JP5424697B2 - トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置 - Google Patents

トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5424697B2
JP5424697B2 JP2009103777A JP2009103777A JP5424697B2 JP 5424697 B2 JP5424697 B2 JP 5424697B2 JP 2009103777 A JP2009103777 A JP 2009103777A JP 2009103777 A JP2009103777 A JP 2009103777A JP 5424697 B2 JP5424697 B2 JP 5424697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
image sensor
diffraction grating
wavefront
talbot interferometer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009103777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010256059A (ja
Inventor
俊幸 直井
正磨 加藤
直樹 小原
千種 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009103777A priority Critical patent/JP5424697B2/ja
Priority to MYPI2010001612A priority patent/MY180590A/en
Priority to US12/765,037 priority patent/US8520217B2/en
Publication of JP2010256059A publication Critical patent/JP2010256059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5424697B2 publication Critical patent/JP5424697B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02097Self-interferometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02015Interferometers characterised by the beam path configuration
    • G01B9/02024Measuring in transmission, i.e. light traverses the object
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B2290/00Aspects of interferometers not specifically covered by any group under G01B9/02
    • G01B2290/30Grating as beam-splitter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

本発明は、トールボット干渉計(タルボ干渉計)、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置に関する。
トールボット干渉計は、被検光学系(被検光学素子)の波面(透過波面、反射波面)を計測するのに使用することができる(非特許文献1)。計測精度を高めるためには、回折格子と撮像素子の位置をトールボット条件と呼ばれる条件を満たす関係で配置する必要がある。
ミツオ・タケダ、外1名、「デジタルトールボット干渉計による横収差測定」、米国、1984年、アプライド・オプティックス、第23巻、第11号、p.1760−1764
トールボット干渉計はこれまで設計位置に回折格子と撮像素子を配置していたが、アライメント誤差によるトールボット条件からの逸脱があり計測波面に誤差が生じていた。
本発明は、高精度に計測を行うトールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としてのトールボット干渉計は、被検光学系の波面を計測するトールボット干渉計であって、前記被検光学系を経た光を複数の回折光に分割する回折格子と、前記複数の回折光が形成する干渉縞を撮像する撮像素子と、前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方を前記被検光学系の光軸方向に移動する移動手段と、前記移動手段で前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方の位置を変更しながら前記撮像素子が撮像した複数の干渉縞をフーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルに基づいてトールボット条件が満足されるように前記移動手段で前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方の位置を調整する計算機と、を有することを特徴とする。
本発明は、高精度に計測を行うトールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置を提供することができる。
トールボット干渉計の光路図である。(実施例1) 図1に示すトールボット干渉計の調整方法のフローチャートである。 干渉縞の空間周波数スペクトルにおける各次数成分の振幅値(実線)と位相値(破線)と、撮像素子の光軸上の位置との関係を示すグラフである。 図1に示すトールボット干渉計の別の調整方法のフローチャートである。 図3(e)の3次スペクトルの振幅値と撮像素子の位置の関係を示したグラフである。 トールボット干渉計の光路図である。(実施例2) 図6の姿勢調整方法を説明するための概略図である。 トールボット干渉計を有する露光装置のブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、被検光学系Lの波面を計測する、実施例1のトールボット干渉計の光路図である。トールボット干渉計は、収差が既知の光を被検光学系Lに照射し、この収差に被検光学系Lの収差を重畳し、被検光学系Lの後方に配置された回折格子3で波面分割し、分割された波面を重ね合わせて得られる干渉縞から回折格子形状の像を復元する。本実施例のトールボット干渉計は、光路に沿って、光源1、照明光学系2、被検光学系L、回折格子3、撮像素子4、計算機(コンピュータ)5、移動手段7、8を有する。
光源1は、例えば、レーザーから構成され、コヒーレント光を照射する。被検光学系Lは、被検光学素子を含み、屈折系、反射屈折系、反射系のいずれでもよい。本実施例では、被検光学系Lはレンズである。
照明光学系2は、光源1からの光波を収差が既知の波面に変換し、例えば、口径が十分に小さいピンホール2aを有するピンホール板から構成され、球面波で近似される波面を生成する。
回折格子3は被検光学系Lを透過した波面を分割し、被検光学系Lを経た光を複数の回折光に分割する。本実施例の回折格子3は、直交する2つの方向に周期を有する直交回折格子であり、被検光学系Lを透過してきた波面を直交する2方向に分割する。これにより、直交2方向の波面の歪みを同時に計測することができる。被検光学系Lの収差量にあわせて、格子周期を変えると回折格子3で分割する波面の横ずらし量が変わり、測定収差のダイナッミクレンジと分解能を調整することができる。回折格子3として、光透過部と遮光部が等間隔であるものを用いると測定ノイズとなりうる偶数次の回折光を消すことができる。回折格子3は、光軸OAに沿って移動手段7によって移動可能に構成されている。
本実施例の撮像素子4は、回折格子3が分割した複数の波面を重ね合わせて得られる(即ち、複数の回折光が形成する)干渉縞を撮影する2次元撮像素子であり、CCDなどが用いられる。撮像素子4は、光軸OAに沿って移動手段8によって移動可能に構成されている。
計算機5は、撮像素子4とケーブル6を介して接続されており、不図示の記憶部であるメモリ、制御部、演算部、表示部を含む。
制御部は、メモリに格納された情報に基づいて移動手段7、8の動作を制御する。移動手段7と8は、計算機5の制御部が駆動する図示しないモーターと光軸OAに沿ったレールを有するが、これに限定されない。メモリは、撮像素子4が撮影した干渉縞を格納する。表示部は、撮像素子4が撮影した干渉縞を表示する。
演算部はメモリに格納された干渉縞をフーリエ変換し、空間周波数スペクトルを求めた上で基本周波数(即ち、復元された回折格子像の周波数)を自然数倍した周波数成分である各次数スペクトルの振幅値と位相値を算出する。また、演算部は、空間周波数スペクトルの各次数成分の振幅値と位相値の変化に基づいて回折格子3及び撮像素子4の位置を決定する。更に、演算部は、撮像素子4による撮影された干渉縞から被検光学系Lの波面を算出する。
動作において、通常は、回折格子3及び撮像素子4を後述するトールボット条件を満たすように位置決めし、撮像素子4で干渉縞を撮像し、解析により波面を求め、結果を表示する。
撮像素子4で撮像される干渉縞|u(x、y、z)|は次式のように表すことができる。
ここで、zは回折格子3と撮像素子4との光軸方向の距離、z0は回折格子3と被検光学系Lの像面との距離、λは干渉光(光源1からの光)の波長、dは回折格子3の周期、mとnは回折光の次数、Wは波面収差である。
数式1における位相項第2項及び第3項は干渉縞のコントラストを変化させる成分であり、コントラストの低下は波面の計測誤差の要因となる。第3項は波面に依存して常に存在する成分である。第2項は、z又はz0により周期的に変化する成分で、数式2で表されるNが整数となるようにz及びz0を選ぶことによって0になり、回折格子直後の光強度分布が復元されたコントラストのよい干渉縞を得ることができる。
従って、高精度の計測を行うためには回折格子3と撮像素子4を数式2におけるNが整数になるように位置決めすることが重要になる。数式2のNを整数とする条件をトールボット条件と呼ぶ。
また、0次と±1次回折光の干渉など、次数差が奇数の回折光を干渉させるトールボット干渉計においては、数式2のNが整数だけでなく半整数でもコントラストのよい干渉縞が得られる。これは、数式1が示す干渉縞で干渉成分となるnとmが異なる整数の組合せを考えたとき、次数差n−mを奇数とすると位相項第2項のn−mが全て奇数となり、Nを半整数とするとすべてのnとmの組合せで、この項の寄与が−1となる。よって、このとき得られる干渉縞は、Nが整数の際に得られる干渉縞、つまり回折格子直後の光強度分布を格子半周期分ずらしたものとなるからである。このため、数式2におけるNが半整数の場合もトールボット条件に含める。
本実施例は、干渉縞をフーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルに基づいてトールボット条件が満足されるように回折格子3と撮像素子4を位置決めする調整方法を提供する。
図2は、実施例1のトールボット干渉計の調整方法のフローチャートである。なお、「S」はステップの略であり、これは他の図でも同じである。
まず、計算機5の制御部は、移動手段7を使用して、光軸OA上に回折格子3を配置する(S101)。次に、計算機5の制御部は、移動手段8を使用して、光軸OA上に撮像素子4を配置する(S102)。この時、撮像素子4はおおよそトールボット条件を満足する位置に配置される。次に、計算機5の制御部は移動手段8を介して撮像素子4の光軸上の位置を変化させながら、撮像素子4で干渉縞を複数撮像する(S103)。
次に、計算機5の演算部はS103で取得した干渉縞の1次スペクトル(基本周波数)の振幅値を求める(S104)。「1次スペクトル」は、干渉縞を2次元フーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルのうち、干渉縞光強度のDC成分を示す0次スペクトルに隣接したスペクトルである。直交回折格子を利用した場合は、直交する2方向に1次スペクトルが存在し、そのいずれかを利用する。また、直交する2方向で、ともに1次スペクトルの周波数を持つスペクトル(直交格子に対して45°傾いた方向のスペクトル)を利用してもよい。1次スペクトルの振幅値は、1次スペクトルの振幅の極大値とする。
また、1次スペクトルの振幅値は、空間周波数スペクトルのノイズの影響を減ずるために、振幅極大値近傍の周波数領域において他の次数と重ならない範囲で振幅を積分したものでもよい。また、1次スペクトルの振幅値は、光源輝度の時間変化や干渉縞取得時のCCD露光時間の違いといった影響を減ずるため、1次スペクトルの振幅値を0次スペクトルの振幅値で除して規格化したものでもよい。従って、1次スペクトルの振幅値は、振幅値自体かこれを表す値(又はこれに対応する値)であれば足りる。
次に、計算機5の演算部は、S104で求めた1次スペクトルの振幅値から1次スペクトルの曲線を求める(S105)。1次スペクトルの曲線は、S104で求めた1次スペクトルの振幅値を撮像素子4の位置の関数としてフィッティングすることによって求めることができる。例えば、2次関数やガウス関数でフィッティングする。
次に、計算機5の演算部は、S105で求めた1次スペクトルの曲線の極大値を求める(S106)。最後に、計算機5の制御部は、移動手段8を介してS106で求めた極大値に対応する位置に撮像素子4を配置する(S107)。
図2に示すフローは単なる一例であり、例えば、S101で撮像素子4を配置し、S107で回折格子3を配置してもよい。また、S104、S105は、1次スペクトルでなく、0次を除く空間周波数スペクトルであれば次数は問わない。
図3は、干渉縞をフーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルにおける各次数成分の振幅値(実線)と位相値(破線)と、撮像素子4の光軸上の位置との関係を示すグラフである。横軸は回折格子3と撮像素子の距離(μm)であり、回折格子3と撮像素子4の距離が200μmのときにトールボット条件を満たすように計算されている。図3(a)〜(f)の左側の縦軸のそれぞれは0次スペクトルで規格化した1次スペクトル〜6次スペクトルの振幅値(実線)であり、右側の縦軸のそれぞれは1次スペクトルで規格化した1次スペクトル〜6次スペクトルの位相値(破線)である。
各次数スペクトルの振幅値は、空間周波数スペクトルにおける基本周波数を次数倍した周波数の近傍領域の振幅極大値とする。また、各次数のスペクトルの振幅値は、空間周波数スペクトルのノイズの影響を減ずるために、振幅極大値近傍の周波数領域において他の次数と重ならない範囲で振幅を積分したものでもよい。また、各次数のスペクトルの振幅値は、特定の次数の振幅値で除して規格化したものでもよい。例えば、0次スペクトルで規格化した場合、光源輝度の時間変化や干渉縞取得時のCCD露光時間の違いといった影響を減ずる効果が得られる。0次スペクトル近傍の低周波数領域にノイズがあるような場合は1次スペクトルによる規格化が有効である。また、各次数のスペクトルの振幅値は、1次スペクトルの振幅極大となる周波数を次数倍した周波数における振幅としてもよい。従って、各次数スペクトルの振幅値は、振幅値自体かこれを表す値(又はこれに対応する値)であれば足りる。
各次数スペクトルの位相値は、空間周波数スペクトルにおける各次数で振幅極大を示す周波数の位相、または、1次スペクトルが振幅極大となる周波数を次数倍した周波数における位相とする。図3では、2次以上のスペクトルの位相値は1次スペクトルの位相値で規格化し、次数をsとして、各次数の位相値からs×(1次スペクトルの位相値)を差し引いた規格化をしてある。
図3(a)、(c)、(e)から分かるように、奇数次スペクトル(基本周波数を奇数倍した周波数)の振幅値は、トールボット条件を満たすとき極大となる。したがって、図2で示した1次スペクトルの場合と同様の手順で回折格子3と撮像素子4の位置を決定することができる。
偶数次スペクトル(基本周波数を偶数倍した周波数)の振幅値を利用する場合は、図3(b)、(d)、(f)から分かるようにトールボット条件を満たすときに振幅値が極小となる。したがって、図2の手順のS106でフィッティングした関数が極小となる位置を求めればよい。
2次以上のスペクトルは1次スペクトルに比べ、トールボット条件を満たす位置近傍における、位置変化に対する振幅変化量が大きいため、回折格子3と撮像素子4の精密な位置を決定しやすい。但し、2次以上のスペクトルの振幅値は、トールボット条件を満たす位置以外で極大又は極小となることがあるため、1次スペクトルの振幅値が極大となる位置の近傍で各次数スペクトルの振幅が極大となるべきか極小となるべきかを決定しなければならない。つまり、1次スペクトルでトールボット条件を満たす位置を大雑把に把握したうえで(1次スペクトルの振幅値が極大となる位置に最も近くなるように)、高次のスペクトルを用いてトールボット条件を満たす位置を精密に決定する。
数式1におけるz又はz0を無限大で近似できるトールボット干渉計、つまり、回折格子3と撮像素子4との距離が十分に大きい場合、または被検光学系Lを経た光がほぼ平面波である場合、回折格子3及び撮像素子4を更に精密に位置決めすることができる。
トールボット干渉計において、全ての奇数次スペクトルは、トールボット条件を満たす回折格子3及び撮像素子4の位置を中心に光軸上を特定距離だけ前後した位置(厳密には、数式2におけるNが整数又は半整数から同じ値ずれた位置)で振幅値が極小となる。このとき位相は反転する。1次スペクトルは図3(a)の表示の範囲外でこの通りになっている。
また、4次以上の偶数次スペクトルは、トールボット条件を満たす回折格子3及び撮像素子4の位置を中心に光軸上を特定距離だけ前後した位置(厳密には、式2におけるNが整数または半整数から同じ値ずれた位置)で位相が反転する。
この性質から、トールボット条件を満たす位置の前後2点の振幅極小位置又は位相反転位置を求めて、その位置を基に回折格子3又は撮像素子4をトールボット条件を満たす位置に配置することができる。即ち、奇数次スペクトルが3次以上である場合又は偶数次スペクトルが4次以上である場合には、位相値が反転する2点の一方に対応する位置から2点の間の距離の半分だけ移動するように回折格子3と撮像素子4を位置決めする。
図4は、3次スペクトルを利用する場合のトールボット干渉計の調整方法を示すフローチャートである。S101からS104は図2と同じである。図4では、S104の後で、計算機5の演算部は、1次スペクトルの振幅がほぼ極大となる位置の前後で3次スペクトルの位相値が初めて反転する位置又は3次スペクトルの振幅値が初めて極小となる位置を求める(S111)。次に、計算機5の制御部は、移動手段8を介してS111で求めた2点の中間位置に撮像素子4を配置する(S112)。
トールボット条件となる位置の前後の3次スペクトル極小値となる位置の付近では振幅値は、撮像素子4の位置に対して線形に変化し、振幅値が極小となる位置において位相値が反転する。
図5は、位相の反転を考慮して、プラスマイナスの符号を付与した3次スペクトルの振幅値と撮像素子4の位置の関係を示したグラフである。図3(a)において振幅値が極大となる位置を検出するよりは、図5において線形な振幅値変化又は位相反転を利用する方が回折格子3又は撮像素子4の位置決め精度は高くなる。
トールボット条件を満たす位置とその前後2点の振幅値が極小となる位置又は位相値が反転する位置の距離は、透過波面やノイズに対して敏感に変化しない。このため、この2点の位置を一度求めておけば、その2点間の距離を半分とした距離を移動量として、その2点の一方から撮像素子4を位置決めすることができる。但し、回折格子3を取り替えたり、照明光学系2の構成を変更したりするような場合はこの限りではない。
図4は3次スペクトルを利用しているが、3次以外の奇数次スペクトルでもよい。また、4次以上の偶数次スペクトルも図4と同様の手順で回折格子3又は撮像素子4の配置ができるが、トールボット条件を満たす位置の前後において、位相値が反転する位置のみを利用し、振幅が極小となる位置は利用しない。これは、偶数次スペクトルはトールボット条件を満たす位置で振幅値が極小となるためである。
回折格子3又は撮像素子4を位置決めした後に撮像素子4で干渉縞を撮像する。計算機5の演算部は、ステップ102で取得した干渉縞から被検光学系Lを透過した波面を算出する。干渉縞の空間周波数スペクトルから1次スペクトル(基本周波数近傍領域)を切り出して、周波数空間の原点に移動して逆フーリエ変換することにより、1次スペクトルが示す周期性の方向に微分した波面が求められる。この微分波面を直交する2方向において求め、それらを同時に満たす波面をゼルニケの多項式などの関数にフィッティングすることよって波面が得られる。
本実施例の変形例として、回折格子3と撮像素子4の距離を変更しながら離散的な複数の位置で複数の干渉縞を撮像してそれぞれについて1次スペクトルを取得し、1次スペクトルの振幅値に対応する値が最大の干渉縞に基づいて波面を算出してもよい。この変形例では、撮像位置の分解能を細かく設定することによって両者をトールボット条件を満たす位置に正確に位置決めすることなしに同様の効果を得ることができる。
図6は、実施例2のトールボット干渉計の光路図であり、本実施例は、姿勢調節手段11、12を有する点で実施例1とは相違する。姿勢調節手段11は回折格子3の法線と光軸OAとの角度を変化させ、姿勢調節手段12は撮像素子4の法線と光軸OAとの角度を変化させる。計算機5の制御部は、姿勢調節手段11、12の動作を、メモリに格納された情報に基づいて制御する。
本実施例は、回折格子3又は撮像素子4の光軸OA上の位置を変化させながら撮像した複数の干渉縞を少なくとも3つの空間領域に分割し、空間周波数スペクトルを求める。図7は、干渉縞を4つの空間領域に分割した例を示している。それぞれの空間領域において、図2又は図4の手順に従って、回折格子3又は撮像素子4の調整すべき光軸OA上の位置を求める。
回折格子3の法線に対して、撮像素子4の法線や光軸OAがずれている場合、それぞれの空間領域で求めた回折格子3又は撮像素子4の調整位置は一致しない。この場合、回折格子3又は撮像素子4の位置をいくら変化させても、分割した全ての空間領域においてトールボット条件を得ることはできず、ある空間領域の計測波面にコントラスト劣化による誤差がのる。この誤差を減ずるため、分割したそれぞれの空間領域において、トールボット条件からの逸脱が少なくなるよう、姿勢調節手段11、12により回折格子3又は撮像素子4の姿勢を変化させる。
姿勢調節においては、図7に示すように、干渉縞を分割し、空間領域1〜4それぞれにおいて、図2又は図3の手順に従い、撮像素子4の調整位置z1〜z4を求める。次に、移動手段8により撮像素子4の位置を、求めた調整位置の平均値(中心)、つまり(z1+z2+z3+z4)/4へ移動させる。移動後の撮像素子4における空間領域1と空間領域3の中心間の距離をLxとすると、撮像素子4の法線と光軸OAとの角度を(z1−z3)/Lxだけ、空間領域1と空間領域3の中心を結ぶ直線と光軸の作る平面内で変化させる。同様に、空間領域2と空間領域4の中心間の距離をLyとすると、撮像素子4の法線と光軸OAとの角度を(z2−z4)/Lyだけ、空間領域2と空間領域4の中心を結ぶ直線と光軸の作る平面内で変化させる。このように、計算機5は、少なくとも3つの空間領域の2つの空間領域に対応する回折格子3と撮像素子4の少なくとも一方の調整位置の差を2つの空間領域の中心間の距離で割った角度だけ、前記一方の姿勢を姿勢調節手段11、12を介して調節する。角度変化量は、z1−z3及びz2−z4に対して、Lx及びLyが十分大きいことを想定した値である。なお、回折格子3を移動させて干渉縞を複数撮像した場合も、同様の手順により、回折格子3の姿勢調整が可能である。
図8は、トールボット干渉計を備えた露光装置20のブロック図である。
露光装置20は、原版のパターンを基板に露光する投影露光装置であり、光源部21と真空容器22を有する。真空容器22には、照明光学系23、原版ステージ24、投影光学系25、基板ステージ26、トールボット干渉計の一部が設けられる。
光源部21は波長約13.5nmのEUV光を発振する光源であり、EUV光は、大気に対する透過率が低いため、主要な光学系は真空容器22に収納されている。照明光学系23は、EUV光を伝播して原版(マスク又はレチクル)Mを照明する光学系であり、トールボット干渉計の照明光学系2としても機能する。原版Mの近傍にはピンホール板が設けられている。
原版Mは、反射型で、転写されるパターンが形成され、原版ステージ24に支持及び駆動される。投影光学系25は、原版Mのパターンの像を基板Wに投影し、両者を光学的に共役に維持する反射型光学系である。投影光学系25は、トールボット干渉計が波面計測する被検光学系Lであり、被検光学系Lは、本実施例のように、屈折光学系でなくてもよい。基板Wには感光体が塗布され、基板ステージ26に支持及び駆動される。
トールボット干渉計は投影光学系25の透過波面を計測する。トールボット干渉計の回折格子3と撮像素子4は、基板ステージ26に搭載されているが、独立の計測用ステージに配置されていてもよい。回折格子3と撮像素子4はそれぞれ基板ステージ26に設けられた不図示の移動手段によって投影光学系25の光軸方向に移動することができる。
露光において、光源部21からの光は照明光学系23を介して原版Mを照明する。原版Mからの回折光は投影光学系25により基板Wに投影される。露光装置20にトールボット干渉計を搭載して投影光学系25の波面を計測することによって投影光学系25の波面収差及びその経時変化を補正することができるので、露光精度を高めることができる。
デバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)は、露光装置を使用して感光剤を塗布した基板(ウエハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、基板を現像する工程と、他の周知の工程と、を経ることにより製造される(デバイス製造方法)。
トールボット干渉計は、光学系又は光学素子の波面の測定に適用することができる。露光装置は、デバイスを製造する用途に適用することができる。
1 光源
2 ピンホール
3 回折格子
4 撮像素子
5 計算機
7、8 移動手段
11、12 姿勢調節手段
20 露光装置
25 投影光学系
L 被検光学系
M 原版
W 基板

Claims (8)

  1. 被検光学系の波面を計測するトールボット干渉計であって、
    前記被検光学系を経た光を複数の回折光に分割する回折格子と、
    前記複数の回折光が形成する干渉縞を撮像する撮像素子と、
    前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方を前記被検光学系の光軸方向に移動する移動手段と、
    前記移動手段で前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方の位置を変更しながら前記撮像素子が撮像した複数の干渉縞をフーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルに基づいてトールボット条件が満足されるように前記移動手段で前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方の位置を調整する計算機と、
    を有することを特徴とするトールボット干渉計。
  2. 前記少なくとも一方の前記光軸方向に対する姿勢を調節する姿勢調節手段を更に有し、
    前記計算機は、前記複数の干渉縞を少なくとも3つの空間領域に分割することによってそれぞれの空間領域において求めた前記少なくとも一方の調整位置の中心に前記移動手段を介して前記少なくとも一方を移動し、
    前記計算機は、前記少なくとも3つの空間領域の2つの空間領域に対応する前記少なくとも一方の調整位置の差を前記2つの空間領域の中心間の距離で割った角度だけ前記少なくとも一方の姿勢を前記姿勢調節手段を介して調節することを特徴とする請求項1に記載のトールボット干渉計。
  3. 被検光学系の波面を計測するトールボット干渉計であって、
    前記被検光学系を経た光を複数の回折光に分割する回折格子と、
    前記複数の回折光が形成する干渉縞を撮像する撮像素子と、
    前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方を前記被検光学系の光軸方向に移動する移動手段と、
    前記移動手段で前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方の位置を変更しながら前記撮像素子が撮像した複数の干渉縞をフーリエ変換して得られる空間周波数スペクトルにおける基本周波数の振幅値に対応する値が極大の干渉縞に基づいて前記被検光学系の波面を算出する計算機と、
    を有することを特徴とするトールボット干渉計。
  4. 被検光学系を経た光を複数の回折光に分割する回折格子と、前記複数の回折光が形成する干渉縞を撮像する撮像素子と、を有し、前記被検光学系の波面を計測するトールボット干渉計の前記回折格子と前記撮像素子の位置を調整する調整方法であって、
    前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方を移動しながら前記撮像素子が撮像した複数の干渉縞の空間周波数スペクトルにおける基本周波数を自然数倍した周波数の振幅値又は位相値に対応する値を求めるステップと、
    前記空間周波数スペクトルにおける基本周波数を奇数倍した周波数の振幅値に対応する値が極大となるとなるように、又は前記空間周波数スペクトルにおける基本周波数を0でない偶数倍した周波数の振幅値に対応する値が極小となるとなるように、前記回折格子と前記撮像素子の少なくとも一方を移動する移動ステップと、
    を有することを特徴とする調整方法。
  5. 前記移動ステップは、前記空間周波数スペクトルにおける基本周波数を2でない自然数倍した周波数の位相値に対応する値が、基本周波数の振幅値に対応する値が極大となる位置の前後で初めて反転する2点の一方に対応する位置から前記2点の間の距離の半分だけ移動するように前記少なくとも一方を移動することを特徴とする請求項4に記載の調整方法。
  6. 前記空間周波数スペクトルにおける基本周波数の振幅値に対応する値が極大となる位置に最も近くなるように前記少なくとも一方の位置を調整することを特徴とする請求項4又は5に記載の調整方法。
  7. 光源からの光を利用して基板に露光する露光装置であって、
    前記光を前記基板に導く光学系と、
    前記光学系の波面を計測する請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のトールボット干渉計と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  8. 請求項7に記載の露光装置の前記光学系の波面を前記トールボット干渉計によって計測するステップと、
    計測された前記光学系の波面に基づいて前記光学系の波面収差を補正するステップと、
    補正された前記露光装置を使用して基板を露光するステップと、
    露光された前記基板を現像するステップと、
    を有することを特徴とするデバイス製造方法。

JP2009103777A 2009-04-22 2009-04-22 トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置 Expired - Fee Related JP5424697B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009103777A JP5424697B2 (ja) 2009-04-22 2009-04-22 トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置
MYPI2010001612A MY180590A (en) 2009-04-22 2010-04-09 Talbot interferometer, its adjustment method, and measurement method
US12/765,037 US8520217B2 (en) 2009-04-22 2010-04-22 Talbot interferometer, its adjustment method, and measurement method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009103777A JP5424697B2 (ja) 2009-04-22 2009-04-22 トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010256059A JP2010256059A (ja) 2010-11-11
JP5424697B2 true JP5424697B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=42991859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009103777A Expired - Fee Related JP5424697B2 (ja) 2009-04-22 2009-04-22 トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8520217B2 (ja)
JP (1) JP5424697B2 (ja)
MY (1) MY180590A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5008763B2 (ja) 2010-12-03 2012-08-22 キヤノン株式会社 屈折率分布計測方法、屈折率分布計測装置および光学素子の製造方法
CN104335021B (zh) * 2012-05-30 2020-04-07 株式会社尼康 波前测量方法及装置、以及曝光方法及装置
US8989347B2 (en) 2012-12-19 2015-03-24 General Electric Company Image reconstruction method for differential phase contrast X-ray imaging
US9014333B2 (en) 2012-12-31 2015-04-21 General Electric Company Image reconstruction methods for differential phase contrast X-ray imaging
JP6173188B2 (ja) * 2013-11-28 2017-08-02 キヤノン株式会社 被検光学素子の光学性能の測定装置、その測定装置を制御するプログラムおよび方法
DE102014206589A1 (de) * 2014-04-04 2015-10-08 Carl Zeiss Smt Gmbh Verfahren zum Justieren eines Spiegels einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage
JP2015213665A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 キヤノン株式会社 放射線撮像装置
CN104238284B (zh) * 2014-09-25 2016-08-17 中国科学院光电技术研究所 一种基于光栅泰伯效应的检焦方法
US10335109B2 (en) * 2015-03-06 2019-07-02 Shimadzu Corporation Radiation phase-contrast imaging device
JP7277101B2 (ja) * 2018-10-11 2023-05-18 キヤノン株式会社 収差推定方法、収差推定装置、プログラムおよび記憶媒体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57211504A (en) * 1981-06-24 1982-12-25 Canon Inc Observation member for talbot interferometer
JPS5845526A (ja) * 1981-09-12 1983-03-16 Canon Inc タルボ干渉計
JP4106191B2 (ja) * 2001-01-22 2008-06-25 松下電器産業株式会社 光学システムの調整方法
JP2003227914A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Canon Inc Euv光用の波面分割素子及びそれを有する位相測定装置
JP4100553B2 (ja) * 2002-11-26 2008-06-11 株式会社リコー 動的形状及び動的位置の同時測定装置及び同時測定方法
JP4108014B2 (ja) * 2003-07-08 2008-06-25 松下電器産業株式会社 光ピックアップの検査方法
JP2006324311A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Canon Inc 波面収差測定装置及びそれを有する露光装置
JP2009004711A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Canon Inc 計測装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP5450975B2 (ja) * 2008-04-10 2014-03-26 キヤノン株式会社 測定装置および測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8520217B2 (en) 2013-08-27
MY180590A (en) 2020-12-03
JP2010256059A (ja) 2010-11-11
US20100271636A1 (en) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424697B2 (ja) トールボット干渉計、トールボット干渉計の調整方法、及び露光装置
JP5871601B2 (ja) 被検光学系の収差を算出する装置、方法およびトールボット干渉計
JP6742322B2 (ja) ミラー検査用の検査装置および方法
US8351050B2 (en) Wavefront-aberration-measuring device and exposure apparatus
KR100817655B1 (ko) 파면수차를 측정하는 측정장치 및 그것을 가지는 노광장치
JP6271896B2 (ja) 干渉計測装置、リソグラフィ装置および物品の製造方法
JP5069809B1 (ja) パターンの重ね合わせによる結像光学系の測定
JP2009506335A (ja) 位相マスクの干渉測定装置および同方法
KR100869604B1 (ko) 측정방법 및 장치, 노광장치, 및, 디바이스의 제조방법
CN108431694B (zh) 波前分析的装置与方法
JP2009068922A (ja) 測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP5538851B2 (ja) 測定装置、露光装置及びデバイスの製造方法
JP2006250859A (ja) 面形状測定方法、面形状測定装置、投影光学系の製造方法、投影光学系、及び投影露光装置
JP2011142279A (ja) 波面収差計測方法及び装置、並びに露光方法及び装置
US7907263B2 (en) Apparatuses and methods using measurement of a flare generated in an optical system
JP2011108696A (ja) 波面計測方法及び装置、並びに露光方法及び装置
JP2006017485A (ja) 面形状測定装置および測定方法、並びに、投影光学系の製造方法、投影光学系及び投影露光装置
JP2009283635A (ja) 測定装置、測定方法、露光装置及びデバイス製造方法
JP2010034319A (ja) 波面収差の測定方法
Sugisaki et al. EUVA’s challenges toward 0.1 nm accuracy in EUV at-wavelength interferometry
JP2005127981A (ja) 干渉計測装置
JP2005156446A (ja) 非球面形状測定方法、及び投影光学系の製造方法
KR20090091060A (ko) 측정 방법 및 측정용 레티클
JP2006294972A (ja) 干渉縞解析方法、干渉縞解析装置、干渉縞解析プログラム、干渉測定装置、投影光学系の製造方法、投影露光装置、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2009253210A (ja) 測定方法、測定装置、露光装置及びデバイス製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131126

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5424697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees