JP5423220B2 - プリント基板データ生成システム、プリント基板データ生成方法、及びプリント基板データ生成プログラム - Google Patents

プリント基板データ生成システム、プリント基板データ生成方法、及びプリント基板データ生成プログラム Download PDF

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本発明はプリント基板データ生成システム、プリント基板データ生成方法、及びプリント基板データ生成プログラムに関する。
製品等の設計において、物理的形状や各部の寸法等を設計する機構設計者からプリント配線基板設計者へプリント配線基板設計情報を渡す際に、IDF(Intermediate Data Format)形式のデータが用いられている。プリント配線基板設計情報とは、プリント配線基板の外形情報(2次元図面を含む)、部品配置、プリント基板の部品高さの情報、及び配線の制約等の情報を含む。
IDF形式データは、2次元データを示すプリント基板設計(Printed Circuit Board)CAD(Computer Aided Design: 計算機利用設計)と、機構設計に用いられる3次元CADと、の間で、設計データを相互共有する為に開発された中間フォーマットである。IDF形式データには、プリント基板の外形情報、プリント基板の穴の情報、プリント基板の部品高さの情報、各領域の情報等に関する情報が記載される。
IDF形式データにおいて、プリント基板の外形情報、プリント基板の穴の情報、プリント基板の部品高さの情報、各領域の情報等は、セクション毎に区切られる。IDF形式データ内の各セクションには、キーワード(セクションキーワード)が付加され、各キーワードにより、各セクションがどのような情報を有しているかがわかる。
図8は、IDF形式データの一例を示す図である。図8は、2つのセクションキーワード(".DRILLED_HOLES"、".PLACEMENT")を例示している。そして、各セクションキーワードのもとに、詳細な情報が記載される。図8には、ドリル穴の直径、及び穴のタイプ等が記載されている。
一般に、製品設計に当たっては、機構設計者が実装検討用の3次元CADデータを作成した後に、IDF形式データのプリント配線、及び基板設計情報を作成する。
図9は、IDF形式データを生成する従来の処理手順を示すフローチャートである。機構設計者が実装検討用の3次元モデルを生成する(S21)。続いて、作成した3次元モデルに基づいて、IDF形式データを出力する為のPCB(Printed Circuit Board) ASSY構成を作成する(S22)。プリント基板毎、及び領域毎に2次元図形描写用の面を作成し(S23)、作成した各面に2次元図形を描写する(S24)。その後、作成された2次元図形に基づいて、IDF形式データを出力する(S25)。
上記処理において、IDF作成にかかるS22からS24の処理を、ユーザが専用エディタ等を用いて行う必要がある。すなわち、3次元モデルの作成とは別に、更に2次元図形をユーザが作成しなければならない。そのため、二重入力による入力ミスや、入力時間の増加という問題が生じる。また、設計変更があった場合、3次元モデルは変更したが、2次元図形は変更し忘れるなどの変更作業にミスが生じる危険性も高い。
ここで、特許文献1には、プリント基板基礎情報作成装置が記載されている。このプリント基板基礎情報作成装置は、3次元CADにより生成された3次元形状情報からプリント基板の図形情報を生成する。そして、この図形情報をプリント基板基礎情報としてテキスト形式で出力する。
また、特許文献2には、部品配置制約条件作成装置が記載されている。この装置は、3次元形状入力部から入力された筐体や、筐体内部品の形状から基板設置可能領域を検出する。また、3次元空間情報から部品の配置可能領域を特定する。
特開2002−366585号公報 特開平11−073434号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示の技術では、以下の問題点がある。特許文献1及び特許文献2に開示の技術では、3次元モデルから2次元データを抽出しているが、プリント配線基板の仕様であるIDFデータ形式ではなく、単に図形情報や配置可能領域を取り出しているにすぎない。このような2次元データは、既存のプリント基板設計CADでIDF形式データとして扱えず、プリント配線基板設計者がそのまま使用できない。したがって、別途の加工を施すか、2次元図形を書き直す作業をしなければIDF形式データとして扱えないという問題があった。
本発明は、3次元モデルからIDF形式データの仕様に則したプリント基板データを自動生成するプリント基板データ生成システム、プリント基板データ生成方法、及びプリント基板データ生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかるプリント基板データ生成システムの一態様は、3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加する3次元モデル特性付加部と、前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて格納した対応テーブルと、前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成するプリント基板特性生成部と、前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力するプリント基板データ出力部と、を備えるものである。
本発明にかかるプリント基板データ生成方法の一態様は、3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加し、前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて対応テーブルに格納し、前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成し、前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力するものである。
本発明にかかるプリント基板データ生成プログラムの一態様は、プリント基板データを生成する動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加し、前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて対応テーブルに格納し、前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成し、前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力するものである。
本発明により、3次元モデルからIDF形式データの仕様に則したプリント基板データを自動生成するプリント基板データ生成システム、プリント基板データ生成方法、およびプリント基板データ生成プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるプリント基板データ生成システムのブロック図である。 実施の形態1にかかる対応テーブルの図である。 実施の形態1にかかる領域モデルと、3次元モデル上に付加するキーワードの命名規則と、の対応関係を示す図である。 実施の形態1にかかる3次元モデルの図である。 実施の形態1にかかる3次元モデルからのプリント配線基板設計情報の抽出処理を示す図である。 実施の形態1にかかる3次元モデルからのプリント配線基板設計情報の抽出処理を示す図である。 実施の形態1にかかるプリント基板データ生成システムのブロック図である。 従来のIDFデータの一例を示す図である。 従来のIDFデータの作成処理を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、本実施の形態1にかかるプリント基板データ生成システムの詳細について説明する。プリント基板データ生成システム1は、3次元モデル作成部40と、プリント基板特性生成部20と、IDF出力部50と、対応テーブル100と、を備える。
対応テーブル100は、領域モデル名のキーワード、及び形状・面色と、IDF仕様のセクションキーワードと、の対応を示すテーブルである。対応テーブル100は、領域モデルテーブル101と、形状・面色テーブル102と、を備える。図2は、対応テーブル100の一例を示す図である。
図2(A)は、領域モデルテーブル101の例を示す図である。図2(A)では、6種類の命名規則と、IDFセクションキーワードと、の対応関係が定義されている。例えば、"基板外形"という領域モデル名に対し、ユーザが"KBN_**"というキーワードで3次元モデル上に命名したとすると、当該命名された領域は、IDFセクションキーワード"BOARD_OUTLINE"に対応づけられることを示している。
図2(B)は、形状・面色テーブル102の例を示す図である。形状・面色テーブル102には、特徴的な形状及び面色の組み合わせと、IDFセクションキーワードと、の対応関係が定義されている。図2(B)の例では、"丸穴(NTH)"の形状を有し、面色が無色の領域は、IDFセクションキーワード"DRILLED_HOLES(NPTH)"に対応づけられることを示している。
3次元モデル作成部40は、形状生成部41と、領域モデル・面色付加部42と、原点付加部43と、を備える。3次元モデル作成部40は、ユーザに3次元モデルを表示する為のインターフェイスを備える。3次元モデル作成部40が備えるインターフェイスは、一般にGUI(Graphical User Interface)が想定されるが、これに限られるものではない。ユーザは、画面上から3次元モデルの作成指示、及び3次元モデルの特性情報の付加の指示を行う。
形状生成部41は、実装検討用に3次元モデルを生成する為の処理部であり、一般的な3D CADシステムと同等の処理が可能である。領域モデル・面色付加部42は、ユーザの入力に応じて、形状生成部41により生成された3次元モデルの各領域に対し、プリント基板特性を表すキーワード、及び面色を付加する。ここで、付加するキーワードは、図3に示す命名規則に従ったものである。
図3は、一般的な領域モデルと、3次元モデル上に付加するキーワードの命名規則と、の対応関係を示す図である。図3によると、"部品実装禁止領域"という領域モデルにはキーワード"BJK_**"、"部品実装高さ**mm領域"という領域モデルにはキーワード"BJT_**"、"配線禁止領域"という領域モデルにはキーワード"HSK_**"、"グランド領域"という領域モデルにはキーワード"GND_**"、"レジスト塗り逃げ領域"という領域モデルにはキーワード"RST_**"、を対応させて3次元モデル上に命名するようにキーワード(KBN_**等)を打ち込んでいく。また、ユーザは、たとえば、丸穴に対して、それがNTH(ノンスルー)であれば無色とし、TH(スルー)であれば赤色として面色を打ち込んでいく。このように打ち込まれたキーワードまたは面色を3次元モデルの対応する領域に付加していく。
図4は、領域モデル名、面色、及び原点が付加された3次元モデルの例である。図4の3次元モデルは、領域モデル・面色付加部42により、"部品実装禁止領域"を示すキーワード"HSK_1"が付加されている。また、丸穴部分(1)は、無色である。
原点付加部43は、ユーザの画面上の指示により、3次元モデルに対し、プリント基板の表裏を認識する為の原点を付加する。
一般に、ユーザは、3次元モデル生成時にプリント基板に関する情報を画面上からGUIにより指定する為、2次元図形を作成する手間に比べて容易に処理が行える。図4においては、原点付加部43により、原点は(2)の位置に付加されている。
3次元モデル作成部40は、領域名、面色、及び原点を付加した3次元モデルをプリント基板特性生成部20へ出力する。
プリント基板特性生成部20には、領域名、面色、及び原点を付加した3次元モデルが3次元モデル作成部40から入力される。プリント基板特性生成部20は、対応処理部21と、抽出処理部22と、を備える。
対応処理部21は、対応テーブル100を参照し、3次元モデルの各領域、各形状等をIDFセクションキーワードに対応づける。対応処理部21は、モデル―セクション対応部211と、面色―セクション対応部212と、を備える。
モデル―セクション対応部211は、領域モデルテーブル101を参照し、3次元モデルに付加された領域モデルのキーワードをIDFセクションキーワードに対応づける。面色―セクション対応部212は、形状・面色テーブル102を参照し、付加された面色及び形状により、3次元モデルの領域をIDFセクションキーワードに対応づける。たとえば、"KBN_**"が付された領域には"BOARD_OUTLINE"を対応付ける。また、丸穴で無色となっている領域には、"DRILLED_HOLE(NPTH)"を対応付ける。
抽出処理部22は、TOP−BOTTOM抽出部221と、2次元図面抽出部222と、高さ情報抽出部223と、セクション情報抽出部224と、を備える。抽出処理部22は、3次元モデルと、3次元モデルに対して原点付加部43により付加された原点と、からIDFの仕様に則したプリント配線基板設計情報を抽出する。
以下、図5を参照して、抽出機能22の処理を説明する。図5は、領域モデル名、面色、及び原点を付加された3次元モデル(図4)からのプリント配線基板設計情報の抽出処理を示す図である。
3次元モデルには、3次元モデ成部40により、IDFセクションキーワードに対応するキーワード、及び面色が付加されているため、セクションキーワード毎に情報を抽出できる。例えば、図5中の(1)の部分が"部品実装禁止領域"として、セクションキーワード"PLACE_KEEPOUT"に対応する。また、図5中の(2)の部分は、"丸穴(NTH)"の形状を有し、無色であるため、セクションキーワード"DRILLED_HOLES(NPTH)"に対応づけられる。セクション情報抽出部224は、これらのセクションキーワード毎にプリント配線基板設計情報を抽出する。
TOP−BOTTOM抽出部221は、原点を基準として3次元モデルのTOP面と、BOTTOM面と、を認識する。TOP−BOTTOM抽出部221は、3次元モデルに付加された原点の位置と、座標軸の方向と、から3次元モデルのプリント配線基板の片面をTOP面、反対面をBOTTOM面と判断する。図5の例では、原点からのz座標軸の正方向にある面をプリント配線基板のTOP面と判定し、反対面をBOTTOM面と判定する。
2次元図面抽出部222は、3次元モデルのプリント配線基板の位置関係からプリント配線基板の2次元図面を抽出する。具体的には、先ず、2次元図面抽出部222は、プリント配線基板の位置を認識する。次に、プリント配線基板から垂直方向に解析を行い、一番近くに存在する、プリント配線基板とほぼ平行な面をプリント配線基板の2次元図面として抽出する。
高さ情報抽出部223は、3次元モデルのプリント配線基板と、3次元モデルのプリント配線基板と平行な面と、からプリント基板の部品実装の高さ情報を抽出する。具体的には、高さ情報抽出部223は、プリント配線基板から垂直方向にある一番低い面を抽出する。そして、プリント配線基板と、抽出した面と、の間の距離を高さ情報として抽出する。図5では、高さ情報抽出部223は、プリント配線基板と、プリント配線基板と平行な面と、の距離を測定し、部品実装高さ(15mm)を抽出している。
プリント基板特性生成部20は、抽出処理部22が抽出したプリント配線基板設計情報をIDF出力部50へ出力する。
IDF出力部50は、抽出処理部22が抽出したIDF仕様に則した情報からIDF形式データを生成し、生成したIDF形式データを出力する。図5の(3)がIDF出力部50により出力されたIDF形式データ(の一部分)の例である。図5の(3)のIDF形式データには、IDFセクションキーワード"PLACE_KEEPOUT"について、各種のパラーメータが記載されている。
なお、2次元図面の抽出処理は、以下の方法で行ってもよい。図6は、上述の方法以外の2次元図面の抽出処理を示す図である。図6に示すように、プリント配線基板の両面に突起がある場合、TOP面とBOTTOM面の両面に2次元図形が存在すると判断し、2次元図面を抽出してもよい。また、TOP面とBOTTOM面の両面に2次元図形が存在すると判断する方法として、3次元モデルの面色を利用することも考えられる。例えば、面色が所定の色であれば両面に2次元図形が存在すると判断する。
上記一連の処理部の処理により、以下の効果を奏する。ユーザは、3次元モデルに対し、プリント基板特性を付加する処理を行えば、2次元データの生成処理を行う必要がない。これにより、3次元モデルと、2次元図形と、の二重作成による入力ミス及び入力負担といった問題が解決される。
また、プリント基板データ生成システムは、IDFの仕様及びIDF仕様に関連付けられた対応テーブルを利用することにより、IDFの仕様に則したIDF形式のプリント基板データを生成することが可能となる。これにより、既存のプリント基板設計CADを用いて、生成されたIDF形式データを直接扱うことができる。
上述のプリント基板データ生成システム1は、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現するソフトウェアとして説明したが、ハードウェアとして実現してもよい。また、CPUが実行するコンピュータプログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の通信媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。また、記憶媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等が含まれる。また、通信媒体には、電話回線等の有線通信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体等が含まれる。
なお、図7は、本実施の形態1にかかるプリント基板データ生成システムの最小構成を示す図である。3次元モデル特性付加部10は、3次元モデル作成部40と対応する。また、プリント基板データ変換部30は、IDF出力部50と対応する。本構成では、3次元モデル特性付加部10、3次元モデルの形状を作成する処理部を含まない構成である。この場合、既存の3D CADツールで生成した3次元モデルを3次元モデル特性付加部10へ入力する。
3次元モデル特性付加部10は、入力された3次元モデルに対し、プリント基板特性を付加する。プリント基板特性生成部20の処理は、前述の処理と同様のため、説明は省略する。また、プリント基板データ変換部30は、プリント基板特性生成部20により出力されたプリント基板仕様に則した情報に基づき、プリント基板データを生成する。対応テーブル100が格納する情報も前述のものと同等のため、説明は省略する。
図7に示す最小構成によるプリント基板データ生成システムによっても、ユーザは、2次元データの生成処理を行う必要がない。また、プリント基板データの仕様情報を含む対応テーブル100を参照することにより、プリント基板データの仕様に則したデータを生成することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の説明では、IDF形式のデータの自動生成について述べたが、本発明は、3次元モデルからIDF形式以外の仕様に基づいたプリント基板に関する2次元データを作成することにも応用できる。
1 プリント基板データ生成システム
10 3次元モデル特性付加部
20 プリント基板特性生成部
21 対応処理部
22 抽出処理部
30 プリント基板データ変換部
40 3次元モデル作成部
41 形状生成部
42 領域モデル・面色付加部
43 原点付加部
50 IDF出力部
100 対応テーブル

Claims (8)

  1. 3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加する3次元モデル特性付加部と、
    前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて格納した対応テーブルと、
    前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成するプリント基板特性生成部と、
    前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力するプリント基板データ出力部と、を備えるプリント基板データ生成システム。
  2. 前記対応テーブルには、形状的特徴と、当該形状的特徴に付加された特性情報と、の組み合わせに対して設計用キーワードが対応づけて格納されており、
    3次元モデルから抽出した形状的特徴と、その領域に付加された特性情報と、の組み合わせを前記対応テーブルに基づいて位置の設計用キーワードに対応させる請求項1に記載のプリント基板データ生成システム。
  3. 前記3次元モデル特性付加部は、前記3次元モデルに対して、原点および座標軸を付加する原点付加部を有し、
    前記プリント基板特性生成部は、前記原点との座標関係からプリント配線基板の表面または裏面を抽出する表裏面抽出部を有する請求項1または請求項2に記載のプリント基板データ生成システム。
  4. 前記プリント基板特性生成部は、プリント配線基板に対応づけられた前記3次元モデルの領域と実質的に平行な位置にある面を、2次元図面として抽出する2次元図形抽出部を有する請求項1から請求項3のいずれか一に記載のプリント基板データ生成システム。
  5. 前記プリント基板特性生成部は、プリント配線基板に対応づけられた前記3次元モデルの領域と、この領域と実質的に平行な面と、の距離を前記プリント配線基板設計情報の部品高さ情報として抽出する高さ情報抽出部を有する請求項1から請求項4のいずれか一に記載のプリント基板データ生成システム。
  6. 前記プリント配線基板設計に使用されるデータ形式は、IDF(Intermediate Data Format)形式であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載のプリント基板データ生成システム。
  7. 3次元モデル特性付加部と、対応テーブルと、プリント基板特性生成部と、プリント基板データ出力部と、を備えるプリント基板データ生成システムにおけるプリント基板データ生成方法であって、
    前記3次元モデル特性付加部は、3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加し、
    前記対応テーブルは、前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて保持し、
    前記プリント基板特性生成部は、前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成し、
    前記プリント基板データ出力部は、前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力するプリント基板データ生成方法。
  8. プリント基板データを生成する動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    3次元モデルの領域にその領域の特性を示す領域特性情報をユーザからの指示に従って付加する動作と
    前記領域特性情報の各々に対してプリント配線基板設計に使用されるデータ形式の設計用キーワードを対応づけて対応テーブルに格納する動作と
    前記3次元モデルから形状的特徴を抽出するとともに、前記3次元モデルの領域に付加された前記領域特性情報を前記対応テーブルに基づいて前記設計用キーワードに変換し、プリント配線基板設計用の情報を生成する動作と
    前記プリント配線基板設計用の情報をプリント配線基板設計に使用されるデータ形式に変換して出力する動作と、をコンピュータに実行させるためのプリント基板データ生成プログラム。
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