JP5425946B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
パチンコ店などに設置されるスロットマシンは、パチスロ機と呼ばれており、遊技媒体として例えばメダルを用いて遊技が行われる。パチスロ機では、外周に複数種類の図柄が配列されたリールや、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役抽選を行う当選役決定手段を備えており、遊技開始に伴ってリールの回転が開始されるとともに当選役抽選が実行される。
当選役としては、例えば、BB(ビックボーナス)モード、RB(レギュラーボーナス)モード、AT(アシストタイム)モード、RT(リプレイタイム)モード、ART(アシストリプレイタイム)モードなど、通常モードよりも遊技者にとって有利な遊技状態(有利モード)へと移行させるためのモード移行役や、メダルの払い出しが行われる小役、メダルの投入なしに次回の遊技を可能とするリプレイ役などが設けられている。
そして、パチスロ機では、リールが停止されたときに当選役抽選に当選した当選役に対応する図柄が表示されてこの当選役が入賞となると、入賞した当選役に対応付けされた処理が実行されて、1回の遊技が終了する。また、リールが停止されたときにいずれの当選役にも入賞していない場合は、リールの停止により1回の遊技が終了する。
また、パチスロ機の中には、BBモード中に特定当選役に当選すると、BBモードの残り遊技回数を増加するようにしたものもある(下記特許文献1参照)。これによれば、BBモード中に特定当選役に当選するか否かによって有利不利が変化するといった新たな遊技性を提供できる。
特開2006−271864
しかしながら、上記特許文献1記載のパチスロ機では、有利モード(BBモード)中の遊技性は向上できるものの有利モードに移行するまでの遊技性は何ら変化しないため、遊技性に乏しいといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、有利モードへ移行するまでの間の遊技性を向上できる遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、外周に複数種類の図柄が配列されたリールと、当選役抽選を行って、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備え、当選役抽選で所定の当選役が当選し、かつ、リールが停止されたときに当選役抽選において決定された所定の当選役に対応する図柄が表示されてこの当選役が入賞となった際に、入賞した当選役に対応付けされた量の遊技媒体を払い出す遊技機において、通常モードと、通常モードよりも遊技者に有利な有利モードとの少なくとも2つの遊技モードでの遊技の実行を制御するとともに、前記有利モードで実行する遊技回数が前記有利モードの終了条件として設定され、この終了条件を満たしたことに基づいて前記有利モードを終了させる遊技制御手段と、前記有利モードへの移行条件のうち少なくとも1つを満たしてから前記有利モードへ移行するまでの間、所定の条件を満たしたことに基づいて、前記有利モードで実行する遊技回数を増加させることによって、前記有利モードの終了条件を変更する終了条件変更手段とを備えたことを特徴としている。
さらに、前記終了条件変更手段は、前記有利モードへの移行条件のうち少なくとも1つを満たしてから前記有利モードへ移行するまでの間、第4当選役が入賞または当選したことに基づいて、前記有利モードで実行する遊技回数を増加させるものでもよい。
本発明によれば、第1当選役が入賞または当選することによって、有利モードの終了条件、すなわち、有利モードでの遊技数や有利モードで払い出される遊技媒体の総払い出し量が基準値に設定され、この後、有利モードへ移行するまでの間、有利モードの終了条件が変化するので、有利モードへ移行するまでの間の遊技性を向上できる。
また、第2当選役が入賞することで有利モードへの移行が許容される許容状態へ移行させるとともに、許容状態であり、かつ、有利モードでの遊技数や有利モードで払い出される遊技媒体の総払い出し量が1以上であるときに有利モードへ移行させるようにすれば、有利モードへ移行するまでの間の遊技に、新たな遊技性を付加できる。
さらに、許容状態中に第3当選役が入賞することで、許容状態を解除するようにすれば、有利モードへ移行するまでの間の遊技に、より新たな遊技性を付加できる。
スロットマシンの外観斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示すブロック図である。 RTモードへ移行される流れを示すフローチャートである。 スイカ、ベル、チェリーが入賞した際の処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記憶媒体を、スロットマシンにインストールする場合の説明図である。
図1において、スロットマシン(遊技機)11は、通常モードと、通常モードよりもペイアウト率(1枚のメダル投入に対して払い出されるメダル枚数の割合)が高いBBモードと、メダルの投入なしに次回の遊技が可能となるリプレイの当選確率が高いRTモード(有利モード)を備えている。そして、スロットマシン11では、これらのうちいずれかのモードで遊技が行われる。
スロットマシン11は、スロットマシン本体12と前面扉13とを備えている。スロットマシン本体12は収納箱12aを備えている。収納箱12aにはリールや制御基板など、遊技を実行するための各種装置が収納されている。前面扉13は、上扉13aと下扉13bとからなり、収納箱12aは上扉13a及び下扉13bによって開閉される。
上扉13aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン11では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン16が設定されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが停止したときに入賞有効ライン16上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
下扉13bには、遊技の開始に先立ってメダル(遊技媒体)を投入するメダル投入口19、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させて図柄の変動表示を行わせるスタートレバー20、回転しているリールを停止させるストップボタン21a〜21c、メダルをメダル受け皿22に払い出す払い出し口23などが設けられている。
図2に示すように、スロットマシン11の内部には制御基板31が設けられており、スロットマシン11の動作は制御基板31によって管制される。制御基板31は、CPU32とメモリ33とを備えている。CPU32は、制御部34を備え、この制御部34によって動作が管制される。
メモリ33には、ROM領域とRAM領域とが設けられている。メモリ33のROM領域には、遊技の実行処理で使用される遊技実行プログラムや遊技実行データの他、後述する初期値、基準値、減算値などの各種設定情報が記憶されている。他方、メモリ33のRAM領域は、作業用メモリとして用いられ、当選役抽選の結果を示すフラグや、後述するRT許可フラグなど、スロットマシン11の制御に必要な情報が一時的に記憶される。制御部34は、これらメモリ33に記憶された情報に基づいて、スロットマシン11の各部の駆動制御を行う。
メダルセンサ35はメダル投入口19から投入されたメダルを検知し、メダルの検知信号を制御部34に入力する。スタート信号センサ36はスタートレバー20が押下されたことを検知し、遊技スタート信号を制御部34に入力する。制御部34は、メダルが投入された後に遊技スタート信号が入力されるとこれを受け付ける。そして、制御部34は、遊技スタート信号に応答して当選役決定部(当選役決定手段)37を作動させる。
当選役決定部37は、乱数を用いた当選役抽選を行い、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する。当選役抽選でいずれかの当選役に当選した場合は、その種類を示す当選フラグがメモリ33のRAM領域に書き込まれ、ハズレとなった場合はハズレフラグが書き込まれる。
当選役抽選が終了すると第1〜第3リール15a〜15cが回転を開始する。第1〜第3リール15a〜15cの回転後にストップボタン21a〜21cが押下されるとストップ信号センサ38からストップ信号が制御部34に入力される。これに応答し、制御部34は、リール駆動コントローラ39を作動して、押下されたストップボタン21a〜21cに対応するリールの停止制御を行う。停止制御としては、周知の引き込み制御が行われ、当選役抽選に当選した当選役が入賞するように、第1〜第3リール15a〜15cが停止される。
そして、全てのリールが停止したときに当選役抽選に当選した当選役が入賞した場合、入賞した当選役に対応する処理が行われる。スロットマシン11には、当選役として、リプレイや、BB、小役が設けられている。制御部34は、リプレイが入賞すると入賞有効ライン16を有効化する。これにより、メダルの投入なしに次回の遊技が可能な状態となる。また、制御部34は、BBが入賞するとBBモードへと移行させ、小役が入賞するとホッパ装置40を駆動して入賞した小役の種類に応じた枚数のメダルを払い出す。
また、スロットマシン11には、当選役として、第1当選役(以下、第1当選役がスイカである例で説明する)、第2当選役(以下、第2当選役がベルである例で説明する)、第3当選役(以下、第3当選役がチェリーである例で説明する)が設けられている。さらに、スロットマシン11には、これらスイカやベルやチェリーが入賞した際に、これらの入賞に対応した処理を行う、カウンタ41、終了条件設定部(終了条件設定手段)42、終了条件変更部(終了条件変更手段)43、状態制御部(状態制御手段)44、モード制御部(モード制御手段)45が設けられている。
カウンタ41は、RTモードで実行する遊技回数(RTモードの終了条件)を記憶するために設けられ、スイカが入賞するまでは、所定の初期値(例えば、「0」)が記憶されている。終了条件設定部42は、スイカが入賞すると、カウンタ41の値を所定の基準値(例えば、「100」)にセットする。終了条件変更部43は、遊技毎にカウンタ41の値から所定の減算値(例えば、「1」)を減算する。なお、カウンタ41は、正の数を記憶するものであり、その値が「0」以下にはならないように構成されている。
状態制御部44は、ベルが入賞するとRTモードへの移行を許容する許容状態へと移行させ、この旨を示すRT許可フラグをメモリ33のRAM領域に書き込む。また、状態制御部44は、チェリーが入賞した際、RTモードへ移行した際、及び、RTモードが終了した際に、メモリ33のRAM領域を参照する。そして、RT許可フラグが書き込まれている場合にこれを消去することによって、許容状態を解除する。
モード制御部45は、カウンタ41の値、及び、RT許可フラグの有無を監視している。そして、モード制御部45は、カウンタ41の値が「1」以上であり、かつ、メモリ33のRAM領域にRT許可フラグが書き込まれている場合(許容状態である場合)に、RTモードへと移行させる。また、モード制御部45は、カウンタ41の値が「0」となると、RTモードを終了させて通常モードへと移行させる。
以下、上記構成による本発明の作用につい説明する。スロットマシン11では、メダル投入口にメダルを投入した後スタートレバーを操作すると、遊技が開始される。遊技が開始されると、当選役抽選が行われるとともに、全てのリールが一斉に回転を開始する。第1〜第3リール15a〜15cは、対応するストップボタン21a〜21cを操作することで個別に停止する。
図3に示すように、スロットマシン11では、全てのリールが停止されると、カウンタ41の値が減算値より大きい場合(カウンタ41の値から減算値を減算してもカウンタ41の値が正の数になる場合)、カウンタ41の値から所定の減算値が減算され、カウンタ41の値が減算値以下である場合(カウンタ41の値から減算値を減算するとカウンタ41の値が「0」または負の数となってしまう場合)、カウンタ41の値を「0」にセットされる。そして、この後、当選役抽選に当選した当選役が入賞したか否かが判定され、当選役抽選に当選した当選役が入賞した場合、入賞した当選役に応じた処理が行われる。
すなわち、BBが入賞した場合はBBモードへ移行し、リプレイが入賞した場合はメダルを投入することなく次回の遊技が可能となり、小役が入賞した場合は入賞した小役の種類に応じた枚数のメダルが払い出される。また、図4(A)に示すように、スイカが入賞するとカウンタ41の値が基準値にセットされる。さらに、同図(B)に示すように、ベルが入賞するとRTモードへの移行が許容される許容状態へと移行する。また、同図(C)に示すように、チェリーが入賞すると許容状態が解除される。
図3に戻り、入賞した当選役に応じた処理が行われた後、スロットマシン11では、許容状態であり、かつ、カウンタ41の値が「1」以上であるか否かが判定される。そして、許容状態であり、かつ、カウンタ41の値が「1」以上である場合、RTモードへと移行される。RTモードでは、RTモードへ移行した時点でカウンタ41に記憶されている値分だけRTモードでの遊技を行うことができる。カウンタ41の値分の遊技が行われるとRTモードが終了し、許容状態が解除された後(RT許可フラグが消去された後)、通常モードへと移行される。
以下、より具体的な例で、本発明の作用について説明する。なお、以下の説明では、カウンタ41の初期値が「0」、基準値が「100」、減算値が「1」である例で説明を行う。
[例1]スイカが入賞した後、50ゲーム(遊技)でベルが入賞した場合
この場合、スイカが入賞したゲームで、カウンタ41の値に基準値、すなわち「100」がセットされ、スイカが入賞した次のゲームからゲーム毎にカウンタ41の値が「1」ずつ減算される。このため、ベルが入賞したゲーム終了時のカウンタ41の値は50である。そして、ベルが入賞したことで、カウンタ41の値が「1」以上で、かつ、許容状態となるので、ベルが入賞した次のゲームからRTモードでのゲームが行われる。前述のように、ベルが入賞したゲーム終了時のカウンタ41値は「50」なので、このRTモードでは、50回のゲームを行うことができる。
[例2]ベルが入賞した後、スイカが入賞した場合
この場合、ベルが入賞したゲームで許容状態となるが、このときのカウンタ41の値は初期値、すなわち「0」であるため、この時点ではRTモードへ移行しない。そして、スイカが入賞してカウンタ41の値に「100」がセットされると、カウンタ41の値が「1」以上で、かつ、許容状態となるのでスイカが入賞した次のゲームからRTモードでのゲームが行われる。このRTモードでは、100回のゲームを行うことができる。
[例3]ベルが入賞した後、チェリーが入賞し、さらにこの後、スイカが入賞した場合
この場合、ベルが入賞したゲームで許容状態となるが、このときのカウンタ41の値は初期値、すなわち「0」であるため、この時点ではRTモードへ移行しない。そして、チェリーが入賞すると、許容状態が解除されるため、スイカが入賞してカウンタ41の値に「100」がセットされても、RTモードへは移行しない。なお、この場合、カウンタ41の値は、スイカが入賞した次のゲームからゲーム毎に「1」ずつ減算されていくが、カウンタ41の値が「0」となる前に、再度ベルが入賞するとRTモードへ移行し、ベルが入賞した次の遊技からカウンタ41の値分だけRTモードでのゲームを行うことができる。
このように、スロットマシン11によれば、RTモードへ移行するまでの間にRTモードの終了条件(RTモードで実行される遊技回数)や、RTモードへ移行が許容されるか否かが変化するので、当選役を入賞させるように狙ったり、あるいは、入賞させないように外したりするといったように、RTモードへ移行するまでの間の遊技に新たな遊技性を提供することができる。
なお、細部の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1、第2、第3の各当選役の種類は自由に設定できる。さらに、初期値、基準値、減算値の値も自由に設定できる。また、初期値、基準値、減算値の値を複数種類用意しておき、オペレータの設定変更操作に応じてこれらの値を切り替え可能にしてもよい。さらに、上記実施形態では、第1、第2、第3の当選役が「入賞」した際に、カウンタを基準値にセットしたり、許容状態へ移行させたり、許容状態を解除する例で説明をしたが、これら各当選役が「当選」した際に、同様の処理を行ってもよい。また、当選役抽選において第1、第2、第3当選役などの当選役が当選した際に、当選した当選役の種類を報知したり、当選した当選役を入賞させるためのストップボタンの操作順序を報知してもよい。
さらに、上記実施形態では、第1、第2、第3の当選役を設ける例で説明をしたが、第2当選役や、第3当選役を廃止してもよい。第2当選役を廃止する場合は、例えば、BBモード後、自動的にRTモードへ移行させる構成とする。このような構成としても、第1当選役が入賞(当選)してから(カウンタに基準値がセットされてから)RTモードへ移行するまでの間、遊技毎にカウンタが減算されていくので、第1当選役の入賞から早いタイミングでBBモードに移行させた方が有利になるといった新たな遊技性を提供できる。
他方、第3当選役を廃止した場合、第3当選役の入賞または当選によって許容状態が解除されることがないので、一端許容状態となるとRTモードに移行するまでこの許容状態が維持される。このため、遊技者に安心感を与えることができる。なお、上記実施形態では、RTモードに移行することなくカウンタの値が「0」となっても許容状態が維持される例で説明をしたが、カウンタの値が「0」となった場合に、許容状態を解除してもよい。
また、上記実施形態では、遊技毎にカウンタの値から所定の減算値が減算される例で説明をしたが、遊技毎にカウンタの値に所定の加算値が加算されるようにしてもよい。さらに、遊技毎にカウンタの値を加算または減算させることに変えて、所定の第4当選役が入賞または当選した際に、カウンタの値を変化させてもよい。この場合、第4当選役が入賞した際に、カウンタの値に所定値(例えば、「10」)を加算または減算したり、第4当選役が入賞した際に、カウンタの値を「0」にするといったことが考えられる。もちろん、遊技毎にカウンタの値を変化させることに加えて、第4当選役が入賞または当選した際に、カウンタの値を変化させてもよい。また、例えば、通常モードでは、遊技毎または第4当選役が入賞(当選)した際にカウンタの値を変化させ、BBモードでは、遊技が行われたり第4当選役が入賞(当選)してもカウンタの値を変化させないなどといったように、モードに応じてカウンタの値を変化させるか否かを切り替えてもよい。
また、前述した第1〜第4当選役が有する機能を組み合わせてもよい。この場合、例えば、カウンタが「0」のときは「スイカ」を第1当選役として機能させ、「スイカ」の入賞時にカウンタに「100」をセットするとともに、カウンタの値が「0」以上のときは「スイカ」を第4当選役として機能させ、「スイカ」の入賞時にカウンタに「100」加算または減算するといったことが考えられる。さらに、例えば、RTモード以外のモードでは「ベル」を第2当選役として機能させ、「ベル」の入賞時に許容状態へ移行させるとともに、RTモードでは「ベル」を第4当選役として機能させ、「ベル」の入賞時にカウンタを「0」にする(すなわち、「ベル」入賞によりRTモードを終了させる)といったことが考えられる。もちろん、組み合わせる当選役は任意に設定できる。また、3つ以上の当選役を組み合わせてもよい。
なお、上記実施形態では、カウンタに基準値がセットされてからRTモードに移行するまでの間、遊技実行毎にカウンタの値が増減される例で説明をしたが、例えば、カウンタに基準値がセットされてからRTモードに移行するまでの間、払い出しが行われる毎に、払い出されたメダル数に応じてカウンタの値を増減させてもよい。
さらに、上記実施形態では、カウンタにRTモードで実行される遊技回数を記憶させておき、カウンタに記憶された回数の遊技が実行されるとRTモードが終了する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。カウンタにRTモードの遊技で払い出されるメダルの総払い出し枚数(RTモードの終了条件)を記憶させておき、カウンタに記憶された枚数のメダルが払い出されるとRTモードが終了する構成としてもよい。
この場合、例えば、第1当選役(例えば、「スイカ」)が入賞した際にカウンタに基準値(例えば、「300」)をセットするとともに、基準値がセットされてからRTモードへ移行するまでの間、遊技毎にカウンタから所定値(例えば、「5」)を減算(または加算)し、RTモードでは、払い出しが行われる毎に、払い出されたメダルの枚数に対応する値をカウンタから減算する。そして、カウンタの値が「0」となったときにRTモードを終了させる。もちろん、第1当選役が入賞した際にカウンタに基準値をセットするとともに、基準値がセットされてからRTモードへ移行するまでの間、払い出しが行われる毎に、払い出されたメダルの枚数に対応する値をカウンタから減算してもよい。
また、上記実施形態では、有利モードがRTモードである例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。有利モードは、BBモード、RBモード、ATモード、ARTモードなど、RTモード以外のモードであってもよい。
なお、上記実施形態では、リールを駆動させるスロットマシンに本発明を適用したが、例えば液晶ディスプレイによって表示されたリールを回転させる(液晶ディスプレイ上で図柄の変動表示を行わせる)スロットマシン、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他の遊技機で本発明を適用してもよい。
図5は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)100に格納されたプログラムをスロットマシン11にインストールする例を示しており、記録媒体100には図3や図4のフローチャートで示すような手段を、CPU32とメモリ33とを含むコンピュータ101で実現するためのプログラムが格納されている。
この場合、例えば、外周に複数種類の図柄が配列されたリールと、当選役抽選を行って、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備え、当選役抽選で所定の当選役が当選し、かつ、リールが停止されたときに当選役抽選において決定された所定の当選役に対応する図柄が表示されてこの当選役が入賞となった際に、入賞した当選役に対応付けされた量の遊技媒体を払い出す遊技機のコンピュータ101を機能させるためのプログラムにおいて、所定の第1当選役が入賞または当選した際に、通常モードよりも遊技者に有利な有利モードを終了するための終了条件として、前記有利モードで実行する遊技回数または前記有利モードで払い出す遊技媒体の総払い出し量を、予め設定された基準値に設定する終了条件設定手段と、前記第1当選役が入賞または当選してから前記有利モードへ移行するまでの間、所定の条件を満たす毎に、前記有利モードで実行する遊技回数または前記有利モードで払い出す遊技媒体の総払い出し量を増加または減少させることによって、前記有利モードの終了条件を変更する終了条件変更手段としてコンピュータ101を機能させるためのプログラムを記録媒体100に記録する。そして、この記録媒体100を読み取り装置102に装填して、プログラムをスロットマシン11にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体100を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン11に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体100から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
11 スロットマシン
15a、15b、15c リール
31 制御基板
33 メモリ
34 制御部
37 当選役決定部(当選役決定手段)
40 ホッパ装置
41 カウンタ
42 終了条件設定部(終了条件設定手段)
43 終了条件変更部(終了条件変更手段)
44 状態制御部(状態制御手段)
45 モード制御部(モード制御手段)
100 記憶媒体
101 コンピュータ
102 読み取り装置

Claims (2)

  1. 外周に複数種類の図柄が配列されたリールと、当選役抽選を行って、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する当選役決定手段とを備え、当選役抽選で所定の当選役が当選し、かつ、リールが停止されたときに当選役抽選において決定された所定の当選役に対応する図柄が表示されてこの当選役が入賞となった際に、入賞した当選役に対応付けされた量の遊技媒体を払い出す遊技機において、
    通常モードと、通常モードよりも遊技者に有利な有利モードとの少なくとも2つの遊技モードでの遊技の実行を制御するとともに、前記有利モードで実行する遊技回数が前記有利モードの終了条件として設定され、この終了条件を満たしたことに基づいて前記有利モードを終了させる遊技制御手段と、
    前記有利モードへの移行条件のうち少なくとも1つを満たしてから前記有利モードへ移行するまでの間、所定の条件を満たしたことに基づいて、前記有利モードで実行する遊技回数を増加させることによって、前記有利モードの終了条件を変更する終了条件変更手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記終了条件変更手段は、前記有利モードへの移行条件のうち少なくとも1つを満たしてから前記有利モードへ移行するまでの間、第4当選役が入賞または当選したことに基づいて、前記有利モードで実行する遊技回数を増加させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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