JP5422741B2 - 電力供給システム - Google Patents

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    • H02J3/28Arrangements for balancing of the load in a network by storage of energy
    • H02J3/32Arrangements for balancing of the load in a network by storage of energy using batteries with converting means
    • H02J3/322Arrangements for balancing of the load in a network by storage of energy using batteries with converting means the battery being on-board an electric or hybrid vehicle, e.g. vehicle to grid arrangements [V2G], power aggregation, use of the battery for network load balancing, coordinated or cooperative battery charging

Description

本発明は、車載蓄電池から電力系統に電力を供給し、または前記電力系統から前記車載蓄電池に電力を供給する電力供給システムに関するものである。
近年、ハイブリッドカー(Hybrid Electric Vehicle:HEV)、プラグインハイブリッドカー(Plugin Hybrid Electric Vehicle:PHEV)、電気自動車(Electric Vehicle:EV)などの電気を動力源とする自動車が脚光を浴び、需要が高まっている。これらの自動車が普及すると、これら自動車へ電力を供給する必要性が高まり、電力消費状況が変化するので、電力供給を安定化するための新たな対策が必要になってくる懸念がある。
一方、太陽光発電、風力発電などの、再生可能エネルギーを利用した発電手法が注目を集め、導入事例が徐々に増えつつある。
上記状況に鑑みて、HEV、PHEV、EVなどが搭載している車載蓄電池を利用し、安価な夜間電力や再生可能エネルギー発電による電力を蓄電しておき、昼間の電力消費ピーク時に車載蓄電池から電力系統へ電力を供給するシステムが考案されている。このような仕組みは、V2G(Vehicle to Grid)などと呼ばれる。
下記特許文献1には、V2Gの仕組みを利用して電力供給を平準化する電力供給システムが開示されている。
特開2009−183086号公報
上記特許文献1に記載の技術では、各車載蓄電池が対応することができる電力容量が個々に異なったり、経時変化したりするため、複雑なシステムになりやすい。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で電力供給を平準化することのできる電力供給システムを提供することを目的とする。
本発明に係る電力供給システムでは、車載蓄電池の蓄電容量のうち所定容量を、電力系統との間で送受電するための専用容量として割り当てておき、電力系統との間で送受電するときは専用容量を優先的に用いる。
本発明に係る電力供給システムによれば、車載蓄電池の蓄電容量のうち所定範囲を、電力系統との間の送受電するための専用容量とするので、各車載蓄電池が電力系統に与える影響を、専用容量の範囲内に限定することができる。これにより、個々の車載蓄電池毎のばらつきを所定範囲内に抑えることができるので、車載蓄電池毎に個別の制御対応を実施する必要性も同様に抑えられ、制御を簡易化することができる。
実施の形態1に係る電力供給システム1000の構成図である。 電力供給システム1000の各構成要素間の接続関係を示す詳細図である。 車載蓄電池13の詳細構成を示す図である。 電力消費がピークに達する時間帯における電力供給システム1000の動作を説明する図である。 車載蓄電池13が電力系統グリッド6から電力を受電して電力系統専用容量131に蓄電する際の電力供給システム1000の動作を説明する図である。 実施形態1に係る電力供給システム1000を用いて、電力消費ピークカットと余剰電力の蓄電を実施する様子を示す図である。 2つの電力系統グリッドが存在する場合の動作例を示す図である。 各車両1が保持する連携ログ14の構成とデータ例を示す図である。 電力消費がピークに達する時間帯における電力供給システム1000の動作を説明する図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る電力供給システム1000の構成図である。電力供給システム1000は、車両1、車載蓄電池管理サーバ2、電力系統制御システム3、電力消費体4、太陽光/風力発電システム5、電力系統グリッド6を有する。
各システム等は、送電ネットワークと情報ネットワークによって接続されている。図1の太線は送電ネットワーク、細線は情報ネットワークを示す。送電ネットワークは、主に電力送電とそのための制御命令を送受信するために用いるネットワークである。情報ネットワークは、主に車載蓄電池管理サーバ2が各車載蓄電池を管理するための情報を送受信するネットワークである。詳細は後述する。
各ネットワークの具体的な実装手法は任意でよい。例えば送電ネットワークとして、電力会社が一般的に用いている送電網を用いることができる。電力系統グリッド6そのものを送電ネットワークとして用いてもよい。また情報ネットワークとして、例えばインターネットを用いることができる。
車両1は、車載蓄電池を搭載している。車載蓄電池は電力系統グリッド6に電力を供給し、または電力系統グリッド6から車載蓄電池に電力を供給することができる。車両1の台数は任意でよいが、一般的には多数の車両1が電力系統グリッド6に接続されているものと想定される。
車載蓄電池管理サーバ2は、各車両1の位置を管理する。ここでいう位置とは、電力系統グリッド6のどの部分に車両1が接続されているかを示す、いわば電力系統上の電気的位置である。したがって、必ずしも地理的な位置とは一致しない。また車載蓄電池管理サーバ2は、各車両1の位置に基づき、いずれの車両1の車載蓄電池と電力系統グリッド6が電力を送受電すべきかを、電力系統制御システム3に指示する。詳細は後述する。
電力系統制御システム3は、電力系統グリッド6の送電動作と受電動作を制御する。具体的には、太陽光/風力発電システム5などの発電システムに対して、送電動作と受電動作を指示する。
電力消費体4は、電力系統グリッド6から電力を受け取って消費する。例えば各家庭の電気機器などが電力消費体4に相当する。
太陽光/風力発電システム5は、電力を発電して電力系統グリッド6に送電し、または各車両1が搭載する車載蓄電池が送電する電力を受電する。ここでは発電システムの例として太陽光/風力発電システム5のみを記載したが、その他の発電システム、例えば火力発電システムや原子力発電システムを電力系統グリッド6に接続してもよい。
電力系統グリッド6は、電力会社などが保有する送配電網などの電力ネットワークである。電力を送受電する配線のみならず、関連する制御命令を送受信するネットワークも、電力系統グリッド6に含まれる。
図2は、電力供給システム1000の各構成要素間の接続関係を示す詳細図である。以下、図2に示す各構成要素について説明する。
車両1は、自車情報管理部11、車載蓄電池制御部12、車載蓄電池13を備える。自車情報管理部11は、当該車両1の電力系統グリッド6内における位置を管理する。車載蓄電池制御部12は、車載蓄電池13が電力系統グリッド6に対して送電し、または電力系統グリッド6から受電する動作を制御する。車載蓄電池13は、車載蓄電池制御部12からの指示にしたがって、電力系統グリッド6に対して送電し、または電力系統グリッド6から受電してその電力を蓄電する。
車載蓄電池制御部12は、車載蓄電池13の蓄電容量のうち一部を、電力系統専用容量131として割り当てる。電力系統専用容量131は、電力系統グリッド6に対して送電し、または電力系統グリッド6から受電する際に優先的に用いるための蓄電容量である。
車載蓄電池制御部12は、必ずしも車載蓄電池13を電力系統専用容量131として物理的に区分する必要はなく、車載蓄電池13の蓄電容量のうち一部を仮想的に電力系統専用容量131として取り扱えばよい。
車載蓄電池管理サーバ2は、車両情報管理部21を備える。車両情報管理部21は、各車両1の自車情報管理部11から当該車両1の位置を示す位置情報を受け取って車両1毎に管理する。また、車両情報管理部21は、いずれの車両1が搭載する車載蓄電池13が電力系統グリッド6との間で電力を送受電すべきかを判定し、電力系統制御システム3に通知する。詳細は後述する。
電力系統制御システム3は、電力制御情報管理部31、発電量監視部32、電力消費量監視部33、電力供給制御部34、蓄電制御部35を備える。
電力制御情報管理部31は、いずれの車両1が搭載する車載蓄電池13が電力系統グリッド6との間で電力を送受電すべきかの指示を車両情報管理部21から受け取り、その指示にしたがって電力供給制御部34または蓄電制御部35を制御する。
発電量監視部32は、電力系統グリッド6内の発電量を監視し、電力制御情報管理部31に通知する。電力消費量監視部33は、電力系統グリッド6内の電力消費量を監視し、電力制御情報管理部31に通知する。これらの詳細は後述する。
電力供給制御部34は、車両1が備える車載蓄電池制御部12に対し、電力系統グリッド6へ電力を送電するように指示する。蓄電制御部35は、車両1が備える車載蓄電池制御部12に対し、電力系統グリッド6から電力を受電して蓄電するよう指示する。これらの指示は、送電ネットワークを介して送受信される。
自車情報管理部11、車載蓄電池制御部12、車両情報管理部21、電力制御情報管理部31、発電量監視部32、電力消費量監視部33、電力供給制御部34、蓄電制御部35は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて構成することもできるし、マイコンやCPU(Central Processing Unit)などの演算装置とその動作を規定するソフトウェアを用いて構成することもできる。これらを適宜組み合わせることもできる。また、計測器や通信インターフェースなどの必要な構成を適宜備える。
図3は、車載蓄電池13の詳細構成を示す図である。車載蓄電池制御部12は、電力系統専用容量131を、電力系統グリッド6から電力を受電して蓄電するための受電用容量1311と、電力系統グリッド6に電力を送電するための送電用容量1312に、仮想的に区分けする。必ずしも車載蓄電池13を電力系統専用容量131として物理的に区分する必要はなく、電力系統専用容量131の蓄電容量のうち一部を、仮想的に受電用容量1311および送電用容量1312として取り扱えばよい。
車載蓄電池制御部12は、車載蓄電池13の蓄電容量を仮想的に区分するので、各区分と車載蓄電池13の実際の容量区分は必ずしも一致しなくともよい。例えば、車載蓄電池13が複数のサブ蓄電池によって構成されている場合、必ずしもサブ蓄電池と各区分を実際に1:1に対応させる必要はない。
車載蓄電池制御部12は、例えば、各サブ蓄電池の容量を集約して単一の車載蓄電池13として仮想的に取りまとめ、その一部を電力系統専用容量131として取り扱うことができる。同様に、電力系統専用容量131の一部を受電用容量1311、残りを送電用容量1312として取り扱うことができる。
このように蓄電容量を仮想的に取り扱うことにより、必ずしも電力系統専用容量131を特定のサブ蓄電池に固定的に割り当てる必要がなくなり、電力系統専用容量131をより柔軟に取り扱うことができる。同様の考え方は、記憶装置の記憶容量仮想化などにも見られる。本発明では、記憶容量仮想化と同様の考え方を蓄電池の容量仮想化として応用したということもできる。
車載蓄電池制御部12が車載蓄電池13のうち一部を電力系統専用容量131として取り扱い、さらに受電用容量1311と送電用容量1312に区分するための具体的な手法として、例えば以下のような手法例が考えられる。
(電力系統専用容量131を割り当てる手法)
車載蓄電池制御部12は、車載蓄電池13が充電している電力を、電力系統専用容量131とその他の容量の間で均等に割り当てる。例えば、車載蓄電池13の全容量が100であると仮定し、そのうち20を電力系統専用容量131として取り扱うものとする。車載蓄電池13を通常充電することにより、蓄電電力が全容量の40%に達しているとき、電力系統専用容量131も40%蓄電されているものとして取り扱う。この場合、電力系統専用容量131に蓄電されている電力は、20×40%=8となる。
(受電用容量1311と送電用容量1312を区分する手法)
車載蓄電池制御部12は、例えば電力系統専用容量131のうち半分を受電用容量1311、残り半分を送電用容量1312として取り扱う。上記例の場合、受電用容量1311、送電用容量1312ともに容量は10となる。
以上、電力供給システム1000の各構成要素について説明した。次に、電力供給システム1000の動作について説明する。
図4は、電力消費がピークに達する時間帯における電力供給システム1000の動作を説明する図である。以下、図4の各ステップについて説明する。
(図4:ステップS410)
車両1の自車情報管理部11は、自車が電力系統グリッド6と連携可能であるか否かを判定する。具体的には、車載蓄電池13内に電力系統専用容量131が設けられているか否かを、車載蓄電池制御部12に照会すればよい。自車情報管理部11は、自車が電力系統グリッド6と連携可能である場合は、自車の位置を示す位置情報を車載蓄電池管理サーバ2に送信する。
(図4:ステップS420)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、車両1の自車情報管理部11から当該車両の位置情報を受け取り、HDD(Hard Disk Drive)などの適当な記憶装置に記録する。車両情報管理部21は、各車両の位置情報を同様に収集し、記録しておく。
(図4:ステップS430)
電力系統制御システム3の電力消費量監視部33は、電力系統グリッド6内の電力消費量を監視する。電力消費量監視部33は、その監視結果に基づき、電力消費ピークカットが必要であるか否か、およびカットすべき電力量を判断し、電力制御情報管理部31に通知する。
(図4:ステップS430:補足)
ここでいう電力消費ピークカットとは、電力系統グリッド6内の電力消費がピークに達する時間帯に合わせて、不足気味の電力量を補うことをいう。具体的には、各車両1の車載蓄電池13が蓄電している電力を電力系統グリッド6に送電することをいう。
(図4:ステップS440)
電力制御情報管理部31は、電力消費量監視部33から受け取った情報を、車載蓄電池管理サーバ2に送信する。
(図4:ステップS450)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、いずれの車両1が電力消費ピークカットに対応すべきかを判断し、電力系統制御システム3にその旨を指示する。この指示は電力制御に関するものであるため、車載蓄電池管理サーバ2から各車両1に対して直接指示するのではなく、電力系統制御システム3を介して送電ネットワーク経由で指示する。いずれの車両1が対応すべきかの判断基準として、例えば以下のような基準を用いることができる。
(図4:ステップS450:判断基準例その1)
電力消費ピークカットに対応する車両1は、電力系統グリッド6に接続されている必要がある。車両1が電力系統グリッド6に接続されているか否かは、ステップS410で収集した各車両の位置情報に基づき判断することができる。
(図4:ステップS450:判断基準例その2)
電力消費ピークカットに対応する車両1は、車載蓄電池13内に電力系統専用容量131が設けられている必要がある。ステップS410において、電力系統グリッド6と連携可能である車両1のみが車載蓄電池管理サーバ2に位置情報を送信するようにしておけば本条件は自動的に満たされる。
(図4:ステップS450:判断基準例その3)
電力消費ピークカットに対応する車両1は、電力の配分が不足気味になっている電力消費体4の近くに位置していることが望ましい。ここでいう位置とは、電力系統グリッド6の配下における電気的な位置のことであり、必ずしも地理的な位置とは一致しない。各車両1の位置は、ステップS410で収集した各車両の位置情報に基づき把握することができる。
(図4:ステップS450:補足)
不足気味である電力量は、必ずしも1台の車両1のみで補うことができるとは限らないので、本ステップにおける対象車両は複数台であってもよい。
(図4:ステップS460)
電力系統制御システム3の電力制御情報管理部31は、車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21からステップS450の指示を受け取る。電力制御情報管理部31は、その指示をさらに電力供給制御部34へ通知する。
(図4:ステップS470)
電力供給制御部34は、ステップS460で電力制御情報管理部31から受け取った指示に基づき、該当する車両1へ、蓄電している電力を電力系統グリッド6に送電するよう指示する。
(図4:ステップS480)
車両1の車載蓄電池制御部12は、適当なインターフェースなどを介して、ステップS470で電力供給制御部34が送信した指示を受け取る。車載蓄電池制御部12は、その指示にしたがって、車載蓄電池13の電力系統専用容量131に蓄電されている電力を電力系統グリッド6に送電する。
図5は、車載蓄電池13が電力系統グリッド6から電力を受電して電力系統専用容量131に蓄電する際の電力供給システム1000の動作を説明する図である。以下、図5の各ステップについて説明する。
(図5:ステップS510〜S520)
これらのステップは、図4のステップS410〜S420と同様である。
(図5:ステップS530)
電力系統制御システム3の発電量監視部32は、電力系統グリッド6内の発電量を監視する。発電量監視部32は、その監視結果に基づき、蓄電が必要な状態であるか否か、および蓄電すべき総電力量を判断し、電力制御情報管理部31に通知する。
(図5:ステップS530:補足)
蓄電が必要な状態とは、電力系統グリッド6内のその時点における電力需要に対して、発電量が余剰である状態をいう。電力系統グリッド6内では、発電量と電力消費量が均衡する必要があるため、余剰電力が生じた場合、発電量を抑えて発電量と電力消費量を均衡させるか、または余剰電力を一時的に蓄電しておくなどして余剰分を電力系統グリッド6から排出する必要がある。ここでは、各車両1が備えている車載蓄電池13が、蓄電設備としての役割を果たす。
(図5:ステップS540)
電力制御情報管理部31は、発電量監視部32から受け取った情報を、車載蓄電池管理サーバ2に送信する。
(図5:ステップS550)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、いずれの車両1が蓄電すべきかを判断し、電力系統制御システム3にその旨を指示する。この指示は電力制御に関するものであるため、車載蓄電池管理サーバ2から各車両1に対して直接指示するのではなく、図4のステップS450と同様に電力系統制御システム3を介して送電ネットワーク経由で指示する。
(図5:ステップS550:補足)
余剰な発電量は、必ずしも1台の車両1のみで蓄電ことができるとは限らないので、本ステップにおける対象車両は複数台であってもよい。
(図5:ステップS560)
電力系統制御システム3の電力制御情報管理部31は、車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21からステップS550の指示を受け取る。電力制御情報管理部31は、その指示をさらに蓄電制御部35へ通知する。
(図5:ステップS570)
蓄電制御部35は、ステップS560で電力制御情報管理部31から受け取った指示に基づき、該当する車両1へ、電力系統グリッド6から電力を受電して蓄電するよう指示する。
(図5:ステップS580)
車両1の車載蓄電池制御部12は、適当なインターフェースなどを介して、ステップS570で蓄電制御部35が送信した指示を受け取る。車載蓄電池制御部12は、その指示にしたがって、電力系統グリッド6から電力を受電して車載蓄電池13の電力系統専用容量131に蓄電する。
<実施の形態1:まとめ>
以上のように、本実施形態1に係る電力供給システム1000において、車載蓄電池制御部13は、車載蓄電池13の蓄電容量のうち一部を、電力系統グリッド6との間で送受電する専用容量である電力系統専用容量131として割り当てる。これにより、各車載蓄電池13が電力系統グリッド6に送電する電力量、または電力系統グリッド6が各車載蓄電池13に送電する電力量を、電力系統専用容量131の範囲内に限定することができる。したがって、個々の車載蓄電池13毎のばらつきを電力系統専用容量131の範囲内に抑えることができるので、車載蓄電池13毎に個別の制御対応を実施する必要性がなくなり、制御を簡易化することができる。各車両1の電力系統専用容量131の容量が同一であれば、制御を簡易化する観点ではより好ましい。
また、本実施形態1に係る電力供給システム1000において、車載蓄電池制御部13は、電力系統専用容量131を仮想的な蓄電容量として取り扱う。これにより、車載蓄電池13がどのような物理的構成を有しているとしても、電力系統専用容量131自体は常に同じように取り扱うことができる。
例えば、車載蓄電池13が2つのサブ蓄電池によって構成されており、そのうち1つを電力系統専用容量131として割り当てることを想定する。この場合、電力系統専用容量131として割り当てたサブ蓄電池に充電されている電力が先に枯渇してしまうと、もう1つの蓄電池に電力が残存していたとしても、それ以上電力系統グリッド6に送電することができなくなる。この点、本実施形態1のように電力系統専用容量131を仮想的に割り当てた場合は、各蓄電池の総合体として電力系統専用容量131を提供することができれば足りるので、蓄電池本体の物理的な区分に制約を受けず、電力系統グリッド6との間の送受電を柔軟に処理することができる。
また、本実施形態1に係る電力供給システム1000において、車載蓄電池制御部13は、車載蓄電池13が電力系統グリッド6との間で送受電するときには、電力系統専用容量131を他の容量に優先して取り扱うことができる。例えば、車載蓄電池13を通常充電するときは電力系統専用容量131と残りの容量を均等に充電し、電力系統グリッド6から余剰電力を受電して蓄電するときは電力系統専用容量131を優先的に充電することができる。車載蓄電池13から電力系統グリッド6に送電するときも同様に、電力系統専用容量131が蓄電している電力を優先的に取り出すことができる。このように電力系統専用容量131を優先的に取り扱うことにより、電力系統専用容量131を最初に使い切ることになるので、電力系統専用容量131と残りの容量の間の切り分けが容易になり、制御を簡易化することができる。
なお、本実施形態1において、車載蓄電池管理サーバ2と電力系統制御システム3は別個の構成要素として説明したが、これらを一体化することもできる。以下の実施形態でも同様である。
また、本実施形態1において、自車情報管理部11および車載蓄電池管理サーバ2は、各車両1を特定して位置情報を管理することとしたが、その意図するところは車載蓄電池13を特定し管理することである。そこで、より直接的に、個々の車載蓄電池13を特定して位置を管理するようにしてもよい。以下の実施形態でも同様である。
また、本実施形態1において、車載蓄電池管理部12は各車両1毎に設けられていることとしたが、これに代えて車載蓄電池管理サーバ2または電力系統制御システム3が車載蓄電池管理部12を備え、各車両1の車載蓄電池13の動作を遠隔制御するようにしてもよい。以下の実施形態でも同様である。
<実施の形態2>
本発明の実施形態2では、電力系統専用容量131の受電用容量1311と送電用容量1312を必要に応じて入れ替える動作例を説明する。電力供給システム1000の構成は実施形態1と同様である。
図6は、実施形態1に係る電力供給システム1000を用いて、電力消費ピークカットと余剰電力の蓄電を実施する様子を示す図である。経験則として、1日のうち電力消費がピークに達するのは、概ね正午前後の時間帯であることが分かっている。
電力系統制御システム3は、発電量がこの時間帯にピークになるように各発電システムを制御するが、発電量のピークと電力消費のピークを完全に一致させることは難しい。そこで実施形態1に係る電力供給システム1000を用いて、一致していない部分を吸収することを図る。
図6の「1日目」に示すグラフにおいて、電力消費ピークよりも前に発電量がピークに到達している。電力系統グリッド6内において、発電量と電力消費量は一致しなければならないので、このとき余剰電力が生じる。そこで電力供給システム1000は、実施形態1の図5で説明した動作を実施し、余剰電力を蓄電用容量1311に蓄電する。
1日目の正午をやや過ぎた時間帯において、電力消費量がピークに達する。このとき発電量のピークは過ぎているので、発電量が不足する。そこで電力供給システム1000は、実施形態1の図4で説明した動作を実施し、送電用容量1312から電力系統グリッド6へ送電し、不足している電力を補う。
以上の動作により、蓄電用容量1311に電力が蓄電され、送電用容量1312に蓄電されていた電力はなくなるので、受電用容量1311の蓄電量と送電用容量1312の蓄電量はそれ以前の反対になる。そこで車載蓄電池制御部13は、2日目において、受電用容量1311と送電用容量1312を入れ替える。以下同様に、車載蓄電池制御部13は、受電用容量1311と送電用容量1312を使い切る毎に両者の役割を入れ替える。受電用容量1311と送電用容量1312が仮想的に割り当てられているため、このような役割変更を容易に実施することができる。
この点、受電用容量1311と送電用容量1312が特定のサブ蓄電池に固定的に割り当てられていると、上述のような任意の入れ替えができないので、通常の充放電による以外に蓄電と送電をする手段がなく、柔軟な運用をすることが難しくなる。実施形態1〜2で説明した手法によれば、受電用容量1311と送電用容量1312を必要に応じて入れ替えることにより、特定の蓄電池に制約されることなく、電力の過不足に柔軟に対応することができる。
<実施の形態2:まとめ>
以上のように、本実施形態2に係る電力供給システム1000によれば、車載蓄電池制御部13は、受電用容量1311と送電用容量1312を必要に応じて入れ替える。具体的には、受電用容量1311を使い切ると、以後は受電用容量1311の役割を送電用容量1312に切り替える。同様に、送電用容量1312を使い切ると、以後は送電用容量1312の役割を受電用容量1311に切り替える。これにより、車載蓄電池13の物理的な蓄電容量による制約を緩和し、電力の過不足に柔軟に対応することができる。
なお、本実施形態2において、受電用容量1311と送電用容量1312を所定期間毎に入れ替えることもできる。例えば図6に示した例では、24時間毎に受電用容量1311と送電用容量1312を入れ替えるとよい。入れ替える期間を適切に設定することにより、上記例と同様の効果を発揮することができる。
<実施の形態3>
実施の形態1〜2において、電力系統専用容量131、および受電用容量1311と送電用容量1312は、車両1の外部から書き換えることができるように構成してもよい。例えば、車載蓄電池管理サーバ2から車載蓄電池制御部12に対し、電力系統専用容量131の容量、および受電用容量1311と送電用容量1312の容量、あるいは各容量の全容量に対する割合などを指定し、車載蓄電池制御部12は以後その指定を反映するようにすればよい。本発明では、電力系統専用容量131、受電用容量1311、送電用容量1312を仮想的に割り当てているため、このような動的な容量変更にも容易に対応することができる。
なお、制御を簡易化するためには、各車両1の電力系統専用容量131、受電用容量1311、送電用容量1312それぞれの値は、少なくともある時点において同一であることが望ましい。これらの値が各車両1について同一であれば、電力量の過不足に対応すべき車両1の台数のみ定めれば済むので、車載蓄電池管理サーバ2は個々の車両1毎の差異を判別する必要がなくなり、制御演算を簡易化することができる。
また、各車両1の電力系統専用容量131、受電用容量1311、送電用容量1312それぞれの値そのものを同一とすることに代えて、全容量に対して上記各容量が占める割合を各車両1について同一にしてもよい。この場合も同様に、車載蓄電池管理サーバ2の制御演算を簡易化することができる。
<実施の形態4>
本発明の実施形態4では、電力系統グリッド6が2以上存在する場合の動作例を説明する。その他の構成要素は実施形態1〜3と同様である。車載蓄電池管理サーバ2と電力系統制御システム3は、各グリッドについて共通である。
図7は、2つの電力系統グリッドが存在する場合の動作例を示す図である。図7の上図において、グリッド1の配下には6台の車両1が存在し、グリッド2の配下には3台の車両1が存在する。
各電力系統グリッドの電力消費量や発電量は、それぞれ異なる場合がある。そのため、管理上は各電力系統グリッドを個別に識別することが望ましい。また、各車両1は常に同一の電力系統グリッドの配下に存在しているわけではなく、他の電力系統グリッドに移動する場合もある。この観点では、各車両1と各電力系統グリッドの連携関係を管理することが望ましい。
そこで本実施形態4では、各車両1が電力系統グリッドに対して送電し、または各車両1が電力系統グリッドから受電する毎に、その動作ログを記録しておき、車載蓄電池管理サーバ2がその動作ログを集中管理する。
図8は、各車両1が保持する連携ログ14の構成とデータ例を示す図である。車載蓄電池制御部12は、車載蓄電池13が電力系統グリッドに対して送電し、または車載蓄電池13が電力系統グリッドから受電する毎に、連携ログ14にその動作内容を記録する。連携ログ14の保存場所としては、フラッシュメモリやHDDなどの適当な不揮発性記憶装置を用いればよい。
連携ログ14は、車両ID列141、電力系統連携日時列142、蓄電/送電列143、電力系統グリッドID列144、車両位置列145を有する。
車両ID列141は、各車両1の識別子を保持する。
電力系統連携日時列142は、車載蓄電池13が電力系統グリッドに対して送電し、または車載蓄電池13が電力系統グリッドから受電した日時を保持する。
蓄電/送電列143の値は、電力系統連携日時列142が示す日時において、当該車両1が電力系統グリッドに送電したのか、それとも各車両1が電力系統グリッドから受電したのかを示す。
電力系統グリッドID列144は、複数存在する個々の電力系統グリッドを識別する識別子を保持する。
車両位置列145は、電力系統連携日時列142が示す日時における、当該車両1の位置を保持する。車両位置列145の値は、必ずしも地理的な位置でなくともよいが、管理上便宜である場合は、例えば緯度経度などの処理し易いデータ形式を採用してもよい。
図9は、電力消費がピークに達する時間帯における電力供給システム1000の動作を説明する図である。ステップS410〜S480は図4と同様であるため、以下では追加したステップのみ説明する。
(図9:ステップS491)
車両1の車載蓄電池制御部12は、ステップS480の動作を連携ログ14に記録し、車載蓄電池管理サーバ2に送信する。
(図9:ステップS492)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、車載蓄電池制御部12から連携ログ14を受け取り、HDDなどの適当な記憶装置に格納する。
<実施の形態4:まとめ>
以上、本実施形態4では、車載蓄電池13が電力系統グリッドに対して送電し、または車載蓄電池13が電力系統グリッドから受電した動作を、連携ログ14として記録する例を説明した。本実施形態4によれば、複数の電力系統グリッドが存在する環境下において各車両1と各電力系統グリッドの連携履歴を管理することができる。
<実施の形態5>
実施の形態4において、車載蓄電池管理サーバ2は、各車両1から収集した連携ログ14の記述に基づき、いずれの車両1が電力系統グリッドに送電するか、およびいずれの車両1が電力系統グリッドから受電するかを、各車両1に対して均等に割り当てることができる。以下、その具体例を説明する。
(実施の形態5:電力系統連携日時列142を用いる場合)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、電力系統連携日時列142の値に基づき、電力系統グリッドと連携すべき車両1を各車両1について均等に割り当てる。例えば、電力系統グリッドに対して送電した車両1については、所定期間が経過するまでは送電すべき車両として選択しないことにする。受電についても同様である。あるいは、電力系統グリッドと連携する月毎の回数が、各車両1について均等になるようにする、などの手法も考えられる。
(実施の形態5:蓄電/送電列143を用いる場合)
車載蓄電池管理サーバ2の車両情報管理部21は、蓄電/送電列143の値に基づき、電力系統グリッドと連携すべき車両1を各車両1について均等に割り当てる。例えば、最後に電力系統グリッドと連携した動作が「送電」である車両1については、次回の動作は「蓄電」を優先的に割り当てる。同様に、最後に電力系統グリッドと連携した動作が「蓄電」である車両1については、次回の動作は「送電」を優先的に割り当てる。
<実施の形態5:まとめ>
以上のように、本実施形態5に係る電力供給システム1000において、車両情報管理部21は、連携ログ14の電力系統連携日時列142に基づき、電力系統に対して送電する日時と電力系統から受電する日時が、各車両1または各車載蓄電池13について均等になるように割り当てる。これにより、車両1毎の送受電負担を均一化することができる。
また、本実施形態5に係る電力供給システム1000において、車両情報管理部21は、連携ログ14の蓄電/送電列143に基づき、各車両1が最後の電力系統グリッドと連携した動作が送電/受電のいずれであるかを把握する。車両情報管理部21は、最後に送電した車両1については受電動作を優先的に割り当て、最後に受電した車両1については送電動作を優先的に割り当てる。これにより、車両1毎の送受電負担を均一化することができる。
1:車両、11:自車情報管理部、12:車載蓄電池制御部、13:車載蓄電池、131:電力系統専用容量、1311:受電用容量、1312:送電用容量、141:車両ID列、142:電力系統連携日時列、143:蓄電/送電列、144:電力系統グリッドID列、145:車両位置列、2:車載蓄電池管理サーバ、21:車両情報管理部、3:電力系統制御システム、31:電力制御情報管理部、32:発電量監視部、33:電力消費量監視部、34:電力供給制御部、35:蓄電制御部、4:電力消費体、5:太陽光/風力発電システム、6:電力系統グリッド、1000:電力供給システム。

Claims (4)

  1. 車載蓄電池から電力系統に電力を供給し、または前記電力系統から前記車載蓄電池に電力を供給する電力供給システムであって、
    前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電する処理、および前記車載蓄電池が前記電力系統から受電して蓄電する処理を制御する車載蓄電池制御部と、
    前記車載蓄電池を特定し、いずれの前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電すべきか、およびいずれの前記車載蓄電池が前記電力系統から余剰電力を受電して蓄電すべきかを管理する車載蓄電池管理装置と、
    前記電力系統の送電動作および受電動作を制御する電力系統制御システムと、
    を有し、
    前記車載蓄電池制御部は、
    前記車載蓄電池の蓄電容量のうち所定容量を、前記電力系統との間で送電または受電するための専用容量として仮想的に割り当て、
    前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電するときは前記専用容量から電力を優先的に取り出し、前記車載蓄電池が前記電力系統から余剰電力を受電するときは前記専用容量に電力を優先的に蓄電し、
    前記専用容量を、前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電するときに用いる送電用容量と、前記車載蓄電池が前記電力系統から受電するときに用いる受電用容量とに仮想的に区分し、
    前記送電用容量に蓄電されている電力を使い切ると当該送電用容量を前記受電用容量に切り替えて使用し、
    前記受電用容量が蓄電することができる容量を使い切ると当該受電用容量を前記送電用容量に切り替えて使用する
    ことを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記車載蓄電池管理装置は、
    複数の前記車載蓄電池それぞれに対して、前記電力系統に対して送電する動作、および前記電力系統から受電する動作を均等に割り当てる
    ことを特徴とする請求項1記載の電力供給システム。
  3. 前記車載蓄電池制御部は、
    前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電する動作を実行した日時のログ、および前記車載蓄電池が前記電力系統から受電する動作を実行した日時のログを前記車載蓄電池管理装置に対して送信し、
    前記車載蓄電池管理装置は、
    前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電した日時、および前記車載蓄電池が前記電力系統から受電した日時を、前記ログに基づいて把握し、
    前記電力系統に対して送電する日時と前記電力系統から受電する日時が各前記車載蓄電池について均等になるように、前記電力系統に対して送電する動作、および前記電力系統から受電する動作を割り当てる
    ことを特徴とする請求項記載の電力供給システム。
  4. 前記車載蓄電池制御部は、
    前記車載蓄電池が前記電力系統に対して送電する動作、および前記車載蓄電池が前記電力系統から受電する動作のいずれを実行したかを示すログを前記車載蓄電池管理装置に対して送信し、
    前記車載蓄電池管理装置は、
    前記車載蓄電池が前記電力系統との間で最後に実施した動作が、前記電力系統に対して送電する動作、および前記電力系統から受電する動作のいずれであるかを、前記ログに基づいて把握し、
    前記車載蓄電池が前記電力系統との間で最後に実施した動作が、前記電力系統に対して送電する動作である場合は、当該車載蓄電池の次回動作として前記電力系統から受電する動作を優先的に割り当て、
    前記車載蓄電池が前記電力系統との間で最後に実施した動作が、前記電力系統から受電する動作である場合は、当該車載蓄電池の次回動作として前記電力系統に対して送電する動作を優先的に割り当てる
    ことを特徴とする請求項記載の電力供給システム。
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