JP5424514B2 - 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム - Google Patents

医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム Download PDF

Info

Publication number
JP5424514B2
JP5424514B2 JP2012223664A JP2012223664A JP5424514B2 JP 5424514 B2 JP5424514 B2 JP 5424514B2 JP 2012223664 A JP2012223664 A JP 2012223664A JP 2012223664 A JP2012223664 A JP 2012223664A JP 5424514 B2 JP5424514 B2 JP 5424514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
magnet
medical
medical tube
oral cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012223664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013099519A (ja
Inventor
誠太郎 渡邉
淳 中島
賢輔 窪田
規俊 小林
邦広 細野
高光 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama City University
Original Assignee
Yokohama City University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama City University filed Critical Yokohama City University
Priority to JP2012223664A priority Critical patent/JP5424514B2/ja
Publication of JP2013099519A publication Critical patent/JP2013099519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5424514B2 publication Critical patent/JP5424514B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システムに関し、特に、鼻腔から挿入された医療用チューブを口腔外に誘導するために用いられる医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システムに関する。
一般に、胆管等の体腔に狭窄部が生じ、胆汁などの体液の排出が困難になった場合、胆汁を排出する治療が行われるが、その治療方法として、内視鏡を使用し、経鼻的にドレナージチューブ(ドレナージカテーテル)を挿入して胆汁を排出する内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(以下、ENBD(endoscopic nasal biliary drainage)という)が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
図3及び図4はENBDの作業手順を説明するための説明図である。
まず、内視鏡等を使用して、胆管等の体腔に発生した狭窄部に留置され、胆汁を排出するためのドレナージチューブ(以下、ENBDチューブ10という)を経口的に誘導する(図3(A)参照)。しかし、この状態では、口を閉じられない、食事を摂れない、歯でチューブを破損するおそれがある等、患者が生活する上で不便である。
そこで、鼻腔Nから短いプラスチックチューブ(以下、ネラトンチューブ11という)を挿入し(図3(B)参照)、そのネラトンチューブ11を口腔M外に引き出す(図4(A)参照)。
次いで、ENBDチューブ10をネラトンチューブ11の先端孔に挿入して接続し(図4(B)参照)、ネラトンチューブ11を鼻腔N側に引いてENBDチューブ10を鼻腔Nから外に出す(図4(C)参照)。
これによって、胆管内に留置されたENBDチューブ10を用いて、経鼻的に体外に胆汁を排出することが可能となる。
ここで、鼻腔Nから挿入したネラトンチューブ11を口腔M外に引き出す作業としては、次の3つの方法が提案されている。
(1)まず、患者を覚醒させ背臥位にした後、鼻腔からネラトンチューブを挿入する。次いで、喉頭鏡で開口し、鑷子を用いてネラトンチューブを把持し、口腔外へ引き出す(以下、この方法を従来法という)。
(2)まず、患者を覚醒させた後、鼻腔からネラトンチューブを挿入する。次いで、患者に開口を指示し、利き手の示指でネラトンチューブを把持し、口腔外へ引き出す(以下、この方法をフィンガー法という)。
(3)まず、ガイドワイヤーでループ部を作り、患者の咽頭壁に当たるまで挿入する。次いで、鼻腔からネラトンチューブを挿入する。次いで、X線透視でネラトンチューブがガイドワイヤー内を通過したことを確認した後、ガイドワイヤーを引き、ネラトンチューブを口腔外へ引き出す(以下、この方法をガイドワイヤー誘導法という)。このガイドワイヤー誘導法は、2010年に従来法等の問題点を改善した新しい誘導法として報告されている(石塚 泉:ガイドワイヤーを用いたENBDチューブの鼻腔内への誘導. Gastroenterol Endoscopy 52:965, 2010参照)。
実開平5−65349号公報 特開2003−135590公報
しかし、上記3つの方法には次のような課題があった。
(1)従来法では、術者が喉頭鏡で開口した状態で、鑷子を用いてネラトンチューブを把持する必要があるため、手技が煩雑で熟練を要し、作業に時間がかかるという課題があった。
また、作業に人手を要するという課題があった。
また、患者を覚醒する必要があるため、患者に苦痛を与えるという課題があった。
さらに、合併症のおそれもあるという課題があった。
(2)フィンガー法では、術者が利き手の示指でネラトンチューブを把持する必要があるため、手技が煩雑で、手技の習得に時間がかかるという課題があった。
また、作業の成否が術者の指の長さや患者の体型に左右されやすいという課題があった。
さらに、患者を覚醒する必要があるため、患者に苦痛を与えるとともに、術者の指が患者に咬まれるおそれがあるという課題があった。
(3)ガイドワイヤー誘導法では、従来法やフィンガー法に比べて簡便な方法ではあるが、初回の施行での成功率は高くなく、確実性に劣るという課題があった。
また、ガイドワイヤーが口の浅い所で引っ掛かり、奥まで挿入できない等、作業の成否が術者の喉の形等の体型に左右されやすいという課題があった。
さらに、ガイドワイヤーのループ部にネラトンチューブを通す際に、外れないように長めに通す必要があるため、患者に嘔吐反射やむせこみが起こりやすく、患者の苦痛の一因になるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、鼻腔から挿入された医療用チューブを口腔外に誘導する際に、熟練や人手を要することがなく、合併症のおそれがなく、術者や患者の体型に左右されることがなく、また患者を覚醒する必要がないので、患者に苦痛を与えることがなく、簡便、迅速かつ確実に行うことができる医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システムを提供することを目的とする。
本発明の医療用チューブは、
生体の鼻腔から挿入され、前記生体の体内物質を排出するために用いられる他の医療用チューブと前記生体の口腔の外で接続され、前記他の医療用チューブを、前記鼻腔から外に出すために用いられる医療用チューブであって、
可撓性のあるチューブ本体と、
前記チューブ本体の先端側の内部に設けられた第1の磁石とを有し、
前記チューブ本体の側面には、前記第1の磁石を挿入するための第1の挿入孔と、他の医療用チューブが挿入される第2の挿入孔とが間隔を隔てて形成され、
前記チューブ本体の先端部には、前記第1の磁石が外に飛び出すのを防止するための盲端部が形成され、
前記第1の磁石が、前記生体の口腔から挿入された誘導器具に設けられた第2の磁石に磁力で吸着されながら磁着され、前記誘導器具によって前記口腔の外に誘導される、
ことを特徴とするものである。
前記誘導器具は、チューブ状に形成され、先端側に前記第2の磁石が設けられていてもよい。
前記他の医療用チューブは、ENBDチューブであってもよい。
前記第1の磁石及び第2の磁石の少なくとも表面は、X線透視下で視認可能な材質で作られていてもよい。
本発明の医療用システムは、
前記医療用チューブと、
前記生体の口腔から挿入され、前記第2の磁石を備えた前記誘導器具と、
前記生体の対象部位をX線透視するためのX線透視手段とを有し、
前記X線透視手段によりX線透視下で視認しながら、前記医療用チューブの前記第1の磁石に前記誘導器具の前記第2の磁石を磁力で吸着させながら磁着させ、前記誘導器具を引いて、前記医療用チューブを口腔外へ引き出す、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)第1の磁石及び第2の磁石の磁力による吸着を利用して、鼻腔から挿入された医療用チューブを口腔外に誘導するので、作業が簡便になり、熟練を要することがなくなる。その結果、手技の習得に時間を要さないので、初心者でも短時間で迅速に作業を行うことができる。
(2)チューブ状の細い部材を利用するので、作業の成否が術者や患者の体型に左右されることがなくなる。
(3)医療用チューブ及び誘導器具を鼻腔及び口腔にそれぞれ入れるだけで済むので、合併症が生じることがなく、また患者を覚醒する必要がないので、患者の苦痛もほとんどない。
(4)X線透視下で第1の磁石及び第2の磁石の磁着を確認して、医療用チューブを口腔外へ引き出すことができるので、作業の確実性が向上する。
(A)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブを示す側面断面図、(B)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブを示す側面図、(C)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブの誘導器具を示す側面断面図である。 (A)〜(D)は、本発明の実施形態例に係る医療用チューブの誘導器具を用いて、生体の鼻腔から挿入された医療用チューブを口腔外に誘導する作業手順を説明するための説明図である。 図(A)及び(B)はENBDの作業手順を説明するための説明図である。 図(A)〜(C)はENBDの作業手順を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブを示す側面断面図、(B)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブを示す側面図、(C)は本発明の実施形態例に係る医療用チューブの誘導器具を示す側面断面図である。
本発明の実施形態例に係る医療用チューブ1は、例えばネラトンチューブのように、生体の鼻腔Nから挿入されるものであり、図1(A)及び(B)に示すように、可撓性のある合成樹脂等で作られた透明又は半透明の第1のチューブ本体1bの先端側の内部に第1の磁石1aが設けられている。
第1の磁石1aは、例えばネオジウム磁石で作られており、第1のチューブ本体1b内に嵌まって固定できるように、チューブ本体の内径(例えば3mm)よりも若干長い直径を備え、全体が円筒形状に形成されている(例えば長さ7mm)。また、第1の磁石1aの少なくとも表面は、X線透視下で視認可能な材質で作られている。これによって、X線透視下で第1の磁石1aの位置を容易に視認することができる。
第1のチューブ本体1bの先端側の側面には、第1の磁石1aを挿入するための第1の挿入孔1cと、生体の体内物質を排出するために用いられる他の医療用チューブ(例えばENBDチューブ)が挿入される第2の挿入孔1dとが、それぞれ間隔を隔てて形成されている。なお、第1の挿入孔1c及び第2の挿入孔1dの大きさ、形及び位置は用途に応じて適宜変更して形成される。
第1のチューブ本体1bの先端部には、第1の磁石1aが外に飛び出さないようにするために盲端部1eが形成されている。この盲端部1eは、鼻腔N内の損傷を防止するために、丸みのある凸形状に形成されているのが好ましい。
本発明の実施形態例に係る医療用チューブ1の誘導器具2は、口腔Mから挿入され、医療用チューブ1を口腔M外に誘導するために用いられるものであり、図1(C)に示すように、可撓性のある合成樹脂等で作られた透明又は半透明の第2のチューブ本体2bの先端側の内部に、医療用チューブ1の第1の磁石1aに磁着される第2の磁石2aが設けられている。
第2の磁石2aは、例えばネオジウム磁石で作られており、全体が円筒形状に形成されている(例えば直径5mm、長さ10mm)。また、第2の磁石2aの少なくとも表面は、X線透視下で視認可能な材質で作られている。これによって、X線透視下で第2の磁石2aの位置を容易に視認することができる。
第2のチューブ本体2bの先端部には、第2の磁石2aが外に飛び出さないようにするために盲端部2cが形成されている。この盲端部2cは、口腔M内の損傷を防止するために、丸みのある凸形状に形成されているのが好ましい。
なお、第2のチューブ本体2bの代わりに、可撓性があり、かつ口腔Mに入れても害にならない材質で作られた部材であれば、どのような形態の部材でも用いることが可能であり、必ずしもチューブ状に形成されている必要はない。
また、第2の磁石2aは、第2のチューブ本体2bの先端側に、医療用テープを巻き付ける等の手段で固定されていてもよい。
図2(A)〜(D)は、本発明の実施形態例に係る医療用チューブの誘導器具を用いて、生体の鼻腔から挿入された医療用チューブを口腔外に誘導する作業手順を説明するための説明図である。
まず、生体の鼻腔Nから医療用チューブ1を挿入する(図2(A)参照)。
次いで、医療用チューブ1の誘導器具2を口腔Mから挿入する(図2(B)参照)。
次いで、X線透視撮影装置(X線透視手段)を用いて、生体の対象部位の画像を表示部に表示させ、X線透視下で視認しながら、医療用チューブ1の第1の磁石1aに誘導器具2の第2の磁石2aを磁力で吸着させながら磁着する(図2(C)参照)。
次いで、誘導器具2を引き、医療用チューブ1を口腔M外へ引き出す(図2(D)参照)。
その後、生体の体内物質を排出するために用いられる他の医療用チューブ(例えばENBDチューブ)を医療用チューブ1の第2の挿入孔1dに所定の長さ(例えば15cm程度)分挿入した後、医療用チューブ1を鼻腔N側に引いて他の医療用チューブ(例えばENBDチューブ)を鼻腔Nから外に出す。
本発明の実施形態例によれば、第1の磁石1a及び第2の磁石2aの磁力による吸着を利用して、鼻腔Nから挿入された医療用チューブ1を口腔M外に誘導するので、作業が簡易になり、熟練を要することがなくなる。その結果、手技の習得に時間を要さないので、初心者でも短時間で迅速に作業を行うことができる。
また、チューブ状の細い部材を利用するので、作業の成否が術者や患者の体型に左右されることがなくなる。
また、医療用チューブ1及び誘導器具2を鼻腔N及び口腔Mにそれぞれ入れるだけで済むので、合併症が生じることがなく、また患者を覚醒する必要がないので、患者の苦痛もほとんどない。
さらに、X線透視下で第1の磁石1a及び第2の磁石2aの磁着を確認して、医療用チューブ1を口腔M外へ引き出すことができるので、作業の確実性が向上する。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、第1の磁石1a及び第2の磁石2aは、酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等のように磁性を帯びることが可能な物質に代用することも可能である。
また、第2の磁石1a及び第2の磁石2aは、永久磁石だけでなく、電磁石を用いることも可能である。
さらに、医療用チューブ1、誘導器具2のサイズ、材質及び形状は明細書及び図面に開示されているものに限定されず、適宜変更できる。
本発明者らは、本願発明の実施形態例(磁石法)、フィンガー法(finger法)、ガイドワイヤー誘導法(GW誘導法)について、簡便性や安全性を比較検討するための施術を行った。この施術では、2011年12月から2012年2月までの期間に横浜市立大学附属病院において上記各方法20例の計60例について前向きランダム化比較試験を行った。
本願発明の実施形態例では、第1の磁石1a及び第2の磁石2aとしてネオジウム磁石が用いられており、第1の磁石1a(直径3mm、長さ7mm、磁界450mT)をネラトンチューブ内先端に入れて鼻孔から挿入する。第2の磁石2a(直径5mm、長さ10mm、磁界530mT)は吸引チューブ先端に固定し、口腔内から挿入し、第1の磁石1aと吸着させる。ENBDはガテックス(Cathex)社製のものを使用した。ペースメーカー症例を除外し、鼻腔内誘導は研修医が施行した。ネラトンチューブの鼻孔挿入から口外への誘導までの時間、さらに透視被曝時間と嘔吐反射回数を計測した。3分間で施行不能であった場合には、上級医に術者を変更した。
以下、上記の施術結果を表1に示す。
Figure 0005424514
表1から、本願発明の実施形態例では、簡便性や安全性の点で、フィンガー法やガイドワイヤー誘導法よりも優れていることがわかる。
従って、本願発明によれば、初心者でも安全で確実に施行可能であり、透視下での視認性も良好であり、容易に、短時間、低侵襲で施行可能であり、装置の作成も安価で簡便であるので、今後のENBD誘導法において第1の選択となり得るものである。
本発明は、例えば、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD:endoscopic nasal biliary drainage)、内視鏡的経鼻すい管ドレナージ術(ENPD:endoscopic nasal pancreatic drainage)、超音波内視鏡−嚢胞ドレナージ術(EUS−CD:Endoscopic ultrasonography-cyst drainage)等の治療方法を行う際に利用することができる。
1:医療用チューブ
1a:第1の磁石
1b:第1のチューブ本体
1c:第1の挿入孔
1d:第2の挿入孔
1e:盲端部
2:誘導器具
2a:第2の磁石
2b:第2のチューブ本体
2c:盲端部
N:鼻腔
M:口腔

Claims (5)

  1. 生体の鼻腔から挿入され、前記生体の体内物質を排出するために用いられる他の医療用チューブと前記生体の口腔の外で接続され、前記他の医療用チューブを、前記鼻腔から外に出すために用いられる医療用チューブであって、
    可撓性のあるチューブ本体と、
    前記チューブ本体の先端側の内部に設けられた第1の磁石とを有し、
    前記チューブ本体の側面には、前記第1の磁石を挿入するための第1の挿入孔と、他の医療用チューブが挿入される第2の挿入孔とが間隔を隔てて形成され、
    前記チューブ本体の先端部には、前記第1の磁石が外に飛び出すのを防止するための盲端部が形成され、
    前記第1の磁石が、前記生体の口腔から挿入された誘導器具に設けられた第2の磁石に磁力で吸着されながら磁着され、前記誘導器具によって前記口腔の外に誘導される、
    ことを特徴とする医療用チューブ。
  2. 前記誘導器具は、チューブ状に形成され、先端側に前記第2の磁石が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用チューブ。
  3. 前記他の医療用チューブは、ENBDチューブであることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用チューブ。
  4. 前記第1の磁石及び第2の磁石の少なくとも表面は、X線透視下で視認可能な材質で作られていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の医療用チューブ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つの項に記載の前記医療用チューブと、
    前記生体の口腔から挿入され、前記第2の磁石を備えた前記誘導器具と、
    前記生体の対象部位をX線透視するためのX線透視手段とを有し、
    前記X線透視手段によりX線透視下で視認しながら、前記医療用チューブの前記第1の磁石に前記誘導器具の前記第2の磁石を磁力で吸着させながら磁着させ、前記誘導器具を引いて、前記医療用チューブを口腔外へ引き出す、
    ことを特徴とする医療用システム。
JP2012223664A 2011-10-18 2012-10-05 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム Expired - Fee Related JP5424514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012223664A JP5424514B2 (ja) 2011-10-18 2012-10-05 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011228863 2011-10-18
JP2011228863 2011-10-18
JP2012223664A JP5424514B2 (ja) 2011-10-18 2012-10-05 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013099519A JP2013099519A (ja) 2013-05-23
JP5424514B2 true JP5424514B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=48620789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012223664A Expired - Fee Related JP5424514B2 (ja) 2011-10-18 2012-10-05 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5424514B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10314994B2 (en) * 2013-12-10 2019-06-11 Applied Medical Technology, Inc. Bridle catheter
BR102015002008A2 (pt) * 2015-01-28 2016-08-23 Bernardo Lembo Conde De Paiva cateter
WO2018217000A1 (ko) * 2017-05-24 2018-11-29 고려대학교 산학협력단 경비담관 배액관의 구강-비강 위치변경 장치
KR102131399B1 (ko) * 2017-05-24 2020-07-08 고려대학교산학협력단 경비담관 배액관의 구강-비강 위치변경 장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5429131A (en) * 1994-02-25 1995-07-04 The Regents Of The University Of California Magnetized electrode tip catheter
US6631715B2 (en) * 2000-09-01 2003-10-14 Kirn Medical Design, L.L.C. Magnetic nasal tube bridle system and related method
JP2003210392A (ja) * 2002-01-25 2003-07-29 Pentax Corp 内視鏡の誘導方法
US6985776B2 (en) * 2003-04-25 2006-01-10 Medtronic, Inc. Method and apparatus for coronary sinus cannulation
US20070167740A1 (en) * 2005-12-30 2007-07-19 Grunewald Debby E Magnetic stabilization of catheter location sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013099519A (ja) 2013-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706879B2 (ja) 光学的に誘導される栄養管、カテーテルおよび関連方法
JP5397916B2 (ja) 喉頭鏡
US8412311B2 (en) Fluoroscopy-free guidewire systems and methods
US10405943B2 (en) Kit and method for reduced radiation procedures
US20100145147A1 (en) Magnetic device for guiding catheter and method of use therefor
JP2011517577A5 (ja)
US20140121679A1 (en) Elastic band ligation device and method for treatment of hemorrhoids
JP2002537011A (ja) 移動可能な補助器具を備えた変形可能なファイバスコープ
JP2007301360A (ja) 処置具挿脱用補助装置
JP2014128653A (ja) 膨張可能なバルーンコンポーネントをもった栄養チューブ
JP5424514B2 (ja) 医療用チューブの誘導器具及び医療用チューブ並びに医療用システム
JP7421503B2 (ja) 経皮的気管切開を実施するためのシステム、装置及び方法
JP2020505963A (ja) 挿管スタイレット
US20100317963A1 (en) Endoscopic ultrasound-guided stent placement device and method
JP4554034B2 (ja) 医療用ガイドワイヤ
JP2020505087A (ja) 特に結腸内視鏡のための内視鏡ガイド及びそのようなガイドを備える内視鏡のためのシステム
US9737197B2 (en) Medical scope attachment device and system
JP6753655B2 (ja) 医療用装置
JP2020506021A (ja) 非血管腔用ガイドワイヤ
JP2015016177A (ja) 医療器具
US20150289753A1 (en) Guide tube, guide device, and method for using guide device
CN111374630A (zh) 磁性超细可吞服内窥镜
JP2003210392A (ja) 内視鏡の誘導方法
RU134026U1 (ru) Устройство для извлечения магнитных инородных тел из желудочно-кишечного тракта
JP6758670B2 (ja) 気管チューブ挿入補助キット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130510

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130510

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20130617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5424514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees