JP4393368B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4393368B2
JP4393368B2 JP2004367943A JP2004367943A JP4393368B2 JP 4393368 B2 JP4393368 B2 JP 4393368B2 JP 2004367943 A JP2004367943 A JP 2004367943A JP 2004367943 A JP2004367943 A JP 2004367943A JP 4393368 B2 JP4393368 B2 JP 4393368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
game
replay
symbols
symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004367943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006167366A (ja
Inventor
真 平野
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2004367943A priority Critical patent/JP4393368B2/ja
Publication of JP2006167366A publication Critical patent/JP2006167366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4393368B2 publication Critical patent/JP4393368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダルの投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを決定する抽選を当選役抽選、当選役を構成する図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、当選役抽選により当選役に当選し、これが入賞されるまでの状態を内部入賞とする。
遊技者の操作によって遊技が行われる遊技機としてスロットマシンが知られている。一般にパチンコ店で使用されるスロットマシンでは、ストップボタンが押下されたときに、例えば入賞有効ライン上に位置している図柄から連続する所定個数(いわゆる引き込み範囲)の図柄の中に、当選役抽選により決定された当選役を構成する当選図柄が含まれているか否かが判定される。そして、引き込み範囲内に当選図柄が含まれている場合にはリールが停止するまでの時間が遅延され、当選図柄が入賞有効ライン上に停止する。これにより、当選図柄が入賞有効ライン上に位置するときにストップボタンを操作することのできない遊技者でも当選役を入賞させることが可能になり、遊技を公平に行うことができるようになっている。
しかし、当選役が入賞しやすくなるようにリールの停止制御が行われることは、技量の高い遊技者にとって遊技に不公平さを感じさせる一因となる。このため、例えば特許文献1で示されているような、ストップボタンの操作のタイミングに応じてリールを停止させることが可能になるチャレンジタイム(CT)が設定されているスロットマシンが提供されている。CTでは、先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技でメダルの投入なしに行うことができるリプレイやビックボーナス(BB)モードに移行させる契機となるBBなどに当選した場合にのみリプレイやBBが入賞するようにリールの停止制御が行われ、それ以外ではリールの停止制御が行われなくなる。このため、回転するリールを観察しながら例えばメダルの払い出しを伴う小役が入賞するタイミングでストップボタンを押下できる技量の高い遊技者は獲得するメダルの枚数を増加させることができる。
特開2002−346056号公報
しかしながら、CTでは複数回の遊技が行われるため、遊技者が獲得するメダルの枚数の差が遊技者の技量の差によって大きくなり、技量の低い初心者に遊技への不公平さを感じさせてしまうことがあった。また、技量の高い遊技者でも、例えば長時間遊技を行うことによって疲労が生じたときなどにストップボタンを操作するタイミングを誤ることが多くなり、メダルの獲得枚数を増加させることが困難になることがあった。
上記問題点を解決するために、本発明は、リールの停止操作のタイミングを誤っても遊技者の利益の損失を抑えることができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技で遊技媒体の投入なしに行うことができるリプレイ及び遊技媒体が払い出される小役を含む複数種類の当選役のいずれか又はハズレを決定する当選役抽選手段と、前記リプレイに対応するリプレイ図柄及び前記小役に対応する小役図柄を含む複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールとを有し、前記当選役抽選で前記当選役に当選した場合、前記リールの停止操作が行われたときの入賞有効ライン上の図柄から連続する所定個数の図柄までの引き込み範囲内に当選図柄が含まれている場合に、前記当選図柄が前記入賞有効ライン上に停止するように前記リールの停止制御が行われる停止制御モードでの遊技と、前記停止制御が行われずに前記リールの停止操作が行われたタイミングに基づいて前記リールが停止するとともに、前記リプレイに当選した場合は前記停止制御が行われる無制御モードでの遊技とが行われるとともに、通常モードと、前記通常モードよりも遊技者が有利になる特別モードとでの遊技が行われる遊技機であって、前記特別モードで前記無制御状態での遊技を実行する遊技制御手段と、前記当選役抽選で用いられ、前記リプレイの当選確率が互いに異なる複数の当選役抽選テーブルと、前記無制御モードでの遊技では、前記停止制御モードでの遊技よりも前記リプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて前記当選役抽選を行う当選役決定手段と、前記停止制御モードの遊技では、前記引き込み範囲を前記入賞有効ライン上の図柄から連続するN個(N>1)の図柄までの範囲とし、前記無制御モードでの遊技で前記リプレイに当選した遊技では、前記引き込み範囲を前記入賞有効ライン上の図柄から連続するM(N>M>0)の図柄までの範囲とするリール停止制御手段と、前記特別モード中に前記払い出し個数が前記所定個数に達した場合に前記特別モードを終了させる特別モード終了手段と、前記特別モード中に払い出された遊技媒体の払い出し個数をカウントするとともに、前記特別モードで前記リプレイに当選し、かつ前記入賞有効ライン上に前記小役図柄が停止した場合は、遊技媒体の払い出し個数のカウントを中断する払い出し個数カウント手段と、前記リールに、前記リプレイ図柄同士の間に前記リプレイ図柄以外の図柄を(N−1)個を上限としてM個以上配列するとともに前記小役図柄を少なくとも1つ含ませた部分を設け、それ以外の部分では、前記リプレイ図柄同士の間の前記リプレイ図柄以外の図柄の個数を(M−1)個を上限としたものである。
なお、特定タイミングとは、リールの回転位置が特定の位置にある場合、言い換えると特定の図柄が入賞有効ライン上に位置するときにリールの停止操作を行うタイミングを示す。
また、通常モードと、前記通常モードよりも遊技者が有利になる特別モードとでの遊技を設定し、前記通常モードで前記停止制御状態での遊技を実行し、前記特別モードで前記無制御状態での遊技を実行する遊技制御手段を設けることが好ましい。この場合、前記特別モード中に払い出された遊技媒体の払い出し個数をカウントする払い出し個数カウント手段と、前記特別モード中に前記払い出し個数が前記所定個数に達した場合に前記特別モードを終了させる特別モード終了手段とを備え、前記払い出し個数カウント手段は、前記無制御モードで前記入賞有効ライン上に前記小役図柄が停止した場合は、遊技媒体の払い出し個数の中断することが好ましい。
なお、特別モードで遊技者が有利になるとは、ペイアウト率が通常モードよりも高くなるように設定されている遊技モードを示し、その態様は例えば特別モードを複数種類の遊技モードで構成するなど適宜の態様に設定してよい。
また、前記当選役決定手段は、前記無制御モードで特定個数の遊技媒体を投入して遊技が行われたときに前記停止制御モードよりも前記リプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて前記当選役抽選を行うことが好ましい。
なお、本発明の遊技機用のプログラムは、リールの停止操作が行われたタイミングに基づいてリールが停止する無制御状態では、当選役抽選の結果に基づいてリールの停止制御が行われる停止制御状態よりも先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技で遊技媒体の投入なしに行うことができるリプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて当選役抽選を行う当選役決定手段と、前記無制御状態で前記リプレイに当選した場合に、特定タイミングでリールの停止操作が行われると遊技媒体が払い出される小役が入賞し、前記特定タイミング以外のタイミングでリールの停止操作が行われると前記リプレイが入賞するようにリールを停止させるリール停止制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、リールの停止操作が行われたタイミングに基づいてリールが停止する無制御状態では、当選役抽選の結果に基づいてリールの停止制御が行われる停止制御状態よりも先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技で遊技媒体の投入なしに行うことができるリプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて当選役抽選を行う当選役決定手段と、前記無制御状態で前記リプレイに当選した場合に、特定タイミングでリールの停止操作が行われると遊技媒体が払い出される小役が入賞し、前記特定タイミング以外のタイミングでリールの停止操作が行われると前記リプレイが入賞するようにリールを停止させるリール停止制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、当選役抽選で用いられ、リプレイの当選確率が互いに異なる複数の当選役抽選テーブルと、無制御状態では停止制御状態よりもリプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて当選役抽選を行う当選役決定手段と、無制御状態でリプレイに当選した場合に、特定タイミングでリールの停止操作が行われると小役が入賞し、特定タイミング以外のタイミングでリールの停止操作が行われるとリプレイが入賞するようにリールを停止させるリール停止制御手段とを設けたので、無制御状態でリールの停止操作のタイミングを誤っても遊技を再び行うことが可能になり、遊技者の利益の損失を抑えることができる。
また、通常モードと、前記通常モードよりも遊技者が有利になる特別モードとでの遊技が設定され、前記特別モード中に前記無制御状態になるので、特別モードでの遊技者の利益の損失を抑えることが可能になり、特別モードに移行されたにもかかわらず利益を損失することへの遊技者の不満が募ることを防止できる。
また、前記当選役決定手段は、前記無制御状態で特定個数の遊技媒体を投入して遊技が行われたときに前記停止制御状態よりも前記リプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて前記当選役抽選を行うので、遊技媒体の投入個数の差による利益の差がつくことを防止でき、どの遊技者も公平に遊技を行うことができる。また、この場合、前記特定個数として遊技媒体を投入可能な最少の個数を設定すれば、遊技者が獲得する遊技媒体の個数をより多くでき、これにより、遊技者の遊技への興味を高めることができる。さらには、遊技媒体の投入個数に応じて遊技の態様を選択することが可能になり、遊技のバリエーションを豊富にできる。
図1にスロットマシン10の外観を示し、先ず、スロットマシン10の遊技の流れの概略を説明する。図1に示すスロットマシン10には、通常モード(停止制御状態)及びBBモード(特別モード)の2種類の遊技モードが設定されている。BBモードに移行する権利を与えるBB(当選役)に通常モードでの当選役抽選で当選し、BBを入賞させると通常モードからBBモードに移行される。BBモードはメダルの払い出し枚数が465枚に達すると終了する。BBモードは、リールの停止操作が行われたタイミングに基づいてリールの停止制御が行われるCT(無制御状態)での遊技とCTに移行させるか否かが抽選により決定されるCT導入モード(停止制御状態)とでの遊技を行うことが可能になる。CT導入モードは、ハズレの一種である0枚役(メダルの払い出しがない)に当選し、これが入賞するとCTに移行される。なお、通常モード及びCT導入モードでは、当選役抽選の結果に基づいてリールの停止制御が行われる停止制御状態の下で遊技が行われる。
スロットマシン10には、収納箱11と前面扉12とからなる筐体10aが設けられている。前面扉12には表示窓13が設けられている。表示窓13の奥には第1リール14a、第2リール14b、第3リール14cが回転自在に組み込まれている。第1〜第3リール14a〜14cの外周には複数種類の図柄が一定の間隔で配列されている。第1〜第3リール14a〜14cが停止した状態では表示窓13を通して1リール当たり3個の図柄が観察できる。そして、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ライン15が横3本と斜め2本との合計5本設定されている。
メダル投入口16から1枚のメダルを投入したときには中段の入賞有効ライン15が有効化される。2枚のメダルを投入したときには中段の入賞有効ライン15に上段及び下段の入賞有効ライン15を加えた横3本の入賞有効ライン15が有効化される。3枚のメダルを投入したときには上段、中段、下段の3本に斜めの2本を加えた合計5本の入賞有効ライン15が有効化される。
スロットマシン10では、50枚を限度にメダルをクレジット(貯留)することが可能になっている。クレジットされているメダルの枚数はクレジット枚数表示器17により表示される。
スタートレバー18が押下されると第1〜第3リール14a〜14cが一斉に回転を開始する。第1〜第3リール14a〜14cの回転が開始してから一定時間が経過するとストップボタン19a〜19cの操作(リールの停止操作)が有効化される。ストップボタン19a〜19cの操作が有効化されると、ストップボタン19a〜19cが押下されたことに応答してそれぞれに対応する第1〜第3リール14a〜14cが個別に停止される。
前面扉12の下部にはメダル受け皿20が設けられている。メダル受け皿20には、当選役が入賞したときに当選役の種類に応じた枚数のメダルが払い出し口21から払い出される。
図2に示すように、スロットマシン10の作動は基本的にCPU(遊技制御手段、払い出し個数カウント手段、特別モード終了手段)30a及びメモリ31を含む制御部30によって管制される。制御部30にはCPU30a及びメモリ31の他、後述する電子抽選部39、当選役決定部40が設けられている。電子抽選部39と当選役決定部40とは当選役決定手段を構成する。
メダルセンサ32はメダル投入口16から投入された適正なメダルを検知し、メダルの検知信号をCPU30aに入力する。CPU30aは、投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ32からの検知信号に基づいて計数し、入賞有効ライン15を有効化する本数を決定する。
スタート信号センサ33はスタートレバー18が押下されたことを検知する。スタートレバー18の押下が検知されると、遊技スタート信号がスタート信号センサ33からCPU30aに入力される。CPU30aは、遊技スタート信号に応答して第1〜第3リール14a〜14cを回転させ、メモリ31のROM領域に格納されたプログラムにしたがって遊技の処理を開始する。
CPU30aとリール駆動コントローラ34とはリール停止制御手段を構成する。各リールの駆動及び停止制御は、CPU30aとリール駆動コントローラ34とによって行われる。第1〜第3リール14a〜14cはそれぞれステッピングモータ35a〜35cの駆動軸に取り付けられている。そして、各ステッピングモータ35a〜35cの駆動を制御することにより第1〜第3リール14a〜14cの制御が行われる。なお、メモリ31のRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用されるフラグやデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
ステッピングモータ35a〜35cは、CPU30aから供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転する。このため、CPU30aは、ステッピングモータ35a〜35cに供給する駆動パルスの個数を制御することによって第1〜第3リール14a〜14cの回転角を制御し、駆動パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決定する。また、第1〜第3リール14a〜14cには、その基準位置に反射信号部36a〜36cが一体に形成されている。そして、第1〜第3リール14a〜14cが1回転するごとにフォトセンサ37a〜37cがそれぞれの反射信号部36a〜36cの通過を検知する。フォトセンサ37a〜37cによる検知信号は、リールの基準位置を示すリセット信号としてCPU30aに入力される。
CPU30aには、各々のステッピングモータ35a〜35cに供給された駆動パルスの個数を計数するパルスカウンタが設けられている。CPU30aは、フォトセンサ37a〜37cからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
メモリ31のROM領域には図柄テーブルが格納されている。図柄テーブルでは、各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と、第1〜第3リール14a〜14cに配列された図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。CPU30aは、この図柄テーブルを参照しながら、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中段の入賞有効ライン15上にどの図柄が移動してきているのかを識別でき、また、さらにどの程度リールを回転させれば目的の図柄が入賞有効ライン15上に移動してくるのかを予測することができる。
第1〜第3リール14a〜14cの回転が開始され、第1〜第3リール14a〜14cの回転速度が定常速度に達した時点でCPU30aはストップボタン19a〜19cの操作を有効化する。ストップボタン19a〜19cが押下されてストップ信号が入力されると、CPU30aとリール駆動コントローラ34は、当選役抽選の結果に基づいてストップボタン19a〜19cに対応する第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行う。第1〜第3リール14a〜14cの停止制御は停止テーブルを用いたテーブル方式により行われる。
第1〜第3リール14a〜14cの停止制御は、通常モード、CT導入モード、CTでリプレイ(先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技でメダルの投入なしに行うことができる当選役)に当選した場合に行われる。すなわち、通常モード、CT導入モード、CTでリプレイに当選した場合は停止制御状態の下で遊技が行われる。なお、CTではリプレイに当選しなかった場合には第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が行われず、ストップボタン19a〜19cが押下されたタイミングに基づいて第1〜第3リール14a〜14cが停止する。すなわち、CTではリプレイに当選しなかった場合には無制御状態の下で遊技が行われる。CPU30aはメモリ31のROM領域に格納されたプログラムに従って停止制御状態と無制御状態とを切り替える。
第1〜第3リール14a〜14cの外周面は所定の範囲ごとに複数のコマに区画されている。各コマには図柄が1個づつ割り当てられている。メモリ31のROM領域にはCPU30aによって参照される複数の停止テーブルが格納されている。
停止テーブルはストップボタン19a〜19cが押下されるたびに複数のうちのいずれかが参照される。停止テーブルでは、ストップボタン19a〜19cが押下されたときに入賞有効ライン15上に位置する図柄の図柄コードと、このときに第1〜第3リール14a〜14cが停止するまでに要するコマ数とが対応づけられている。そして、ストップボタン19a〜19cが押下されたときにCPU30aは停止テーブルを参照し、入賞有効ライン15上に停止する図柄の種類を決定する。
停止テーブルでは、第1〜第3リール14a〜14cが停止するまでに要するコマ数が入賞有効ライン15上の図柄を含む図柄5(N)個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。このため、第1〜第3リール14a〜14cの停止制御は5コマの範囲内で行われる。そして、ストップボタン19a〜19cが押下されたときに、入賞有効ライン15上に位置するコマから連続する4コマの中に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄が入賞有効ライン15上に停止させることが可能となるように停止テーブルが選択される。このように、引き込み範囲内に位置する図柄を入賞有効ライン15上に停止させる停止制御を引き込み制御と称する。
なお、停止テーブルは、当選した当選役の種類、第1〜第3リール14a〜14cを停止させた順番、入賞有効ライン15上にすでに停止している図柄の種類によって引き込み範囲が変化するように停止テーブルが選択される。
また、CT中は基本的に第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が行われないが、CT中にリプレイに当選した場合にはCPU30a及びリール駆動コントローラ34は引き込み範囲が2コマの停止テーブルを参照して第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行う。すなわち、CT中にリプレイに当選した場合は2コマの範囲でリプレイを構成するリプレイ図柄が入賞有効ライン15上に引き込まれると言い換えることができる。また、CT中にリプレイに当選した場合で特定の小役図柄(小役に対応する図柄)が入賞有効ライン15上にあるときにストップボタン19a〜19cが押下された場合、すなわち、特定タイミングでストップボタン19a〜19cが押下された場合には、CPU30aは小役図柄を入賞有効ライン15上に引き込む停止テーブル又は小役図柄を引き込まない(ハズレ)停止テーブルを選択する。
また、当選役に当選していない場合で当選役が入賞するようにストップボタン19a〜19cが押下された場合は、入賞が発生しないように停止テーブルが選択される。すなわち、すでに停止している図柄との組み合わせで入賞とならない図柄を停止させる停止テーブルが選択される。これにより、当選役抽選で当選していない当選役が入賞不能となる。このように、当選役が入賞しないように図柄を入賞有効ライン15上に停止させる停止制御を蹴飛ばし制御と称する。
なお、第1〜第3リール14a〜14cの停止制御は、例えば当選した当選役の種類及びストップボタン19a〜19cが押下されたタイミングに応じて入賞有効ライン15上に停止させる図柄の優先順位を決定するアルゴリズム方式など適宜の方式によって行ってよい。この場合、ストップボタン19a〜19cが押下されたときに、引き込み範囲内で優先順位の最も高い図柄が入賞有効ライン15上に停止される。
スタート信号センサ33から遊技スタート信号が入力されると、CPU30aは電子抽選部39を作動させる。電子抽選部39は乱数発生器と乱数値サンプリング回路とを備え、遊技が開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は当選役決定部40に入力される。
当選役決定部(当選役抽選手段)40は、相対的にリプレイの当選確率が低いリプレイ低確率テーブル(当選役抽選テーブル)40aと相対的にリプレイの当選確率が高いリプレイ高確率テーブル当選役抽選テーブル)40bを備えている。
リプレイ低確率テーブル40aでは、電子抽選部39の乱数発生器で発生する乱数値のそれぞれにBBモードに移行する権利を付与するBB、メダルの払い出しを伴う小役、リプレイ、ハズレのいずれかが割り当てられている。ハズレが割り当てられた乱数値には、通常のハズレ又は0枚役のいずれかが割り当てられている。
また、リプレイ高確率テーブル40bでは、電子抽選部39の乱数発生器で発生する乱数値のそれぞれにメダルの払い出しを伴う小役、リプレイ、ハズレのいずれかが割り当てられている。なお、小役は互いにメダルの払い出し枚数が異なるように複数種類設定されている。
そして、リプレイ高確率テーブル40bではリプレイ低確率テーブル40aよりもリプレイが割り当てられた乱数値の数が多い、すなわち、リプレイ低確率テーブル40aよりもリプレイの当選確率が高くなるようにリプレイが割り当てられている。リプレイ低確率テーブル40aではリプレイの当選確率が1/7.3、リプレイ高確率テーブル40bではリプレイの当選確率が1/1.1に設定されている。リプレイ低確率テーブル40aは通常モードで用いられ、リプレイ高確率テーブル40bはBBモードで用いられる。
当選役決定部40では、リプレイ低確率テーブル40a又はリプレイ高確率テーブル40bのいずれかと電子抽選部39で抽選された乱数値が比較される。そして、比較した乱数値が当選役又はハズレいずれに属する値であるかによって、当選役又はハズレが決定される。
ホッパー装置41は、小役に当選した場合に規定枚数のメダルをメダル受け皿20に払い出すか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加算する。払い出すメダルの枚数を決めた配当テーブルはメモリ31のROM領域に格納されている。CPU30aは配当テーブルから払い出し枚数を読み出してホッパー装置41を駆動させる。
次に上記のように構成されたスロットマシンの作用について説明する。図3に示すように、スロットマシン10では、先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技の開始に先立ってメダルを1〜3枚投入すると、投入されたメダルの枚数がCPU30aによりカウントされる。遊技者がスタートレバー18の操作を行うとスタート信号センサ33からCPU30aに遊技スタート信号が入力され、第1〜第3リール14a〜14cの回転が開始される。
スタートレバー18が操作されると電子抽選部39及び当選役決定部40によって当選役抽選が行われる。当選役決定部40では電子抽選部39で抽選された乱数値がリプレイ低確率テーブル40aと照合される。このため、通常モードではリプレイの当選確率が1/7.3となる。
当選役抽選が終了し、第1〜第3リール14a〜14cが回転開始してから一定時間経過すると、ストップボタン19a〜19cの操作が有効化される。ストップボタン19a〜19cが押下されると、CPU30a及びリール駆動コントローラ34はリールごとに設けられたパルスカウンタのカウント値を参照しながらストップボタン19a〜19cが押下されたタイミングを監視し、当選図柄が入賞有効ライン15上に停止しやすいように第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行う。
当選役抽選でBBに当選し、遊技者がBBを入賞させた場合には、CPU30aはメモリ31のROM領域からBBモードの実行プログラムを読み出し、通常モードからBBモードに移行させる。
BBモードでは、先ずCT導入モードでの遊技が行われる。CT導入モードではリプレイ高確率テーブル40bを用いて当選役抽選が行われる。このため、CT導入モードではリプレイの当選確率が1/1.1となる。CT導入モードで0枚役に当選し、これが入賞するとCPU30aは次回の遊技からCT導入モードからCTに移行させる。BBモード中に小役に当選した場合、CPU30aは遊技者に払い出されるメダルの枚数をメモリ31のRAM領域に書き込んで累積していく。そして、CPU30aは、小役当選時に遊技者が獲得したメダルの枚数が465枚に達することを識別すると、遊技者へ払いされるメダルの枚数が465枚になった時点でBBモードを終了させる。BBモードが終了すると再び通常モードに移行する。
図4に示すように、CTでの当選役抽選でリプレイに当選した場合、CPU30aは特定の小役図柄(小役に対応する図柄)が入賞有効ライン15上にあるときにストップボタン19a〜19cが押下されたか否か、すなわち、特定タイミングでストップボタン19a〜19cが押下されたか否かを識別する。そして、特定タイミングでストップボタン19a〜19cが押下され、小役が入賞するとメダルが払い出される。特定タイミングでストップボタン19a〜19cが押下されたが、小役が入賞しなかった場合はハズレとなる。特定タイミング以外のタイミングでストップボタン19a〜19cが押下された場合はリプレイが入賞し、次回の遊技が同一のベット数でメダルを投入することなく遊技が行われる。
なお、リプレイに当選した場合はCPU30aはBBモードで払い出されたメダルの枚数をカウントしない。このため、遊技者はリプレイに当選したときに小役を入賞させれば、BBモードで払い出されるメダルの枚数の上限である465枚以上のメダルを獲得することができる。これにより、遊技者のBBモードへの興味を高めることができる。
また、CTでの当選役抽選でリプレイに当選しなかった場合、CPU30a及びリール駆動コントローラ34は第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行わない。このため、ストップボタン19a〜19cが押下されると同時に第1〜第3リール14a〜14cが停止する。ストップボタン19a〜19cが押下されて小役が入賞した場合はメダルが払い出される。
次に、図5〜図10を用いて、CT中にリプレイに当選したときに小役を入賞させる場合について詳しく説明する。図5に示すように、第1リール14aの一部には、リプレイ図柄とリプレイ図柄との間に上から小役図柄、7図柄(BBに対応する図柄、請求項中「小役図柄」)、7図柄、小役図柄の順(「リプレイ」−「小役」−「7」−「7」−「小役」−「リプレイ」)に4つの図柄が配列されている箇所が設けられている。スロットマシン10では、「7」−「リプレイ」−「リプレイ」の組み合わせが15枚のメダルが払い出される小役(15枚役)として設定されている。
CT中にリプレイに当選し、小役図柄50が下段の入賞有効ライン15上に位置するときにストップボタン19aが押下(特定タイミング)されると、リプレイ図柄51の引き込み制御が行われるが、CT中の引き込み範囲は2コマとなっているため、リプレイ図柄50を入賞有効ライン15上に引き込むことなく第1リール14aが停止する。この結果、表示窓13からは「小役」−「7」−「7」と表示される。この状態からストップボタン19bを押下した場合の図柄の停止パターンを図6〜図10に示す。
図6に示すように、第2リール14bのリプレイ図柄52が上段の入賞有効ライン15よりも1コマ上にあるときにストップボタン19bを押下した場合、リプレイ図柄52は上段の入賞有効ライン15上に停止する。この場合、第3リール14cのリプレイ図柄53を上中下段のいずれの入賞有効ライン15上に停止させても、「7」−「リプレイ」−「リプレイ」の組み合わせが成立しないため15枚役が入賞しない。
図7に示すように、第2リール14bのリプレイ図柄52が上段の入賞有効ライン15上にあるときにストップボタン19bを押下した場合、リプレイ図柄52は1コマ下に位置する中段の入賞有効ライン15上に停止する(15枚役を入賞させるための引き込み制御)。この場合、第3リール14cのリプレイ図柄53を中段の入賞有効ライン15上に停止させる、すなわちリプレイ図柄53が上段又は中段の入賞有効ライン15上に位置するときにストップボタン19cを押下すれば中段の入賞有効ライン15上で「7」−「リプレイ」−「リプレイ」の組み合わせが成立し、15枚役が入賞する。
なお、図8に示すように、この状態でリプレイ図柄53が下段の入賞有効ライン15上に位置するときにストップボタン19cを押下してしまうと、「7」−「リプレイ」−「リプレイ」の組み合わせが成立しないため15枚役が入賞しない。
図9に示すように、第2リール14bのリプレイ図柄52が下段の入賞有効ライン15上に位置するときにストップボタン19bを押下した場合、リプレイ図柄52は下段の入賞有効ライン15上に停止する。この場合、第3リール14cのリプレイ図柄53を下段の入賞有効ライン15上に停止させる、すなわちリプレイ図柄53が中段又は下段の入賞有効ライン15上に位置するときにストップボタン19cを押下すれば下段の入賞有効ライン15上で「7」−「リプレイ」−「リプレイ」の組み合わせが成立し、15枚役が入賞する。
詳しくは図示しないが、第1リール14aでは図5で示した位置以外の位置で停止させればリプレイが入賞するように図柄が配列されている(リプレイ図柄同士の間に他の図柄が最大2(M)個配列されている)。また、第2リール14b及び第3リール14cではリプレイ図柄が必ず入賞有効ライン15上に引き込まれるようにリプレイ図柄が配列されている。このため、第1リール14aを図5で示した位置以外の位置で停止させる、すなわち、特定タイミング以外のタイミングでストップボタン19aを押下すれば、ストップボタン19b,19cを押下したタイミングに関わらずリプレイが入賞する。
以上のように図5〜図9の例によれば、特定タイミングでストップボタン19aを押下すると15枚役を入賞させることが可能になり、それ以外のタイミングでストップボタン19aを押下してもリプレイが入賞する。このため、ストップボタン19aを押下するタイミングを誤ってもリプレイの入賞によって次回再び遊技を行うことができ、次回の遊技で再び15枚役を入賞させることが可能になる。これにより、遊技者がメダルを損失することを防ぐことができる。また、本実施形態では、ストップボタン19aを特定タイミングで押下しても、15枚役が入賞せず、さらにリプレイも入賞しないように図柄を配列したので、遊技の技量を反映させることができ、技量の高い熟練者の不満が募ることを防止できる。
上記実施形態では、BBモードに移行されたときにリプレイの当選確率を高確率にしたが、例えばCT中のメダルのベット枚数が特定枚数であった場合にリプレイを高確率にし、それ以外のベット数ではリプレイを低確率にしてもよい。この場合、通常モード及びCT導入遊技ではリプレイ低確率テーブル40aを用いて当選役抽選を行い、図10に示すように、CT中に例えばメダルのベット数が1枚(特定枚数)の場合はリプレイ高確率テーブル40b、メダルのベット数が3枚の場合はリプレイ低確率テーブル40aを用いて当選役抽選を行えばよい。以降の遊技の流れは図4の例と同じになる。なお、前記特定枚数は、相対的に他のベット数よりも少ないことが好ましい。これにより、遊技者のメダルの獲得枚数をさらに増加させることが可能になり、遊技者の遊技への興趣をさらに高めることができる。
図11は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をスロットマシン10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図3及び図4のフローチャートで示すような手段を、CPU30aとメモリ31とを含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えばリールの停止操作が行われたタイミングに基づいてリールが停止する無制御状態では、当選役抽選の結果に基づいてリールの停止制御が行われる停止制御状態よりも先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技で遊技媒体の投入なしに行うことができるリプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて当選役抽選を行う当選役決定手段と、前記無制御状態で前記リプレイに当選した場合に、特定タイミングでリールの停止操作が行われると遊技媒体が払い出される小役が入賞し、前記特定タイミング以外のタイミングでリールの停止操作が行われると前記リプレイが入賞するようにリールを停止させるリール停止制御手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをスロットマシン10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記各実施形態では、CT導入モードで0枚役に当選したことを契機にCTに移行させたが、例えばCT導入モードで予め設定された回数の遊技が行われたらCTに移行させるなど、CTへの移行の条件は適宜に設定してよい。また、CTは必ずしもBBモード中に移行されなくてもよく、例えば通常モードで行われる抽選に当選した場合に移行させるなど、通常モード中に所定の条件が満たされたときに移行させてもよい。
上記実施形態では、CT中にリプレイに当選した場合、特定タイミングでストップボタン19a〜19cが操作されると小役が入賞するか又はハズレとなるようにし、特定タイミング以外のタイミングでストップボタン19a〜19cが操作されるとリプレイが入省するようにしたが、CT中にリプレイに当選し、特定タイミングでストップボタン19a〜19cが操作された場合は必ず小役が入賞するようにし、特定タイミング以外のタイミングでストップボタン19a〜19cが操作されるとリプレイが入省するようにしてもよい。
なお、本発明はリール駆動タイプのスロットマシンに限らず、液晶パネルなどを用いたスロットマシンやストップボタンの押下によって図柄を停止表示させるパチンコ機など、遊技者による操作部の操作が行われる他の遊技機にも等しく適用することができる。
本発明を用いたスロットマシンの外観図である。 図1に示すスロットマシンの電気的概略構成を示す機能ブロック図である。 遊技全体の流れを示すフローチャートである。 CTでの遊技の流れを示すフローチャートである。 CTでリプレイに当選した場合の停止制御の流れを説明する説明図である。 CTでリプレイに当選した場合の停止制御の流れを説明する説明図である。 CTでリプレイに当選した場合の停止制御の流れを説明する説明図である。 CTでリプレイに当選した場合の停止制御の流れを説明する説明図である。 CTでリプレイに当選した場合の停止制御の流れを説明する説明図である。 CT中のメダルの投入枚数によってリプレイの当選確率を変化させる場合の遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、スロットマシンにインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
14a〜14c 第1〜第3リール(リール)
15 入賞有効ライン
19a〜19c ストップボタン
30 制御部
30a CPU(遊技制御手段)
34 リール駆動コントローラ
39 電子抽選部
40 当選役決定部
40a リプレイ低確率テーブル
40b リプレイ高確率テーブル

Claims (2)

  1. 先行して行われた遊技と同じベット数の遊技を後続して行われる遊技で遊技媒体の投入なしに行うことができるリプレイ及び遊技媒体が払い出される小役を含む複数種類の当選役のいずれか又はハズレを決定する当選役抽選手段と、前記リプレイに対応するリプレイ図柄及び前記小役に対応する小役図柄を含む複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールとを有し、前記当選役抽選で前記当選役に当選した場合、前記リールの停止操作が行われたときの入賞有効ライン上の図柄から連続する所定個数の図柄までの引き込み範囲内に当選図柄が含まれている場合に、前記当選図柄が前記入賞有効ライン上に停止するように前記リールの停止制御が行われる停止制御状態での遊技と、前記停止制御が行われずに前記リールの停止操作が行われたタイミングに基づいて前記リールが停止するとともに、前記リプレイに当選した場合は前記停止制御が行われる無制御状態での遊技とが行われるとともに、通常モードと、前記通常モードよりも遊技者が有利になる特別モードとでの遊技が行われる遊技機であって、
    前記特別モードで前記無制御状態での遊技を実行する遊技制御手段と、
    前記当選役抽選で用いられ、前記リプレイの当選確率が互いに異なる複数の当選役抽選テーブルと、
    前記無制御状態での遊技では、前記停止制御状態での遊技よりも前記リプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて前記当選役抽選を行う当選役決定手段と、
    前記停止制御状態の遊技では、前記引き込み範囲を前記入賞有効ライン上の図柄から連続するN個(N>1)の図柄までの範囲とし、前記無制御状態での遊技で前記リプレイに当選した遊技では、前記引き込み範囲を前記入賞有効ライン上の図柄から連続するM(N>M>0)の図柄までの範囲とするリール停止制御手段と、
    前記特別モード中に前記払い出し個数が前記所定個数に達した場合に前記特別モードを終了させる特別モード終了手段と、
    前記特別モード中に払い出された遊技媒体の払い出し個数をカウントするとともに、前記特別モードで前記リプレイに当選し、かつ前記入賞有効ライン上に前記小役図柄が停止した場合は、遊技媒体の払い出し個数のカウントを中断する払い出し個数カウント手段とを備え、
    前記リールに、前記リプレイ図柄同士の間に前記リプレイ図柄以外の図柄を(N−1)個を上限としてM個以上配列するとともに前記小役図柄を少なくとも1つ含ませた部分を設け、それ以外の部分では、前記リプレイ図柄同士の間の前記リプレイ図柄以外の図柄の個数を(M−1)個を上限としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記当選役決定手段は、前記無制御状態で特定個数の遊技媒体を投入して遊技が行われたときに前記停止制御状態よりも前記リプレイの当選確率の高い当選役抽選テーブルを用いて前記当選役抽選を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2004367943A 2004-12-20 2004-12-20 遊技機 Expired - Fee Related JP4393368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004367943A JP4393368B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004367943A JP4393368B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006167366A JP2006167366A (ja) 2006-06-29
JP4393368B2 true JP4393368B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=36668699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004367943A Expired - Fee Related JP4393368B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4393368B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005594A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Sammy Corp スロットマシン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006167366A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4350048B2 (ja) 遊技機
JP2007215758A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP2007082667A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4125572B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP2006187528A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4406620B2 (ja) 遊技機
JP4184043B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP4854053B2 (ja) 遊技機
JP3963351B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP2007135842A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4559331B2 (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4753684B2 (ja) 遊技機
JP4393368B2 (ja) 遊技機
JP2006340793A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4274319B2 (ja) 遊技機
JP4331095B2 (ja) 遊技機
JP4315447B2 (ja) スロットマシン
JP4559333B2 (ja) 遊技機
JP2006187526A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP2007068765A (ja) 遊技機、プログラム及び記録媒体
JP4975135B2 (ja) スロットマシン
JP4975057B2 (ja) 遊技機
JP4975060B2 (ja) 遊技機
JP4975059B2 (ja) 遊技機
JP4975125B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees