとともに製造コストを低減することができる。
さらに、ロッド側室5あるいはピストン側室6内に気体が混入しても、気体は、シリンダ装置Aの伸縮作動によって自立的にタンク7へ排出されるので、性能回復のためのメンテナンスを頻繁に行う必要もなくなり、保守面における労力とコスト負担を軽減することができる。
さらに、上述のように液体の流れはロッド側室5、ピストン側室6を順に通過して最終的にタンク7へ還流するようになっているので、ロッド側室5内とピストン側室6内に圧力が籠ってしまうことがなく、推力安定のための低圧優先シャトル弁を設ける必要が無いので、低圧優先シャトル弁の打音の問題が解消され、鉄道車両用制振装置1の静粛性が向上し、車両へ搭載しても車両搭乗者に不快感や不安感を抱かせることがない。
またさらに、ポンプ12は一方向のみに吐出するので、回転切換時の容量変動の心配が無く安価なポンプ12を使用でき、ポンプ12の駆動源であるモータ15にあっても回転方向切換において高い応答性が要求されることもないのでモータ15をも安価なものを使用でき、シリンダ装置Aの全体としても安価となり経済性が向上する。
なお、このシリンダ装置Aにあっては、第一開閉弁9と第二開閉弁11がともに遮断ポジション9c,11cを採ると、整流通路18および吸込通路19と排出通路21で、ロッド側室5、ピストン側室6およびタンク7が数珠繋ぎに連通されるのでユニフロー型のダンパとして機能することになる。したがって、シリンダ装置Aの各機器への通電が不能となるようなフェール時には、第一開閉弁9と第二開閉弁11のバルブ9a,11aがバネ9d,11dに押圧されて、それぞれ遮断ポジション9c,11cを採り、可変リリーフ弁22は、開弁圧が最大に固定された圧力制御弁として機能するので、シリンダ装置Aは、自動的に、パッシブダンパとして機能することができる。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明は、鉄道車両の車体振動の制振に利用可能である。
1 鉄道車両用制振装置
2 シリンダ
3 ピストン
4 ロッド
5 ロッド側室
6 ピストン側室
7 タンク
8 第一通路
9 第一開閉弁
9a 第一開閉弁におけるバルブ
9b 第一開閉弁における連通ポジション
9c 第一開閉弁における遮断ポジション
9d 第一開閉弁におけるバネ
9e 第一開閉弁におけるソレノイド
10 第二通路
11 第二開閉弁
11a 第二開閉弁におけるバルブ
11b 第二開閉弁における連通ポジション
11c 第二開閉弁における遮断ポジション
11d 第二開閉弁におけるバネ
11e 第二開閉弁におけるソレノイド
12 ポンプ
13 蓋
14 ロッドガイド
15 モータ
16 供給通路
17 逆止弁
18 整流通路
18a 整流通路における逆止弁
19 吸込通路
19a 吸込通路における逆止弁
21 排出通路
22 可変リリーフ弁
22a 可変リリーフ弁における弁体
22b 可変リリーフ弁におけるバネ
22c 可変リリーフ弁における比例ソレノイド
40 加速度センサ
41 ストロークセンサ
A シリンダ装置
B 車体
C 制御装置
M 車両モニタ
K き電切換セクション
P1,P2 所定地点
S1,S2 スイッチ
Tr 鉄道車両
T1,T2 トロリ線
T3 中間トロリ線
W 台車
X,Y 電源

Claims (2)

  1. 鉄道車両の台車と車体との間に介装されるシリンダ装置と当該シリンダ装置をアクティブ制御する制御装置とを備え、
    シリンダ装置は、台車と車体の一方に連結されるシリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、シリンダ内に挿入されてピストンに連結されるとともに台車と車体の他方に連結されるロッドと、シリンダ内にピストンで区画したロッド側室とピストン側室と、タンクと、ロッド側室とピストン側室とを連通する第一通路の途中に設けた第一開閉弁と、ピストン側室とタンクとを連通する第二通路の途中に設けた第二開閉弁と、ロッド側室をタンクへ接続する排出通路と、排出通路の途中に開弁圧を変更可能な可変リリーフ弁と、ロッド側室へ液体を供給するポンプと、ポンプを駆動するモータとを備え、
    制御装置は、上記モータ、第一開閉弁、第二開閉弁および可変リリーフ弁を駆動してシリンダ装置をアクティブ制御して鉄道車両の振動を抑制する鉄道車両用制振装置において、
    シリンダ装置は、タンクからピストン側室へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路と、ピストン側室からロッド側室へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路とを備え、
    制御装置は、鉄道車両のき電切換セクション通過の際の停電発生前にモータを停止させ電源復帰後にモータの駆動を再開させるとともに、モータ停止中にシリンダ装置の第一開閉弁、第二開閉弁および可変リリーフ弁を制御してセミアクティブ制御することを特徴とする鉄道車両用制振装置。
  2. 制御装置は、モータの回転をランプ的に変化させてモータの停止と再開を行うことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両用制振装置。
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