JP5426943B2 - Led用調光制御装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

Led用調光制御装置及びそれを用いた照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、LEDを光源として使用するLED用調光制御装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
図1は本発明の前提となるLED用調光制御装置の構成を示すブロック図である。この例では、調光レベル設定装置1はアナログ電位で設定される調光レベルを設定する装置であり、照度設定手段11と調光信号出力手段12を備えている。照度設定手段11は、調光つまみや調光用スライダーなどであり、ユーザーが任意に照度を設定する。調光信号出力手段12は照度設定手段11による照度の設定を受けて、調光レベルを設定し、アナログ電位の調光信号として出力する。
LED調光点灯装置2は、A/D変換機能付きのCPU3を備えている。このCPU3は、調光レベル設定装置1から出力されるアナログ電位の調光信号をデジタル信号(調光信号読取値)に変換するA/D変換手段31と、このデジタル信号を演算処理して点灯回路制御信号を生成する点灯回路制御手段32を備えている。点灯回路制御手段32により得られた点灯回路制御信号は、LED点灯回路4に入力されて、LED5の電流制御に用いられる。点灯回路制御信号はアナログ信号でもデジタル信号でも良く、LED5の明るさを制御できれば、どのような形態であっても良い。LED5は複数個が直列接続もしくは並列接続もしくは直並列接続されていても良く、ユニット化ないしはモジュール化されている。
CPU3に入力される調光信号の変動を抑えるために、A/D変換を複数回行い、平均または移動平均する、あるいは、最小値と最大値とを除いた残りを平均または移動平均する、などの手法がある。
従来は調光信号入力の変動によるちらつきを防止するために、単純な移動平均をとることで調光信号入力の変動を吸収して抑えていた。従来の単純な移動平均の取り方では、例えば10回の移動平均であれば、ノイズ等による誤信号を除去するために最大値と最小値を除去して、4、5、5、5、5、5、5、5、5、5となった場合、実数演算であれば移動平均値は4.9になるが、整数演算では4となってしまい、10回の入力データ中に4が1回でも入力されると、演算結果が5から4に変化する。これにより、点灯出力が変化してちらつきが生じる。
そこで、四捨五入付きで移動平均をすれば、10回の入力データ中に4が5回入力されても移動平均値は5となり、変動をより吸収することができる。しかし、さらに10回の入力データ中に4が5回の入力と6回の入力とを繰り返した場合には、移動平均が5か4となって点灯出力が変化して、ちらつきが生じてしまう。
特許文献1(特開2008−210537号公報)や特許文献2(特開2009−105016号公報)では、LEDの調光下限付近で、ちらつきなどの現象が生じない滑らかな調光制御を実現するための技術が開示されているが、これらは調光下限付近でLEDの間欠点灯制御を停止し、LEDの電流制御に切り替えるというものであり、調光信号入力に対する外乱ノイズやA/D変換誤差による調光の揺らぎを除去できるものではなかった。
特開2008−210537号公報 特開2009−105016号公報
白熱電球や蛍光灯の場合であれば、十分な残光性があるため、調光信号が多少変動しても照度変化を視認することは難しいが、LEDの場合は残光が殆ど無いため、ちらつきとして視認できてしまう。LEDのちらつきは、高照度の場合は分かりづらいが、低照度で調光点灯すると、調光信号入力の微小な変動で顕著なちらつきが生じる。
調光器が出力する信号とCPUに取り込まれた値(0を含む自然数とする)の双方に微小な変動分が存在し、または、ノイズなどの外乱によりたとえ調光信号の設定に変化が無くても、CPUに取り込まれた値は一定値にならないことがある。LEDモジュールの点灯制御信号は、CPUに取り込まれた値を元に生成するため、取り込んだ値にばらつきがあると、点灯制御信号もばらつき、これにより安定した調光制御ができなくなり、LEDの照度変化がちらつきとして視認出来ることになる。
このようなばらつきの影響を軽減するために、移動平均を求めると、移動平均値は通常は実数になるが、比較的安価なCPUでの演算は整数で行うことが多いため、小数点以下を切り捨てることになる。このような整数演算で移動平均値を求めると、一定した値の中に1個でも小さな値があると、移動平均の回数(段数)分小さな値が継続することになり、外乱の影響を増大させてしまうことになる。
例えば、合計29と31を4で割る場合、実数演算では、29/4=7.25、31/4=7.75となる。また、整数演算では、29/4=7…1、31/4=7…3、四捨五入では29/4=7.25→7、31/4=7.75→8となる。このため、整数演算では移動平均の計算結果に外乱の影響が現れる場合がある。
例えば、4回の移動平均を行う場合、4が正しい入力として、異常な値5が一度だけ入力されたとき、入力が4,4,4,4,5,4,4,4,4,4である場合、移動平均の様子と移動平均した結果は、表1のようになる。この場合、計算結果に影響しない。
Figure 0005426943
また、4が正しい入力として、異常な値3が一度だけ入力されたとき、入力が4,4,4,4,3,4,4,4,4,4である場合、移動平均の様子と移動平均した結果は、表2のようになる。この場合、正しい値よりも小さな値が入力されると結果に影響する。つまり、入力が3であったのは1回しかないが、計算結果としては、移動平均の回数(段数分)だけ3が出力されることになる。
Figure 0005426943
最小値、最大値を除いた残りで8回の移動平均を行う場合、4が正しい入力として、異常な値3と5がそれぞれ二度だけ入力されたとき、表3のようになる。この場合、最小値、最大値を取り除いても毎回の平均値は4にはならない。移動平均の回数(段数分)だけ3が出力される。このように、整数演算では移動平均の計算結果に外乱の影響が現れやすい傾向がある。
Figure 0005426943
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、調光信号の読取値の外乱の影響を軽減し、照度変化なくLEDを調光制御することが可能なLED用調光制御装置を安価な構成で実現することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1,2に示すように、LED5を光源として使用するLED用調光制御装置であって、制御装置本体に調光信号を設定する調光設定部を備えるか、もしくは、外部の調光装置(調光器1)から入力される調光信号を読み込む調光信号読込部(A/D変換手段31)を備え、調光設定部により設定される調光信号の変動、もしくは、外部から入力される調光信号の読み込み誤差を抑えてちらつきを生じさせることなく調光点灯可能とするように調光信号の移動平均値を演算する移動平均演算部(図2の32a)と、移動平均演算部の出力を受けて設定された明るさでLED5を点灯させるようにLED5に供給される電流を制御する点灯回路部4と、移動平均演算部32aの出力を受けて設定された明るさの情報に対して、さらに移動平均値を求める第2の移動平均演算部32eとを備える。また、請求項1の発明では、移動平均演算部は、移動平均値を小数点以下で四捨五入して算出する処理を整数演算のみで行い、n個(nは偶数)の調光信号の合計値+(n/2)をnで割ることで移動平均値を整数演算し、移動平均の個数nは2の自然数乗である。そして、請求項1の発明は、深い調光位置に設定された状態で電源投入された場合に、移動平均演算部32aの出力を受けて設定された最初の明るさの情報で第2の移動平均演算部32eの移動平均バッファ(データ蓄積分32f)を初期化することを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項の発明において、図5に示すように、調光信号の変化が所定値以内であって、それが所定回数以上続いた場合は入力の変化を無視すると共に、調光信号に前記所定値よりも大きな変化があった場合は直ちに出力に反映させる制御を行うことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または2の発明において、電源投入時に光出力が緩慢に上昇するように移動平均演算部による演算周期を安定点灯時よりも長くすることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1〜に記載のLED用調光制御装置を用いた照明器具である(図7、図8)。
本発明によれば、調光設定部により設定される調光信号にランダムな周期で低頻度で発生する外乱の影響を軽減することができる。これにより、調光設定が一定のときでも、調光信号に発生する微小な変動の影響を軽減することができる。また、外部の調光装置から入力される調光信号を読み込むA/D変換のばらつきを軽減することができる。これにより、A/D変換で入力される調光信号の変動を軽減し、安定した調光出力制御を可能とする効果がある。また、請求項1の発明によれば、LEDを低照度で調光するときでも、ちらつきを防止し、違和感なく調光点灯することができる。特に、移動平均の個数が2の自然数乗であるから、移動平均値の算出時に調光信号の合計値を整数で割る処理を簡単且つ高速に行うことができる。更に、移動平均演算部の演算処理で発生する演算誤差を抑えることで、安定した調光出力制御を可能とする効果がある。また、請求項1,2の発明によれば、速やかな明るさの変化とちらつきの少ない低光束調光とを両立させることができる。
請求項の発明によれば、電源投入時やCPUの暴走でリセットしたときに、調光信号をスローアップし、ソフトスタートさせることで、閃光を生じさせない効果がある。
本発明の実施形態1の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の演算部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の調光データテーブルの構成を示す説明図である。 本発明の実施形態3の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4の動作を示す説明図である。 本発明のLED用調光制御装置を用いた電源別置型のLED照明器具の概略構成を示す断面図である。 本発明のLED用調光制御装置を用いた電源一体型のLED照明器具の概略構成を示す断面図である。
(実施形態1)
本発明のLED用調光制御装置の回路構成は図1と同じで良い。本発明の特徴は、点灯回路制御手段32における演算処理の内容にある。演算処理の要点は、n個の入力値を加算した合計値に、さらに(n/2)を加算し、最後にnで除算することで小数点以下で四捨五入した値を整数演算のみで算出する点にある。
具体例を表4に示し説明する。
Figure 0005426943
この例のように、4回の移動平均値を求める場合、n=4、n/2=2となる。4が正しい入力として、異常な値3が一度だけ入力されたとき、表4のようになるから、入力にあった異常値3が除去されている。これにより、入力値に変動があっても、それが原因となって、光出力がちらつくことは防止できる。
蛍光灯や白熱電球の場合、残光があるために本発明のようなことをしなくても、ちらつきは殆ど感じられないが、LEDの場合、残光が殆ど無いために、明るさの変化が顕著に感じられることから本発明のような制御が必要となるのである。
図1のCPU3の構成を機能的にブロック化したものを図2に示す。A/D変換手段31によりデジタル値に変換された読取値は、移動平均演算部32aに入力されて、過去n回分を移動平均した結果を小数点以下四捨五入して得られた演算結果を最終的な調光信号読取値とする。移動平均演算に必要な過去の読取値は、読取値蓄積部32bに必要な個数(n個)だけ蓄積される。
移動平均演算部32aにより得られた移動平均値(最終的な調光信号読取値)は、調光データ読出部32cにより調光データテーブル32dから調光データを読み出す際のインデックス値として使用される。調光データテーブル32dから読み出された調光データは、第2の移動平均演算部32eに入力され、過去m回分を移動平均した結果を小数点以下四捨五入して得られた値を最終的な調光データとする。移動平均演算に必要な過去の調光データは、読取値蓄積部32fに必要な個数(m個)だけ蓄積される。
読取値蓄積部32bとデータ蓄積部32fはCPU3のRAM上のデータ領域に割り当てられる。調光データテーブル32dはCPU3のROM上のデータ領域に割り当てられる。移動平均演算部32a,32eはCPU3の演算機能により実現される。調光データ読出部32cはCPU3のメモリアクセス機能により実現される。
図4は調光データ読出部32cのメモリアクセス機能の概念図である。調光データそのものは16ビット(0〜65535)であり、この調光データを読み出す際のインデックス値が9ビット(0〜511)である。この場合、2バイト(調光データのデータ長さ)×512(調光データの格納数)=1024バイト(1KB)のデータ領域をCPU3のROM上に確保して、調光データテーブル32dの格納領域とする。
調光データテーブル32dの先頭アドレスをA番地とすると、A+0番地には、0番目の調光データ0が格納されており、A+511番地には、511番目の調光データ(65535)が格納されている。調光データが0のとき、光出力は0%であり、調光出力としては最も暗くなる。調光データが65535のとき、光出力は100%であり、調光出力としては最も明るくなる。その間の512段階の調光データが16ビットのデータとして格納されているから、A+(2×i)番地(i=0,…,511)から2バイトのデータを読み出せば、i番目の調光データを読み出すことができる。
こうして読み出された調光データは、さらに移動平均演算部32eによりm回の移動平均を求められて最終的な調光データとして出力される。この調光データはPWM信号の形態で与えられ、そのパルス幅が16ビットの分解能で規定される。なお、LED点灯回路4の仕様にもよるが、本実施形態でのPWM出力はアクティブレベル:Lとするため、出力の際にデータをビット反転する必要がある。
図2の構成において、簡単化のために、第2の移動平均演算部32eは省略しても良い。つまり、調光データテーブル32dから読み出した値をそのまま最終的な点灯回路制御信号として使用しても良い。ただし、本実施形態のように、調光データテーブル32dから読み出した値をさらに移動平均することで、より滑らかな調光制御が可能となる。また、移動平均でなく線形補間で求めても良いが、この場合にも四捨五入をすることで整数演算をすることによる誤差を低減することができる。
移動平均演算部32a,32eは小数点以下を四捨五入する移動平均演算を整数演算のみで実行する。
移動平均演算部32aによる演算処理の概念図を図3に示す。実際の処理はマイコンのソフトウェア(プログラム)により行われるが、ここでは移動平均演算部32aの機能をブロック化して示している。第2の移動平均演算部32eの構成も図3と同様(移動平均の個数がnに替えてmとなるだけ)である。
図3に示すように、A/D変換手段31により読み取られた読取値は、読取値蓄積部32bに蓄積された過去の読取値と加算される。図中、D(1)は1番目の読取値、D(2)は2番目の読取値、…、D(n−1)は前回の読取値、D(n)は今回(n番目)の読取値である。加算部32a1では、ΣD(i)(i=1,2,…,n)=D(1)+D(2)+…+D(n−1)+D(n)を求めて、n個の読取値の合計値とする。合計値を求めた後、最古の読取値D(1)は捨ててしまう。
なお、実際の演算プログラムでは、前回の合計値から最古の読取値D(1)を引いて、最新の読取値D(n)を足すことで、今回の合計値を求めても良い。
求められた合計値に、定数設定部32a2の定数を加算する。加算される定数の値は、n/2である。これは後述するように、実数演算の0.5に相当する。
合計値+(n/2)の演算結果は、割り算処理部32a3により整数nで割り算されて、移動平均値となる。割り算処理というと、いかにも実行時間が掛かりそうであるが、実際には、移動平均の回数nを2の自然数乗(2、4、8、16、32、64、…等)としておけば、レジスタの右シフトにより簡単かつ高速に実行できる。つまり、n=2N であれば、2進数の合計値をN回右シフトすれば、nで割ったことになる。その際、下位Nビットのデータが消えてしまうが、これが小数点以下四捨五入を実行したことに相当する。
以下、本発明による小数点以下四捨五入の原理について説明する。
通常はn回の移動平均は、
合計値/n …(式1)
として算出するが、本発明では、
(合計値+n/2)/n …(式2)
として、合計値にn/2を加算し、nで除算することで小数点以下で四捨五入した値を算出する。ただし、入力値(A/D変換された読取値)は0を含む自然数であり、nは正の偶数(好ましくは2の自然数乗)である。
実数演算であれば、小数点以下の四捨五入は、
int((Σxi/n)+0.5)
(i=1,…,n) …(式3)
で行うところを、本発明は安価なマイコンを用いて、整数演算のみで行うために、
(Σxi+n/2)/n
(i=1,…,n) …(式4)
とする。これは、0.5を加算し、小数点以下を切り捨てるのと等価な計算である。なぜなら、式4を変形すると、(n/2)/n=1/2=0.5となり、式3と等価となるからである。
このように、四捨五入付きの移動平均をとることで調光信号入力の微小変動の影響を無くし、調光信号入力の変動を吸収することができる。また、特にロースペックなマイコンを用いることを想定して、プログラムサイズを小さくすると共に処理速度を稼ぐために整数で演算を行うこととした。
蛍光灯の調光では通常、この程度の誤差では視認できないが、LEDのような残光の無いものでは、ちらつきとして視認できてしまうため、誤差の影響を少なくし、ちらつきを低減するために四捨五入する移動平均を提案するものである。
図1の例では、調光レベル設定装置1から出力される調光信号はアナログ電位の電圧信号とされているが、これに限定されない。例えば、調光レベル設定装置1から出力される調光信号はデジタル信号でPWM出力としても良い。例えば、10V、1kHzの矩形波電圧信号とし、デューティ(パルス幅)をデジタル的に可変としても良い。この場合、LED用調光点灯装置2でPWM信号をCRフィルタ回路等によりD/A変換し、アナログ信号に変換したものをCPU3のA/D変換手段31によりデジタル値に変換することでCPU3に取り込んでも良いし、あるいはPWM信号のままCPU3のカウント機能を用いてデューティ幅を読み取るような方式でも構わない。
なお、調光レベル設定装置1をLED調光点灯装置2の外部に設けて調光信号線で接続しているが、調光レベル設定装置1をLED調光点灯装置2の内部に設けても良い。
また、調光レベル設定装置1から出力される調光信号はデジタル信号として出力し、LED用調光点灯装置2のCPU3でデジタル信号のまま取り込んでも良い。この場合、調光信号の読み取り(A/D変換)に伴う変動は生じないが、照度設定手段11により設定された照度をデジタルの調光信号に変換する際の変動をCPU3の平均化処理により除去することになる。
(実施形態2)
本実施形態では、上述の実施形態1において、PWM出力の移動平均値の算出(図2の移動平均演算部32e)について具体例を挙げて説明する。本実施形態では、PWM出力の移動平均の個数mは、2のM乗個(M=1,2,3,4,5,…)とする。例えば、M=7の場合、2の7乗でm=128とする。移動平均値を求めるために、m個分のPWM出力値を積算する。m個分の積算値から最古のPWM出力値を引く。最新のPWM出力値を調光データテーブル32dから取得する。積算値に最新のPWM出力値を加える。積算値に四捨五入の誤差に相当する値(=m/2、実数の0.5相当)を加えて総数(m=128)で割って移動平均値を得る。例えば、128個の16ビットのPWM出力値を積算し、積算値に四捨五入の誤差に相当する値(=m/2=64、0.5相当)を加えて総数(128個)で割る。これによって、PWM出力移動平均値=(積算値+(総数/2))/総数となる。
この算出方法で初期値を1個取得し、そのPWM出力データ値が「3000」以上のときはm個の移動平均バッファ(図2のデータ蓄積部32f)を“0”で埋めて初期化する。「3000」未満の場合は、最初に取得したPWM出力データ値でm個の移動平均バッファを埋めて初期化する。この「3000」という数値は、実機の特性に応じて適当な値に調整すれば良い。これにより、特に深い調光位置に設定された状態で電源投入された場合に、LEDが設定されたレベルで調光点灯するまでの時間を出来るだけ速くする。
深い調光位置に設定された状態で電源投入された場合に、128個の移動平均バッファを“0”で埋めて初期化すると、「3000」未満の数値を128で割ることになるので、なかなかLEDの光出力が上昇しない。そこで、ユーザーの違和感を無くすために、最初に取得したPWM出力テーブル値で128個の移動平均バッファを埋めてしまう。これにより、LEDの光出力が得られるまでの時間を短縮できる。
一方、調光位置の設定が浅い(明るい)場合には、m個の移動平均バッファを“0”で埋めて初期化しても、除算する前の値が大きいので、LEDの光出力が得られない時間が生じることはなく、ユーザーが違和感を感じることはない。むしろ設定された調光位置に向けて滑らかに光出力が上昇していくので、急峻に光出力が上昇する制御に比べると、調光制御の質が高まると言える。
なお、調光用のPWM出力値を受けたLED点灯回路4はLED5をPWM出力値のデューティに応じて間欠点灯させるものであっても良いし、PWM出力値をアナログ電位に変換した後、変換後のアナログ電位に応じた電流で連続点灯させるものであっても良い。実際の製品では、LED点灯回路4は高周波でスイッチングする降圧チョッパ回路であり、その降圧チョッパ回路の高周波動作を調光用のPWM出力値に応じて間欠発振させることにより、降圧チョッパ回路の出力コンデンサの電圧を制御することで、LED5に流れる電流を制御している(例えば、特願2009−39083号参照)。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3の動作を示すフローチャートである。上述の実施形態で説明した四捨五入付きの移動平均演算(移動平均演算部32aによる演算)では吸収しきれない変動に対して、例えば、±1以内の変動であれば前回の点灯出力を、また、±2以上の変化がきたときに今回の点灯出力をすることで更に微小変動の影響を無くすことができる。ただし、その場合、点灯出力の切替が±2段階ずつと荒くなってしまうために、±1以内の変化が数回継続して、例えば、5回以上継続したら次に±2以上の変化が来るまでは前回の点灯出力を継続させることとする。このことで、1以内の変化が5回以内であれば細かな1段階の変化でも点灯出力の切替が可能となる。
図5のフローによるLEDのちらつき防止について説明する。#1では、前回と今回のテーブル値の差を算出する。ここでのテーブル値とは、図4のデータテーブル値、つまり、PWM出力値を調光データテーブルから取得するためのアドレスとなる値のことであり、0〜511の値のいずれかを取る。上述の実施形態で説明した四捨五入付きの移動平均演算(移動平均演算部32aによる演算)が効果的に機能していれば、照度設定を変えない限りは、テーブル値は変動しないはずである。しかしながら、ノイズやA/D変換の誤差などにより±1以内の変動が長く続く場合もある。このような場合に、四捨五入付きの移動平均演算(移動平均演算部32aによる演算)後のテーブル値が変動したからといって、実際に調光データテーブル32dから読み出すPWM出力値を変えていたのでは、LED5のちらつきを回避できない。そこで、このような四捨五入付きの移動平均演算(移動平均演算部32aによる演算)では吸収しきれない変動が生じているか否かを#2で判定する。ここでは、x=1であり、前回と今回のテーブル値の差が±1以内の変動であれば、#3へ移行し、その微小変動の回数を1つカウントアップする。#2の判定で、前回と今回のテーブル値の差が±1以内でなければ、単なるノイズやA/D変換の誤差などではなく、人為的に照度設定が変更されたということであるから、この場合には、#7へ移行する。#7の処理については後述する。
さて、#1→#2→#3のように移行した場合、#4で調光の変化が無いことが確定しているか否かを判定する。ここで、「調光の変化が無いことが確定している」とは、ノイズやA/D変換の誤差などにより±1以内の変動が長く続いている状態であることが既に判定されている、という意味である。つまり、ユーザーが照度設定を変えていない場合には、本来、図4のデータテーブル値は不変でないといけない。ところが、実際には、ノイズやA/D変換の誤差などによりデータテーブル値が揺らぐことがある。これを除去するために、実施形態1,2で説明したように、移動平均演算部32aによる四捨五入付きの移動平均演算により、データテーブル値が細かく変動しないようにしているが、それでも除去し切れない変動が起こり得る。ただし、その除去し切れない変動というのは、たかだか±1以内の変動であり、なおかつ、その細かな変動がいつまでも続くという特性がある。そこで、例えば、±1以内の変動が50回以上続けば、その状態は、ユーザーが照度設定を変えていないのに、ノイズやA/D変換の誤差などにより、データテーブル値が揺らいでいるだけの状態であることを判定できる。
これを判定するために、#3でカウントアップしたカウント値がy回(ここではy=50)以上であるか否かを#5で判定する。y回以上であれば、#5から#6へ進んで、調光の変化が無いことを確定する。つまり、ユーザーは照度設定を変えていないのに、微小な変動が続いている状態であると判定する。この場合、前回値を確定値とし、前回値を保持する。そして、#9に移行して、確定値からPWM出力値を取得する。つまり、±1以内の変動が50回以上も続いている状態では、その微小な変動そのものを無視して、前回値を確定値として、PWM出力値を取得するから、今回値が±1以内の変動を有していても、LEDの光出力がちらつくことはない。
次に、ユーザーが実際に照度設定を変えた場合について説明する。この場合には、LEDの光出力を速やかに変える必要がある。そこで、#1のステップで前回と今回のテーブル値の差を算出し、#2の判定で、前回と今回のテーブル値の差が±1以内でなければ、単なるノイズやA/D変換の誤差などではなく、人為的に照度設定が変更されたということであるから、この場合には、#7へ移行する。#7では、カウンタ(y回値)をクリアする。ここでクリアするカウンタとは、#3でカウントアップされるカウンタであり、#5の判定に用いられるカウンタのことである。つまり、±1以内の変動をカウントしていたカウンタの値をゼロに戻す。また、調光の変化が無い状態に戻す。具体的には、#6のステップにおいて、調光の変化が無いことを確定したときに立てたフラグをリセットする。このフラグは、#4の調光の変化が無いことが確定しているか否かの判定に用いられるフラグであり、これが#7でリセットされることにより、その後、#4を通ると、#6ではなく#5に分岐することになる。
#8では今回値を確定値とし、#9で確定値からPWM出力値を取得する。したがって、ユーザーが実際に照度設定を変えた場合には、変化後のデータテーブル値に基づいて速やかに照度が変化することになる。
ところで、#1→#2→#7→#8→#9の経路で今回値が確定値となる場合とは、#1のステップで前回と今回のテーブル値の差を算出し、#2の判定で、前回と今回のテーブル値の差が±1以内でない場合に限られる。ということは、±2以上の変化がきたときに今回の点灯出力をすることになるので、その場合、点灯出力の切替が±2段階ずつと荒くなってしまう。
例えば、ユーザーが照度設定を変える場合、最初は大きく操作して、その後は微調整するものであるが、点灯出力の切替が±2段階ずつと荒くなってしまうと、微調整が困難となる。そこで、上述の#1→#2→#7→#8→#9の経路を通って、カウンタ(y回値)がクリアされた後に、±1以内の変化があるときは、#1→#2→#3→#4→#5→#10→#9の経路を通ることで、点灯出力の切替を1段ずつ細かく行えるようにしている。
つまり、ユーザーが照度設定を変えた場合、#7のステップを通ることで、カウンタ(y回値)がクリアされ、#4の調光の変化が無いことが確定していることを示すフラグもリセットされるから、#1→#2→#3→#4→#5のように進むことができ、#5の判定で、±1以内の変化が50回未満であれば、#10で今回値を確定値とし、前回値は保持する。これにより、#9では、±1以内の変化を反映させた今回値を確定値として、PWM出力値を取得することができ、点灯出力の切替を1段ずつ細かく行える。
このように、#5→#10の分岐は、調光信号入力を1段階ずつ出力をさせるためで、前回値を確定値として出力させると、±x以上の変化が生じた場合のx段階ずつしか出力できなくなってしまうために今回値を出力させている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、調光変化が無い状態からの始動はx段階以上での始動となり、調光変化が有る場合はy回以上になるまで1段階ずつの出力変化が可能となっている。
これを具体例で説明する。
表5の例は、±1の変動が50回未満のときであり、最初のデータを前回値とし、(前回値−今回値)が±1以内で50回未満のときは、今回値を確定値とし、前回値は保持する。これは#5→#10の分岐に相当する。
Figure 0005426943
表6の例は、±1の変化が50回以上のときであり、最初のデータを前回値とし、(前回値−今回値)が±1以内が50回以上のときは、確定値は前回値となる。今回値は無視し、前回値は保持する。これは#5→#6の分岐に相当する。
Figure 0005426943
表7の例は、±1が50回未満の間に、±1以外の変化があったときであり、最初のデータを前回値とし、±1の判定回数が4回目で(前回値−今回値)=+3となったので、確定値は13となり、これを前回値として更新する。つまり、前回値は13となる。これは#5→#10の分岐から#2→#7の分岐に移行したことに相当する。
Figure 0005426943
表8の例は、±1が50回以上となった後に、±1以外の変化があったときである。最初のデータを前回値とし、(前回値−今回値)が±1以内が50回以上のときは、確定値は前回値となる。今回値は無視し、前回値は保持する。±1の判定回数が54回目で(前回値−今回値)=+3となったので、確定値は13となり、これを前回値として更新する。つまり、前回値は13となる。これは#5→#6の分岐から#2→#7の分岐に移行したことに相当する。
Figure 0005426943
実施形態3の制御を、実施形態1,2の制御と組み合わせて実施することで、より一層、LEDのちらつきを抑制することができる。
(実施形態4)
図6は本発明の実施形態4の動作説明図である。本実施形態では、リセット時の調光出力のスローアップ調光制御について説明する。上述の各実施形態において、移動平均バッファ(読取値蓄積部32b)の初期値は、調光データテーブル値を1個取得して、そのデータテーブルのデータ値でn個の移動平均バッファを埋めて初期化する。また、電源投入時やウォッチドッグタイマーリセットなどのリセット時には、調光用のPWM出力値は0(消灯状態)から一定時間間隔で移動平均を取りながらスローアップ調光制御させる。
スローアップ調光制御の周期は、CPU3のメインループ周期(1ms)を用いて、1ms×s回を1周期とする。例えば、s=3であれば、1ms×3回=3ms毎に移動平均を算出し、PWM出力端子から調光用のPWM出力値を出力させる。つまり、スローアップ中は、スローアップ周期(3ms)で出力を切り替える。これはCPU3のメインループ周期(1ms)では早すぎるので、調光出力をスローアップさせるために、処理周期をゆっくりとさせているものである。
スローアップ制御の完了について説明する。上述の実施形態3で述べたように、前回の調光データテーブル値と今回の調光データテーブル値の差が小さくなり、「調光の変化が無い場合」の条件を満たした場合(#5→#6の分岐時)に、スローアップの制御を完了し、それ以後は1ms毎の移動平均値の算出に切り替える。
なお、調光信号の入力、調光信号の移動平均値の算出、調光用のPWM出力値の取り出し、PWM出力値の移動平均の算出以外の過電圧信号入力や電源信号入力については、スローアップ制御中であってもメインループ(1ms)×5回(=5ms)周期毎に処理を行う。
(実施形態5)
図7は本発明のLED調光用制御装置を用いた電源別置型LED照明器具の構成を示している。この電源別置型LED照明器具ではLEDモジュール50とは別のケースに電源ユニットAを内蔵している。こうすることによってLEDモジュール50は薄型化することが可能になり、別置型の電源ユニットAは場所によらず設置可能となる。
器具筐体7は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板8で覆われている。この光拡散板8に対向するように、LEDモジュール50が配置されている。51はLED実装基板であり、LEDモジュール50のLED5a〜5dを実装している。器具筐体7は天井9に埋め込まれており、天井裏に配置された電源ユニットAからリード線6とコネクタ60を介して配線されている。
図7に示す電源別置型のLED照明器具では、LEDモジュール50を収めた器具筐体7と、LED5a〜5dを発光するために出力を与える電源ユニットAとは別に配置されているので、施工に際しては、現場において電源ユニットAを取り付けてから器具筐体7を取り付けて、両者をリード線6とコネクタ60で接続するという作業が必要となる。
図8は本発明のLED調光用制御装置を用いた電源一体型のLED照明器具の断面図である。LED照明器具の器具筐体7は天井9に埋め込まれている。器具筐体7内に、LEDモジュール50と電源ユニットAが内蔵されている。器具筐体7は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板8で覆われている。この光拡散板8に対向するように、LEDモジュール50が配置されている。51はLED実装基板であり、LEDモジュール50のLED5a〜5dを実装している。
40は電源回路基板であり、電源ユニットAの電子部品を実装している。LEDモジュール50は、器具筐体7内において放熱板71に接触するように設置されており、LED5a〜5dの発生する熱を器具筐体7に逃がすようになっている。また、LEDモジュール50と電源ユニットAは、この放熱板71に設けられた穴を介して、リード線6で接続されている。放熱板71はアルミ板や銅板のような金属板であり、放熱効果と遮蔽効果を兼ねている。放熱板71は器具筐体7に電気的に接続されてアースされるが、リード線6のプラス側ならびにマイナス側とは電気的に分離された非充電部となっている。
1 調光レベル設定装置(調光器)
2 LED調光点灯装置
3 CPU
4 LED点灯回路
5 LED
31 A/D変換手段
32 点灯回路制御手段

Claims (4)

  1. LEDを光源として使用するLED用調光制御装置であって、
    制御装置本体に調光信号を設定する調光設定部を備えるか、もしくは、外部の調光装置から入力される調光信号を読み込む調光信号読込部を備え、
    調光設定部により設定される調光信号の変動、もしくは、外部から入力される調光信号の読み込み誤差を抑えてちらつきを生じさせることなく調光点灯可能とするように調光信号の移動平均値を演算する移動平均演算部と、
    移動平均演算部の出力を受けて設定された明るさでLEDを点灯させるようにLEDに供給される電流を制御する点灯回路部と
    移動平均演算部の出力を受けて設定された明るさの情報に対して、さらに移動平均値を求める第2の移動平均演算部とを備え
    移動平均演算部は、移動平均値を小数点以下で四捨五入して算出する処理を整数演算のみで行い、n個(nは偶数)の調光信号の合計値+(n/2)をnで割ることで移動平均値を整数演算し、移動平均の個数nは2の自然数乗であり、
    深い調光位置に設定された状態で電源投入された場合に、移動平均演算部の出力を受けて設定された最初の明るさの情報で第2の移動平均演算部の移動平均バッファを初期化することを特徴とするLED用調光制御装置。
  2. 請求項1において、調光信号の変化が所定値以内であって、それが所定回数以上続いた場合は入力の変化を無視すると共に、調光信号に前記所定値よりも大きな変化があった場合は直ちに出力に反映させる制御を行うことを特徴とするLED用調光制御装置。
  3. 請求項1または2において、電源投入時に光出力が緩慢に上昇するように移動平均演算部による演算周期を安定点灯時よりも長くすることを特徴とするLED用調光制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のLED用調光制御装置を用いた照明器具。
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